JP5868476B2 - 通信装置、通信システム、通信方法、及び、プログラム - Google Patents

通信装置、通信システム、通信方法、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信装置、通信システム、通信方法、及び、プログラムに関する。
現在、電気機器を通信可能にするための通信アダプタと、通信アダプタと通信する通信装置と、を備える通信システムが知られている。このような通信システムによれば、通信装置は、通信機能を有しない電気機器と通信することができる。このような通信システムでは、例えば、通信装置は、電気機器が備える機能を利用するための情報を電気機器から取得し、取得した情報に基づいて、電気機器が備える機能を利用した処理を実行することができる。
例えば、通信装置は、電気機器から取得した情報に基づいて、電気機器を操作するためのユーザインターフェースを生成し、ユーザに提示することができる。また、例えば、通信装置は、電気機器から取得した情報に基づいて、電気機器を制御するための電文を生成し、電気機器に向けて送信することができる。このような通信システムは、例えば、特許文献1に開示されている。
このような通信システムは、同一のメーカーにより製造された電気機器や通信装置のみから構成されることばかりではなく、種々のメーカーにより製造された電気機器や通信装置から構成されることも多い。従って、このような通信システムにおいて、電気機器が有する機能は、電気機器を製造するメーカーなどに依存しない、標準化されている機能であることが多い。この場合、基本的に、電気機器が保持する情報は、電気機器を製造するメーカーなどに依存しない、標準化されている情報となり、標準化されている情報を伝達するための電文として、標準化されている電文が用いられる。
特開2009−237833号公報
ここで、電気機器に、標準化されていない機能を持たせたいなどの理由により、電気機器に、標準化されている情報だけでなく、標準化されていない情報も保持させたいという要望がある。一方、電気機器に、標準化されていない情報を保持させる場合、情報流出や誤動作防止などの観点から、通信装置に、標準化されていない情報を引き渡すことを抑制したいことがある。このため、電気機器などの機器から取得される標準化されていない情報を、通信装置に、適切に取得させることが可能な技術が望まれている。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、電気機器から取得される標準化されていない情報を、通信装置に、適切に取得させることが可能な通信装置、通信システム、通信方法、及び、プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る通信装置は、
電気機器を通信可能にするための通信アダプタと通信する通信装置であって、
前記電気機器から取得される、標準化されている情報である標準化情報、を含む標準化電文を、前記通信アダプタから受信する受信手段と、
前記受信手段により受信された標準化電文に含まれる標準化情報により前記電気機器が特定の条件を満たす電気機器であることが示される場合、前記電気機器から取得される、標準化されていない情報である非標準化情報、を要求する情報を含む非標準化電文を、前記通信アダプタに送信する送信手段と、を備える。
本発明では電気機器から取得される標準化されている情報により、電気機器が特定の条件を満たす電気機器であることが示される場合、通信装置が、電気機器から取得される標準化されていない情報を、通信アダプタに要求する。従って、本発明によれば、電気機器から取得される標準化されていない情報を、通信装置に、適切に取得させることができる。
本発明の第1の実施形態に係る通信システムの構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信アダプタの構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信装置の構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る電気機器の構成図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信アダプタ及び通信装置の機能を説明するための図である。 (A)は、標準化情報を示す図である。(B)は、非標準化情報を示す図である。 (A)は、標準化電文を示す図である。(B)は、非標準化電文を示す図である。 本発明の第1の実施形態に係る通信アダプタが実行する通信アダプタ側通信制御処理を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施形態に係る通信装置が実行する通信装置側通信制御処理を示すフローチャートである。 図9に示す電気機器制御処理を示すフローチャートである。 遠隔制御指示受付画面を示す図である。 本発明の第2の実施形態に係る通信アダプタ及び通信装置の機能を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施形態)
まず、本発明の第1の実施形態に係る通信システム1000について説明する。通信システム1000は、通信装置200と電気機器300とを通信させるためのシステムである。通信システム1000は、典型的には、端末装置400や通信装置200から、電気機器300を制御するためのシステムである。図1に示すように、通信システム1000は、通信アダプタ100、通信装置200、電気機器300、端末装置400、サーバ500を備える。ここで、通信アダプタ100と通信装置200とは、宅内第1電気通信網600と宅内第2電気通信網700とのそれぞれにより相互に接続される。また、通信装置200と端末装置400とサーバ500とは、宅外電気通信網800により相互に接続される。
通信アダプタ100は、電気機器300を、通信装置200が接続された宅内第1電気通信網600ならびに宅内第2電気通信網700に接続するためのインターフェースである。従って、通信アダプタ100は、宅内第1電気通信網600に接続する機能を有し、宅内第1電気通信網600を介して通信装置200との間で情報の授受が可能である。また、通信アダプタ100は、宅内第2電気通信網700に接続する機能を有し、宅内第2電気通信網700を介して通信装置200との間で情報の授受が可能である。さらに、通信アダプタ100は、電気機器300との間で情報の授受が可能である。通信アダプタ100は、例えば、通信用のIC(Integrated Circuit)を備えたコンピュータを備える。
通信装置200は、2つの異なる通信プロトコルのそれぞれに従って、電気機器300と通信する。なお、通信装置200は、端末装置400から供給された制御信号、ユーザの指示、もしくは、自動プログラムなどに従って、電気機器300と通信する。通信装置200は、典型的には、電気機器300を遠隔制御する制御装置である。通信装置200は、宅内第1電気通信網600と宅内第2電気通信網700と宅外電気通信網800とに接続する機能を有する。端末装置400を利用した電気機器300に対する遠隔制御は、通信装置200が有する中継機能により実現される。通信装置200は、専用のコンピュータであってもよいし、パーソナルコンピュータなどの汎用のコンピュータであってもよい。
電気機器300は、制御の対象となる機器であり、例えば、ユーザの宅内に配置される。ここで、電気機器300は、直接的に宅内第1電気通信網600や宅内第2電気通信網700に接続することはできないが、通信アダプタ100を介して間接的に宅内第1電気通信網600や宅内第2電気通信網700に接続することができる。つまり、電気機器300は、通信アダプタ100との間で情報の授受が可能である。また、電気機器300は、通信装置200により指示された制御内容に従って動作する機能を有する。電気機器300は、例えば、エアコン、給湯器、電気ストーブ、炊飯器、照明装置、電気カーペットである。本実施形態では、基本的に、電気機器300は、エアコンであるものとして説明する。
