JP7270536B2 - 暖房装置操作システム - Google Patents

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本発明は、無線通信可能に接続設定された暖房装置と携帯通信端末とを備え、暖房装置は、使用者による直接的な操作による運転操作部と、暖房対象を加熱する加熱手段と、携帯通信端末との無線通信が可能な装置側通信手段と、暖房装置の作動を制御する装置側制御手段と、各種情報を表示する装置側表示手段とを備え、携帯通信端末は、無線通信が可能な端末側通信手段と、携帯通信端末の作動を制御する端末側制御手段と、使用者による直接的な操作により各種の入力情報を入力可能な情報入力手段とを備えた暖房装置操作システムに関する。
かかる暖房装置操作システムは、携帯通信端末を用いて、暖房装置の無線遠隔操作が可能なように構成したものであり、暖房装置を無線遠隔操作するための専用のリモートコントローラを用いることなく、携帯電話機やスマートフォン等の携帯通信端末を用いて暖房装置を無線遠隔操作できるので便利である。
ところで、このような暖房装置操作システムでは、暖房装置が意図することなく不用意に運転開始されるのを低減することが望まれる。
例えば、人やペットが携帯通信端末を踏んだり、人が携帯通信端末を誤操作したりすることにより、暖房装置に対して運転開始の指令が意図することなく指令されると、暖房装置が不用意に運転開始されることになる。
そこで、従来、このような暖房装置操作システムにおいて、携帯通信端末によって暖房装置が不用意に運転開始されるのを低減するために、暖房装置の運転開始を指令する操作を行う際に、パスワードの入力を必要とする構成や、複数のスイッチを同時に押下したり、特定の順序で押下することにより、暖房装置の運転開始の指令が可能となる構成としていた(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006-319654号公報
ところで、近年では、暖房装置と携帯通信端末とを無線通信可能に接続する無線通信システムとして、ブルートゥース(Bluetooth(登録商標))やWi-Fi等を用いることが普及してきている。
このようなブルートゥースやWi-Fiは、通信用の電波が届く範囲が広いので、暖房装置から比較的離れた箇所、例えば、暖房装置が設置されている部屋とは異なる部屋や、暖房装置が設置されている階とは異なる階からでも、携帯通信端末によって暖房装置の運転を無線で遠隔操作可能となるので、一層便利なものとなる。
一方、運転停止中の暖房装置に衣類やタオルが掛けられていたり、運転停止中の暖房装置の近傍に、衣類や書籍等がおかれていたりする虞があるが、このような周囲状況(以下、運転開始不適切周囲状況と称する場合がある)で、暖房装置の運転が開始されるのを防止する必要がある。
しかしながら、従来の暖房装置操作システムでは、パスワードを入力すると、あるいは、複数のスイッチを同時に押下したり、特定の順序で押下することにより、暖房装置の運転開始指令が可能であるので、暖房装置が設置されている部屋とは異なる部屋や、暖房装置が設置されている階とは異なる階等、暖房装置を視認できない場所からでも、暖房装置の運転開始を指令することが可能となる。
従って、運転開始不適切周囲状況で、暖房装置の運転が開始される可能性を十分に排除することができないので、暖房装置の運転を開始する際の安全性を十分に担保する上で、改善の余地があった。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、安全性を十分に担保して暖房装置の運転を開始し得る暖房装置操作システムを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る暖房装置操作システムは、無線通信可能に接続設定された暖房装置と携帯通信端末とを備え、
前記暖房装置は、使用者による直接的な操作による運転操作部と、暖房対象を加熱する加熱手段と、前記携帯通信端末との無線通信が可能な装置側通信手段と、前記暖房装置の作動を制御する装置側制御手段と、各種情報を表示する装置側表示手段とを備え、
前記携帯通信端末は、無線通信が可能な端末側通信手段と、前記携帯通信端末の作動を制御する端末側制御手段と、使用者による直接的な操作により各種の入力情報を入力可能な情報入力手段とを備えた暖房装置操作システムであって、その特徴構成は、
前記端末側制御手段は、前記暖房装置の運転を開始するための運転開始信号を前記端末側通信手段から前記装置側通信手段に送信させるように構成され、
前記装置側制御手段は、前記装置側通信手段が前記端末側通信手段から送信された運転開始信号を受信すると、前記暖房装置が停止中のときは、確認用情報を前記装置側表示手段に表示させるように構成され、
前記端末側制御手段は、前記情報入力手段に入力された入力情報を前記端末側通信手段から前記装置側通信手段に送信させるように構成され、
前記装置側制御手段は、前記端末側通信手段から送信されて前記装置側通信手段が受信した前記入力情報が、前記装置側表示手段に表示した確認用情報と一致すると、前記暖房装置を運転させる運転開始制御を実行するように構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、使用者が携帯通信端末に所定の操作をすることによって、暖房装置の運転を開始するための運転開始信号を端末側通信手段から装置側通信手段に送信させることが可能となる。
そして、装置側制御手段は、装置側通信手段が端末側通信手段から送信された運転開始信号を受信すると、暖房装置が停止中のときは、確認用情報を装置側表示手段に表示させる。
使用者が、携帯通信端末の情報入力手段に所定の入力情報を入力すると、端末側制御手段は、情報入力手段に入力された入力情報を端末側通信手段から装置側通信手段に送信させる。
そして、装置側制御手段は、装置側通信手段が受信した入力情報が、装置側表示手段に表示した確認用情報と一致すると、暖房装置を運転させる運転開始制御を実行する。
つまり、携帯通信端末によって暖房装置の運転を無線遠隔操作して、暖房装置の運転を開始させるには、使用者は、装置側表示手段に表示された確認用情報と同一の入力情報を、携帯通信端末の情報入力手段により入力する必要がある。そのためには、使用者は、実際に暖房装置に近づいて、装置側表示手段に表示されている確認用情報を視認する必要がある。
そして、使用者は、装置側表示手段に表示された確認用情報を視認する際に、実際に暖房装置の周囲の状況を確認することができるので、暖房装置の周囲状況が運転開始不適切周囲状況であれば、そのような運転開始不適切周囲状況を解消することができる。
つまり、携帯通信端末による無線遠隔操作により、暖房装置の運転を開始する際に、安全性を十分に担保することができるのである。
従って、安全性を十分に担保して暖房装置の運転を開始し得る暖房装置操作システムを提供することができる。
本発明に係る暖房装置操作システムの更なる特徴構成は、前記携帯通信端末は、前記暖房装置を無線遠隔操作するためのアプリケーションプログラムを、外部ネットワークを介して外部サーバからダウンロード可能に構成され、
前記端末側制御手段は、前記アプリケーションプログラムが起動されたことに基づいて、前記運転開始信号を前記端末側通信手段から前記装置側通信手段に送信させる点にある。
上記特徴構成によれば、使用者は、暖房装置を無線遠隔操作するためのアプリケーションプログラムを、外部ネットワークを介して外部サーバから携帯通信端末にダウンロードすることができる。
そして、使用者が携帯通信端末のアプリケーションプログラムを起動すると、その起動に基づいて、端末側制御手段は、運転開始信号を端末側通信手段から装置側通信手段に送信させる。
つまり、単にアプリケーションプログラムを起動するだけの操作で、運転開始信号を端末側通信手段から装置側通信手段に送信させることができるのである。
従って、携帯通信端末による無線遠隔操作により、暖房装置の運転を開始させるに当たって、簡便性を一層向上することができる。
本発明に係る暖房装置操作システムの更なる特徴構成は、前記装置側制御手段は、前記装置側通信手段が受信した前記入力情報と、前記装置側表示手段に表示した確認用情報とが一致するか否かを判断する確認用情報整合処理を繰り返し実行可能で、前記確認用情報整合処理において前記入力情報と前記確認用情報とが一致しないときは、不一致信号を前記装置側通信手段から前記端末側通信手段に送信させるように構成され、
前記端末側制御手段は、前記端末側通信手段が前記不一致信号を受信する度に、前記情報入力手段への入力情報の再入力を、前記運転開始信号を前記端末側通信手段から前記装置側通信手段に送信させた後、設定時間内において、当該再入力の累計回数が設定回数以内である条件で許可するように構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、使用者が携帯通信端末の情報入力手段に入力した入力情報が装置側表示手段に表示された確認用情報と異なっていても、使用者が携帯通信端末に所定の操作をすることにより、運転開始信号が端末側通信手段から装置側通信手段に送信された後、設定時間内において、累計回数が設定回数以内である条件(以下、再入力許容条件と称する場合がある)を満たせば、使用者は、情報入力手段に入力情報を再入力することができる。
