JP6820824B2 - 照明システム及び照明制御端末 - Google Patents

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Description

本発明は、照明システムに関し、特に無線通信により照明装置を制御する技術に関する。
複数の照明装置を無線通信により制御する照明システムが特許文献1に開示されている。特許文献1の照明システムでは、監視端末に表示させるユーザインターフェースにおけるスライドアイコンをユーザが操作することで、照明装置の調光率を変更することができる。
特開2015−207374号公報
ところで、照明システムは、様々な業種の店舗等に導入されることが想定される。業種によっては、法規等の制限により、店舗内の照明装置による照明を、一定の明るさ以上に保ち続けることが要求されるものがある。しかしながら、特許文献1の照明システムでは、照明の明るさは容易に変更されてしまう。
上記問題に鑑み、本発明は、無線通信を用いた照明システムに関し、照明の明るさを一定の明るさ以上に保つことのできる照明システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために本発明に係る照明システムは、調光可能な照明装置の調光率を制御する照明システムであって、表示部と、ユーザが入力を行うための入力部と、前記表示部に調光率を指示するためのユーザインターフェースを表示させ、ユーザにより入力される前記調光率で調光するよう前記照明装置を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記ユーザインターフェースとして、前記照明装置が調光可能な調光率範囲のうち、所定の下限調光率未満は入力できないユーザインターフェースを表示させる。
上述の構成により、本発明に係る照明システムは、照明の明るさが一定の明るさ未満に変更されることなく、一定の明るさ以上に保つことができる。
本発明の一実施形態に係る照明システム1の構成を概念的に示すブロック図 図1に示す照明装置LFの構成を示すブロック図 図1に示すゲートウェイ5の構成を示すブロック図 図1に示すタブレット6の構成を示すブロック図 上限調光率及び下限調光率の設定手順を模式的に示す図 (a)初期設定UIを示す図、(b)認証UIを示す図 (a)認証UIにおけるパスワード入力を模式的に示す図、(b)制限UIを示す図 調光率の設定動作の手順を模式的に示す図 (a)上限調光率及び下限調光率が設定されている場合の調光UIを示す図、(b)上限調光率及び下限調光率が設定されていない場合の調光UIを示す図
以下、本発明の一実施形態に係る照明システムについて図面を参照しながら説明する。
<1.第1の実施形態>
<1.1.構成>
<1.1.1.照明システム1>
図1は、本発明の一実施形態に係る照明システム1の構成を概念的に示すブロック図である。照明システム1は、図1に示す様に、100台の照明装置LF〜LF100(以下「照明装置LF」と総称する)、及び照明制御システム2を備える。照明制御システム2は、ゲートウェイ5、及び、タブレット6を備える。
照明装置LFは、それぞれ光源を備えており、ゲートウェイ5により送信される動作指示に応じ、光源の点灯、消灯、及び調光率変更などの動作を行う機能を有する。なお、照明装置の台数は、特に限定されず、100台に限るものではない。ゲートウェイ5は、照明装置の動作を制御する機能を有する制御装置である。ゲートウェイ5は、無線通信を用いて照明装置に動作指示を送信する。タブレット6は、ユーザが照明システム1に対する動作指示を入力するためのユーザインターフェース(以下「UI」という)を備える照明制御端末である。タブレット6は、ユーザにより入力された動作指示を、無線通信を用いてゲートウェイ5に送信する。
照明システム1は、様々な業種の店舗等に導入されることが想定される。業種によっては、法規等の制限により、店舗内の照明装置による照明を、一定の明るさ以上に保ち続けることが要求されるものがある。照明システム1において、照明制御システム2が照明装置LFを制御することにより、照明を一定の明るさ以上に保ち続け、変更されないようにすることが可能となる。以下、照明システム1の各構成について説明する。
