JP6789347B2 - 自動金型交換装置及び金型交換方法 - Google Patents

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Description

本発明は、自動金型交換装置及び金型交換方法に関する。
プレスブレーキは、上下のテーブルの金型装着部に装着された金型を用いて、板金などの材料に曲げ加工を行う加工機である。プレスブレーキにおいては、金型を格納する金型格納部と金型装着部との間で金型の自動交換を行う自動金型交換装置(ATC(Auto Tool Changer)とも称する)を備えるものが知られている(例えば、特許文献1、2参照)。
また、特許文献3には、材料の位置決めを行うバックゲージを備えた折曲げ加工機が開示されている。この特許文献3には、バックゲージの突当てに取り付けられているサイドゲージを移動させてパンチ又はダイに当接させて、パンチ又をダイの位置を検出する技術が開示されている。
特開2000−71028号公報 特開2014−91137号公報 特開平9−295059号公報
ところで、警告又は途中終了により自動交換による金型配置が失敗した場合、又は自動交換以外の操作で金型がアンクランプ状態となった場合に、金型位置がずれてしまうことがある。金型装着部のどこに金型があるかを特定することができないため、自動金型交換装置によって金型を自動で格納することができなくなってしまうという不都合が発生する。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、金型位置にずれが発生しているような場合であっても金型位置の認識を行うことができる自動金型交換装置及び金型交換方法を提供することである。
かかる課題を解決するため、本発明は、プレスブレーキの金型装着部に並んで装着されている複数の金型を、金型格納部に格納する自動金型交換装置を提供する。この自動金型交換装置は、一対のサーボモータと、一対のサーボモータによってそれぞれ駆動され、金型装着部の金型の並び方向に沿って移動する第1及び第2の金型交換部と、一対のサーボモータのトルクを検出するトルク検出部と、一対の金型交換部の動作を制御する制御装置と、を有し、制御装置は、第1の金型交換部を予め定められた基準位置に固定し、第2の金型交換部を第1の金型交換部に向けて移動させ、トルク検出部で検出されるサーボモータのトルク変化に基づいて、第2の金型交換部の移動によって複数の金型が第1の金型交換部まで寄せ集められたと判定する。
また、本発明は、プレスブレーキの金型装着部に並んで装着されている複数の金型を、金型格納部に格納する金型交換方法を提供する。この金型交換方法は、金型の移動を規制する固定部を基準位置に配置し、金型装着部に装着されている複数の金型を、金型装着部の金型の並び方向に沿って一方側へと移動させ、複数の金型を固定部まで寄せ集める金型の交換を自動で行う金型交換部の動作を制御する制御装置が、金型装着部に装着される金型のレイアウト情報に基づき金型の過不足があると判定した場合、制御装置が、寄せ集められた複数の金型を対象に、金型を識別するための金型IDと寄せ集められた複数の金型の端部位置からの金型の並び順とを取得し、取得した情報に基づいて金型交換部を制御して複数の金型を金型格納部に格納する。
本発明によれば、金型位置にずれが発生しているような場合であっても金型位置の認識を行うことができる。
図1は、本実施形態に係る自動金型交換装置を含むプレスブレーキの構成を模式的に示す正面図である。 図2は、本実施形態に係る自動金型交換装置を含むプレスブレーキの構成を模式的に示す断面図である。 図3は、本実施形態に係る自動金型交換装置の制御装置の構成を示すブロック図である。 図4は、金型の交換手順を示すフローチャートである。 図5(a)乃至図5(d)は、金型交換部の動作を示す説明図である。 図6は、サーボモータのトルクの推移を示す説明図である。
以下、本実施形態に係る自動金型交換装置を含むプレスブレーキについて説明する。図1又は図2において、プレスブレーキ1は、一対の金型により、板金などの材料Wに対して曲げ加工を行う加工機である。プレスブレーキ1は、上部テーブル5Uと、下部テーブル5Lと、自動金型交換装置13U、13Lとを備えている。
上部テーブル5Uは、左右のサイドフレーム3L、3Rの上部に設けられている。上部テーブル5Uは、左右に設けた油圧シリンダ7L、7Rによって上下動する。下部テーブル5Lは、上部テーブル5Uと上下方向(Z軸方向)に対向するように、サイドフレーム3L、3Rの下部に設けられている。
