JP6929450B2 - 情報処理装置、通信装置、及び連携制御方法 - Google Patents

情報処理装置、通信装置、及び連携制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、通信装置、及び連携制御方法に関する。
インターネットを用いたクラウドサービスが知られている。例えば、クラウドサーバは、インターネットを介して、家の中に存在する機器を遠隔監視する。また、インターネットを介して家の中に存在する機器を連携制御する技術が提案されている。例えば、遠隔制御サーバは、ユーザが所持する携帯装置の現在位置の変化に応じて、ユーザの住戸に設置された生活設備機器を遠隔制御する(特許文献1を参照)。
また、家の中に存在する複数の機器を連携する技術が提案されている。例えば、ホームゲートウェイは、ユーザが端末を用いて設定した機器間の連携動作を記憶する。ホームゲートウェイは、連携動作に基づいて、複数の機器を制御する(特許文献2を参照)。
特開2002−109203号公報 特開2012−222442号公報
ところで、ユーザは、新しく機器を取得した場合、新しく取得した機器が他の機器と連携できるように設定作業を行う場合がある。しかし、ユーザは、新しく取得した機器がインターネットを介した連携、又はインターネットを介さずに機器間で連携できるのかを判断することは難しい。そのため、設定作業は、ユーザに大きな負担を与える。
本発明の目的は、ユーザの負担を軽減することである。
本発明の一態様に係る情報処理装置が提供される。情報処理装置は、複数の機器のうちの1つの機器の動作に連携して前記複数の機器のうちの他の機器を動作させる連携制御を規定した連携情報を記憶する記憶部と、前記複数の機器にそれぞれ接続された複数の通信装置と通信し、端末装置と通信する通信部と、判定設定部と、を有する。前記判定設定部は、前記通信部を介して、前記複数の機器のうちの第1の機器を示す情報を前記端末装置から受信し、前記連携情報に基づいて、前記第1の機器と、前記第1の機器と連携する連携機器との連携制御を、前記情報処理装置が実行するか、又は、前記第1の機器に接続された通信装置と前記連携機器に接続された通信装置とが実行するかを判定し、前記判定の結果に基づいて、前記第1の機器を前記連携機器と連携するための設定処理を実行する。
本発明によれば、ユーザの負担を軽減できる。
連携制御システムを示す図である。 クラウドサーバが有するハードウェアの構成を示す図である。 クラウドサーバの構成を示す機能ブロック図である。 ネットワークアダプタの構成を示す機能ブロック図である。 連携機能テーブルの例を示す図である。 連携動作テーブルの例を示す図である。 連携検索処理を示すフローチャートである。 連携制御システムにおける連携制御を示すシーケンス図(その1)である。 連携制御システムにおける連携制御を示すシーケンス図(その2)である。 連携制御システムにおける連携制御を示すシーケンス図(その3)である。 連携制御システムにおける連携制御を示すシーケンス図(その4)である。 連携機能変更処理を示すフローチャート(その1)である。 連携機能変更処理を示すフローチャート(その2)である。 連携機能変更処理を示すフローチャート(その3)である。 連携機能変更処理を示すフローチャート(その4)である。 異常監視処理を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら実施の形態を説明する。以下の実施の形態は、例にすぎず、本発明の範囲内で種々の変更が可能である。
実施の形態.
図1は、連携制御システムを示す図である。連携制御システムは、クラウドサーバ100とネットワークアダプタ200,201,202とを含む。また、連携制御システムは、機器300,301,302、携帯装置400,401、ルータ500、及びアクセスポイント700を含んでもよい。
クラウドサーバ100とネットワークアダプタ200〜202とは、ネットワーク600を介して接続する。例えば、ネットワーク600は、LAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、又はインターネットである。また、クラウドサーバ100と携帯装置400,401とは、ネットワーク600を介して接続する。
図1は、ネットワークアダプタ200〜202、機器300〜302、携帯装置400、及びルータ500が家10の中に存在する場合を示している。
クラウドサーバ100は、ネットワークアダプタ200〜202を介して、機器300〜302を監視及び制御する。クラウドサーバ100は、情報処理装置とも言う。また、クラウドサーバ100は、連携制御方法を実行する。
ネットワークアダプタ200〜202は、ネットワーク600を介して、機器300〜302をクラウドサーバ100に接続させるための通信インターフェースである。図1では、ネットワークアダプタが3つの場合を例示している。しかし、ネットワークアダプタの数は、3つに限らない。また、ネットワークアダプタは、通信装置とも言う。
また、ネットワークアダプタ200〜202は、機器300〜302に含まれていてもよい。例えば、ネットワークアダプタ200は、機器300に含まれる。
機器300〜302は、家電機器又は住宅設備機器である。例えば、家電機器は、ルームエアコン、テレビ、除湿機、又は冷蔵庫である。例えば、住宅設備機器は、換気扇、照明機器、又は太陽光発電システムである。太陽光発電システムは、PV(Photovoltaic)システムとも言う。例えば、機器300が住宅設備機器の場合、機器300は、家10の外に設置される場合もある。図1では、機器が3つの場合を例示している。しかし、機器の数は、3つに限らない。
携帯装置400は、家10の中に存在するユーザが使用する装置である。携帯装置400は、ルータ500を介して、ネットワーク600に接続する。すなわち、携帯装置400は、ネットワーク600を介して、クラウドサーバ100に接続する。
携帯装置401は、家10の外に存在するユーザが使用する装置である。携帯装置401は、アクセスポイント700を介して、ネットワーク600に接続する。すなわち、携帯装置401は、ネットワーク600を介して、クラウドサーバ100に接続する。
ここで、例えば、携帯装置400,401は、携帯電話、スマートフォン、又はタブレット装置である。また、携帯装置400,401は、PC(Personal Computer)でもよい。携帯装置400,401は、端末装置とも言う。
ルータ500は、中継装置である。ルータ500は、ネットワークアダプタ200〜202、及び携帯装置400に、有線通信又は無線通信で接続される。例えば、ルータ500は、無線通信の場合、WiFi(登録商標)、Wi−SUN(登録商標)、ZiGBee(登録商標)、Bluetooth(登録商標)、又はBLE(Bluetooth(登録商標) Low Energy)に基づいて、ネットワークアダプタ200〜202、及び携帯装置400に接続される。
ここで、実施の形態の概要を簡単に説明する。ユーザは、携帯装置400又は携帯装置401に、新しく取得した機器を入力する。携帯装置400又は携帯装置401は、新しく取得した機器をクラウドサーバ100に送信する。クラウドサーバ100は、連携情報に基づいて、新しく取得した機器と連携する連携機器を特定する。ここで、連携情報については、後述する。クラウドサーバ100は、連携情報に基づいて、新しく取得した機器と連携機器とがクラウドサーバ100を介して連携するか、又は、ネットワークアダプタを介して連携(すなわち、機器間で連携)するかを検出する。クラウドサーバ100は、新しく取得した機器と連携機器とが連携できるようにするために設定処理を実行する。
なお、ユーザが新しく取得した機器は、第1の機器とも言う。
次に、クラウドサーバ100の主なハードウェアの構成について説明する。
図2は、クラウドサーバが有するハードウェアの構成を示す図である。クラウドサーバ100は、プロセッサ101、揮発性記憶装置102、及び不揮発性記憶装置103を有する。
プロセッサ101は、クラウドサーバ100全体を制御する。例えば、プロセッサ101は、CPU(Central Processing Unit)、又はFPGA(Field Programmable Gate Array)などである。プロセッサ101は、マルチプロセッサでもよい。クラウドサーバ100は、処理回路によって実現されてもよく、又は、ソフトウェア、ファームウェア若しくはそれらの組み合わせによって実現されてもよい。なお、処理回路は、単一回路又は複合回路でもよい。
揮発性記憶装置102は、クラウドサーバ100の主記憶装置である。例えば、揮発性記憶装置102は、RAM(Random Access Memory)である。不揮発性記憶装置103は、クラウドサーバ100の補助記憶装置である。例えば、不揮発性記憶装置103は、HDD(Hard Disk Drive)又はSSD(Solid State Drive)である。
