JPH11221634A - 材料位置決め装置 - Google Patents
材料位置決め装置Info
- Publication number
- JPH11221634A JPH11221634A JP10024818A JP2481898A JPH11221634A JP H11221634 A JPH11221634 A JP H11221634A JP 10024818 A JP10024818 A JP 10024818A JP 2481898 A JP2481898 A JP 2481898A JP H11221634 A JPH11221634 A JP H11221634A
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- Japan
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- locating pin
- work
- sensor
- pin
- holder
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 加工機に設けられている丸型ロケートピンと
容易に交換できる精度のよいセンサー付き丸型ロケート
ピンを備えた材料位置決め装置を提供する。 【解決手段】 加工に先立ってワークWを原点位置に位
置決めする際に、昇降手段39によりテーブル11Fに
設けられている円筒形状のホルダ35からロケートピン
37をパスラインPLよりも上まで突出させ、ワークW
を前記ロケートピン37に当接させる。このロケートピ
ン37におけるワークWが当接する位置から偏心した位
置に設けられているセンサー53が、ワークWがロケー
トピン37に当接したことを検出する。先に使用してい
たロケートピン37を同サイズでセンサー53が設けら
れているロケートピン37と交換する際に、先に使用さ
れていたホルダ35および昇降手段39をそのまま使用
することができるので、交換後の調整が不要である。
容易に交換できる精度のよいセンサー付き丸型ロケート
ピンを備えた材料位置決め装置を提供する。 【解決手段】 加工に先立ってワークWを原点位置に位
置決めする際に、昇降手段39によりテーブル11Fに
設けられている円筒形状のホルダ35からロケートピン
37をパスラインPLよりも上まで突出させ、ワークW
を前記ロケートピン37に当接させる。このロケートピ
ン37におけるワークWが当接する位置から偏心した位
置に設けられているセンサー53が、ワークWがロケー
トピン37に当接したことを検出する。先に使用してい
たロケートピン37を同サイズでセンサー53が設けら
れているロケートピン37と交換する際に、先に使用さ
れていたホルダ35および昇降手段39をそのまま使用
することができるので、交換後の調整が不要である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は材料位置決め装置
に係り、さらに詳しくは、加工機の自動化を図る際にワ
ークの位置決めに使用される材料位置決め装置に関する
ものである。
に係り、さらに詳しくは、加工機の自動化を図る際にワ
ークの位置決めに使用される材料位置決め装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、タレットパンチプレスやレー
ザ加工機等の単体機の場合においては、ワークの原点位
置決めは作業者が手で行なう。すなわち、作業者がX軸
方向についてはワークを基準ブロック(ロケートピン)
に突き当て、Y軸方向については ワークをワーククラン
パに突き当てた後にワーククランパによりクランプして
原点位置に位置決めするのが一般的である。
ザ加工機等の単体機の場合においては、ワークの原点位
置決めは作業者が手で行なう。すなわち、作業者がX軸
方向についてはワークを基準ブロック(ロケートピン)
に突き当て、Y軸方向については ワークをワーククラン
パに突き当てた後にワーククランパによりクランプして
原点位置に位置決めするのが一般的である。
【0003】図5および図6には、ロケートピンの一例
として丸型ロケートピン101が示されている。この丸
型ロケートピン101は、ワークWを当接させて位置決
めするための円形断面をしたロケートピン103を有し
ており、円筒形状のホルダ105の内部において上下動
自在に設けられている。ロケートピン103はエアーシ
リンダ107のピストンロッド109の上端に取り付け
