JP6580266B2 - 通信アダプタ、電気機器、電気機器システム、通信アダプタを制御する方法およびプログラム - Google Patents

通信アダプタ、電気機器、電気機器システム、通信アダプタを制御する方法およびプログラム Download PDF

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Description

この発明は、通信アダプタ、電気機器、電気機器システム、通信アダプタを制御する方法およびプログラムに関する。
さまざまな家庭の電気機器を家庭内ネットワークでつないでコントロールする家庭電化製品ネットワークシステムが知られている。特開2001−218282号公報は、このような家庭電化製品ネットワークシステムの一例を開示する。
特開2001−218282号公報
従来の家電機器と通信アダプタ間の通信方式は、比較的容量の小さな制御データを主として送信する目的で設計されていた。たとえば、特開2001−218282号公報に開示された家庭電化製品ネットワークシステムでは、家庭内ネットワークと各種家電機器とを接続するためのサブコントローラが、シリアル通信用のインタフェースの一つであるRS232Cを通信に使用している。
近年、家電製品がインターネットに接続されるIoT(Internet of Things)によって家電機器が扱う情報の種類や情報量が増えることが予測される。したがって、種々のデータの送受信を共通の通信経路で送ることが考えられる。このように、通信経路は1つである一方で、送りたいデータの種類が複数ある場合には、通信プロトコルを固定してしまうと不便である。データの種類によっては、高速通信が好ましい場合もあれば、データ通信速度よりも応答性を優先させたい場合もある。したがって、送りたいデータの種類やデータの送信方向に合わせて適切なプロトコルを使用して通信することができれば望ましい。
この発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、データ通信の自由度が増した通信アダプタ、電気機器、電気機器システム、通信アダプタを制御する方法およびプログラムを提供することである。
この発明に係る通信アダプタは、電気機器をネットワークに接続するための通信アダプタである。通信アダプタは、ネットワークに接続するように構成された第1インタフェース部と、電気機器に接続するように構成された第2インタフェース部と、制御装置とを備える。制御装置は、ネットワークから第1インタフェース部を介して与えられる第1データを第1の通信プロトコルに従って第2インタフェース部を介して電気機器に送信するように構成されるとともに、電気機器から第2インタフェース部を介して与えられる第2データを第1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルに従って受信するように構成される。
この発明は他の局面では、通信アダプタによってネットワークに接続される電気機器である。電気機器は、通信アダプタに接続するように構成されたインタフェース部と、制御装置とを備える。制御装置は、ネットワークから通信アダプタを介して与えられる第1データを第1の通信プロトコルに従って受信するように構成されるとともに、第2データを第1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルに従って通信アダプタに送信するように構成される。
この発明は、さらに他の局面では、電気機器と、電気機器をネットワークに接続するための通信アダプタとを備える電気機器システムである。通信アダプタは、ネットワークに接続するように構成された第1インタフェース部と、電気機器に接続するように構成された第2インタフェース部と、第1の制御装置とを含む。第1の制御装置は、ネットワークから第1インタフェース部を介して与えられる第1データを第1の通信プロトコルに従って第2インタフェース部を介して電気機器に送信するように構成されるとともに、電気機器から第2インタフェース部を介して与えられる第2データを第1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルに従って受信するように構成される。電気機器は、通信アダプタに接続するように構成された第3インタフェース部と、第2の制御装置とを含む。第2の制御装置は、通信アダプタから第1データを第1の通信プロトコルに従って受信するように構成されるとともに、第2データを第2の通信プロトコルに従って通信アダプタに送信するように構成される。
この発明は、さらに他の局面では、電気機器をネットワークに接続するための通信アダプタを制御する方法である。通信アダプタは、ネットワークに接続するように構成された第1インタフェース部と、電気機器に接続するように構成された第2インタフェース部と、制御部とを含む。通信アダプタを制御する方法は、ネットワークから第1インタフェース部を介して与えられる第1データを第1の通信プロトコルに従って第2インタフェース部を介して電気機器に送信するステップと、電気機器から第2インタフェース部を介して与えられる第2データを第1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルに従って受信するステップとを備える。
この発明は、さらに他の局面では、電気機器をネットワークに接続するための通信アダプタを制御するプログラムである。通信アダプタは、ネットワークに接続するように構成された第1インタフェース部と、電気機器に接続するように構成された第2インタフェース部と、コンピュータを含む制御部とを含む。プログラムは、ネットワークから第1インタフェース部を介して与えられる第1データを第1の通信プロトコルに従って第2インタフェース部を介して電気機器に送信するステップと、電気機器から第2インタフェース部を介して与えられる第2データを第1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルに従って受信するステップとをコンピュータに実行させる。
本発明によれば、制御用の低速通信プロトコルとデータ送信用の高速通信プロトコルのように複数の通信プロトコルを使用可能であるので、用途に応じて適切なプロトコルを使用することにより、データ通信の自由度を向上させることができる。
たとえば、データ通信速度が向上すると、家電機器と通信アダプタ間の通信帯域を拡大できる。