ネットワークアダプタ200〜202、機器300〜302、及び携帯装置400,401は、クラウドサーバ100と同様に、プロセッサ、揮発性記憶装置、及び不揮発性記憶装置を有する。
図3は、クラウドサーバの構成を示す機能ブロック図である。クラウドサーバ100は、記憶部110、制御部120、及び通信部130を有する。制御部120は、定常処理部121、機器登録部122、判定設定部120a、及び連携制御部125を有する。判定設定部120aは、連携機能抽出部123と連携動作抽出部124とを有する。
記憶部110は、揮発性記憶装置102又は不揮発性記憶装置103に確保した記憶領域として実現してもよい。
制御部120、判定設定部120a、定常処理部121、機器登録部122、連携機能抽出部123、連携動作抽出部124、及び連携制御部125、及び通信部130の一部又は全部は、プロセッサ101によって実現してもよい。制御部120、判定設定部120a、定常処理部121、機器登録部122、連携機能抽出部123、連携動作抽出部124、及び連携制御部125、及び通信部130の一部又は全部は、プロセッサ101が実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
記憶部110は、登録機器テーブル111、機器情報112、連携機能テーブル113、連携動作テーブル114、及び連携制御テーブル115を記憶する。連携機能テーブル113は、連携情報とも言う。連携情報は、複数の機器のうちの1つの機器の動作に連携して複数の機器のうちの他の機器を動作させる連携制御を規定した情報である。
登録機器テーブル111には、機器及び当該機器に接続するネットワークアダプタが登録される。また、登録機器テーブル111には、機器及び当該機器に接続するネットワークアダプタの状態が登録される。さらに、登録機器テーブル111には、機器を所有するユーザの情報が登録される。
機器情報112は、新しく機器が追加される機器の詳細情報である。例えば、詳細情報は、追加される機器が有する機能、機種ごとの設定可能範囲、及び追加される機器に接続するネットワークアダプタに関する情報である。
連携機能テーブル113は、連携情報とも言う。連携情報は、複数の機器のうちの1つの機器の動作に連携して他の機器を動作させる連携制御を規定した情報である。
連携動作テーブル114は、連携動作を示す情報である。連携動作テーブル114は、動作情報とも言う。例えば、連携動作テーブル114は、第1の機器が動作したときに連携機器を動作させること、及び連携機器が動作したときに第1の機器を動作させることを示す。また、例えば、連携動作テーブル114は、第1の機器が動作したときにだけ連携機器を動作させること、又は連携機器が動作したときにだけ第1の機器を動作させることを示す。
連携制御テーブル115は、クラウドサーバ100を介して連携する対象の機器、及び当該機器に接続するネットワークアダプタを示す情報である。例えば、クラウドサーバ100を介して連携する機器が機器300,301の場合、連携制御テーブル115には、機器300,301及びネットワークアダプタ200,201が登録される。
定常処理部121は、通信部130の制御、機器及び当該機器に接続するネットワークアダプタに関する情報の定期収集、異常監視、及びデータのバックアップを実行する。また、定常処理部121は、定期収集した情報に基づいて、機器とネットワークアダプタの情報を登録機器テーブル111に登録することもある。
機器登録部122は、ユーザが新しく取得した機器及び当該機器に接続するネットワークアダプタを登録機器テーブル111に登録する。また、機器登録部122は、携帯装置400又は携帯装置401から機器の削除指示を受信した場合、当該機器及び当該機器に接続するネットワークアダプタを登録機器テーブル111から削除する。
判定設定部120aは、通信部130を介して、ユーザが新しく取得した機器を示す情報を携帯装置400又は携帯装置401から受信する。
判定設定部120aは、連携機能テーブル113に基づいて、新しく取得した機器と、当該新しく取得した機器と連携する連携機器との連携制御を、クラウドサーバ100が実行するか、又は、新しく取得した機器に接続されたネットワークアダプタと連携機器に接続されたネットワークアダプタとが実行するかを判定する。すなわち、判定設定部120aは、連携機能テーブル113に基づいて、新しく取得した機器と連携機器とがクラウドサーバ100を介して連携するか、又は、ネットワークアダプタを介して連携するかを判定する。なお、連携機器に接続されたネットワークアダプタは、連携通信装置とも言う。
判定設定部120aは、判定の結果に基づいて、第1の機器を連携機器と連携するための設定処理を実行する。詳細には、判定設定部120aは、新しく取得した機器に接続されたネットワークアダプタと連携機器に接続されたネットワークアダプタとが連携制御を実行すると判定した場合、新しく取得した機器に接続されたネットワークアダプタと連携機器に接続されたネットワークアダプタとに連携制御を実行させるための設定処理を実行する。また、判定設定部120aは、クラウドサーバ100が連携制御を実行すると判定した場合、連携制御部125が連携制御を実行するための設定処理を実行する。
判定設定部120aの機能については、連携機能抽出部123と連携動作抽出部124とを用いて詳細に説明する。
連携機能抽出部123は、連携機能テーブル113を参照し、ユーザが新しく取得した機器と連携する機器を抽出する。連携機能抽出部123は、ユーザが新しく取得した機器がクラウドサーバ100を介して連携する機器の場合、ユーザが新しく取得した機器及び当該機器に接続するネットワークアダプタを連携制御テーブル115に登録する。
また、連携機能抽出部123は、携帯装置400又は携帯装置401から機器の削除指示を受信した場合、当該機器及び当該機器に接続するネットワークアダプタを連携制御テーブル115から削除する。
連携動作抽出部124は、ユーザが新しく取得した機器がネットワークアダプタを介して連携する場合、連携動作テーブル114を参照し、連携する動作を抽出する。抽出された情報は、連携動作情報とも言う。すなわち、連携動作情報は、ユーザが新しく取得した機器と連携機器とを連携させるための情報である。
連携動作抽出部124は、通信部130を介して、ユーザが新しく取得した機器に接続するネットワークアダプタに連携動作情報を送信する。また、連携動作抽出部124は、通信部130を介して、ユーザが新しく取得した機器と連携する連携機器に接続するネットワークアダプタに連携動作情報を送信する。連携動作情報には、連携するための連携制御プログラムが含まれる。
また、連携動作抽出部124は、ユーザが新しく取得した機器がクラウドサーバ100を介して連携する場合、連携動作テーブル114を参照し、連携する動作を抽出し、当該動作を連携制御テーブル115に登録する。
連携制御部125は、連携制御テーブル115を参照し、連携制御を実行する。
通信部130は、ネットワークアダプタ200〜202、機器300〜302、及び携帯装置400,401と通信する。例えば、通信プロトコルは、TCP(Transmission Control Protocol)/IP(Internet Protocol)である。
図4は、ネットワークアダプタの構成を示す機能ブロック図である。ネットワークアダプタ200,201,202が有する機能ブロックは、同じである。そこで、図4では、ネットワークアダプタ200が有する機能ブロックについて、説明する。そして、ネットワークアダプタ201,202が有する機能ブロックについては、説明を省略する。
ネットワークアダプタ200は、記憶部210、制御部220、通信部230、及び通信部240を有する。
制御部220は、定常処理部221と設定部222を有する。また、制御部220は、機器300が他の機器と連携する場合、連携制御部223を有する。図4では、制御部220が連携制御部223を有している場合を示している。
記憶部210は、ネットワークアダプタ200が有する揮発性記憶装置、又は不揮発性記憶装置に確保した記憶領域として実現してもよい。
制御部220、定常処理部221、設定部222、通信部230、及び通信部240の一部又は全部は、ネットワークアダプタ200が有するプロセッサによって実現してもよい。制御部220、定常処理部221、設定部222、通信部230、及び通信部240の一部又は全部は、ネットワークアダプタ200が有するプロセッサが実行するプログラムのモジュールとして実現してもよい。
連携制御部223は、ネットワークアダプタ200が有するプロセッサが実行する連携動作情報に含まれる連携制御プログラムのモジュールとして実現できる。
