JP6511866B2 - 機器制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク機器やスマート機器と呼ばれる通信ネットワークに接続され外部から遠隔操作される電力需要側の機器を制御する機器制御システムに関するものである。
近年、家庭のエネルギー使用の最適化とユーザの生活の質(Quality of Life)の向上を図る目的で、スマートハウスやスマート機器、外部からのコンピュータ制御が可能な家庭電化製品や、太陽光発電装置、家庭用蓄電池、電気自動車などを情報ネットワークで接続し、様々な目的のHEMS(Home Energy Management System)で総合的に制御するシステムが提案されてきている。
従来、スマートハウス等の通信ネットワーク環境下にあるスマート機器、例えば、エアコンや照明を外部から操作するには、リモートコントロールサーバごとにクライアント端末の要求に応じてスマート機器に対応する仮想機器を生成し、クライアント端末より当該仮想機器に対し機器特定情報と制御指令情報を入力すると、予めリモートコントロールサーバに記憶されている通信モジュールにより対象のスマート機器に制御指令情報を送信することで操作可能にすることが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、デマンドレスポンス(DR)やファストデマンドレスポンス(Fast−DR)など、電力需給協調を目的としてエアコンやバッテリーなどの需要側機器や需要側設備を自動制御する技術が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許第4263387号公報 特開2014−119218号公報
今後のスマートハウス及びHEMSの市場を考えると、使用者に家庭電化製品と連動して、快適な生活を実現するアプリケーション(ソフトウェア)を開発して提供する主体は、スマートフォンのアプリケーションを開発する開発主体と同じアプリケーションベンダー(ソフトウェアの開発者)と考えられる。このようなアプリケーションベンダーにより使用者が使いやすく使い勝手のよいアプリケーション(ソフトウェア)の開発が進められており、将来的に生活者や使用者の好みに応じて多様なHEMSアプリケーションが導入されて行くことが予想される。その場合、電力需給協調を目的として、需要側の機器や設備を自動制御しようとしても、他のHEMSアプリケーションの制御と競合してしまい、結果として意図した自動制御が行えなくなるおそれがある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、デマンドレスポンスなどの電力需給協調要請時には、需要側の機器や設備に対し電力需給協調を目的とした制御を優先し、生活の質の向上を図る目的とした制御を制限することができる機器制御システムを提供することを目的とするものである。
本発明の機器制御システムは、遠隔操作可能な少なくとも1つの電気機器と通信可能に接続する機器制御システムであって、通信ネットワークを通じて、アプリケーションソフトウェア側と電力需給協調要請側とから送信され接続する電気機器の動作制御に関する機器制御情報を検出するとともに、電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報を検出する検出部と、その機器制御情報に関する制御許容の諾否の基準が設定された閾値に基づき、機器制御情報の電気機器へのアクセスを制限するアクセス管理部とを備え、アクセス管理部が、閾値設定情報に基づいて閾値を機器情報に関連付けして設定し、当該閾値と受け取った機器制御情報の制御優先度を比較判別し、設定された閾値未満の機器制御情報に基づいた電気機器の動作制御を実行させないことを特徴としている。
この機器制御システムでは、設定された閾値に基づいて閾値未満の機器制御情報による機器の制御を実行させないようにしているので、電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値を引き上げると、アプリケーションソフトウェア側の機器制御情報による制御の実行を阻止できる。このため、電力需給協調要請側の意図が機器の制御に反映される。
ここでの「電気機器」は、家電製品、住宅用機器、あるいはスマートメータといったエネルギーマネージメントシステムあるいはそれ以外のシステムにおいて使用可能な通信機能を持った遠隔制御可能機器(いわゆるスマート機器など)を示し、PCなど単なる情報通信機器ではなく、物理的、化学的な現象/変化などによって、周囲あるいは対象物/目的物に物理的/化学的に作用、影響などを及ぼす、もしくは自身が影響される機器を表す。
また、「機器制御情報」は、機器動作制御に関する情報を示し、検出部は、プログラムの実行によって送信される機器に対する制御指令情報などのデータを検出、受信することが可能であり、あるいは、ダウンロードのため配信されたプログラムを検出し、またはオブジェクトデータなどプログラムおよびデータがまとめられた情報を検出することも可能である。
