JP5528603B1 - 通信アダプタ、制御システム、通信アダプタの制御方法、及び、プログラム - Google Patents

通信アダプタ、制御システム、通信アダプタの制御方法、及び、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】通信アダプタで、制御装置による電気機器の制御を適切に制限する。
【解決手段】制御レベル特定情報取得部101は、電気機器に対応付けられている制御レベルを特定可能な制御レベル特定情報を、電気機器から取得する。許可制御情報記憶部106は、制御レベル特定情報と、許可制御定義情報と、に基づいて決定された、電気機器に対して許可された制御を示す許可制御情報を記憶する。コマンド受信部107は、制御装置から電気機器に向けて送信されたコマンドを受信する。制御特定部108は、受信されたコマンドにより要求されている制御を特定する。制御信号生成部109は、特定された制御が、許可制御情報により示される許可された制御である場合、特定された制御を電気機器に実行させるための制御信号を生成する。制御信号送信部110は、生成された制御信号を、電気機器に送信する。
【選択図】図5

Description

本発明は、電気機器と制御装置とを通信可能に接続するための通信アダプタ、制御システム、通信アダプタの制御方法、及び、プログラムに関する。
現在、電気機器と制御装置とを通信可能に接続するための通信アダプタが知られている。このような通信アダプタによれば、例えば、通信機能を有しない電気機器を、制御装置から制御することができる。このような通信アダプタは、例えば、特許文献1に開示されている。
特許文献1に開示された通信アダプタによれば、例えば、電気機器から離れた場所にいるユーザが、制御装置と通信可能な端末装置などを利用して、電気機器を遠隔制御することができる。ここで、電気機器から離れた場所にいるユーザにより電気機器が遠隔制御される場合、安全性などの観点から、実行可能な制御を制限したいことがある。
特開2012−238972号公報
しかしながら、特許文献1に開示された通信アダプタでは、制御装置による電気機器の制御を制限することはできない。このため、電気機器と制御装置とを通信可能に接続するための通信アダプタで、制御装置による電気機器の制御を適切に制限したいという要望がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、電気機器と制御装置とを通信可能に接続するための通信アダプタで、制御装置による電気機器の制御を適切に制限することが可能な通信アダプタ、制御システム、通信アダプタの制御方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る通信アダプタは、
電気機器と制御装置とを通信可能に接続するための通信アダプタであって、
前記電気機器の種類を示す機器情報を含み、前記電気機器に対応付けられている制御レベルを特定可能な制御レベル特定情報を、前記電気機器から取得する制御レベル特定情報取得手段と、
前記取得された制御レベル特定情報に含まれる機器情報と、制御レベル定義情報記憶部に記憶されている、電気機器の種類毎に制御レベルを定義する制御レベル定義情報と、に基づいて特定された制御レベルと、許可制御定義情報記憶部に記憶されている、制御レベル毎に許可された制御を定義する許可制御定義情報と、に基づいて決定された、前記電気機器に対して許可された制御を示す許可制御情報を記憶する許可制御情報記憶手段と、
前記制御装置から前記電気機器に向けて送信されたコマンドを受信するコマンド受信手段と、
前記受信されたコマンドにより要求されている制御を特定する制御特定手段と、
前記特定された制御が、前記記憶されている許可制御情報により示される許可された制御である場合、前記特定された制御を前記電気機器に実行させるための制御信号を生成する制御信号生成手段と、
前記生成された制御信号を、前記電気機器に送信する制御信号送信手段と、を備える、
ことを特徴とする。
本発明によれば、電気機器と制御装置とを通信可能に接続するための通信アダプタで、制御装置による電気機器の制御を適切に制限することができる。
本発明の第1の実施形態に係る制御システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信アダプタの構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る制御装置の構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気機器の構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信アダプタの機能を説明するための図である。 (A)は、制御レベル定義情報を示す第1の図である。(B)は、制御レベル定義情報を示す第2の図である。 (A)は、許可制御定義情報を示す第1の図である。(B)は、許可制御定義情報を示す第2の図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信アダプタが実行する制御制限処理を示すフローチャートである。 図8に示す許可制御情報設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る通信アダプタの機能を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る制御装置の機能を説明するための図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信アダプタが実行する制御制限処理を示すフローチャートである。 図12に示す許可制御情報設定処理を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る制御装置が実行する制御処理を示すフローチャートである。 制限結果提示画面を示す図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係る制御システム1000について説明する。制御システム1000は、端末装置400や制御装置200から、電気機器300を制御するためのシステムである。図1に示すように、制御システム1000は、通信アダプタ100、制御装置200、電気機器300、端末装置400、サーバ500を備える。ここで、通信アダプタ100と制御装置200とは、宅内電気通信網600により相互に接続される。また、制御装置200と端末装置400とサーバ500とは、宅外電気通信網700により相互に接続される。
通信アダプタ100は、電気機器300を、制御装置200が接続された宅内電気通信網600に接続するためのインターフェースである。従って、通信アダプタ100は、宅内電気通信網600に接続する機能を有し、宅内電気通信網600を介して制御装置200との間で情報の授受が可能である。また、通信アダプタ100は、電気機器300との間で情報の授受が可能である。通信アダプタ100は、例えば、通信用のIC(Integrated Circuit)を備えたコンピュータを備える。
制御装置200は、端末装置400から供給された制御信号に従って、電気機器300を遠隔制御する。また、制御装置200は、ユーザの指示に従って電気機器300を制御することもできる。さらに、制御装置200は、自動制御プログラムに従って電気機器300を制御することもできる。制御装置200は、宅内電気通信網600と宅外電気通信網700とに接続する機能を有する。端末装置400を利用した電気機器300に対する遠隔制御は、制御装置200が有する中継機能により実現される。制御装置200は、専用のコンピュータであってもよいし、パーソナルコンピュータなどの汎用のコンピュータであってもよい。