本実施の形態の電気機器システムの構成を示したブロック図である。 家電機器と通信アダプタの構成をより詳細に示したブロック図である。 比較例の通信内容を説明するための図である。 本実施の形態においてファイル用プロトコルが起動された状態を示す図である。 制御用プロトコルのフレーム構成を示す図である。 ファイル用プロトコルの先頭フレームの構成を示す図である。 ファイル用プロトコルの第2フレーム以降の構成を示す図である。 通信アダプタと家電機器においてそれぞれ実行される処理を説明するためのフローチャートである。 マスターとスレーブとを切替える場合の第1例のシーケンスを示す図である。 マスターとスレーブとを切替える場合の第2例のシーケンスを示す図である。 マスターとスレーブとを切替える場合の第3例のシーケンスを示す図である。 ファイル転送の中断の第1例を示した図である。 ファイル転送の中断の第2例を示した図である。 ファイル転送が中断された後に、ファイル転送が再開される場合の説明をするための図である。 使用中のプロトコルを外部に報知する一例を示した図である。 通信表示の制御例を示したタイムチャートである。 通信アダプタ、家電機器のいずれがマスターでいずれがスレーブかを示すように表示部を制御する例を説明するための図である。 データの削減例を示した図である。
以下、図面に基づいてこの発明の実施の形態を説明する。なお、以下の図面において、同一または相当する部分には同一の参照番号を付し、その説明は繰返さない。
[電気機器システムの基本構成]
図1は、本実施の形態の電気機器システムの構成を示したブロック図である。図1を参照して、電気機器システム1は、クラウド7と、ルーター6と、コントローラ5と、通信アダプタ2と、家電機器4とを含む。
クラウド7で示されるネットワークがコントローラ5の上位に存在しており、家庭内にはルーター6が配置され、コントローラ5がルーター6を介してネットワークに接続される。コントローラ5の下位には家庭内ネットワーク8(有線LANまたは無線LAN)が存在する。この家庭内ネットワーク8と各家電機器4とを接続するために各家電機器4に対応して通信アダプタ2が設けられる。
家電機器4と通信アダプタ2との間はシリアル通信経路(たとえば、有線のRS−232C規格の通信線などが考えられるが、近距離無線通信でも良い)で接続されている。家電機器4と通信アダプタ2の各々には、シリアル通信インタフェースが組み込まれている。
家電機器4は、高機能化が進み、種々のセンサを搭載するものもある。ネットワーク8を経由してこのようなセンサで計測したデータを他の家電機器やコンピュータで活用することが考えられる。また、インターネットなどから供給される花粉情報、大気汚染情報(PM(Particulate Matter)2.5の情報など)または天気予報情報などを家電機器4が直接受信し、制御に反映させることも考えられる。
このような用途に向けて本実施の形態では、家電機器4と通信アダプタ2との間のシリアル通信に2種類のプロトコルを採用し、第1の通信プロトコル(制御用の通信プロトコル、以下「制御用プロトコル」ともいう)と第2の通信プロトコル(高速性が要求されるファイル転送用プロトコル、以下「ファイル用プロトコル」ともいう)とを使い分けている。
図2は、家電機器と通信アダプタの構成をより詳細に示したブロック図である。図2を参照して、電気機器システム1は、通信アダプタ2と家電機器4とを含む。
通信アダプタ2は、電気機器をネットワークに接続するための装置である。通信アダプタ2は、第1インタフェース部12と、第2インタフェース部14と、通信表示部18と、制御装置16とを備える。第1インタフェース部12は、ネットワーク8に接続するように構成されている。第2インタフェース部14は、家電機器4に接続するように構成されている。
制御装置16は、ネットワーク8から第1インタフェース部12を介して与えられる第1データを第1の通信プロトコルに従って第2インタフェース部14を介して家電機器4に送信するように構成されるとともに、家電機器4から第2インタフェース部14を介して与えられる第2データを第1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルに従って受信するように構成される。
制御装置16は、第1の通信プロトコルに従って、家電機器4が使用する通信プロトコルを第1の通信プロトコルから第2の通信プロトコルに切替える第1指令を家電機器4に送信するとともに、制御装置16が使用する通信プロトコルを第1の通信プロトコルから第2の通信プロトコルに切替えるように構成される。
制御装置16は、通信部24,26と、通信部24,26の一方を選択するための切替部28,30と、制御部22と、記憶部23とを含む。通信部24は、第1の通信プロトコル(図2において(A)と記す)に従って通信を行なうように構成されており、通信部26は、第2の通信プロトコル(図2において(B)と記す)に従って通信を行なうように構成されている。
制御部22は、切替部28,30を制御して送受信に使用する通信プロトコルに対応する通信部24,26のいずれか一方を選択する。制御部22は、選択した通信部24,26の一方を制御して通信を行なわせる。また制御部22は、通信部24,26で受信した情報を記憶部23に一時的に記憶させる。
家電機器4は、通信アダプタ2によってネットワーク8に接続される。家電機器4は、通信アダプタ2に接続するように構成されたインタフェース部42と、制御装置44と、空調部50と、温度センサ46と、通信表示部48とを備える。図2の例では、家電機器4はエアコンであり、主機能部として空調部50が含まれている。
制御装置44は、ネットワーク8から通信アダプタ2を介して与えられる第1データを第1の通信プロトコル(制御用プロトコル)に従って受信するように構成されるとともに、第2データを第1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコル(ファイル用プロトコル)に従って通信アダプタ2に送信するように構成される。
制御装置44は、通信部54,56と、通信部54,56の一方を選択するための切替部58,60と、制御部52と、記憶部53とを含む。通信部54は、第1の通信プロトコルに従って通信を行なうように構成されており、通信部56は、第2の通信プロトコルに従って通信を行なうように構成されている。
制御部52は、切替部58,60を制御して送受信に使用する通信プロトコルに対応する通信部54,56のいずれか一方を選択する。制御部52は、選択した通信部54,56の一方を制御して通信を行なわせる。また制御部52は、通信部54,56で受信した情報を記憶部53に一時的に記憶させる。
なお、図2に示した制御装置16,44の構成は、機能ブロック図であり、制御装置16,44はコンピュータにプログラムを実行させて実現しても良く、専用のハードウエアでも実現しても良い。