「アプリケーションソフトウェア側」と「電力需給協調要請側」とはそれぞれ、サーバを通じて電気機器の自動制御を行う機器制御情報を送信するアプリケーションソフトウェア側と、サーバを通じて電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報とデマンドレスポンス発動時にその情報に含まれる機器制御情報を送信する電力需給協調要請側とを示す。
本発明では、機器制御情報の自動制御のアクセスを制限する場合、アクセス管理部が、機器制御情報に基づいた電気機器の動作制御を実行させない。例えば、制御指令情報などをスマート機器へ送信しない。アクセス不可の場合、アクセス管理部はアプリケーションサービス提供事業者やユーザーなどにアクセス不可を知らせるため、通知部を通じてアクセス不可を通知すればよい。
本発明の機器制御方法は、遠隔操作可能な少なくとも1つの電気機器と通信可能に接続する機器制御システムにおける機器制御方法であって、通信ネットワークを通じて、アプリケーションソフトウェア側と電力需給協調要請側とから送信され接続する電気機器の動作制御に関する機器制御情報を検出するとともに、電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報を検出し、その機器制御情報に関する制御許容の諾否の基準が設定された閾値に基づき、機器制御情報の電気機器へのアクセスを制限する方法であって、電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報に基づいて、閾値を機器情報に関連付けして設定し、当該閾値と受け取った機器制御情報の制御優先度を比較判別し、設定された閾値未満の機器制御情報に基づいた電気機器の動作制御を実行させないことを特徴としている。
本発明のアクセス管理方法は、遠隔操作可能な少なくとも1つの電気機器と通信可能に接続する機器制御システムにおけるアクセス管理方法であって、通信ネットワークを通じて、アプリケーションソフトウェア側と電力需給協調要請側とから送信され接続する電気機器の動作制御に関する機器制御情報を検出するとともに、電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報を検出し、その機器制御情報に関する制御許容の諾否の基準が設定された閾値に基づき、機器制御情報の電気機器へのアクセスを制限する方法であって、電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報に基づいて、閾値を機器情報に関連付けして設定し、当該閾値と受け取った機器制御情報の制御優先度を比較判別し、設定された閾値未満の機器制御情報に基づいた電気機器の動作制御を実行させないことを特徴としている。
本発明のプログラムは、遠隔操作可能な少なくとも1つの電気機器と通信可能に接続する機器制御システムを、通信ネットワークを通じて、アプリケーションソフトウェア側と電力需給協調要請側とから送信され接続する電気機器の動作制御に関する機器制御情報を検出するとともに、電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報を検出する検出手段と、その機器制御情報に関する制御許容の諾否の基準が設定された閾値に基づき、機器制御情報の電気機器へのアクセスを制限するアクセス管理手段として機能させ、電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報に基づいて、閾値を機器情報に関連付けして設定し、当該閾値と受け取った機器制御情報の制御優先度を比較判別し、設定された閾値未満の機器制御情報に基づいた電気機器の動作制御を実行させないように、アクセス管理手段として機能させることを特徴としている。
このように本発明によれば、HEMSアプリケーションと競合せず、デマンドレスポンスを優先させて電気機器を制御することができる。このため、需給協調要請側の意図が機器の制御に反映される。なお、本発明の効果については、本発明の請求項1に係る機器制御システムを備えて構成される本発明の請求項11に係る機器制御方法、本発明の請求項12に係るアクセス管理方法および本発明の請求項13に係るプログラムにおいても同様である。
