JP2006319654A - 携帯電話機を用いたリモコンシステム - Google Patents

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Abstract

【課題】別途のリモコン装置を用いずに携帯電話機をリモコン装置として流量し、価格上昇を抑制しながらも暖房機器をワイヤレス信号で制御できるようにする。
【解決手段】暖房機器1は加熱源11を備え屋内に配置される。また、暖房機器1はワイヤレス受信部15を備え、少なくとも運転と停止とについてワイヤレス信号による指示が受付可能になっている。携帯電話機2は、ワイヤレス信号を送信するワイヤレス送信部25を備え、記憶部21に格納されたアプリケーションプログラムに従って動作することにより暖房機器1に適合するリモコン装置として動作する。また、携帯電話機2はインターネットNTを通してセンター装置3にアクセス可能であり、一方、センター装置3ではインターネットNTを通してアプリケーションプログラムを携帯電話機2に転送する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、加熱源を備える暖房機器をワイヤレス信号により制御することを可能とした携帯電話機を用いたリモコンシステムに関するものである。
従来から、家電製品の制御を行うリモコン装置として携帯電話機を用いることが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の技術では、家電製品のリモコン装置からワイヤレス信号で送信されるリモコンデータを携帯電話機が受信して記憶し、記憶したリモコンデータを携帯電話機の操作部の操作によって読み出し、該当の家電製品に向けてワイヤレス信号で送信する構成になっている。つまり、リモコン装置を用いて携帯電話機にリモコンデータを登録すると、登録されたリモコンデータに対応するリモコン装置として携帯電話機を用いることができるようになるというものである。これは、複数台のリモコン装置の機能を携帯電話機に集約して利用することにより、複数台のリモコン装置を操作する煩わしさを解消しようとすることを目的にしている。
特開2004−194085号公報
特許文献1に記載された技術は、リモコンデータを携帯電話機に登録するためにリモコン装置を用いるものであるから、各家電製品ごとのリモコン装置が必要になっている。しかしながら、必ずしもすべての家電製品にリモコン装置が付いているとは限らず、とくに価格競争の激しい分野の製品においてはリモコン装置を付加することによる販売価格の上昇が無視できない問題となる。したがって、上述のような携帯電話機をリモコン装置として流用する技術であっても、リモコンデータをリモコン装置を用いて登録する技術では採用することができない。
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、別途のリモコン装置を用いることなく携帯電話機をリモコン装置として動作させることを可能とし、価格上昇を抑制しながらも暖房機器をワイヤレス信号で制御できるようにした携帯電話機を用いたリモコンシステムを提供することにある。
請求項1の発明は、加熱源を備えるとともに屋内に配置され少なくとも運転と停止とについてワイヤレス信号による指示を受付可能とした暖房機器と、アプリケーションプログラムを格納する記憶部を備え記憶部に格納されたアプリケーションプログラムに従って動作することにより暖房機器に適合するワイヤレス信号の送信が可能になる携帯電話機と、携帯電話機とはネットワークを通して通信可能であってアプリケーションプログラムを携帯電話機に転送するセンター装置とを備えることを特徴とする。
請求項2の発明では、請求項1の発明において、前記アプリケーションプログラムは、前記暖房機器の運転を開始させる際に、前記携帯電話機の操作部に設けた複数個のキーを組み合わせた操作によって運転開始の指示を与えるワイヤレス信号を送信する機能を携帯電話機に与えることを特徴とする。
請求項3の発明では、請求項1または請求項2の発明において、前記暖房機器は燃焼式であって、前記アプリケーションプログラムは、前記暖房機器の運転開始の指示を与えるワイヤレス信号を送信した後、前記携帯電話機に内蔵した時計部で計時される一定時間毎に動作中であることを報知することにより、使用者に換気を促す機能や消し忘れを防止する機能を携帯電話機に与えることを特徴とする。
請求項4の発明では、請求項1ないし請求項3のいずれかの発明において、前記暖房機器は手操作される機器操作部の操作を有効にする通常モードと無効にするロックモードとの動作モードを有し、前記アプリケーションプログラムは、前記携帯電話機の操作部に設けたキーの操作によって通常モードとロックモードとの切換を指示するワイヤレス信号を送信する機能を携帯電話機に与えることを特徴とする。
