JP2009264656A - 空調機器用リモートコントローラー - Google Patents
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Abstract
【課題】暗証番号を知らないユーザーによる設定情報のモニタを可能にし、設定変更操作を制限することができる空調機器用リモートコントローラーを得る。
【解決手段】空調機器の運転を操作する空調機器用リモートコントローラーにおいて、空調機器の運転操作に関する設定データ51、及び管理者用登録暗証番号52が記憶されるメモリ50と、空調機器の運転に関する情報を表示する表示部10と、設定データ51を変更するための操作、及び管理者用入力暗証番号12を入力する操作部20と、設定データ51に基づいて空調機器の運転操作を行うCPU30とを備え、CPU30は、操作部20により入力された管理者用入力暗証番号12が、管理者用登録暗証番号52と一致するとき、設定データ51を変更するための情報を表示させ、設定データ51を変更するための操作入力を有効とする。
【選択図】図1
【解決手段】空調機器の運転を操作する空調機器用リモートコントローラーにおいて、空調機器の運転操作に関する設定データ51、及び管理者用登録暗証番号52が記憶されるメモリ50と、空調機器の運転に関する情報を表示する表示部10と、設定データ51を変更するための操作、及び管理者用入力暗証番号12を入力する操作部20と、設定データ51に基づいて空調機器の運転操作を行うCPU30とを備え、CPU30は、操作部20により入力された管理者用入力暗証番号12が、管理者用登録暗証番号52と一致するとき、設定データ51を変更するための情報を表示させ、設定データ51を変更するための操作入力を有効とする。
【選択図】図1
Description
この発明は、空調機器の運転を操作する空調機器用リモートコントローラーに関するものである。
従来の空調機器制御用リモートコントローラーにおいては、例えば「設定パスワード41等に一致する入力パスワード等の入力がない限り、空気調和機の動作設定に関するリモコン操作が行われても、CPU10はその操作内容を無効にする。」ものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
また、例えば「空気調和機の運転を制御するための複数のスイッチと、これらスイッチを所定の手順で操作した後にこれらスイッチによる前記空気調和機の運転制御を可能にする規制部とを備えたことを特徴とする空気調和機の制御装置。」が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
従来の空調機器制御用リモートコントローラー(以下「リモコン」ともいう。)は、エンドユーザー(管理ユーザー以外の者)にリモコン操作をさせないようにするため、パスワードの入力や、スイッチを所定の手順で操作した場合にのみ、リモコン操作を可能にしている。
しかしながら、エンドユーザーによる操作を全て不可能としており、特定の操作のみを操作可能とすることができない、という問題点があった。例えば空調使用電力の抑制を目的とした省エネスケジュールなどの設定情報をモニタすることを可能にし、設定内容を変更する操作を不可能とすることができない、という問題点があった。
しかしながら、エンドユーザーによる操作を全て不可能としており、特定の操作のみを操作可能とすることができない、という問題点があった。例えば空調使用電力の抑制を目的とした省エネスケジュールなどの設定情報をモニタすることを可能にし、設定内容を変更する操作を不可能とすることができない、という問題点があった。
また、リモコン操作の機能としては、例えば運転管理機能やメンテナンス機能、各種履歴情報のモニタなど多様化しているため、利用するユーザーに応じて操作可能な機能に制限を設けることが望まれている。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、第1の目的は、暗証番号を知らないユーザーによる設定情報のモニタを可能にし、設定変更操作を制限することができる空調機器用リモートコントローラーを得るものである。
また、第2の目的は、利用するユーザーに応じて操作可能な機能に制限を設けることができる空調機器用リモートコントローラーを得るものである。