本発明の一実施形態に係る機器制御システムを含むネットワークを示す概念図である。 図1の機器制御システムにおいてデマンドレスポンス発動の前、デマンドレスポンス発動可能時間帯、デマンドレスポンス発動終了後を時間の経過に基づいて説明する説明図である。 図1の機器制御システムにおいて電力需給協調要請サーバから需給協調要請情報を受け取って機器に閾値を設定し、設定結果を電力需給協調要請サーバに送るまでを示すフローチャートである。 図1の機器制御システムにおいてアプリケーションプログラムからの自動制御指令情報に含まれる制御優先度と設定された閾値とを比較判別して自動制御の許容の諾否を判断する工程を示すフローチャートである。 図1の機器制御システムにおいて電力需給協調制御サーバからの制御指令情報に基づいて機器を優先制御するまでの工程を示すフローチャートである。 図1の機器制御システムにおいて電力需給協調要請サーバから需給協調要請終了の情報を受け取って機器に閾値を設定し直し、設定し直した設定結果を電力需給協調要請サーバに送るまでの工程を示すフローチャートである。
以下、図面を参照して本実施形態である機器制御システムについて説明する。図1および図2はそれぞれ、本発明の一実施形態である機器制御システムを含むネットワークシステムを示す概念図およびデマンドレスポンス発動(以下、DR発動という)の前、発動可能時間帯、発動終了後を時間の経過に基づいて説明する説明図である。本発明の実施形態に係る機器制御システム100は、ネットワークシステム10に含まれる。機器制御システム100は、コントローラ205を経由して一連のスマート機器(以下、スマート機器群という)200と通信可能に接続されるとともに、ネットワークNを通じて他のサーバと相互通信可能である。スマート機器群200は、通信ネットワークを経由して遠隔操作可能な通信機能付き機器の集合体であり、コントローラ205と接続されている。
スマート機器群200は、例えば、HEMS、BEMSなどエネルギー管理システム内に配置された機器などによって構成される。この場合、コントローラ205はHGWなどによって構成される。スマート機器群200には、エアコンディショナ210、照明器具220などの家電製品、電力、ガスおよび/あるいは水道の使用量を計測するスマートメータ230が含まれている。また、人を感知するセンサ、蓄電池、太陽光発電機(図示せず)などを含めることも可能である。
スマート機器群200の機器は、機器自体が、あるいは、機器を操作制御するコントローラ205がインターネット等の通信ネットワークと接続可能な環境下にあり、外部からの操作により電気的動作を行う機器をいう。また、機器210、220、230は計測したり感知したりした情報や自らが保持する情報を外部に送信可能になっている。機器210、220、230にはそれぞれ、使用者の使用環境で用いられる機器210、220、230毎に機器特定情報(機器のID情報)D(D1〜Dn)が付与されている。使用者Uの使用環境Hは、使用者Uの自宅であってもよいし、仕事場や施設であってもよい。使用者Uの使用環境Hには、使用者Uが操作可能な、あるいは、操作の権限が与えられている機器210、220、230が設置されている。
機器制御システム100は、ここではコントローラ205、すなわちスマート機器群200と通信ネットワークを通じて相互に接続されている。通信ネットワークは、他の情報機器と接続される通信ネットワークNと同一であっても別のネットワークであってもよい。
機器制御システム100は、通信ネットワークNを介して、アプリケーションソフトウェアを提供および実行するサーバ(送信元、以下、アプリサーバという)400、500、600と接続されている。アプリサーバ400、500、600では、スマート機器群200に対し動作制御を行うアプリケーションソフトウェア(以下、アプリソフトという)を実行可能であり、通信ネットワークNを通じて制御指令情報(機器制御情報)を機器制御システム100に送信する。
アプリサーバ400、500、600は、PC、スマートフォンといった情報端末機器Um(Um1〜UmnはそれぞれユーザU1〜Unに対応する)を介して、スマート機器の所有/管理者などであるユーザと相互通信可能であり、アプリソフトの登録、申請、実行、更新などをユーザとの間で行う。
例えば、アプリサーバ400は、通信部420、制御部440を備える。ユーザからの指示あるいは自動的にアプリソフトが実行されると、制御対象機器情報、アプリソフトのID情報(以下、アプリ情報という)および制御指令情報が、通信部420から機器制御システム100へ送信される。
機器制御システム100は、I/F機器(検出部)160を経由してアプリサーバ400、500、600からアプリソフトに基づいた制御指令情報および制御対象機器情報を受け取ると、I/F機器180を介して制御指令情報および制御対象機器情報を、スマート機器群200を制御するコントローラ205へ送信する。コントローラ205は、受信した制御指令情報および制御対象機器情報に基づき、スマート機器群200のうち制御対象となる機器を動作制御する。
ところで、機器制御システム100は、機器制御部(アクセス管理部)120およびI/F機器160、180を備え、機器制御部120は、CPU、ROM、RAMなどを含む機器情報特定部121と閾値設定部122と判別部123と制御制限部124とデータベース140とを備えて構成される。機器制御システム100は、ここではサーバとして、あるいはサーバ内に設けられた構成であり、例えば、電気事業者の電力管理システムが構築されたセンターサーバなどへ組み入れることが可能である。また、クラウド内のサーバとして構成することも可能である。なお、機器についての情報を遣り取りするメーカー側の機器サーバ等のサーバ間とも通信可能になっている。
