JPH11104744A - 折曲げ加工方法およびその装置 - Google Patents

折曲げ加工方法およびその装置

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JPH11104744A
JPH11104744A JP26415697A JP26415697A JPH11104744A JP H11104744 A JPH11104744 A JP H11104744A JP 26415697 A JP26415697 A JP 26415697A JP 26415697 A JP26415697 A JP 26415697A JP H11104744 A JPH11104744 A JP H11104744A
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JP
Japan
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bending
mold
work
drive motor
torque
Prior art date
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Pending
Application number
JP26415697A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Oikawa
雅樹 及川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Publication of JPH11104744A publication Critical patent/JPH11104744A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板厚に関係なくクランプ力を一定に保つよう
メカ調整を簡単にし、機械毎のクランプ力のバラツキを
なくすると共に、データの処理,データ管理の簡素化を
図るようにした折曲げ加工方法およびその装置を提供す
ることにある。 【解決手段】 上押え金型23と下押え金型9との協働
でワークWC ,WD をクランプした状態で曲げ金型39
によりワークWC ,WD に曲げ加工を行う折曲げ加工方
法において、前記下押え金型9に対して制御装置33か
ら駆動モータ13に位置指令を与えて駆動モータ13の
駆動により前記上押え金型23を下降せしめると共に、
制御装置33から駆動モータ13にトルク指令を与えて
駆動モータ13をトルク制御せしめて上押え金型23と
下押え金型9とでワークWC ,WDをクランプせしめる
ことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ワークに折曲げ
加工を行う折曲げ加工方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、上押え金型と下押え金型との協働
でワークをクランプした状態で曲げ金型によりワークに
曲げ加工を行う折曲げ加工方法はよく知られている。こ
の折曲げ加工方法において、図5(A)に示されている
ように、板厚T1 からなるワークWA を下押え金型10
1上に載置固定せしめた状態で上押え金型103を2点
鎖線の位置から実線の位置へ下降せしめてワークWA
上押え金型103と下押え金型101との協働でクラン
プ位置Aにおいてクランプした後図示省略の曲げ金型で
ワークWA に曲げ加工が行われる。
【0003】また、図5(B)に示されているように、
板厚T2 (板厚T1 より厚い)からなるワークWB を下
押え金型101上に載置固定せしめた状態で2点鎖線の
位置から実線の位置へ下降せしめてワークWB を上押え
金型103と下押え金型101との協働でクランプ位置
Bにおいてクランプした後図示省略の曲げ金型でワーク
B に曲げ加工が行われる。
【0004】図5(C)も併せて参照するに、ワークW
A ,WB での位置指令値A,Bが制御装置105に入力
されてアンプ107を介してサーボモータ109に位置
指令が与えられてワークWA ,WB はそれぞれ上押え金
型103と下押え金型101との協働でクランプされ
る。このようにクランプするワークWA ,WB の板厚T
1 ,T2 が変わる毎にクランプ位置の位置データを持っ
ていて板厚毎にクランプ位置の位置データを変えてクラ
ンプ圧力を一定にしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したご
とく従来では、ワークWの板厚毎にクランプ位置データ
を持っていたため、データ管理が大変であると共に、デ
ータの処理が複雑であった。しかも、クランプ圧力がメ
カ調整のバラツキにより折曲げ加工装置毎にバラツキが
あった。
【0006】この発明の目的は、板厚に関係なくクラン
プ力を一定に保つようメカ調整を簡単にし、機械毎のク
ランプ力のバラツキをなくすると共に、データの処理,
データ管理の簡素化を図るようにした折曲げ加工方法お
よびその装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の折曲げ加工方法は、上押え