この発明に係る空調機器用リモートコントローラーは、空調機器の運転を操作する空調機器用リモートコントローラーにおいて、前記空調機器の運転操作に関する設定情報、及び暗証番号に関する情報が記憶される記憶部と、前記空調機器の運転に関する情報を表示する表示部と、前記設定情報を変更するための操作、及び前記暗証番号を入力する操作部と、前記設定情報に基づいて前記空調機器の運転操作を行う制御部とを備え、前記制御部は、前記操作部により入力された暗証番号が、前記記憶部に記憶された暗証番号と一致するとき、前記設定情報を変更するための情報を表示させ、前記設定情報を変更するための操作入力を有効とするものである。
この発明は、入力された暗証番号が、記憶された暗証番号と一致するとき、設定情報を変更するための情報を表示し、設定情報を変更するための操作入力を有効とするので、暗証番号を知らないユーザーによる設定変更操作を制限することができる。
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1における空調システムの構成図、図2はこの発明の実施の形態1におけるリモートコントローラーの内部構成を示すブロック図である。図1において、本実施の形態における空調システムは、1又は複数台の室内機100と、1又は複数の室外機200とにより構成される空調機器と、空調機器用リモートコントローラー(以下「リモコン1」という。)とを備えている。尚、図1においては室内機100及び室外機200は1台のみ図示している。
また、図2において、リモコン1は、表示部10と、操作部20と、制御部であるCPU30と、通信部40と、記憶部であるメモリ50とにより構成される。
このリモコン1は、室内機100と無線又は有線の伝送媒体を介して接続され、各空調機器を同時もしくは個別に運転操作を行うと共に、空調機器の個々の運転情報等を収集して運転状態の監視を行うものである。
図1はこの発明の実施の形態1における空調システムの構成図、図2はこの発明の実施の形態1におけるリモートコントローラーの内部構成を示すブロック図である。図1において、本実施の形態における空調システムは、1又は複数台の室内機100と、1又は複数の室外機200とにより構成される空調機器と、空調機器用リモートコントローラー(以下「リモコン1」という。)とを備えている。尚、図1においては室内機100及び室外機200は1台のみ図示している。
また、図2において、リモコン1は、表示部10と、操作部20と、制御部であるCPU30と、通信部40と、記憶部であるメモリ50とにより構成される。
このリモコン1は、室内機100と無線又は有線の伝送媒体を介して接続され、各空調機器を同時もしくは個別に運転操作を行うと共に、空調機器の個々の運転情報等を収集して運転状態の監視を行うものである。
表示部10は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などで構成され、後述する動作により、メニュー画面や省エネルギー(以下「省エネ」ともいう。)運転スケジュール画面(情報モニタ画面)、暗証番号入力画面やその他の空調機器の運転に関する情報を表示する。また、図1に示すように、暗証番号入力画面において、後述する動作により入力された管理者用入力暗証番号12を表示する。
CPU30は、表示部10、操作部20、通信部40、及びメモリ50と接続され、リモコン1を統括制御するものであり、操作部20からの操作や、設定情報(後述)に基づいて空調機器の運転操作を行うと共に、空調機器の運転情報等を収集して運転状態の監視を行う。また、後述する動作により、設定情報を変更するための操作入力を有効とする。
通信部40は、有線又は無線通信により室内機100と通信し、CPU30の制御に基づいて、運転操作情報や設定情報など送受信する。
操作部20は、空調機器の運転操作や、後述する設定情報を変更するための操作及び暗証番号を入力するものである。この操作部20は、図1に示すように、リモコン1の前面側に設けられ、例えば表示部10に表示されるカーソルを操作するカーソル移動ボタン21、数値等を入力する数値変更ボタン22、入力の確定操作などを行う決定ボタン23、メニュー画面などの表示操作を行うメニューボタン24、入力のキャンセルなどを行う戻るボタンや運転/停止ボタンなどを有している。
メモリ50には、空調機器の運転操作に関する設定情報である設定データ51、及びユーザーを識別するための暗証番号に関する情報である管理者用登録暗証番号52が記憶されている。尚、設定データ51は、例えば空調使用電力の抑制などを目的とした省エネ制御のための運転スケジュール設定内容や、リモコン1のボタン操作を無効にするための設定などが考えられる。