[制御用プロトコル]
図3は、制御用プロトコル(比較例)の通信内容を説明するための図である。従来は、通信アダプタと家電機器が通信を行なうプロトコルは、制御用プロトコル1つのみであった。本実施の形態では、通信アダプタと家電機器は、デフォルト状態では通信アダプタをマスター側、家電機器をスレーブ側とするマスタースレーブ通信方式の制御用プロトコルで通信を行なう。マスタースレーブ方式の通信では、マスター側(通常は通信アダプタ側)が情報を要求すると、スレーブ側(通常は家電機器)が情報をマスター側に返信する。
図3に示すように、1フレームは8バイト(1バイトは8ビット)で構成されている。時刻t1〜t2の間は、通信アダプタが家電機器に対して8バイトのデータをシリアル送信し、家電機器がこのデータを受信している。なお、この期間の最後の時間Twは、通信フレームと通信フレームとの間の定められた間隔である。時間Twは、通信の同期をとるために設けられている。時間Twは、通信結果を受信側で処理する時間にも充てられる。
通信アダプタは、時刻t1〜t2において送信された8バイトのデータの一部として家電機器が有するデータの送信を要求する指令を送信している。家電機器は、この指令に応答して、時刻t2〜t3においてフレーム中に要求されたデータのうち4バイトを送信している。ただし、この通信プロトコルは、制御用プロトコルであるので、家電機器は1フレーム中に4バイトのデータしか送信することができない。
したがって、要求されるデータの容量が大きい場合には、データを分割して送信する必要がある。図3では、合計20バイトのデータを送信するために、時刻t3〜t5、t5〜t7、t7〜t9、t9以降においても、時刻t2〜t3と同様な送受信が行なわれており、合計5サイクルの通信が行なわれている。
つまり、このようなシリアル通信では、容量の大きなデータを通信する場合には、データを分割して通信していた。そのようにすると通信に時間を要するため、大容量のデータを扱うことができなかった。
近年、家電製品がインターネットに接続されるIoT(Internet of Things)によって家電機器が扱う情報量が増えることが予測される。この場合、すべての家電機器内に通信機能を内蔵すればよいが、家電機器はコスト制約が厳しく過剰な機能を組み込むことができない。したがって、通信機能は切り離して通信アダプタという別ユニットで提供し、必要に応じて通信アダプタを使用して家電機器とネットワークとを接続するアダプタ形式での接続がまだしばらく継続する。家電製品の持つ高機能なセンサ情報や外部の情報を活用した今後予想されるシステムの高機能化には、図3に示す比較例の制御用プロトコルのみを使用する通信アダプタの通信インタフェースでは不十分である。
今後は、家電に搭載している高機能なセンサ情報の活用や、外部ネットワークから提供される情報の家電製品活用の容易化のために、家電機器と通信アダプタ間の通信帯域を拡大することが求められる。
本実施の形態の通信アダプタ2も、通常状態(デフォルト状態)では、図3のような通信を行なっている。この通信プロトコルは制御用プロトコルである。
[ファイル用プロトコル]
本実施の形態の電気機器システム1は、上記の通信プロトコルに加えて、ファイル用プロトコルを使用することが可能に構成されている。制御用プロトコルは、フレーム単位でデータを出力するように構成されている。ファイル用プロトコルは、制御用プロトコルと同一のフレーム単位でデータを転送する。
制御プロトコルは、応答性が良いという特徴があり、ファイル用プロトコルは、データの転送速度が速いという特徴がある。したがって、通常状態(デフォルト状態)では応答性が良い状態としておき、必要な時にはファイル用プロトコルを起動し大量のデータを早く送ることができる。
図4は、本実施の形態においてファイル用プロトコルが起動された状態を示す図である。通信アダプタ2から家電機器4に送信される図4の第1フレームの一部分には、通信用プロトコルの変更要求を示すフラグFL1が格納されている。家電機器4は、該当する場所のフラグFL1が変更要求を示す場合(たとえばFL1=1の場合)には、制御用プロトコルからファイル用プロトコルに通信用プロトコルを変更してデータを通信アダプタに送信する。
図3ではマスター(通信アダプタ)とスレーブ(家電機器)が交互にファイルを送信していたが、図4に示すファイル用プロトコルでは、マスターである通信アダプタ2からプロトコル切替えフラグFL1を受信すると、スレーブである家電機器4は、時刻t12〜t15において連続して3フレームを送信する。連続送信するフレームの数は送信したいデータのデータ量によって変更しても良い。以下に各フレームの詳細を説明する。
図5は、制御用プロトコルのフレーム構成を示す図である。このようなフレームは、図4のt11〜t12において、通信アダプタ2から送信されるフレームに適用されている。また、図3のように交互にマスターとスレーブが通信を制御用プロトコルで行なうときには、マスター及びスレーブの双方に適用される。
図5に示すフレームでは、先頭にヘッダCが配置され、以下SA(送信元端末のアドレス),DA(宛先端末のアドレス),切替部、データ数、データD1〜D4、誤り検出の結果を示す検査符号の順で情報が配置されている。切替部は図4のフラグFL1に対応する部分であり、たとえば切替部が“0”の場合次フレームで使用するプロトコルが制御用プロトコルであることを示し、切替部が“1”の場合次フレームで使用するプロトコルがファイル用プロトコルであることを示す。
図6は、ファイル用プロトコルの先頭フレームの構成を示す図である。
図6に示すフレームでは、先頭にヘッダFが配置され、以下SA,DA、データ数、合計4バイトのデータD1〜D4、検査符号の順で情報が配置されている。
図7は、ファイル用プロトコルの第2フレーム以降の構成を示す図である。
図7に示すフレームでは、先頭にヘッダFが配置され、以下は、SA,DA、データ数は省略されその分多くの合計8バイトのデータD1〜D8、検査符号の順で情報が配置されている。
図6、図7に示されるフレームの先頭部分には、ヘッダFが含まれている。ヘッダFの第1ビットは、フレーム中のデータが継続データであるか新規データであるかを示す。たとえば第1ビットが“0”の場合このフレームに含まれているデータが新規データであることを示し、第1ビットが“1”の場合このフレームに含まれているデータが送信済みデータの継続データであることを示す。
ヘッダFの第2〜第4ビットは、情報種別を示す。たとえば、温度、音、映像、プログラムなどの情報種別に対応するコードが定められており、ヘッダFの第2〜第4ビットにそのコードが格納される。
