JPH05131334A - 曲げ加工機械のワーク位置決め装置 - Google Patents

曲げ加工機械のワーク位置決め装置

Info

Publication number
JPH05131334A
JPH05131334A JP31732991A JP31732991A JPH05131334A JP H05131334 A JPH05131334 A JP H05131334A JP 31732991 A JP31732991 A JP 31732991A JP 31732991 A JP31732991 A JP 31732991A JP H05131334 A JPH05131334 A JP H05131334A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
work
bending
positioning device
industrial robot
visual sensor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31732991A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshiaki Kuroda
芳明 黒田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsu Ltd
Original Assignee
Komatsu Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Komatsu Ltd filed Critical Komatsu Ltd
Priority to JP31732991A priority Critical patent/JPH05131334A/ja
Publication of JPH05131334A publication Critical patent/JPH05131334A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Jigs For Machine Tools (AREA)
  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 産業用ロボットによるハンドリングでも精度
の高い曲げ加工が可能な曲げ加工機械の位置決め装置を
提供することにある。 【構成】 曲げ加工すべきワーク6の曲げ位置を位置決
めするバックストップ12にワーク6の両端を検出する
視覚センサ13を設け、かつこの視覚センサ13が検出
した位置信号と予め記憶された上型9の位置よりワーク
6の位置ずれを検出すると共に、得られた位置ずれ情報
をもとにワーク6をハンドリングする産業用ロボット2
を制御することにより、ワーク6と上型9の位置ずれを
補正するようにしたもので、ワーク6の持ち替えなどに
よりワーク6に位置ずれが発生したも、位置を補正して
曲げ加工できるため、加工精度の向上が図れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はプレスブレーキのよう
な曲げ加工機械のワーク位置決め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来板状のワークを曲げ加工するプレス
ブレーキのような曲げ加工機械においては、ワークの曲
げ位置を位置決めする場合、作業者がワークを手で持っ
て移動しながら、予めワークに描いたケガキ線を上型と
下型の間に位置決めし、曲げ加工を行っており、曲げ加
工中もワークを保持している。またワークを箱曲げする
場合は、ワークを数回に亘って移動したり反転する作業
が必要で、これら作業もほとんど人手で行っている。し
かしこれら作業は危険が伴うと共に、作業員が目視によ
り位置決めを行うため加工精度にバラツキが発生する不
具合がある。かかる不具合を改善するため、最近では作
業員に代えて産業用ロボットを導入する現場が増大して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし産業ロボットを
導入してワークの位置決めや移動、反転などのハンドリ
ングを行った場合、扱うワークが薄板などのため、自重
やワークを置くときの衝撃などにより把持位置がずれた
り、ワークを箱曲げするためハンドリングの途中でワー
クを持ち替える場合に把持した位置が正規の位置よりず
れることがよくある。その結果曲げ位置にバラツキが生
じたり、箱曲げの場合すでに曲げ加工した部分に上型が
かかってこの部分を押し曲げるなどして、精度の高い曲
げ加工ができなかったり、不良品が多発するなどの不具
合があった。この発明は上記従来の不具合を改善する目
的でなされたもので、産業用ロボットによるハンドリン
グでも精度の高い曲げ加工が可能な曲げ加工機械の位置
決め装置を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は上記目的を達
成するために、曲げ加工すべきワークの曲げ位置を位置
決めするバックストップにワークの両端を検出する視覚
センサを設け、かつこの視覚センサが検出した位置信号
と予め記憶された上型の位置よりワークの位置ずれを検
出すると共に、得られた位置ずれ情報をもとにワークを
ハンドリングする産業用ロボットを制御することによ
り、ワークと上型の位置ずれを補正するようにしたもの
である。
【0005】
【作 用】上記構成によりハンドリング中の持ち替え
などによりワークの位置がずれても、曲げ加工前に位置
補正してから曲げ加工を行うことができるため、精度の
高い曲げ加工が可能になると共に、不良品の発生も防止
できる。
【0006】
【実 施 例】この発明の一実施例を図面を参照して詳
述する。図1はプレスブレーキのような曲げ加工機械の
平面図、図2は同平面図を示すもので、これら図におい
て1は機械本体、2は産業用ロボット、3は機械本体1
を制御するNC装置、4は産業用ロボットを制御するロ
ボットコントローラ、5はワーク6を持ち替える際に使
用する持ち替え台を示す。上記機械本体1には、上下動
自在なラム8が設けらていて、このラム8に取付けられ
た上型9と、テーブル1a上に固定された下型10の間