次に、このように構成されたリモコン1の動作について図3を用いて説明する。
次に、このように構成されたリモコン1の動作について図3を用いて説明する。
図3はこの発明の実施の形態1におけるリモートコントローラーの動作イメージを示す図である。
まず、ユーザーは、例えばメニュー画面(図示せず)によりカーソル移動ボタン21や決定ボタン23などを操作して、情報モニタ画面を表示させる旨の操作を入力する。
CPU30は、操作部20から当該操作が入力されると、メモリ50に記憶されている設定データ51の情報を参照して、図3に示すように、表示部10に設定データ51をモニタする画面として情報モニタ画面S1を表示させる。
これにより暗証番号を知らないユーザー(以下「エンドユーザー」という。)であっても、設定データ51として記憶されている、例えば空調使用電力の抑制などを目的とした省エネ制御のための運転スケジュール設定内容を閲覧することができる。
まず、ユーザーは、例えばメニュー画面(図示せず)によりカーソル移動ボタン21や決定ボタン23などを操作して、情報モニタ画面を表示させる旨の操作を入力する。
CPU30は、操作部20から当該操作が入力されると、メモリ50に記憶されている設定データ51の情報を参照して、図3に示すように、表示部10に設定データ51をモニタする画面として情報モニタ画面S1を表示させる。
これにより暗証番号を知らないユーザー(以下「エンドユーザー」という。)であっても、設定データ51として記憶されている、例えば空調使用電力の抑制などを目的とした省エネ制御のための運転スケジュール設定内容を閲覧することができる。
次に、ユーザーにより、設定データ51の設定内容を変更するための操作として、情報モニタ画面S1において決定ボタン23が操作されると、CPU30は、図3に示すように、表示部10に暗証番号を入力するための暗証番号入力画面S2を表示させる。このような暗証番号入力画面S2において、暗証番号を知るユーザー(以下「管理ユーザー」という。)は、カーソル移動ボタン21や数値変更ボタン22を用いて、管理者用入力暗証番号12を入力し、全ての桁の暗証番号を入力した後、決定ボタン23を操作することにより入力データを確定する。
尚、ここでは4桁の数字を表しているが、これに限らず、暗証番号の桁数は製品の仕様により任意の桁数を設定することができる。また数字に限らず、アルファベットや記号などを用いても良い。
尚、ここでは4桁の数字を表しているが、これに限らず、暗証番号の桁数は製品の仕様により任意の桁数を設定することができる。また数字に限らず、アルファベットや記号などを用いても良い。
CPU30は、決定ボタン23の操作により確定された管理者用入力暗証番号12の情報を取り込み、この管理者用入力暗証番号12が、メモリ50に格納されている管理者用登録暗証番号52の値と一致するか否かを比較する。
管理者用入力暗証番号12が、管理者用登録暗証番号52と一致するとき、設定データ51の設定内容を変更するための情報を表示する設定変更画面S4へ遷移し、設定データ51の設定内容を変更するための操作入力を有効とする。
これにより管理ユーザーは、設定変更画面S4において、例えば省エネ運転スケジュールの無効又は有効の切り換えや、スケジュール設定の有効又は無効の切り換え、又は曜日や時間ごとの空調使用電力の抑制設定などを変更することができる。
そしてCPU30は、設定内容が変更された設定データ51に基づいて運転操作信号を通信部40を介して空調機器に送信して、変更された設定内容で空調機器の運転操作を行うこととなる。
これにより管理ユーザーは、設定変更画面S4において、例えば省エネ運転スケジュールの無効又は有効の切り換えや、スケジュール設定の有効又は無効の切り換え、又は曜日や時間ごとの空調使用電力の抑制設定などを変更することができる。
そしてCPU30は、設定内容が変更された設定データ51に基づいて運転操作信号を通信部40を介して空調機器に送信して、変更された設定内容で空調機器の運転操作を行うこととなる。
一方、管理者用入力暗証番号12が、管理者用登録暗証番号52と一致しないとき、管理者用入力暗証番号12が適合しない旨の情報を表示する暗証番号不適合画面S3を表示させ、暗証番号が不一致である旨をユーザーに伝える。設定データ51の設定内容を変更するための操作入力が不可能となる。
