JP2011214775A - 空調機の集中コントローラ - Google Patents

Abstract

【課題】１台の集中コントローラで複数の室内機の運転状況を把握でき、かつ温度や風量などの最低限の設定項目に制限することにより誤操作や悪戯を防止することを目的とする。
【解決手段】フルドット液晶パネルと操作用のボタンを配置した操作パネルとからなり、前記フルドット液晶パネルの室内機情報表示欄に、各室内機個別の運転状態を表示するモニターモードと、このモニターモードの画面から操作パネルの操作によって１台又は複数台の室内機を選択決定することにより切り替わり、前記１台又は複数台の室内機の運転状態を表示する表示欄を前記室内機情報表示欄の全体に拡大したシングル表示で室内機の設定の変更を行うオペレーションモードとを有し、前記オペレーションモードにおいて、操作可能な項目のみを表示して設定の変更を行うことを特徴とする空調機の集中コントローラ。
【選択図】図２

Description

本発明は、２台以上の空調機を壁面などに設置した１台のコントローラで制御する集中コントローラに関するものである。

空調機には、室内機の操作や設定の制御を行うコントローラがあり、例えば２台〜１０台程度のまでの室内機を有する中規模の空調システムの場合、室内機個別のワイヤレス手元リモコンの他に、１２ｃｍ×１２ｃｍ程度の集中コントローラが壁面に取り付けられて設置されることが多い。

例えば、２台の室内機を制御する集中コントローラ５１ａの場合、図４に示すように、表示面に固定のキャラクタ形状を有するセグメント５４を配置したセグメント表示液晶パネル５２と、マイクロスイッチや面スイッチによって操作用のボタンを配置した操作パネル５３とを組み合わせたものがある。このセグメント表示液晶パネル５２を用いた集中コントローラ５１ａは、予め設定されているセグメント５４の表示と非表示を切替え制御することによって情報を表示し、前記操作パネル５３によって室内機のオン・オフや冷房・暖房の切替え、温度の設定、その他の操作を行う。

また、例えば、１０台程度の室内機を制御する集中コントローラ５１ｂの場合、図５に示すように、各室内機に対応したオン・オフを示すＬＥＤ５５とオン・オフボタン５６をマトリックス状に並べた簡単な操作のみを行うものがあった。

図４に示す集中コントローラ５１ａは、固定の台数分に設定したセグメントしか持たないので、それ以上の室内機を制御することができず、室内機を増やすためには、コントローラ５１ａを必要な数だけ併設する必要があり、表示できるセグメント表示液晶パネル５２の表示面の広さに制限があるため、１台の集中コントローラで制御できるのは３〜４台までの室内機に限られるという問題点があった。
図５に示す集中コントローラ５１ｂは、室内機のオン・オフの制御と確認ができるだけであって、温度や風量、風向などの設定ができないという問題点があった。
さらにこれらの集中コントローラ５１ａ、５１ｂでは、表示やボタンが固定であるため、不特定多数の人が出入りするような場所では、誰でも操作できてしまい誤操作や悪戯などの管理上の問題点があった。

本発明は、複数の室内機を制御するための集中コントローラにおいて、フルドット液晶パネルと操作用のボタンを配置した操作パネルとからなり、前記フルドット液晶パネルの室内機情報表示欄に、各室内機個別の運転状態を表示するモニターモードと、このモニターモードの画面から操作パネルの操作によって１台又は複数台の室内機を選択決定することにより切り替わり、前記１台又は複数台の室内機の運転状態を表示する表示欄を前記室内機情報表示欄の全体に拡大したシングル表示で室内機の設定の変更を行うオペレーションモードとを有し、前記オペレーションモードにおいて、操作可能な項目のみを表示して設定の変更を行う空調機の集中コントローラを提供するものである。

本発明の請求項１は、複数の室内機を制御するための集中コントローラにおいて、フルドット液晶パネルと操作用のボタンを配置した操作パネルとからなり、前記フルドット液晶パネルの室内機情報表示欄に、各室内機個別の運転状態を表示するモニターモードと、このモニターモードの画面から操作パネルの操作によって１台又は複数台の室内機を選択決定することにより切り替わり、前記１台又は複数台の室内機の運転状態を表示する表示欄を前記室内機情報表示欄の全体に拡大したシングル表示で室内機の設定の変更を行うオペレーションモードとを有し、前記オペレーションモードにおいて、操作可能な項目のみを表示して設定の変更を行う空調機の集中コントローラである。

本発明の請求項２は、請求項１記載の空調機の集中コントローラにおいて、任意の複数の室内機をグループ化することにより、モニターモードにおいて前記グループ化した複数の室内機を選択決定し、オペレーションモードにおいてグループ化した室内機を一括して設定するようにしたものである。