機器制御部120では、機器情報特定部121が、外部の電力需給協調要請サーバ(送信元)320からデマンドレスポンス(電力需給協調要請情報、以下、DRという)の発動スタンバイ処理実行情報Stを受け取ると、この情報に含まれる機器を特定してデータベース140に登録する。DR発動スタンバイ処理実行情報Stには、機器を特定する機器特定情報D(D1〜Dn)とそれぞれ関連付けされたユーザを特定するユーザ識別情報U(U1〜Un)と機器の属するグループを定めた機器グループ情報G(G1〜Gn)と機器毎の制御許容の諾否の基準を設定した閾値設定情報Ls(L1〜L2)とが含まれる(図1参照)。
機器グループ情報Gは、例えば、ある機器グループG1では、蓄電池のみ、別の機器グループG2では、蓄電池とリビングのエアコンというように、単独または複数の機器の組み合わせで、需給協調要請側で機器グループGを決定するようになっている。
閾値設定部122は、DR発動スタンバイ処理実行情報StまたはDR発動終了処理実行情報Cpに含まれ、機器に関する制御許容の諾否の基準を設定した閾値設定情報Lsに基づき、機器毎に閾値Lを登録する。
判別部123は、アプリサーバ400、500、600やデマンドレスポンス制御サーバ(電力需給協調制御サーバ、以下、DR制御サーバという)700から制御指令情報を受け取ると、受け取った制御指令情報に含まれるアプリ制御優先度La(L1〜L2)またはDR制御優先度Ld(L1〜L2)を、データベース140に登録され機器毎に設定された閾値Lと比較判別し、設定された閾値未満の制御指令情報を制御制限部124に出力する。判別部123は、アプリサーバ400、500、600からアプリソフトに基づいた制御指令情報にアプリ制御優先度Laが設定されていない場合、すなわち、優先度の情報が含まれていない場合、優先度合いが最も低い制御優先度とみなすようになっている(図2参照)。
アプリサーバ400、500、600からの制御指令情報は、ユーザUが多種のアプリケーションから選択した使用環境H下にある機器210、220、230を自動制御する制御指令情報である。DR制御サーバ700からの制御指令情報は、DR発動制御の制御指令情報であって、使用環境H下にある機器210、220、230の内、予めユーザUから需給協調制御の同意を得ている機器を自動制御する制御指令情報である。
制御制限部124は、アプリ制御優先度Laが設定された閾値L未満の場合に判別部123から受け取る制御指令情報について、機器へのアクセスを制限し制御を実行させないようになっている。言い換えれば、アプリ制御優先度Laが設定された閾値L以上の場合には制御制限部124の処理は行われず、機器へのアクセスを許容し制御を実行させる。
また、機器情報特定部121は、電力需給協調要請サーバ320からDR発動終了処理実行情報Cpが送られてくると、この情報に含まれる機器を特定してデータベース140に登録する。閾値設定部122は、DR発動終了処理実行情報Cpに含まれ、機器に関する制御許容の諾否の基準を設定した閾値設定情報Ls(L1〜L2)に基づき、低い閾値L1に設定し直し、データベース140に登録した後、登録結果を電力需給協調要請サーバ320に送信する。つまり、電力需給協調が必要のない通常時の機器の制御に復帰させる。機器は、通常時には、アプリサーバ400、500、600からの制御指令情報に基づいて自動制御される。
DR制御サーバ700は、デマンドレスポンス発動可能時間帯(以下、DR発動可能時間帯という)(図2の[B]参照)の所望のタイミングで、DR発動制御処理を実行する。
DR制御サーバ700は、使用環境H下にある機器210、220、230の内、ユーザUから需給協調制御の同意を得ている機器を自動制御する制御指令情報を送信する。DR発動の制御指令情報に含まれるDR制御優先度Ldは、必ずDR発動スタンバイ処理実行情報Stにより設定された閾値L以上となっている。
また、電力需給協調要請サーバ320は、DR発動可能時間帯が終了すると、ユーザ識別情報Uと機器グループ情報Gと閾値設定情報Lsを含むDR発動終了処理実行情報Cpを機器制御部120に送信し、機器制御部120から登録結果を受け取る。電力需給協調要請サーバ320側は、登録結果を受け取ると、電力需給協調要請の一連の作業が終了したことを確認することになる。
機器制御部120は、図示しない通知部を備え、この通知部は、アプリソフトによる機器Dの自動制御が制御制限部124により制限された際、アプリソフトを提供したアプリサーバ400、500、600に、電力需給協調要請情報に基づく自動制御制限情報を制限された機器Dの特定情報とともに通知するようになっている。