られており、必要に応じてパスラインPLの上に出没自
在となっている。
として丸型ロケートピン101が示されている。この丸
型ロケートピン101は、ワークWを当接させて位置決
めするための円形断面をしたロケートピン103を有し
ており、円筒形状のホルダ105の内部において上下動
自在に設けられている。ロケートピン103はエアーシ
リンダ107のピストンロッド109の上端に取り付け
られており、必要に応じてパスラインPLの上に出没自
在となっている。
【0004】従って、ワークWの位置決めを行なう場合
には、エアーシリンダ107のピストンロッド109を
上昇させてロケートピン103をパスラインPLの上方
へ突出させる。この状態でワークWを当接させることに
よりワークWの位置決めを行なうものである。
には、エアーシリンダ107のピストンロッド109を
上昇させてロケートピン103をパスラインPLの上方
へ突出させる。この状態でワークWを当接させることに
よりワークWの位置決めを行なうものである。
【0005】また、加工時においては、ワークWとの干
渉を回避するためにエアーシリンダ107によりロケー
トピン103をパスラインPLより下方へ退避させる。
なお、角型ロケートピンにおいては前述の丸型のロケー
トピン103が矩形状となる以外はまったく同様なの
で、説明を省略する。
渉を回避するためにエアーシリンダ107によりロケー
トピン103をパスラインPLより下方へ退避させる。
なお、角型ロケートピンにおいては前述の丸型のロケー
トピン103が矩形状となる以外はまったく同様なの
で、説明を省略する。
【0006】このような丸型ロケートピン101(角型
ロケートピンでも同様)を備えた加工機にマニピュレー
タ等の材料搬入搬出装置を後付けして自動化ラインにす
る場合には、材料搬入搬出装置から加工機へ供給された
ワークの位置決めをセンサーで確認する必要があり、通
常のロケートピンにセンサーを取り付けた「センサー付
きロケートピン」に交換する必要がある。
ロケートピンでも同様)を備えた加工機にマニピュレー
タ等の材料搬入搬出装置を後付けして自動化ラインにす
る場合には、材料搬入搬出装置から加工機へ供給された
ワークの位置決めをセンサーで確認する必要があり、通
常のロケートピンにセンサーを取り付けた「センサー付
きロケートピン」に交換する必要がある。
【0007】加工機に角型のロケートピンが設けられて
いる場合には、センサー付き角型ロケートピン(特開昭
59−30685号公報参照)に交換するのが一般的で
ある。また、コストの面から有利な丸型ロケートピンが
加工機に設けられている場合には、この丸型ロケートピ
ンをセンサー付き角型ロケートピンに交換したり、ある
いはセンサー付き丸型ロケートピン装置に交換したりす
る。
いる場合には、センサー付き角型ロケートピン(特開昭
59−30685号公報参照)に交換するのが一般的で
ある。また、コストの面から有利な丸型ロケートピンが
加工機に設けられている場合には、この丸型ロケートピ
ンをセンサー付き角型ロケートピンに交換したり、ある
いはセンサー付き丸型ロケートピン装置に交換したりす
る。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、加工機
に以前から設けられている丸型ロケートピン101を前
述のセンサー付き角型ロケートピンに交換する場合に
は、丸型ロケートピン101のホルダ105部分まです
べて交換する必要があり交換に手間がかかった。また、
ホルダ105部分まで交換しなければならないため、交
換後の精度調整が必要となり、調整に手間がかかった。
さらに、センサー付きの角型ロケートピンに変換する場
合には、丸型ロケートピン101に比べて角型ロケート
ピンのコストが高いと言う問題がある。
に以前から設けられている丸型ロケートピン101を前
述のセンサー付き角型ロケートピンに交換する場合に
は、丸型ロケートピン101のホルダ105部分まです
べて交換する必要があり交換に手間がかかった。また、
ホルダ105部分まで交換しなければならないため、交
換後の精度調整が必要となり、調整に手間がかかった。
さらに、センサー付きの角型ロケートピンに変換する場
合には、丸型ロケートピン101に比べて角型ロケート
ピンのコストが高いと言う問題がある。
【0009】また、加工機に設けられている丸型ロケー
トピン101のロケートピン103本体のみを前述のセ
ンサー付き丸型ロケートピン装置に交換する場合には、
