JPH10180376A - 板材加工方法およびその装置 - Google Patents

板材加工方法およびその装置

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JPH10180376A
JPH10180376A JP8348154A JP34815496A JPH10180376A JP H10180376 A JPH10180376 A JP H10180376A JP 8348154 A JP8348154 A JP 8348154A JP 34815496 A JP34815496 A JP 34815496A JP H10180376 A JPH10180376 A JP H10180376A
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JP
Japan
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work
clamp
processing
reference hole
coordinate position
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JP8348154A
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English (en)
Inventor
Shunsuke Takeuchi
俊介 竹内
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークをワーククランプでつかみ替えした後
の加工時に、ずれによる加工精度の劣化を防止し、精度
の良い製品加工を行い得るようにする。 【解決手段】 ワーククランプ21にクランプされたワ
ークWに加工された基準穴59を撮像する撮像手段27
と、撮像結果に基いて基準穴の第1の座標位置を求める
演算処理部41と、固定自在のワーク固定装置25と、
ワークが固定された状態にあるときにワークに対するワ
ークのクランプ位置を変更すると共に変更後に基準穴を
撮像手段に対応した位置へ位置決めし、当該基準穴を撮
像して前記演算処理部で演算した第2の座標位置と基準
穴の第1の座標位置とを比較してずれ量を算出する比較
判定部39と、求められたずれ量を補正値として前記ワ
ークのX,Y軸方向の位置補正を行ってワークの次の加
工を継続して行うべくプログラムの補正を行うプログラ
ム作成部35と、を備えてなることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、板状のワーク特
に長尺のワークに加工精度良好な加工を行う板材加工方
法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、NCタレットパンチプレスやレー
ザ加工機などの板材加工装置で、特にワークをクランプ
したワーククランプを備えたキャレッジを例えばX軸方
向へ一度移動させただけで、ワークの全範囲を加工でき
ない大きなサイズのワークを加工する場合、加工の途中
で一度ワークを押圧固定保持手段により固定し、ワーク
クランプを解放し、キャレッジを移動させ、ワーククラ
ンプでワークの別な位置を保持させてから加工を再開し
ていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ようなワーククランプによるワークのつかみ換え時に
は、ワーククランプを一度解放し、キャレッジを移動さ
せるために、ワーククランプを少量だけ引っ込め、再ク
ランプの時に引っ込めたワーククランプを元に戻し、ワ
ークの辺をワーククランプの突き当て面に突き当ててい
た。このワーククランプを元に戻す動作時にワーククラ
ンプがワークの辺を押してしまい、ワークにズレが生
じ、つかみ換え以降のワークの位置決めが狂うといった
問題点があった。 この発明の目的は、ワークをワーク
クランプでつかみ替えした後の加工時に、ずれによる加
工精度の劣化を防止し、精度の良い製品加工を行い得る
ようにした板材加工方法およびその装置を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の板材加工方法は、板状のワ
ークをクランプしてX,Y軸方向へ移動自在のワークク
ランプを加工位置に対してX,Y軸方向へ移動制御して
前記ワークに適宜の加工を行う板材加工方法において、 (A).前記ワーククランプにクランプされたワークに加工
された基準穴を、板材加工機に備えた撮像手段に対応し
た位置へ位置決めし、当該基準穴を撮像して基準穴の第
1の座標位置を求める工程、 (B).前記ワークに適宜の加工を行った後、前記板材加工