つまり、使用者が、暖房装置の運転を開始させるべく、実際に暖房装置に近づいて、装置側表示手段に表示された確認用情報を視認していて、その確認用情報と同一の入力情報を携帯通信端末の情報入力手段に入力する際に、操作を誤って、装置側表示手段に表示された確認用情報とは異なる入力情報を情報入力手段に入力したとしても、再入力許容条件を満たす状態で、装置側表示手段に表示された確認用情報と同一の入力情報を携帯通信端末の情報入力手段に再入力できれば、暖房装置の運転を開始させることができるのである。
一方、再入力許容条件を満たす状態で、装置側表示手段に表示された確認用情報と同一の入力情報を携帯通信端末の情報入力手段に再入力できなければ、暖房装置の運転を開始させることができない。つまり、暖房装置を視認できない場所で、装置側表示手段に表示された確認用情報を確認することなく、携帯通信端末の情報入力手段にでたらめに入力情報を繰り返し入力するうちに、入力された入力情報が偶然に装置側表示手段に表示された確認用情報と一致して、暖房装置の運転が開始されるといった不都合を防止することができる。
要するに、使用者が、暖房装置の周囲の状況が安全であることを確認していても、情報入力手段への入力情報の入力ミスで、暖房装置の運転を開始させることができないといった不便、並びに、暖房装置を視認できない場所から、暖房装置の周囲の状況を確認することなく、暖房装置の運転を開始させることができるといった不都合を解消することができる。
従って、携帯通信端末による無線遠隔操作により、暖房装置の運転を開始させるに当たって、簡便性を向上しながら、安全性を一層担保することができる。
本発明に係る暖房装置操作システムの更なる特徴構成は、前記情報入力手段は、端末側画像表示手段により画像が表示される表示面を備えて、前記表示面への使用者によるタッチ操作により前記入力情報を入力可能なタッチパネル式情報入力部であり、
前記端末側制御手段は、前記暖房装置の運転を開始するための運転開始信号を前記端末側通信手段から前記装置側通信手段に送信させた後、前記端末側画像表示手段の表示面に、前記確認用情報に対応する前記入力情報を入力可能な画面を表示させる点にある。
上記特徴構成によれば、情報入力手段は、表示面へのタッチ操作により入力情報を入力可能なタッチパネル式情報入力部であり、使用者が携帯通信端末に所定の操作をすることによって、暖房装置の運転を開始するための運転開始信号が端末側通信手段から装置側通信手段に送信されると、表示面の画面が、確認用情報に対応する入力情報を入力可能な画面となる。
つまり、使用者が暖房装置の運転を開始させるべく、携帯通信端末を操作すると、タッチパネル式情報入力部が確認用情報に対応する入力情報を入力可能になっているので、確認用情報に対応する入力情報を容易に入力することができる。
従って、携帯通信端末による無線遠隔操作により、暖房装置の運転を開始させるに当たって、簡便性を一層向上することができる。
本発明に係る暖房装置操作システムの更なる特徴構成は、前記装置側制御手段は、前記装置側通信手段が前記端末側通信手段から送信された運転開始信号を受信したときに、前記暖房装置が運転中のときは、前記暖房装置が運転中であることを示す運転中信号を前記装置側通信手段から前記端末側通信手段に送信するように構成され、
前記情報入力手段は、端末側画像表示手段により画像が表示される表示面を備えて、前記表示面への使用者によるタッチ操作により前記入力情報を入力可能なタッチパネル式情報入力部であり、
前記端末側制御手段は、前記端末側通信手段が前記運転中信号を受信すると、前記端末側画像表示手段の表示面に、前記暖房装置の運転を開始するための運転開始操作以外の操作を指令するための情報を含む個別操作情報を入力可能な画面を表示させ、並びに、前記タッチパネル式情報入力部により入力された個別操作情報を前記端末側通信手段から前記装置側通信手段に送信するように構成されている点にある。
上記特徴構成によれば、情報入力手段は、表示面へのタッチ操作により入力情報を入力可能なタッチパネル式情報入力部である。そして、使用者が携帯通信端末に所定の操作をすることによって、暖房装置の運転を開始するための運転開始信号が端末側通信手段から装置側通信手段に送信されたときに、暖房装置が運転中であれば、表示面の画面が、運転開始操作以外の操作を指令するための情報を含む個別操作情報を入力可能な画面となり、タッチパネル式情報入力部により入力された個別操作情報が端末側通信手段から装置側通信手段に送信される。
つまり、携帯通信端末によって暖房装置を無線遠隔操作すべく、使用者が携帯通信端末を操作したときに、暖房装置が運転中であれば、自動的に、表示面の画面が個別操作情報を入力可能な画面となって、タッチパネル式情報入力部により、運転開始操作以外の操作、例えば、おはようタイマーやおやすみタイマーを設定する操作、あるいは、暖房装置を停止させる操作等が可能となる。
従って、暖房装置が運転中のときは、携帯通信端末によって、暖房装置の運転開始操作以外の操作を容易に行うことができるので、暖房装置操作システムの簡便性を向上することができる。
暖房装置操作システムの概念図である。 暖房装置操作システムの制御構成を示すブロック図である。 ガスファンヒータの概略内部構成を示す正面図である。 ガスファンヒータの概略内部構成を示す縦断右側面図である。 ガスファンヒータの運転操作部を示す平面図である。 ガスファンヒータの制御動作のフローチャートを示す図である。 スマートフォンの制御動作のフローチャートを示す図である。 表示面にホーム画面が表示された状態を示すスマートフォンの表面図である。 装置側表示手段に確認用情報が表示された状態を示すガスファンヒータの運転操作部の平面図である。 表示面に第1画面が表示された状態を示すスマートフォンの表面図である。 表示面に第2画面が表示された状態を示すスマートフォンの表面図である。 表示面に第2画面が表示された状態を示すスマートフォンの表面図である。
以下、図面に基づいて、本発明の実施形態を説明する。
〔第1実施形態〕
先ず、第1実施形態を説明する。
図1及び図2に示すように、本実施形態で例示する暖房装置操作システム1は、無線通信可能に接続設定されたガスファンヒータ(暖房装置の一例)10と、スマートフォン(携帯通信端末の一例)20とを備えている。
図1~4に示すように、ガスファンヒータ10は、使用者による直接的な運転操作を可能にする運転操作部11、燃料を燃焼させて暖房対象の流動空気を加熱する燃焼手段(加熱手段の一例)12、燃焼手段12に向けて空気を流動させる送風ファン13、スマートフォン20との無線通信が可能な装置側通信手段14、ガスファンヒータ10の作動を制御する装置側制御手段15、各種情報を表示する装置側表示手段16、及び、燃焼手段12や送風ファン13等を収納する筐体17等を備えて構成されている。
図2及び図5に示すように、運転操作部11は、筐体17の天面に配備されている。運転操作部11は、使用者により操作されるスイッチ類として、使用者によるガスファンヒータ10の運転開始操作と運転停止操作とを可能にする運転/停止スイッチ11A、使用者によるおはようタイマー機能の選択を可能にするおはようタイマースイッチ11B、使用者によるおやすみタイマー機能の選択を可能にするおやすみタイマースイッチ11C、使用者によるエコ運転機能の選択を可能にするエコ運転スイッチ11D、使用者によるスマートフォン20との無線通信の接続設定を可能にする接続設定スイッチ11E、及び、使用者による設定温度と設定時間の変更を可能にする設定スイッチ11Fを備えている。又、運転操作部11は、ガスファンヒータ10の状態を知らせる報知器類として、ガスファンヒータ10の運転開始に伴って点灯する運転ランプ11a、おはようタイマー機能の選択に伴って点灯するおはようタイマーランプ11b、おやすみタイマー機能の選択に伴って点灯するおやすみタイマーランプ11c、エコ運転機能の選択に伴って点灯するエコ運転ランプ11d、及び、スマートフォン20との通信接続に伴って点灯する通信ランプ11eを備えている。
装置側表示手段16は、運転操作部11に設けられ、第1表示部16Aと第2表示部16Bとを備えて、設定温度と現在室温又はタイマー設定時間等を文字表示又は記号表示する。
図2~4に示すように、燃焼手段12は、燃料ガスと燃焼用空気との混合気を燃焼させる燃焼器12A、燃焼器12Aに向けて燃料ガスを噴射することで燃料ガスと燃焼用空気とを混合させる噴射ノズル12B、噴射ノズル12Bに燃料ガスを案内するガス管12C、ガス管12Cを開閉する第1電磁弁12Dと第2電磁弁12E、及び、設定温度等に応じた燃料ガスの流量調節を可能にする比例弁12Fを備えている。燃焼器12Aは、その燃焼室12aに案内された燃料に点火する点火器12b、及び、着火による火炎を検出して火炎の立ち消え検知を可能にする火炎センサ12cを備えている。
送風ファン13は、クロスフローファン13A、及び、クロスフローファン13Aを周方向に回転させる電動式のファンモータ13Bを備えている。
図1及び図4に示すように、筐体17は、その背面に吸込口17Aが形成され、かつ、その前面に吹出口17Bが形成されている。筐体17の背部には、吸込口17Aから吸い込まれる空気から塵埃を取り除く塵埃捕捉用のエアフィルタ18、及び、吸込口17Aから吸い込まれる空気の温度を現在室温として検出する温度センサ19が配備されている。
図4に示すように、送風ファン13は、ファンモータ13Bの作動でクロスフローファン13Aが回転することにより、筐体17の吸込口17Aから外気を吸い込み、吸い込んだ外気を、燃焼器12Aに向けて流動させた後、筐体17の吹出口17Bから吹き出させる。