<1.1.2.照明装置LF>
照明装置LF〜LF100は、同等の構成を有し、それぞれ固有の識別情報(ID、アドレスなど)などにより識別される。以下では、照明装置LF〜LF100の代表としての照明装置LFについて説明する。照明装置LF〜LF100については、特に説明が必要な場合を除き説明を省略する。
照明装置LFは、図2に示すように、光源部41、回路部43、及びワイヤレスモジュール(以下「WM」という)部44を備える。WM部44は、着脱可能なモジュールであり、無線部44a及び制御部44bを備える。
光源部41は、LED(Light Emitting Diode)で構成された光源である。なお、光源部41は、照明用の光源を備えれば足り、有機EL(Electro Luminescence)デバイスなどLED以外の光源で構成されていてもよい。光源部41は、入力される制御信号により制御され、点灯、消灯、調光率変更などの動作を行う。光源部41は、0〜100(%)の範囲の調光率で調光することが可能である。
回路部43は、光源部41及びWM部44を相互に接続する。
無線部44aは、無線通信を行う機能を有する。無線部44aは、無線通信により、ゲートウェイ5から送信された情報を受信する。また、無線部44aは、制御部44bによる制御に従い情報を無線通信によりゲートウェイ5へ送信する。
制御部44bは、IC(Integrated Circuit)により構成され、照明装置LFの動作を制御する機能を有する。制御部44bは、無線部44aを介して受信する動作指示に応じた制御信号を、回路部43を介して光源部41に出力する。
<1.1.3.ゲートウェイ5>
ゲートウェイ(以下「GW」という)5は、図3に示すように、無線通信部51、有線通信部52、制御部53、ROM(Read Only Memory)54、及びRAM(Random Access Memory)55を備える。GW5の各機能は、ROM54からロードされてRAM55に記憶されているプログラムを制御部53が実行することにより実現される。
無線通信部51は、無線通信を行う機能を有する。無線通信部51は、具体的には、照明装置LF、及びタブレット6と無線により通信する。無線通信の方法(プロトコル)は、照明装置LFに対する通信と、タブレット6に対する通信は同じでもよいが違っていても良く、例えば照明装置LFに対しては低速のIEEE802.15.4系又はIEEE802.15.1系、タブレット6に対しては通常のタブレットに備わっているIEEE802.11系やIEEE802.15.1系を用いることができる。ただし「系」はアルファベットなどが付加された通信プロトコル(例えばIEEE802.15.1n)も含むことを意味する。
有線通信部52は、有線のネットワークケーブルを介してデータ通信を行う機能を有する。有線のネットワークは、例えば有線LAN(Local Area Network)などである。例えば、複数のゲートウェイ5が協働して動作をするような場合などには、複数のゲートウェイ5同士が有線により接続される。このような場合に、有線通信部52は、他のゲートウェイ5との間で有線通信を行い必要な情報を交換する。
制御部53は、CPU(Central Processing Unit)を備え、RAM55にロードされたプログラムを読み込み、読み込んだプログラムに応じて動作する。制御部53は、タブレット6から無線通信部51を介して受信する動作指示に応じて、照明装置LFを制御するための動作指示を、無線通信部51を用いた無線通信により、照明装置LFそれぞれに送信する。
ROM54は、制御部53を動作させるプログラムを格納する不揮発メモリである。
RAM55は、ROM54に格納されたプログラムがロードされる記憶装置である。
<1.1.4.タブレット6>
タブレット6は、図1に示すような長方形板状の外観を有する。タブレット6は、具体的には、本体部の正面にタッチパネルが嵌め込まれた可搬型の情報端末であり、一般的なタブレット端末が有する通信機能、データ処理機能、入出力機能、及び情報表示機能を一通り備える。
タブレット6は、図4に示すように、制御部61、ROM62、RAM63、通信部64、及びタッチパネル65を備える。