機に備えたワーク固定装置によってワークを固定する工
程、 (C).前記ワークが固定された状態にあるときに、ワーク
に対するワーククランプのクランプ位置を変更する工
程、 (D).前記ワーククランプのクランプ位置変更後に前記基
準穴を前記撮像手段に対応した位置へ位置決めし、当該
基準穴を再び撮像して基準穴の第2の座標位置を求める
工程、 (E).前記基準穴の第1の座標位置と第2の座標位置とを
比較してずれ量を算出し、このずれ量を補正値として前
記ワーククランプのX,Y軸方向の位置補正を行って前
記ワークの次の加工を継続して行う工程、 の各工程よりなることを特徴とするものである。
【0005】請求項2によるこの発明の板材加工方法
は、板状のワークをクランプしてX,Y軸方向へ移動自
在のワーククランプを加工位置に対してX,Y軸方向へ
移動制御して前記ワークに適宜の加工を行う板材加工方
法において、 (A).前記ワーククランプにクランプされたワークの所定
位置に加工された2個の基準穴の一方を、板材加工機に
備えた撮像手段に対応した位置へ位置決めし、当該一方
の基準穴を撮像して基準穴の第1の座標位置を求める工
程、 (B).前記ワークに適宜の加工を行った後、前記板材加工
機に備えたワーク固定装置によってワークを固定する工
程、 (C).前記ワークが固定された状態にあるときに、ワーク
に対するワーククランプのクランプ位置を変更する工
程、 (D).前記ワーククランプのクランプ位置変更値に他方の
基準穴を前記撮像手段に対応した位置へ位置決めし、当
該他方の基準穴を撮像して基準穴の第2の座標位置を求
める工程、 (E).前記基準穴の第1の座標位置と第2の座標位置とを
比較してずれ量を算出し、このずれ量を補正値として前
記ワーククランプのX,Y軸方向の位置補正を行って前
記ワークの次の加工を継続して行う工程、 の各工程よりなることを特徴とするものである。
【0006】請求項3によるこの発明の板材加工装置
は、板状のワークをクランプしてX,Y軸方向へ移動自
在のワーククランプを加工位置に対してX,Y軸方向へ
移動制御して前記ワークに適宜の加工を行う板材加工位
置において、前記ワーククランプにクランプされたワー
クに加工された基準穴を撮像する撮像手段と、この撮像
手段で撮像された撮像結果に基いて基準穴の第1の座標
位置を求める演算処理部と、前記ワークを固定する固定
自在のワーク固定装置と、このワーク固定装置でワーク
が固定された状態にあるときにワークに対するワークの
クランプ位置を変更すると共に変更後に前記基準穴を前
記撮像手段に対応した位置へ位置決めし、当該基準穴を
撮像して前記演算処理部で演算した第2の座標位置と前
記基準穴の第1の座標位置とを比較してずれ量を算出す
る比較判定部と、この比較判定部で求められたずれ量を
補正値として前記ワークのX,Y軸方向の位置補正を行
って前記ワークの次の加工を継続して行うべくプログラ
ムの補正を行うプログラム作成部と、を備えてなること
を特徴とするものである。
【0007】したがって、請求項1,3によれば、ワー
ククランプにクランプされた板状のワークに基準穴が加
工される。この基準穴が板材加工機に備えた撮像手段に
対応した位置に位置決めされて撮像手段により基準穴を
撮像し、演算処理部で第1座標位置が求められる。次い
で、ワークに板材加工機で適宜の加工が行われた後、板
材加工機に備えたワーク固定装置によってワークが固定
される。
【0008】ワークが固定された状態にあるときにワー
クからワーククランプをアンクランプしてワーククラン
プのクランプ位置を変更せしめる。その後、前記基準穴
を撮像手段に対応した位置へ位置決めし、撮像手段で前
記基準穴を撮像し、演算処理部で第2の座標位置が求め
られる。この演算処理部で求められた第1,第2の座標
位置が比較判定部に取り込まれて両座標値を比較しずれ
量が算出される。
【0009】この算出されたずれ量を補正値とし、この
補正値がプログラム作成部に取り込まれてプログラムが
補正され、この補正されたプログラムによりワークの加
工が継続される。
【0010】而して、ずれによる加工精度の劣化が防止
されて精度の良い製品加工が行われる。
【0011】請求項2では、ワークの所定位置に2個の
基準穴を加工し、板材加工機でワークに加工を行う前に
基準穴の一方を前記撮像手段で撮像し、ワーククランプ
の位置を変更した後に、基準穴の他方を撮像手段で撮像
し、上述した要領でずれ量を求めて補正することによ
り、ワークの傾きが補正されるから、より加工精度のよ
い製品加工が行われる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態の例
を図面に基づいて説明する。