で板状のワーク6を曲げ加工するようになっており、下
型10の後方には、ワーク6の先端を突き当てることに
より曲げ位置が位置決めできるバックストップ12が設
けられている。
【0007】上記バックストップ12は図3に示すよう
に図示しない駆動機構によりX軸及びZ軸方向へ移動自
在な横杆12aを有していて、この横杆12aにZ軸モ
ータ12bによりX軸と直交するY軸方向へ移動自在な
複数のストッパ12cが取付けられている。そしてこれ
らストッパ12cの側部にCCDカメラのような視覚セ
ンサ13が取付けられていて、曲げ加工すべきワーク6
の両端を検出するようになっている。上記視覚センサ1
3で検出された図5の(イ)に示す画像は、画像処理装
置14へ送られて画像処理され、予め記憶された上型9
の端面9aからワーク6端面までの距離aを演算し、ロ
ボットコントローラ4へ出力するようになっている。ま
たストッパ12cをY軸方向へ移動するY軸モータ12
bにはエンコーダなどの位置検出器15が設けられてい
て、ストッパ12cの位置を検出し、その位置情報Yc
をロボットコントローラ4へ出力するようになってい
る。
【0008】次に図4に示すフローチャートも混えて作
用を説明する。いま板状のワーク6を箱曲げすべく、産
業用ロボット2のハンド2aがワーク6の一端を把持
し、予め設定されたプログラムにより制御されて、まず
ワーク6の先端をバックストップ12のストッパ12c
へ突き当て、折曲げ位置を位置決めする。その後ワーク
6の他の2辺も同様にして曲げ加工したら最後にワーク
6を持ち替えて残りの辺を曲げ加工するが、ワーク6を
持ち替える際に誤差が発生する。そこでこの発明では産
業用ロボット2がワーク6を持ち替えて残りの辺を位置
決めする際誤差の補正を行う。すなわち産業用ロボット
2がワーク6をX軸方向へ位置決めする際、ワーク6の
先端をバックストップ12のストッパ12cへ突き当て
る手前で一時停止させ、ストッパ12cに取付けられた
視覚センサ13でワーク6両端を画像として取込む(図
4のフローチャートで示すステップ(1))。
【0009】そして視覚センサ13で取込まれた画像情
報は画像処理装置14へ送られて画像処理され、図5の
(イ)に示す予め記憶された上型9の端面9aからワー
ク6端面までの距離aが演算される(ステップ
(2))。そしてこの距離情報aはロボットコントロー
ラ4へ送られる。ロボットコントローラ4には曲げ加工
すべきワーク6に合せてバックストップ12のストッパ
12cをY軸方向へ移動した際の位置情報Ycが入力さ
れていて、画像処理装置14からの位置信号aとステッ
プ(3)で比較し、もしずれがあればステップ(4)へ
進んで、ずれが「0」になる方向へ産業用ロボット2の
アーム位置を補正する。なお、ステップ(4)でずれが
検出されない場合はステップ(5)へ進む。
【0010】そしてステップ(4)でワーク6のY軸方
向の位置決めが完了したらステップ(6)へ進んでワー
ク6の先端をバックストップ12のストッパ12cへ突
き当てステップ(7)でワーク6のX軸方向の位置決め
も完了する。以上のようにしてワーク6の持ち替えによ
る誤差を補正した後上型9を下降させてワーク6の曲げ
加工を行うもので(ステップ(8),(9))、上型9
の長さは図に示すようにワーク6の内のり寸法より予め
僅かに短く形成されているため、上型9がワーク6の縁
を押し曲げたりすることもなく、図5の(ハ)に示すよ
うな所定の曲げ角度を有する精度の高い製品6aが得ら
れるようになる。
【0011】
【発明の効果】この発明は以上詳述したように、曲げ加
工すべきワークを視覚センサにより検出して、曲げ位置
にずれがあった場合、ずれ量を補正するように産業用ロ
ボットを制御するようにしたことから、ワークを箱曲げ
する際ワークを持ち替えても、ずれ量を補正した後、曲
げ加工が行われるため、精度の高い曲げ加工が可能にな
ると共に、不良品の発生も大幅に低減することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例になるワーク位置決め装置
を設けた曲げ加工機械の平面図である。
【図2】この発明の一実施例になるワーク位置決め装置
を設けた曲げ加工機械の側面図である。
【図3】この発明の一実施例になるワーク位置決め装置
の斜視図である。
【図4】この発明の一実施例になるワーク位置決め装置
の作用を示すフローチャートである。
【図5】(イ)ないし(ハ)はこの発明の一実施例にな
るワーク位置決め装置の作用説明図である。
【符号の説明】
2…産業用ロボット、6…ワーク、9…上型、12…バ
ックストップ、13…視覚センサ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 曲げ加工すべきワーク6の曲げ位置を位
    置決めするバックストップ12にワーク6の両端を検出
    する視覚センサ13を設け、かつこの視覚センサ13が
    検出した位置信号と予め記憶された上型9の位置よりワ
    ーク6の位置ずれを検出すると共に、得られた位置ずれ
    情報をもとにワーク6をハンドリングする産業用ロボッ
    ト2を制御することにより、ワーク6と上型9の位置ず
    れを補正すること特徴とする曲げ加工機械のワーク位置
    決め装置。
JP31732991A 1991-11-06 1991-11-06 曲げ加工機械のワーク位置決め装置 Pending JPH05131334A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31732991A JPH05131334A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 曲げ加工機械のワーク位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP31732991A JPH05131334A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 曲げ加工機械のワーク位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH05131334A true JPH05131334A (ja) 1993-05-28