ROM62は、書換不能領域62a及び書換可能領域62bを備える。なお、ROM62は、1個のデバイスで構成する必要はなく、書換不能な領域を備えるデバイスと、書換可能な領域を備えるデバイスなど複数のデバイスで構成してもよい。
書換不能領域62aは、1度データが書き込まれた後には、書き換えが不能な領域であり、プログラムPRを保持する。タブレット6の各機能は、書換不能領域62aからロードされてRAM63に記憶されているプログラムPRを制御部61が実行することにより実現される。なお、プログラムPRは、書換可能領域62bに記憶することとしてもよい。
書換可能領域62bは、書き換えが可能な領域であり、上限調光率ULと下限調光率DLとを保持する。上限調光率ULと下限調光率DLについては後述する。
タッチパネル65は、情報を表示する表示部と、ユーザ指示を入力するための入力部とを組み合わせた電子部品である。表示部は、一例として液晶パネルである。また、入力部は、一例としてタッチパッドである。タッチパネル65は、ユーザによる接触(タッチ)位置を制御部61に通知する。
制御部61は、CPUを備え、タッチパネル65に表示させているUI、画像と、タッチパネル65から通知される接触位置とに基づいてユーザ指示を判断し、ユーザ指示に応じた処理を実行する。
通信部64は、無線通信を行うデバイスである。通信部64は、ゲートウェイ5と無線通信を行う。
<1.2.動作>
照明システム1は、一例として、照明装置による照明を一定の明るさ以上に保ち続けることが要求される店舗内に配されているものとする。そして、店のオーナーその他の管理者が、照明制御システム2、より具体的にはタブレット6を用いて下限調光率を設定する。そして、店員など、管理者以外の一般ユーザは、タブレット6を用いても、照明の調光率を下限調光率に設定することができないものとなっている。なお、照明制御システム2を用いることにより、上限調光率についても設定可能になっている。
以下に、図面を用いて、管理者による上限調光率及び下限調光率の設定動作、及び、一般ユーザによる調光動作の順に説明する。
<1.2.1.管理者による上限調光率及び下限調光率の設定動作>
図5は、上限調光率及び下限調光率の設定動作の手順を模式的に示す図である。
まず、管理者は、タブレット6に対し、初期設定を行うためのUI(以下「初期設定UI」という)を表示するよう指示(初期設定UI表示指示)を入力する(ステップS101)。
この指示は、一例として、ユーザが、タブレット6が備えるUIのメニュー画面の初期設定ボタン(図示せず)をタッチすることで入力する。タブレット6の制御部61は、タッチパネル65を介して、初期設定UI表示指示を取得する。制御部61は、一例として、図6(a)に示す初期設定UI100を表示するようタッチパネル65に指示する。タッチパネル65は、初期設定UI100を表示部に表示する(ステップS103)。
初期設定UI100は、図6(a)に示すように、「1 時計設定」「2 アドレス設定」「3 グループ設定」「4 スケジュール設定」「5 上限調光率/下限調光率設定」などの項目を示すボタンを含むメニューを表示する。ユーザにより、メニュー中のボタンがタッチされると、タッチパネル65は、制御部61の制御に基づき、ボタン中に示された項目を実行するためのUIを表示する。
ここで、管理者は「5 上限調光率/下限調光率設定」を示すボタンにタッチしたものとする(ステップS105)。
タッチパネル65は、タッチパネル65においてユーザがタッチした位置を検出し、この位置を示す位置情報を制御部61に通知する。制御部61は、通知された位置情報に基づき、「5 上限調光率/下限調光率設定」を示すボタンがタッチされ選択されたと判断する。
そして、制御部61は、一例として図6(b)に示す「5 上限調光率/下限調光率設定」が選択された場合に表示するための認証UI120をタッチパネル65に表示させる(ステップS107)。
図6(b)に示すように、認証UIは、パスワードの入力を促す表示、パスワード入力窓121、及び、パスワード入力に用いるソフトウェアキーボード125を含む。
ここで、パスワードは、予めタブレット6に保持されているものとする(保持されているパスワードを「登録パスワード」という)。また、登録パスワードは、管理者のみが知っているものとする。