【0013】図4及び図5には、板材加工機の例として
NCタレットパンチプレス1が示されている。このNC
タレットパンチプレス1では、中央部にギャップGを有
する本体フレーム3が立設されている。前記ギャップG
の上側における上部フレーム5には上部タレット7が回
転自在に設けられており、ギャップGの下側における下
部フレーム9には下部タレット11が上部タレット7に
対向して回転自在に設けられている。
【0014】上部タレット7には複数のパンチPが装着
されており、下部タレット11には複数のダイDが装着
されている。上部タレット7と下部タレット11は同期
して回転するものであり、加工位置Kに割り出されたパ
ンチPを前記上部フレーム5に設けられた上下動自在な
ストライカ13で打撃することにより、ダイDとの協働
でワークWにパンチング加工が行われることになる。
【0015】図5を参照するに、前記上部タレット7と
下部タレット11の間にワークWを供給するための固定
テーブル15と、この固定テーブル15の両側(図5中
上下両側)にはY軸方向へ移動・位置決め自在の可動テ
ーブル17が設けられている。
【0016】前記両可動テーブル17には、固定テーブ
ル15を跨いでY軸キャレッジベース19が一体的に設
けられており、Y軸モータMY が図示省略のボールネジ
等を回転駆動させることによりY軸方向へ移動・位置決
め自在となっている。このY軸キャレッジベース19に
は、ワークWをクランプする一対のワーククランプ21
を備えたX軸キャレッジ23がX軸モータMX の駆動に
よりX軸方向へ移動・位置決め自在に設けられている。
【0017】従って、ワーククランプ21によりクラン
プされたワークWはX軸キャレッジ23をX軸方向へ移
動せしめることによりX軸方向へ移動し、Y軸キャレッ
ジベース19をY軸方向へ移動せしめることによりY軸
方向へ移動して加工位置に位置決めされることになる。
【0018】上部タレット7の前後(図5において上下
方向)には上部フレーム5よりワーク固定装置としての
例えばリポジショニングシリンダ25が設けられてお
り、そのピストンロッド先端が固定テーブル15との間
でワークWを上方から押さえ、固定する。
【0019】さらに上部フレーム5の適宜位置にはワー
クWに加工された穴を撮像するCCDカメラなどの撮像
手段27が設けられている。また、固定テーブル15の
下方には、前記撮像手段27に対応してワークWを下方
から照らす光源29が設けられている。
【0020】従って光源29の上方をワークWが移動す
ると、光源29からの光がパンチング加工により明けら
れた穴を通過して撮像手段27により受光されるので、
穴の位置及び形状を検出することができる。
【0021】撮像手段27により受光された光は信号に
換えられて画像処理装置31に伝達される。
【0022】この画像処理装置31で処理される内容を
更に詳細に説明すると、図1を参照するに、データ入力
手段33から入力されたデータを用いてプログラム作成
部35が加工プログラムの作成および修正を行ってプロ
グラムをメモリ37に格納する。
【0023】プログラム修正の場合は、プログラム作成
部35に接続された比較判定部39が画像処理装置31
に備えられた演算処理部41からのワークWの基準穴位
置データをメモリ37に記憶されているプログラムデー
タへ取り込ませて加工プログラムの修正が行われる。
【0024】指令部43以降のNC装置は前記メモリ3
7に格納されている加工プログラムに従って加工全般を
制御するものである。すなわち、指令部43は加工プロ
グラムに従ってゲート45を介して演算部47に指令
し、指令分配部49を経て前述のX軸キャレッジ23,
Y軸キャレッジベース19を移動させるX軸モータMX
及びY軸モータMY を制御してワークWのX軸方向及び
Y軸方向の移動・位置決めが行われる。
【0025】このX軸モータMX 及びY軸モータMY
は各々エンコーダ51が設けられ、ワークWの位置が比
較部53にフィードバックされて所望の位置に達してい
ない場合には再びアンプ55を介してX軸モータMX
びY軸モータMY 制御することにより、正確な位置決め
を行うようになっている。
【0026】また、前記演算部47は、パンチ指令部5
7を介してストライカ13を作動させてワークWにパン
チング加工が行われる。
【0027】次に、図2(A),B)および図3
(A),(B)を基にしてこの発明の動作を説明する。
【0028】図2(A)に示されているように、X軸方
向に長い板状のワークWを一度にワーククランプ21で
クランプしてワークWの全体を加工することができない
場合には、はじめに実線で示すごとく、ワークWの左半
部分をワーククランプ21でクランプし、ワークW上の
適宜な位置に基準穴59を加工した後、この基準穴59