ヘッダFの第5〜第8ビットは、データ番号を示す。データ番号は、第1ビットが“1”であった場合に、このフレームに含まれているデータの先頭データは前回までに送信済みのデータに続く何番目のデータであるかを示す。たとえば、送信したいデータの全体が20バイトであった場合、図4の時刻t13〜t14に送信されるフレームのヘッダに格納されているデータ番号は、“5”であり、時刻t14〜t15に送信されるフレームのヘッダに格納されているデータ番号は、“13”である。
すなわち、図4の時刻t11〜t12で用いられる制御用プロトコルを第1の通信プロトコルとし、図4の時刻t12〜t15で用いられるファイル用プロトコルを第2の通信プロトコルとすると、以下のように言うことができる。第1の通信プロトコルは、フレームを単位としてシリアル通信を行なうプロトコルである。第2の通信プロトコルは、第1の通信プロトコルと同じ通信レートで、フレームを単位としてシリアル通信を行なうプロトコルである。第2の通信プロトコルにおいて、2番目以降のフレームは、先頭フレームの4バイトよりも多いデータ量(8バイト、データD1〜D8)がデータ送信用に割り当てられている。
図3で示すような通常の送受信では、20バイトのデータを送信するためには5往復(5通信サイクル:10フレーム)分の時間を要していたが、図4に示すように、スレーブ側が3回連続送信を行ない、かつ2番目以降のフレームにおいてデータ量を4バイトから8バイトに増やした例では、図3の2往復分(2通信サイクル:4フレーム)の時間で良い。したがって、データ転送効率は、制御用プロトコルでデータを送信していた場合に比べて5/2=2.5倍となる。
なお、図4では、同じフレームを使用し、基本的な通信レートを変えない例を示した。しかし、ヘッダやフレームの構成は、他の構成を採用しても良い。また、通信伝送路に余裕がある場合には、たとえば、第2の通信プロトコル(ファイル用プロトコル)を第1の通信プロトコル(制御用プロトコル)よりも通信レートを高くし、1フレーム中に20バイトを格納できるようにしても良い。
図8は、通信アダプタと家電機器においてそれぞれ実行される処理を説明するためのフローチャートである。図8のフローチャートは、家電機器4をネットワーク8に接続するための通信アダプタ2を制御する方法と、この通信アダプタ2に対応している家電機器4を制御する方法とを示す。
図8に示すように家電機器4をネットワーク8に接続するための通信アダプタ2を制御するプログラムが、記憶部23に格納されており、コンピュータを含んで構成される制御部22がこのプログラムを実行する。また、家電機器4を制御するプログラムが、記憶部53に格納されており、コンピュータを含んで構成される制御部52がこのプログラムを実行する。
図8を参照して、通信アダプタ2では、まずステップS1において第2フレーム以降の通信プロトコルの決定処理が行なわれる。たとえば、ネットワーク8に接続されている他の機器から、家電機器4が有するセンサの測定情報やカメラで撮影した画像情報が要求された場合、通信アダプタ2は、ステップS1において第2フレーム以降の通信プロトコルを第2の通信プロトコル(ファイル用プロトコル)に決定する。
その間、家電機器4では、ステップS11においてデフォルトである第1の通信プロトコル(制御用プロトコル)で受信を待機する処理が行なわれる。
続いて、通信アダプタ2は、ステップS2において、ネットワーク8から第1インタフェース部12を介して与えられる第1データ(制御用データや図4のフラグFL1など)を第1の通信プロトコルに従って第2インタフェース部14を介して家電機器4に送信する。このときに送信される情報には、第2フレーム以降に使用する通信プロトコルを示す情報(フラグFL1)が含まれる。
これに応じて、家電機器4では、ステップS12において、第1の通信プロトコル(制御用プロトコル)を使用して、第1フレームにおいて、第2フレーム以降に使用する通信プロトコルを示す情報(フラグFL1)を通信アダプタ2から受信する。
その後、通信アダプタ2ではステップS3に処理が進められ、家電機器4ではステップS13に処理が進められ、フラグFL1で示される通信プロトコルを使用して第2フレーム以降の通信が実行される。フラグFL1が“1”であった場合、通信アダプタ2は、ステップS3において、家電機器4から第2インタフェース部14を介して与えられる第2データ(温度や画像などのデータ)を第1の通信プロトコル(制御用プロトコル)とは異なる第2の通信プロトコル(ファイル用プロトコル)に従って受信する。
以上、本実施の形態の電気機器システムの基本動作について説明したが、再び図を示しながら総括する。
図1、図2に示すように、本実施の形態の電気機器システムは、家電機器4をネットワーク8に接続するための通信アダプタ2と家電機器4において実行される通信に関する。
図2に示すように、通信アダプタ2を接続するため家電機器4はインタフェース部42を有する。通信は、マスター/スレーブ方式で所定の形式で定義されたフレームにより情報を相互に送受するものである。
インタフェース部14,42を経由して情報をやり取りするために、制御情報用の第1の通信プロトコルと制御情報に比較して量が多い情報を扱うためのファイル用の第2の通信プロトコルが用意されている。通信アダプタ2および家電機器4は、第1および第2の通信プロトコルを使用することが可能に構成されている。つまり、ファイル用の第2の通信プロトコルが家電機器4および通信アダプタ2の双方に実装されている点が、従来とは異なる。
インタフェース部14,42は、たとえば、RS−232Cなどのプロトコルに従ってシリアルデータ通信を行なうことが可能であり、インタフェース部14,42の各々は、2つのプロトコルに共通して使用される通信回線および通信端子から構成されている。
図3および図4の時刻t11〜t12で使用される制御用プロトコルはシリアル通信のフレーム単位でデータを出力するよう構成されており、また図4の時刻t12〜t15で使用されるファイル用プロトコルは制御用プロトコルと同一のフレーム単位でデータを出力するよう構成されている。
図4において、時刻t12〜t15で使用されるファイル用のプロトコルは、時刻t11〜t12で使用される制御用プロトコルを用いて起動される。
ファイル用プロトコルの起動に用いる制御情報用フレームにはファイル用プロトコルで転送する情報を指定するフラグFL1が含まれている。フラグFL1の値を所定の値に設定することによってファイル用プロトコルが起動される。
図4の時刻t12〜t15で使用されるファイル用プロトコルは、家電機器4から通信アダプタ2に向かう方向に、制御情報用プロトコルで定義されるフレームと同一のフレームを用いて、データを連続して出力する。