記憶部210は、ネットワークアダプタ200が通信するのに必要な情報を記憶する。記憶部210は、機器情報211を記憶する。機器情報211は、ネットワークアダプタ200に接続する機器300に関する情報である。例えば、機器情報211は、機器300の動作状態、又は機器300の異常情報である。
また、記憶部210は、機器300が他の機器と連携する場合、他機器情報を記憶する。図4では、記憶部210が他機器情報212を記憶している場合を示している。他機器情報212は、機器300と連携する連携機器及び連携機器に接続するネットワークアダプタに関する情報である。
定常処理部221は、機器300との通信タイミング、及びクラウドサーバ100との通信タイミングを制御する。また、定常処理部221は、所定のタイミングで機器情報211を機器300から取得する。そして、定常処理部221は、機器情報211を記憶部210に格納する。定常処理部221は、機器300に変化が生じた場合、機器300から送信された変化に関する情報を受信する。定常処理部221は、変化に関する情報を機器情報211に追加する。
設定部222は、定常処理部221の機能を追加、又は機器300をモデルチェンジした場合、記憶部210に格納されているプログラム及び情報を更新する。また、設定部222は、機器の追加、削除に伴い連携する機器が変化した場合、連携制御部223を更新する。さらに、設定部222は、機器の削除に伴い、機器300と連携する連携機器が存在しない場合、連携制御プログラムを削除する。
連携制御部223は、連携動作情報に基づいて、機器300と、機器300と連携する連携機器を連携制御する。また、連携制御部223は、機器300と連携する連携機器に接続するネットワークアダプタから他機器情報212を取得する。そして、連携制御部223は、他機器情報212を記憶部210に格納する。
通信部230は、機器300と通信する。また、通信部230は、ネットワークアダプタ201,202と通信する。例えば、通信部230は、シリアルインタフェース、又はUART(Universal Asynchronous Receiver/Transmitter)である。通信部230は、有線LAN、WiFi、Wi−SUN、ZiGBee、Bluetooth、又はBLEを用いて、ネットワークアダプタ201,202、及び機器300と接続する。
通信部240は、クラウドサーバ100と通信する。例えば、通信プロトコルは、TCP/IPである。通信部240は、連携動作情報を受信する。
次に、記憶部110に格納される情報について、説明する。
図5は、連携機能テーブルの例を示す図である。連携機能テーブル113は、予め記憶部110に格納される。連携機能テーブル113は、機器、連携機能、及び連携機能搭載箇所の項目を有する。機器の項目は、機器の名称を示す。また、機器の項目には、PVシステムが登録されている。連携機能の項目は、連携機能の名称を示す。連携機能搭載箇所の項目は、連携機能が搭載される箇所を示す。
例えば、連携機能テーブル113には、ルームエアコンと室内循環ファン(すなわち、サーキュレータ)とがクラウドサーバ100を介して連携することが登録されている。また、例えば、連携機能テーブル113には、ルームエアコンとリビング照明とがネットワークアダプタを介して連携することが登録されている。
なお、クラウドサーバ100で連携する機能は、即時応答が必要ない、又はクラウドサーバ100と通信できなくてもユーザへの影響が少ない機能である。また、クラウドサーバ100で連携する機能は、過去の操作履歴、又は電力データなどの大量の情報を用いて、連携制御を行う機能である。
ネットワークアダプタで連携する機能は、即時応答が必要、又は人への影響が大きいため、クラウドサーバ100にアクセスしなくても実現できる機能である。また、ネットワークアダプタで連携する機能は、ある機器がONの状態になった場合、他の機器をONの状態にするなどの簡易的な機能である。
図6は、連携動作テーブルの例を示す図である。連携動作テーブル114は、予め記憶部110に格納される。連携動作テーブル114は、連携機能、入力、及び出力の項目を有する。連携機能の項目は、連携機能の名称を示す。入力の項目は、連携制御のトリガを示す。出力の項目は、連携制御を行う内容を示す。
なお、連携機能“売電抑制”の連携機能搭載箇所は、ネットワークアダプタである。
例えば、連携動作テーブル114には、ルームエアコンがOFFの状態からONの状態に変化した場合、室内循環ファンがONの状態に制御されることが登録されている。
また、例えば、連携動作テーブル114には、玄関電子錠が開錠の状態から施錠の状態に変化した場合、ルームエアコン、室内照明、及びテレビがOFFの状態に制御されることが登録されている。これは、玄関電子錠が施錠の状態に変化した場合、不要な家電機器の電源をOFFにするためである。これにより、消費電力の削減が実現できる。
また、例えば、連携動作テーブル114には、玄関電子錠が施錠の状態から開錠の状態に変化した場合、玄関照明がONの状態に制御されることが登録されている。また、この機能は、ネットワークアダプタを介して実現される。これは、ユーザが夜間などに玄関電子錠を開錠した後、即時に玄関照明が点灯しなければ、ユーザは、玄関照明が点灯するまで行動できないからである。この機能は、玄関電子錠を開錠した後、即時に玄関照明が点灯することで、ユーザが移動先を即時に把握できるようになるので、ユーザの待ち時間を短縮することができる。
また、例えば、連携動作テーブル114には、給湯機が停止の状態から浴槽の湯張りを開始した場合、浴室暖房機がONの状態に制御されることが登録されている。また、この機能は、冬季のみ行われる。この機能により、ユーザが脱衣後に浴室へ入室した際にヒートショックを受けることを軽減できる。
また、例えば、連携動作テーブル114には、PV発電量の余剰発電量の予測が完了した場合、エアコンに対する予冷(夏季)、又は予暖(冬季)のスケジュールが決定されることを示す情報が登録されている。
また、連携動作テーブル114には、温度の変化に基づく連携機能が含まれてもよい。例えば、ルームエアコンと室内循環ファンは、ネットワークアダプタを介して、温度センサから温度に関する情報を取得する。ルームエアコンと室内循環ファンは、当該情報に基づいて、冷暖房の強弱を変化する。
次に、連携検索処理について、フローチャートを用いて説明する。
図7は、連携検索処理を示すフローチャートである。図7の処理は、図1、3、5及び6を参照する。
(ステップS11)通信部130は、携帯装置400又は携帯装置401から、ユーザが新しく取得した機器及び当該機器に接続するネットワークアダプタの情報を受信する。なお、ユーザが新しく取得した機器及び当該機器に接続するネットワークアダプタの情報は、携帯装置400又は携帯装置401が、ユーザの操作により起動したアプリケーションソフトウェアを用いて、送信した情報である。
また、通信部130は、携帯装置400又は携帯装置401から、ユーザが新しく取得した機器の情報のみを受信してもよい。
機器登録部122は、ユーザが新しく取得した機器及び当該機器に接続するネットワークアダプタの情報を通信部130から受信する。機器登録部122は、ユーザが新しく取得した機器及び当該機器に接続するネットワークアダプタを登録機器テーブル111に登録する。
(ステップS12)機器登録部122は、登録機器テーブル111に登録されている機器の台数が1よりも大きいか否かを判定する。機器の台数が1よりも大きい場合(ステップS12でYes)、機器登録部122は、処理をステップS13に進める。機器の台数が1の場合(ステップS12でNo)、機器登録部122は、連携する機器がないため、処理を終了する。
(ステップS13)連携機能抽出部123は、連携機能テーブル113を参照し、ユーザが新しく取得した機器と連携する機器を検索する。
(ステップS14)連携機能抽出部123は、ユーザが新しく取得した機器と連携する連携機器を抽出したか否かを判定する。連携機器を抽出した場合(ステップS14でYes)、連携機能抽出部123は、処理をステップS15に進める。連携機器を抽出しなかった場合(ステップS14でNo)、連携機能抽出部123は、処理を終了する。
(ステップS15)連携機能抽出部123は、全ての連携箇所に対して設定したか否かを判定する。例えば、連携機能抽出部123は、ユーザが新しく取得した機器がルームエアコンの場合、ルームエアコンがクラウドサーバ100を介した連携とネットワークアダプタを介した連携とができるようにするために、設定処理を実行したか否かを判定する。
ステップS15の判定条件を満たす場合(ステップS15でYes)、連携機能抽出部123は、処理を終了する。ステップS15の判定条件を満たさない場合(ステップS15でNo)、連携機能抽出部123は、処理をステップS16に進める。