端末装置400は、ユーザからの指示に従って、電気機器300を遠隔制御する。なお、端末装置400は、電気機器300を遠隔制御するための制御信号を、通信装置200に送信する。ここで、制御信号は、例えば、送信元の端末装置(端末装置400)を示す情報と、送信先の電気機器(電気機器300)を示す情報と、制御内容を示す情報とを含む情報を伝達する信号である。端末装置400は、宅外電気通信網800に接続する機能を有する。端末装置400は、例えば、スマートフォン、携帯電話、タブレット端末である。
サーバ500は、通信装置200が使用する各種の情報などを通信装置200に提供する装置である。サーバ500は、例えば、ファームウェアのアップデート用のプログラムやストリーミングデータを記憶する記憶装置を備える。サーバ500は、これらの情報を記憶する記憶装置を備える。また、サーバ500は、宅外電気通信網800に接続する機能を有する。
宅内第1電気通信網600は、宅内に構築された無線LAN(Local Area Network)などの電気通信網である。宅内第1電気通信網600は、通信アダプタ100と通信装置200とを相互に接続する。宅内第1電気通信網600は、第1の通信プロトコルに従った通信を中継する。第1の通信プロトコルは、例えば、遠隔制御のための制御信号を確実に伝達するのに好適な通信プロトコルである。
宅内第2電気通信網700は、宅内に構築された無線LANなどの電気通信網である。宅内第2電気通信網700は、通信アダプタ100と通信装置200とを相互に接続する。宅内第2電気通信網700は、第1の通信プロトコルとは異なる通信プロトコルである第2の通信プロトコルに従った通信を中継する。第2の通信プロトコルは、例えば、特定の機能に特化した通信プロトコルである。第2の通信プロトコルは、例えば、ストリーミングデータやファームウェアのアップデート用のデータなどの大量のデータを高速で転送するのに好適な通信プロトコルである。
宅外電気通信網800は、宅外に構築されたインターネットなどの電気通信網である。宅外電気通信網800は、通信装置200と端末装置400とサーバ500とを相互に接続する。なお、理解を容易にするため、図1では、ルータ、ゲートウェイなどの図示を省略している。
次に、図2を参照して、通信アダプタ100の物理的な構成について説明する。図2に示すように、通信アダプタ100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、フラッシュメモリ14、宅内第1電気通信網インターフェース15、電気機器インターフェース16、宅内第2電気通信網インターフェース17を備える。通信アダプタ100が備える各構成要素は、バスを介して相互に接続される。
CPU11は、通信アダプタ100の全体の動作を制御する。なお、CPU11は、ROM12に格納されているプログラムに従って動作し、RAM13をワークエリアとして使用する。
ROM12には、通信アダプタ100の全体の動作を制御するためのプログラムやデータが記憶される。
RAM13は、CPU11のワークエリアとして機能する。つまり、CPU11は、RAM13にプログラムやデータを一時的に書き込み、これらのプログラムやデータを適宜参照する。
フラッシュメモリ14は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。例えば、フラッシュメモリ14は、電気機器300から取得した標準化情報、非標準化情報などを記憶する。
宅内第1電気通信網インターフェース15は、通信アダプタ100を第1の通信プロトコルで宅内第1電気通信網600に接続するためのインターフェースである。宅内第1電気通信網インターフェース15は、例えば、NIC(Network Interface Card)などのLANインターフェースを備える。
電気機器インターフェース16は、通信アダプタ100を電気機器300に電気的に接続するためのインターフェースである。
宅内第2電気通信網インターフェース17は、通信アダプタ100を第2の通信プロトコルで宅内第2電気通信網700に接続するためのインターフェースである。宅内第2電気通信網インターフェース17は、例えば、NICなどのLANインターフェースを備える。
次に、図3を参照して、通信装置200の物理的な構成について説明する。図3に示すように、通信装置200は、CPU21、ROM22、RAM23、フラッシュメモリ24、宅内第1電気通信網インターフェース25、宅外電気通信網インターフェース26、タッチスクリーン27、宅内第2電気通信網インターフェース28、を備える。通信装置200が備える各構成要素は、バスを介して相互に接続される。
CPU21は、通信装置200の全体の動作を制御する。なお、CPU21は、ROM22に格納されているプログラムに従って動作し、RAM23をワークエリアとして使用する。
ROM22には、通信装置200の全体の動作を制御するためのプログラムやデータが記憶される。
RAM23は、CPU21のワークエリアとして機能する。つまり、CPU21は、RAM23にプログラムやデータを一時的に書き込み、これらのプログラムやデータを適宜参照する。
フラッシュメモリ24は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。例えば、フラッシュメモリ24は、通信アダプタ100から取得した標準化情報、非標準化情報などを記憶する。なお、通信装置200は、フラッシュメモリ24に代えて、ハードディスクなどを備えていてもよい。
宅内第1電気通信網インターフェース25は、通信装置200を第1の通信プロトコルで宅内第1電気通信網600に接続するためのインターフェースである。宅内第1電気通信網インターフェース25は、例えば、宅内第1電気通信網600を介して、電気機器300との間で、電文を送受信する。宅内第1電気通信網インターフェース25は、例えば、NICなどのLANインターフェースを備える。
宅外電気通信網インターフェース26は、通信装置200を宅外電気通信網800に接続するためのインターフェースである。宅外電気通信網インターフェース26は、CPU21による制御に従って、端末装置400やサーバ500と通信する。宅外電気通信網インターフェース26は、例えば、NICなどのLANインターフェースを備える。
タッチスクリーン27は、ユーザによりなされたタッチ操作を検知し、検知の結果を示す信号をCPU21に供給する。また、タッチスクリーン27は、CPU21などから供給された画像信号に基づく画像を表示する。このように、タッチスクリーン27は、通信装置200のユーザインターフェースとして機能する。従って、ユーザは、タッチスクリーン27に対するタッチ操作により、電気機器300を制御することができる。
宅内第2電気通信網インターフェース28は、通信装置200を第2の通信プロトコルで宅内第2電気通信網700に接続するためのインターフェースである。宅内第2電気通信網インターフェース28は、例えば、宅内第2電気通信網700を介して、電気機器300との間で、大量のデータを高速で送受信する。宅内第2電気通信網インターフェース28は、例えば、NICなどのLANインターフェースを備える。
次に、図4を参照して、電気機器300の物理的な構成について説明する。図4に示すように、電気機器300は、CPU31、ROM32、RAM33、フラッシュメモリ34、通信アダプタインターフェース35を備える。電気機器300が備える各構成要素は、バスを介して相互に接続される。
CPU31は、電気機器300の全体の動作を制御する。なお、CPU31は、ROM32に格納されているプログラムに従って動作し、RAM33をワークエリアとして使用する。