上部テーブル5Uには、上部金型Pを装着する金型装着部9Uが設けられている。金型装着部9Uは、左右方向(X軸方向)に延在している。曲げ加工に用いる金型のレイアウトに応じて、金型装着部9Uには、1つ以上の上部金型Pを組み合わせた金型ステージが所要の数だけ並んで装着される。プレスブレーキ1を正面から眺めた場合、金型装着部9Uに装着される上部金型Pは、左右方向に沿って横並びとなる。
上部テーブル5Uの後側(Y軸方向の奥側)には、左右方向に延在するガイド部材11Uが設けられている。ガイド部材11Uには、自動金型交換装置13Uが設けられている。自動金型交換装置13Uは、上部テーブル5Uの後側にある金型格納部17Uと、金型装着部9Uとの間で上部金型Pの交換を行う。金型の交換には、金型格納部17Uに対する上部金型Pの格納、金型格納部17Uからの上部金型Pの取り出し、金型装着部9Uに対する上部金型Pの装着、金型装着部9Uからの上部金型Pの取り出しが含まれる。
自動金型交換装置13Uは、左右(一対)の金型交換部13UL、13URを備えている。各金型交換部13UL、13URは、ガイド部材11Uに沿って左右方向へ移動可能に構成されている。一対の金型交換部13UL、13URは、それぞれ個別のサーボモータによって駆動される。
金型交換部13UL、13URは、金型(上部金型P)に設けられた係合孔Hに係合することにより上部金型Pを保持する金型保持部材(フィンガー)15を備えている。金型保持部材15は、係合孔Hに対して係合したり、係合孔Hから離脱したりするために、前後方向(Y軸方向)に対して進退可能に構成されている。
金型装着部9Uに装着された上部金型Pを保持する場合、金型交換部13UL、13URは左右方向に移動され、保持する上部金型Pの後側に位置決めされる。金型保持部材15が前進状態に切り替えられると、金型保持部材15が係合孔Hに挿通される。
また、金型保持部材15は、上部金型Pを金型装着部9Uに沿って左右方向に移動させることができる。具体的には、金型保持部材15の前面に上部金型Pが存在しない状態で、金型保持部材15が前進状態に切り替えられる。金型交換部13UL、13URが左右方向に移動すると、前進状態の金型保持部材15が上部金型Pの左右方向の端部に突き当たる。金型交換部13UL、13URが左右方向に移動を継続することで、上部金型Pを移動させる外力が付与され、これにより、上部金型Pが左右方向に移動する。
下部テーブル5Lにも、上部テーブル5Uと同様、下部金型Dを装着する金型装着部9Lが設けられている。金型装着部9Lの構成は、金型装着部9Uと同様である。
下部テーブル5Lの後側(Y軸方向の奥側)には、左右方向に延在するガイド部材11Lが設けられており、ガイド部材11Lには、自動金型交換装置13Lが設けられている。自動金型交換装置13Lは、下部テーブル5Lの後側にある金型格納部17Lと、金型装着部9Lとの間で下部金型Dの交換を行う。この自動金型交換装置13Lは、一対の金型交換部13LL、13LRを備えている。自動金型交換装置13Lの構成は、自動金型交換装置13Uのそれと同様であり、詳細な説明については省略する。
図3において、制御装置20は、自動金型交換装置13U、13Lの動作を制御する。制御装置20は、CPU、ROM、RAM、及びI/Oインターフェースを主体として構成されている。制御装置20は、CPUがROMなどから処理内容に応じた各種プログラムを読み出し、RAMに展開し、展開した各種プログラムを実行することにより、自動金型交換装置13U、13Lの動作を制御する。
制御装置20は、サーボモータ25を制御する制御指令をサーボモータ25に供給する。また、制御装置20には、サーボモータ25のトルクを検出するトルク検出部27及びサーボモータ25の回転数を検出するエンコーダ29から検出信号がそれぞれ供給されている。なお、サーボモータ25、トルク検出部27及びエンコーダ29は、4つの金型交換部13UL、13UR、13LL、13LRに対応してそれぞれ設けられているが、図3には、1組の構成のみが代表的に示されている。
また、制御装置20には、上位装置50が接続されている。上位装置50は、例えばプレスブレーキ1を制御するNC装置などであり、制御装置20は、上位装置50から必要な情報を取得することができる。
制御装置20は、機能的に、演算部20a、制御部20b及びメモリ20cを有している。
演算部20aは、トルク検出部27から供給される検出信号に基づいて、サーボモータ25のトルクを監視する。