金型と下押え金型との協働でワークをクランプした状態
で曲げ金型によりワークに曲げ加工を行う折曲げ加工方
法において、前記下押え金型に対して制御装置から駆動
モータに位置指令を与えて駆動モータの駆動により前記
上押え金型を下降せしめると共に、制御装置から駆動モ
ータにトルク指令を与えて駆動モータをトルク制御せし
めて上押え金型と下押え金型とでワークをクランプせし
めることを特徴とするものである。
【0008】請求項2によるこの発明の折曲げ加工装置
は、上押え金型と下押え金型との協働でワークをクラン
プした状態で曲げ金型によりワークに曲げ加工を行う折
曲げ加工装置において、前記下押え金型に対して前記上
押え金型を上下動せしめる駆動モータと、この駆動モー
タに位置指令およびトルク指令を与えて駆動モータに位
置制御およびトルク制御を行わせしめる制御装置を備え
てなることを特徴とするものである。
【0009】したがって、下押え金型上に加工すべきワ
ークを載置固定せしめた状態で、制御装置から駆動モー
タに位置指令が与えられて駆動モータが駆動されて上押
え金型が下降される。上押え金型がワークに当接される
前に制御装置から駆動モータにトルク指令が与えられる
ことにより、上押え金型と下押え金型との協働でワーク
がクランプされたときには最適トルクでもって一定のク
ランプ力でクランプされる。
【0010】而して、加工すべきワークの板厚に関係な
く、一定のクランプ力でクランプされるからメカ調整が
簡単になり、また機械毎のクランプ力のバラツキがなく
なる。しかも、データの処理,データ管理の簡素化が図
られる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基いて詳細に説明する。
【0012】図1を参照するに、折曲げ加工装置1は立
設されたC型形状のフレーム本体3を備えており、この
フレーム本体3における下部フレーム3Dの前側(図1
において右側)には下押え金型用フレーム5が一体化さ
れている。この下押え金型用フレーム5の上部にはシャ
フト7を介して下押え金型9が取付けられている。
【0013】前記フレーム本体3における上部フレーム
3Uの前側(図1において右側)には上下方向へ延伸し
たフレーム11が一体化されている。このフレーム11
には図2も併せて参照するに、駆動モータとしてのサー
ボモータ13が設けられている。また、前記フレーム1
1には上下方向へ延伸したガイドレール15が敷設され
ていると共にこのガイドレール15には複数のガイド部
材17を介して上下方向へ移動自在な可動フレーム19
が設けられている。この可動フレーム19の下部にはシ
ャフト21を介して上押え金型23が装着されている。
【0014】前記サーボモータ13の出力軸25の先端
にはピニオン27が装着されていると共に、このピニオ
ン27には前記可動フレーム19に設けられたラック2
9に噛合されている。しかも、前記サーボモータ13に
は位置検出手段としてのエンコーダ31が備えられてい
ると共に、制御装置としてのNC装置33が接続されて
いる。
【0015】また、前記フレーム本体3内には図1にお
いて紙面に対して直交する方向へ延伸した回転軸35が
設けられていると共に、この回転軸35には曲げアーム
37の後端部が取付けられている。この曲げアーム37
の先端部(図1において右端部)には曲げ金型39が取
付けられている。前記NC装置33には位置制御部4
1,トルク制御部43が備えられている。
【0016】上記構成により、下押え金型9上に加工す
べきワークWを載置固定せしめた状態でサーボモータ1
3を駆動せしめると、出力軸25を介してピニオン27
が回転されるから、ラック29を介して可動フレーム1
9が下降して上押え金型23と下押え金型9との協働で
ワークWがクランプされる。ワークWをクランプした状
態で回転軸35を回転せしめると、曲げアーム37が図
1において反時計廻り方向へ回転されるから、曲げ金型
39でワークWに曲げ加工が行われることになる。
【0017】例えば図3(A),(B)に示されている
ように板厚がそれぞれ異なるワークWC ,WD に折曲げ
加工を行う際にも、NC装置33の位置制御部41から
位置指令値(クランプ位置)Eが、図3(C)に示され
ているように、アンプ45を介してサーボモータ13に
与えられてサーボモータ13を駆動せしめることによ
り、可動フレーム19を介して上押え金型23が下降し
て、下押え金型9との協働でワークWC ,WD がクラン
プされることになる。
【0018】このとき、図4に示されているように、そ
れぞれワークWC ,WD の場合には実線,点線で示され
ているように位置制御,トルク制御が行われ、ワークW
C は減速位置Fで減速された後、減速位置FよりT秒後
の位置G(図3(A)でワークWC に当接した状態)で
トルクが与えられてTR1 の値のとき停止する。ワーク
D は減速位置F(図3(B)でワークWD に当接した
状態)で減速されると共にトルクが与えられてTR2
値のとき停止する。そして、ワークWC ,WDとも最適
トルクTR0 の状態(一定のクランプ力)でクランプさ