図7に示されているように、センサー111の取付位置
を先端にすると、ワークWの位置決め位置がδだけずれ
てしまうため制御的にオフセットする必要があり面倒で
ある。
トピン101のロケートピン103本体のみを前述のセ
ンサー付き丸型ロケートピン装置に交換する場合には、
図7に示されているように、センサー111の取付位置
を先端にすると、ワークWの位置決め位置がδだけずれ
てしまうため制御的にオフセットする必要があり面倒で
ある。
【0010】この発明の目的は、以上のような従来の技
術に着目してなされたものであり、加工機に設けられて
いる丸型ロケートピンと容易に交換できる精度のよいセ
ンサー付き丸型ロケートピンを備えた材料位置決め装置
を提供することにある。
術に着目してなされたものであり、加工機に設けられて
いる丸型ロケートピンと容易に交換できる精度のよいセ
ンサー付き丸型ロケートピンを備えた材料位置決め装置
を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1による発明の材料位置決め装置は、ワー
クを原点位置に設定すべく加工テーブルの所定位置に設
けられている材料位置決め装置であって、前記加工テー
ブルにおいてワークが移動するパスラインよりも下方に
設けられている円筒形状のホルダと、このホルダ内部に
設けられてパスラインよりも上に出没自在で円形断面の
ロケートピンと、このロケートピンを昇降せしめる昇降
手段と、を備え、前記ロケートピンにワークが当接する
位置から偏心した位置にセンサーを備えてなること、を
特徴とするものである。
めに、請求項1による発明の材料位置決め装置は、ワー
クを原点位置に設定すべく加工テーブルの所定位置に設
けられている材料位置決め装置であって、前記加工テー
ブルにおいてワークが移動するパスラインよりも下方に
設けられている円筒形状のホルダと、このホルダ内部に
設けられてパスラインよりも上に出没自在で円形断面の
ロケートピンと、このロケートピンを昇降せしめる昇降
手段と、を備え、前記ロケートピンにワークが当接する
位置から偏心した位置にセンサーを備えてなること、を
特徴とするものである。
【0012】従って、加工に先立ってワークを原点位置
に位置決めする際に、加工テーブルに設けられているホ
ルダから昇降手段によりロケートピンをパスラインより
も上まで突出させ、ワークを前記ロケートピンに当接さ
せる。このロケートピンにおけるワークが当接する位置
から偏心した位置に設けられているセンサーが、ワーク
がロケートピンに当接したことを検出する。
に位置決めする際に、加工テーブルに設けられているホ
ルダから昇降手段によりロケートピンをパスラインより
も上まで突出させ、ワークを前記ロケートピンに当接さ
せる。このロケートピンにおけるワークが当接する位置
から偏心した位置に設けられているセンサーが、ワーク
がロケートピンに当接したことを検出する。
【0013】請求項2による発明の材料位置決め装置
は、請求項1の材料位置決め装置において、前記ホルダ
および前記昇降手段が以前より加工テーブルに設けられ
て使用されているものであり、前記ロケートピンが先に
前記ホルダ内部に設けられていたロケートピンと同サイ
ズであること、を特徴とするものである。
は、請求項1の材料位置決め装置において、前記ホルダ
および前記昇降手段が以前より加工テーブルに設けられ
て使用されているものであり、前記ロケートピンが先に
前記ホルダ内部に設けられていたロケートピンと同サイ
ズであること、を特徴とするものである。
【0014】従って、先に使用していたロケートピンを
同サイズでセンサーが設けられているロケートピンと交
換する際に、先に使用されていたホルダおよび昇降手段
をそのまま使用することができるので、交換後の調整が
不要である。
同サイズでセンサーが設けられているロケートピンと交
換する際に、先に使用されていたホルダおよび昇降手段
をそのまま使用することができるので、交換後の調整が
不要である。
【0015】請求項3による発明の材料位置決め装置
は、請求項1の材料位置決め装置において、前記センサ
ーが、前記ロケートピンの偏心した位置に設けられて前
記ワークが接する位置より前方へ出没自在に設けられた
検出子と、この検出子を前方へ付勢する付勢手段と、前
記検出子がワークにより押し込まれたときに作動するス
イッチと、を備えてなることを特徴とするものである。
は、請求項1の材料位置決め装置において、前記センサ