制御部20bは、サーボモータ25を制御し、各金型交換部13UL、13UR、13LL、13LRの位置制御を行う。この位置制御において、制御部20bは、エンコーダ29から供給される検出信号に基づいて金型交換部13LL、13LR、13UL、13URの左右方向の位置を認識することができる。また、制御部20bは、位置制御以外にも、金型交換部13UL、13UR、13LL、13LRが保有する金型保持部材15の進退動作、金型交換に必要となる金型交換部13UL、13UR、13LL、13LRの動作を制御する。
メモリ20cには、各種の情報が格納されている。メモリ20cには、サーボモータ25のトルク変化を判定するためのトルク閾値の情報が格納されている。メモリ20cには、基準位置の情報が格納されている。
メモリ20cには、プレスブレーキ1が所有する金型(上部金型P及び下部金型D)毎に、金型を識別するための金型IDと、金型格納部17U、17Lにおける格納位置との対応を示す格納情報が格納されている。
以下、図4〜図6を参照し、自動金型交換装置13U、13Lによる金型の交換手順について説明する。この金型の交換手順は、金型装着部9U、9Lにおいてアンクランプ状態にある上部金型P又は下部金型Dを、金型格納部17U、17Lへと格納するための手順であり、制御装置20によって実行される。
なお、以下の説明では、上部テーブル5Uに対応した自動金型交換装置13Uの動作について説明を行うが、下部テーブル5Lに対応した自動金型交換装置13Lの動作も同様である。また、一対の金型交換部13UL、13URのうち、図1の左側に位置する一方の金型交換部13ULを第1の金型交換部13ULといい、図1の右側に位置する他方の金型交換部13URを第2の金型交換部13URという。金型装着部9Uには、複数の上部金型、例えば4つの上部金型P1〜P4が装着されているとする。
この手順を行うにあたり、図1に示すように、制御部20bは、一対の金型交換部13UL、13URを初期位置に配置している。第1の金型交換部13ULは、ガイド部材11Uの左側端部を初期位置とし、第2の金型交換部13URは、ガイド部材11Uの右側端部を初期位置としている。第1の金型交換部13UL及び第2の金型交換部13URが初期位置に配置された状態において、4つの上部金型P1〜P4は、第1の金型交換部13ULと第2の金型交換部13URとの間に存在している。
まず、ステップS10において、制御部20bは、第1の金型交換部13UL及び第2の金型交換部13URの移動を開始する。具体的には、制御部20bは、第1の金型交換部13ULを駆動するサーボモータ25を制御し、第1の金型交換部13ULを右側、すなわち、第2の金型交換部13URに向けて移動させる(図5(a))。同様に、制御部20bは、第2の金型交換部13URを駆動するサーボモータ25を制御し、第2の金型交換部13URを左側、すなわち、第1の金型交換部13ULに向けて移動させる(図5(a))。
ステップS11において、演算部20aは、トルク検出部27から供給される検出信号に基づいて、サーボモータ25のトルク検出を開始する。トルク検出は、第1の金型交換部13ULを駆動するサーボモータ25及び第2の金型交換部13URを駆動するサーボモータ25のそれぞれについて行われる。
ここで、図6において、「Tq1」は、第1の金型交換部13ULのサーボモータ25のトルクを示し、「Tq2」は、第2の金型交換部13URのサーボモータ25のトルクを示す。図6において、「t1」は、第1の金型交換部13UL及び第2の金型交換部13URの移動を開始したタイミングである。
ステップS12において、制御部20bは、第1の金型交換部13ULのサーボモータ25に停止指令を出力し、第1の金型交換部13ULを基準位置Pstに停止させ、基準位置Pstで固定する(図5(b)、図6のタイミングt2)。基準位置Pstは、第1の金型交換部13ULの初期位置よりも右側に、すなわち、第1の金型交換部13UL側へと向かった所定の位置に予め設定されている。制御部20bは、エンコーダ29より特定される第1の金型交換部13ULの位置を参照し、第1の金型交換部13ULが基準位置Pstへと到達したかどうかを判定する。