電気機器300は、制御の対象となる機器であり、基本的に、ユーザの宅内に配置される。ここで、電気機器300は、直接的に宅内電気通信網600に接続することはできないが、通信アダプタ100を介して間接的に宅内電気通信網600に接続することができる。つまり、電気機器300は、通信アダプタ100との間で情報の授受が可能である。また、電気機器300は、制御装置200により指示された制御内容に従って動作する機能を有する。電気機器300は、例えば、エアコン、給湯器、電気ストーブ、炊飯器、照明装置、電気カーペットである。本実施形態では、基本的に、電気機器300は、エアコンであるものとして説明する。
端末装置400は、ユーザからの指示に従って、電気機器300を遠隔制御する。なお、端末装置400は、電気機器300を遠隔制御するための制御信号を、制御装置200に送信する。ここで、制御信号は、例えば、送信元の端末装置(端末装置400)を示す情報と、送信先の電気機器(電気機器300)を示す情報と、制御内容を示す情報とを含む情報を伝達する信号である。端末装置400は、宅外電気通信網700に接続する機能を有する。端末装置400は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末である。
サーバ500は、後述する、許可制御定義情報、コマンド変換用情報、制御信号生成用情報などを制御装置200に提供する装置である。サーバ500は、許可制御定義情報、コマンド変換用情報、制御信号生成用情報などを記憶する記憶装置を備える。また、サーバ500は、宅外電気通信網700に接続する機能を有する。
宅内電気通信網600は、宅内に構築された無線LAN(Local Area Network)などの電気通信網である。宅内電気通信網600は、通信アダプタ100と制御装置200とを相互に接続する。
宅外電気通信網700は、宅外に構築されたインターネットなどの電気通信網である。宅外電気通信網700は、制御装置200と端末装置400とサーバ500とを相互に接続する。なお、理解を容易にするため、図1では、ルータ、ゲートウェイなどの図示を省略している。
次に、図2を参照して、通信アダプタ100の物理的な構成について説明する。図2に示すように、通信アダプタ100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、フラッシュメモリ14、宅内電気通信網インターフェース15、電気機器インターフェース16を備える。通信アダプタ100が備える各構成要素は、バスを介して相互に接続される。
CPU11は、通信アダプタ100の全体の動作を制御する。なお、CPU11は、ROM12に格納されているプログラムに従って動作し、RAM13をワークエリアとして使用する。
ROM12には、通信アダプタ100の全体の動作を制御するためのプログラムやデータが記憶される。
RAM13は、CPU11のワークエリアとして機能する。つまり、CPU11は、RAM13にプログラムやデータを一時的に書き込み、これらのプログラムやデータを適宜参照する。
フラッシュメモリ14は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。例えば、フラッシュメモリ14は、後述する、制御レベル定義情報、許可制御定義情報、許可制御情報などを記憶する。
宅内電気通信網インターフェース15は、通信アダプタ100を宅内電気通信網600に接続するためのインターフェースである。宅内電気通信網インターフェース15は、例えば、NIC(Network Interface Card)などのLANインターフェースを備える。
電気機器インターフェース16は、通信アダプタ100を電気機器300に電気的に接続するためのインターフェースである。
次に、図3を参照して、制御装置200の物理的な構成について説明する。図3に示すように、制御装置200は、CPU21、ROM22、RAM23、フラッシュメモリ24、宅内電気通信網インターフェース25、宅外電気通信網インターフェース26、タッチスクリーン27、を備える。制御装置200が備える各構成要素は、バスを介して相互に接続される。
CPU21は、制御装置200の全体の動作を制御する。なお、CPU21は、ROM22に格納されているプログラムに従って動作し、RAM23をワークエリアとして使用する。
ROM22には、制御装置200の全体の動作を制御するためのプログラムやデータが記憶される。
RAM23は、CPU21のワークエリアとして機能する。つまり、CPU21は、RAM23にプログラムやデータを一時的に書き込み、これらのプログラムやデータを適宜参照する。
フラッシュメモリ24は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。例えば、フラッシュメモリ24は、後述する、制御レベル定義情報、許可制御定義情報を記憶する。フラッシュメモリ24に記憶される各種の情報は、サーバ500などから供給されてもよいし、管理者などにより入力されてもよい。なお、制御装置200は、フラッシュメモリ24に代えて、ハードディスクなどを備えていてもよい。
宅内電気通信網インターフェース25は、制御装置200を宅内電気通信網600に接続するためのインターフェースである。宅内電気通信網インターフェース25は、例えば、宅内電気通信網600を介して、電気機器300を制御するためのコマンドを電気機器300に送信する。宅内電気通信網インターフェース25は、例えば、NICなどのLANインターフェースを備える。
宅外電気通信網インターフェース26は、制御装置200を宅外電気通信網700に接続するためのインターフェースである。宅外電気通信網インターフェース26は、CPU21による制御に従って、端末装置400やサーバ500と通信する。宅外電気通信網インターフェース26は、例えば、NICなどのLANインターフェースを備える。
タッチスクリーン27は、ユーザによりなされたタッチ操作を検知し、検知の結果を示す信号をCPU21に供給する。また、タッチスクリーン27は、CPU21などから供給された画像信号に基づく画像を表示する。このように、タッチスクリーン27は、制御装置200のユーザインターフェースとして機能する。従って、ユーザは、タッチスクリーン27に対するタッチ操作により、電気機器300を制御することができる。
次に、図4を参照して、電気機器300の物理的な構成について説明する。図4に示すように、電気機器300は、CPU31、ROM32、RAM33、フラッシュメモリ34、通信アダプタインターフェース35を備える。電気機器300が備える各構成要素は、バスを介して相互に接続される。
CPU31は、電気機器300の全体の動作を制御する。なお、CPU31は、ROM32に格納されているプログラムに従って動作し、RAM33をワークエリアとして使用する。
ROM32には、電気機器300の全体の動作を制御するためのプログラムやデータが記憶される。
RAM33は、CPU31のワークエリアとして機能する。つまり、CPU31は、RAM33にプログラムやデータを一時的に書き込み、これらのプログラムやデータを適宜参照する。
フラッシュメモリ34は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。例えば、フラッシュメモリ34は、制御レベル特定情報などを記憶する。制御レベル特定情報は、例えば、電気機器300の製造時に、作業者などによってフラッシュメモリ34に書き込まれる。
通信アダプタインターフェース35は、電気機器300を通信アダプタ100に電気的に接続するためのインターフェースである。
次に、図5を参照して、通信アダプタ100の機能について説明する。図5に示すように、通信アダプタ100は、機能的には、制御レベル特定情報取得部101、制御レベル定義情報記憶部102、制御レベル特定部103、許可制御定義情報記憶部104、許可制御情報生成部105、許可制御情報記憶部106、コマンド受信部107、制御特定部108、制御信号生成部109、制御信号送信部110を備える。