ーが、前記ロケートピンの偏心した位置に設けられて前
記ワークが接する位置より前方へ出没自在に設けられた
検出子と、この検出子を前方へ付勢する付勢手段と、前
記検出子がワークにより押し込まれたときに作動するス
イッチと、を備えてなることを特徴とするものである。
【0016】従って、ワークをロケートピンに当接させ
ると、ワークは付勢手段により前方へ付勢されている検
出子をロケートピンに押し込み、スイッチを作動させ
る。
ると、ワークは付勢手段により前方へ付勢されている検
出子をロケートピンに押し込み、スイッチを作動させ
る。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
面に基づいて詳細に説明する。
【0018】図4には、加工機としてのタレットパンチ
プレス1が示されている。このタレットパンチプレス1
では、本体フレーム3のギャップ5に上下タレット7
U、7Lが回転割り出し自在に設けられている。この上
タレット7Uには多数のパンチPが装着されており、下
タレット7LにはパンチPに対向して図示省略の多数の
ダイが装着されている。
プレス1が示されている。このタレットパンチプレス1
では、本体フレーム3のギャップ5に上下タレット7
U、7Lが回転割り出し自在に設けられている。この上
タレット7Uには多数のパンチPが装着されており、下
タレット7LにはパンチPに対向して図示省略の多数の
ダイが装着されている。
【0019】本体フレーム3上には固定テーブル9が設
けられており、この固定テーブル9を挟んで前後(図4
中左右)両側に加工テーブルである可動テーブル11
F、11BがY軸方向へ移動自在に設けられている。こ
の前後の可動テーブル11F、11Bは、前記固定テー
ブル9を跨いでキャレッジベース13により一体化され
ている。このキャレッジベース13は、固定テーブル9
の下側に設けられているY軸モータ15がY軸ボールネ
ジ17を回転駆動することによってキャレッジベース1
3に設けられているボールナット19との協働で、Y軸
方向へ移動・位置決め自在となっている。
けられており、この固定テーブル9を挟んで前後(図4
中左右)両側に加工テーブルである可動テーブル11
F、11BがY軸方向へ移動自在に設けられている。こ
の前後の可動テーブル11F、11Bは、前記固定テー
ブル9を跨いでキャレッジベース13により一体化され
ている。このキャレッジベース13は、固定テーブル9
の下側に設けられているY軸モータ15がY軸ボールネ
ジ17を回転駆動することによってキャレッジベース1
3に設けられているボールナット19との協働で、Y軸
方向へ移動・位置決め自在となっている。
【0020】また、前記キャレッジベース13にはワー
クWをクランプする一対のクランパ21を有するX軸キ
ャレッジ23が設けられており、X軸モータ25により
回転されるX軸ボールネジ27によってボールナット2
9を介してX軸方向へ移動・位置決め自在となってい
る。図4中手前側の可動テーブル11Fの手前側端部に
は、材料位置決め装置としてのセンサー付き丸型ロケー
トピン装置31が設けられている。
クWをクランプする一対のクランパ21を有するX軸キ
ャレッジ23が設けられており、X軸モータ25により
回転されるX軸ボールネジ27によってボールナット2
9を介してX軸方向へ移動・位置決め自在となってい
る。図4中手前側の可動テーブル11Fの手前側端部に
は、材料位置決め装置としてのセンサー付き丸型ロケー
トピン装置31が設けられている。
【0021】上記構成により、上タレット7Uおよび下
タレット7Lを回転させて、加工位置に所望のパンチP
およびダイを割り出し、キャレッジベース13およびX
軸キャレッジ23を移動させて、クランパ21にクラン
プされたワークWの所望の位置を加工位置に位置決めし
てから、ラム33を駆動させてワークWにパンチング加
工を行なう。
タレット7Lを回転させて、加工位置に所望のパンチP
およびダイを割り出し、キャレッジベース13およびX
軸キャレッジ23を移動させて、クランパ21にクラン
プされたワークWの所望の位置を加工位置に位置決めし
てから、ラム33を駆動させてワークWにパンチング加
工を行なう。
【0022】図1〜図3には前述のセンサー付き丸型ロ
ケートピン装置31が示されている。
ケートピン装置31が示されている。
【0023】図1を参照するに、前側の可動テーブル1
1Fに埋め込まれて取り付けられている円筒形状のホル
