JP2731268B2 - 折曲機のストッパ位置演算装置 - Google Patents

折曲機のストッパ位置演算装置

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、折曲機のストッパ位置演算装置に関する。
(従来の技術) 一般に、折曲機にはバックゲージ装置が設けられ、こ
のバックゲージ装置で位置決めされたワークに対し所定
の折曲げ加工が為される。詳しくは、バックゲージ装置
は、曲げ金型に対しサーボ位置決め装置により前後動す
るストレッチと、このストレッチ上で任意の位置で固定
される一対のストッパを有し、適宜間隔で前記ストレッ
チ上で固定されたストッパにワーク一端を突当てること
によりワークが位置決めされる。
また、近年、自動化システムの進展により前記ストレ
ッチ上におけるストッパをサーボ位置決め装置により前
記トスレッチ上で左右方向に位置決め自在とし、加工す
べきワークの幅に応じてストッパを自動的に移動させる
ことも行われるようになってきた。
この場合、例えば曲げプログラムによって指定された
位置にストッパを位置決めすることができ、ストッパ位
置設定のための手間が省け、かつ自動化ラインの達成が
可能となる。
ただし、入力データに誤りがあるような場合には、ス
トッパ同士が干渉したり、オーバトラベルなどのトラブ
ルが生じ得る。
一度トラブルが発生すると、原点復帰からやり直さな
ければならず、機器破損の恐れがあると共にその復起動
作に多くの手間を要し、自動化ラインの達成をも困難と
するものである。
(発明が解決しようとする課題) 上記の如く従来よりの折曲機にあっては、ストッパの
ストレッチに対する指令値に誤りが有った場合、トラブ
ルが発生してしまい、その対策に多くの手間を要し、自
動化ラインの達成を困難としているという問題があっ
た。
そこで、本発明は曲げ金型に対し前後動するストレッ
チ上で自動的に位置決めされるストッパに関し、トラブ
ルが発生することがないストッパ位置を自動演算するこ
とができる折曲機のストッパ位置演算装置を提供するこ
とを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決する本発明は、曲げ金型に対し前後動
するストレッチを設け、このストレッチに前記金型方向
から到来するワークの一端を2位置にて突当て位置決め
する一対のストッパを設け、これらストッパを前記スト
レッチに沿って左右方向の任意の位置に位置決めするス
トッパ駆動手段を設けて成る折曲機のストッパ位置演算
装置において、ワーク幅に応じて任意の演算式により基
本的なストッパ位置を算出するストッパ位置演算手段
と、算出されたストッパ位置を抽出しアラーム状態を判
別するアラーム状態検出手段と、該検出手段で検出され
たアラーム状態を解消すべく前記ストッパ位置演算手段
で演算されたストッパ位置を補正するストッパ位置補正
手段を備えたことを特徴とする。
(作用) 本発明の折曲機のストッパ位置演算装置では、任意の
演算式により予め算出されたストッパ位置についてスト
ッパ相互の干渉やオーバトラベル状態などアラーム状態
を検出し、これらアラーム状態を解消すべく各トスッパ
の前記ストレッチ上での位置を補正する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明す
る。
まず、バックゲージ装置について説明する。
第2図において、折曲機の一例としてのプレスブレー
キ1は、下部金型である図略のダイが上部金型である固
定の図略のパンチに対して上昇して接近し、下降して離
反することで折曲加工を行うタイプの曲げ加工機であ
る。
図に実線で示した部分がバックゲージ装置3で、板材
などのワークを前方からダイの上に送り込み、その一端
を複数のストッパ(位置決め部材)5に突当てて、板材
であるワークの所望の加工位置を前記したパンチの下方
に向って突出した先端と、ダイのV字溝の底とで構成す
る折り曲げ加工線に一致させてから曲げ加工を行うので
ある。
ダイホルダ7の左右端付近には後方に突出した複数の
支持体9が固着してあり、該支持体9は夫々サーボモー