請求項5の発明では、請求項1ないし請求項4のいずれかの発明において、前記アプリケーションプログラムは、前記携帯電話機から前記暖房機器にワイヤレス信号による指示を与える際に、当該指示に関連した暖房機器に関する注意事項を携帯電話機に設けた表示部に表示することを特徴とする。
請求項1の発明の構成によれば、ネットワークを通して携帯電話機にセンター装置からアプリケーションプログラムを転送することにより携帯電話機をリモコン装置として機能させることができるのであり、別途のリモコン装置を用いることなく携帯電話機を暖房機器に適合するリモコン装置として流用することが可能になる。したがって、別途のリモコン装置が不要であるから価格上昇を抑制しながらもワイヤレス信号による暖房機器の遠隔制御が可能になるという利点がある。
請求項2の発明の構成によれば、複数個のキーを組み合わせた操作、つまり複数個のキーを順に操作するパスワードを用いたり、複数個のキーを同時に操作することにより、暖房機器の運転を開始させるから、携帯電話機を子供が触ったり携帯電話機の操作部を不用意に踏んだりしたとしても、暖房機器の運転が開始される可能性がきわめて低くなり、ワイヤレス信号による暖房機器の遠隔操作を可能としながらも安全性を高めることができるという利点がある。
請求項3の発明の構成によれば、燃焼式の暖房機器を用いる際に携帯電話機において一定時間毎に動作中であることの報知を行うので、燃焼式の暖房機器を用いるに際して換気や消し忘れ防止のための注意を喚起することができるという利点がある。しかも、一般に携帯電話機には種々の報知機能が設けられているから、これらの報知機能を流用することにより、換気を促す報知を他の事柄とは区別して報知することができる。
請求項4の発明の構成によれば、暖房機器に設けた通常モードとロックモードとをワイヤレス信号で切換可能としているから、停止中の暖房機器をロックモードとしておけば、子供のいたずらによって暖房機器が不用意に運転されるのを防止することができ、安全性が高くなるという利点を有する。
請求項5の発明の構成によれば、携帯電話機の表示部に種々の注意事項を表示することができるから、操作前に適切な情報を表示することにより効果的な注意喚起を行える。また、従来は注意事項を記載したシールを貼着する必要があったのに対して、シールの貼着を省略することが可能になり、製造上の手間を削減できるとともに、注意事項が読みやすくなるという利点がある。
本発明においてワイヤレス信号を受けて制御される被制御機器は、室内に設置して使用される暖房機器であって、暖房機器の種類としては加熱源を内蔵するものを想定する。加熱源はガス燃焼式、石油燃焼式、電熱式のいずれであってもよい。ただし、本実施形態ではガス燃焼式の暖房機器を想定する。
図1に示すように、暖房機器1には、加熱源11のほか、加熱源11の動作を制御する機器制御部10、暖房機器1の動作を監視するセンサ12、暖房機器1の点火・消火(オン・オフ)などを指示するために手操作される機器操作部13、現在時刻を計時する機能と設定されたタイムスケジュールに従って暖房機器1の点火・消火を制御するタイマ部14が設けられる。さらに、赤外線を媒体とするワイヤレス信号を受信することにより暖房機器1を制御するワイヤレス受信部15も暖房機器1に設けられる。すなわち、従来の暖房機器1と比較すると、構成上ではワイヤレス受信部15が付加されている点で相違する。ワイヤレス受信部15では、ワイヤレス信号を受信すると受信出力からデータ列を抽出する処理を行い、データ列を機器制御部10に引き渡す。センサ12としては、燃焼を確認するための燃焼センサ、内部温度や室温を検出するための温度センサ、暖房機器1の転倒を検出するための転倒センサなどが設けられる。
機器制御部10は、マイクロコンピュータを主構成とし、ワイヤレス受信部15から引き渡されたデータ列を読み取って、データ列から指示内容を抽出するワイヤレス処理部10aを備える。なお、ワイヤレス信号の媒体は赤外線ではなく電波であってもよい。赤外線の送受信が可能な携帯電話機はIrDA規格のものが提供されており、電波の送受信が可能な携帯電話機はbluetooth規格のものが提供されている。
一方、図1には、携帯電話機2において通話機能以外で本発明に関わる部分を機能ブロックとして記載している。携帯電話機2は、動作を管理する制御部20、リモコン装置として機能させるためのアプリケーションプログラムを格納する書換可能な記憶部21、任意の文字および図形の表示が可能なドットマトリクス式の液晶表示器などからなる表示部22、記憶部21に格納されたアプリケーションプログラムにより規定される機能を持ち手操作される操作部23、スピーカ、ブザー、バイブレータ、表示灯などからなり使用者への情報報知を行う報知部24を備える。また、暖房機器1に設けたワイヤレス受信部15に対してワイヤレス信号を送出するワイヤレス送信部25と、無線伝送路を含む電話回線を用いてインターネット接続を可能とするネットワーク処理部26とを備える。ネットワーク処理部26はネットワークとしてのインターネットNTを通してセンター装置3へのアクセスが可能になっている。さらに、現在日時を計時する時計部27も設けられる。