これにより、吸込口17Aから吸い込まれた空気の一部は、燃焼用空気として燃料ガスと混合されて燃焼室12aに供給される。残りの空気は、燃焼器12Aを迂回し、燃焼室12aからの燃焼排ガスと混合されて昇温した後、吹出口17Bから吹き出される。
つまり、このガスファンヒータ10は、筐体17の吸込口17Aから吸い込んだ流動空気に、燃焼室12aからの燃焼排ガスを混合して流動空気を加熱した後、この加熱で昇温した流動空気を吹出口17Bから吹き出させることで、暖房対象の室内を温めるように構成されている。
図2に示すように、装置側通信手段14は、ブルートゥースによる無線通信を可能にするブルートゥースモジュール(以下、BTモジュールと称する)14Aを備えている。
装置側制御手段15は、演算処理機能及び情報記憶機能等を有するマイクロプロセッサ等から構成されている。装置側制御手段15は、運転操作部11、燃焼手段12、送風ファン13、及び、装置側通信手段14に通信線や電力線等を介して通信可能又は通電可能に接続されている。
装置側制御手段15は、ガスファンヒータ10の運転停止中に、運転/停止スイッチ11Aからのオン信号を受信すると、運転操作部11において使用者による運転開始操作が行われたことを検知する。そして、この検知に基づいて、ガスファンヒータ10の運転を開始させる運転開始制御を実行する。この運転開始制御では、装置側制御手段15は、燃焼手段12及び送風ファン13を始動させて燃焼手段12による流動空気の加熱を開始させる加熱開始処理、及び、運転ランプ11aを点灯させる運転ランプ点灯処理を行う。燃焼手段12は、装置側制御手段15の加熱開始処理により、第1電磁弁12D及び第2電磁弁12Eが開弁され、点火器12bが点火作動することで燃焼作動を開始する。
装置側制御手段15は、運転開始制御の実行後は、通常、使用者により設定された設定温度を制御目標温度に設定して、温度センサ19で検出される現在室温を制御目標温度に維持する通常運転モードで燃焼手段12を作動させる。
装置側制御手段15は、ガスファンヒータ10の運転中に、運転/停止スイッチ11Aからのオン信号を受信すると、運転操作部11において使用者による停止操作が行われたことを検知する。そして、この検知に基づいて、ガスファンヒータ10の運転を停止させる停止制御を実行する。この停止制御では、装置側制御手段15は、燃焼手段12による流動空気の加熱を停止させる加熱停止処理、及び、運転ランプ11aを消灯させる運転ランプ消灯処理を行った後、送風ファン13を第1回転速度で作動させて燃焼手段12を冷却する冷却処理を行う。燃焼手段12は、装置側制御手段15の加熱停止処理により、第1電磁弁12D及び第2電磁弁12Eが閉弁されることで燃焼作動を停止する。送風ファン13は、装置側制御手段15の冷却処理により、冷却処理が開始されてから第1設定時間の経過後に作動を停止する。
装置側制御手段15は、おはようタイマー機能の作動停止状態において、おはようタイマースイッチ11Bからのオン信号を受信すると、運転操作部11において使用者によるおはようタイマー機能の選択操作が行われたことを検知する。そして、この検知に基づいて、運転開始予定時刻に運転開始制御を実行するおはようタイマー機能を作動させる。おはようタイマー機能の作動状態では、おはようタイマーランプ11bを点灯させるとともに、第1表示部16A及び第2表示部16Bにおいて運転開始予定時刻を表示させ、設定スイッチ11Fの操作に応じて運転開始予定時刻を変更する。そして、運転開始予定時刻になると運転開始制御を実行し、運転開始制御の実行から設定時間(例えば60分)が経過すると、停止制御を実行するとともにおはようタイマーランプ11bを消灯させる。
装置側制御手段15は、おやすみタイマー機能の作動停止状態において、おやすみタイマースイッチ11Cからのオン信号を受信すると、運転操作部11において使用者によるおやすみタイマー機能の選択操作が行われたことを検知する。そして、この検知に基づいて、設定時間の経過後に停止制御を実行するおやすみタイマー機能を作動させる。おやすみタイマー機能の作動状態では、おやすみタイマーランプ11cを点灯させるとともに、おやすみタイマースイッチ11Cからのオン信号の受信回数に応じて、複数の設定時間(例えば15分、30分、45分、60分)の中から設定時間を変更し、変更後の設定時間を第1表示部16A及び第2表示部16Bに表示させる。そして、設定時間の経過後に、停止制御を実行するとともにおやすみタイマーランプ11cを消灯させる。
装置側制御手段15は、おはようタイマー機能及びおやすみタイマー機能の作動停止状態では、第1表示部16A及び第2表示部16Bにおいて、使用者によって設定された設定温度と温度センサ19で検出された現在室温とを表示させる。そして、設定スイッチ11Fの操作に応じて設定温度を変更するとともに、第1表示部16A及び第2表示部16Bに表示される設定温度を変更する。
装置側制御手段15は、エコ運転機能の作動停止状態において、エコ運転スイッチ11Dからのオン信号を受信すると、運転操作部11において使用者によるエコ運転機能の選択操作が行われたことを検知する。そして、この検知に基づいて、エコ運転ランプ11dを点灯させるとともにエコ運転機能を作動させる。エコ運転機能では、装置側制御手段15は、例えば、現在室温が設定温度に達するまでの間は、使用者により設定された設定温度を制御目標温度とする通常運転モードで燃焼手段12を作動させ、現在室温が設定温度に達すると、30分間は通常運転モードを継続し、30分が経過すると、設定温度から1度下げた温度を制御目標温度とするエコ運転モードで燃焼手段12を作動させる。
装置側制御手段15は、エコ運転機能の作動状態において、エコ運転スイッチ11Dからのオン信号を受信すると、運転操作部11において使用者によるエコ運転機能の選択解除操作が行われたことを検知する。そして、この検知に基づいて、エコ運転ランプ11dを消灯させるとともにエコ運転機能を停止させて通常運転モードで燃焼手段12を作動させる。
装置側制御手段15は、接続設定スイッチ11Eからのオン信号を受信すると、運転操作部11において使用者によるペアリングモード(ブルートゥース接続待機状態)への切り替え操作が行われたことを検知する。そして、この検知に基づいて、通信ランプ11eを点滅させるとともに、制御モードを通常モードからペアリングモードに切り替える。
図1及び図2に示すように、スマートフォン20は、使用者による直接的な操作により各種の入力情報を入力可能な情報入力手段21、音声を出力する音声出力部22、スマートフォン20の表面に備えられた表示面23Aに種々の画像や情報等を表示する端末側画像表示手段23、他の通話機との通話等を可能にする通話機能部24、無線通信が可能な端末側通信手段25、スマートフォン20の作動を制御する端末側制御手段26、及び、端末側制御手段26等を収納する筐体27等を備えて構成されている。
この実施形態では、情報入力手段21は、端末側画像表示手段23により種々の画像や情報等が表示される表示面23Aを備えて、表示面23Aへの使用者によるタッチ操作により入力情報を入力可能なタッチパネル式情報入力部21Aを備えている。
説明を加えると、タッチパネル式情報入力部21Aは、端末側画像表示手段23の表示面23Aに取り付けられたタッチパネル(図示省略)を備え、端末側画像表示手段23は、表示面23Aに設定される複数の表示区画夫々に入力情報に対応する情報を表示するように構成されている。そして、タッチパネル式情報入力部21Aは、各表示区画に使用者が指先等でタッチすることにより、各表示区画に表示されている情報に対応する情報が入力可能に構成されている。
図示を省略するが、情報入力手段21は、タッチパネル式情報入力部21Aの他に、筐体27に取り付けられた各種の操作スイッチ、及び、音声の入力を可能にするマイクロフォン等を備えている。
通話機能部24は、端末側通信手段25を介して公衆無線回線網に接続された通話機との情報入力手段21のマイクロフォン及び音声出力部22のスピーカ等を使用した通話等を可能にする。
図2に示すように、端末側通信手段25は、インターネット等の外部ネットワークとのデータ通信や公衆無線回線網を介しての通話機との通信等を可能にする移動通信モジュール25A、及び、ブルートゥースによる無線通信を可能にするブルートゥースモジュール(以下、BTモジュールと称する)25Bを備えている。
端末側制御手段26は、演算処理機能及び情報記憶機能等を有するマイクロプロセッサ等から構成されている。端末側制御手段26は、情報入力手段21、通話機能部24、及び、端末側通信手段25にバスを介して接続されている。
スマートフォン20は、ガスファンヒータ10を無線遠隔操作するためのアプリケーションプログラム(以下、リモコンアプリと称する)を、外部ネットワークを介して外部サーバ2からダウンロード可能に構成されている。ちなみに、このリモコンアプリは、ブルートゥースを使用して、スマートフォン20によりガスファンヒータ10の無線遠隔操作を可能にするものであり、ガスファンヒータ10の製造事業者等から提供される。
つまり、ガスファンヒータ10及びスマートフォン20は、それぞれBTモジュール14A,25Bを備えることから、使用者は、リモコンアプリを外部サーバ2からスマートフォン20にダウンロードしてインストールした後、ガスファンヒータ10とスマートフォン20とのペアリング(接続設定)を行うことにより、ブルートゥースを使用したスマートフォン20によるガスファンヒータ10の無線遠隔操作を可能にすることができる。