一方で、第2の金型交換部13URは、第1の金型交換部13ULに向かって移動し続ける(図5(c))。第2の金型交換部13URが移動し続けると、第2の金型交換部13URが最も右側に位置する上部金型P4に突き当たる。上部金型P4は、第2の金型交換部13URによって押し出されることにより、第1の金型交換部13UL側へと移動させられる。この動作が繰り返されることで、上部金型P3、上部金型P2、上部金型P1が次々と第2の金型交換部13URによって押し出される。最終的には、4つの上部金型P1〜P4が互いに密着した状態で、第1の金型交換部13UL側へと移動させられる。
ステップS13において、演算部20aは、各サーボモータ25のトルクTq1、Tq2が、トルク閾値Tthよりも大きいか否かを判定する。第1の金型交換部13ULは基準位置Pstに固定されている。そのため、4つの上部金型P1〜P4が第1の金型交換部13ULまで寄せ集められると、第2の金型交換部13URは、4つの上部金型P1〜P4をそれ以上移動させることができない。第2の金型交換部13URのサーボモータ25は過負荷となり、大きなトルク変化が発生する(図6のタイミングt4)。
また、本実施形態では、第1の金型交換部13ULが基準位置Pstに固定させられている。そのため、第2の金型交換部13URによって移動させられる4つの上部金型P1〜P4が第1の金型交換部13ULに突き当たると、第1の金型交換部13ULのサーボモータ25にも大きなトルク変化が発生する(図6のタイミングt4)。
トルク閾値Tthは、第1の金型交換部13ULに上部金型P1〜P4が寄せ集められた際に、サーボモータ25で発生する過大なトルクを識別するためのものである。トルク閾値Tthは、実験やシミュレーションを通じて最適値が設定されており、メモリ20cに格納されている。
すなわち、ステップS13において、演算部20aは、各サーボモータ25のトルクTq1、Tq2とトルク閾値Tthとを比較することで、第2の金型交換部13URの移動によって4つの上部金型P1〜P4が第1の金型交換部13ULまで寄せ集められたか否かを判定している。ステップS13において肯定判定された場合、すなわち、各サーボモータ25のトルクTq1、Tq2がトルク閾値Tthよりも大きい場合には、ステップS13で肯定判定され、ステップS14に進む。一方、ステップS13において否定判定された場合、すなわち、両方又は一方のサーボモータ25のトルクTq1、Tq2がトルク閾値Tth以下の場合には、ステップS13で否定判定され、ステップS13に戻る。
ステップS14において、制御部20bは、第2の金型交換部13URのサーボモータ25に停止指令を出力し、第2の金型交換部13URを停止させる。ステップS13の肯定判定、すなわち、第2の金型交換部13URの移動によって4つの上部金型P1〜P4が第1の金型交換部13ULまで寄せ集められたと判定されたことにより、このステップS14の処理が実行される。
ところで、サーボモータ25に停止指令を出力しても、サーボモータ25がすぐには停止せず、第2の金型交換部13URが惰性で進んでしまうことがある。そのため、第2の金型交換部13URが4つの上部金型P1〜P4を押し込んだ状態となる。この場合、上部金型P1〜P4の振動などがサーボモータ25に伝達し、サーボモータ25の異常として捉えられることがある。加えて、後述する端部位置Pegを正しく認識できない可能性がある。
そこで、ステップS15において、制御部20bは、補正動作、具体的には、第2の金型交換部13URを所定量だけ逆走させる動作を行う。具体的には、制御部20bは、第2の金型交換部13URの移動速度と、上部金型P1〜P4の重さとに基づいて、停止指令後に第2の金型交換部13URが惰性で移動する惰性移動量を演算する。そして、制御部20bは、サーボモータ25を制御し、第2の金型交換部13URを惰性移動量だけ逆走させる。なお、この補正動作は、第1の金型交換部13ULを停止させる際に行ってもよい。
ステップS16において、制御部20bは、エンコーダ29からの検出信号を参照し、第2の金型交換部13URの停止位置を特定する。そして、制御部20bは、第2の金型交換部13URの停止位置に基づいて、4つの上部金型P1〜P4の端部位置Pegを特定する(図5(d))。端部位置Pegは、最も第2の金型交換部13UR側に位置する上部金型P4と、第2の金型交換部13URとの境界面に相当する。
ステップS17において、演算部20aは、寄せ集められた上部金型P1〜P4に対する金型の過不足を判定する。上部金型P1〜P4のいずれかが手動で取り外されているような場合には、基準位置Pstから端部位置Pegまでの長さと、金型装着部9Uに本来あるべき上部金型P1〜P4の分割長さの総和とに相違が発生する。