本発明の請求項３は、請求項１又は２記載の空調機の集中コントローラにおいて、オペレーションモードで操作できる項目を設定する設定項目選択モードを有し、オペレーションモードで操作することができる項目を設定するようにしたである。

本発明の請求項４は、請求項１、２又は３記載の空調機の集中コントローラにおいて、モニターモードでは、前記フルドット液晶パネルの室内機情報表示欄に、各室内機個別の運転状態を表示する表示欄をマルチ表示するようにしたものである。

請求項１記載の発明によれば、モニターモードにおいては、接続された全ての室内機の状態を表示することができ、一目でその運転状態を把握することができ、一般オペレーションモードにおいては、設定できる項目のみ表示するので、不特定多数の者が出入りするような場所に設置されていても、誤操作や悪戯を防止することができ、かつ最低限の項目について操作をすることができるという効果を有する。

請求項２記載の発明によれば、複数の室内機を予めグループ化することにより、同一条件で設定の操作をする際に１回の操作で操作することができるという効果を有する。

請求項３記載の発明によれば、室内機の設置場所などの条件によって、一般オペレーションモードで操作を行うことができる項目を、管理者が室内機の設置場所などの条件を勘案して個別に決定することができるという効果を有する。

請求項４記載の発明によれば、モニターモードにおいては、マルチ表示により接続された全ての室内機の状態を表示することができ、一目でその運転状態を把握することができ、オペレーションモードにおいては、画面の領域を拡大してシングル表示するので見易く操作しやすいという効果を有する。また、モニターモードの個別表示欄やオペレーションモードの画面を自在に縮小あるいは拡大して表示できるので、接続する室内機の数に合わせて任意のもっとも適切な個別表示欄とすることができるという効果を有する。

本発明による集中コントローラの正面図である。 本発明の集中コントローラの各モードにおけるフルドット液晶パネル表示を示すもので、（ａ）はモニターモードの正面図、（ｂ）は一般オペレーションモードの正面図、（ｃ）は管理者オペレーションモードの正面図、（ｄ）は設定項目選択モードの正面図である。 個別表示欄の表示形態を示す図であり、（ａ）は室内機が運転していることを表示している状態の正面図、（ｂ）は室内機が運転していないことを表示している状態の正面図である。 従来のセグメント表示液晶パネルを用いた集中コントローラを示す正面図である。 従来の１０台程度の室内機を、マトリックス状に配置したオン・オフを示すＬＥＤとオン・オフボタンで簡単な操作のみを行うようにした集中コントローラの正面図である。

例えば２台〜１０台程度までの室内機を制御するための集中コントローラにおいて、フルドット液晶パネルと操作用のボタンを配置した操作パネルとからなり、前記フルドット液晶パネルに複数の各室内機に対応する個別表示欄を設けて各室内機の運転状態を表示するモニターモードと、このモニターモードの画面から操作パネルの操作によって１台又は複数の室内機を選択決定することにより切り替わり、選択された室内機の設定を行う一般オペレーションモードとを有し、前記一般オペレーションモードにおいて設定できる項目を制限したものである。

次に図面に基づいて、本発明の実施例１の集中コントローラ１について説明する。
１台の室外機で運転できる室内機の数は一般に１台〜１０台程度であり、以下の実施例では、９台の空調システムに使用される集中コントローラとした場合について説明する。

図１は、壁面に設置される本発明の集中コントローラ１を示す正面図であり、この集中コントローラ１は、筐体２の上部側にフルドット表示の液晶パネル３が配置され、下部側に操作用のボタンを並べた操作パネル４が配置されている。
操作パネル４は、中央のＳＥＬＥＣＴ（決定）ボタン５、ＳＥＬＥＣＴボタン５の上下に配置された上下（∧∨）ボタン６、７と左右に配置された左右（＜＞）ボタン８、９、左上のＡＬＬ・ＧＲＯＵＰボタン１０、左下のＣＡＮＣＥＬボタン１１、右上のＯＮ・ＯＦＦボタン１２、ＦＵＮＣＴＩＯＮボタン１３からなる。
また、液晶パネル３に表示は、図２（ａ）（ｂ）（ｃ）（ｄ）に示すように、上部に帯状に表示されるモード・時計表示欄１４、下部に帯状に表示されるアシスト表示欄１６、及びそれらの間の情報表示欄２９からなる。