タMLで駆動されるリードスクリューとこれと平行なリニ
アモーションガイド15を備えている。
上記したリードスクリューとリニアモーションガイド
15の上に、可動台17があってその可動台17上に垂直柱体
としての垂直円筒体19が固定されサーボモータMLの回転
駆動により、可動台17、ひいてはストッパ5を任意の前
後位置に位置決め可能となっている。
垂直円筒体19の外周には螺旋21が加工してあって螺旋
21と螺合した上下に位置調整自在な2枚の環状ナット23
に挟持されたラジアルボールベアリング25を介して移動
体の一部をなすストレッチ27が摺動自在に取付けてあ
る。この揺動はストレッチ27に無理な力が加わらないめ
たの配慮である。
前記ストレッチ27の前面にはラック29が設けられてい
る。また、ストレッチ27にはこのラック29に沿って移動
可能の一対のストッパ装置31が設けられている。ストッ
パ装置31は、前記ラック29に沿って移動可能とするサー
ボモータMYと、前記ストッパ5を昇降駆動可能とするサ
ーボモータMZを備えている。
したがって、両ストッパは5は、サーボモータMLの駆
動によって前後方向(L軸方向)に移動可能であり、モ
ータMZの駆動によって上下方向(z軸方向)に動作可能
であり、さらにモータMYの駆動によって左右方向(Y軸
方向)に移動可能である。
ただし、図から理解されるように、各ストッパ装置31
は左右方向に所定の大きさを持っている。そこで、両者
の接近可能距離を規定するパラメータP117が設定されて
いる。また、各ストッパ装置31の左右位置方向での移動
可能領域は、ソフトリミット位置としてパラメータP118
(右位置)、P119(左位置)で設定され、ソフトウェア
上で管理されるようになっている。
上記バックゲージ装置3の平面配置の関係を第3図に
示した。第4図はマシンセンターMcに対しワークセンタ
Wcをずらせて加工する場合の説明図である。
第4図において、ワークセンターWcをマシンセンター
Mcに対しずらせる場合には、オフセット量BPとして数値
入力する。
また、第3図においてY軸座標はマシンセンターMcを
0(ゼロ)点として、右方向にプラス(+)、左方向に
マイナス(−)とされており、各ストッパ5のセンター
は、ワークWの端部から距離Y′だけ内側に位置される
ことを基本としている。すなわち、本例では幅Bのワー
クWに対しては次式によって両ストッパ5のストッパ位
置YL,YRが算出される。
第1図に、上記ストッパ位置YL.YRを算出し、算出さ
れたストッパ位置に基いてアラーム状態を検出し、アラ
ーム解消できる位置にに変更する演算装置のブロック図
を示した。本例では、この演算装置はNC装置に組込まれ
ているものとする。
第1図において、この演算装置は、曲げプログラムあ
るいは手動入力データより曲げデータを設定する曲げデ
ータ設定部33と、設定されたデータに基いて上記式
(1)(2)より両ストッパ5のストッパ位置YL,YR
算出するストッパ位置算出部35が設けられている。
また、算出されたストッパ位置YL,YRをパラメータ記
憶部37に記憶された値を用いて検算するアラーム状態検
出部39が設けられ、さらに前記パラメータ記憶部37に記
憶された値を用いてアラーム状態を解消できるようスト
ッパ位置を補正するストッパ位置補正部41が設けられて
いる。補正部41で補正された値はNC装置のストッパ駆動
部43に設定される。
ストッパ位置の補正方式を第5図に示した。
ステップ501では、上記の如く式(1)(2)により
基本的なストッパ位置YL,YRが求められる。
次いで、ステップ502では、 |YL−YR|<P117 が判別され、両ストッパ5が干渉するか否かが判別され
る。
このままでは干渉すると判別される場合には、ステッ
プ503へ移行し、ワークセンターWcを中心として、両ス
トッパ5が干渉することがないよう次式によって新たな
ストッパ位置を算出する。
この式は、ワークセンターWcを中心として、左右に干
渉距離を半分(P117)/2づつ振り分けて、さらに1.0mm
づつ遠ざけたものである。これにより、両ストッパ5が
干渉することはない。
次にステップ504では、左側のストッパ5が左側のソ