そこで、演算部20aは、例えば上位装置50からレイアウト情報を取得する。このレイアウト情報は、曲げ加工に用いる金型のレイアウトを規定したものであり、金型装着部9Uに本来あるべき上部金型の情報を示している。レイアウト情報には、金型ID、分割長さ、取り付け位置などの情報が含まれている。
演算部20aは、レイアウト情報に基づいて、4つの上部金型P1〜P4の分割長さの総和を演算する。基準位置Pstから端部位置Pegまでの長さと、上部金型P1〜P4の分割長さの総和とが一致する場合、演算部20aは、金型の過不足は無いと判定する。一方、基準位置Pstから端部位置Pegまでの長さと、上部金型P1〜P4の分割長さの総和とが一致しない場合には、演算部20aは、金型の過不足があると判定する。
ステップS18において、演算部20aは、金型情報を取得する。金型情報は、寄せ集められた4つの上部金型P1〜P4に関する情報であり、4つの上部金型P1〜P4毎に、金型IDと、端部位置Pegからの金型の並び順とが関連付けられている。演算部20aは、寄せ集められた4つの上部金型P1〜P4から利用者が生成した情報に基づいて、金型情報を取得することができる。演算部20aは、例えば上位装置50を介して利用者が生成した情報を取得することができる。また、寄せ集められた4つの上部金型P1〜P4を対象に、金型IDと端部位置Pegからの金型の並び順とを自動で取得することができる装置を備える場合には、この装置を通じて金型情報を取得することができる。また、金型の過不足が無い場合、演算部20aは、上述したレイアウト情報から、金型情報を取得することもできる。
ステップS19において、演算部20aは、メモリ20cから格納情報を取得する。
ステップS20において、演算部20aは、金型交換部13UL、13URの一方又は両方を制御して、寄せ集められた4つの上部金型P1〜P4を端部位置Peg側の金型から順番に取り上げて金型格納位置に格納する格納動作を実行する。
具体的には、演算部20aは、金型情報と格納情報とに基づいて、4つの上部金型P1〜P4を格納する金型格納位置をそれぞれ特定する。金型格納位置の特定は、金型IDを参照して行われる。
演算部20aは、端部位置Pegからの上部金型P1〜P4の並び順に従って、格納対象となる上部金型P1〜P4を決定する。1番目は、端部位置Pegにある上部金型P4が格納対象となり、つぎに、上部金型P3、上部金型P2、上部金型P1の順番で、これらの上部金型P1〜P3が格納対象となる。
この場合、演算部20aは、端部位置Pegと、上部金型P1〜P4の分割長さとに基づいて、格納対象となる上部金型P1〜P4の端部位置(隣接する金型との境界位置)を特定することができる。例えば、上部金型P4の端部位置は、上述した端部位置Pegとなり、上部金型P3の端部位置は、上述した端部位置Pegから、上部金型P4の分割長さだけ左側にずれた位置となる。上部金型P2の端部位置は、上述した端部位置Pegから、上部金型P4、P3の分割長さだけ左側にずれた位置となり、上部金型P1の端部位置は、上述した端部位置Pegから、上部金型P4、P3、P2の分割長さだけ左側にずれた位置となる。
また、上部金型P1〜P4を保持するための係合孔Hは、左右方向における上部金型P1〜P4の中央に設けられている。そこで、演算部20aは、格納対象となる上部金型P1〜P4の端部位置と、金型の分割長さとに基づいて、格納対象となる上部金型P1〜P4を金型交換部13UR、13ULで保持する保持位置を特定する。
そして、制御部20bは、保持位置に基づいて金型交換部13UR、13ULを制御し、格納対象となる上部金型P1〜P4を金型装着部9Uから取り外す。そして、制御部20bは、金型交換部13UR、13ULを制御し、金型格納部17Uの金型格納位置へと格納する。
このような格納動作が4つの上部金型P1〜P4の全てに対して行われると、一連の手順は終了する。
このように本実施形態に係る自動金型交換装置13Uは、一対のサーボモータ25と、一対のサーボモータ25によってそれぞれ駆動され、金型装着部9Uの金型の並び方向に沿って移動する第1及び第2の金型交換部13UL、13URと、一対のサーボモータ25のトルクを検出するトルク検出部27と、第1及び第2の金型交換部13UL、13URの動作を制御する制御装置20と、を有している。そして、制御装置20は、第1の金型交換部13ULを予め定められた基準位置Pstに固定し、第2の金型交換部13URを第1の金型交換部13ULに向けて移動させ、トルク検出部27で検出されるサーボモータ25のトルク変化に基づいて、第2の金型交換部13URの移動によって複数の上部金型P1〜P4が第1の金型交換部13ULまで寄せ集められたと判定している。