れることとなる。
【0019】このようにワークWC ,WD の板厚が異な
っていても、NC装置33の位置制御部41からは同じ
位置指令すなわちクランプ位置Eが与えられると共に、
トルク制御部43から異なったトルク値TR1 ,TR2
となるようにトルク指令がサーボモータ13に与えられ
ることにより、上押え金型23と下押え金型9との協働
でワークWC ,WD をクランプした場合には、それぞれ
最適なトルク値TR0となって一定のクランプ力でクラ
ンプせしめることができる。
【0020】したがって、板厚に関係なくクランプ力を
一定に保つことができ、しかもメカ調整を簡単にするこ
とができる。また、機械毎のクランプ力のバラツキをな
くすることができると共に、NC装置33内のデータ処
理,データ管理の簡素化を図ることができる。
【0021】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。可動フレー
ム19を上下動せしめる駆動伝達手段としてピニオン2
7,ラック29を用いた例で説明したが、ボールねじ,
ナット部材であっても構わない。
【0022】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態より理解
されるように、請求項1,2の発明によれば、下押え金
型上に加工すべきワークを載置固定せしめた状態で、制
御装置から駆動モータに位置指令が与えられて駆動モー
タが駆動されて上押え金型が下降される。上押え金型が
ワークに当接される前に制御装置から駆動モータにトル
ク指令が与えられることにより、上押え金型と下押え金
型との協働でワークをクランプされたときには最適トル
クでもって一定のクランプ力でクランプせしめることが
できる。
【0023】而して、加工すべきワークの板厚に関係な
く、一定のクランプ力でワークをクランプせしめること
ができると共にメカ調整を簡単にすることができ、また
機械毎のクランプ力のバラツキをなくすることができ
る。しかも、データの処理,データ管理の簡素化を図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の折曲げ加工装置を説明する説明図で
ある。
【図2】図1におけるII矢視図である。
【図3】(A),(B),(C)は板厚が異なるワーク
をクランプせしめる説明図である。
【図4】図3(A),(B)のワークをクランプするま
での速度,トルクと時間との関係を示した説明図であ
る。
【図5】(A),(B),(C)は従来の板厚の異なる
ワークをクランプせしめる説明図である。
【符号の説明】
1 折曲げ加工装置 9 下押え金型 13 サーボモータ(駆動モータ) 23 上押え金型 33 NC装置(制御装置) 39 曲げ金型 41 位置制御部 43 トルク制御部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上押え金型と下押え金型との協働でワー
    クをクランプした状態で曲げ金型によりワークに曲げ加
    工を行う折曲げ加工方法において、前記下押え金型に対
    して制御装置から駆動モータに位置指令を与えて駆動モ
    ータの駆動により前記上押え金型を下降せしめると共
    に、制御装置から駆動モータにトルク指令を与えて駆動
    モータをトルク制御せしめて上押え金型と下押え金型と
    でワークをクランプせしめることを特徴とする折曲げ加
    工方法。
  2. 【請求項2】 上押え金型と下押え金型との協働でワー
    クをクランプした状態で曲げ金型によりワークに曲げ加
    工を行う折曲げ加工装置において、前記下押え金型に対
    して前記上押え金型を上下動せしめる駆動モータと、こ
    の駆動モータに位置指令およびトルク指令を与えて駆動
    モータに位置制御およびトルク制御を行わせしめる制御
    装置を備えてなることを特徴とする折曲げ加工装置。
JP26415697A 1997-09-29 1997-09-29 折曲げ加工方法およびその装置 Pending JPH11104744A (ja)

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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104942086A (zh) * 2015-06-26 2015-09-30 苏州边桐传感科技有限公司 智能钣金折弯装置及其方法
CN104942068A (zh) * 2015-06-24 2015-09-30 苏州边桐传感科技有限公司 智能钣金折弯装置
CN105598222A (zh) * 2014-11-25 2016-05-25 无锡市恒盛电机有限公司 滚压折弯装置
CN105598221A (zh) * 2014-11-25 2016-05-25 无锡市恒盛电机有限公司 折弯加工装置
CN108393373A (zh) * 2018-03-10 2018-08-14 钟建筑 一种钢板折弯装置

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