ROM32には、電気機器300の全体の動作を制御するためのプログラムやデータが記憶される。
RAM33は、CPU31のワークエリアとして機能する。つまり、CPU31は、RAM33にプログラムやデータを一時的に書き込み、これらのプログラムやデータを適宜参照する。
フラッシュメモリ34は、各種の情報を記憶する不揮発性メモリである。例えば、フラッシュメモリ34は、標準化情報、非標準化情報などを記憶する。標準化情報や非標準化情報は、例えば、電気機器300の製造時に、作業者などによってフラッシュメモリ34に書き込まれる。
通信アダプタインターフェース35は、電気機器300を通信アダプタ100に電気的に接続するためのインターフェースである。
次に、図5を参照して、通信アダプタ100と通信装置200の基本的な機能について説明する。通信アダプタ100は、機能的には、標準化情報取得部101、標準化電文送信部102、非標準化情報取得部103、非標準化電文受信部104、非標準化電文送信部105、標準化電文受信部106、処理実行部107を備える。
標準化情報取得部101は、標準化されている情報である標準化情報を、電気機器300から取得する。標準化情報については、後述する。標準化情報取得部101は、例えば、CPU11と電気機器インターフェース16とを備える。
標準化電文送信部102は、標準化されている電文である標準化電文であって、標準化情報取得部101により取得された標準化情報を含む標準化電文を、通信装置200に送信する。なお、標準化電文送信部102は、種々の標準化電文を、通信装置200に送信することができる。標準化電文については、後述する。標準化電文送信部102は、例えば、CPU11と宅内第1電気通信網インターフェース15とを備える。
非標準化情報取得部103は、標準化されていない情報である非標準化情報を、電気機器300から取得する。非標準化情報は、標準化されていない機能である非標準化機能を利用するための非標準化電文を生成するための非標準化電文生成情報を含むことができる。また、非標準化情報は、非標準化機能を利用するために用いるユーザインターフェースを生成するためのユーザインターフェース生成情報を含むことができる。非標準化情報の詳細については、後述する。非標準化情報取得部103は、例えば、CPU11と電気機器インターフェース16とを備える。
非標準化電文受信部104は、標準化されていない電文である非標準化電文であって、非標準化情報の要求情報を含む非標準化電文を、通信装置200から受信する。なお、非標準化電文受信部104は、種々の非標準化電文を、通信装置200から受信することができる。非標準化電文については、後述する。非標準化電文受信部104は、例えば、宅内第1電気通信網インターフェース15を備える。
非標準化電文送信部105は、非標準化電文受信部104により非標準化情報の要求情報を含む非標準化電文が受信された場合、非標準化情報取得部103により取得された非標準化情報を含む非標準化電文を、通信装置200に送信する。なお、非標準化電文送信部105は、種々の非標準化電文を、通信装置200に送信することができる。非標準化電文送信部105は、例えば、CPU11と宅内第1電気通信網インターフェース15とを備える。
標準化電文受信部106は、種々の標準化電文を、通信装置200から受信する。標準化電文受信部106は、例えば、宅内第1電気通信網インターフェース15を備える。
処理実行部107は、通信アダプタ100が備える非標準化電文受信部104により、非標準化機能を利用するための非標準化電文が受信された場合、非標準化機能に関わる処理を実行する。この他、処理実行部107は、種々の処理を実行することができる。例えば、処理実行部107は、通信装置200に送信する種々の電文を生成することができる。また、処理実行部107は、通信装置200から受信した種々の電文に基づく処理を実行することができる。処理実行部107は、例えば、CPU11を備える。
一方、通信装置200は、機能的には、標準化電文受信部201、電気機器判別部202、非標準化電文送信部203、非標準化電文受信部204、標準化電文送信部205、処理実行部206を備える。
標準化電文受信部201は、通信アダプタ100が備える標準化電文送信部102により送信された標準化情報を含む標準化電文を受信する。この他、標準化電文受信部201は、種々の標準化電文を、通信アダプタ100から受信することができる。標準化電文受信部201は、例えば、宅内第1電気通信網インターフェース25を備える。
電気機器判別部202は、標準化電文受信部201により受信された標準化情報を含む標準化電文に含まれる標準化情報に基づいて、電気機器300が特定の条件を満たす電気機器であるか否かを判別する。電気機器判別部202が実行する判別方法として種々の判別方法が考えられる。例えば、電気機器300のメーカーが特定のメーカーであり、電気機器300の製造時期が特定の時期以降である場合、電気機器300が特定の条件を満たすと判別する判別方法を採用することができる。この場合、電気機器判別部202は、標準化情報により示される製造元のメーカーがこの特定のメーカーであり、且つ、標準化情報により示される製造年月日がこの特定の時期以降であると判別した場合、電気機器300が特定の条件を満たす電気機器であると判別することができる。なお、この特定の条件は、典型的には、電気機器300が非標準化情報を保持しているか否か、つまり、電気機器300が標準化されていない機能である非標準化機能を有しているか否か、を判別するための条件である。電気機器判別部202は、例えば、CPU21を備える。
非標準化電文送信部203は、電気機器判別部202により電気機器300が特定の条件を満たす電気機器であると判別された場合、非標準化情報の要求情報を含む非標準化電文を、通信アダプタ100に送信する。この他、非標準化電文送信部203は、種々の非標準化電文を、通信アダプタ100に送信することができる。非標準化電文送信部203は、例えば、CPU21と宅内第1電気通信網インターフェース25とを備える。
非標準化電文受信部204は、通信アダプタ100が備える非標準化電文送信部105により送信された非標準化情報を含む非標準化電文を受信する。この他、非標準化電文受信部204は、種々の非標準化電文を、通信アダプタ100から受信することができる。非標準化電文受信部204は、例えば、宅内第1電気通信網インターフェース25を備える。
標準化電文送信部205は、種々の標準化電文を、通信アダプタ100に送信することができる。標準化電文送信部205は、例えば、CPU21と宅内第1電気通信網インターフェース25とを備える。
処理実行部206は、非標準化情報に含まれる非標準化電文生成情報に基づいて、非標準化機能を利用するための非標準化電文を生成する。また、処理実行部206は、非標準化情報に含まれるユーザインターフェース生成情報に基づいて、ユーザインターフェースを生成し、生成したユーザインターフェースに与えられた情報に従って、非標準化機能を利用するための非標準化電文を生成する。この他、処理実行部206は、種々の処理を実行することができる。例えば、処理実行部206は、通信アダプタ100に送信する種々の電文を生成することができる。また、処理実行部206は、通信アダプタ100から受信した種々の電文に基づく処理を実行することができる。処理実行部206は、例えば、CPU21を備える。
次に、図6を参照して、標準化情報と非標準化情報とについて説明する。
標準化情報は、例えば、規格やその他の取り決めなどにより標準化された情報として、電気機器300に保持されている情報である。標準化情報は、例えば、規格やその他の取り決めなどにより標準化された機能である標準化機能を利用するために必要な情報を含む。例えば、標準化情報は、標準化機能を利用するための標準化電文を生成するために必要な情報を含む。例えば、オブジェクト指向プログラミングを利用した通信システムの場合、標準化情報は、標準化機能を利用するために用いるクラスを特定するために必要な情報を含む。なお、標準化情報は、電気機器の種類毎(例えば、エアコン、ストーブなどの種類毎)に用意された情報でもよいし、全ての電気機器に共通して用意された情報でもよい。