(ステップS16)連携機能抽出部123は、連携機能搭載箇所がクラウドサーバ100であるか否かを判定する。連携機能搭載箇所がクラウドサーバ100である場合(ステップS16でYes)、連携機能抽出部123は、処理をステップS17に進める。連携機能搭載箇所がネットワークアダプタである場合(ステップS16でNo)、連携機能抽出部123は、処理をステップS18に進める。
(ステップS17)連携機能抽出部123は、ユーザが新しく取得した機器及び当該機器に接続するネットワークアダプタを連携制御テーブル115に登録する。
連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114を参照し、ユーザが新しく取得した機器に対応する連携動作を抽出する。例えば、ユーザが新しく取得した機器がルームエアコンの場合、連携動作抽出部124は、ルームエアコンがOFFの状態からONの状態に変化したときに、室内循環ファンをONの状態に制御することを示す情報を連携動作テーブル114から抽出する。連携動作抽出部124は、抽出した情報を連携制御テーブル115に登録する。
すなわち、ステップS17は、連携制御部125が連携制御を実行するための設定処理である。
このように、連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114に基づいて、連携制御部125が連携制御を実行するための設定処理を実行する。
これにより、クラウドサーバ100は、クラウド上で連携制御を実現できる。例えば、連携制御部125は、ルームエアコンに接続するネットワークアダプタから、ルームエアコンがOFFの状態からONの状態に変化したことを示す情報を受信する。連携制御部125は、連携制御テーブル115を参照し、室内循環ファンに接続するネットワークアダプタに、室内循環ファンをONの状態にするように指示する。このように、ルームエアコンと室内循環ファンは、連携できる。
そして、連携動作抽出部124は、処理をステップS15に進める。
(ステップS18)連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114を参照し、ユーザが新しく取得した機器に対応する連携動作を示す情報(すなわち、連携動作情報)を抽出する。例えば、ユーザが新しく取得した機器が玄関電子錠の場合、連携動作抽出部124は、玄関電子錠が施錠の状態から開錠の状態に変化したときに、玄関照明をONの状態に制御することを示す情報を連携動作テーブル114から抽出する。
連携動作抽出部124は、ユーザが新しく取得した機器に接続するネットワークアダプタに、連携動作情報を送信する。連携動作抽出部124は、ユーザが新しく取得した機器と連携する連携機器に接続するネットワークアダプタに、連携動作情報を送信する。なお、連携動作情報には、ネットワークアダプタで連携制御を実現するために必要な情報が含まれる。例えば、連携動作情報には、連携制御プログラムが含まれる。また、例えば、連携動作情報には、連携先のネットワークアダプタのIPアドレス、又はMAC(Media Access Control)アドレスが含まれる。
また、定常処理部121は、ユーザが新しく取得した機器に接続するネットワークアダプタのIPアドレスなどを取得できる。そのため、連携動作抽出部124は、当該IPアドレスを用いて、連携動作情報を当該ネットワークアダプタに送信できる。
すなわち、ステップS18は、新しく取得した機器に接続されたネットワークアダプタと連携機器に接続されたネットワークアダプタとに連携制御を実行させるための設定処理である。
このように、連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114に基づいて、新しく取得した機器に接続されたネットワークアダプタと連携機器に接続されたネットワークアダプタとに連携制御を実行させるための設定処理を実行する。
これにより、ユーザが新しく取得した機器と、当該機器と連携する連携機器は、ネットワークアダプタを介して、連携できる。例えば、ユーザが新しく取得した機器が玄関電子錠、連携機器が玄関照明の場合、玄関電子錠に接続するネットワークアダプタは、玄関電子錠が施錠の状態から開錠の状態に変化したことを検出する。玄関電子錠に接続するネットワークアダプタは、玄関照明に接続するネットワークアダプタに点灯指示を送信する。玄関照明に接続するネットワークアダプタは、玄関照明を点灯する。このように、玄関電子錠と玄関照明は、ネットワークアダプタを介して、連携できる。
そして、連携動作抽出部124は、処理をステップS15に進める。
また、ステップS18では、連携動作抽出部124が連携動作情報を送信する場合を説明した。ここで、ネットワークアダプタには、代表のネットワークアダプタが設定されている。代表のネットワークアダプタに関する情報は、記憶部110に格納されている。
例えば、ユーザが新しく取得した機器と連携する連携機器に接続するネットワークアダプタが代表のネットワークアダプタに設定されているものとする。また、ユーザが新しく取得した機器に接続するネットワークアダプタは、クラウドサーバ100に接続していないものとする。連携動作抽出部124は、連携機器に接続するネットワークアダプタに連携動作情報を送信すると共に、連携機器に接続するネットワークアダプタに、連携動作情報をユーザが新しく取得した機器に接続するネットワークアダプタに送信するように指示する。連携機器に接続するネットワークアダプタは、ユーザが新しく取得した機器に接続するネットワークアダプタに連携動作情報を送信する。これにより、ユーザが新しく取得した機器と連携機器は、ネットワークアダプタを介して、連携できる。このように、クラウドサーバ100は、代表のネットワークアダプタのみがクラウドサーバ100に接続している場合でも、ユーザが新しく取得した機器に接続するネットワークアダプタに連携動作情報を受信させることができる。これにより、ユーザが新しく取得した機器と連携機器は、ネットワークアダプタを介して連携することができる。
実施の形態1によれば、クラウドサーバ100は、連携機能テーブル113を参照し、ユーザが新しく取得した機器と連携機器とを、クラウドサーバ100を介して連携させるか、又はネットワークアダプタを介して連携させるかを検出する。クラウドサーバ100は、検出結果に基づいて、ユーザが新しく取得した機器と連携機器とが連携できるように設定処理を実行する。これにより、クラウドサーバ100は、ユーザが新しく取得した機器に対応する連携箇所を知らなくても、連携箇所を検出できる。そして、クラウドサーバ100は、当該機器と連携機器とが連携できるように設定処理を実行するので、ユーザの負担を軽減することができる。すなわち、ユーザは、新しく取得した機器の情報をクラウドサーバ100に受信させるだけで、適当な連携箇所で当該機器が連携するようになるので、負担が軽減する。
次に、連携制御システムで行われる連携制御について、シーケンス図を用いて例示する。
図8は、連携制御システムにおける連携制御を示すシーケンス図(その1)である。なお、機器300は、ルームエアコンとする。機器301は、室内循環ファンとする。また、図8では、機器300にネットワークアダプタ200が含まれている場合を例示している。図8では、機器301にネットワークアダプタ201が含まれている場合を例示している。
(ステップS101)クラウドサーバ100の定常処理部121は、通信部130を介して、状態要求を機器300に送信する。
(ステップS102)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の定常処理部221は、通信部240を介して、状態応答をクラウドサーバ100に送信する。
(ステップS103)クラウドサーバ100の定常処理部121は、通信部130を介して、状態要求を機器301に送信する。
(ステップS104)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の定常処理部は、通信部を介して、状態応答をクラウドサーバ100に送信する。
クラウドサーバ100の定常処理部121は、定期的に、状態要求を機器300,301に送信して、機器300,301の状態を監視する。
(ステップS105)機器300の電源が、ONになる。すなわち、ルームエアコンは、ONの状態になる。
(ステップS106)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の連携制御部223は、通信部240を介して、状態通知をクラウドサーバ100に送信する。当該状態通知は、ルームエアコンがOFFの状態からONの状態に変化したことを示す情報である。
(ステップS107)クラウドサーバ100の連携制御部125は、通信部130を介して、状態通知に対する応答を機器300に送信する。
(ステップS108)クラウドサーバ100の連携制御部125は、連携制御テーブル115を参照し、連携制御することを決定する。