フトオーバートラベル位置P119を越していないか否かを
判別し、越えている場合にはステップ505へ移行する。
ステップ505では、次式によってストッパ5をオーバ
トラベル位置(P119)より内側に入れる。
YL=P119+1.0 …(5) 次いで、ステップ506では、ステップ505によって、新
たに両ストッパ5が干渉しないかどうかを判別し、干渉
する場合にはストップ507へ移行して次式によって右側
のストッパ5を左側のストッパ5に対し、干渉しない量
(P117)だけ離れた距離に設定する。
YR=YL+P117 …(6) ステップ508〜511の処理は、ステップ504〜507と同様
に右側のストッパ5を基準として右側のオーバートラベ
ル位置(P118)についての処理を実行する。
以上により、本例の処理では、ステップ501で基本的
な位置が演算され、ステップ502で両ストッパの干渉が
判別され、ステップ504及び508でオーバトラベルが判別
され、ステップ503、505〜507、509〜511で干渉、オー
バトラベルを解消することができる新たなストッパ位置
の補正演算が行われる。
よって本例では、ストレッチ27に対するストッパ5の
位置が自動演算され、かつストッパ相互が干渉しないよ
う、またオーバトラベルしないよう新たな位置が演算さ
れる。
以上示した実施例では、ストッパ位置算出部35で、
(1),(2)式によりストッパ位置YL,YRを算出する
例を示したが、ストッパ位置YL,YRは他の演算装置で演
算されて入力された場合であっても同様である。
また、上記実施例では演算装置をNC装置に組み込む例
で示したがNC装置とは別体に構成することができること
は勿論である。
本発明は上記実施例に限定されるものではなく、適宜
の設計的変更を行うことにより、適宜態様で実施し得る
ものである。
[発明の効果] 以上の通り、本発明は、曲げ金型に対し前後動するス
トレッチに位置決め自在の一対のストッパを設けた折曲
機のストッパ位置演算装置において、その演算方式を適
正化したので、両ストッパが相互に干渉したりオーバト
ラベルすることがなく、自動化ラインの達成が容易とな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例に係るストッパ位置演算装置
のブロック図、第2図は本発明の実施例に用いられるバ
ックゲージ装置の斜視図、第3図は上記バックゲージ装
置の配置関係を示す平面説明図、第4図はマシンセンタ
ーとワークセンターの説明図、第5図はアラーム解消の
ための補正演算方式を示すフローチャートである。 3……バークゲージ装置 5……ストッパ 31……ストッパ装置 MY……サーボモータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】曲げ金型に対し前後動するストレッチを設
    け、このストレッチに前記金型方向から到来するワーク
    の一端を2位置にて突当て位置決めするための一対のス
    トッパを設け、これらストッパを前記ストレッチに沿っ
    て左右方向の任意の位置に位置決めするストッパ駆動手
    段を設けて成る折曲機のストッパ位置演算装置におい
    て、ワーク幅に応じて任意の演算式により基本的なスト
    ッパ位置を算出するストッパ位置演算手段と、算出され
    たストッパ位置を抽出しアラーム状態を判別するアラー
    ム状態検出手段と、該検出手段で検出されたアラーム状
    態を解消すべく前記ストッパ位置演算手段で演算された
    ストッパ位置を補正するストッパ位置補正手段を備えた
    ことを特徴とする折曲機のストッパ位置演算装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の折曲機において、前記ス
    トッパ位置補正手段が検出するアラーム状態は、ストッ
    パ相互の干渉状態及び前記ストレッチ端部で生ずるオー
    バトラベル状態であることを特徴とする折曲機のストッ
    パ位置演算装置。
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