ダ35の内部に断面円形状のロケートピン37が上下動
自在に設けられている。このロケートピン37は昇降手
段としてのエアーシリンダ39のピストンロッド41の
上端に取り付けられており、このピストンロッド41の
上下動によりパスラインPLの上方へ出没自在に設けら
れている。
1Fに埋め込まれて取り付けられている円筒形状のホル
ダ35の内部に断面円形状のロケートピン37が上下動
自在に設けられている。このロケートピン37は昇降手
段としてのエアーシリンダ39のピストンロッド41の
上端に取り付けられており、このピストンロッド41の
上下動によりパスラインPLの上方へ出没自在に設けら
れている。
【0024】前記ロケートピン37の上部には、中心か
らLだけオフセットした位置に内部空間43が設けられ
ている。この内部空間43には検出子45がピン47を
回転中心として前後方向(図2中左右方向)に旋回自在
に設けられており、ほぼパスラインPLと同じ高さ位置
において常時付勢手段であるスプリング49により図2
中反時計方向へ回転するように付勢されている。
らLだけオフセットした位置に内部空間43が設けられ
ている。この内部空間43には検出子45がピン47を
回転中心として前後方向(図2中左右方向)に旋回自在
に設けられており、ほぼパスラインPLと同じ高さ位置
において常時付勢手段であるスプリング49により図2
中反時計方向へ回転するように付勢されている。
【0025】検出子45の下端部における図2中右側に
は、ロッド51が図2中左右方向へ往復動自在に設けら
れている。このロッド51の右端部にはスイッチ53が
設けられており、このスイッチ53は配線55によりタ
レットパンチプレス1の制御装置57(図4)に接続さ
れている。前記検出子45,スプリング49およびスイ
ッチ53でセンサーが構成されている。
は、ロッド51が図2中左右方向へ往復動自在に設けら
れている。このロッド51の右端部にはスイッチ53が
設けられており、このスイッチ53は配線55によりタ
レットパンチプレス1の制御装置57(図4)に接続さ
れている。前記検出子45,スプリング49およびスイ
ッチ53でセンサーが構成されている。
【0026】上記構成により、ワークWを図4において
可動テーブル11F側より図示省略の搬入装置により可
動テーブル11F、固定テーブル9上に搬入せしめた
後、ワークWをセンサー付き丸型ロケートピン装置31
の検出子45に例えば図示省略の引き寄せクランプによ
り当接してこれを回転させ、ロッド51がスイッチ53
を作動させて制御装置57に信号を発する。また、ワー
クWはクランパ21に備えられたセンサに突き当てら
れ、このセンサの信号も制御装置57に発する。制御装
置57ではこれらの信号からワークWが原点に位置決め
されたことを確認して、以後のパンチング加工を開始す
る。
可動テーブル11F側より図示省略の搬入装置により可
動テーブル11F、固定テーブル9上に搬入せしめた
後、ワークWをセンサー付き丸型ロケートピン装置31
の検出子45に例えば図示省略の引き寄せクランプによ
り当接してこれを回転させ、ロッド51がスイッチ53
を作動させて制御装置57に信号を発する。また、ワー
クWはクランパ21に備えられたセンサに突き当てら
れ、このセンサの信号も制御装置57に発する。制御装
置57ではこれらの信号からワークWが原点に位置決め
されたことを確認して、以後のパンチング加工を開始す
る。
【0027】以上の結果から、センサー付き丸型ロケー
トピン装置31は、従来より使用されている丸型ロケー
トピン101におけるロケートピン103をロケートピ
ン37に交換したものなので、容易且つ迅速に交換する
ことができる。さらに、ホルダ35等ロケートピン37
以外の部品を交換していないので、交換後の精度調整の
必要がない。
トピン装置31は、従来より使用されている丸型ロケー
トピン101におけるロケートピン103をロケートピ
ン37に交換したものなので、容易且つ迅速に交換する
ことができる。さらに、ホルダ35等ロケートピン37
以外の部品を交換していないので、交換後の精度調整の
必要がない。
【0028】また、ロケートピン37において中心から
偏心した位置に、ワークWを当接せしめる検出子45を
設けてあるので、センサー付きのロケートピンに交換し
てもワークWの位置決め位置がずれない。このため、前
述したような制御的なオフセットを考える必要がなく、
位置決め精度を確保することができる。
偏心した位置に、ワークWを当接せしめる検出子45を