(ステップS109)クラウドサーバ100の連携制御部125は、通信部130を介して、運転開始指示を機器301に送信する。
(ステップS110)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、通信部を介して、運転開始指示に対する応答をクラウドサーバ100に送信する。
(ステップS111)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、機器301をONの状態にする。これにより、機器301は、ONの状態になる。すなわち、室内循環ファンは、ONの状態になる。
(ステップS112)機器300の電源が、OFFになる。すなわち、ルームエアコンは、OFFの状態になる。なお、機器300に含まれているネットワークアダプタ200は、ONの状態である。
(ステップS113)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の連携制御部223は、通信部240を介して、状態通知をクラウドサーバ100に送信する。当該状態通知は、ルームエアコンがONの状態からOFFの状態に変化したことを示す情報である。
(ステップS114)クラウドサーバ100の連携制御部125は、通信部130を介して、状態通知に対する応答を機器300に送信する。
(ステップS115)クラウドサーバ100の連携制御部125は、連携制御テーブル115を参照し、連携制御することを決定する。
(ステップS116)クラウドサーバ100の連携制御部125は、通信部130を介して、運転停止指示を機器301に送信する。
(ステップS117)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、通信部を介して、運転停止指示に対する応答をクラウドサーバ100に送信する。
(ステップS118)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、機器301をOFFの状態にする。これにより、機器301は、OFFの状態になる。すなわち、室内循環ファンは、OFFの状態になる。
図9は、連携制御システムにおける連携制御を示すシーケンス図(その2)である。なお、機器300は、玄関電子錠とする。機器301は、玄関照明とする。また、図9では、機器300にネットワークアダプタ200が含まれている場合を例示している。図9では、機器301にネットワークアダプタ201が含まれている場合を例示している。
(ステップS121)クラウドサーバ100の定常処理部121は、通信部130を介して、状態要求を機器300に送信する。
(ステップS122)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の定常処理部221は、通信部240を介して、状態応答をクラウドサーバ100に送信する。
(ステップS123)クラウドサーバ100の定常処理部121は、通信部130を介して、状態要求を機器301に送信する。
(ステップS124)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の定常処理部は、通信部を介して、状態応答をクラウドサーバ100に送信する。
クラウドサーバ100の定常処理部121は、定期的に、状態要求を機器300,301に送信して、機器300,301の状態を監視する。
(ステップS125)機器300は、開錠状態になる。すなわち、外側の玄関電子錠は、開錠状態になる。例えば、ユーザが帰宅することで、外側の玄関電子錠は、開錠状態になる。
(ステップS126)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の連携制御部223は、開錠状態を検出する。連携制御部223は、連携制御を実行する。
(ステップS127)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の連携制御部223は、通信部230を介して、点灯指示を機器301に送信する。
(ステップS128)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、通信部を介して、点灯指示に対する応答を機器300に送信する。
(ステップS129)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、玄関照明を点灯させる。
(ステップS130)機器301は、消灯状態になる。すなわち、玄関照明は、消灯状態になる。機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、玄関照明が消灯したことを検出する。しかし、機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、何もしない。
図10は、連携制御システムにおける連携制御を示すシーケンス図(その3)である。機器300は、玄関電子錠とする。機器301は、玄関照明とする。また、図10では、機器300にネットワークアダプタ200が含まれている場合を例示している。図10では、機器301にネットワークアダプタ201が含まれている場合を例示している。
図10は、機器300,301に含まれるネットワークアダプタ200,201に連携動作情報が格納された後、クラウドサーバ100との通信を停止した状態を示している。
(ステップS131)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の定常処理部221は、通信部230を介して、状態要求を機器301に送信する。
(ステップS132)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の定常処理部は、通信部を介して、状態応答を機器300に送信する。
機器300に含まれているネットワークアダプタ200の定常処理部221は、定期的に、状態要求を機器301に送信して、機器301の状態を監視する。
(ステップS133)機器300は、開錠状態になる。すなわち、外側の玄関電子錠は、開錠状態になる。
(ステップS134)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の連携制御部223は、開錠状態を検出する。連携制御部223は、連携制御を実行する。
(ステップS135)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の連携制御部223は、通信部230を介して、点灯指示を機器301に送信する。
(ステップS136)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、通信部を介して、点灯指示に対する応答を機器300に送信する。
(ステップS137)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、玄関照明を点灯させる。
(ステップS138)機器301は、消灯状態になる。すなわち、玄関照明は、消灯状態になる。機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、玄関照明が消灯したことを検出する。しかし、機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、何もしない。
図11は、連携制御システムにおける連携制御を示すシーケンス図(その4)である。機器300は、給湯機とする。機器301は、浴室暖房機とする。また、図11では、機器300にネットワークアダプタ200が含まれている場合を例示している。図11では、機器301にネットワークアダプタ201が含まれている場合を例示している。
また、ネットワークアダプタ200は、代表ネットワークアダプタに設定されているものとする。そのため、機器300は、クラウドサーバ100と通信するが、機器301はクラウドサーバ100と通信しない。
(ステップS141)クラウドサーバ100の定常処理部121は、通信部130を介して、状態要求を機器300に送信する。
(ステップS142)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の定常処理部221は、通信部240を介して、状態応答をクラウドサーバ100に送信する。
(ステップS143)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の定常処理部221は、通信部230を介して、状態要求を機器301に送信する。
(ステップS144)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の定常処理部は、通信部を介して、状態応答を機器300に送信する。