この構成によれば、第1の金型交換部13ULと第2の金型交換部13URとで複数の上部金型P1〜P4を挟み込むことで、第1の金型交換部13ULに対して上部金型P1〜P4寄せ集めることができる。また、第1の金型交換部13ULが基準位置Pstに固定されているので、サーボモータ25のトルク変化に着目することで、複数の上部金型P1〜P4が第1の金型交換部13ULまで寄せ集められたと正確に判断することができる。このように、金型位置にずれが発生してその位置を正しく認識することができないような場合であっても、基準位置Pstにある第1の金型交換部13ULに対して複数の上部金型P1〜P4を一纏めにすることで、複数の上部金型P1〜P4の位置を認識することが可能となる。
また、本実施形態において、制御装置20は、トルク検出部27で検出されるサーボモータ25のトルク変化と、第2の金型交換部13URの位置とに基づいて、寄せ集められた複数の上部金型P1〜P4の端部位置Pegを特定している。
この構成によれば、複数の上部金型P1〜P4の端部位置Pegを特定することができるので、基準位置Pstと端部位置Pegとの間で複数の上部金型P1〜P4の位置を認識することができる。
また、本実施形態において、制御装置20は、金型装着部9Uに装着される金型のレイアウト情報と、基準位置Pstから端部位置Pegまでの長さとに基づいて、金型の過不足を判定している。
この構成によれば、上部金型P1〜P4が手動で取り外されたような事情があったとしても、これを適切に判断することができる。その結果、金型装着部9Uに装着されている上部金型P1〜P4の状況を適切に把握することができる。
また、本実施形態において、制御装置20は、寄せ集められた複数の上部金型P1〜P4毎に、金型を識別するための金型IDと、端部位置Pegからの金型の並び順とが関連付けられた金型情報を取得する。同様に、制御装置20は、金型IDと金型格納部17Uにおける金型格納位置とが関連付けられた格納情報を取得する。そして、制御装置20は、金型情報と格納情報とに基づいて、寄せ集められた複数の上部金型P1〜P4毎に金型格納位置を特定している。
この構成によれば、寄せ集められた複数の上部金型P1〜P4について、金型格納位置をそれぞれ特定することができる。これにより、上部金型P1〜P4を、金型格納部17Uへと格納することができる。
また、本実施形態において、制御装置20は、一対の金型交換部13UL、13URの一方又は両方を制御して、端部位置Peg側から上部金型P1〜P4を順番に取り上げて金型格納位置に格納する格納動作を実行する。
この構成によれば、一対の金型交換部13UL、13URを利用して、複数の上部金型P1〜P4を自動で格納することができる。
また、本実施形態において、制御装置20は、端部位置Pegからの上部金型P1〜P4の並び順に従って、格納対象となる上部金型P1〜P4を決定し、格納対象となる上部金型P1〜P4の端部位置と金型の分割長さとに基づいて、金型交換部13UL、13URで金型を保持する保持位置を特定する。また、制御装置20は、保持位置に基づいて格納対象となる金型を金型装着部9Uから取り上げて、金型格納位置へと格納する。
この構成によれば、上部金型P1〜P4を適切に保持することができる。これにより、金型装着部9Uにある上部金型P1〜P4を確実に取り上げて、金型格納位置へと格納することができる。
また、本実施形態において、制御装置20は、第2の金型交換部13URを駆動するサーボモータ25のトルクTq2がトルク閾値Tth以上となったときに、複数の上部金型P1〜P4が寄せ集められたと判定している。
固定された第1の金型交換部13ULに複数の上部金型P1〜P4が寄せ集められると、第2の金型交換部13URの移動が強制的に規制される。この場合、第2の金型交換部13URを駆動するサーボモータ25は過負荷となり、大きなトルク変化が生じる。サーボモータ25のトルクTq2をトルク閾値Tthと比べることで、そのトルク変化を特定することができる。その結果、複数の上部金型P1〜P4が寄せ集められたと適切に判定することができる。
また、本実施形態において、制御装置20は、第2の金型交換部13URを駆動するサーボモータ25のトルクTq2とともに、第1の金型交換部13ULを駆動するサーボモータ25のトルクTq1がトルク閾値Tth以上となったときに、複数の上部金型P1〜P4が寄せ集められたと判定する。