管理者は、図7(a)に示すように、ソフトウェアキーボード125を用いて、パスワード入力窓121にパスワード(一例としてパスワード122「pqng−ik」)を入力する(ステップS111)。
制御部61は、ソフトウェアキーボード125における管理者によりタッチされた位置から、入力されたパスワードを認識し、パスワード入力窓121に表示する。そして、入力されたパスワードが登録パスワードと一致するか否かを判断する(ステップS113)。
入力されたパスワードと登録パスワードとが一致しない場合(ステップS113でNO)、パスワードが一致しない旨のエラー表示(図示せず)を行い(ステップS115)、再度パスワード入力を待つ(ステップS111)。
入力されたパスワードと登録パスワードとが一致した場合(ステップS113でYES)、制御部61は、上限調光率及び下限調光率を設定するための制限UIを表示するようタッチパネル65に指示する(ステップS117)。図7(b)は、制限UIの一例である制限UI200を示す。管理者は、制限UI200を用いて、上限調光率及び下限調光率を入力する(ステップS121)。
制限UI200は、図7(b)に示すように、上限調光率設定表示210、下限調光率設定表示230、登録ボタン251及び終了ボタン252を含む。
上限調光率設定表示210は、上限調光率スライドバー211及び調光率表示画像215を含む。
上限調光率スライドバー211は、調光率範囲画像221及び調光率バー画像222を備える。調光率範囲画像221は、矩形の画像であり、左端が調光率0%、右端が調光率100%を表している。調光率バー画像222は、管理者がドラッグ操作することにより調光率範囲画像221上を移動可能になっている。そして、調光率バー画像222の位置が、調光率範囲画像221を長手方向に内分する比率によって上限調光率が定まる。一例として、調光率バー画像222が、調光率範囲画像221を長手方向に4:1に内分する場合、上限調光率は80%を示す。上限調光率スライドバー211が示す調光率は、調光率表示画像215内に数値で示される。なお、上限調光率の初期値は100%とする。
下限調光率設定表示230は、下限調光率スライドバー231及び調光率表示画像235を含む。
下限調光率スライドバー231は、調光率範囲画像241及び調光率バー画像242を備える。調光率範囲画像241は、矩形の画像であり、左端が調光率0%、右端が調光率100%を表している。調光率バー画像242は、管理者がドラッグ操作することにより調光率範囲画像241上を移動可能になっている。そして、調光率バー画像242の位置が、調光率範囲画像241を長手方向に内分する比率によって下限調光率が定まる。一例として、調光率バー画像242が、調光率範囲画像241を長手方向に1:4に内分する場合、下限調光率は20%を示す。下限調光率スライドバー231が示す下限調光率は、調光率表示画像235内に数値で示される。
ここで、下限調光率は上限調光率以下に設定されるよう制限されるものとする。一例として、上限調光率スライドバー211において、調光率バー画像222は、下限調光率スライドバー231における調光バー画像242の位置よりも左端に近い位置には移動できないよう制御される。また、下限調光率スライドバー231において、調光率バー画像242は、上限調光率スライドバー211における調光バー画像222の位置よりも右端に近い位置には移動できないよう制御される。
なお、下限調光率の初期値は0%とする。また、上限調光率及び下限調光率の指定の方法は、上限調光率スライドバー211及び下限調光率スライドバー231のようにスライド式のバーで指定するものに限るものではなく、上限調光率及び下限調光率が指定できれば足りる。例えば、上限調光率及び下限調光率は、ソフトウェアキーボードにより数値を直接入力することで指定するものとしてもよい。
登録ボタン251がタッチされると(ステップS123でYES)、制御部61は、上限調光率スライドバー211を用いて指定される上限調光率を上限調光率ULとして、また下限調光率スライドバー231を用いて指定される下限調光率を下限調光率DLとして書換可能領域62bに上書きする(ステップS124)。終了ボタン252がタッチされると(ステップS125でYES)、制御部61は、上限調光率及び下限調光率の設定処理を終了する。
<1.2.2.一般ユーザによる調光動作>