この集中コントローラ１は、少なくとも、室内機の運転状況を表示するだけのモニターモードと、室内機の全ての設定項目について操作や設定変更を行うことができる管理者オペレーションモードと、室内機の選択された一部の設定項目についてのみ操作や設定変更を行うことができる一般オペレーションモードと、この一般オペレーションモードで操作や設定変更を行うことができる項目を選択する設定項目選択モードの計４種類のモードを有している。
以下、各モードにおける前記液晶パネル３の表示と、操作パネル４の機能について説明する。

（１）モニターモード
モニターモードの液晶画面２には、図２（ａ）に示すように、モード・時計表示欄１４の左側に「Monitor Mode」の文字と右側に時計が表示される。

情報表示欄２９は、３×３の９区画に分割され、分割された個々の欄に１台の室内機が割り当てられ、縮小された個別表示欄１５が表示される。この分割された個々の欄に１台の室内機が割り当てた表示形態を、本発明ではマルチ表示と呼ぶ。
個別表示欄１５には、図３（ａ）に示すように室内機が運転している場合の表示形態と、図３（ｂ）に示すように室内機が運転していない場合の表示形態との２種類の表示形態がある。
室内機が運転している場合の表示形態は、図３（ａ）に示すように、室内機を特定するための場所などを示す文字列（図の例では「Room1」）を表示する室内機表示欄１８、室内機の運転が暖房か冷房かを示すシンボル（図の例では暖房を示すシンボル）を表示する運転表示欄１９、室内機に設定された温度や風量、その他を表示する状態表示欄２０に区分されている。
室内機が運転していない場合の表示形態は、図３（ｂ）に示すように、室内機を特定するための場所などを示す文字列（図の例では「Office A」）の室内機表示欄１８、室内機が運転していないことを示す文字列（図の例では「ＯＦＦ」）を表示する非運転表示欄２５に区分されている。

また、室内機が運転していない場合は、非運転表示欄２５の背景を白（液晶オフ）、表示されるキャラクタを黒（液晶オン）とし、室内機が運転している場合は、運転表示欄１９と状態表示欄２０の背景を黒、表示されるキャラクタを白として視覚的強調表示とすることによって、個別の室内機が運転しているか否かを一目で判別できるように構成されている。

アシスト表示欄１６には、次に操作できる操作パネル４上のボタンが表示される。図の例では、「∧∨＜＞」、「ＡＬＬ・ＧＲＯＵＰ」、「ＳＥＬＥＣＴ」のキャラクタ及び文字列が表示されており、それぞれ、上下左右ボタン６〜９、ＡＬＬ・ＧＲＯＵＰボタン１０、ＳＥＬＥＣＴボタン５が操作できることが表示される。

（２）一般オペレーションモード
一般オペレーションモードの液晶画面２には、図２（ｂ）に示すように、モード・時計表示欄１４の左側に「Operation Mode」の文字と右側に時計が表示される。

情報表示欄２９には、前記モニターモードで選択された室内機の表示領域が情報表示欄２９の全体に拡大され、図２（ｂ）に示すように、操作することができる項目（図２（ｂ）の例では温度設定表示欄２２）のみが表示される。この室内機の表示領域を情報表示欄２９の全体に拡大した表示形態を、本発明ではシングル表示と呼ぶ。
アシスト表示欄１６には、次に操作できる操作パネル４上のボタンが表示される。図の例では、「戻る：Ｃａｎｃｅｌ」、「Ｓｅｔｔｉｎｇ：∧∨」、「Ｓｅｌｅｃｔ：＜＞」の文字列及びキャラクタが表示されており、それぞれ、Ｃａｎｃｅｌボタン１１、上下ボタン６、７、左右ボタン８、９が操作できることが表示される。

（３）管理者オペレーションモード
管理者オペレーションモードの液晶画面２には、図２（ｃ）に示すように、モード・時計表示欄１４の左側に「Operation Mode」の文字と右側に時計が表示される。
情報表示欄２９には、シングル表示により、上部に室内機表示欄１８が表示され、中央部に左から運転表示欄１９、温度設定表示欄２２、２段の風量設定表示欄２３と風向設定表示欄２４が表示されている。
アシスト表示欄１６には、次に操作できる操作パネル４上のボタンが表示される。図の例では、「戻る：Ｃａｎｃｅｌ」、「Ｓｅｔｔｉｎｇ：∧∨」、「Ｓｅｌｅｃｔ：＜＞」の文字列及びキャラクタが表示されており、それぞれ、Ｃａｎｃｅｌボタン１１、上下ボタン６、７、左右ボタン8、９が操作できることが表示される。