尚、ガスファンヒータ10とスマートフォン20とのペアリングを行うための手順は、種々可能であるが、本発明の主要部分ではないので、説明を省略する。
図8に示すように、スマートフォン20の表示面23Aに表示されるホーム画面31には、ガスファンヒータ10のリモコンアプリ起動用のアイコン(図8では、一例として「FH」と表示したアイコン)が表示され、ホーム画面31におけるこの「FH」のアイコンをタッチ(使用者による直接的な操作の一例)すると、リモコンアプリが起動される。
つまり、ホーム画面31における「FH」のアイコンの領域が、タッチパネル式情報入力部21Aにおけるリモコンアプリを起動させるためのリモコンアプリ起動ボタン31Aとなり、タッチパネル式情報入力部21Aに、リモコンアプリ起動ボタン31Aが備えられることになる。尚、以下の説明では、このように、タッチパネル式情報入力部21Aに種々のボタンを備えさせるための説明を省略する。
ガスファンヒータ10とスマートフォン20とのペアリングの完了後は、ガスファンヒータ10の装置側制御手段15に通電されている状態において、タッチパネル式情報入力部21Aのリモコンアプリ起動ボタン31Aをタッチすることにより、スマートフォン20のリモコンアプリを起動させると、ガスファンヒータ10のBTモジュール14Aとスマートフォン20のBTモジュール25Bとが自動的にブルートゥースを介して通信可能に接続される。
次に、装置側制御手段15及び端末側制御手段26の制御動作について、説明を加える。
本発明では、端末側制御手段26は、ガスファンヒータ10の運転を開始するための運転開始信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信させるように構成され、装置側制御手段15は、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bから送信された運転開始信号を受信すると、ガスファンヒータ10が停止中のときは、確認用情報を装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示させるように構成され、端末側制御手段26は、情報入力手段21のタッチパネル式情報入力部21Aに入力された入力情報を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信させるように構成され、装置側制御手段15は、端末側通信手段25のBTモジュール25Bから送信されて装置側通信手段14のBTモジュール14Aが受信した入力情報が、装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示した確認用情報と一致すると、ガスファンヒータ10を運転させる運転開始制御を実行するように構成されている。
ちなみに、この実施形態では、確認用情報の一例として、2桁の数字(以下、2桁数字と略記する場合がある)が用いられる。
この実施形態では、端末側制御手段26は、ガスファンヒータ10の運転を開始するための運転開始信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信させた後、端末側画像表示手段23の表示面23Aに、確認用情報(この実施形態では2桁数字)に対応する入力情報を入力可能な第1画面32(画面の一例、図10参照)を表示させるように構成されている。
又、装置側制御手段15は、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bから送信された運転開始信号を受信したときに、ガスファンヒータ10が運転中のときは、ガスファンヒータ10が運転中であることを示す運転中信号を装置側通信手段14のBTモジュール14Aから端末側通信手段25のBTモジュール25Bに送信するように構成されている。
端末側制御手段26は、端末側通信手段25のBTモジュール25Bが運転中信号を受信すると、端末側画像表示手段23の表示面23Aに、ガスファンヒータ10の運転を開始する運転開始操作以外の操作を指令するための情報を含む個別操作情報を入力可能な第2画面33(画面の一例、図11参照)を表示させ、並びに、タッチパネル式情報入力部21Aにより入力された個別操作情報を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信するように構成されている。
次に、上述のように構成された装置側制御手段15及び端末側制御手段26夫々の制御動作を、図6及び図7夫々に示すフローチャートに基づいて説明する。
図6のフローチャートに示すように、使用者によりタッチパネル式情報入力部21Aのリモコンアプリ起動ボタン31Aがタッチされることにより、リモコンアプリが起動されると(ステップ#1)、端末側制御手段26は、ガスファンヒータ10の運転を開始するための運転開始信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信させ、更に、スマートフォン20の端末側画像表示手段23の表示面23Aに、テンキーを示すアイコン等を含む第1画面32(図10参照)を表示させる(ステップ#2,#3)。
つまり、この実施形態では、端末側制御手段26は、リモコンアプリが起動されたことに基づいて、運転開始信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信させるように構成されている。
図10に示すように、スマートフォン20の表示面23Aに第1画面32が表示された状態で、タッチパネル式情報入力部21Aには、数字を入力するためのテンキーボタン32Aが備えられ、加えて、テンキーボタン32Aにより入力された2桁数字の送信を指令する運転ボタン32B、運転開始操作以外の操作に進むための進むボタン32C等が備えられる。
又、第1画面32には、各種の情報を表示する表示領域として、テンキーボタン32Aにより入力される2桁数字を表示する2桁数字表示領域32aが備えられる。
つまり、第1画面32が、入力情報として2桁数字(確認用情報に対応する入力情報の一例)を入力可能な画面に相当する。そして、スマートフォン20の表示面23Aに第1画面32を表示させることにより、情報入力手段21のタッチパネル式情報入力部21Aが、複数の2桁数字から択一的に2桁数字を入力可能になる。
図7のフローチャートに示すように、装置側制御手段15は、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが、端末側通信手段25のBTモジュール25Bから送信された運転開始信号を受信すると、ガスファンヒータ10が停止中のときは、複数の2桁数字からランダムに抽出した1個の2桁数字を装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示し(図9参照)、ガスファンヒータ10が運転中のときは、ガスファンヒータ10が運転中であることを示す運転中信号を装置側通信手段14のBTモジュール14Aから端末側通信手段25のBTモジュール25Bに送信する(ステップ♯21~#23、#33)。尚、図9では、一例として、装置側表示手段16の第2表示部16Bに、ランダムに抽出した2桁数字として、「35」が表示されている状態を示す。
ここで、ガスファンヒータ10が停止中で、ガスファンヒータ10の装置側表示手段16の第2表示部16Bに2桁数字が表示されたときに、使用者は、ガスファンヒータ10の運転を開始させる場合は、第2表示部16Bに表示されている2桁数字と同一の2桁数字を、スマートフォン20のタッチパネル式情報入力部21Aのテンキーボタン32Aに入力し、更に、運転ボタン32Bをタッチして、入力した2桁数字の送信を指令する。又、第2表示部16Bに2桁数字が表示されたときに、使用者は、ガスファンヒータ10の運転を開始させずに、運転開始操作以外の操作を行いたいときは、スマートフォン20のタッチパネル式情報入力部21Aにおいて第1画面32に表示された進むボタン32Cをタッチする。
図6のフローチャートに示すように、端末側制御手段26は、スマートフォン20の端末側画像表示手段23の表示面23Aに第1画面32を表示させると(ステップ#3)、スマートフォン20のタッチパネル式情報入力部21Aのテンキーボタン32Aにより2桁数字が入力されるか、端末側通信手段25のBTモジュール25Bが装置側通信手段14のBTモジュール14Aから送信された運転中信号を受信するか、スマートフォン20のタッチパネル式情報入力部21Aの進むボタン32Cがタッチされることにより進む指令が指令されるかを判断する(ステップ#4、#16、#17)。
端末側制御手段26は、タッチパネル式情報入力部21Aのテンキーボタン32Aにより2桁数字が入力されると、入力された2桁数字を第1画面32の2桁数字表示領域32aに表示し(図10参照)、次いで、タッチパネル式情報入力部21Aの運転ボタン32Bにより、入力された2桁数字の送信が指令されると、入力された2桁数字を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信する(ステップ#4~#7)。
尚、図10では、一例として、テンキーボタン32Aにより、2桁数字として「35」が入力されて、2桁数字表示領域32aに2桁数字として「35」が表示されている状態を示す。