図8は、調光率の設定動作の手順を模式的に示す図である。
まず、一般ユーザは、タブレット6に対し、一例として調光動作を行うためのUI(以下「調光UI」という)を表示するよう指示(調光UI表示指示)を入力する(ステップS301)。この指示は、一例として、ユーザが、タブレット6が備えるUIのメニュー画面の調光ボタン(図示せず)をタッチすることで入力する。タブレット6の制御部61は、タッチパネル65を介して、調光UI表示指示を取得する。
次に、制御部61は、ROM62の書換可能領域62bから、上限調光率UL及び下限調光率DLを読み出す(ステップS302)。そして、制御部61は、上限調光率ULを超える調光率、下限調光率DL未満の調光率が設定できないようになった調光UIを表示するようタッチパネル65に指示する。タッチパネル65は、調光UIを表示部に表示する(ステップS303)。
図9(a)は、調光UIの一例(調光UI300)を示す。調光UI300は、図9(a)に示すように、調光設定表示310、終了ボタン311を含む。
調光設定表示310は、器具名321、調光率スライドバー322、及び調光率表示画像323を備える。器具名321は、調光の対象となる器具を特定する情報である。器具名321は、一例としてLFである。調光率スライドバー322は、調光率範囲画像341、調光率バー画像342、下限制限画像343、上限制限画像344を備える。
調光率範囲画像341は、矩形の画像であり、左端が調光率0%、右端が調光率100%を表している。調光率バー画像342は、一般ユーザがドラッグ操作することにより調光率範囲画像341上を移動可能になっている。そして、調光率バー画像342の位置が、調光率範囲画像341を長手方向に内分する比率によって調光率が定まる。一例として、調光率バー画像342が、調光率範囲画像341を長手方向に4:1に内分する場合、上限調光率は80%を示す。
下限制限画像343は、調光率範囲画像341における、0%〜下限調光率DL(%)の範囲に配置される。調光UI300において、制御部61は、調光率バー画像342を調光率範囲画像341における下限制限画像343に重なる位置に動かせないように制御する。これにより、一般ユーザは、調光UI300を用いて、調光率を下限調光率DL未満に設定することができなくなっている。
上限制限画像344は、調光率範囲画像341における、上限調光率(%)〜100%の範囲に配置される。調光UI300において、制御部61は、調光率バー画像342を調光率範囲画像341における上限制限画像344に重なる位置に動かせないように制御する。これにより、一般ユーザは、調光UI300を用いて、調光率を上限調光率ULを超えるように設定することができなくなっている。
以上説明した調光UI300を用いて、一般ユーザが調光率を設定する(ステップS321)。設定された調光率は、調光率表示画像323内に数値として表示される(ステップS322)。そして、タブレット6は、ゲートウェイ5に対し、調光指示を送信する(ステップS323)。調光指示は、調光率を変更すべき照明器具の指定、設定すべき調光率を含む。
ゲートウェイ5は、調光指示を受信すると、調光率を変更すべき照明器具(一例としてLF)に対し、調光指示を送信する(ステップS324)。LFは、調光指示にて指定された調光率で照明を行うよう動作する(ステップS341)。
一方で、上限調光率、下限調光率の設定がされていない場合(上限調光率が100%、下限調光率が0%)、制御部61は、調光UIとして、一例として図9(b)に示す調光UI350をタッチパネル65に表示させる。
調光UI350は、図9(b)に示すように、調光設定表示360及び終了ボタン361を含む。調光設定表示360は、器具名371、調光率スライドバー372、及び調光率表示画像373を備える。調光率スライドバー372は、調光率範囲画像391及び調光率バー画像392を備える。調光率スライドバー372は、調光率スライドバー322と比較して、下限制限画像及び上限制限画像を備えていない点が異なり、他は同様である。調光率スライドバー372では、上限調光率及び下限調光率について表示する必要がないためである。
<2.変形例>
以上、本発明に係る照明システムの実施形態を説明したが、例示した照明システムを以下のように変形することも可能であり、本発明が上述の実施形態で示した通りの照明システムに限られないことは勿論である。