を撮像手段27に対応した位置へ位置決めし、この基準
穴59を撮像手段27で撮像し、この撮像が画像処理装
置31の演算処理部41に取り込まれて第1の座標位置
が求められる。
【0029】Y軸キャレッジベース19をY軸方向へ、
X軸キャレッジ23をX軸方向へ移動せしめてワークW
上のA部分にパンチP、とダイDとの協働で打抜き加工
が行われる。
【0030】A部分の加工を終えると、リポジショニン
グシリンダ25のピストンロッドでワークWを上から押
圧固定し、ワーククランプ21を解放する。その後X軸
キャレッジ23を図2(A)において矢印で示したごと
く移動せしめてワーククランプ21でワークWの右側部
分を2点鎖線で示したごとくクランプする。次いで、X
軸キャレッジ23を図2(B)に示した位置に移動せし
める際に基準穴59を撮像手段27の対応した位置に位
置決めして再び撮像手段27で撮像し、この撮像が前記
演算処理部41に取り込まれて第2の座標位置が求めら
れる。
【0031】この第2の座標位置と前記第1の座標位置
とが比較判定部39に取り込まれて両座標位置よりずれ
量が算出される。この算出されたずれ量を補正値として
プログラム作成部35に取り込まれてプログラムを補正
した後、図2(B)の状態から、ワークWの右側のB部
分に打抜き加工が行われることになる。
【0032】したがって、ワークWのB部分を加工する
際にずれ量があれば、このずれ量を補正値としてプログ
ラムを補正して加工が行われるから、ずれによる加工精
度の劣化を防止することができ、精度のよい良い製品加
工を行うことができる。
【0033】図3(A),(B)は図2(A),(B)
に代る他の例が示されている。図3(A),(B)にお
いて、図2(A),(B)と同じ部品には同一の符号を
符し、異なっている部分のみを説明すると、ワークWの
所定位置例えばY1 の位置の線上に適宜の間隔で2個の
基準穴59を予め加工しておき、一方の基準穴59をA
部分を加工する前に撮像手段27で撮像し、他方の基準
穴59をワーククランプ21の位置変更後に撮像手段2
7で撮像し、上述した要領でずれ量を演算処理すると、
この場合には傾きを含んだずれ量が算出されるので、上
記の例よりも、より加工精度の良い製品加工を行うこと
ができる。
【0034】なお、この発明は、前述した実施の形態の
例に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形
態の例では板材加工機としてNCタレットパンチプレス
を例にとって説明したが、レーザ加工機等その他の板材
加工機であっても構わない。また、ワーク固定装置とし
てリポジショニングシリンダ25を用いた例で説明した
が、実公平2−37468号公報で知られているような
装置を用いてワークWへのクランプ位置変更(つかみ換
え)を行うようにしても構わない。ずれ量を検出するた
めに、基準穴でなく、ワークWの端面を検出しても対応
できる。
【0035】また、特開平5−123779号公報で知
られているように、NCタレットパンチプレス1のフレ
ーム等適宜位置に位置決めピンを2ヵ所設けておき、は
じめに前記位置決めピンに対応する基準穴を2ヵ所ワー
クWに加工しておき、つかみ換えのためにワーククラン
プ21がワークWを放している間に位置決めピンをワー
クWの基準穴に係合させることによりワークWのズレや
傾きを修正した後に、再度ワーククランプ21でワーク
Wをクランプすることも考えられる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1〜3によ
る本発明によれば、ワークをワーククランプによりクラ
ンプ位置変更を行なった場合、ワークのズレが生じて
も、ワークの基準穴の位置を撮像手段で検出し、この第
1,第2の基準穴位置のずれ量を検出し、ずれ量がある
場合には以後のワークの移動量をずれ量だけ補正してや
ることにより、ずれ量による加工精度の劣化を防止する
ことができ、加工精度の良い製品加工を行うことができ
る。特に請求項2の方法を採用することにより、より一
層加工精度の良い製品加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を説明する制御ブロック図である。
【図2】(A),(B)はこの発明の作用を説明する説
明図である。
【図3】(A),(B)はこの発明の作用を説明する説
明図である。
【図4】板材加工機としてのタレットパンチプレスの全
体を示す正面図である。
【図5】タレットパンチプレスの全体を示す平面図であ
る。
【符号の説明】
1 タレットパンチプレス(板材加工機) 21 ワーククランプ 25 リポジショニングシリンダ(ワーク固定装置) 27 撮像手段 31 画像処理装置 35 プログラム作成部 39 比較判定部 41 演算処理部 59 基準穴