さらに、アプリソフト側のアプリサーバ400、500、600では、前記図示しない通知部により自動制御が制限された機器Dの特定情報を受け取ると、アプリサーバ400、500、600は、当該機器を使用するユーザに、需給協調要請情報に基づいて自動制御が制限された機器Dの特定情報を送信することもできる。ユーザは需給協調要請情報の内容と使用している電気機器の自動制御制限状況を把握することができ、需給協調要請に対する協力を確認することができる。
次に、本発明の機器制御方法について、上記実施形態に係る機器制御システム100の作用に基づいて説明する。
上記実施形態に係る機器制御システム100では、まず、通常時には、すなわち、電力需給協調の必要がないときには、使用者U1の使用環境下H1にある機器210、220、230はアプリベンダー側から提供されたアプリソフトの制御プログラムに基づいて自動制御されている(図2の[A]参照)。このとき、機器制御部120では、電力需給協調の必要がないので、閾値設定部122により電力需給協調要請サーバ320から受け取った機器特定情報Dにそれぞれ関連付けされたユーザ識別情報Uと機器グループ情報G(G1〜Gn)に基づいて、予め機器210、220、230の閾値Lには低い閾値(L1)が設定され登録されている。このため、判別部123は、アプリソフト側から制御指令情報を受け取り、それに含まれるアプリ制御優先度Laの優先度が低く(L1)ても閾値L以上と見なすし、アプリ制御優先度Laが設定されていない場合は最も低い優先度(L1)と見なすので閾値L以上と見なす。こうして、通常時には、使用者U1の使用環境下H1にある機器210、220、230はアプリベンダー側から提供されたアプリソフトの制御プログラムに基づいて自動制御されている(図2の[A]参照)。
電力供給逼迫時や周波数調整が必要な時など、電力需給協調要請側で電力需給協調要請の必要ありと判断すると、電力需給協調要請サーバ320を通じて機器制御部120にある機器について高い閾値L2(L2>L1)を設定した閾値設定情報Lsを含むDR発動スタンバイ処理実行情報Stを送信する(図3のステップS1参照)。どのユーザUのどの機器グループGに属する機器に高い閾値L2を設定するかは電力需給協調要請側の判断による。機器制御部120は、機器情報特定部121によりDR発動スタンバイ処理実行情報Stを受け取ると、ユーザ識別情報U(U1〜Un)と機器グループ情報G(G1〜Gn)とに基づき、対象となる高い閾値L2を設定すべき機器特定情報D(複数)を特定する(図3のステップS2参照)。例えば、図1のユーザ識別情報U1の機器グループ情報G2に対応する機器情報は機器情報D1、D2に当たる。つまり、ユーザU1の使用環境下H1にある機器グループG2について、複数ある機器のうち、機器D1、D2に高い閾値L2を設定しようとしている。
次に、高い閾値L2を設定しようとしている機器特定情報D1、D2が特定されると、閾値設定部122により、特定された機器特定情報D1、D2の機器210、220に対して高い閾値L2を設定する(図3のステップS3参照)。そして、対象となる高い閾値L2をすべての機器に設定できたかどうか判別し(図3のステップS4参照)、設定できた場合、設定完了の情報を電力需給協調要請サーバ320に送信し、設定された情報はデータベース140に登録される(図3のステップS5参照)。設定できなかった場合、設定不可の情報を電力需給協調要請サーバ320に送信する(図3のステップS6参照)。
電力需給協調要請サーバ320に設定完了の情報を送信すると、機器制御部120は、DR発動可能時間帯の状態となる(図2の[B]参照)。この状態で、機器制御部120にアプリサーバ400、500、600側からアプリソフトに基づいて自動制御の制御指令情報が機器特定情報D(D1〜Dn)とアプリ制御優先度Laとともに送られてくると(図4のステップS11参照)、機器制御部120は判別部123により、アプリソフトの機器特定情報、例えばD1(図1参照)を手がかりにデータベース140に登録されている機器特定情報D(D1〜Dn)から対象となる機器D1を特定し、その機器D1に設定されている機器側の閾値L(この場合高い閾値L2が設定されている)を検索する(図4のステップS12参照)。そして、機器D1について需給協調要請側により設定された閾値Lとアプリソフト側のアプリ制御優先度Laとを比較判別し(図4のステップS13参照)、アプリソフト側のアプリ制御優先度Laが、設定された閾値L未満の場合、アプリソフト側の制御指令情報を制御制限部124に送出し、制御制限部124はアプリソフト側の制御指令情報に対し、アクセス制限をかけアプリソフト側の制御指令情報に基づく制御を行わせない(図4のステップS14参照)。
つまり、このステップS14では、アプリソフト側(付加価値アプリ側)は、原則としてアプリ制御優先度を「低」(L1)で送るので、需給協調が要請され制御の閾値が「高」(L2)の時には制御が制限される。