図7のフローチャートに示すように、装置側制御手段15は、複数の2桁数字からランダムに抽出した1個の2桁数字を装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示した(ステップ#23)のち、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bから送信された2桁数字を受信すると、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが受信した2桁数字が装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示した2桁数字と一致するか否かを判断する(ステップ#24、#25)。
次いで、装置側制御手段15は、ステップ#25で、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが受信した2桁数字が装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示した2桁数字と一致すると、ガスファンヒータ10の運転を開始させる運転開始制御を実行し、更に、運転受付信号を装置側通信手段14のBTモジュール14Aから端末側通信手段25のBTモジュール25Bに送信したのち、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bからの信号を受信するのを待ち(図7のステップ#26~#28、#31)、ステップ#25で、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが受信した2桁数字が装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示した2桁数字と一致しない場合は、不一致信号を装置側通信手段14のBTモジュール14Aから端末側通信手段25のBTモジュール25Bに送信して(図7のステップ#30)、リターンする。
図6のフローチャートに示すように、端末側制御手段26は、ステップ#7で、2桁数字を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信したのち、端末側通信手段25のBTモジュール25Bが装置側通信手段14のBTモジュール14Aから送信された運転受付信号を受信すると、スマートフォン20の表示面23Aに第2画面33(図11参照)を表示させて、タッチパネル式情報入力部21Aの次の操作を待ち(ステップ#8~#10、#18、#20)、端末側通信手段25のBTモジュール25Bが装置側通信手段14のBTモジュール14Aから送信された不一致信号を受信すると、スマートフォン20の端末側画像表示手段23の表示面23Aにホーム画面31(図8参照)を表示して(図7のステップ#8、#15、#14)、リモコンアプリを終了し、リターンする。
又、端末側制御手段26は、ステップ#3で、スマートフォン20の表示面23Aに第1画面32を表示させた後、ステップ#16で、装置側通信手段14のBTモジュール14Aから送信された運転中信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bが受信したとき、あるいは、ステップ#17で、スマートフォン20のタッチパネル式情報入力部21Aの進むボタン32Cがタッチされることにより進む指令が指令されたときにも、ステップ#9に進んで、スマートフォン20の表示面23Aに第2画面33を表示させる。
図11に示すように、スマートフォン20の端末側画像表示手段23の表示面23Aに第2画面33が表示された状態で、タッチパネル式情報入力部21Aには、使用者のタッチ操作により操作されるボタン類として、ガスファンヒータ10の運転開始操作と運転停止操作を可能にする運転/停止ボタン33A、おはようタイマー機能の選択を可能にするおはようタイマーボタン33B、おやすみタイマー機能の選択を可能にするおやすみタイマーボタン33C、エコ運転機能の選択を可能にするエコ運転ボタン33D、及び、設定温度と設定時間の変更を可能にする設定ボタン33Eが備えられる。
つまり、運転停止操作、おはようタイマー機能の選択、おやすみタイマー機能の選択、エコ運転機能の選択、及び、設定温度と設定時間の変更等が、運転開始操作以外の操作の一例であり、第2画面33が、運転開始操作以外の操作を指令するための情報を含む個別操作情報を入力可能な画面に相当する。
そして、スマートフォン20の表示面23Aに第2画面33を表示させることにより、情報入力手段21のタッチパネル式情報入力部21Aが、運転開始操作以外の操作を指令するための情報を含む個別操作情報を入力可能となる。
又、第2画面33には、各種の情報を表示する表示領域として、ガスファンヒータ10の運転/停止状態を表示する運転状態表示領域33a、おはようタイマー機能の選択の有無を表示するおはようタイマー設定状態表示領域33b、おやすみタイマー機能の選択の有無を表示するおやすみタイマー設定状態表示領域33c、エコ運転機能の選択の有無を表示するエコ運転設定状態表示領域33d、設定温度又は設定時間を表示する設定情報表示領域33e、及び、現在室温を表示する室温表示領域33fが備えられている。
図6及び図7に示すフローチャートには記載していないが、スマートフォン20の端末側制御手段26は、端末側画像表示手段23の表示面23Aに第2画面33を表示させた後においては、一定時間ごと(例えば1秒ごと)に、ガスファンヒータ10の運転状況を確認するために、運転状況に関する情報の取得要求信号を、端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信する。ガスファンヒータ10の装置側制御手段15は、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bからの運転状況に関する情報の取得要求信号を受信するごとに、ガスファンヒータ10の運転/停止状態、運転時間、設定温度、及び、現在室温等の運転状況に関する情報を、装置側通信手段14のBTモジュール14Aから端末側通信手段25のBTモジュール25Bに返信する。スマートフォン20の端末側制御手段26は、端末側通信手段25のBTモジュール25Bが装置側通信手段14のBTモジュール14Aから返信された運転状況に関する情報に基づいて、第2画面33において、ガスファンヒータ10の運転/停止状態、運転時間、設定温度及び現在室温等の表示対象の運転状況に関する情報を表示させる。
ちなみに、端末側制御手段26は、端末側通信手段25のBTモジュール25Bが装置側通信手段14のBTモジュール14Aから、ガスファンヒータ10が運転中であることを示す運転中信号を受信すると、図11に示すように、運転状態表示領域33aに「運転中」と表示すると共に、タッチパネル式情報入力部21Aの運転/停止ボタン33Aの表記を「停止」と表示する。このように、タッチパネル式情報入力部21Aの運転/停止ボタン33Aの表記が「停止」の場合、運転/停止ボタン33Aにより、ガスファンヒータ10の運転を停止させる停止指令を指令することが可能となる。
一方、端末側制御手段26は、端末側通信手段25のBTモジュール25Bが装置側通信手段14のBTモジュール14Aから、ガスファンヒータ10が停止中であることを示す停止中信号を受信すると、図12に示すように、運転状態表示領域33aに「停止中」と表示すると共に、タッチパネル式情報入力部21Aの運転/停止ボタン33Aの表記を「運転」と表示する。このように、タッチパネル式情報入力部21Aの運転/停止ボタン33Aの表記が「運転」の場合、運転/停止ボタン33Aにより、ガスファンヒータ10の運転を開始させる運転開始指令を指令することが可能となる。
図6のフローチャートに示すように、端末側制御手段26は、ステップ#9でスマートフォン20の表示面23Aに第2画面33を表示させると、第2画面33が表示された状態でのタッチパネル式情報入力部21Aからの入力を待つ。
尚、以下の説明では、おはようタイマーボタン33Bによるおはようタイマー機能の選択指令、おやすみタイマーボタン33Cによるおやすみタイマー機能の選択指令、及び、設定ボタン33Eによる設定温度と設定時間の変更指令を総称して、運転条件設定指令と称する場合がある。
端末側制御手段26は、ステップ#9でスマートフォン20の表示面23Aに第2画面33を表示させたのちは、タッチパネル式情報入力部21Aにより運転条件設定指令がなされるか否か、運転/停止ボタン33Aによりガスファンヒータ10を停止させる停止指令が指令されるか否か、運転/停止ボタン33Aによりガスファンヒータ10の運転を開始するための運転開始指令が指令されるか否かを判断する(ステップ#10、#18、#20)。
図6のフローチャートに示すように、端末側制御手段26は、ステップ#10で、運転条件設定指令がなされた場合は、各運転条件設定指令に対応する運転条件設定制御(詳細は後述)を実行し、端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに運転条件設定指令に対応する運転条件設定信号を送信して、表示面23Aの第2画面33中に備えられるホーム復帰ボタン(図示省略)によりリモコンアプリの終了が指令されるか否かを判断し(図6のステップ#11~#13)、ステップ#18で、タッチパネル式情報入力部21Aの運転/停止ボタン33Aにより停止指令が指令された場合は、端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに停止信号を送信して、ホーム復帰ボタンによりリモコンアプリの終了が指令されるか否かを判断し(ステップ#19、#13)、ステップ#20で、タッチパネル式情報入力部21Aの運転/停止ボタン33Aにより運転開始指令が指令された場合は、ステップ♯2に戻って、ステップ#2からの制御を実行する。