固定された第1の金型交換部13ULに複数の上部金型P1〜P4が寄せ集められると、これらの上部金型P1〜P4を押し出す第2の金型交換部13URからの力が、第1の金型交換部13ULにも作用する。この場合、第1の金型交換部13ULを駆動するサーボモータ25にも大きなトルク変化が生じる。したがって、両方のサーボモータ25のトルクTq1、Tq2を利用することで、複数の上部金型P1〜P4が寄せ集められた状態を確実に判定することができる。
また、本実施形態において、制御装置20は、第1の金型交換部13ULまで複数の上部金型P1〜P4が寄せ集められると、第2の金型交換部13URを停止させるための停止指令を出力する。また、制御装置20は、第2の金型交換部13URの移動速度と複数の上部金型P1〜P4の重さとに基づいて、停止指令を出力した後に第2の金型交換部13URが惰性で移動する惰性移動量を演算する。そして、制御装置20は、惰性移動量に基づいて、第2の金型交換部13URを逆走させている。
第2の金型交換部13URを停止させても、惰性により停止位置がずれてしまうことがある。この場合、第2の金型交換部13URが複数の上部金型P1〜P4を押し込んだような状態となり、金型の振動などがサーボモータ25の異常として捉えられてしまうことがある。この点、第2の金型交換部13URを逆走させることができ、第2の金型交換部13URを本来の停止位置へと戻すことができる。
加えて、第2の金型交換部13URが金型を押し込んだままの位置にある状態を解消することができるので、第2の金型交換部13URの位置ずれも抑制することができる。これにより、金型の自動交換を適切に行うことができる。
また、本実施形態に係る金型交換方法は、プレスブレーキ1の金型装着部9Uに並んで装着されている複数の金型を金型格納部17Uに格納する方法である。この金型交換方法は、金型装着部9Uの基準位置Pstに、上部金型P1〜P4の移動を規制する固定部を設け、金型装着部9Uに装着されている複数の上部金型P1〜P4を、金型の並び方向に沿って一方側へと移動させ、固定部まで複数の上部金型P1〜P4を寄せ集めている。
この方法によれば、固定部に対して複数の上部金型P1〜P4を寄せ集めることで、複数の上部金型P1〜P4を基準位置Pstに対して一纏めにすることができる。寄せ集め前の状態では複数の上部金型P1〜P4が金型装着部9Uのどこにあるか特定できない状況であっても、基準位置Pstに対して一纏めにすることで、複数の上部金型P1〜P4の位置を認識することが可能となる。
なお、上述した実施形態では、一対の金型交換部13UL、13URを利用して上部金型P1〜P4を寄せ集めている。しかしながら、本実施形態に係る金型交換方法は、手動で上部金型P1〜P4を移動させ、基準位置Pstに対して一纏めにする方法であってもよい。さらに、上述した実施形態では、第1の金型交換部13ULを固定部として利用している。しかしながら、本実施形態に係る金型交換方法は、上部金型P1〜P4の移動を規制するものであれば、第1の金型交換部13UL以外のものを利用するものであってもよい。
また、本実施形態に係る金型交換方法は、金型の交換を自動で行う金型交換部13UL、13URが、寄せ集められた複数の上部金型P1〜P4を金型格納部17Uに格納している。
この構成によれば、複数の上部金型P1〜P4の位置を認識することができるので、金型交換部13UL、13URにより、複数の上部金型P1〜P4を金型格納部17Uへと自動的に格納することができる。
以上の説明では、上部テーブル5Uに対応した自動金型交換装置13Uを中心に実施形態を説明したが、下部テーブル5Lに対応した自動金型交換装置13Lについても同様である。
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。
1 プレスブレーキ
5U 上部テーブル
5L 下部テーブル
11U、11L ガイド部材
13U、13L 自動金型交換装置
13UL、13UR、13LL、13LR 金型交換部
15 金型保持部材
17U、17L 金型格納部
20 制御装置
20a 演算部
20b 制御部
20c メモリ
25 サーボモータ
27 トルク検出部
29 エンコーダ
50 上位装置
P 上部金型
D 下部金型
H 係合孔

Claims (10)

  1. プレスブレーキの金型装着部に並んで装着されている複数の金型を、金型格納部に格納する自動金型交換装置において、