設けてあるので、センサー付きのロケートピンに交換し
てもワークWの位置決め位置がずれない。このため、前
述したような制御的なオフセットを考える必要がなく、
位置決め精度を確保することができる。
【0029】なお、この発明は前述の実施の形態に限定
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。すなわち、前述の実施
の形態においては、加工機としてタレットパンチプレス
1を採用した場合について説明したが、その他例えばレ
ーザ加工機等にもまったく同様に適用することができ
る。
されることなく、適宜な変更を行うことにより、その他
の態様で実施し得るものである。すなわち、前述の実施
の形態においては、加工機としてタレットパンチプレス
1を採用した場合について説明したが、その他例えばレ
ーザ加工機等にもまったく同様に適用することができ
る。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1の発明に
よる材料位置決め装置では、加工に先立ってワークを原
点位置に位置決めするために、加工テーブルに設けられ
ているホルダから昇降手段によりロケートピンをパスラ
インよりも上まで突出させ、ワークを前記ロケートピン
に当接させるが、ワークが当接する位置から偏心した位
置に設けられているセンサーによりワークがロケートピ
ンに当接したことを検出するので、この材料位置決め装
置を自動化ラインに使用することができる。
よる材料位置決め装置では、加工に先立ってワークを原
点位置に位置決めするために、加工テーブルに設けられ
ているホルダから昇降手段によりロケートピンをパスラ
インよりも上まで突出させ、ワークを前記ロケートピン
に当接させるが、ワークが当接する位置から偏心した位
置に設けられているセンサーによりワークがロケートピ
ンに当接したことを検出するので、この材料位置決め装
置を自動化ラインに使用することができる。
【0031】請求項2の発明による材料位置決め装置で
は、先に使用していたロケートピンを同サイズでセンサ
ーが設けられているロケートピンと交換する際に、先に
使用されていたホルダおよび昇降手段をそのまま使用す
ることができるので、交換後の調整が不要である。この
ため、容易且つ迅速にセンサー付きロケートピンと交換
することができる。
は、先に使用していたロケートピンを同サイズでセンサ
ーが設けられているロケートピンと交換する際に、先に
使用されていたホルダおよび昇降手段をそのまま使用す
ることができるので、交換後の調整が不要である。この
ため、容易且つ迅速にセンサー付きロケートピンと交換
することができる。
【0032】請求項3の発明による材料位置決め装置で
は、ワークをロケートピンに当接させると、ワークは付
勢手段により前方へ付勢されている検出子をロケートピ
ンに押し込んでスイッチを作動させるので、自動でワー
クの位置決めが行なわれたことを検出することができ
る。
は、ワークをロケートピンに当接させると、ワークは付
勢手段により前方へ付勢されている検出子をロケートピ
ンに押し込んでスイッチを作動させるので、自動でワー
クの位置決めが行なわれたことを検出することができ
る。
【図1】この発明に係る材料位置決め装置を示す断面図
である。
である。
【図2】この発明に係る材料位置決め装置のロケートピ
ンを示す断面図である。
ンを示す断面図である。
【図3】図2中III−III位置における断面図である。
【図4】この発明に係る材料位置決め装置を用いたタレ
ットパンチプレスの全体を示す斜視図である。
ットパンチプレスの全体を示す斜視図である。
【図5】従来より使用されている丸型ロケートピンを示
す断面図である。
す断面図である。
【図6】図5中VI方向から見た平面図である。
【図7】従来の丸型ロケートピンにセンサーを設けた場
合の問題点を示す説明図である。
合の問題点を示す説明図である。
11F 可動テーブル(加工テーブル) 31 センサー付き丸型ロケートピン装置(材料位置決
め装置) 35 ホルダ 37 ロケートピン 39 エアーシリンダ(昇降手段) 45 検出子 49 スプリング(付勢手段) 53 スイッチ(センサー) W ワーク PL パスライン
め装置) 35 ホルダ 37 ロケートピン 39 エアーシリンダ(昇降手段) 45 検出子 49 スプリング(付勢手段) 53 スイッチ(センサー) W ワーク PL パスライン
Claims (3)