制御レベル特定情報取得部101は、制御レベル特定情報を電気機器300から取得する。制御レベル特定情報は、電気機器300に対応付けられている制御レベルを特定可能な情報である。制御レベルは、制御対象の機器(電気機器300)に対する、外部の装置(制御装置200)による制御として許容される制御の程度である。制御レベル特定情報は、制御レベルを直接示す情報を含んでいてもよいし、機器情報を含んでいてもよい。なお、機器情報は、例えば、電気機器300の種類(例えば、エアコン、電気ストーブなど)、機種、型番、製造番号などを示す情報であり、間接的に制御レベルを特定することができる情報である。制御レベル特定情報取得部101は、例えば、電気機器インターフェース16を備える。
制御レベル定義情報記憶部102は、電気機器の種類毎に制御レベルを定義する制御レベル定義情報を記憶する。制御レベル定義情報については、後述する。制御レベル定義情報記憶部102は、例えば、フラッシュメモリ14を備える。
制御レベル特定部103は、取得された制御レベル特定情報に含まれる機器情報と、制御レベル定義情報記憶部102に記憶されている制御レベル定義情報と、に基づいて、電気機器300に対応付けられている制御レベルを特定する。制御レベル特定部103は、例えば、CPU11を備える。
許可制御定義情報記憶部104は、制御レベル毎に許可された制御を定義する許可制御定義情報を記憶する。許可制御定義情報記憶部104は、例えば、フラッシュメモリ14を備える。
許可制御情報生成部105は、特定された制御レベル(もしくは、取得された制御レベル特定情報)と、許可制御定義情報記憶部104に記憶されている許可制御定義情報と、に基づいて、許可制御情報を生成する。許可制御情報は、電気機器300に対して許可された制御を示す情報である。許可制御情報生成部105は、例えば、CPU11を備える。
許可制御情報記憶部106は、生成された許可制御情報を記憶する。許可制御情報記憶部106は、例えば、フラッシュメモリ14を備える。
コマンド受信部107は、制御装置200から電気機器300に向けて送信されたコマンドを受信する。コマンド受信部107は、例えば、宅内電気通信網インターフェース15を備える。
制御特定部108は、受信されたコマンドにより要求されている制御を特定する。制御特定部108は、例えば、フラッシュメモリ14などに記憶されている、コマンドと制御との対応関係を示すコマンド変換用情報を参照して、受信されたコマンドを解析して、このコマンドにより要求されている制御を特定することができる。なお、コマンド変換用情報は、通信アダプタ100の製造時に予め記憶されていてもよいし、通信アダプタ100に接続された電気機器300から適宜取得されてもよいし、制御装置200を介してサーバ500などから適宜取得されてもよい。制御特定部108は、例えば、CPU11を備える。
制御信号生成部109は、特定された制御が、記憶されている許可制御情報により示される許可された制御である場合、特定された制御を電気機器300に実行させるための制御信号を生成する。制御信号生成部109は、例えば、フラッシュメモリ14などに記憶されている、制御とこの制御を電気機器300に実行させるための制御信号との対応関係を示す制御信号生成用情報を参照して、制御信号を生成することができる。なお、制御信号生成用情報は、通信アダプタ100の製造時に予め記憶されていてもよいし、制御装置200を介してサーバ500などから適宜取得されてもよい。制御信号生成部109は、例えば、CPU11を備える。
制御信号送信部110は、生成された制御信号を、電気機器300に送信する。制御信号送信部110は、例えば、CPU11と電気機器インターフェース16とを備える。
このように、通信アダプタ100は、特定された制御が許可された制御であると判別した場合、特定された制御が実行されるように電気機器300を制御する。一方、通信アダプタ100は、特定された制御が許可された制御でないと判別した場合、電気機器300を制御しない。
ここで、図6を参照して、制御レベル定義情報について説明する。制御レベル定義情報は、電気機器の種類毎に標準的な制御レベルを定義する情報である。制御レベル定義情報は、例えば、電気機器のメーカーなどにより提供され、サーバ500などに記憶されている。通信アダプタ100は、制御装置200を介して、適宜、サーバ500から制御レベル定義情報を取得することができる。ここで、電気機器の種類は、電気機器の分類(例えば、エアコン、電気ストーブなど)を示す概念として扱うこともできるし、電気機器の分類に加え、機種、型番、製造番号などをさらに示す概念として扱うこともできる。
図6(A)は、電気機器の種類を電気機器の分類を示す概念として扱う場合の制御レベル定義情報を示す図である。図6(A)に示す例では、電気機器の分類毎に、1から3までの数値により示される制御レベルが対応付けられている。本実施形態では、制御レベルが高い(制御レベルを示す数値が高い)ほど、多くの制御が許可される。つまり、高い制御レベルが対応付けられている電気機器ほど、安全性が高い電気機器であるとみなして、多くの制御が許容される。
図6(A)に示す例では、炊飯器と照明装置とに、制御レベルとして最も高い3が対応付けられている。つまり、炊飯器と照明装置とは、遠隔制御しても比較的安全である電気機器として扱われている。また、電気ストーブに、制御レベルとして最も低い1が対応付けられている。つまり、電気ストーブは、遠隔制御すると比較的危険である電気機器として扱われている。なお、例えば、発熱量が少ない電気機器、安全性に関わる対策が施されている電気機器に、高い制御レベルが割り当てられる。
図6(B)は、電気機器の種類を電気機器の分類及び機種を示す概念として扱う場合の制御レベル定義情報を示す図である。図6(B)に示す例では、電気機器の分類がエアコンであることを前提として、機種毎に、1から3までの数値により示される制御レベルが対応付けられている。高い制御レベルが対応付けられている機種ほど、安全性が高い機種であるとみなして、多くの制御が許容される。
図6(B)に示す例では、エアコン Aシリーズに、制御レベルとして最も高い3が対応付けられている。つまり、エアコン Aシリーズは、遠隔制御しても比較的安全である機種として扱われている。また、エアコン Cシリーズに、制御レベルとして最も低い1が対応付けられている。つまり、エアコン Cシリーズは、遠隔制御すると比較的危険である機種として扱われている。なお、例えば、冷却能力や暖房能力の低い機種、安全性に関わる対策が施されている機種、設計された時期が新しい機種に、高い制御レベルが割り当てられる。
次に、図7を参照して、許可制御定義情報について説明する。許可制御定義情報は、制御レベル毎に許可された制御を定義する情報である。許可制御定義情報は、例えば、電気機器のメーカーなどにより提供され、サーバ500などに記憶されている。通信アダプタ100は、制御装置200を介して、適宜、サーバ500から許可制御定義情報を取得することができる。
図7(A)は、電気機器の種類を電気機器の分類を示す概念として扱う場合の許可制御定義情報を示す図である。図7(A)に示す例では、1から3までの制御レベルのそれぞれに対して、許可された制御が対応付けられている。具体的には、制御レベルが1の場合、電源OFF、運転停止のみが許可され、制御レベルが2の場合、所定の熱量以上の熱を発生しない制御のみが許可され、制御レベルが3の場合、全ての制御が許可されることを示している。このように、基本的に、制御レベルが高いほど、多くの制御が許可される。
図7(B)は、電気機器の種類を電気機器の分類及び機種を示す概念として扱う場合の許可制御定義情報を示す図である。図7(B)に示す例では、1から3までの制御レベルのそれぞれに対して、制御毎に個別に許可されるか否かが対応付けられている。具体的には、制御レベルが1の場合、電源OFF、運転停止のみが許可され、制御レベルが2の場合、冷房運転、暖房運転、設定温度変更(基準範囲外)以外の制御が許可され、制御レベルが3の場合、全ての制御が許可されることを示している。このように、基本的に、制御レベルが高いほど、多くの制御が許可される。なお、設定温度変更(基準範囲内)は、例えば、常温の範囲内で、設定温度を変更する制御である。一方、設定温度変更(基準範囲外)は、例えば、常温の範囲を超えて、設定温度を変更する制御である。