以上のように本実施の形態においては、暗証番号の入力を行うことなく、情報モニタ画面S1を表示させるので、暗証番号を知らないエンドユーザーであっても、リモコン1のメモリ50内に記憶されている設定データ51の情報をモニタすることができる。
また、設定データ51の設定内容を変更する際に、暗証番号入力画面S2を表示させ、暗証番号の入力を行った後、設定変更画面S4へ遷移して設定内容の変更が可能となるので、エンドユーザーによる設定内容の変更操作を不可能とすることができ、管理ユーザーによる設定内容の変更操作を可能とすることができる。
これにより、例えば空調使用電力の抑制を目的とした省エネスケジュールなどの設定を、エンドユーザーが変更することができないため、計画的な省エネ計画を実現することができる。
これにより、例えば空調使用電力の抑制を目的とした省エネスケジュールなどの設定を、エンドユーザーが変更することができないため、計画的な省エネ計画を実現することができる。
尚、CPU30は、操作部20による入力に基づき、メモリ50に記憶された管理者用登録暗証番号52に関する情報を登録又は更新するようにしても良い。例えば、メニュー画面において暗証番号の更新をする旨の操作を選択し、ユーザーからの任意の暗証番号を入力することにより、当該暗証番号を管理者用登録暗証番号52としてメモリ50に記憶するようにする。これにより、暗証番号を管理者ユーザーが自由に設定変更することができ、管理者ユーザーが設定変更する際の操作方法(暗証番号)を忘れにくくする効果を奏することができる。また、管理ユーザーが定期的に暗証番号を変更することにより暗証番号の漏洩による不正使用を防止することができる。
尚、上記説明では、メモリ50に予め管理者用登録暗証番号52が格納されている場合を説明したが、これに限らず、初期状態(工場出荷時)においては当該情報を未登録とし、管理ユーザーの操作入力により当該暗証番号を登録するようにしても良い。
尚、使用状況に応じて、暗証番号入力機能をキャンセルするような初期設定を設けても良い。初期設定にて暗証番号入力機能をキャンセルした場合は、暗証番号入力画面S2を表示させず、設定変更画面S4へ遷移することができる。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、設定変更画面S4に遷移する際に暗証番号入力画面S2を表示させるようにしたが、本実施の形態では、上記動作に加え、複数の暗証番号を設定し、暗証番号ごとに割り当てる操作内容についての操作可否を設定する。例えば、空調機器のメンテナンスに関する操作を行うサービス用メニュー画面(後述)に遷移する際に、サービス用の暗証番号を設定できるようにする。
上記実施の形態1では、設定変更画面S4に遷移する際に暗証番号入力画面S2を表示させるようにしたが、本実施の形態では、上記動作に加え、複数の暗証番号を設定し、暗証番号ごとに割り当てる操作内容についての操作可否を設定する。例えば、空調機器のメンテナンスに関する操作を行うサービス用メニュー画面(後述)に遷移する際に、サービス用の暗証番号を設定できるようにする。
図4はこの発明の実施の形態2における空調システムの構成図、図5はこの発明の実施の形態2におけるリモートコントローラーの内部構成を示すブロック図である。以下、上記実施の形態1と同一の構成については、同一の符号を付し、説明は省略する。
図4に示すように、本実施の形態2における空調システムの構成は、上記実施の形態1と同様である。尚、図4においては、表示部10に、後述するサービス用暗証番号入力画面にサービス用入力暗証番号13(後述)が表示されている状態を示している。
図4に示すように、本実施の形態2における空調システムの構成は、上記実施の形態1と同様である。尚、図4においては、表示部10に、後述するサービス用暗証番号入力画面にサービス用入力暗証番号13(後述)が表示されている状態を示している。
図5において、本実施の形態2におけるリモコン1は、上記実施の形態1の構成に加え、メモリ50には、サービス用登録暗証番号53が記憶されている。つまりメモリ50には、複数の暗証番号に関する情報が記憶されている。そしてこの複数の暗証番号ごとに操作可能な機能(操作内容)が割り当てられている。例えば、管理者用登録暗証番号52に対しては、上述した設定データ51の変更操作とし、サービス用登録暗証番号53に対しては、後述する空調機器の保守を目的とした特定の操作を割り当てる。