図4の時刻t15において要求されたデータ数(たとえば20バイト)を出力完了することにより、時刻t15以降は通信アダプタ2および家電機器4の通信部はファイル用プロトコルから制御用プロトコルに自動的に復帰する。
また、家電機器4及び通信アダプタ2が用いるファイル用プロトコルのフレームは、図6に示す最初のフレームにデータ数およびアドレスSA,DAと4バイトのデータとを含む。その後、所定の休止時間Twをおいて出力される2番目以降のフレームは、図7に示すようにデータ数およびアドレスSA,DAは含まずに、その分データ量が増加した8バイトのデータとエラー検査符号で構成されている。
なお、必ずしも図4の時刻t11〜t12においてプロトコルの切替を指示しなくても良い。たとえば、通信アダプタ2から家電機器4への通信を常時制御用プロトコルで行ない、家電機器4から通信アダプタ2の通信を常時ファイル用プロトコルで行なうように通信アダプタ2および家電機器4を変形しても良い。
また、2つのプロトコルは、必ずしも同一の通信レートで同一のフレームを使用して通信を行なう必要はなく、ファイル用プロトコルは制御用プロトコルより転送レートの高いシリアル通信のフレーム単位でデータを出力するよう構成されていても良い。
また、通信アダプタ2を家電機器4に取り込んだ構成にも本実施の形態の制御は適用できる。この場合、図1、図2の構成において、「家電機器4」を家電機器の「主機能部」と読み替えれば良い。
[マスター/スレーブの切替]
図3、図4に示した通信例では、通信アダプタ2がマスター側、家電機器4がスレーブ側に固定されていた。ここで、デフォルトの第1の通信プロトコル(制御用プロトコル)とは異なる第2の通信プロトコル(ファイル用プロトコル)として、マスターとスレーブを入れ替えた通信プロトコルを採用することも可能である。
この場合に切替えを行なう第1、第2の通信プロトコルは以下のように対応させることができる。すなわち、第1の通信プロトコルは、通信アダプタ2がマスターであり、家電機器4がスレーブであるマスター/スレーブ方式の制御用プロトコルである。第2の通信プロトコルは、通信アダプタ2がスレーブであり、家電機器4がマスターであるマスター/スレーブ方式のファイル用プロトコルである。
図9は、マスターとスレーブとを切替える場合の第1例のシーケンスを示す図である。図9を参照して、最初は通信アダプタ2がマスター、家電機器4がスレーブに設定されており、時刻t21〜t22において制御用通信プロトコルによって送信されるフレームは、マスターとスレーブを切り替える情報(切替えフラグFL2)を含む。つまり、最初のフレームで、通信アダプタ2が、マスタースレーブを切替えるフラグFL2を立てて、フレームを送信する。
家電機器4は、時刻t22〜t23において、応答フレームを通信アダプタ2に送信し、通信アダプタ2はこれを受信する。ここで第1通信サイクルは終了する。
その後、家電機器4がマスターに、通信アダプタ2がスレーブに切り替わり、時刻t23〜t24において、家電機器4は、制御用通信プロトコルからファイル用プロトコルを起動し、通信アダプタ2に20バイトのデータの送信を要求する。これに応じて、通信アダプタは、時刻t24〜t25で送信するフレームを先頭フレームとして、先頭フレームに4バイト、2番目3番目のフレームに8バイトずつのデータ(合計20バイト)を乗せて3フレーム連続して家電機器4に対してフレームを送信する。時刻t23〜t27において、第2通信サイクルが終了する。
図9の例では、要求された20バイトのデータの送信が完了すると、通信アダプタはスレーブからマスターに自動的に復帰し、時刻t27〜t29の第3通信サイクルでは、通常の通信(通信アダプタ2をマスターとする制御用プロトコルによる通信)が実行されている。
すなわち、家電機器4からファイル用プロトコルによって受信したデータの量が所定量(ここでは20バイト)以上になると、制御装置16は、制御装置16が使用する通信プロトコルをファイル用プロトコルから制御用プロトコルに切替えるとともに、通信アダプタ2をマスターとするように構成される。
なお、図9の場合には、タイムアウトで通信アダプタ2がマスターに復帰することも組み合わせても良い。
図10は、マスターとスレーブとを切替える場合の第2例のシーケンスを示す図である。図10の例では、第1通信サイクルの時刻t31〜t32で送信されるマスターの制御フレーム中に含まれる切り替えフラグFL2によって、時刻t33以降の第2通信サイクルからは家電機器4がマスターに、通信アダプタ2がスレーブに切り替わる。
通信アダプタ2から家電機器4にマスターが切り替わった後にデータの授受が行なわれ、所定時間Tgの空白期間が経過した後には家電機器4はスレーブに通信アダプタ2はマスターに復帰する。なお、家電機器がマスターとして通常の休止時間Tw(<Tg)後に再び制御フレームを送信すれば、家電機器がマスター、通信アダプタがスレーブの状態が維持されるように構成しても良い。
図11は、マスターとスレーブとを切替える場合の第3例のシーケンスを示す図である。図11の例では、マスター側から送信されるフレームに切替えフラグFL2を示す部分が含まれており、フラグFL2が立っていれば、次の通信サイクル(次々回のフレーム(マスターが送信したフレームに対する応答フレームの次のフレーム))からマスターとスレーブが反転する。
時刻t41〜t42において送信されるマスターの制御フレーム中に含まれる切り替えフラグFL2により、次の通信サイクルから家電機器4がマスターに、通信アダプタ2がスレーブに切り替わる。そして、時刻t43以降は、マスターに切り替わった家電機器4は、スレーブとなった通信アダプタ2とデータ授受を行なう。
時刻t45の時点でマスターである家電機器4が時刻t45〜t46において通信アダプタ2に送信した制御フレーム中に含まれる切り替えフラグFL2によって、通信アダプタ2がマスターに家電機器4がスレーブに復帰する。
すなわち、家電機器4をマスターとする通信プロトコルによって家電機器4からフラグFL2を受信すると、通信アダプタ2内の制御装置16は、制御装置16が使用する通信プロトコルを家電機器4をマスターとする通信プロトコルから通信アダプタ2をマスターとする通信プロトコルに切替えるように構成される。
なお、マスター復帰について、図9、図10、図11のいずれの方式となるかについては、予め決めておけばよい。
[ファイル転送の中断]