次に、図8に示すフローチャートを参照して、通信アダプタ100が実行する制御制限処理について説明する。なお、通信アダプタ100は、電源が投入されたことに応答して、図8に示す制御制限処理を開始する。
まず、CPU11は、電気機器300が装着されたか否かを判別する(ステップS101)。例えば、電気機器300が通信アダプタ100に装着されることにより特定の信号が発生する場合、CPU11は、この特定の信号を検出することにより、電気機器300が装着されたと判別することができる。また、例えば、通信アダプタ100の電源が電気機器300から供給される場合、CPU11は、ステップS101において、常に、電気機器300が装着されたと判別することができる。
CPU11は、電気機器300が装着されていないと判別すると(ステップS101:NO)、ステップS101に処理を戻す。つまり、CPU11は、電気機器300が装着されたと判別するまで、ステップS101の判別処理を繰り返す。
一方、CPU11は、電気機器300が装着されたと判別すると(ステップS101:YES)、許可制御情報設定処理を実行する(ステップS102)。許可制御情報設定処理については、図9を参照して詳細に説明する。
まず、CPU11は、制御レベル特定情報を取得する(ステップS201)。具体的には、CPU11は、電気機器インターフェース16を制御して、制御レベル特定情報の取得要求を電気機器300に送信する。一方、電気機器300は、制御レベル特定情報の取得要求を受信したことに応答して、フラッシュメモリ34に記憶されている制御レベル特定情報を、通信アダプタ100に向けて送信する。CPU11は、電気機器300から送信されて、電気機器インターフェース16により受信された制御レベル特定情報を取得する。
CPU11は、ステップS201の処理を完了すると、制御レベル特定情報に基づいて、制御レベルを特定する(ステップS202)。制御レベル特定情報により直接的に制御レベルが示されている場合、CPU11は、制御レベル特定情報により制御レベルを特定する。一方、制御レベル特定情報により直接的に制御レベルが示されず、制御レベル特定情報に機器情報が含まれている場合、CPU11は、機器情報とフラッシュメモリ14に記憶されている制御レベル定義情報とに基づいて、制御レベルを特定する。
CPU11は、ステップS202の処理を完了すると、許可制御情報を生成する(ステップS203)。具体的には、CPU11は、特定した制御レベルとフラッシュメモリ14に記憶されている許可制御定義情報とに基づいて、特定した制御レベルに対応付けられた許可された制御を示す許可制御情報を生成する。
CPU11は、ステップS203の処理を完了すると、生成した許可制御情報をフラッシュメモリ14に記憶する(ステップS204)。CPU11は、ステップS204の処理を完了すると、許可制御情報設定処理(ステップS102)を完了する。
CPU11は、ステップS102の処理を完了すると、コマンドを受信したか否かを判別する(ステップS103)。具体的には、CPU11は、制御装置200から送信されたコマンドが、宅内電気通信網インターフェース15により受信されたか否かを判別する。CPU11は、コマンドを受信していないと判別すると(ステップS103:NO)、ステップS103に処理を戻す。つまり、CPU11は、コマンドを受信したと判別するまで、ステップS103の判別処理を繰り返す。
一方、CPU11は、コマンドを受信したと判別すると(ステップS103:YES)、コマンドが要求する制御が許可された制御であるか否かを判別する(ステップS104)。具体的には、まず、CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶されているコマンド変換用情報に基づいて、受信されたコマンドが要求する制御を特定する。そして、CPU11は、フラッシュメモリ14に記憶されている許可制御情報により示される許可された制御の中に、特定した制御が含まれているか否かを判別する。
CPU11は、コマンドが要求する制御が許可された制御でないと判別すると(ステップS104:NO)、制御装置200にエラーコードを送信する(ステップS105)。具体的には、CPU11は、受信したコマンドが許可されていない制御を要求するコマンドである旨を示すエラー信号を、宅内電気通信網インターフェース15から制御装置200に向けて送信する。CPU11は、ステップS105の処理を完了すると、ステップS103に処理を戻す。
一方、CPU11は、コマンドが要求する制御が許可された制御であると判別すると(ステップS104:YES)、コマンドに基づいて制御信号を生成する(ステップS106)。具体的には、CPU11は、コマンドが要求する制御とフラッシュメモリ14に記憶されている制御信号生成用情報とに基づいて、コマンドが要求する制御を電気機器300に実行させるための制御信号を生成する。
CPU11は、ステップS106の処理を完了すると、電気機器300に制御信号を送信する(ステップS107)。具体的には、CPU11は、生成した制御信号を、電気機器インターフェース16から電気機器300に向けて送信する。CPU11は、ステップS107の処理を完了すると、ステップS103に処理を戻す。
本実施形態によれば、電気機器300に接続された通信アダプタ100で、電気機器300に対して許可されていない制御が実行されることを防止する処理(以下、適宜「フィルタリング処理」という。)を実行することができる。例えば、制御装置200などにより、誤って、許可されていない制御を要求するコマンドが発行された場合でも、許可されていない制御は電気機器300により実行されない。このため、許可されていない制御が実行されるリスクを回避することが期待できる。
また、本実施形態によれば、電気機器300が制御レベルを示す情報を有していなくても、電気機器300が有する機器情報により制御レベルが特定される。従って、電気機器300に特別な情報を記憶させずとも、電気機器300の種類に応じて、適切に制御を制限できる。
また、本実施形態によれば、許可されていない制御を制限するための全ての機能を通信アダプタ100に持たせることができる。このため、制御装置200に、許可されていない制御を制限するための機能を持たせずにすむ。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、許可されていない制御を制限するための全ての機能を通信アダプタ100に持たせる例について説明した。本発明において、許可されていない制御を制限するための一部の機能を制御装置200に持たせることができる。以下、第2の実施形態に係る制御システムについて説明する。なお、以下では、基本的に、第2の実施形態に係る制御システムが第1の実施形態に係る制御システム1000と異なる部分について説明する。
第2の実施形態に係る通信アダプタ150の物理的な構成は、基本的に、図2に示す通信アダプタ100の物理的な構成と同様である。以下、図10を参照して、第2の実施形態に係る通信アダプタ150の機能について説明する。
図10に示すように、通信アダプタ150は、機能的には、制御レベル特定情報取得部101、許可制御情報記憶部106、コマンド受信部107、制御特定部108、制御信号生成部109、制御信号送信部110、制御レベル特定情報送信部111、許可制御情報受信部112、応答情報取得部113、応答情報送信部114を備える。ここで、制御レベル特定情報送信部111、許可制御情報受信部112、応答情報取得部113、応答情報送信部114以外の機能は、第1の実施形態で説明した機能と同様である。
制御レベル特定情報送信部111は、取得された制御レベル特定情報を、制御装置250に送信する。制御レベル特定情報送信部111は、例えば、CPU11と宅内電気通信網インターフェース15とを備える。