次に、このように構成されたリモコン1の動作について図6を用いて説明する。
次に、このように構成されたリモコン1の動作について図6を用いて説明する。
図6はこの発明の実施の形態2におけるリモートコントローラーの動作イメージを示す図である。
ユーザーによって、所定の画面表示中に特定の操作がなされた場合、例えば図6に示すように、メニュー画面S10の表示中に、メニューボタン24の長押しなどの操作がなされた場合、CPU30は、図6に示すように、表示部10にサービス用暗証番号入力画面S11を表示させる。尚、メニューボタン24の長押しなど特定の操作(特殊な操作)の代わりに、メニュー画面S10にサービス用メニュー画面S12に遷移できる選択項目を設け、カーソル移動ボタン21や決定ボタン23を操作することによりその項目を選択することでサービス用暗証番号入力画面S11を表示するようにしても良い。
ユーザーによって、所定の画面表示中に特定の操作がなされた場合、例えば図6に示すように、メニュー画面S10の表示中に、メニューボタン24の長押しなどの操作がなされた場合、CPU30は、図6に示すように、表示部10にサービス用暗証番号入力画面S11を表示させる。尚、メニューボタン24の長押しなど特定の操作(特殊な操作)の代わりに、メニュー画面S10にサービス用メニュー画面S12に遷移できる選択項目を設け、カーソル移動ボタン21や決定ボタン23を操作することによりその項目を選択することでサービス用暗証番号入力画面S11を表示するようにしても良い。
このようなサービス用暗証番号入力画面S11において、メンテナンス等を行う者(以下「サービスマン」という。)は、カーソル移動ボタン21や数値変更ボタン22を用いて、サービス用入力暗証番号13を入力し、全ての桁の暗証番号を入力した後、決定ボタン23を操作することにより入力データを確定する。
尚、ここでは4桁の数字を表しているが、これに限らず、暗証番号の桁数は製品の仕様により任意の桁数を設定することができる。また数字に限らず、アルファベットや記号などを用いても良い。
尚、ここでは4桁の数字を表しているが、これに限らず、暗証番号の桁数は製品の仕様により任意の桁数を設定することができる。また数字に限らず、アルファベットや記号などを用いても良い。
CPU30は、決定ボタン23の操作により確定されたサービス用入力暗証番号13の情報を取り込み、このサービス用入力暗証番号13が、メモリ50に格納されているサービス用登録暗証番号53の値と一致するか否かを比較する。
サービス用入力暗証番号13が、サービス用登録暗証番号53と一致するとき、空調機器の保守を目的とした特定の操作を行うためのサービス用メニュー画面S12へ遷移し、当該画面に割り当てられている操作入力を有効とする。
これによりサービスマンは、サービス用メニュー画面S12において、例えば空調機器の保守を目的とした運転データのモニタや、各種履歴情報のモニタ、さらには故障箇所の診断なども目的とした特定の操作を行うことができる。
そしてCPU30は、通信部40を介して、当該保守を目的とした特定の操作内容に応じた操作信号を空調機器に送信し、又は当該操作の応答を空調機器から受信する。
これによりサービスマンは、サービス用メニュー画面S12において、例えば空調機器の保守を目的とした運転データのモニタや、各種履歴情報のモニタ、さらには故障箇所の診断なども目的とした特定の操作を行うことができる。
そしてCPU30は、通信部40を介して、当該保守を目的とした特定の操作内容に応じた操作信号を空調機器に送信し、又は当該操作の応答を空調機器から受信する。
一方、サービス用入力暗証番号13が、サービス用登録暗証番号53と一致しないとき、サービス用入力暗証番号13が適合しない旨の情報を表示する暗証番号不一致メッセージ画面S13を表示させ、暗証番号が不一致である旨をユーザーに伝える。これにより、サービス用メニュー画面S12に割り当てられた操作入力が不可能となる。
以上のように本実施の形態においては、空調機器の保守を目的とした特定の操作を行う際に、サービス用暗証番号入力画面S11を表示させ、暗証番号の入力を行った後、サービス用メニュー画面S12へ遷移して特定の操作が可能となるので、サービス用入力暗証番号13を知らないユーザーによる特定の操作を不可能とすることができ、サービス用入力暗証番号13を知るサービスマンによる特定の操作を可能とすることができる。これにより、利用するユーザーに応じて操作可能な機能に制限を設けることができる。