つまり、使用者は、リモコンアプリを起動させることにより、スマートフォン20の表示面23Aに第1画面32が表示されたときに、ガスファンヒータ10が停止中で、ガスファンヒータ10の第2表示部16Bに2桁数字が表示されても、運転開始操作を行わずに、運転開始操作以外の操作を行いたいときは、第1画面32が表示された状態のタッチパネル式情報入力部21Aの進むボタン32Cをタッチすることになる。すると、スマートフォン20の表示面23Aに第2画面33が表示される。
そして、スマートフォン20の表示面23Aに第2画面33が表示された状態で、使用者は、ガスファンヒータ10の運転を開始させたい場合は、第2画面33が表示された状態のタッチパネル式情報入力部21Aの運転/停止ボタン33Aをタッチすると、端末側制御手段26の制御動作が図6に示すフローチャートのステップ#2に戻り、上述した手順に基づいて、ガスファンヒータ10の運転が可能になる。
図7のフローチャートに示すように、装置側制御手段15は、ステップ#28で、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bから送信される運転条件設定信号を受信すると、各運転条件設定信号に対応する運転条件設定制御(詳細は後述)を実行して(ステップ#29)、ステップ♯28に戻る。
又、装置側制御手段15は、ステップ#31で、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bから送信される停止信号を受信すると、上述した停止制御を実行して、ステップ♯28に戻り、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが停止信号を受信しない場合は、直ぐに、ステップ♯28に戻る。
端末側制御手段26及び装置側制御手段15夫々が実行する運転条件設定制御について、説明を加える。
先ず、運転条件設定指令として、おはようタイマー機能の選択指令がなされた場合の運転条件設定制御について、説明を加える。
スマートフォン20の端末側制御手段26は、タッチパネル式情報入力部21Aのおはようタイマーボタン33Bがタッチされると、おはようタイマー選択信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信する。又、おはようタイマー設定状態表示領域33bでの表示を「OFF」から「ON」に変更し、設定情報表示領域33eでの表示を設定温度から運転開始予定時刻に変更する。ガスファンヒータ10の装置側制御手段15は、おはようタイマー機能の作動停止状態において、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bからのおはようタイマー選択信号を受信すると、上述したおはようタイマー機能を作動させる。
続いて、運転条件設定指令として、おやすみタイマー機能の選択指令がなされた場合の運転条件設定制御について、説明を加える。
スマートフォン20の端末側制御手段26は、タッチパネル式情報入力部21Aのおやすみタイマーボタン33Cがタッチされると、おやすみタイマー選択信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信する。又、おやすみタイマー設定状態表示領域33cでの表示を「OFF」から「ON」に変更し、設定情報表示領域33eでの表示を設定温度からおやすみタイマー機能での設定時間に変更する。ガスファンヒータ10の装置側制御手段15は、おやすみタイマー機能の作動停止状態において、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bからのおやすみタイマー選択信号を受信すると、上述したおやすみタイマー機能を作動させる。
続いて、運転条件設定指令として、エコ運転機能の選択指令がなされた場合の運転条件設定制御について、説明を加える。
スマートフォン20の端末側制御手段26は、タッチパネル式情報入力部21Aのエコ運転ボタン33Dがタッチされると、エコ運転選択信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信する。又、エコ運転設定状態表示領域33dでの表示を「OFF」から「ON」に変更する。ガスファンヒータ10の装置側制御手段15は、エコ運転機能の作動停止状態において、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bからのエコ運転選択信号を受信すると、エコ運転ランプ11dを点灯させるとともに上述したエコ運転機能を作動させる。又、装置側制御手段15は、エコ運転機能の作動状態において、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bからのエコ運転選択信号を受信すると、エコ運転ランプ11dを消灯させるとともにエコ運転機能を停止させて通常運転モードで燃焼手段12を作動させる。
続いて、運転条件設定指令として、設定温度又は設定時間の変更指令がなされた場合の運転条件設定制御について、説明を加える。
スマートフォン20の端末側制御手段26は、おはようタイマー機能の作動状態において、タッチパネル式情報入力部21Aの設定ボタン33Eがタッチされると、設定変更信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信する。又、設定ボタン33Eのタッチ操作に応じて、設定情報表示領域33eに表示される運転開始予定時刻を変更する。ガスファンヒータ10の装置側制御手段15は、おはようタイマー機能の作動状態において、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bからの設定変更信号を受信すると、設定変更信号に応じて運転開始予定時刻を変更するとともに、変更後の運転開始予定時刻を装置側表示手段16に表示させる。
スマートフォン20の端末側制御手段26は、おやすみタイマー機能の作動状態において、タッチパネル式情報入力部21Aの設定ボタン33Eがタッチされると、設定変更信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信する。又、設定ボタン33Eのタッチ操作回数に応じて、設定情報表示領域33eに表示されるおやすみタイマー機能での設定時間を、複数の設定時間(例えば15分、30分、45分、60分)の中から変更する。ガスファンヒータ10の装置側制御手段15は、おやすみタイマー機能の作動状態において、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bからの設定変更信号を受信すると、設定変更信号の受信回数に応じて、複数の設定時間の中から設定時間を変更するとともに、変更後の設定時間を装置側表示手段16に表示させる。
スマートフォン20の端末側制御手段26は、おはようタイマー機能及びおやすみタイマー機能の作動停止状態において、タッチパネル式情報入力部21Aの設定ボタン33Eがタッチされると、設定変更信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信する。又、設定ボタン33Eのタッチ操作に応じて、設定情報表示領域33eに表示される設定温度を変更する。ガスファンヒータ10の装置側制御手段15は、おはようタイマー機能及びおやすみタイマー機能の作動停止状態において、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bからの設定変更信号を受信すると、設定変更信号に応じて設定温度を変更するとともに、装置側表示手段16の第1表示部16Aに表示される設定温度を変更する。
尚、装置側制御手段15における、上述した装置側通信手段14のBTモジュール14Aが受信する端末側通信手段25のBTモジュール25Bからの信号に基づく制御は、ガスファンヒータ10の運転/停止スイッチ11Aからのオン信号に基づいてガスファンヒータ10の運転を停止させることに基づいて、終了する。
上述のように構成した暖房装置操作システムであれば、使用者は、スマートフォン20によってガスファンヒータ10の運転を無線遠隔操作して、ガスファンヒータ10の運転を開始させるには、ガスファンヒータ10の装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示されている2桁数字と同一の2桁数字を、スマートフォン20のタッチパネル式情報入力部21Aにより入力する必要がある。そのためには、使用者は、実際にガスファンヒータ10に近づいて、ガスファンヒータ10の装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示された2桁数字を視認する必要がある。
そして、使用者は、ガスファンヒータ10の装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示された2桁数字を視認する際に、実際にガスファンヒータ10の周囲の状況を確認することができるので、運転停止中のガスファンヒータ10に衣類やタオルが掛けられていたり、運転停止中のガスファンヒータ10の近傍に、衣類や書籍等がおかれていたりするといった不適切な状況を解消することができる。