許可制御情報受信部112は、制御装置250から、電気機器300に対して許可された制御を示す許可制御情報を受信する。なお、受信された許可制御情報は、許可制御情報記憶部106に記憶される。許可制御情報受信部112は、例えば、宅内電気通信網インターフェース15を備える。
応答情報取得部113は、送信された制御信号に対する電気機器300の応答情報を、電気機器300から取得する。応答情報取得部113により取得される応答情報は、例えば、電気機器300により正常に制御がなされたか否かを示す情報や、制御後の電気機器300の状態を示す情報である。応答情報取得部113は、例えば、電気機器インターフェース16を備える。
応答情報送信部114は、取得された応答情報を制御装置250に送信する。応答情報送信部114は、例えば、CPU11と宅内電気通信網インターフェース15とを備える。
次に、図11を参照して、第2の実施形態に係る制御装置250の機能について説明する。
図11に示すように、制御装置250は、機能的には、制御レベル特定情報受信部201、制御レベル定義情報記憶部202、制御レベル特定部203、許可制御定義情報記憶部204、許可制御情報生成部205、許可制御情報送信部206、コマンド送信部207、許可制御定義情報受信部208、許可制御定義情報更新部209、応答情報受信部210、制御結果提示部211を備える。
制御レベル特定情報受信部201は、送信された制御レベル特定情報を受信する。制御レベル特定情報受信部201は、例えば、宅内電気通信網インターフェース25を備える。
制御レベル定義情報記憶部202は、電気機器の種類毎に制御レベルを定義する制御レベル定義情報を記憶する。制御レベル定義情報記憶部202は、例えば、フラッシュメモリ24を備える。
制御レベル特定部203は、受信された制御レベル特定情報に含まれる機器情報(もしくは、制御レベル特定情報)と、記憶されている制御レベル定義情報と、に基づいて、電気機器300に対応付けられている制御レベルを特定する。制御レベル特定部203は、例えば、CPU21を備える。
許可制御定義情報記憶部204は、制御レベル毎に許可された制御を定義する許可制御定義情報を記憶する。許可制御定義情報記憶部204は、例えば、フラッシュメモリ24を備える。
許可制御情報生成部205は、受信された制御レベル特定情報(もしくは、特定された制御レベル)と、記憶されている許可制御定義情報と、に基づいて、許可制御情報を生成する。許可制御情報生成部205は、例えば、CPU21を備える。
許可制御情報送信部206は、生成された許可制御情報を、通信アダプタ150に送信する。許可制御情報送信部206は、例えば、CPU21と宅内電気通信網インターフェース25とを備える。
コマンド送信部207は、コマンドを通信アダプタ150に向けて送信する。なお、コマンド送信部207は、例えば、端末装置400から制御装置250に制御信号が供給された場合、ユーザのタッチスクリーン27に対するタッチ操作により制御指示が受け付けられた場合、自動制御プログラムにより指定された場合、コマンドを送信する。コマンド送信部207は、例えば、例えば、CPU21と宅内電気通信網インターフェース25とを備える。
許可制御定義情報受信部208は、宅外電気通信網700を介して制御装置250に接続されたサーバ500などから、許可制御定義情報を受信する。許可制御定義情報受信部208は、例えば、宅外電気通信網インターフェース26を備える。
許可制御定義情報更新部209は、受信された許可制御定義情報で、許可制御定義情報記憶部204に記憶されている許可制御定義情報を更新する。許可制御定義情報更新部209は、例えば、CPU21を備える。
ここで、コマンド送信部207は、記憶されている許可制御情報に基づいて、電気機器300に対して許可されていない制御を要求するコマンドを通信アダプタ150に向けて送信することができる。例えば、コマンド送信部207は、ユーザのタッチスクリーン27に対するタッチ操作による、フィルタリング処理の確認指示を検出したことに応答して、上記コマンドを送信する。
応答情報受信部210は、送信された応答情報を受信する。応答情報受信部210は、例えば、宅内電気通信網インターフェース25を備える。
制限結果提示部211は、応答情報に基づく制限結果をユーザに提示する。制限結果は、例えば、制限されるべき制御が正常に制限されたことを示す情報、もしくは、制限されるべき制御が正常に制限されなかったことを示す情報である。制限結果提示部211は、例えば、CPU21とタッチスクリーン27とを備える。
次に、図12に示すフローチャートを参照して、通信アダプタ150が実行する制御制限処理について説明する。なお、通信アダプタ150は、電源が投入されことに応答して、図12に示す制御制限処理を開始する。
まず、CPU11は、電気機器300が装着されたか否かを判別する(ステップS301)。CPU11は、電気機器300が装着されていないと判別すると(ステップS301:NO)、ステップS301に処理を戻す。つまり、CPU11は、電気機器300が装着されたと判別するまで、ステップS301の判別処理を繰り返す。
一方、CPU11は、電気機器300が装着されたと判別すると(ステップS301:YES)、許可制御情報設定処理を実行する(ステップS302)。許可制御情報設定処理については、図13を参照して詳細に説明する。
まず、CPU11は、制御レベル特定情報を取得する(ステップS401)。CPU11は、ステップS401の処理を完了すると、制御レベル特定情報を制御装置250に送信する(ステップS402)。具体的には、CPU11は、取得した制御レベル特定情報を、宅内電気通信網インターフェース15から制御装置250に向けて送信する。
CPU11は、ステップS402の処理を完了すると、許可制御情報を受信したか否かを判別する(ステップS403)。具体的には、CPU11は、制御装置250から送信された許可制御情報が、宅内電気通信網インターフェース15によって受信されたか否かを判別する。
CPU11は、許可制御情報を受信していないと判別すると(ステップS403:NO)、ステップS403に処理を戻す。つまり、CPU11は、許可制御情報を受信したと判別するまで、ステップS403の判別処理を繰り返す。一方、CPU11は、許可制御情報を受信したと判別すると(ステップS403:YES)、受信した許可制御情報をフラッシュメモリ14に記憶する(ステップS404)。CPU11は、ステップS404の処理を完了すると、許可制御情報設定処理(ステップS302)を完了する。
CPU11は、ステップS302の処理を完了すると、コマンドを受信したか否かを判別する(ステップS303)。CPU11は、コマンドを受信していないと判別すると(ステップS303:NO)、ステップS303に処理を戻す。つまり、CPU11は、コマンドを受信したと判別するまで、ステップS303の判別処理を繰り返す。
一方、CPU11は、コマンドを受信したと判別すると(ステップS303:YES)、コマンドが要求する制御が許可された制御であるか否かを判別する(ステップS304)。CPU11は、コマンドが要求する制御が許可された制御でないと判別すると(ステップS304:NO)、制御装置250にエラーコードを送信する(ステップS305)。CPU11は、ステップS305の処理を完了すると、ステップS303に処理を戻す。
CPU11は、コマンドが要求する制御が許可された制御であると判別すると(ステップS304:YES)、コマンドに基づいて制御信号を生成する(ステップS306)。CPU11は、ステップS306の処理を完了すると、電気機器300に制御信号を送信する(ステップS307)。
CPU11は、ステップS307の処理を完了すると、電気機器300から応答情報を取得する(ステップS308)。具体的には、CPU11は、電気機器インターフェース16を監視し、電気機器300から電気機器インターフェース16に供給された応答情報を取得する。なお、応答情報は、ステップS307で送信した制御信号による制御が正常に実行されたか否かを示す情報、この制御による制御後の電気機器300の状態を示す情報などである。