標準化情報は、例えば、図6(A)に示すように、標準化機器情報と、標準化機能情報と、標準化機器情報取得用電文情報と、標準化機能利用電文情報と、を備える。標準化機器情報は、電気機器300に関わる標準化された機器情報である。標準化機器情報は、例えば、電気機器300を製造したメーカーを特定する情報(例えば、メーカーコード)、電気機器300が製造された時期(例えば、製造年月日)を特定する情報などである。標準化機能情報は、電気機器300が備える標準化機能を示す情報である。標準化機能情報は、例えば、電源オン機能、電源オフ機能、時刻設定機能などを示す情報である。標準化機器情報取得用電文情報は、標準化機器情報を取得するために用いる標準化電文を生成するための情報である。標準化機能利用電文情報は、標準化機能を利用するための用いる標準化電文を生成するための情報である。
一方、標準化情報は、例えば、規格やその他の取り決めなどにより標準化されていない情報として、電気機器300に保持されている情報である。非標準化情報は、例えば、規格やその他の取り決めなどにより標準化されていない機能である非標準化機能を利用するために必要な情報を含む。例えば、非標準化情報は、非標準化機能を利用するための非標準化電文を生成するために必要な情報を含む。例えば、オブジェクト指向プログラミングを利用したシステムの場合、非標準化情報は、非標準化機能を利用するために用いるクラスを特定するために必要な情報を含む。なお、非標準化情報は、電気機器の種類毎(例えば、エアコン、ストーブなどの種類毎)に用意された情報でもよいし、全ての電気機器に共通して用意された情報でもよい。
非標準化情報は、例えば、図6(B)に示すように、非標準化機器情報と、非標準化機能情報と、非標準化機器情報取得用電文情報と、非標準化機能利用電文情報と、を備える。非標準化機器情報は、電気機器300に関わる標準化されていない機器情報である。非標準化機器情報は、例えば、電気機器300がメーカー独自の基準を満たしているか否かを特定する情報、電気機器300が省エネに対応した機器であるか否かを特定する情報などである。非標準化機能情報は、電気機器300が備える非標準化機能を示す情報である。非標準化機能情報は、例えば、ファームウェアのアップデート機能、特定の通信プロトコルによるデータ転送機能などを示す情報である。非標準化機器情報取得用電文情報は、非標準化機器情報を取得するために用いる非標準化電文を生成するための情報である。非標準化機能利用電文情報は、非標準化機能を利用するための用いる非標準化電文を生成するための情報である。
次に、図7を参照して、標準化電文と非標準化電文とについて説明する。
標準化電文は、標準化情報を伝達するための電文であって、標準化されている電文である。標準化電文は、例えば、図7(A)に示すように、電文形式と、電文コードと、送信先アドレスと、送信元アドレスと、電文内容とを含むことができる。電文形式は、電文の形式を示す情報である。電文形式は、例えば、電文が標準化電文であるか非標準化電文であるかを区別するための情報である。電文コードは、電文がどのような電文であるのかを示す情報である。送信先アドレスは、電文の送信先のIP(Internet Protocol)アドレスを示す情報である。送信元アドレスは、電文の送信元のIPアドレスを示す情報である。電文内容は、電文の内容を示す情報である。図7(A)に示す標準化電文は、機器状態の問い合わせに対して、電気機器300から通信装置200に向けて送信された標準化電文の例を示している。
非標準化電文は、非標準化情報を伝達するための電文であって、標準化されていない電文である。非標準化電文は、例えば、図7(B)に示すように、電文形式と、電文コードと、送信先アドレスと、送信元アドレスと、電文内容とを含むことができる。電文形式は、電文の形式を示す情報である。非標準化電文と標準か電文との差異は、基本的には、伝達する内容が標準化されている情報であるのか否かである。図7(B)に示す非標準化電文は、電気機器300が有する非標準化機能の一覧を要求するために、通信装置200から電気機器300に向けて送信された非標準化電文の例を示している。
次に、図8に示すフローチャートを参照して、通信アダプタ100が実行する通信アダプタ側通信制御処理について説明する。なお、通信アダプタ100は、電源が投入されたことに応答して、図8に示す通信アダプタ側通信制御処理を開始する。
まず、CPU11は、電気機器300が装着されたか否かを判別する(ステップS101)。例えば、電気機器300が通信アダプタ100に装着されることにより特定の信号が発生する場合、CPU11は、この特定の信号を検出することにより、電気機器300が装着されたと判別することができる。また、例えば、通信アダプタ100の電源が電気機器300から供給される場合、CPU11は、ステップS101において、常に、電気機器300が装着されたと判別することができる。
CPU11は、電気機器300が装着されていないと判別すると(ステップS101:NO)、ステップS101に処理を戻す。つまり、CPU11は、電気機器300が装着されたと判別するまで、ステップS101の判別処理を繰り返す。
一方、CPU11は、電気機器300が装着されたと判別すると(ステップS101:YES)、標準化情報と非標準化情報とを取得する(ステップS102)。具体的には、CPU11は、電気機器インターフェース16を介して、電気機器300から標準化情報と非標準化情報とを取得し、フラッシュメモリ14に記憶する。なお、電気機器300は、通信アダプタ100からの要求に応答して、通信アダプタインターフェース35を介して、フラッシュメモリ34に記憶されている標準化情報と非標準化情報とを通信アダプタ100に供給する。
CPU11は、ステップS102の処理を完了すると、IPアドレスを取得する(ステップS103)。具体的には、まず、CPU11は、宅内第1電気通信網インターフェース15を介して、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバの検索信号を送出する。一方、通信装置200は、宅内第1電気通信網インターフェース25を介して、このサーバの検索信号を受信する。そして、通信装置200は、宅内第1電気通信網インターフェース25を介して、通信アダプタ100に割り当てられたIPアドレスや通信装置200に割り当てられたIPアドレスを、通信アダプタ100に送信する。CPU11は、宅内第1電気通信網インターフェース15を介して、通信装置200から送信されたIPアドレスを受信する。CPU11は、受信したIPアドレスを利用して、通信装置200と通信することができる。
CPU11は、ステップS103の処理を完了すると、起動通知処理を実行する(ステップS104)。具体的には、CPU11は、通信装置200との通信の準備ができた旨を示す起動通知を含む標準化電文を、宅内第1電気通信網インターフェース15を介して、通信装置200に送信する。また、CPU11は、起動通知とともに、電気機器300に関する情報を含む標準化電文を、通信装置200に送信することもできる。電気機器300に関する情報は、例えば、フラッシュメモリ14に記憶されている標準化情報の一部の情報である。
CPU11は、ステップS104の処理を完了すると、電文を受信したか否かを判別する(ステップS105)。具体的には、CPU11は、宅内第1電気通信網インターフェース15から供給される信号などをチェックして、標準化電文もしくは非標準化電文のいずれかが受信されたかを判別する。CPU11は、いずれの電文も受信していないと判別すると(ステップS105:NO)、ステップS105に処理を戻す。つまり、CPU11は、電文を受信したと判別するまで、ステップS105の処理を繰り返す。