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板状のワークをクランプしてX,Y軸方
    向へ移動自在のワーククランプを加工位置に対してX,
    Y軸方向へ移動制御して前記ワークに適宜の加工を行う
    板材加工方法において、 (A).前記ワーククランプにクランプされたワークに加工
    された基準穴を、板材加工機に備えた撮像手段に対応し
    た位置へ位置決めし、当該基準穴を撮像して基準穴の第
    1の座標位置を求める工程、 (B).前記ワークに適宜の加工を行った後、前記板材加工
    機に備えたワーク固定装置によってワークを固定する工
    程、 (C).前記ワークが固定された状態にあるときに、ワーク
    に対するワーククランプのクランプ位置を変更する工
    程、 (D).前記ワーククランプのクランプ位置変更後に前記基
    準穴を前記撮像手段に対応した位置へ位置決めし、当該
    基準穴を再び撮像して基準穴の第2の座標位置を求める
    工程、 (E).前記基準穴の第1の座標位置と第2の座標位置とを
    比較してずれ量を算出し、このずれ量を補正値として前
    記ワーククランプのX,Y軸方向の位置補正を行って前
    記ワークの次の加工を継続して行う工程、 の各工程よりなることを特徴とする板材加工方法。
  2. 【請求項2】 板状のワークをクランプしてX,Y軸方
    向へ移動自在のワーククランプを加工位置に対してX,
    Y軸方向へ移動制御して前記ワークに適宜の加工を行う
    板材加工方法において、 (A).前記ワーククランプにクランプされたワークの所定
    位置に加工された2個の基準穴の一方を、板材加工機に
    備えた撮像手段に対応した位置へ位置決めし、当該一方
    の基準穴を撮像して基準穴の第1の座標位置を求める工
    程、 (B).前記ワークに適宜の加工を行った後、前記板材加工
    機に備えたワーク固定装置によってワークを固定する工
    程、 (C).前記ワークが固定された状態にあるときに、ワーク
    に対するワーククランプのクランプ位置を変更する工
    程、 (D).前記ワーククランプのクランプ位置変更値に他方の
    基準穴を前記撮像手段に対応した位置へ位置決めし、当
    該他方の基準穴を撮像して基準穴の第2の座標位置を求
    める工程、 (E).前記基準穴の第1の座標位置と第2の座標位置とを
    比較してずれ量を算出し、このずれ量を補正値として前
    記ワーククランプのX,Y軸方向の位置補正を行って前
    記ワークの次の加工を継続して行う工程、 の各工程よりなることを特徴とする板材加工方法。
  3. 【請求項3】 板状のワークをクランプしてX,Y軸方
    向へ移動自在のワーククランプを加工位置に対してX,
    Y軸方向へ移動制御して前記ワークに適宜の加工を行う
    板材加工位置において、 前記ワーククランプにクランプされたワークに加工され
    た基準穴を撮像する撮像手段と、この撮像手段で撮像さ
    れた撮像結果に基いて基準穴の第1の座標位置を求める
    演算処理部と、前記ワークを固定する固定自在のワーク
    固定装置と、このワーク固定装置でワークが固定された
    状態にあるときにワークに対するワークのクランプ位置
    を変更すると共に変更後に前記基準穴を前記撮像手段に
    対応した位置へ位置決めし、当該基準穴を撮像して前記
    演算処理部で演算した第2の座標位置と前記基準穴の第
    1の座標位置とを比較してずれ量を算出する比較判定部
    と、この比較判定部で求められたずれ量を補正値として
    前記ワークのX,Y軸方向の位置補正を行って前記ワー
    クの次の加工を継続して行うべくプログラムの補正を行
    うプログラム作成部と、を備えてなることを特徴とする
    板材加工装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001058230A (ja) * 1999-08-18 2001-03-06 Amada Co Ltd 被加工物のクランプずれ検出装置
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CN113245718A (zh) * 2021-05-24 2021-08-13 浙江热刺激光技术有限公司 加工方法

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