CPU11は、ステップS308の処理を完了すると、制御装置250に応答情報を送信する(ステップS309)。具体的には、CPU11は、取得した応答情報を、宅内電気通信網インターフェース15から制御装置250に向けて送信する。CPU11は、ステップS309の処理を完了すると、ステップS303に処理を戻す。
次に、図14に示すフローチャートを参照して、制御装置250が実行する制御処理について説明する。なお、制御装置250は、電源が投入されたことに応答して、図14に示す制御処理を開始する。
まず、CPU21は、制御レベル特定情報を受信したか否かを判別する(ステップS501)。具体的には、CPU21は、通信アダプタ150から送信された制御レベル特定情報が、宅内電気通信網インターフェース25により受信されたか否かを判別する。
CPU21は、制御レベル特定情報を受信したと判別すると(ステップS501:YES)、制御レベル特定情報に基づいて制御レベルを特定する(ステップS502)。制御レベル特定情報により直接的に制御レベルが示されている場合、CPU21は、制御レベル特定情報により制御レベルを特定する。一方、制御レベル特定情報により直接的に制御レベルが示されず、制御レベル特定情報に機器情報が含まれている場合、CPU21は、機器情報とフラッシュメモリ24に記憶されている制御レベル定義情報とに基づいて、制御レベルを特定する。
CPU21は、ステップS502の処理を完了すると、許可制御情報を生成する(ステップS503)。具体的には、CPU21は、特定した制御レベルとフラッシュメモリ24に記憶されている許可制御定義情報とに基づいて、特定した制御レベルに対応付けられた許可された制御を示す許可制御情報を生成する。
CPU21は、ステップS503の処理を完了すると、許可制御情報を通信アダプタ100に送信する(ステップS504)。具体的には、CPU21は、許可制御情報を、宅内電気通信網インターフェース25から通信アダプタ150に向けて送信する。
CPU21は、制御レベル特定情報を受信していないと判別した場合(ステップS501:NO)、もしくは、ステップS504の処理を完了した場合、許可制御定義情報の更新指示があるか否かを判別する(ステップS505)。例えば、CPU21は、タッチスクリーン27に対するユーザのタッチ操作により許可制御定義情報の更新指示がなされたか否か、もしくは、許可制御定義情報が更新された旨の通知がサーバ500からあったか否かにより、許可制御定義情報の更新指示があるか否かを判別することができる。
CPU21は、許可制御定義情報の更新指示があると判別した場合(ステップS505:YES)、許可制御定義情報をサーバ500から受信する(ステップS506)。具体的には、CPU21は、宅外電気通信網インターフェース26を介して、サーバ500から許可制御定義情報をダウンロードする。
CPU21は、ステップS506の処理を完了した場合、許可制御定義情報を更新する(ステップS507)。具体的には、CPU21は、フラッシュメモリ24に記憶されている許可制御定義情報を、受信した許可制御定義情報で上書きする。
CPU21は、許可制御定義情報の更新指示がないと判別した場合(ステップS505:NO)、もしくは、ステップS507の処理を完了した場合、通常のコマンドの送信要求があるか否かを判別する(ステップS508)。例えば、CPU21は、端末装置400から送信され、電気機器300に対する制御を要求する制御信号が、宅外電気通信網26により受信されたか否か、あるいは、電気機器300に対する制御を要求するタッチ操作がタッチスクリーン27に受け付けられたか否かを判別する。
CPU21は、通常のコマンドの送信要求があると判別した場合(ステップS508:YES)、通常のコマンドを通信アダプタ150に送信する(ステップS509)。例えば、CPU21は、宅外電気通信網26に受信された制御信号に基づくコマンド、もしくは、タッチ操作により示された制御を要求するコマンドを、宅内電気通信網インターフェース25から通信アダプタ150に向けて送信する。
なお、通常のコマンドは、後述するチェック用コマンドでないコマンドである。通常のコマンドは、例えば、制御装置200のユーザや端末装置400のユーザにより指定された制御を電気機器300に要求するコマンドである。制御装置200や端末装置400において、許可されていない制御が実行されないように制限するフィルタリング処理がなされていない場合、許可されていない制御を要求する通常のコマンドが通信アダプタ100に送信される可能性がある。しかしながら、このような場合であっても、通信アダプタ100によるフィルタリング処理により、許可されていない制御は電気機器300により実行されないことになる。
CPU21は、通常のコマンドの送信要求がないと判別した場合(ステップS508:NO)、もしくは、ステップS509の処理を完了した場合、チェック用コマンドの送信要求があるか否かを判別する(ステップS510)。例えば、CPU21は、チェック用コマンドの送信を要求するタッチ操作がタッチスクリーン27に受け付けられたか否かを判別する。CPU21は、チェック用コマンドの送信要求がないと判別した場合(ステップS510:NO)、ステップS501に処理を戻す。
CPU21は、チェック用コマンドの送信要求があると判別した場合(ステップS510:YES)、チェック用コマンドを通信アダプタ150に送信する(ステップS511)。具体的には、CPU21は、まず、フラッシュメモリ24に記憶されている許可制御情報に基づいて、電気機器300に許可されていない制御を特定する。そして、CPU21は、特定された制御を要求するコマンドを、宅内電気通信網インターフェース25から通信アダプタ150に向けて送信する。
CPU21は、ステップS511の処理を完了すると、エラーコードと応答情報とのうちのいずれかを受信したか否かを判別する(ステップS512)。具体的には、CPU21は、通信アダプタ100により送信されたエラーコードもしくは応答情報が、宅内電気通信網インターフェース25により受信されたか否かを判別する。
CPU21は、エラーコードと応答情報とのいずれも受信していないと判別すると(ステップS512:NO)、ステップS512に処理を戻す。つまり、CPU21は、エラーコードと応答情報とのうちのいずれか一方を受信するまで、ステップS512の判別処理を繰り返す。一方、CPU21は、エラーコードと応答情報とのうちのいずれかを受信したと判別すると(ステップS512:YES)、エラーコードもしくは応答情報に基づく制限結果をユーザに提示する(ステップS513)。
ここで、通信アダプタ150のフィルタリング処理が正常に機能している場合、制御装置250がチェック用のコマンドを通信アダプタ150に送信すると、制御装置250は通信アダプタ150からエラーコードを受信するはずである。裏を返せば、制御装置250がチェック用のコマンドを通信アダプタ150に送信したのにもかかわらず、制御装置250が通信アダプタ150から応答情報を受信したのならば、通信アダプタ150のフィルタリング処理が正常に機能していないことになる。
そこで、CPU21は、エラーコードを受信した場合、通信アダプタ150が正常に機能している旨をユーザに提示する。一方、CPU21は、応答情報を受信した場合、通信アダプタ150が正常に機能していない旨をユーザに提示する。なお、CPU21が制限結果をユーザに提示する手法は適宜調整することができる。CPU21は、例えば、図15に示すような制限結果提示画面をユーザに提示することができる。
図15に示す例では、制限結果提示画面800は、表示領域801とボタン領域802とを備えている。
表示領域801は、制限結果を提示するメッセージが表示される領域である。この例では、表示領域801に「電気機器の制御が適切に制限されていません!」と表示されていることから、通信アダプタ150によるフィルタリング処理が適切になされていないことが分かる。また、この場合、CPU21は、エラーコードではなく、応答情報を受信したことが分かる。そして、ユーザは、通信アダプタ150が正常に動作していないことを把握でき、アダプタ150を交換するなどの措置をとることができる。