（４）設定項目選択モード
設定項目選択モードの液晶画面には、図２（ｄ）に示すように、モード・時計表示欄１４の左側に「Select Mode」の文字と右側に時計が表示される。
情報表示欄２９には、項目選択画面２６が表示される。この項目選択画面２６は、運転モード設定、温度設定、風量設定、風向設定の４つの項目２７が表示されており、その左側にその項目を選択するためのチェックボックス２８が配置されている。
アシスト表示欄１６には、次に操作できる操作パネル４上のボタンが表示される。図の例では、「戻る：Ｃａｎｃｅｌ」、「Ｓｅｌｅｃｔ：∧∨」、「Ｓｅｔｔｉｎｇ：ＯＮ・ＯＦＦ」の文字列及びキャラクタが表示されており、それぞれ、Ｃａｎｃｅｌボタン１１、上下ボタン６、７、ＯＮ・ＯＦＦボタン１２が操作できることが表示される。

次に、操作パネル４のボタンの機能について説明する。
ＳＥＬＥＣＴボタン５は、選択されている表示や項目を決定又は切替える機能を有する。上下（∧∨）ボタン６、７は、選択されている表示（設定項目や室内機）を上下に移動するカーソルキーとしての機能と選択された項目の設定値を上下に変更する機能を有する。左右（＜＞）ボタン８、９は、選択されている表示を左右に移動するカーソルキーとしての機能を有する。
ＡＬＬ・ＧＲＯＵＰボタン１０は、モニターモードにおいて、全ての室内機、又は予めグループ化された複数の室内機をまとめて選択する機能を有し、例えば、１回押すごとに、全部を選択→グループ１を選択→グループ２を選択→グループ３を選択→１台を選択の順に切り替わる。
ＣＡＮＣＥＬボタン１１は、画面を一つ前の画面に戻す機能を有する。ＯＮ・ＯＦＦボタン１２は、オペレーションモードにおいて選択されている室内機の運転を開始・停止する機能、設定項目選択モードにおいて項目のオン・オフを切替える機能を有している。ＦＵＮＣＴＩＯＮボタン１３は、画面の内容に応じて必要な任意の機能が設定される。

次に、以上の構成よる集中コントローラ１の作用について説明する。
集中コントローラ１の電源を投入すると、液晶パネル４には、待機画面（図示せず）を表示して接続されている室内機の運転状態及び設定温度や風量、風向などのデータを取得し、全てのデータを取得するとマルチ表示によるモニターモードの画面が表示される。
モニターモードでは、液晶パネル４に、図２（ａ）に示す画面が表示され、各室内機の運転状態、設定温度や設定風量などが表示される。

ここで、上下ボタン６、７、左右ボタン８、９、ＡＬＬ・ＧＲＯＵＰボタン１０のいずれかを押すことにより設定を行う室内機を選択する。選択された室内機を表示する個別表示欄１５は、室内機表示欄１８が白黒反転又は点滅して選択されていることを強調表示する。

この室内機が選択された状態でＳＥＬＥＣＴボタン５を押すと、項目設定画面２６により一般オペレーションモードで操作することができる項目がすでに設定されている場合には、液晶パネル４に図２（ｂ）のシングル表示の画面が表示され、選択されていた室内機の操作を行う一般オペレーションモードに切り替わる。
また、集中コントローラを導入した直後の初期状態などであって一般オペレーションモードで操作できる項目が設定されていない場合には、後述する管理者オペレーションモードに切り替わる。

一般オペレーションモードでは、後述する設定項目選択モードで選択された設定できる項目のみ、例えば図２（ｂ）に示すように温度設定表示欄２２のみが表示され他の設定項目は表示しない。
２つ以上の項目について操作することができるように設定されている場合には、左右ボタン８、９を押すことにより操作する項目を選択する。
温度設定は、上ボタン６を押すと設定温度が１℃上がり、下ボタン７を押すと１℃下がる。温度設定は、冷房の場合は下限２８℃、上限３５℃に、暖房の場合は下限１８℃、上限２４℃に制限されている。

図２（ｂ）には、図示されていないが、風量設定を変更できる場合には、上ボタン６を押すと設定風量が１段階上がり、下ボタン７を押すと１段階下がる。風向設定を変更できる場合には、上ボタン６を押すと設定風向が１段階上がり、下ボタン７を押すと１段階下がる。
運転モードは、一般オペレーションモードでは、設定を変更することはできない。
ＣＡＮＣＥＬボタン１１を押すと、液晶パネル４の表示がモニターモードに切り替わる。
一般オペレーションモード中に、ＣＡＮＣＥＬボタン１１、ＳＥＬＥＣＴボタン５及びＦＵＮＣＴＩＯＮボタン１３の３つのボタンを同時押しすると、図２（ｃ）のシングル表示の画面が表示され、選択されていた室内機の管理者オペレーションモードに切り替わる。