一方、CPU11は、いずれかの電文を受信したと判別すると(ステップS105:YES)、受信した電文に応じた処理を実行する(ステップS106)。受信した電文に応じた処理は、例えば、電気機器300に対する制御処理ならびに制御結果の送信処理、電気機器300の状態の取得処理ならびに取得した状態を示す情報の送信処理、標準化情報や非標準化情報の取得処理ならびに取得した情報の送信処理などである。本実施形態では、受信した電文に応じた処理に、何らかの電文を返信する処理が含まれているものとする。
なお、通信装置200は、通信アダプタ100ならびに電気機器300の登録処理として、標準化情報の送信を要求する標準化電文を、通信アダプタ100に送信するものとする。従って、通信アダプタ100は、標準化情報の送信を要求する標準化電文を受信したことに応答して、標準化情報をフラッシュメモリ14から取得し、取得した標準化情報を含む標準化電文を、宅内第1電気通信網インターフェース25を介して、通信装置200に送信する。
また、通信装置200は、電気機器300が特定の条件を満たす電気機器であると判別した場合、非標準化情報の送信を要求する非標準化電文を、通信アダプタ100に送信する。この場合、通信アダプタ100は、非標準化情報の送信を要求する非標準化電文を受信したことに応答して、非標準化情報をフラッシュメモリ14から取得し、取得した非標準化情報を含む非標準化電文を、宅内第1電気通信網インターフェース25を介して、通信装置200に送信する。
CPU11は、ステップS106の処理を完了すると、ステップS105に処理を戻す。つまり、CPU11は、通信アダプタ100の電源がオフされるまで、ステップS105とステップS106の処理を繰り返す。
次に、図9に示すフローチャートを参照して、通信装置200が実行する通信装置側通信制御処理について説明する。なお、通信装置200は、電源が投入されたことに応答して、図9に示す通信装置側通信制御処理を開始する。なお、以下に示すステップS201からステップS207までの処理が、通信アダプタ100及び電気機器300の登録処理である。
まず、CPU21は、IPアドレスの取得要求があるか否かを判別する(ステップS201)。例えば、CPU21は、宅内第1電気通信網インターフェース25から供給される信号を監視して、通信アダプタ100により送信された検索信号を受信したか否かを判別する。CPU21は、IPアドレスの取得要求がないと判別すると(ステップS201:NO)、ステップS201に処理を戻す。つまり、CPU21は、IPアドレスの取得要求があると判別するまで、ステップS201に処理を繰り返す。
一方、CPU21は、IPアドレスの取得要求があると判別すると(ステップS201:YES)、通信アダプタ100にIPアドレスを割り当てる(ステップS202)。例えば、CPU21は、フラッシュメモリ24などに記憶されているアドレス管理テーブルを参照し、割り当てられていないIPアドレスを特定する。CPU21は、特定したIPアドレスを通信アダプタ100のIPアドレスとして、アドレス管理テーブルを更新する。そして、CPU21は、特定したIPアドレスを含む標準化電文を、宅内第1電気通信網インターフェース25を介して、通信アダプタ100に送信する。このように、通信装置200は、DHCPサーバとしての機能を有する。CPU21は、特定したIPアドレスを利用して、通信アダプタ100と通信することができる。
CPU21は、ステップS202の処理を完了すると、起動通知があるか否かを判別する(ステップS203)。例えば、CPU21は、宅内第1電気通信網インターフェース25から供給される信号を監視して、通信アダプタ100により送信された起動通知を含む標準化電文を受信したか否かを判別する。CPU21は、起動通知がないと判別すると(ステップS203:NO)、ステップS203に処理を戻す。つまり、CPU21は、起動通知があると判別するまで、ステップS203に処理を繰り返す。
一方、CPU21は、起動通知があると判別すると(ステップS203:YES)、標準化情報を取得する(ステップS204)。CPU21が標準化情報を取得する手法は、適宜、調整することができる。例えば、CPU21は、1つの標準化電文により、一括して標準化情報を取得してもよい。あるいは、CPU21は、複数の標準化電文により、複数回に分けて、標準化情報を取得してもよい。この場合、CPU21は、標準化情報の送信を要求する標準化電文を、複数回に分けて、通信アダプタ100に送信することができる。例えば、標準化情報が、リストやオブジェクトにより、階層化されている場合、CPU21は、標準化情報の構造に応じて、適宜、複数回に分けて、標準化情報を取得する。
例えば、CPU21は、まず、標準化情報の構成を示す構成情報の送信を要求する標準化電文を通信アダプタ100に送信し、構成情報を含む標準化電文を通信アダプタ100から受信する。CPU21は、構成情報に基づいて、標準化情報が有する個別情報のそれぞれを特定する。そして、CPU21は、特定した個別情報のそれぞれについて、個別情報の送信を要求する標準化電文を通信アダプタ100に送信し、個別情報を含む標準化電文を通信アダプタ100から受信する。CPU21は、取得した標準化情報を、フラッシュメモリ24に記憶する。
CPU21は、ステップS204の処理を完了すると、電気機器判別処理を実行する(ステップS205)。具体的には、CPU21は、フラッシュメモリ24に記憶されている標準化情報に基づいて、電気機器300が特定の条件を満たす電気機器であるか否かを判別する。例えば、CPU21は、標準化情報により示されるメーカーコードが、フラッシュメモリ24に記憶されている予め定められた特定のメーカーコードと一致するか否かを判別する。なお、特定のメーカーコードは、例えば、通信装置200を製造したメーカーのメーカーコードである。つまり、CPU21は、電気機器300が、通信装置200を製造したメーカーにより製造されたと判別した場合、電気機器300が特定の条件を満たす電気機器であると判別することができる。ただし、CPU21は、標準化情報に基づく種々の判別手法を採用することができる。
CPU21は、ステップS205の処理を完了すると、電気機器300が特定の条件を満たすか否かを判別する(ステップS206)。CPU11は、ステップS205の電気機器判別処理の結果に応じて、電気機器300が特定の条件を満たすか否かを判別することができる。
CPU21は、電気機器300が特定の条件を満たすと判別すると(ステップS206:YES)、非標準化情報を取得する(ステップS207)。CPU21が非標準化情報を取得する手法は、適宜、調整することができる。例えば、CPU21は、1つの非標準化電文により、一括して非標準化情報を取得してもよい。あるいは、CPU21は、複数の非標準化電文により、複数回に分けて、非標準化情報を取得してもよい。この場合、CPU21は、非標準化情報の送信を要求する非標準化電文を、複数回に分けて、通信アダプタ100に送信することができる。例えば、非標準化情報が、リストやオブジェクトにより、階層化されている場合、CPU21は、非標準化情報の構造に応じて、適宜、複数回に分けて、非標準化情報を取得する。
例えば、CPU21は、まず、非標準化情報の構成を示す構成情報の送信を要求する非標準化電文を通信アダプタ100に送信し、構成情報を含む非標準化電文を通信アダプタ100から受信する。CPU21は、構成情報に基づいて、非標準化情報が有する個別情報のそれぞれを特定する。そして、CPU21は、特定した個別情報のそれぞれについて、個別情報の送信を要求する非標準化電文を通信アダプタ100に送信し、個別情報を含む非標準化電文を通信アダプタ100から受信する。CPU21は、取得した非標準化情報を、フラッシュメモリ24に記憶する。