ボタン領域802は、メッセージを確認した旨のタッチ操作を受け付ける確認ボタンが表示される領域である。つまり、ユーザは、表示領域801に表示されているメッセージを確認した後、ボタン領域802をタッチ操作する。一方、CPU21は、ユーザによるボタン領域802へのタッチ操作を検出すると、制限結果提示画面800を閉じ、ステップS501に処理を戻す。
本実施形態によれば、電気機器300に接続された通信アダプタ150で、電気機器300に対して許可されていない制御が実行されることを防止することができる。このため、許可されていない制御が実行されるリスクを回避することが期待できる。
また、本実施形態によれば、電気機器300が制御レベルを示す情報を有していなくても、電気機器300が有する機器情報により制御レベルが特定される。従って、電気機器300に特別な情報を記憶させずとも、電気機器300の種類に応じて、適切に制御を制限できる。
また、本実施形態によれば、許可されていない制御を制限するための一部の機能を通信アダプタ150ではなく制御装置250に持たせることができる。このため、通信アダプタ150に、持たせるべき機能が減り、通信アダプタ150が搭載するフラッシュメモリ14の容量を減らすことができる。
また、本実施形態によれば、許可制御定義情報を更新することができる。このため、例えば、特定の制御レベルを付与された電気機器の安全性が確認できた場合、電気機器に付与された制御レベルを変更することなく、この電気機器に対して許可する制御の範囲を拡張することができる。
また、本実施形態によれば、通信アダプタ150によるフィルタリング処理が正常に機能しているか否かをユーザに提示することができる。このため、フィルタリング処理が正常に機能していない通信アダプタ150を使用することによって、許可されていない制御が実行されるリスクを低減することが期待できる。
(変形例)
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能である。
本発明において、第1の実施形態や第2の実施形態において説明した構成、機能、動作のどの部分を採用するのかは任意である。また、本発明において、上述した構成、機能、動作のほか、更なる構成、機能、動作が採用されてもよい。
例えば、第1の実施形態では、主に、制御レベル特定情報が機器情報を含み、機器情報と制御レベル定義情報とに基づいて、制御レベルが特定される例を示した。本発明において、例えば、制御レベル特定情報を直接的に特定する情報を含んでいてもよい。この場合、通信アダプタ100は、制御レベル定義情報記憶部102、制御レベル特定部103を備えていなくてもよい。
第1の実施形態では、通信アダプタ100が、制御レベルを特定する機能と許可制御情報を生成する機能との双方を担い、第2の実施形態では、制御装置250が、制御レベルを特定する機能と許可制御情報を生成する機能との双方を担う例について説明した。本発明において、通信アダプタと制御装置との機能の分担は、第1、2の実施形態で説明した例に限定されない。例えば、通信アダプタが、制御レベルを特定する機能と許可制御情報を生成する機能とのうちの一方の機能を担い、制御装置が他方の機能を担うようにしてもよい。
第1の実施形態では、制御を許可するか否かを決定する際、制御を制御内容(例えば、電源ON、電源OFF、冷房運転開始、暖房運転開始)で分類する例について説明した。本発明において、制御をどのように分類するのかは適宜調整することができる。
例えば、制御を制御主体により分類してもよい。なお、制御主体とは、例えば、電気機器300のユーザ、制御装置200のユーザ、制御装置200による自動制御などである。この場合、例えば、(L1)制御装置200を介した全ての制御を制限する、(L2)制御装置200のユーザによる制御以外の制御を全て制限する、(L3)電気機器300のユーザによる制御のみ制限する、(L4)制御装置200を介した全ての制御を制限しない、という制限が可能である。さらに、制御内容と制御主体との双方で分類して、制御を許可するか否かを決定してもよい。
第2の実施形態では、通信アダプタ150のフィルタリング機能のチェックが、ユーザの指示に従って、任意のタイミングで実行される例を示した。本発明において、通信アダプタのフィルタリング機能のチェックが実行されるタイミングは適宜調整することができる。例えば、許可制御情報が許可制御情報記憶部に書き込まれた直後に、通信アダプタのフィルタリング機能のチェックが実行されてもよい。
また、許可制御情報を更新する場合やフィルタリング機能のチェックをする際、通信アダプタが保有する認証キーの入力が、通信アダプタにより制御装置やユーザに要求されるようにしてもよい。この場合、例えば、認証キーを保有する制御装置や認証キーを把握している管理者以外の装置やユーザにより許可制御情報が不正に書き換えられることを抑制することが期待できる。
また、本発明において、許可された制御もしくは許可されていない制御を明示する画面をユーザに提示してもよい。この場合、例えば、制御装置250は、許可制御情報に基づく画面を生成し、タッチスクリーン27に表示してもよい。これにより、この画面を見たユーザは、通信アダプタ150に接続されている電気機器300に対する制御のうち、どのような制御が制限されているのかを一目で把握することができる。
本発明に係る通信アダプタ100、150、制御装置200、250の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末装置に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を本発明に係る通信アダプタ100、150、制御装置200、250として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、電気機器と制御装置とを通信可能に接続するための通信アダプタを用いた制御システムに適用可能である。
11、21、31 CPU、12、22、32 ROM、13、23、33 RAM、14、24、34 フラッシュメモリ、15、25 宅内電気通信網インターフェース、16 電気機器インターフェース、26 宅外電気通信網インターフェース、27 タッチスクリーン、35 通信アダプタインターフェース、100、150 通信アダプタ、101 制御レベル特定情報取得部、102 制御レベル定義情報記憶部、103 制御レベル特定部、104 許可制御定義情報記憶部、105 許可制御情報生成部、106 許可制御情報記憶部、107 コマンド受信部、108 制御特定部、109 制御信号生成部、110 制御信号送信部、111 制御レベル特定情報送信部、112 許可制御情報受信部、113 応答情報取得部、114 応答情報送信部、200、250 制御装置、201 制御レベル特定情報受信部、202 制御レベル定義情報記憶部、203 制御レベル特定部、204 許可制御定義情報記憶部、205 許可制御情報生成部、206 許可制御情報送信部、207 コマンド送信部、208 許可制御定義情報受信部、209 許可制御定義情報更新部、210 応答情報受信部、211 制御結果提示部、300 電気機器、400 端末装置、500 サーバ、600 宅内電気通信網、700 宅外電気通信網、800 制限結果提示画面、801 表示領域、802 ボタン領域、1000 制御システム

Claims (8)

  1. 電気機器と制御装置とを通信可能に接続するための通信アダプタであって、
    前記電気機器の種類を示す機器情報を含み、前記電気機器に対応付けられている制御レベルを特定可能な制御レベル特定情報を、前記電気機器から取得する制御レベル特定情報取得手段と、