(1)上述の実施形態では、照明を一定の明るさ以上に保つために、調光率を一定以下にできないよう制限していたが、これに限らない。例えば、照度を一定以下にできないように制限してもよい。
この場合、照明システムは、さらに照度センサを備える。そして、ゲートウェイ5は、LFを制御して、調光率を0%から100%まで変化させるとともに、各調光率にした場合の照度を照度センサに測定させる。そして、調光率と照度との対応関係を記憶する。
管理者は、タブレット6を用い、下限調光率に代えて、下限照度を入力する。タブレットは、下限照度を記憶する。タブレット6は、調光率と照度との対応関係に基づき、下限照度に対応する調光率である下限調光率を算出する。そして、タブレット6は、一般ユーザが、調光率を設定する場合に、下限照度に対応する下限調光率未満には設定できないよう制限する。
照明を一定の明るさ以下に保つ場合も同様に、管理者が上限照度を設定し、タブレット6が、上限照度に対応する上限調光率を超えた調光率をユーザが設定できないように制限してもよい。
また、照度に限らず、光度、輝度などのパラメータを用い、明るさを一定の範囲内に制限することとしてもよい。
(2)上述の実施形態では、上限調光率及び下限調光率の設定を行えるユーザを制限するためにパスワード認証を用いたが、ユーザの制限ができれば認証方法は問わない。例えば、指紋認証、顔認証及び光彩認証などの認証方法を用いてもよい。
(3)上述の実施形態では、照明制御システム2は、ゲートウェイ5とタブレット6とで構成することとしたが、これを1つの装置で構成してもよいし、さらに、機能的に分解して3台以上の装置で構成することとしてもよい。
(4)上述の実施形態では、照明システム1において、下限調光率及び上限調光率の双方の制限をすることができるUIを用いていたが、いずれか一方の制限が可能なUIであってもよい。
(5)上述の実施形態では、調光UI300において下限調光率未満に設定できないようにするために下限制限画像343を用いていたが、下限調光率未満に設定できないUIであれば足りる。たとえば、下限調光率が設定されている場合には、調光率範囲画像341の左端が、調光率0%を表すのではなく、下限調光率を表すこととしてもよい。この結果、調光率バー画像342を調光率範囲画像341の左端まで動かした場合でも、調光率は下限調光率となるので、ユーザが、下限調光率未満の調光率に設定することはできなくなる。また上限調光率についても、下限調光率の場合と同様に構成できる。
(6)上述の実施形態及び各変形例を、部分的に組み合せてもよい。
<3.補足>
以下、更に本発明の一実施形態としての照明システムの構成及びその変形例と効果について説明する。
(1)本発明の一実施形態に係る照明システムは、調光可能な照明装置の調光率を制御する照明システムであって、表示部と、ユーザが入力を行うための入力部と、前記表示部に調光率を指示するためのユーザインターフェースを表示させ、ユーザにより入力される前記調光率で調光するよう前記照明装置を制御する制御部とを備え、前記制御部は、前記ユーザインターフェースとして、前記照明装置が調光可能な調光率範囲のうち、所定の下限調光率未満は入力できないユーザインターフェースを表示させることを特徴とする。
この構成により、本発明に係る照明システムは、照明の明るさが一定の明るさ未満に変更されることなく、一定の明るさ以上に保つことができる。
(2)また、前記照明システムは、前記下限調光率を保持する記憶部を備えることとしてもよい。
この構成により、照明システムは、下限調光率を変更した場合であっても変更後の下限調光率を保持できる。
(3)また、前記制御部は、前記下限調光率を指示するためのユーザインターフェースを前記表示部に表示させ、指示された下限調光率を前記記憶部に保持させることとしてもよい。
この構成により、ユーザが容易に下限調光率を変更できる。
(4)また、前記下限調光率は、所定の特権ユーザのみが入力できるようセキュリティ保護されていることとしてもよい。
この構成により、下限調光率を変更可能なユーザを制限することができる。
(5)また、前記セキュリティ保護は、パスワードによる保護であるとしてもよい。