図12は、ファイル転送の中断の第1例を示した図である。図12の変形例では、マスターは、緊急時にリアルタイムでの制御が必要な場合、ジャミング信号JMを送出してファイル転送を中断している。緊急時とは、たとえば、地震発生時に地震情報を家電機器4の表示部に表示させたり警報を行なわせたりするような場合、家電機器4が熱機器であるときに地震等災害時に停止させる場合などである。
このようなリアルタイムでの制御が必要な場合、ファイル転送を中止し、通信アダプタ2から家電機器4に制御情報を送信できることが望ましい。図12の例では、このためにジャミング信号を使用する。ファイル用プロトコルで家電機器4がデータを送出中に、強制的にデータが壊れるような信号(ジャミング信号JM)を通信アダプタ2からシリアル通信線9に出力する。この信号によって、転送データに誤りが起こるようにする(たとえば数ビットを連続して0や1にするなど)。
家電機器4は、自身から送信されるデータをループバックして受信しており、送信データと逐次比較する。家電機器4は、送信データと受信データの不一致を検出した場合にデータの送信を停止し、制御用通信プロトコルに従って通信をするように構成される。なお、誤りは、フレームの最後に添付される検査符号で検出しても良い。
また、緊急時とは言えないが、ユーザがネットワーク経由で家電機器4の操作を行なおうとした場合にジャミング信号JMでファイル転送を中断させても良い。
なお、中断されるファイル転送の例は、たとえば連続温度測定データや、カメラ画像データ、サーモグラフィーの画像データなどが想定される。
なお、図12では、マスターが通信アダプタ2であり、スレーブが家電機器4である場合の例を示したが、マスターが家電機器4であり、スレーブが通信アダプタ2である場合にも、同様にジャミング信号JMによってファイル転送を中止させるようにしても良い。
図13は、ファイル転送の中断の第2例を示した図である。休止時間Twにおいては通常は信号が送信されないはずであるが、図13の変形例では、休止時間Tw中に送信側が信号を送信すると受信側がファイル転送を中断するように構成される。図13では、通報要求信号RQによってファイル転送が中止されている。
マスターは緊急の通報が必要な場合に時刻t63で開始されたフレームの送出が完了してから時刻t64までの休止期間(Tw)中に通報要求信号RQを送出する。スレーブ側は休止期間中に通報要求信号RQを検出可能に構成される。休止期間中に該信号が検出された場合、スレーブ側は時刻t64〜t65で実行する予定であったファイル転送を中止し、時刻t64〜t66は、通常の制御信号用プロトコルによる通信が行なわれる。
なお、図13では、マスターが通信アダプタ2であり、スレーブが家電機器4である場合の例を示したが、マスターが家電機器4であり、スレーブが通信アダプタ2である場合にも、同様に通報要求信号RQによってファイル転送を中止させるようにしても良い。
[ファイル転送の再開]
図12または図13に示したように、ファイル転送が中断される場合があるが、転送中のファイルが大容量である場合には、ファイル転送の再開時にデータを最初から送信し直すのでは時間がかかってしまう。ファイル転送の再開時に送信済みのデータの続きから送ることができれば時間の無駄がないので望ましい。
図14は、ファイル転送が中断された後に、ファイル転送が再開される場合の説明をするための図である。時刻t71〜t72において、通信アダプタ2から家電機器4に対してフラグFL1が送信され、ファイル転送が要求されている。これに応じて、家電機器4は、時刻t72からファイル用プロトコルを起動して要求された20バイトのうち12バイトのデータを送信したところで、休止時間Twにおいて通信アダプタ2から通報要求信号RQを受けている。
ここで、ファイル用プロトコルは一旦制御用プロトコルに切替えられ、時刻t74〜t76において、通常の制御用プロトコルによる通信が行なわれる。以上については、図13で説明した例と同じであるが、データの中断は図12で説明したようなジャミング信号による中断であっても良いし、他の方法でファイル用プロトコルを中断させた場合でも良い。
続いて、時刻t76〜t77において、再び通信アダプタ2がフラグFL1を家電機器4に送信することにより、ファイル用プロトコルを起動し、ファイル用データの送信を家電機器4に要求する。
このときに、中断時に未転送のデータがあった場合には、t77以降において家電機器4は、SA,DA、データ数などの情報を含む第1フレーム(図6)を省略し、図7に示した第2フレーム以降のフレーム形式を用いて、通信アダプタ2にファイル転送を継続する。
このときに、時刻t77から通信アダプタ2に送信されるフレームのヘッダFの先頭ビット部分には、継続フラグF01が立てられている。継続フラグF01を受信した通信アダプタ2は、時刻t77以降で受信するデータを受信済データの継続データとして扱う。通信アダプタ2は、以前に時刻t72〜t73に送信されたフレームのヘッダに含まれていた情報種別と、時刻t77において送信される継続フラグF01を含むヘッダのデータ番号とを参照して、受信済データと継続データの関連づけを行なう。
図14の例では、図4で説明したファイル用プロトコルによるデータ送信中にファイル転送が中止された場合を示したが、ファイル転送の中止、ファイル継続は図9のt23〜t27に示した家電機器4がマスターとなっている場合に動作してもよい。この場合は、家電機器4に異常が発生したことなどを通信アダプタ2に緊急通報する場合に用いることができる。
また、図3に示したような制御用プロトコルで通信中に家電機器4から緊急通報がある場合には、マスターへの返答中の図5のデータD1〜D4に緊急通報を含めることによって通常の通信サイクル中に通報を通信アダプタ2に出力できる。たとえば、緊急通報を含む場合のコードを予め定義しておく。通信アダプタは、家電機器からの応答フレームを受信する都度、データD1〜D4を読み取った後に、まずデータD1〜D4を緊急通報のコードと比較する。通信アダプタは、データD1〜D4の一部または全部が緊急通報のコードと一致している場合に、家電機器からの応答フレームが緊急通報であると認識する。
[使用プロトコルの表示]
以上説明したように、本実施の形態の通信アダプタ2および家電機器4は、複数の通信プロトコルを使用して通信を行なうことが可能に構成されている。このように複数の通信プロトコルを使用する場合に、現在通信に使用されているプロトコルがどのプロトコルであるのか、外部から容易に確認できると動作確認時などに便利である。
このため、図2の通信アダプタ2は、家電機器4との間の通信が第1および第2の通信プロトコルのいずれで実行中であるかを表示する通信表示部18を含む。また、図2の家電機器4は、通信アダプタ2との間の通信が第1および第2の通信プロトコルのいずれで実行中であるかを表示する通信表示部48を含む。