CPU21は、電気機器300が特定の条件を満たさないと判別した場合(ステップS206:NO)、もしくは、ステップS207の処理を完了した場合、電気機器制御処理を実行する(ステップS208)。以下、図10に示すフローチャートを参照して、電気機器制御処理について詳細に説明する。
まず、CPU21は、遠隔制御指示受付画面を提示する(ステップS301)。具体的には、まず、CPU21は、標準化情報や非標準化情報に基づいて、遠隔制御指示受付画面を生成する。フラッシュメモリ24に非標準化情報が記憶されている場合、CPU21は、フラッシュメモリ24に記憶されている標準化情報と非標準化情報とに基づいて、遠隔制御指示受付画面を生成する。一方、フラッシュメモリ24に非標準化情報が記憶されていない場合、CPU21は、フラッシュメモリ24に記憶されている標準化情報に基づいて、遠隔制御指示受付画面を生成する。
CPU21は、生成した遠隔制御指示受付画面を示す画像信号を、タッチスクリーン27に供給し、タッチスクリーン27に遠隔制御指示受付画面を提示させる。CPU21は、ユーザになされるタッチ操作や、制御段階に応じて、適宜、遠隔制御指示受付画面を更新する。
CPU21は、ステップS301の処理を完了すると、電気機器300の制御指示があるか否かを判別する(ステップS302)。例えば、CPU21は、タッチスクリーン27から供給される信号を監視し、ユーザによる制御指示があるか否かを判別する。もしくは、CPU21は、宅外電気通信網インターフェース26から供給される信号を監視し、端末装置400のユーザから制御指示があるか否かを判別する。もしくは、CPU21は、自動プログラムに従った制御指示があるか否かを判別する。CPU21は、電気機器300の制御指示がないと判別すると(ステップS302:NO)、電気機器制御処理を完了する。
一方、CPU21は、電気機器300の制御指示があると判別すると(ステップS302:YES)、制御用の電文を送信する(ステップS303)。制御指示が標準化機能に関わる制御指示である場合、CPU21は、標準化情報などに基づいて、標準化機能に関わる制御指示を含む標準化電文を生成する。一方、制御指示が非標準化機能に関わる制御指示である場合、CPU21は、非標準化情報などに基づいて、非標準化機能に関わる制御指示を含む非標準化電文を生成する。CPU21は、生成した標準化電文もしくは非標準化電文を、宅内第1電気通信網インターフェース25を介して、通信アダプタ100に送信する。
CPU21は、ステップS303の処理を完了すると、処理結果を含む電文を受信したか否かを判別する(ステップS304)。具体的には、CPU21は、宅内第1電気通信網インターフェース25を監視し、通信アダプタ100から送信された処理結果を含む標準化電文もしくは非標準化電文が受信されたか否かを判別する。
CPU21は、処理結果を含む電文を受信していないと判別すると(ステップS304:NO)、ステップS304に処理を戻す。つまり、CPU21は、処理結果を含む電文を受信するまで、ステップS304の処理を繰り返す。
一方、CPU21は、処理結果を含む電文を受信したと判別すると(ステップS304:YES)、処理結果を遠隔制御指示受付画面に反映する(ステップS305)。具体的には、CPU21は、受信した電文に含まれる処理結果に基づいて、遠隔制御指示受付画面を更新する。そして、CPU21は、更新された遠隔制御指示受付画面を示す画像信号をタッチスクリーン27に供給する。一方、タッチスクリーン27は、供給された画像信号に基づいて、更新された遠隔制御指示受付画面をユーザに提示する。
CPU21は、ステップS305の処理を完了すると、電気機器制御処理を完了する。CPU21は、ステップS208の処理を完了すると、ステップS208に処理を戻す。つまり、CPU21は、通信装置200の電源が投入されている間、電気機器制御処理を繰り返す。
次に、図11を参照して、遠隔制御指示受付画面1100について説明する。遠隔制御指示受付画面1100は、例えば、標準化機能利用領域1110と非標準化機能利用領域1120とを備える。標準化機能利用領域1110は、リスト領域1111、ボタン領域1112、1113、1114、1116、表示領域1115を備える。非標準化機能利用領域1120は、表示領域1121を備える。なお、図11には、電気機器300がエアコンであり、エアコンの電源が投入済みであり、冷房運転中である場合に表示される画面を示している。
標準化機能利用領域1110には、電気機器300が有する標準化機能に関わる情報が表示されたり、電気機器300が有する標準化機能に関わる制御指示を受け付けたりする領域である。標準化機能利用領域1110は、例えば、フラッシュメモリ24に記憶されている標準化情報や、この標準化情報に基づいて生成した標準化電文に対する応答として、通信アダプタ100から送信された標準化電文に含まれる内容に基づいて生成される。
非標準化機能利用領域1120には、電気機器300が有する非標準化機能に関わる情報が表示されたり、電気機器300が有する非標準化機能に関わる制御指示を受け付けたりする領域である。非標準化機能利用領域1120は、例えば、フラッシュメモリ24に記憶されている非標準化情報や、この非標準化情報に基づいて生成した非標準化電文に対する応答として、通信アダプタ100から送信された非標準化電文に含まれる内容に基づいて生成される。従って、電気機器300が非標準化機能を有さない場合、遠隔制御指示受付画面1100には、非標準化機能利用領域1120が設けられない。
リスト領域1111には、現在の運転モードを提示するとともに、運転モードの変更指示を受け付けるドロップダウンリストが表示される。リスト領域1111に対してタッチ操作がなされると、運転モードの候補のリストが表示される。そして、表示された候補の中から、新たに運転モードが選択されると、新たに選択された運転モードでの運転が開始されることになる。従って、リスト領域1111に対するタッチ操作は、遠隔制御指示となる。従って、リスト領域1111によりタッチ操作が受け付けられた場合、CPU21は、この遠隔制御指示を含む標準化電文を生成し、通信アダプタ100に送信する。
ボタン領域1112には、設定温度を上げる指示を受け付けるボタンが表示される。ボタン領域1113には、設定温度を下げる指示を受け付けるボタンが表示される。ボタン領域1114には、運転停止の指示を受け付けるボタンが表示される。ボタン領域1116には、エアコンの電源をオフする指示を受け付けるボタンが表示される。ボタン領域1112、1113、1114、1116に対するタッチ操作は、いずれも遠隔制御指示となる。従って、ボタン領域1112、1113、1114、1116によりタッチ操作が受け付けられた場合、CPU21は、この遠隔制御指示を含む標準化電文を生成し、通信アダプタ100に送信する。
表示領域1115には、電気機器300の現在の状態が表示される。表示領域1115に表示される情報は、電気機器300の現在の状態を示す情報の送信要求を含む標準化電文に対する応答として、電気機器300から送信された標準化電文に含まれていた情報である。
表示領域1121には、最新の制御履歴が表示される。表示領域1121に表示される情報は、最新の制御履歴を示す情報の送信要求を含む非標準化電文に対する応答として、電気機器300から送信された非標準化電文に含まれていた情報である。なお、図11では、電気機器300に対する最新の制御が、端末装置400のユーザによる冷房運転の開始指示に基づく制御であることを示している。