センター装置3は、携帯電話機2をリモコン装置として機能させるためのアプリケーションプログラムを蓄積しており、携帯電話機2からアプリケーションプログラムの転送要求があると、インターネットNTを通して携帯電話機2に転送する。携帯電話機2ではセンター装置3から転送されたアプリケーションプログラムを記憶部21に格納し、アプリケーションプログラムに従って動作することにより、操作部23への機能の割り当てを行うとともに、表示部22、報知部24、ワイヤレス送信部25など携帯電話機2の各部の動作を規定して暖房機器1に適合するリモコン装置として動作する。
上述のように、携帯電話機2をインターネットNTに接続することにより、センター装置3からアプリケーションプログラムを転送すれば、携帯電話機2を暖房機器1に対するリモコン装置として使用可能になる。携帯電話機2の操作部23が備えるどのスイッチ(キー)にどの機能を割り当てるかは、アプリケーションプログラムによってあらかじめ決められており、対応関係は表示部22の表示内容により示される。
たとえば、表示部22には図2に示すように、「運転」(点火)、「停止」(消火)、「温度設定」(上昇と下降の2個のキー)、「おやすみ」の5種類のマークM1〜M5が表示され、携帯電話機2に操作部23として付設された左右のカーソルキーを用いることにより、「運転」、「停止」、「温度設定」、「おやすみ」のいずれかを選択する。また、「運転」、「停止」、「おやすみ」の選択中に携帯電話機2に操作部23として付設された決定キーを押下して機能を指定すると、「運転」、「停止」、「おやすみ」が暖房機器1に指示されるようになっている。ここに、「おやすみ」はオフディレイを意味し、「おやすみ」が指定された時点から一定時間が経過すると消火するようになっている。なお、「おやすみ」の指定時に点火中であれば点火を継続し、消火中であれば点火してオフディレイの動作を行う。各マークM1〜M5が選択中か否かは表示部22に示される。表示部22が白黒表示であれば選択中のマークM1〜M5は反転表示になり、表示部22がカラー表示であれば選択中のマークM1からM5は非選択のマークM1〜M5とは異なる色で表示される。
ところで、「温度設定」が選択されている状態では、マークM3,M4が選択中になり、マークM3,M4の選択中には上下のカーソルキーが有効になって、温度の上昇と下降との操作が可能になる。つまり、上向きのカーソルキーを押下すると温度の上昇を指示でき、下向きのカーソルキーを押下すると温度の下降が指示できる。
もちろん上述した操作例は一例であって、アプリケーションプログラムを適宜に設定すれば、各マークM1〜M5に操作部23の各スイッチ(キー)を個別に割り当てることも可能である。あるいはまた、図3に示すように、アプリケーションプログラムによって他の機能を実現することも可能である。図3に示す例では、「運転」、「停止」、「温度設定」のほか、「プログラム運転」、「セーブ運転」のマークM6,M7が表示され、かつ設定温度やオン(運転)・オフ(停止)の時刻を表示する表示領域D1,D2が表示部22に設けられる。
「プログラム運転」は設定時刻に運転・停止を行うのであって、「プログラム運転」が指定されると領域D2に表示された内容をカーソルキーで設定できるようになる。たとえば、「プログラム運転」を指定すると、領域D2の上段が選択中になり、決定キーを押下するとオン時刻が上下のカーソルキーによって変更可能になる。また、領域D2の上段が選択中になった状態でカーソルキーのいずれかのキーを押下すると、領域D2の下段が選択中になる。領域D2の上段と下段とのどちらを選択中にするかは、一方の選択中にカーソルキーのいずれかのキーを押下することにより指示する。領域D2の下段が選択中であるときに決定キーを押下すればオフ時刻が上下のカーソルキーによって変更可能になる。設定したオン時刻およびオフ時刻を暖房機器1に転送すれば、暖房機器1は内蔵したタイマ部14が転送されたタイムスケジュールに従ってオン時刻およびオフ時刻にそれぞれ運転(点火)と停止(消火)とを行うことになる。
「セーブ運転」は、運転開始直後には設定温度を温度の目標値として運転し、時間の経過とともに温度の目標値を設定温度から徐々に引き下げる運転である。すなわち、暖房を開始して時間が経過すると室内に存在する物体に蓄熱され、設定温度を引き下げても体感温度が変化しなくなるから、目標値を引き下げることにより燃料の消費を低減することができるのである。