クラウドサーバ100の定常処理部121は、定期的に、状態要求を機器300に送信する。また、ネットワークアダプタ200の定常処理部221は、状態応答に、機器301の状態応答を含める。これにより、クラウドサーバ100の定常処理部121は、機器300,301の状態を取得することができる。
機器300に含まれているネットワークアダプタ200の定常処理部221は、定期的に、状態要求を機器301に送信する。
(ステップS145)機器300は、湯張りを開始する。すなわち、給湯機は、湯張りを開始する。
(ステップS146)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の連携制御部223は、湯張りの開始を検出する。連携制御部223は、連携制御を実行する。
(ステップS147)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の連携制御部223は、通信部230を介して、運転開始指示を機器301に送信する。
(ステップS148)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、通信部を介して、運転開始指示に対する応答を機器300に送信する。
(ステップS149)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、浴室暖房機の暖房を開始させる。これにより、浴室暖房機は、暖房を開始する。
(ステップS150)機器300は、湯張りを停止する。すなわち、給湯機は、湯張りを停止する。
(ステップS151)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の連携制御部223は、湯張りの停止を検出する。連携制御部223は、連携制御を実行する。
(ステップS152)機器300に含まれているネットワークアダプタ200の連携制御部223は、通信部230を介して、運転停止指示を機器301に送信する。
(ステップS153)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、通信部を介して、運転停止指示に対する応答を機器300に送信する。
(ステップS154)機器301に含まれているネットワークアダプタ201の連携制御部は、浴室暖房機の暖房を停止させる。これにより、浴室暖房機は、暖房を停止する。
ここで、パブリッククラウドでは、通信量又は通信回数によって、通信費が課金される。そのため、全てのネットワークアダプタがクラウドサーバ100に接続した場合、通信費が高くなる可能性が高い。そこで、代表のネットワークアダプタだけがクラウドサーバ100に接続することで、通信費が抑制される。そして、実施の形態は、代表のネットワークアダプタが設定されている場合でも、ネットワークアダプタを介して機器を連携させることができる。
次に、季節により連携機能を変更する場合について、説明する。
図12は、連携機能変更処理を示すフローチャート(その1)である。図12〜15の処理は、図1、3、5、及び6を参照する。例えば、連携動作抽出部124は、連携機能変更処理を、月初めに行う。
(ステップS21)連携動作抽出部124は、季節情報と、現在の月を示す月情報とを取得する。例えば、季節情報と月情報は、記憶部110に格納されている。
(ステップS22)連携動作抽出部124は、月と季節との対応関係を示す対応情報を参照し、月情報に対応する季節を特定する。なお、対応情報は、記憶部110に格納されている。
連携動作抽出部124は、特定した季節と季節情報とを比較し、季節が変わったか否かを判定する。
季節が変わった場合(ステップS22でYes)、連携動作抽出部124は、特定した季節に季節情報を変更する。そして、連携動作抽出部124は、処理をステップS23に進める。季節が変わっていない場合(ステップS22でYes)、連携動作抽出部124は、処理を終了する。
(ステップS23)連携機能抽出部123は、連携機能テーブル113を参照し、ネットワークアダプタで連携する機器を特定する。
(ステップS24)連携動作抽出部124は、季節情報を参照し、現在の季節が春季であるか否かを判定する。春季の場合(ステップS24でYes)、連携動作抽出部124は、処理をステップS25に進める。春季ではない場合(ステップS24でNo)、連携動作抽出部124は、処理をステップS31に進める。
(ステップS25)連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114を参照し、ステップS23で特定した機器のうち、冬季に連携する機器が存在するか否かを判定する。冬季に連携する機器が存在する場合(ステップS25でYes)、連携動作抽出部124は、処理をステップS26に進める。冬季に連携する機器が存在しない場合(ステップS25でNo)、連携動作抽出部124は、処理をステップS27に進める。
(ステップS26)連携動作抽出部124は、登録機器テーブル111を参照し、ネットワークアダプタを介して、冬季に連携している機器を特定する。連携動作抽出部124は、特定した機器に接続するネットワークアダプタに、冬季に連携している機能の削除を指示する。これにより、ネットワークアダプタを介して、冬季に連携している機器は、連携しなくなる。例えば、給湯機と浴室暖房機は、連携しなくなる。
(ステップS27)連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114を参照し、ステップS23で特定した機器のうち、春季に連携する機器が存在するか否かを判定する。春季に連携する機器が存在する場合(ステップS27でYes)、連携動作抽出部124は、処理をステップS28に進める。春季に連携する機器が存在しない場合(ステップS27でNo)、連携動作抽出部124は、処理を終了する。
(ステップS28)連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114を参照し、春季に連携するための情報を抽出する。連携動作抽出部124は、抽出した情報を、春季に連携する機器に接続するネットワークアダプタに送信する。これにより、ネットワークアダプタを介して、春季に連携する機器は、連携できるようになる。
そして、連携動作抽出部124は、処理を終了する。
図13は、連携機能変更処理を示すフローチャート(その2)である。
(ステップS31)連携動作抽出部124は、季節情報を参照し、現在の季節が夏季であるか否かを判定する。夏季の場合(ステップS31でYes)、連携動作抽出部124は、処理をステップS32に進める。夏季ではない場合(ステップS31でNo)、連携動作抽出部124は、処理をステップS41に進める。
(ステップS32)連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114を参照し、ステップS23で特定した機器のうち、春季に連携する機器が存在するか否かを判定する。春季に連携する機器が存在する場合(ステップS32でYes)、連携動作抽出部124は、処理をステップS33に進める。春季に連携する機器が存在しない場合(ステップS32でNo)、連携動作抽出部124は、処理をステップS34に進める。
(ステップS33)連携動作抽出部124は、登録機器テーブル111を参照し、ネットワークアダプタを介して、春季に連携している機器を特定する。連携動作抽出部124は、特定した機器に接続するネットワークアダプタに、春季に連携している機能の削除を指示する。これにより、ネットワークアダプタを介して、春季に連携している機器は、連携しなくなる。
(ステップS34)連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114を参照し、ステップS23で特定した機器のうち、夏季に連携する機器が存在するか否かを判定する。夏季に連携する機器が存在する場合(ステップS34でYes)、連携動作抽出部124は、処理をステップS35に進める。夏季に連携する機器が存在しない場合(ステップS34でNo)、連携動作抽出部124は、処理を終了する。
(ステップS35)連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114を参照し、夏季に連携するための情報を抽出する。連携動作抽出部124は、抽出した情報を、夏季に連携する機器に接続するネットワークアダプタに送信する。これにより、ネットワークアダプタを介して、夏季に連携する機器は、連携できるようになる。
そして、連携動作抽出部124は、処理を終了する。
図14は、連携機能変更処理を示すフローチャート(その3)である。
(ステップS41)連携動作抽出部124は、季節情報を参照し、現在の季節が秋季であるか否かを判定する。秋季の場合(ステップS41でYes)、連携動作抽出部124は、処理をステップS42に進める。秋季ではない場合(ステップS41でNo)、連携動作抽出部124は、処理をステップS51に進める。