このとき、もしアプリソフト側のアプリ制御優先度Laが需給協調要請側の設定した閾値以上の場合、アプリソフト側の制御指令情報に基づく制御を許容し、自動制御させる(図4のステップS15参照)。このような例としては、アプリソフト側の自動制御が人身や機器の安全に深い関わりがあり、自動制御が制限を受けないように設定されていることが想定される。
アプリソフト側の制御アクセスが制限された状態で、すなわち、DR発動可能時間帯の状態で、DR制御サーバ700からDR発動の制御指令情報が機器制御部120に送られてくると(図5のステップS21参照)、判別部123は、DR発動の制御指令情報に含まれる機器特定情報、例えばD1を手がかりにデータベース140に登録されている機器特定情報D(D1〜Dn)から対象となる機器D1を特定し、その機器D1に設定されている機器側の閾値L(この場合高い閾値L2が設定されている)を検索する(図5のステップS22参照)。そして、機器D1について需給協調要請時に設定された閾値LとDR発動の制御指令情報に含まれるDR制御優先度Ldとを比較判別し(図5のステップS23参照)、DR制御優先度Ldが設定された閾値L以上の場合、DR発動の制御指令情報に基づく制御を行わせる(図5のステップS24参照)。
DR制御サーバは、需給協調要請時に設定された閾値Lと同じ値(L2)をDR制御優先度Ldに設定して制御指令情報を送信するので、DR制御サーバの制御が実行される。
例えば、機器D1がエアコンディショナ210である場合、夏の暑い時期、アプリソフト側が室内を25度の設定温度で自動制御している状態にあって、DR発動スタンバイ処理実行情報Stに基づいて閾値L(=L2)が設定されると、DR発動の制御指令情報が送られてきてDR制御優先度Ldが設定した閾値L以上(≧L2)と判断されると、DR発動の制御指令情報に基づいて室内を例えば28度の設定温度とする制御が行われる一方、アプリソフト側の制御指令情報アプリ制御優先度Laは閾値L未満(La<L2)と判断され、エアコンディショナ210へのアクセスが制限され、室内を例えば25度の設定温度とする制御が実行されない。
通常、DR制御優先度Ldが設定された閾値L以上となるようにDR発動の制御指令情報が送られるが、DR制御ロジックが複数同時に動作しそれらの優先制御が必要になる場合などは、閾値L未満となることもあり、その場合はDR発動による制御は行われずアクセス制限される(図5のステップS25参照)。
DR発動による制御が終了すると、電力需給協調要請側では、アプリソフトによる自動制御の実行状態に復帰させる処理を行う。すなわち、DR発動制御終了後、電力需給協調要請サーバ320から機器制御部120にDR発動終了処理実行情報Cpが送られる(図6のステップS31参照)。DR発動終了処理実行情報Cpを受け取ると、ユーザ識別情報U(U1〜Un)と機器グループ情報G(G1〜Gn)とに基づき、対象となる低い閾値L1に設定し直すべき機器特定情報D(複数)を特定する(図6のステップS32参照)。例えば、ユーザU1の使用環境下H1にある機器グループG2について、複数ある機器のうち、機器D1、D2に低い閾値L1を設定し直そうとしている。
次に、機器特定情報D1、D2が特定されると、特定された機器特定情報D1、D2に対して低い閾値L1を設定する(図6のステップS33参照)。そして、対象となる低い閾値L1をすべての機器D1、D2に設定できたかどうか判別し(図6のステップS34参照)、設定できた場合、設定完了の情報を電力需給協調要請サーバ320に送信し、設定し直された情報はデータベース140に登録される(図6のステップS35参照)。設定できなかった場合、設定不可の情報を電力需給協調要請サーバ320に送信する(図6のステップS36参照)。こうして、閾値設定部122は、機器の特定情報に関連付けされた高い閾値L2の値を解除し、低い閾値L1に設定し直すようになっている。つまり、機器210、220、230に対するアプリケーションプログラムによる自動制御が制限されている場合、その制限を解除する。
このように本実施形態に係る機器制御方法では、EMSアプリケーションによる制御と需給協調要請側からの制御が競合しても、機器の制御許容の諾否を判別する閾値の高低を変更可能に設定することにより、電力需給協調要請時には、需給協調要請情報の制御指令情報を優先させて機器が制御されるので、需給協調要請側の意図が機器の制御に確実に反映される。
本発明の上記実施形態に係る機器制御システム100は、機器管理システムとしても機能する。
また、本実施形態のようにアプリソフトをサーバで実行するのではなく、機器制御システム100においてダウンロードして実行させる構成としてもよい。この場合、プログラム、あるいはプログラムとデータとを含むオブジェクト情報が機器制御システムへ送信されるように構成することができる。