従って、スマートフォン20による無線遠隔操作により、ガスファンヒータ10の運転を開始する際に、安全性を十分に担保することができる。
〔第2実施形態〕
以下、本発明の第2実施形態を説明するが、この第2実施形態は装置側制御手段15及び端末側制御手段26の制御動作の別の実施形態を説明するものであり、暖房装置操作システムのハード構成は上記の第1実施形態と同様である。従って、重複説明を避けるために、第1実施形態と同じ構成要素や同じ作用を有する構成要素については、同じ符号を付すことにより説明を省略して、主として、装置側制御手段15及び端末側制御手段26の制御動作について説明する。
第2実施形態では、装置側制御手段15は、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが受信した2桁数字(入力情報の一例)と、装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示した2桁数字(確認用情報の一例)とが一致するか否かを判断する確認用情報整合処理を繰り返し実行可能で、確認用情報整合処理において、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが受信した2桁数字と第2表示部16Bに表示した2桁数字とが一致しないときは、不一致信号を装置側通信手段14のBTモジュール14Aから端末側通信手段25のBTモジュール25Bに送信させるように構成されている。
又、端末側制御手段26は、端末側通信手段25のBTモジュール25Bが不一致信号を受信する度に、情報入力手段21のタッチパネル式情報入力部21Aへの2桁数字(入力情報の一例)の再入力を、運転開始信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信させた後、設定時間内において、当該再入力の累計回数が設定回数以内である条件で許可するように構成されている。
この第2実施形態では、設定時間としては、一例として10秒を設定し、設定回数としては、一例として2回を設定している。
以下、上述のように構成された装置側制御手段15及び端末側制御手段26の制御動作を説明する。但し、フローチャートでの図示は省略する。
上記の第1実施形態と同様に、端末側制御手段26は、タッチパネル式情報入力部21Aのリモコンアプリ起動ボタン31Aがタッチされてリモコンアプリが起動されるのに伴って、ガスファンヒータ10の運転を開始するための運転開始信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信させると共に、スマートフォン20の表示面23Aに、第1画面32(図10参照)を表示する(図6のフローチャートのステップ#1~#3の動作と同様の動作)が、この第2実施形態では、更に、運転開始信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信させるのに伴って、10秒に設定された再入力許可タイマーをスタートさせる。
装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bから送信された運転開始信号を受信したときの装置側制御手段15の制御動作は、上記の第1実施形態と同様である。
つまり、その制御動作のうち、ガスファンヒータ10が停止中のときは、装置側制御手段15は、複数の2桁数字からランダムに抽出した1個の2桁数字を装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示する(図7のフローチャートのステップ#21~#23の動作と同様の動作)。
上記の第1実施形態と同様に、端末側制御手段26は、タッチパネル式情報入力部21Aのテンキーボタン32Aにより2桁数字が入力され、タッチパネル式情報入力部21Aの運転ボタン32Bにより、入力された2桁数字の送信が指令されるのに伴って、入力された2桁数字を、第1画面32の2桁数字表示領域32aに表示すると共に、端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信する(図6のフローチャートのステップ#4~#7の動作と同様の動作)。
装置側制御手段15は、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bから送信された2桁数字を受信すると、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが受信した2桁数字と、装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示した2桁数字とが一致するか否かを判断する確認用情報整合処理を実行する。
装置側制御手段15は、確認用情報整合処理において、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが受信した2桁数字と装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示した2桁数字とが一致した場合は、上記の第1実施形態と同様の動作(即ち、図7のフローチャートのステップ#26以降の動作と同様の動作)を実行し、一致しない場合は、不一致信号を装置側通信手段14のBTモジュール14Aから端末側通信手段25のBTモジュール25Bに送信したのち、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bから送信された2桁数字を受信するのを待つ。
そして、装置側制御手段15は、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが端末側通信手段25のBTモジュール25Bから送信された2桁数字を受信する度に、確認用情報整合処理を実行し、装置側通信手段14のBTモジュール14Aが受信した2桁数字と装置側表示手段16の第2表示部16Bに表示した2桁数字とが一致した場合は、上記の第1実施形態と同様の動作(即ち、図7のフローチャートのステップ#26以降の動作と同様の動作)を実行し、一致しない場合は、不一致信号を装置側通信手段14のBTモジュール14Aから端末側通信手段25のBTモジュール25Bに送信する。
端末側制御手段26は、端末側通信手段25のBTモジュール25Bの受信信号に応じて、装置側通信手段14のBTモジュール14Aから送信された運転受付信号を受信すると、上記の第1実施形態と同様の動作(即ち、図6に示すフローチャートのステップ#9以降の動作と同様の動作)を実行し、一方、装置側通信手段14のBTモジュール14Aから送信された不一致信号を受信する度に、再入力許可タイマーがタイムアップするまでにおいて、累計回数が2回以内である条件で、タッチパネル式情報入力部21Aのテンキーボタン32Aにより2桁数字が再入力されて、タッチパネル式情報入力部21Aの運転ボタン32Bにより2桁数字の送信が指令されれば、入力された2桁数字を、第1画面32の2桁数字表示領域32aに表示すると共に、端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信する。
端末側制御手段26は、タッチパネル式情報入力部21Aのテンキーボタン32Aによる2桁数字に再入力に基づいて、端末側通信手段25のBTモジュール25Bが装置側通信手段14のBTモジュール14Aから送信された運転受付信号を受信すると、上記の第1実施形態と同様の動作(即ち、図6に示すフローチャートのステップ#9以降の動作と同様の動作)を実行し、一方、タッチパネル式情報入力部21Aのテンキーボタン32Aによる最後の2桁数字の再入力に基づいて、端末側通信手段25のBTモジュール25Bが装置側通信手段14のBTモジュール14Aから送信された不一致信号を受信した場合は、スマートフォン20の端末側画像表示手段23の表示面23Aにホーム画面31を表示して、リモコンアプリを終了する。
上述のように構成した暖房装置操作システムであれば、使用者がスマートフォン20のタッチパネル式情報入力部21Aに入力した2桁数字がガスファンヒータ10の第2表示部16Bに表示された2桁数字と異なっていても、使用者がスマートフォン20のリモコンアプリを起動させることにより、運転開始信号が端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信された後、10秒内において、累計回数が2回以内である条件(以下、再入力許容条件と称する場合がある)を満たせば、使用者は、スマートフォン20のタッチパネル式情報入力部21Aに2桁数字を再入力することができる。
つまり、使用者が、ガスファンヒータ10の運転を開始させるべく、実際にガスファンヒータ10に近づいて、ガスファンヒータ10の第2表示部16Bに表示された2桁数字を視認して、その2桁数字と同一の2桁数字をスマートフォン20のタッチパネル式情報入力部21Aに入力する際に、操作を誤って、ガスファンヒータ10の第2表示部16Bに表示された2桁数字とは異なる2桁数字をタッチパネル式情報入力部21Aに入力したとしても、再入力許容条件を満たす状態で、第2表示部16Bに表示された2桁数字と同一の2桁数字をタッチパネル式情報入力部21Aに再入力できれば、ガスファンヒータ10の運転を開始させることができるのである。