(ステップS42)連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114を参照し、ステップS23で特定した機器のうち、夏季に連携する機器が存在するか否かを判定する。夏季に連携する機器が存在する場合(ステップS42でYes)、連携動作抽出部124は、処理をステップS43に進める。夏季に連携する機器が存在しない場合(ステップS42でNo)、連携動作抽出部124は、処理をステップS44に進める。
(ステップS43)連携動作抽出部124は、登録機器テーブル111を参照し、ネットワークアダプタを介して、夏季に連携している機器を特定する。連携動作抽出部124は、特定した機器に接続するネットワークアダプタに、夏季に連携している機能の削除を指示する。これにより、ネットワークアダプタを介して、夏季に連携している機器は、連携しなくなる。
(ステップS44)連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114を参照し、ステップS23で特定した機器のうち、秋季に連携する機器が存在するか否かを判定する。秋季に連携する機器が存在する場合(ステップS44でYes)、連携動作抽出部124は、処理をステップS45に進める。秋季に連携する機器が存在しない場合(ステップS44でNo)、連携動作抽出部124は、処理を終了する。
(ステップS45)連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114を参照し、秋季に連携するための情報を抽出する。連携動作抽出部124は、抽出した情報を、秋季に連携する機器に接続するネットワークアダプタに送信する。これにより、ネットワークアダプタを介して、秋季に連携する機器は、連携できるようになる。
そして、連携動作抽出部124は、処理を終了する。
図15は、連携機能変更処理を示すフローチャート(その4)である。
(ステップS51)連携動作抽出部124は、季節情報を参照し、現在の季節が冬季であるか否かを判定する。冬季の場合(ステップS51でYes)、連携動作抽出部124は、処理をステップS52に進める。冬季ではない場合(ステップS51でNo)、連携動作抽出部124は、処理を終了する。
(ステップS52)連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114を参照し、ステップS23で特定した機器のうち、秋季に連携する機器が存在するか否かを判定する。秋季に連携する機器が存在する場合(ステップS52でYes)、連携動作抽出部124は、処理をステップS53に進める。秋季に連携する機器が存在しない場合(ステップS52でNo)、連携動作抽出部124は、処理をステップS54に進める。
(ステップS53)連携動作抽出部124は、登録機器テーブル111を参照し、ネットワークアダプタを介して、秋季に連携している機器を特定する。連携動作抽出部124は、特定した機器に接続するネットワークアダプタに、秋季に連携している機能の削除を指示する。これにより、ネットワークアダプタを介して、秋季に連携している機器は、連携しなくなる。
(ステップS54)連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114を参照し、ステップS23で特定した機器のうち、冬季に連携する機器が存在するか否かを判定する。冬季に連携する機器が存在する場合(ステップS54でYes)、連携動作抽出部124は、処理をステップS55に進める。冬季に連携する機器が存在しない場合(ステップS54でNo)、連携動作抽出部124は、処理を終了する。
(ステップS55)連携動作抽出部124は、連携動作テーブル114を参照し、冬季に連携するための情報を抽出する。連携動作抽出部124は、抽出した情報を、冬季に連携する機器に接続するネットワークアダプタに送信する。これにより、ネットワークアダプタを介して、冬季に連携する機器は、連携できるようになる。
そして、連携動作抽出部124は、処理を終了する。
これにより、クラウドサーバ100は、ネットワークアダプタを介して連携する連携機能を季節によって変更できる。
また、クラウドサーバ100でも、季節によって連携機能を変える。詳細には、連携制御部125は、月初めに、季節が変わったか否かを判定する。判定方法は、ステップS22と同じである。季節が変わった場合、連携制御部125は、連携動作テーブル114を参照し、季節に対応する連携機能を特定し、特定した連携機能を連携制御テーブル115に登録する。例えば、連携制御部125は、現在の季節が夏季の場合、ルームエアコンの予冷運転スケジュールの連携機能を連携制御テーブル115に登録する。このように、クラウドサーバ100は、クラウドサーバ100を介して連携する連携機能を季節によって変更できる。
このように、連携動作テーブル114には、予め決められた季節のときに複数の機器が連携することが登録されている。そして、例えば、連携動作抽出部124は、当該季節のとき、連携動作テーブル114に基づいて、第1の機器に接続されたネットワークアダプタと連携機器に接続されたネットワークアダプタとに連携制御を実行させるための設定処理を実行し、又はクラウドサーバ100が連携制御を実行するための設定処理を実行する。
また、クラウドサーバ100は、時間、又はユーザのスケジュールに合わせて、連携機能の搭載箇所、又は連携機能を変更してもよい。
クラウドサーバ100は、クラウドサーバ100を介して連携する連携機能を、ネットワークアダプタを介して連携させてもよい。これは、クラウドサーバ100を介して連携する機器がクラウドサーバ100と通信できない状態でも連携できるようにするためである。例えば、連携制御部125は、過去の発電量の実績及び消費電力量の実績に基づいて、今後の発電量及び消費電力量を予測する。連携制御部125は、予測に基づいて、機器の運転スケジュールを生成する。連携制御部125は、クラウドサーバ100を介して連携する機器に、連携するのに必要な情報と運転スケジュールとを送信する。
このように、例えば、連携制御部125は、クラウドサーバ100が連携制御を実行すると判定した後、クラウドサーバ100が実行する連携制御に関する情報を、第1の機器に接続されたネットワークアダプタと連携機器に接続されたネットワークアダプタとに送信する。連携制御部125は、クラウドサーバ100が実行する連携制御を、第1の機器に接続されたネットワークアダプタと連携機器に接続されたネットワークアダプタとに実行させる。
これにより、クラウドサーバ100を介して連携する機器は、ネットワークアダプタを介して連携することで、クラウドサーバ100と通信できない状態でも連携できる。
クラウドサーバ100は、ネットワークアダプタの処理能力及び記憶容量には限度があるため、ネットワークアダプタの処理能力及び記憶容量に応じて、連携機能を変更してもよい。
次に、異常監視処理について説明する。定常処理部121は、ネットワークアダプタ及び機器を定期的に監視する。また、定常処理部121は、ネットワークアダプタとの通信状況を監視する。定常処理部121は、異常検出回数が閾値を超えた場合、ネットワークアダプタにモニタリングを実行させる。異常監視処理について、フローチャートを用いて説明する。
図16は、異常監視処理を示すフローチャートである。図16の処理は、図1及び3を参照する。定常処理部121は、ある機器の状態、当該機器に接続するネットワークアダプタの状態、又は当該ネットワークアダプタとの通信状況を定期的に収集する度に、図16の処理を実行する。
(ステップS61)定常処理部121は、機器の状態、当該機器に接続するネットワークアダプタの状態、又は当該ネットワークアダプタとの通信状況で異常を検出したか否かを判定する。異常を検出した場合(ステップS61でYes)、定常処理部121は、処理をステップS62に進める。異常を検出しなかった場合(ステップS61でNo)、定常処理部121は、処理を終了する。
(ステップS62)定常処理部121は、異常検出回数をインクリメントする。
(ステップS63)定常処理部121は、異常検出回数が閾値を超えたか否かを判定する。異常検出回数が閾値を超えた場合(ステップS63でYes)、定常処理部121は、処理をステップS64に進める。異常検出回数が閾値を超えていない場合(ステップS63でNo)、定常処理部121は、処理を終了する。
(ステップS64)定常処理部121は、定期的に監視しているネットワークアダプタに異常モニタプログラムを送信する。