    一対のサーボモータと、
    前記一対のサーボモータによってそれぞれ駆動され、前記金型装着部の金型の並び方向に沿って移動する第1及び第2の金型交換部と、
    前記一対のサーボモータのトルクを検出するトルク検出部と、
    前記第1及び第2の金型交換部の動作を制御する制御装置と、を有し、
    前記制御装置は、
    前記第1の金型交換部を予め定められた基準位置に固定し、
    前記第2の金型交換部を前記第1の金型交換部に向けて移動させ、
    前記トルク検出部で検出されるサーボモータのトルク変化に基づいて、前記第2の金型交換部の移動によって前記複数の金型が前記第1の金型交換部まで寄せ集められたと判定する
    自動金型交換装置。
  2. 前記制御装置は、
    前記トルク検出部で検出されるサーボモータのトルク変化と、前記第2の金型交換部の位置とに基づいて、寄せ集められた前記複数の金型の端部位置を特定する
    請求項1記載の自動金型交換装置。
  3. 前記制御装置は、
    前記金型装着部に装着される金型のレイアウト情報と、前記基準位置から前記端部位置までの長さとに基づいて、金型の過不足を判定する
    請求項2記載の自動金型交換装置。
  4. 前記制御装置は、
    寄せ集められた前記複数の金型毎に、金型を識別するための金型IDと前記端部位置からの金型の並び順とが関連付けられた金型情報を取得し、
    前記金型IDと前記金型格納部における金型格納位置とが関連付けられた格納情報を取得し、
    前記金型情報と前記格納情報とに基づいて、寄せ集められた前記複数の金型毎に前記金型格納位置を特定する
    請求項2又は3記載の自動金型交換装置。
  5. 前記制御装置は、
    前記第1及び第2の金型交換部の一方又は両方を制御して、前記端部位置側から金型を順番に取り上げて前記金型格納位置に格納する格納動作を実行する
    請求項4記載の自動金型交換装置。
  6. 前記制御装置は、
    前記端部位置からの金型の並び順に従って、格納対象となる金型を決定し、
    前記格納対象となる金型の端部位置と金型の分割長さとに基づいて、前記金型交換部で金型を保持する保持位置を特定し、
    前記保持位置に基づいて前記格納対象となる金型を前記金型装着部から取り出して、前記金型格納位置へと格納する
    請求項5記載の自動金型交換装置。
  7. 前記制御装置は、
    前記第2の金型交換部を駆動するサーボモータのトルクがトルク閾値以上となったときに、前記複数の金型が寄せ集められたと判定する
    請求項1から6のいずれか一項記載の自動金型交換装置。
  8. 前記制御装置は、
    前記第2の金型交換部を駆動するサーボモータのトルクとともに、前記第1の金型交換部を駆動するサーボモータのトルクがトルク閾値以上となったときに、前記複数の金型が寄せ集められたと判定する
    請求項7記載の自動金型交換装置。
  9. 前記制御装置は、
    前記複数の金型が前記第1の金型交換部まで寄せ集められたと判定すると、前記第2の金型交換部を停止させるための停止指令を出力し、
    前記第2の金型交換部の移動速度と前記複数の金型の重さとに基づいて、前記停止指令を出力した後に前記第2の金型交換部が惰性で移動する惰性移動量を演算し、
    前記惰性移動量に基づいて、前記第2の金型交換部を逆走させる
    請求項1から8のいずれか一項記載の自動金型交換装置。
  10. プレスブレーキの金型装着部に並んで装着されている複数の金型を、金型格納部に格納する金型交換方法において、
    金型の移動を規制する固定部を基準位置に配置し、
    前記金型装着部に装着されている複数の金型を、前記金型装着部の金型の並び方向に沿って一方側へと移動させ、
    前記複数の金型を前記固定部まで寄せ集め
    金型の交換を自動で行う金型交換部の動作を制御する制御装置が、前記金型装着部に装着される金型のレイアウト情報に基づき金型の過不足があると判定した場合、
    制御装置が、前記寄せ集められた複数の金型を対象に、金型を識別するための金型IDと前記寄せ集められた複数の金型の端部位置からの金型の並び順とを取得し、前記取得した情報に基づいて前記金型交換部を制御して前記寄せ集められた複数の金型を前記金型格納部に格納する
    金型交換方法。
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