管理者オペレーションモードでは、全ての設定項目の設定や操作を行うことができるが、１台の室外機で暖房と冷房を混在して運転することはできないため、室外機が冷房運転しているときは一部の室内機のみを暖房モードに切替えることはできず、暖房運転しているときは冷房モード及びドライモードに切替えることはできない。
管理者オペレーションモードでは、左右ボタン８、９を押すことにより運転表示欄１９、温度設定表示欄２２、風量設定表示欄２３、風向設定表示欄２４を切替え、∧∨ボタン６、７を押すことによって選択されている項目の設定を変更する。

管理者オペレーションモードでＦＵＮＣＴＩＯＮボタン１３を押すと、図２（ｄ）の画面が表示され、一般オペレーションモードで操作できる項目を設定する設定項目選択モードに切り替わる。
設定項目選択モードでは、上下ボタン６、７を押すことによって項目２７を選択し、ＯＮ・ＯＦＦボタン１２を押すことによって、チェックボックス２８のオン・オフを切替える。
ＣＡＮＣＥＬボタン１１を押すと、液晶パネル４の表示が管理者オペレーションモードに切り替わる。

以上の実施例では、フルドット液晶パネルとボタン式の操作パネルを組み合わせてボタンを押下することにより操作するように構成したが、本発明はこれに限られるものではなく、フルドット液晶パネルの表面にタッチパネルを載置した操作パネルを用いて、フルドット液晶パネルに表示された文字やキャラクタに触れることで操作するように構成しても良い。

以上の実施例では、モニターモードの個別表示欄１７は、縦３×横３の９分割としたが、本発明はこれに限られるものではなく、縦２×横２の４分割、あるいは縦２×横３の６分割など、接続される室内機の数に合わせて設定することができる。この分割数は、規定値として固定するのではなく、接続される室内機の数に合わせて分割数を設定することができる。

以上の実施例では、一般オペレーションモードから設定項目選択モードへの切替えを、誤操作防止程度の簡易的な切替え手段として、３つのボタンを同時押しによって行うようにしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えばＦＵＮＣＴＩＯＮボタン１３を押すことにより入力画面を表示して、管理者の認証情報を入力することにより切替えるようにしてもよい。

１…集中コントローラ、２…筐体、３…フルドット表示の液晶パネル、４…操作パネル、５…ＳＥＬＥＣＴ（決定）ボタン、６…上（∧）ボタン、７…下（∨）ボタン、８…＜ボタン、９…＞ボタン、１０…ＡＬＬ・ＧＲＯＵＰボタン、１１…ＣＡＮＣＥＬボタン、１２…ＯＮ・ＯＦＦボタン、１３…ＦＵＮＣＴＩＯＮボタン、１４…モード・時計表示欄、１５…各室内機個別の運転状態表示欄、１６…アシスト表示欄、１８…室内機表示欄、１９…運転表示欄、２０…状態表示欄、２２…温度設定表示欄、２３…風量設定表示欄、２４…風向設定表示欄、２５…非運転表示欄、２６…項目選択画面、２７…設定項目、２８…チェックボックス、２９…情報表示欄。

Claims (4)

1. 複数の室内機を制御するための集中コントローラにおいて、
   フルドット液晶パネルと操作用のボタンを配置した操作パネルとからなり、
   前記フルドット液晶パネルの室内機情報表示欄に、各室内機個別の運転状態を表示するモニターモードと、
   このモニターモードの画面から操作パネルの操作によって１台又は複数台の室内機を選択決定することにより切り替わり、前記１台又は複数台の室内機の運転状態を表示する表示欄を前記室内機情報表示欄の全体に拡大したシングル表示で室内機の設定の変更を行うオペレーションモードとを有し、
   前記オペレーションモードにおいて、操作可能な項目のみを表示して設定の変更を行うことを特徴とする空調機の集中コントローラ。
2. 任意の複数の室内機をグループ化することにより、モニターモードにおいて前記グループ化した複数の室内機を選択決定し、オペレーションモードにおいてグループ化した室内機を一括して設定することを特徴とする請求項１記載の空調機の集中コントローラ。
3. オペレーションモードで操作できる項目を設定する設定項目選択モードを有し、オペレーションモードで操作することができる項目を設定することを特徴とする請求項１又は２記載の空調機の集中コントローラ。
4. モニターモードでは、前記フルドット液晶パネルの室内機情報表示欄に、各室内機個別の運転状態を表示する表示欄をマルチ表示することを特徴とする請求項１、２又は３記載の空調機の集中コントローラ。

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