図2、図3に示した機能は一例であるが、センター装置3から転送するアプリケーションプログラムによって、どちらの機能を使用可能にするかを選択することができる。つまり、図2に示す例のようにリモコン装置としての機能を制限することにより学習の必要なく子供や高齢者でも容易に使えるようにしたり、図3に示す例のように高機能なリモコン装置として多機能化することも可能になる。このように、機能はアプリケーションプログラムによって任意に設定できるから、1台の携帯電話機2を様々な形態のリモコン装置として利用することが可能になる。
ところで、暖房機器1に対するワイヤレス信号を送信する際に、上述の操作例のように、機能(「運転」、「停止」など)の選択と指定という作業を伴うようにしておけば、子供が操作したりペットや人が踏んだりすることにより操作部23のいずれかのスイッチ(キー)が押下されても、ワイヤレス信号が暖房機器1に送信される確率は低くなるから、暖房機器1が不用意に運転されることによる可能性を低減することができる。
操作部23の不用意な操作による暖房機器1の運転の確率を低減するには、暖房機器1の運転にかかわる操作を行う際にパスワードを要求するようにしてもよい。たとえば、上述の例のように、「運転」のマークM1の選択中に決定キーによる指示を行う場合であれば、決定キーの操作後にパスワードの入力を要求するダイアローグボックスが表示部22の画面上に開くようにし、ダイアローグボックスにパスワード(たとえば、数値4桁の組合せ)を入力しパスワードが認証された後に、あらためて決定キーを押下するとワイヤレス信号が送信されるという構成を採用すればよい。なお、「停止」は安全側の動作であるから、パスワードの要求は不要である。
また、パスワードに代えて、複数のキーの組合せを採用してもよい。たとえば、特定の複数個のキーを同時に押下するか、特定のキーのシーケンス(押下順)で運転を開始させる構成としてもよい。特定のキーのシーケンスは技術的にはパスワードと等価である。したがって、複数個のキーを組み合わせた操作によって運転開始の指示を与えるワイヤレス信号を送信することになる。
ここにおいて、表示部22に表示された各マークM1〜M5(M6,M7)が選択されると、マークM1〜M5の位置に応じた内容のアラートボックスが表示部22の画面上に開くようにしてもよい。つまり、暖房機器1にワイヤレス信号による指示を与える際に、当該指示に関連した暖房機器1に関する注意事項をアラートボックスにより表示するのである。
たとえば、「運転」が選択されると図4に示すように、点火に先だって注意すべき注意事項を表示するアラートボックスB1が開くようにし、アラートボックスB1が開いた状態で決定キーの押下で確認すると、次の操作に移行できるようにする。アラートボックスB1を用いて表示部22に注意事項を表示すれば、従来はシールを貼着することにより使用者に与えていた注意事項を、表示部22の画面上で使用者に与えることが可能になり、従来必要であったシールが不要になる。つまり、コストの低減につながる。しかも、操作する際に表示部22に表示されるから、シールに比較すると注意を喚起する可能性が高くなり安全性の向上にも寄与する。
暖房機器1のうち燃焼を伴う加熱源11を備えるもの、つまりガスや石油を燃焼させる燃焼式の暖房機器1は、作動中に室内の換気が必要である。そこで、携帯電話機2において、「運転」から「停止」までの指示の間において、内蔵の時計部27で計時した一定時間毎に使用者に換気を促す報知を行うようにしてある。報知は携帯電話機2が備えている報知部24を利用して行うが、表示部22として設けた表示灯を併用してもよい。
ところで、暖房機器1において、暖房機器1の機器操作部13の操作を無効にする機能を付加し、当該機能を携帯電話機2の操作により入切する構成を採用してもよい。つまり、暖房機器1の機器制御部10の動作モードとして、通常モードとロックモードとの2種類を設けておき、通常モードでは機器操作部13の操作内容に応じて加熱源11を制御し、ロックモードでは機器操作部13の操作を受け付けないようにするのである。また、通常モードとロックモードとの切換を携帯電話機2からのワイヤレス信号で指示可能にしておく。暖房機器1がロックモードで動作している間には、暖房機器1の機器操作部13は無効になる。
したがって、子供などがいたずらで触ったとしても暖房機器1の動作は変化しない。ここで、暖房機器1の停止時において機器操作部13を無効にし運転時には有効にする設定としておけば、暖房機器1の運転を不用意に開始させることが防止され、運転中にはすぐに停止できるようにすることができる。このような動作はフェールセーフになるから、暖房機器1の安全性をさらに高めることになる。