図15は、使用中のプロトコルを外部に報知する一例を示した図である。図15に示すように、通信アダプタ2は、LED(Light Emitting Diode)2Aを含み、家電機器4はLED4Aを含む。LED2A、LED4Aは、それぞれ、図2の通信表示部18、通信表示部48として動作する。使用するプロトコルに対応させてLED2A、LED4Aの点灯状態を変更すれば、ユーザや設置工事作業者は、通信状態を容易に知ることができる。
たとえば、ファイル転送プロトコル使用中は、通信表示LEDの点滅周期を早くしたり、色を変えたりすればよい。またLEDを各プロトコルに対応するように複数設けて、ファイル転送プロトコル使用中は、ファイル用プロトコルに対応するLEDを点灯させるようにしても良い。
図15の例では、通信アダプタ2および家電機器4の両方に表示(LED)を設けたが、表示は通信アダプタ2と家電機器4のいずれか一方だけでも良い。
図16は、通信表示の制御例を示したタイムチャートである。図16の時刻t81〜t83、t87〜t91(第1、第3、第4通信サイクル)では、通信に制御用プロトコルが使用されており、LEDが連続点灯するように表示部が制御される。一方、時刻t83〜t87(第2通信サイクル)では、通信にファイル用プロトコルが使用されており、LEDが点滅するように表示部が制御される。
図16では、制御プロトコル時には点灯表示、ファイルプロトコル時には点滅表示としているが、2種類のプロトコルを区別できれば表示の制御はこれには限られない。たとえば、点滅の周期を変化させたり、多色LEDデバイスを用いて色を変化させたりしても良い。
また表示部は通信アダプタ2、家電機器4のいずれか片方であってもよい。ただし、通信アダプタ2が家電機器4内に収納される場合等は家電機器4側に表示部を設けることが望ましい。通信アダプタ2が家電機器4の外部に別体で設置される場合は通信アダプタ2にあればよい。
表示部は、通信プロトコルを識別するためだけではなく、通信アダプタ2、家電機器4のいずれがマスターでいずれがスレーブかを示すために設けても良い。
図17は、通信アダプタ、家電機器のいずれがマスターでいずれがスレーブかを示すように表示部を制御する例を説明するための図である。図17に示すように、通信アダプタ2は、LED2Bを含み、家電機器4はLED4Bを含む。LED2B、LED4Bは、それぞれ、図2の通信表示部18、通信表示部48として動作する。LED2B、LED4Bの点灯状態をマスターとスレーブで変えれば、ユーザや設置工事作業者は、通信状態を容易に知ることができる。単独のLED表示において点灯/点滅を変えたり、点滅周期を変化させたりしても良く、多色発光LED等を用いて色を変化させたりしても良い。このように表示を変えることによって、マスターとスレーブとを区別することができる。
これによって、家電機器4と通信アダプタ2の動作確認が外部で容易に行なえるようになる。たとえば、誤作動によって両方ともマスターになってしまった場合に、異常な状態が一目でわかるので、初期化などの措置をとれば復帰する可能性があることがすぐわかる。
なお、LED2B、LED4Bは、図5に示したLED2A、LED4Aに加えて設けられても良い。
[データの削減]
通信速度をさらに向上させるために、データを削減して送信するようにしても良い。ここでは、最初の送信は全データを送信し、2回目以降は差分のデータのみを送ることによってデータ量を削減する例を説明する。
図18は、データの削減例を示した図である。図18では、通信アダプタが、家電機器に対してデータD1〜D8を送信するように要求した場合を例に示す。
ここで、前回送信を受けたデータD1〜D8に対して、今回要求を受けた時点ではデータD4以外は同じであったとする。この場合、家電機器は、データD1〜D8のすべてを送信する代わりに、更新された部分は4番目のデータであることを示すアドレス情報と、更新されたデータD4のみを送信する。
家電機器4から通信アダプタ2に送信する送信データは、変化した部分であるデータD4と、アドレスデータ(相対アドレス、または絶対アドレス)で構成される。図18の例は、相対アドレスが“4”であり、データの内容が“50”であることを意味している。
通信アダプタ2は、受信したデータD4をすでに前回の通信サイクルで受信済であった非変化部分(データD1〜D3,D5〜D8)と合成しネットワーク8へ送出する。
このように、差分のみ送信し送信データ量を削減することによって、実質的に通信速度を上げることができるので、プロトコル変更と組み合わせて図18に示すようなデータの削減を行なえば、さらにデータ転送の速度が向上する。なお、図18に示すデータの削減をプロトコル変更と組み合わせずに、単独で行なっても良い。
[応用例]
上記に説明したファイル用プロトコルは、家電機器4から通信アダプタ2にデータを送信するときに使用できる。送信データの例は、カメラで撮影した画像データ、赤外線センサで検出した熱画像データなどを挙げることができる。
また、このファイル用プロトコルは、通信アダプタ2から家電機器4にデータを送信するときに使用できる。送信データの例は、家電機器4の制御ソフトウエアの更新用データや、家電機器4で使用するデータのダウンロードなどを挙げることができる。
このようにファイル用プロトコルを備えることによって、家電機器が保有する情報の積極的な活用が可能となる。
たとえば、エアコンの赤外線センサで検出した部屋の熱画像をネットワークに送り、ネットワークに接続された他の装置で分析し、部屋の温度分布状況に合わせてエアコンを自動運転させることができる。
また、家電機器の運転履歴データをネットワークに送り、これを分析することによって、家電機器メーカが、故障予兆の検出0、保守計画の効率化、および買い替え提案等を行なうことができる。
冷蔵庫の例では、庫内の食品在庫情報をネットワークで送り、外部から特定の人に閲覧可能とすることもできる。これにより、買物のために外出中に買物内容を決める参考とすることもでき、また契約スーパーから買い物おすすめ情報を送信してもらうこともできる。
また、ファイル用プロトコルは、家電機器が外部から情報を得るためにも有効である。
たとえば、インターネットから気象予報データを入手して、エアコンの運転に活用することもできる。より具体的には、気温予報に従って、エアコンの自動スケジューリング(気温予想に基づいてON/OFF時刻を自動設定する)を行なったり、降雨予報に基づいて除湿運転を自動起動したり、運転モードを自動的に切替えたりすることもできる。
他の例では、IHクッキングヒータや電子レンジに食材配送業者から調理シーケンスの配信することが考えられる。たとえば、火力の自動調整を行なうことによって、誰でも手軽に美味しく料理ができる。