制御対象の機器の特定については、機器制御システム100が、スマート機器群200から送られてくる機器特定情報に基づいて特定してもよい。また、スマート機器をそれぞれ制御可能なGW、クラウドサーバなどと機器制御システム100が相互可能に接続されている場合、GW、サーバなどから機器情報を取得することも可能である。
スマート機器については、EMSなどで使用される電気的な機器に限定されない。ただし、PC、スマートフォンなど、単にユーザ(クライアント)との間で情報をやり取りするような情報機器ではなく、動作することによって物理的現象を生じさせて(あるいは自身おいて生じる)所定の目的を達成し、周りの環境に対して物理的、化学的変化などを生じさせる(あるいは自身で生じる)電気機器が対象となる。
アプリケーションソフトウェア以外のソフトウェアによって機器制御を行うことも可能であり、また、サーバ以外の装置によって同様の機器の制御処理を実行することも可能である。
なお、上記実施形態では、設定値を高い閾値L2と低い閾値L1の二者択一となるように設定しているがこれに限られるものではなく、優先度合いを3以上の段階に分けて設定した多段階設定値としてきめ細かく設定するようにしてもよい。すなわち、例えば閾値を、優先度合いに応じて3段階(L1:低い<L2:普通<L3:高い)としてもよいし、より細かく5段階(L1<L2<L3<L4<L5)にしてもよい。優先度合いを多段階に設定する際も、アプリソフト側の制御指令情報に多段階設定値が設定されていないと、アプリソフト側の設定値を最低レベルの優先度とみなすようになっている。
また、上記実施形態では、デマンドレスポンスの発動スタンバイ処理実行情報Stを登録してスタンバイ処理して、自動制御を制限し、デマンドレスポンス発動終了処理実行情報Cpが送られてくると、登録を解除し、自動制御の制限を解くようにしているがこれに限られるものではなく、デマンドレスポンスの発動スタンバイ処理実行情報Stに時間帯情報を付加し、特定の時間帯で自動制御を制限するようにし、自動制御制限時間帯を過ぎると自動的に自動制御の制限を解除するようにしてもよい。
さらに、上記実施形態では、DR制御サーバ(電力需給協調制御サーバ)700と電力需給協調要請サーバ320とを別体に構成しているがこれに限られるものではなく、一体のサーバで構成してもよい。
100 機器制御システム
120 機器制御部(アクセス管理部)
200 スマート機器群(電気機器)
320 電力需給協調要請サーバ(電力需給協調要請側)
400〜600 アプリサーバ(アプリケーション側)
700 電力需給協調制御サーバ(DR制御サーバ)
D(D1〜Dn) 機器特定情報
L(L1、L2) 閾値
N 通信ネットワーク

Claims (13)

  1. 遠隔操作可能な少なくとも1つの電気機器と通信可能に接続する機器制御システムであって、
    通信ネットワークを通じて、アプリケーションソフトウェア側と電力需給協調要請側とから送信され接続する電気機器の動作制御に関する機器制御情報を検出するとともに、電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報を検出する検出部と、
    その機器制御情報に関する制御許容の諾否の基準が設定された閾値に基づき、機器制御情報の電気機器へのアクセスを制限するアクセス管理部とを備え、
    アクセス管理部が、閾値設定情報に基づいて閾値を機器情報に関連付けして設定し、当該閾値と受け取った機器制御情報の制御優先度を比較判別し、設定された閾値未満の機器制御情報に基づいた電気機器の動作制御を実行させないことを特徴とする機器制御システム。
  2. 設定された閾値と同一またはそれ以上の制御優先度を含む電力需給協調要請側からの機器制御情報に基づいた電気機器の動作制御を実行し、設定された閾値未満の制御優先度を含むアプリケーションソフトウェア側からの機器制御情報に基づいた電気機器の動作制御を実行させないことを特徴とする請求項1に記載の機器制御システム。
  3. 電力需給協調要請情報には、機器特定情報にそれぞれ関連付けされたユーザ識別情報と機器グループ情報と閾値設定情報とが含まれ、
    アクセス管理部は、電力需給協調要請情報のユーザ識別情報と機器グループ情報とに基づいて、機器を特定して閾値を設定することを特徴とする請求項2に記載の機器制御システム。
  4. アクセス管理部は、電力需給協調要請側の電力需給協調要請サーバから電力需給協調要請情報を受け取ると、この電力需給協調要請情報をメモリに記録して登録し、登録結果を電力需給協調要請サーバに送信することを特徴とする請求項3に記載の機器制御システム。
  5. アクセス管理部は、アプリケーションソフトウェア側サーバから受け取った機器制御情報に含まれる機器特定情報に基づいて、メモリに登録された電気機器の閾値を検索し、設定され登録された電気機器の閾値とアプリケーションソフトウェア側の機器制御情報に含まれる制御優先度とを比較判別することを特徴とする請求項4に記載の機器制御システム。