Family

ID=18087000

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP31732991A Pending JPH05131334A (ja) 1991-11-06 1991-11-06 曲げ加工機械のワーク位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH05131334A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003000439A1 (fr) * 2001-06-20 2003-01-03 Amada Co., Ltd. Dispositif de positionnement d'une oeuvre
JP2009285713A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Amada Co Ltd ロボットによる曲げ加工装置及びその方法
JP2013086230A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Yaskawa Electric Corp 対象物加工システム
WO2019200537A1 (zh) * 2018-04-17 2019-10-24 深圳配天智能技术研究院有限公司 基于视觉的冲压机的自动上下料装置、方法及冲压设备

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003000439A1 (fr) * 2001-06-20 2003-01-03 Amada Co., Ltd. Dispositif de positionnement d'une oeuvre
US7412863B2 (en) 2001-06-20 2008-08-19 Amada Co., Ltd. Work positioning device
US7610785B2 (en) 2001-06-20 2009-11-03 Amada Co., Ltd. Work positioning device
JP2009285713A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Amada Co Ltd ロボットによる曲げ加工装置及びその方法
JP2013086230A (ja) * 2011-10-20 2013-05-13 Yaskawa Electric Corp 対象物加工システム
WO2019200537A1 (zh) * 2018-04-17 2019-10-24 深圳配天智能技术研究院有限公司 基于视觉的冲压机的自动上下料装置、方法及冲压设备
CN111801177A (zh) * 2018-04-17 2020-10-20 深圳配天智能技术研究院有限公司 基于视觉的冲压机的自动上下料装置、方法及冲压设备

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5187958A (en) Method of positioning a metal sheet for a sheetmetal working machine
US6644080B2 (en) Press brake worksheet positioning system
US20090084766A1 (en) Laser cutting system and method
KR20040018196A (ko) 로봇 핸들링 장치
US10589420B2 (en) Hand device
GB2215247A (en) Plate bending machine with manipulator and position control
CN111975250A (zh) 工件旋转装置和机器人系统
JPH1158273A (ja) 移動ロボット装置
JPH05131334A (ja) 曲げ加工機械のワーク位置決め装置
JP2773917B2 (ja) ベンディング装置のワーク位置決め装置
JP4761886B2 (ja) ロボットによる曲げ加工システム及び曲げ加工方法
JP2862872B2 (ja) 折曲げ加工装置に対して板材の供給位置決めを行う産業用ロボットの制御方法
JP5241330B2 (ja) ロボットによる曲げ加工装置及びその方法
JPH01284438A (ja) 板材の位置決め装置
JPH05212496A (ja) 中子納め装置
JP4618826B2 (ja) ワーク位置決め方法
JP2862871B2 (ja) 折曲げ装置
JP2731268B2 (ja) 折曲機のストッパ位置演算装置
JPH08108234A (ja) 板金加工方法及びこの方法に用いるワークハンドリングロボット
JPH049218A (ja) 折曲げ加工システム
JPS61232018A (ja) 折曲げ装置
JP3256392B2 (ja) 産業用ロボットによるワーク位置の検出および位置決め方法ならびに装置
JPH0737416U (ja) 曲げ加工機
JPH06328142A (ja) 曲げ加工システム
JP2529311B2 (ja) バックゲ―ジの初期値設定方法およびその装置