上述したように、携帯電話機2を暖房機器1に対するリモコン装置として用いるために、インターネットNTを通してセンター装置3からアプリケーションプログラムを転送するから、アプリケーションプログラムの変更、修正、バージョンアップを容易に行うことができ、リモコン装置としての所望の機能を携帯電話機2に付与することができる。しかも、別途にリモコン装置を設ける必要がなく、既製の携帯電話機2をリモコン装置として用いるから、リモコン装置を製作するための金型が不要であり金型投資コストの発生が生じない。つまり、リモコン装置のための金型投資コストの発生によるコスト増を防止できる。
なお、上述した構成例ではワイヤレス信号を携帯電話機2から暖房機器1に対して一方向に伝送しているが、暖房機器1と携帯電話機2との間で双方向にワイヤレス信号を伝送するようにしてもよい。双方向の伝送を行えば暖房機器1に内蔵したセンサ12で検出した暖房機器1の動作状態を携帯電話機2で監視することが可能になる。とくに、運転が開始したことを確認できれば安全性が高くなる。そこで、運転開始の指示後に暖房機器1に内蔵した燃焼センサで燃焼の開始を確認したことを携帯電話機2に返送させ表示部22あるいは報知部24で報知させるようにすれば、使用者は運転が開始されたことを確認でき、安全性が高まるとともに安心感が得られる。
また、上述した動作例ではセンター装置3からアプリケーションプログラムを転送すれば、以後はアプリケーションプログラムに変更がなければ、携帯電話機2をリモコン装置として使用することができるが、1回の転送によって点火から次の消火までの動作のみを可能にするようにしてもよい。つまり、アプリケーションプログラムの転送後には携帯電話機2により暖房機器1の運転(点火)が可能になり、その後、暖房機器1を停止するまでは携帯電話機2による種々の操作が可能になるが、暖房機器1を停止(消火)した時点で、携帯電話機2からアプリケーションプログラムが消去され、次に転送しなければ暖房機器1の運転ができなくなるようにしてもよい。このような構成を採用すると、現状では通信費用が発生するが、この構成を採用すれば意図的に携帯電話機2を操作しない限り暖房機器1の運転が開始されないから安全性が非常に高くなる。
本発明の実施形態を示すブロック図である。 同上の動作説明図である。 同上の動作説明図である。 同上の動作説明図である。
符号の説明
1 暖房機器
2 携帯電話機
3 センター装置
11 加熱源
21 記憶部
22 表示部
23 操作部
24 報知部
25 ワイヤレス送信部
26 ネットワーク処理部
27 時計部
NT インターネット(ネットワーク)

Claims (5)

  1. 加熱源を備えるとともに屋内に配置され少なくとも運転と停止とについてワイヤレス信号による指示を受付可能とした暖房機器と、アプリケーションプログラムを格納する記憶部を備え記憶部に格納されたアプリケーションプログラムに従って動作することにより暖房機器に適合するワイヤレス信号の送信が可能になる携帯電話機と、携帯電話機とはネットワークを通して通信可能であってアプリケーションプログラムを携帯電話機に転送するセンター装置とを備えることを特徴とする携帯電話機を用いたリモコンシステム。
  2. 前記アプリケーションプログラムは、前記暖房機器の運転を開始させる際に、前記携帯電話機の操作部に設けた複数個のキーを組み合わせた操作によって運転開始の指示を与えるワイヤレス信号を送信する機能を携帯電話機に与えることを特徴とする請求項1記載の携帯電話機を用いたリモコンシステム。
  3. 前記暖房機器は燃焼式であって、前記アプリケーションプログラムは、前記暖房機器の運転開始の指示を与えるワイヤレス信号を送信した後、前記携帯電話機に内蔵した時計部で計時される一定時間毎に動作中であることを報知する機能を携帯電話機に与えることを特徴とする請求項1または請求項2記載の携帯電話機を用いたリモコンシステム。
  4. 前記暖房機器は手操作される機器操作部の操作を有効にする通常モードと無効にするロックモードとの動作モードを有し、前記アプリケーションプログラムは、前記携帯電話機の操作部に設けたキーの操作によって通常モードとロックモードとの切換を指示するワイヤレス信号を送信する機能を携帯電話機に与えることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の携帯電話機を用いたリモコンシステム。
  5. 前記アプリケーションプログラムは、前記携帯電話機から前記暖房機器にワイヤレス信号による指示を与える際に、当該指示に関連した暖房機器に関する注意事項を携帯電話機に設けた表示部に表示することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか1項に記載の携帯電話機を用いたリモコンシステム。
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