  6. アクセス管理部は、電力需給協調制御サーバから受け取った機器制御情報に含まれる機器特定情報に基づいて、メモリに登録され設定された電気機器の閾値を検索し、この設定された閾値と受け取った機器制御情報に含まれる制御優先度とを比較判別することを特徴とする請求項4または5に記載の機器制御システム。
  7. アクセス管理部は、電力需給協調要請サーバから、機器特定情報とそれぞれ関連付けされたユーザ識別情報と機器グループ情報と閾値設定情報とが含まれる電力需給協調要請終了情報を受け取ると、
    電力需給協調要請終了情報のユーザ識別情報と機器グループ情報とに基づいて、機器を特定して閾値を設定することを特徴とする請求項2ないし6のうちいずれか1に記載の機器制御システム。
  8. アクセス管理部は、アプリケーションソフトウェア側の機器制御情報に制御優先度が含まれていない場合、優先度合いが最も低い制御優先度とみなすことを特徴とする請求項1ないし7に記載の機器制御システム。
  9. 閾値は、アクセスの優先度合いの高低を3以上の段階に分けて設定した多段階設定値から構成され、アプリケーションソフトウェア側の機器制御情報に多段階設定値による制御優先度が含まれていない場合、設定された多段階設定値のうち優先度合いが最も低い設定値とみなすことを特徴とする請求項8に記載の機器制御システム。
  10. アプリケーションソフトウェア側サーバからの機器制御情報のアクセスが制限された場合、アプリケーションソフトウェア側サーバに、電力需給協調要請情報によりアクセス制限されたアクセス制限情報とアクセス制限された機器の機器特定情報を通知する通知部を備えていることを特徴とする請求項2ないし9のうちいずれか1に記載の機器制御システム。
  11. 遠隔操作可能な少なくとも1つの電気機器と通信可能に接続する機器制御システムにおける機器制御方法であって、
    通信ネットワークを通じて、アプリケーションソフトウェア側と電力需給協調要請側とから送信され接続する電気機器の動作制御に関する機器制御情報を検出するとともに、電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報を検出し、
    その機器制御情報に関する制御許容の諾否の基準が設定された閾値に基づき、機器制御情報の電気機器へのアクセスを制限する方法であって、
    電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報に基づいて、閾値を機器情報に関連付けして設定し、当該閾値と受け取った機器制御情報の制御優先度を比較判別し、設定された閾値未満の機器制御情報に基づいた電気機器の動作制御を実行させないことを特徴とする機器制御方法。
  12. 遠隔操作可能な少なくとも1つの電気機器と通信可能に接続する機器制御システムにおけるアクセス管理方法であって、
    通信ネットワークを通じて、アプリケーションソフトウェア側と電力需給協調要請側とから送信され接続する電気機器の動作制御に関する機器制御情報を検出するとともに、電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報を検出し、
    その機器制御情報に関する制御許容の諾否の基準が設定された閾値に基づき、機器制御情報の電気機器へのアクセスを制限する方法であって、
    電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報に基づいて、閾値を機器情報に関連付けして設定し、当該閾値と受け取った機器制御情報の制御優先度を比較判別し、設定された閾値未満の機器制御情報に基づいた電気機器の動作制御を実行させないことを特徴とするアクセス管理方法。
  13. 遠隔操作可能な少なくとも1つの電気機器と通信可能に接続する機器制御システムを、
    通信ネットワークを通じて、アプリケーションソフトウェア側と電力需給協調要請側とから送信され接続する電気機器の動作制御に関する機器制御情報を検出するとともに、電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報を検出する検出手段と、
    その機器制御情報に関する制御許容の諾否の基準が設定された閾値に基づき、機器制御情報の電気機器へのアクセスを制限するアクセス管理手段として機能させ、
    電力需給協調要請側からの電力需給協調要請情報に含まれる閾値設定情報に基づいて、閾値を機器情報に関連付けして設定し、当該閾値と受け取った機器制御情報の制御優先度を比較判別し、設定された閾値未満の機器制御情報に基づいた電気機器の動作制御を実行させないように、アクセス管理手段として機能させることを特徴とするプログラム。


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