これにより、当該ネットワークアダプタは、異常モニタプログラムを実行することで、モニタリングを開始する。例えば、当該ネットワークアダプタは、異常モニタプログラムを実行することで、当該ネットワークアダプタと当該ネットワークアダプタに接続されている機器との間で送受信する情報、通信ログ、及び機器の状態値を、通常時よりも短い周期で収集する。当該ネットワークアダプタは、収集した情報をクラウドサーバ100に送信する。
このように、例えば、定常処理部121は、第1の機器及び第1の機器に接続するネットワークアダプタを監視する。定常処理部121は、第1の機器又は第1の機器に接続するネットワークアダプタの異常を検出した異常検出回数が閾値を超えた場合、第1の機器に接続するネットワークアダプタにモニタリングを実行させ、第1の機器に接続するネットワークアダプタに、モニタリングの実行結果をクラウドサーバ100に送信させる。
これにより、クラウドサーバ100は、収集した情報を解析することで、異常の原因を特定することができる。
また、本実施の形態では、複数のネットワークアダプタを介して連携する場合を説明した。しかし、複数の機器は、1つのネットワークアダプタを介して連携してもよい。例えば、機器300〜302は、ネットワークアダプタ200に接続する。機器300〜302は、ネットワークアダプタ200を介して連携する。
また、本実施の形態では、携帯装置400又は携帯装置401が新しい機器及び当該新しい機器に接続するネットワークアダプタの情報を送信することで、連携箇所を特定した。しかし、クラウドサーバ100は、新しい機器に接続するネットワークアダプタから、新しい機器及び当該ネットワークアダプタの情報を受信することで、ステップS12以降を実行してもよい。
10 家、 100 クラウドサーバ、 101 プロセッサ、 102 揮発性記憶装置、 103 不揮発性記憶装置、 110 記憶部、 111 登録機器テーブル、 112 機器情報、 113 連携機能テーブル、 114 連携動作テーブル、 115 連携制御テーブル、 120 制御部、 120a 判定設定部、 121 定常処理部、 122 機器登録部、 123 連携機能抽出部、 124 連携動作抽出部、 125 連携制御部、 130 通信部、 200,201,202 ネットワークアダプタ、 210 記憶部、 211 機器情報、 212 他機器情報、 220 制御部、 221 定常処理部、 222 設定部、 223 連携制御部、 230 通信部、 240 通信部、 300,301,302 機器、 400,401 携帯装置、 500 ルータ、 600 ネットワーク、 700 アクセスポイント。

Claims (9)

  1. 情報処理装置であって、
    複数の機器のうちの1つの機器の動作に連携して前記複数の機器のうちの他の機器を動作させる連携制御を規定した連携情報を記憶する記憶部と、
    前記複数の機器にそれぞれ接続された複数の通信装置と通信し、端末装置と通信する通信部と、
    判定設定部と、
    を有し、
    前記判定設定部は、
    前記通信部を介して、前記複数の機器のうちの第1の機器を示す情報を前記端末装置から受信し、
    前記連携情報に基づいて、前記第1の機器と、前記第1の機器と連携する連携機器との連携制御を、前記情報処理装置が実行するか、又は、前記第1の機器に接続された通信装置と前記連携機器に接続された通信装置とが実行するかを判定し、
    前記判定の結果に基づいて、前記第1の機器を前記連携機器と連携するための設定処理を実行する、
    情報処理装置。
  2. 前記判定設定部は、
    前記第1の機器に接続された通信装置と前記連携機器に接続された通信装置とが連携制御を実行すると前記判定した場合、前記通信部を介して、前記第1の機器に接続された通信装置と前記連携機器に接続された通信装置とに連携制御を実行させるための設定処理を実行し、前記情報処理装置が連携制御を実行すると前記判定した場合、前記情報処理装置が連携制御を実行するための設定処理を実行する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記記憶部は、前記第1の機器が動作したときに前記連携機器を動作させること、及び前記連携機器が動作したときに前記第1の機器を動作させることを示す動作情報を記憶し、
    前記判定設定部は、前記第1の機器に接続された通信装置と前記連携機器に接続された通信装置とが連携制御を実行すると前記判定した場合、前記通信部を介して、前記動作情報に基づいて、前記第1の機器に接続された通信装置と前記連携機器に接続された通信装置とに連携制御を実行させるための設定処理を実行し、前記情報処理装置が連携制御を実行すると前記判定した場合、前記動作情報に基づいて、前記情報処理装置が連携制御を実行するための設定処理を実行する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記記憶部は、前記第1の機器が動作したときにだけ前記連携機器を動作させること、又は前記連携機器が動作したときにだけ前記第1の機器を動作させることを示す動作情報を記憶し、
    前記判定設定部は、前記第1の機器に接続された通信装置と前記連携機器に接続された通信装置とが連携制御を実行すると前記判定した場合、前記通信部を介して、前記動作情報に基づいて、前記第1の機器に接続された通信装置と前記連携機器に接続された通信装置とに連携制御を実行させるための設定処理を実行し、前記情報処理装置が連携制御を実行すると前記判定した場合、前記動作情報に基づいて、前記情報処理装置が連携制御を実行するための設定処理を実行する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  5. 前記記憶部は、予め決められた季節のときに前記第1の機器と前記連携機器とが連携することを示す動作情報を記憶し、
    前記判定設定部は、前記季節のとき、前記動作情報に基づいて、前記第1の機器に接続された通信装置と前記連携機器に接続された通信装置とに連携制御を実行させるための設定処理を実行し、又は前記情報処理装置が連携制御を実行するための設定処理を実行する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定設定部は、前記第1の機器に接続された通信装置と前記連携機器に接続された通信装置とが連携制御を実行すると前記判定し、前記第1の機器に接続された通信装置、又は前記連携機器に接続された通信装置が前記通信部と通信していない場合、前記通信部を介して、前記第1の機器と前記連携機器とを連携させるための連携動作情報を、前記通信部と通信する通信装置に送信すると共に、前記通信部と通信する通信装置に、前記通信部と通信しない通信装置に前記連携動作情報を送信するように指示する、
    請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  7. 定常処理部をさらに有し、
    前記定常処理部は、
    前記第1の機器及び前記第1の機器に接続する通信装置を監視し、
    前記第1の機器又は前記第1の機器に接続する通信装置の異常を検出した異常検出回数が閾値を超えた場合、前記第1の機器に接続する通信装置にモニタリングを実行させ、前記第1の機器に接続する通信装置に、モニタリングの実行結果を前記情報処理装置に送信させる、
    請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 情報処理装置と通信し、かつ第1の機器に接続する通信装置であって、
    前記第1の機器を示す情報を受信し、前記第1の機器を含む複数の機器のうちの1つの機器の動作に連携して前記複数の機器のうちの他の機器を動作させる連携制御を規定した連携情報に基づいて、前記第1の機器と、前記第1の機器と連携する連携機器との連携制御を、前記通信装置と、前記連携機器に接続された通信装置である連携通信装置とが実行すると判定した前記情報処理装置から、前記第1の機器と前記連携機器とを連携させるための連携動作情報を受信する通信部と、
    前記連携動作情報に基づいて、連携制御を実行する連携制御部と、
    を有する通信装置。
  9. 複数の機器にそれぞれ接続された複数の通信装置と端末装置と通信する情報処理装置が、
    前記複数の機器のうちの第1の機器を示す情報を前記端末装置から受信し、
    前記複数の機器のうちの1つの機器の動作に連携して前記複数の機器のうちの他の機器を動作させる連携制御を規定した連携情報に基づいて、前記第1の機器と、前記第1の機器と連携する連携機器との連携制御を、前記情報処理装置が実行するか、又は、前記第1の機器に接続された通信装置と前記連携機器に接続された通信装置とが実行するかを判定し、
    前記判定の結果に基づいて、前記第1の機器を前記連携機器と連携するための設定処理を実行する、
    連携制御方法。
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