本実施形態によれば、電気機器300が有する標準化情報に基づいて、電気機器300が特定の条件を満たすと判別された場合、通信装置200による非標準化情報の取得が可能となる。従って、電気機器300が特定の条件を満たす場合、通信装置200は、標準化情報と非標準化情報との双方を取得することができる。一方、電気機器300が特定の条件を満たさない場合、通信装置200は、標準化情報のみを取得することになる。従って、通信装置200が、電気機器300が備えていない非標準化情報を取得しようとして、電気機器300を誤作動させてしまうことを抑制する効果が期待できる。
また、本実施形態によれば、通信装置200は、電気機器300から取得した非標準化情報に基づいて、電気機器300が備えている非標準化機能を利用するために用いる非標準化電文を生成することができる。従って、電気機器300が特定の条件を満たす場合、通信装置200は、適切に、非標準化機能を利用することができる。一方、電気機器300が特定の条件を満たさない場合、通信装置200は、非標準化機能を利用することができない。従って、通信装置200が、電気機器300が備えていない非標準化機能を利用しようとして、電気機器300を誤作動させてしまうことを抑制する効果が期待できる。
また、本実施形態によれば、通信装置200は、電気機器300が有するユーザインターフェースに関わる非標準化機能を利用することができる。
また、本実施形態によれば、通信装置200は、通信装置200のメーカーと電気機器300のメーカーとが一致すると判別した場合に、電気機器300が有する非標準化情報を取得することができる。従って、例えば、通信装置200のメーカーと電気機器300のメーカーとが同じときに利用価値が生じるような非標準化情報がある場合、メーカーが一致する場合に非標準化情報の利用を制限せず、メーカーが一致しない場合に非標準化情報の利用を制限することが可能となる。また、電気機器300のメーカーが独自に開発した非標準化機能などが、通信装置200を製造した他のメーカーにより、不適切に利用されることを防止することができる。
(第2の実施形態)
第1の実施形態では、非標準化情報に基づいて利用可能となる非標準化機能が、ユーザインターフェースに関わる機能である例について説明した。本発明において、非標準化情報に基づいて利用可能となる非標準化機能は、この例に限定されない。以下に示す第2の実施形態に係る通信システムでは、非標準化情報に基づいて利用可能となる非標準化機能が、他の通信プロトコルによる通信機能である。なお、以下では、基本的に、第2の実施形態に係る通信システムが第1の実施形態に係る通信システム1000と異なる部分について説明する。
第2の実施形態に係る通信アダプタ150の物理的な構成は、通信アダプタ100と同様であり、第2の実施形態に係る通信装置250の物理的な構成は、通信装置200と同様である。以下、図12を参照して、第2の実施形態に係る通信アダプタ150の機能と、第2の実施形態に係る通信装置250の機能とについて説明する。
図12に示すように、通信アダプタ150は、機能的には、標準化情報取得部101、標準化電文送信部102、非標準化情報取得部103、非標準化電文受信部104、非標準化電文送信部105、標準化電文受信部106、処理実行部107、他プロトコル通信部108を備える。ここで、処理実行部107ならびに他プロトコル通信部108以外の機能は、第1の実施形態で説明した機能と同様である。
また、図12に示すように、通信装置250は、機能的には、標準化電文受信部201、電気機器判別部202、非標準化電文送信部203、非標準化電文受信部204、標準化電文送信部205、処理実行部206、他プロトコル通信部207を備える。ここで、処理実行部206ならびに他プロトコル通信部207以外の機能は、第1の実施形態で説明した機能と同様である。
他プロトコル通信部108は、標準化電文又は非標準化電文を用いた通信プロトコル以外の他の通信プロトコルで、通信装置250と通信する。他プロトコル通信部108は、例えば、CPU11と宅内第2電気通信網インターフェース17とを備える。
他プロトコル通信部207は、上述した他の通信プロトコルで、通信アダプタ150と通信する。他プロトコル通信部207は、例えば、CPU21と宅内第2電気通信網インターフェース28とを備える。
ここで、通信装置250が備える処理実行部206は、通信アダプタ150が備える他プロトコル通信部108と通信装置250が備える他プロトコル通信部207との間で、他の通信プロトコルで通信することの指示を含む非標準化電文を生成する。そして、処理実行部206は、他プロトコル通信部108との間で、他の通信プロトコルで通信するように、他プロトコル通信部207を制御する。
また、通信アダプタ150が備える処理実行部206は、非標準化電文受信部204に上記他の通信プロトコルで通信することの指示を含む非標準化電文が受信された場合、他プロトコル通信部207との間で、他の通信プロトコルで通信するように、他プロトコル通信部108を制御する。
なお、他の通信プロトコルとして、例えば、ストリーミングデータやファームウェアの更新プログラムデータなどの大量のデータを転送するのに特化した通信プロトコルを採用することが好適である。また、他の通信プロトコルとして、例えば、通信アダプタ150および通信装置250のメーカーが推奨する通信プロトコルを採用することが好適である。
本実施形態によれば、通信アダプタ150と通信装置250との間で、複数の通信プロトコルを用いて通信することができる。本実施形態によれば、例えば、規格などの取り決めにより、標準的な通信プロトコルが定められていたとしても、この標準的な通信プロトコルを用いた通信に加え、特定の機能に特化した他の通信プロトコルを用いた通信が可能となる。
(変形例)
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明を実施するにあたっては、種々の形態による変形及び応用が可能である。
本発明において、第1の実施形態や第2の実施形態において説明した構成、機能、動作のどの部分を採用するのかは任意である。また、本発明において、上述した構成、機能、動作のほか、更なる構成、機能、動作が採用されてもよい。また、本発明において、通信アダプタと通信装置との機能の分担は、第1、2の実施形態で説明した例に限定されない。
例えば、第1の実施形態では、電気機器300が特定の条件を満たす電気機器であるか否かを判別する電気機器判別部202を、通信装置200が備える例を示した。本発明において、例えば、通信アダプタ100が電気機器判別部202を備えていてもよい。この場合、例えば、通信アダプタ100が備える電気機器判別部202は、通信装置200から送信された標準化電文に含まれるメーカーコードなどの判別用の情報と、電気機器300から取得された標準化情報に含まれるメーカーコードなどの情報とを比較する。そして、例えば、非標準化電文送信部105は、これらのメーカーコードが一致する場合、非標準化情報を含む非標準化電文を通信装置200に送信し、これらのメーカーコードが一致しない場合、非標準化情報を含む非標準化電文を通信装置200に送信しない。
また、電気機器300が標準化情報を有する電気機器であるか否かを判別する際に用いる判別用の情報は、上述した例に限定されないことはもちろんである。例えば、標準化情報に含まれる任意の情報(1つの情報もしくは2つ以上の情報の組み合わせ)を判別用の情報とすることができる。
第1の実施形態では、通信装置200が、電気機器300を制御する制御装置である例について説明した。例えば、電気機器300がセンサなどである場合、通信装置200は、電気機器300を制御せず、電気機器300から供給される情報を取得するだけの装置であってもよい。
非標準化情報に基づいて実行可能となる非標準化機能は、上述した機能に限定されないことはもちろんである。非標準化機能としては、例えば、特定のメーカーが推奨する独自の機能、特定の時期に製造された電気機器にのみ搭載された特殊な機能などが考えられる。