- 【請求項1】 ワークを原点位置に設定すべく加工テー
ブルの所定位置に設けられている材料位置決め装置であ
って、前記加工テーブルにおいてワークが移動するパス
ラインよりも下方に設けられている円筒形状のホルダ
と、このホルダ内部に設けられてパスラインよりも上に
出没自在で円形断面のロケートピンと、このロケートピ
ンを昇降せしめる昇降手段と、を備え、前記ロケートピ
ンにワークが当接する位置から偏心した位置にセンサー
を備えてなること、を特徴とする材料位置決め装置。 - 【請求項2】 前記ホルダおよび前記昇降手段が以前よ
り加工テーブルに設けられて使用されているものであ
り、前記ロケートピンが先に前記ホルダ内部に設けられ
ていたロケートピンと同サイズであること、を特徴とす
る請求項1記載の材料位置決め装置。 - 【請求項3】 前記センサーが、前記ロケートピンの偏
心した位置に設けられて前記ワークが接する位置より前
方へ出没自在に設けられた検出子と、この検出子を前方
へ付勢する付勢手段と、前記検出子がワークにより押し
込まれたときに作動するスイッチと、を備えてなること
を特徴とする請求項1記載の材料位置決め装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10024818A JPH11221634A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 材料位置決め装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10024818A JPH11221634A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 材料位置決め装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11221634A true JPH11221634A (ja) | 1999-08-17 |
Family
ID=12148780
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10024818A Pending JPH11221634A (ja) | 1998-02-05 | 1998-02-05 | 材料位置決め装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH11221634A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014125993A1 (ja) * | 2013-02-14 | 2014-08-21 | 住友化学株式会社 | 切断装置、切断方法、および光学部材貼合体の製造装置 |
CN105772595A (zh) * | 2016-04-18 | 2016-07-20 | 天津鑫茂天和机电科技有限公司 | 一种新型模具冲压挡料设备 |
CN106001243A (zh) * | 2016-07-21 | 2016-10-12 | 张家港市旭骏机械部件有限公司 | 一种长条形金属型材的冲孔设备 |
CN110421048A (zh) * | 2019-08-05 | 2019-11-08 | 安徽众星电气科技有限公司 | 一种冲模激光定位设备及其工作方法 |
-
1998
- 1998-02-05 JP JP10024818A patent/JPH11221634A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014125993A1 (ja) * | 2013-02-14 | 2014-08-21 | 住友化学株式会社 | 切断装置、切断方法、および光学部材貼合体の製造装置 |
CN105772595A (zh) * | 2016-04-18 | 2016-07-20 | 天津鑫茂天和机电科技有限公司 | 一种新型模具冲压挡料设备 |
CN106001243A (zh) * | 2016-07-21 | 2016-10-12 | 张家港市旭骏机械部件有限公司 | 一种长条形金属型材的冲孔设备 |
CN110421048A (zh) * | 2019-08-05 | 2019-11-08 | 安徽众星电气科技有限公司 | 一种冲模激光定位设备及其工作方法 |
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