    前記取得された制御レベル特定情報に含まれる機器情報と、制御レベル定義情報記憶部に記憶されている、電気機器の種類毎に制御レベルを定義する制御レベル定義情報と、に基づいて特定された制御レベルと、許可制御定義情報記憶部に記憶されている、制御レベル毎に許可された制御を定義する許可制御定義情報と、に基づいて決定された、前記電気機器に対して許可された制御を示す許可制御情報を記憶する許可制御情報記憶手段と、
    前記制御装置から前記電気機器に向けて送信されたコマンドを受信するコマンド受信手段と、
    前記受信されたコマンドにより要求されている制御を特定する制御特定手段と、
    前記特定された制御が、前記記憶されている許可制御情報により示される許可された制御である場合、前記特定された制御を前記電気機器に実行させるための制御信号を生成する制御信号生成手段と、
    前記生成された制御信号を、前記電気機器に送信する制御信号送信手段と、を備える、
    ことを特徴とする通信アダプタ。
  2. 記取得された制御レベル特定情報に含まれる機器情報と、前記記憶されている制御レベル定義情報と、に基づいて、前記電気機器に対応付けられている制御レベルを特定する制御レベル特定手段をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1に記載の通信アダプタ。
  3. 電気機器と制御装置とを通信可能に接続するための通信アダプタと前記制御装置とを備え、前記制御装置から前記電気機器を制御する制御システムであって、
    前記通信アダプタは、
    前記電気機器の種類を示す機器情報を含み、前記電気機器に対応付けられている制御レベルを特定可能な制御レベル特定情報を、前記電気機器から取得する制御レベル特定情報取得手段と、
    前記取得された制御レベル特定情報を、前記制御装置に送信する制御レベル特定情報送信手段と、
    前記制御装置から、前記電気機器に対して許可された制御を示す許可制御情報を受信する許可制御情報受信手段と、
    前記受信された許可制御情報を記憶する許可制御情報記憶手段と、
    前記制御装置から前記電気機器に向けて送信されたコマンドを受信するコマンド受信手段と、
    前記受信されたコマンドにより要求されている制御を特定する制御特定手段と、
    前記特定された制御が、前記記憶されている許可制御情報により示される許可された制御である場合、前記特定された制御を前記電気機器に実行させるための制御信号を生成する制御信号生成手段と、
    前記生成された制御信号を、前記電気機器に送信する制御信号送信手段と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記送信された制御レベル特定情報を受信する制御レベル特定情報受信手段と、
    制御レベル毎に許可された制御を定義する許可制御定義情報を記憶する許可制御定義情報記憶手段と、
    前記受信された制御レベル特定情報に含まれる機器情報と、制御レベル定義情報記憶部に記憶されている、電気機器の種類毎に制御レベルを定義する制御レベル定義情報と、に基づいて特定された制御レベルと、前記記憶されている許可制御定義情報と、に基づいて、前記許可制御情報を生成する許可制御情報生成手段と、
    前記生成された許可制御情報を、前記通信アダプタに送信する許可制御情報送信手段と、
    前記コマンドを前記通信アダプタに向けて送信するコマンド送信手段と、を備える、
    ことを特徴とする制御システム。
  4. 記制御装置は、
    前記制御レベル定義情報を記憶する制御レベル定義情報記憶手段と、
    前記受信された制御レベル特定情報に含まれる機器情報と、前記記憶されている制御レベル定義情報と、に基づいて、前記電気機器に対応付けられている制御レベルを特定する制御レベル特定手段と、をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載の制御システム。
  5. 前記制御装置は、
    電気通信網を介して前記制御装置に接続されたサーバ装置から、前記許可制御定義情報を受信する許可制御定義情報受信手段と、
    前記受信された許可制御定義情報で、前記許可制御定義情報記憶手段に記憶されている許可制御定義情報を更新する許可制御定義情報更新手段と、をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の制御システム。
  6. 前記通信アダプタは、
    前記送信された制御信号に対する前記電気機器の応答情報を、前記電気機器から取得する応答情報取得手段と、
    前記取得された応答情報を前記制御装置に送信する応答情報送信手段と、をさらに備え、
    前記コマンド送信手段は、前記記憶されている許可制御情報に基づいて、前記電気機器に対して許可されていない制御を要求するコマンドを前記通信アダプタに向けて送信し、
    前記制御装置は、
    前記送信された応答情報を受信する応答情報受信手段と、
    前記応答情報に基づく制限結果をユーザに提示する制限結果提示手段と、をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項3乃至5のいずれか1項に記載の制御システム。
  7. 電気機器と制御装置とを通信可能に接続するための通信アダプタの制御方法であって、
    前記電気機器の種類を示す機器情報を含み、前記電気機器に対応付けられている制御レベルを特定可能な制御レベル特定情報を、前記電気機器から取得する制御レベル特定情報取得ステップと、
    前記取得された制御レベル特定情報に含まれる機器情報と、制御レベル定義情報記憶部に記憶されている、電気機器の種類毎に制御レベルを定義する制御レベル定義情報と、に基づいて特定された制御レベルと、許可制御定義情報記憶部に記憶されている、制御レベル毎に許可された制御を定義する許可制御定義情報と、に基づいて決定された、前記電気機器に対して許可された制御を示す許可制御情報を許可制御情報記憶部に記憶させるステップと、
    前記制御装置から前記電気機器に向けて送信されたコマンドを受信するコマンド受信ステップと、
    前記受信されたコマンドにより要求されている制御を特定する制御特定ステップと、
    前記特定された制御が、前記記憶されている許可制御情報により示される許可された制御である場合、前記特定された制御を前記電気機器に実行させるための制御信号を生成する制御信号生成ステップと、
    前記生成された制御信号を、前記電気機器に送信する制御信号送信ステップと、を備える、
    ことを特徴とする通信アダプタの制御方法。
  8. 電気機器と制御装置とを通信可能に接続するための通信アダプタが備えるコンピュータを、
    前記電気機器の種類を示す機器情報を含み、前記電気機器に対応付けられている制御レベルを特定可能な制御レベル特定情報を、前記電気機器から取得する制御レベル特定情報取得手段、
    前記取得された制御レベル特定情報に含まれる機器情報と、制御レベル定義情報記憶部に記憶されている、電気機器の種類毎に制御レベルを定義する制御レベル定義情報と、に基づいて特定された制御レベルと、許可制御定義情報記憶部に記憶されている、制御レベル毎に許可された制御を定義する許可制御定義情報と、に基づいて決定された、前記電気機器に対して許可された制御を示す許可制御情報を記憶する許可制御情報記憶手段、
    前記制御装置から前記電気機器に向けて送信されたコマンドを受信するコマンド受信手段、
    前記受信されたコマンドにより要求されている制御を特定する制御特定手段、
    前記特定された制御が、前記記憶されている許可制御情報により示される許可された制御である場合、前記特定された制御を前記電気機器に実行させるための制御信号を生成する制御信号生成手段、
    前記生成された制御信号を、前記電気機器に送信する制御信号送信手段、として機能させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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