第1の実施形態では、まず、通信装置200が電文を通信アダプタ100に送信し、この電文を受信した通信アダプタ100が通信装置200に電文を送信する例について説明した。本発明における電文の通信手順は、上述した方法に限定されない。例えば、通信アダプタ100は、通信装置200から電文を受信した後、通信装置200に電文を送信しなくてもよい。あるいは、例えば、通信アダプタ100が自発的に通信装置200に電文を送信してもよい。
本発明に係る通信アダプタ100、150、通信装置200、250の動作を規定する動作プログラムを既存のパーソナルコンピュータや情報端末装置に適用することで、当該パーソナルコンピュータ等を本発明に係る通信アダプタ100、150、通信装置200、250として機能させることも可能である。
また、このようなプログラムの配布方法は任意であり、例えば、CD−ROM(Compact Disk Read-Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)、MO(Magneto Optical Disk)、メモリカードなどのコンピュータ読み取り可能な記録媒体に格納して配布してもよいし、インターネットなどの通信ネットワークを介して配布してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。つまり、本発明の範囲は、実施形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、本発明の範囲内とみなされる。
本発明は、電気機器を通信可能にするための通信アダプタと、通信アダプタと通信する通信装置と、を備える通信システムに適用可能である。
11、21、31 CPU、12、22、32 ROM、13、23、33 RAM、14、24、34 フラッシュメモリ、15、25 宅内第1電気通信網インターフェース、16 電気機器インターフェース、17、28 宅内第2電気通信網インターフェース、26 宅外電気通信網インターフェース、27 タッチスクリーン、35 通信アダプタインターフェース、100、150 通信アダプタ、101 標準化情報取得部、102 標準化電文送信部、103 非標準化情報取得部、104 非標準化電文受信部、105 非標準化電文送信部、106 標準化電文受信部、107 処理実行部、108 他プロトコル通信部、200、250 通信装置、201 標準化電文受信部、202 電気機器判別部、203 非標準化電文送信部、204 非標準化電文受信部、205 標準化電文送信部、206 処理実行部、207 他プロトコル通信部、300 電気機器、400 端末装置、500 サーバ、600 宅内第1電気通信網、700 宅内第2電気通信網、800 宅外電気通信網、1000 通信システム、1100 遠隔制御指示受付画面、1110 標準化機能利用領域、1111 リスト領域、1112、1113、1114、1116 ボタン領域、1115、1121 表示領域、1120 非標準化機能利用領域

Claims (8)

  1. 電気機器を通信可能にするための通信アダプタと通信する通信装置であって、
    前記電気機器から取得される、標準化されている情報である標準化情報、を含む標準化電文を、前記通信アダプタから受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された標準化電文に含まれる標準化情報により前記電気機器が特定の条件を満たす電気機器であることが示される場合、前記電気機器から取得される、標準化されていない情報である非標準化情報、を要求する情報を含む非標準化電文を、前記通信アダプタに送信する送信手段と、を備える、
    通信装置。
  2. 前記非標準化情報は、標準化されていない機能である非標準化機能を利用するための非標準化電文を生成するための電文生成情報を含み、
    前記受信手段は、前記電文生成情報を含む非標準化情報を含む非標準化電文を、前記通信アダプタからさらに受信し、
    前記電文生成情報に基づいて、前記非標準化機能を利用するための非標準化電文を生成する処理実行手段をさらに備え、
    前記送信手段は、前記処理実行手段により生成された非標準化電文を、前記通信アダプタにさらに送信する、
    請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記非標準化情報は、前記非標準化機能を利用するために用いるユーザインターフェースを生成するためのユーザインターフェース生成情報を含み、
    前記受信手段は、前記ユーザインターフェース生成情報を含む非標準化情報を含む非標準化電文を、前記通信アダプタからさらに受信し、
    前記処理実行手段は、前記ユーザインターフェース生成情報に基づいて、ユーザインターフェースを生成し、生成したユーザインターフェースに与えられた情報に従って、前記非標準化機能を利用するための非標準化電文を生成する、
    請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記標準化情報を含む標準化電文又は前記非標準化情報を含む非標準化電文を用いた通信プロトコル以外の他の通信プロトコルで、前記通信アダプタと通信する通信手段をさらに備え、
    前記処理実行手段は、前記通信アダプタと前記通信手段との間で、前記他の通信プロトコルで通信することの指示を含む非標準化電文を生成する、
    請求項2又は3に記載の通信装置。
  5. 前記標準化情報には、前記電気機器を製造したメーカーを示す情報が含まれ、
    前記送信手段は、前記標準化情報により示されるメーカーが、特定のメーカーである場合、前記電気機器から取得される非標準化情報を要求する情報を含む非標準化電文を、前記通信アダプタに送信する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載の通信装置。
  6. 電気機器を通信可能にするための通信アダプタと、前記通信アダプタと通信する通信装置と、を備える通信システムであって、
    前記通信装置は、
    前記電気機器から取得される、標準化されている情報である標準化情報、を含む標準化電文を、前記通信アダプタから受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された標準化電文に含まれる標準化情報により前記電気機器が特定の条件を満たす電気機器であることが示される場合、前記電気機器から取得される、標準化されていない情報である非標準化情報、を要求する情報を含む非標準化電文を、前記通信アダプタに送信する送信手段と、を備える、
    通信システム。
  7. 受信手段が、電気機器から取得される、標準化されている情報である標準化情報、を含む標準化電文を、通信アダプタから受信する受信ステップと、
    送信手段が、前記受信ステップで受信された標準化電文に含まれる標準化情報により前記電気機器が特定の条件を満たす電気機器であることが示される場合、前記電気機器から取得される、標準化されていない情報である非標準化情報、を要求する情報を含む非標準化電文を、前記通信アダプタに送信する送信ステップと、を備える、
    通信方法。
  8. 電気機器を通信可能にするための通信アダプタと通信する通信装置が備えるコンピュータを、
    前記電気機器から取得される、標準化されている情報である標準化情報、を含む標準化電文を、前記通信アダプタから受信する受信手段、
    前記受信手段により受信された標準化電文に含まれる標準化情報により前記電気機器が特定の条件を満たす電気機器であることが示される場合、前記電気機器から取得される、標準化されていない情報である非標準化情報、を要求する情報を含む非標準化電文を、前記通信アダプタに送信する送信手段、として機能させる、
    プログラム。
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