尚、本実施の形態2では、メモリ50に記憶される暗証番号が管理者用入力暗証番号12及びサービス用入力暗証番号13の2つの場合を説明したが、この発明はこれに限らず、3つ以上の複数の暗証番号を登録するようにし、各暗証番号ごとに操作可能な機能を割り当てるようにしても良い。この場合、CPU30は、操作部20により入力された暗証番号が、メモリ50に記憶された複数の暗証番号の何れかと一致するとき、一致した当該暗証番号に応じた操作内容の情報を表示させ、当該操作内容の入力操作を有効とする。これにより、リモコン1を利用する多数のユーザーに対して、それぞれ異なった操作機能の制限を設けることができる。
尚、CPU30は、操作部20による入力に基づき、メモリ50に記憶された、サービス用登録暗証番号53に関する情報を登録又は更新するようにしても良い。例えば、メニュー画面において暗証番号の更新をする旨の操作を選択し、ユーザーからの任意の暗証番号を入力することにより、当該暗証番号をサービス用登録暗証番号53としてメモリ50に記憶するようにする。これにより、暗証番号をユーザーが自由に設定変更することでき、ユーザーが設定変更する際の操作方法(暗証番号)を忘れにくくする効果を奏することができる。また、定期的に暗証番号を変更することにより暗証番号の漏洩による不正使用を防止することができる。
また、CPU30は、操作部20による入力に基づき、暗証番号ごとに割り当てる操作内容を登録又は更新するようにしても良い。例えば、暗証番号の登録又は更新の際に、当該暗証番号により操作を行うことができる機能を選択するようにし、当該機能を暗証番号ごとに割り当てられる操作内容として登録又は更新するようにしても良い。
また、メモリ50に初期値として登録される暗証番号を、複数のユーザーごとに分けておくことで、間違った操作による他ユーザーの画面遷移を抑制することができる。
1 リモコン、10 表示部、12 管理者用入力暗証番号、13 サービス用入力暗証番号、20 操作部、21 カーソル移動ボタン、22 数値変更ボタン、23 決定ボタン、24 メニューボタン、30 CPU、40 通信部、50 メモリ、51 設定データ、52 管理者用登録暗証番号、53 サービス用登録暗証番号、100 室内機、200 室外機、S1 情報モニタ画面、S2 暗証番号入力画面、S3 暗証番号不適合画面、S4 設定変更画面、S10 メニュー画面、S11 サービス用暗証番号入力画面、S12 サービス用メニュー画面、S13 暗証番号不一致メッセージ画面。
Claims (5)
- 空調機器の運転を操作する空調機器用リモートコントローラーにおいて、
前記空調機器の運転操作に関する設定情報、及び暗証番号に関する情報が記憶される記憶部と、
前記空調機器の運転に関する情報を表示する表示部と、
前記設定情報を変更するための操作、及び前記暗証番号を入力する操作部と、
前記設定情報に基づいて前記空調機器の運転操作を行う制御部と
を備え、
前記制御部は、前記操作部により入力された暗証番号が、前記記憶部に記憶された暗証番号と一致するとき、前記設定情報を変更するための情報を表示させ、前記設定情報を変更するための操作入力を有効とすることを特徴とする空調機器用リモートコントローラー。 - 前記記憶部は、複数の暗証番号、及び該暗証番号ごとに割り当てられる操作内容に関する情報が記憶され、
前記制御部は、前記操作部により入力された暗証番号が、前記記憶部に記憶された前記暗証番号の何れかと一致するとき、一致した当該暗証番号に応じた操作内容の情報を表示させ、当該操作内容の入力操作を有効とすることを特徴とする請求項1記載の空調機器用リモートコントローラー。 - 前記制御部は、前記操作部による入力に基づき、前記記憶部に記憶される前記操作内容に関する情報を登録又は更新することを特徴とする請求項2記載の空調機器用リモートコントローラー。
- 前記制御部は、前記操作部による入力に基づき、前記記憶部に記憶される暗証番号に関する情報を登録又は更新することを特徴とする請求項1〜3の何れかに記載の空調機器用リモートコントローラー。
- 前記制御部は、前記操作部により入力された暗証番号が、前記記憶部に記憶された暗証番号と一致しないとき、暗証番号が適合しない旨の情報を表示させることを特徴とする請求項1〜4の何れかに記載の空調機器用リモートコントローラー。
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