一方、再入力許容条件を満たす状態で、第2表示部16Bに表示された2桁数字と同一の2桁数字をタッチパネル式情報入力部21Aに再入力できなければ、ガスファンヒータ10の運転を開始させることができない。つまり、ガスファンヒータ10を視認できない場所で、第2表示部16Bに表示された2桁数字を確認することなく、スマートフォン20のタッチパネル式情報入力部21Aにでたらめに2桁数字を繰り返し入力するうちに、入力された2桁数字が偶然に第2表示部16Bに表示された2桁数字と一致して、ガスファンヒータ10の運転が開始されるといった不都合を防止することができる。
要するに、使用者が、ガスファンヒータ10の周囲の状況が安全であることを確認していても、スマートフォン20のタッチパネル式情報入力部21Aへの2桁数字の入力ミスで、ガスファンヒータ10の運転を開始させることができないといった不便、並びに、ガスファンヒータ10を視認できない場所から、ガスファンヒータ10の周囲の状況を確認することなく、ガスファンヒータ10の運転を開始させることができるといった不都合を解消することができる。
〔別実施形態〕
(A)確認用情報の具体例としては、上記の実施形態で例示した2桁数字に限定されるものではない。例えば、数字の場合、1桁の数字でも良いし、3桁以上の数字でも良い。又、数字以外の文字、記号、色等でも良い。
例えば、数字以外の文字の場合は、ひらがな、カタカナ、アルファベットを用いることが可能である。
例えば、ひらがな、カタカナ、アルファベット夫々の1文字や、2文字、3文字等の組み合わせ、あるいは、ひらがな、カタカナ及びアルファベットが混ざった2文字、3文字等の組み合わせを用いることが可能である。
又、色を用いる場合は、装置側表示手段16の表示色を複数の色からランダムに選択可能に構成し、スマートフォン20のタッチパネル式情報入力部21Aに、装置側表示手段16が表示可能な複数の色夫々で表示した色入力ボタンを備えるように構成する。
(B)確認用情報(上記の実施形態では2桁数字)に対応する入力情報(上記の実施形態では2桁数字)を入力可能にするための情報入力手段21の具体例としては、上記の実施形態で例示したタッチパネル式情報入力部21Aに限定されるものではない。例えば、音声の入力が可能なマイクロフォンでも良い。この場合、使用者が発声した確認用情報に対応する入力情報がマイクロフォンから入力されることになる。
(C)運転開始信号を端末側通信手段25のBTモジュール25Bから装置側通信手段14のBTモジュール14Aに送信させる構成としては、上記の実施形態で例示した構成、即ち、リモコンアプリが起動されることに基づいて送信させる構成に限定されるものではない。例えば、スマートフォン20等の携帯通信端末に、運転開始を指令するためのスイッチ等を設けて、このスイッチが操作されることに基づいて送信させる構成としても良い。
この場合、携帯通信端末がスマートフォン20の場合は、スマートフォン20の端末側画像表示手段23の表示面23Aに第1画面32が表示された状態で、タッチパネル式情報入力部21Aに、運転開始指令を指令するための運転開始ボタンを備えさせることになる。
(D)上記の第2実施形態において、確認用情報整合処理にて装置側通信手段14のBTモジュール14Aが受信した2桁数字と第2表示部16Bに表示した2桁数字とが一致しないと判定する度に、第2表示部16Bに表示する2桁数字を変更するように構成しても良い。
(E)携帯通信端末の具体例としては、上記の実施形態で例示したスマートフォン20に限定されるものではなく、タブレット等でも良い。
(F)暖房装置の具体例としては、上記の実施形態で例示したガスファンヒータ10に限定されるものではない。例えば、上記の実施形態のように送風ファン13を備えた暖房装置として、熱源として、灯油を燃料とする燃焼手段を備えた石油ファンヒータ、電気ヒータを備えた電気ファンヒータでも良い。
又、送風ファン13を備えない輻射式の暖房装置、例えば、オイルヒータ、ハロゲンランプヒータ、遠赤外線ヒータでも良い。
(G)装置側通信手段14と端末側通信手段25とを無線通信させる無線通信システムとしては、上記の実施形態で例示したブルートゥースに限定されるものではなく、例えば、Wi-Fiでも良い。また、例えば、装置側通信手段14と端末側通信手段25とは、インターネットを介して無線通信する構成であってもよいし、インターネット上に接続されたサーバ等を介して無線通信する構成であってもよい。
尚、上記の実施形態(別実施形態を含む、以下同じ)で開示される構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示される構成と組み合わせて適用することが可能であり、又、本明細書において開示された実施形態は例示であって、本発明の実施形態はこれに限定されず、本発明の目的を逸脱しない範囲内で適宜改変することが可能である。
以上説明したように、安全性を十分に担保して暖房装置の運転を開始し得る暖房装置操作システムを提供することができる。
2 外部サーバ
10 ガスファンヒータ(暖房装置)
11 運転操作部
12 燃焼手段(加熱手段)
14 装置側通信手段
15 装置側制御手段
16 装置側表示手段
20 スマートフォン(携帯通信端末)
21 情報入力手段
21A タッチパネル式情報入力部
23 端末側画像表示手段
23A 表示面
25 端末側通信手段
26 端末側制御手段

Claims (5)

  1. 無線通信可能に接続設定された暖房装置と携帯通信端末とを備え、
    前記暖房装置は、使用者による直接的な操作による運転操作部と、暖房対象を加熱する加熱手段と、前記携帯通信端末との無線通信が可能な装置側通信手段と、前記暖房装置の作動を制御する装置側制御手段と、各種情報を表示する装置側表示手段とを備え、
    前記携帯通信端末は、無線通信が可能な端末側通信手段と、前記携帯通信端末の作動を制御する端末側制御手段と、使用者による直接的な操作により各種の入力情報を入力可能な情報入力手段とを備えた暖房装置操作システムであって、
    前記端末側制御手段は、前記暖房装置の運転を開始するための運転開始信号を前記端末側通信手段から前記装置側通信手段に送信させるように構成され、
    前記装置側制御手段は、前記装置側通信手段が前記端末側通信手段から送信された運転開始信号を受信すると、前記暖房装置が停止中のときは、確認用情報を前記装置側表示手段に表示させるように構成され、
    前記端末側制御手段は、前記情報入力手段に入力された入力情報を前記端末側通信手段から前記装置側通信手段に送信させるように構成され、
    前記装置側制御手段は、前記端末側通信手段から送信されて前記装置側通信手段が受信した前記入力情報が、前記装置側表示手段に表示した確認用情報と一致すると、前記暖房装置を運転させる運転開始制御を実行するように構成されている暖房装置操作システム。
  2. 前記携帯通信端末は、前記暖房装置を無線遠隔操作するためのアプリケーションプログラムを、外部ネットワークを介して外部サーバからダウンロード可能に構成され、
    前記端末側制御手段は、前記アプリケーションプログラムが起動されたことに基づいて、前記運転開始信号を前記端末側通信手段から前記装置側通信手段に送信させる請求項1に記載の暖房装置操作システム。
  3. 前記装置側制御手段は、前記装置側通信手段が受信した前記入力情報と、前記装置側表示手段に表示した確認用情報とが一致するか否かを判断する確認用情報整合処理を繰り返し実行可能で、前記確認用情報整合処理において前記入力情報と前記確認用情報とが一致しないときは、不一致信号を前記装置側通信手段から前記端末側通信手段に送信させるように構成され、
    前記端末側制御手段は、前記端末側通信手段が前記不一致信号を受信する度に、前記情報入力手段への入力情報の再入力を、前記運転開始信号を前記端末側通信手段から前記装置側通信手段に送信させた後、設定時間内において、当該再入力の累計回数が設定回数以内である条件で許可するように構成されている請求項1又は2に記載の暖房装置操作システム。
  4. 前記情報入力手段は、端末側画像表示手段により画像が表示される表示面を備えて、前記表示面への使用者によるタッチ操作により前記入力情報を入力可能なタッチパネル式情報入力部であり、
    前記端末側制御手段は、前記暖房装置の運転を開始するための運転開始信号を前記端末側通信手段から前記装置側通信手段に送信させた後、前記端末側画像表示手段の表示面に前記確認用情報に対応する前記入力情報を入力可能な画面を表示させる請求項1~3のいずれか1項に記載の暖房装置操作システム。
  5. 前記装置側制御手段は、前記装置側通信手段が前記端末側通信手段から送信された運転開始信号を受信したときに、前記暖房装置が運転中のときは、前記暖房装置が運転中であることを示す運転中信号を前記装置側通信手段から前記端末側通信手段に送信するように構成され、
    前記情報入力手段は、端末側画像表示手段により画像が表示される表示面を備えて、前記表示面への使用者によるタッチ操作により前記入力情報を入力可能なタッチパネル式情報入力部であり、
    前記端末側制御手段は、前記端末側通信手段が前記運転中信号を受信すると、前記端末側画像表示手段の表示面に、前記暖房装置の運転を開始するための運転開始操作以外の操作を指令するための情報を含む個別操作情報を入力可能な画面を表示させ、並びに、前記タッチパネル式情報入力部により入力された個別操作情報を前記端末側通信手段から前記装置側通信手段に送信するように構成されている請求項1~4のいずれか1項に記載の暖房装置操作システム。
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