この構成により、下限調光率を変更可能なユーザを制限することができる。
(6)また、前記記憶部に保持された下限調光率は書き換え不能であることとしてもよい。
この構成により、例えば、製造時など最初に書き込まれた下限調光率を常に使用するように制限することができる。
(7)また、前記照明システムは、前記照明装置を前記調光率で調光するよう制御する第1制御部を備える制御装置と、前記表示部、前記入力部、及び、前記表示部に調光率を指示するためのユーザインターフェースを表示させ、入力された調光率を前記制御装置に送信する第2制御部を備える照明制御端末とを備えることとしてもよい。
この構成により、照明システムの制御を複数の装置で分担することができる。
(8)本発明の一実施形態に係る照明制御端末は、調光可能な照明装置の調光率を制御するための照明制御端末であって、表示部と、ユーザが入力を行うための入力部と、前記表示部に調光率を指示するためのユーザインターフェースを表示させる制御部とを備え、前記制御部は、前記ユーザインターフェースとして、前記照明装置が調光可能な調光率範囲のうち、所定の下限調光率未満は入力できないユーザインターフェースを表示させる。
この構成により、本発明に係る照明制御端末は、照明の明るさが一定の明るさ未満に変更されることなく、一定の明るさ以上に保つことができる。
1 照明システム
2 照明制御システム
5 ゲートウェイ
6 タブレット
41 光源部
43 回路部
44 WM部
44a 無線部
44b 制御部
51 無線通信部
52 有線通信部
53 制御部
61 制御部
64 通信部
65 タッチパネル
UL 上限調光率
DL 下限調光率
LF〜LF100 照明装置

Claims (6)

  1. 調光可能な照明装置の調光率を制御する照明システムであって、
    表示部と、
    ユーザが入力を行うための入力部と、
    前記表示部に調光率を指示するためのユーザインターフェースを表示させ、ユーザにより入力される前記調光率で調光するよう前記照明装置を制御する制御部と
    前記照明装置が調光可能な調光率範囲のうち指示できる値の下限である下限調光率を保持する記憶部と
    を備え、
    前記制御部は、前記ユーザインターフェースとして、前記下限調光率未満を区別可能に表示し、前記下限調光率未満は入力できないユーザインターフェースを表示させ
    前記下限調光率は、認証された管理者により設定可能である
    ことを特徴とする照明システム。
  2. 前記照明システムは、
    前記下限調光率を、ユーザが値を確認しながら指示するためのユーザインターフェースを前記表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1記載の照明システム。
  3. 前記制御部は、前記下限調光率を設定するためのユーザインターフェースを前記表示部に表示させ
    ことを特徴とする請求項1記載の照明システム。
  4. 前記認証は、パスワード認証である
    ことを特徴とする請求項記載の照明システム。
  5. 前記照明システムは、
    前記照明装置を前記調光率で調光するよう制御する第1制御部を備える制御装置と、
    前記表示部、前記入力部、及び、前記表示部に調光率を指示するためのユーザインターフェースを表示させ、入力された調光率を前記制御装置に送信する第2制御部を備える照明制御端末と
    を備えることを特徴とする請求項記載の照明システム。
  6. 調光可能な照明装置の調光率を制御するための照明制御端末であって、
    表示部と、
    ユーザが入力を行うための入力部と、
    前記表示部に調光率を指示するためのユーザインターフェースを表示させる制御部と、
    前記照明装置が調光可能な調光率範囲のうち指示できる値の下限である下限調光率を保持する記憶部と
    を備え、
    前記制御部は、前記ユーザインターフェースとして、前記下限調光率未満を区別可能に表示し、前記下限調光率未満は入力できないユーザインターフェースを表示させ、
    前記下限調光率は、認証された管理者により設定可能である
    ことを特徴とする照明制御端末。
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