今回開示された各実施の形態および変形例は、適宜組合せて実施することも予定されている。そして、今回開示された実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 電気機器システム、2 通信アダプタ、4 家電機器、5 コントローラ、6 ルーター、7 クラウド、8 家庭内ネットワーク、9 シリアル通信線、12,14,42 インタフェース部、16,44 制御装置、18,48 通信表示部、22,52 制御部、23,53 記憶部、24,26,54,56 通信部、28,30,58,60 切替部、46 温度センサ、50 空調部。

Claims (11)

  1. 電気機器をネットワークに接続するための通信アダプタであって、
    前記ネットワークに接続するように構成された第1インタフェース部と、
    前記電気機器に接続するように構成された第2インタフェース部と、
    前記ネットワークから前記第1インタフェース部を介して与えられる第1データを第1の通信プロトコルに従って前記第2インタフェース部を介して前記電気機器に送信するように構成されるとともに、前記電気機器から前記第2インタフェース部を介して与えられる第2データを前記第1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルに従って受信するように構成される制御装置とを備え、
    前記第1の通信プロトコルは、フレームを単位としてシリアル通信を行なうプロトコルであり、
    前記第2の通信プロトコルは、前記第1の通信プロトコルと同じ通信レートで、又は、前記第1の通信プロトコルよりも高い通信レートで、前記フレームを単位としてシリアル通信を行なうプロトコルであり、
    前記第2の通信プロトコルにおいて、2番目以降のフレームは、先頭フレームよりも多いデータ量が前記第2データに割り当てられている、通信アダプタ。
  2. 前記制御装置は、前記第1の通信プロトコルに従って、前記電気機器が使用する通信プロトコルを前記第1の通信プロトコルから前記第2の通信プロトコルに切替える第1指令を前記電気機器に送信するとともに、前記制御装置が使用する通信プロトコルを前記第1の通信プロトコルから前記第2の通信プロトコルに切替えるように構成される、請求項1に記載の通信アダプタ。
  3. 前記第2の通信プロトコルは、前記第1の通信プロトコルよりも通信レートが高い、請求項2に記載の通信アダプタ。
  4. 前記第1の通信プロトコルは、前記通信アダプタがマスターであり、前記電気機器がスレーブであるマスター/スレーブ方式のプロトコルであり、
    前記第2の通信プロトコルは、前記通信アダプタがスレーブであり、前記電気機器がマスターであるマスター/スレーブ方式のプロトコルである、請求項2に記載の通信アダプタ。
  5. 前記電気機器から前記第2の通信プロトコルによって受信した前記第2データの量が所定量よりも大きくなると、前記制御装置は、前記制御装置が使用する通信プロトコルを前記第2の通信プロトコルから前記第1の通信プロトコルに切替えるように構成される、請求項に記載の通信アダプタ。
  6. 前記電気機器から前記第2の通信プロトコルによって第2指令を受信すると、前記制御装置は、前記制御装置が使用する通信プロトコルを前記第2の通信プロトコルから前記第1の通信プロトコルに切替えるように構成される、請求項に記載の通信アダプタ。
  7. 前記電気機器との間の通信が前記第1および第2の通信プロトコルのいずれで実行中であるかを表示する表示部をさらに備える、請求項1に記載の通信アダプタ。
  8. 通信アダプタによってネットワークに接続される電気機器であって、
    前記通信アダプタに接続するように構成されたインタフェース部と、
    前記ネットワークから前記通信アダプタを介して与えられる第1データを第1の通信プロトコルに従って受信するように構成されるとともに、第2データを前記第1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルに従って前記通信アダプタに送信するように構成される制御装置とを備え、
    前記第1の通信プロトコルは、フレームを単位としてシリアル通信を行なうプロトコルであり、
    前記第2の通信プロトコルは、前記第1の通信プロトコルと同じ通信レートで、前記フレームを単位としてシリアル通信を行なうプロトコルであり、
    前記第2の通信プロトコルにおいて、2番目以降のフレームは、先頭フレームよりも多いデータ量が前記第2データに割り当てられている、電気機器。
  9. 電気機器と、
    前記電気機器をネットワークに接続するための通信アダプタとを備え、
    前記通信アダプタは、
    前記ネットワークに接続するように構成された第1インタフェース部と、
    前記電気機器に接続するように構成された第2インタフェース部と、
    前記ネットワークから前記第1インタフェース部を介して与えられる第1データを第1の通信プロトコルに従って前記第2インタフェース部を介して前記電気機器に送信するように構成されるとともに、前記電気機器から前記第2インタフェース部を介して与えられる第2データを前記第1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルに従って受信するように構成される第1の制御装置とを含み、
    前記第1の通信プロトコルは、フレームを単位としてシリアル通信を行なうプロトコルであり、
    前記第2の通信プロトコルは、前記第1の通信プロトコルと同じ通信レートで、前記フレームを単位としてシリアル通信を行なうプロトコルであり、
    前記第2の通信プロトコルにおいて、2番目以降のフレームは、先頭フレームよりも多いデータ量が前記第2データに割り当てられており、
    前記電気機器は、
    前記通信アダプタに接続するように構成された第3インタフェース部と、
    前記通信アダプタから前記第1データを前記第1の通信プロトコルに従って受信するように構成されるとともに、前記第2データを前記第2の通信プロトコルに従って前記通信アダプタに送信するように構成される第2の制御装置とを含む、電気機器システム。
  10. 電気機器をネットワークに接続するための通信アダプタを制御する方法であって、前記通信アダプタは、前記ネットワークに接続するように構成された第1インタフェース部と
    、前記電気機器に接続するように構成された第2インタフェース部と、制御部とを含み、
    前記方法は、
    前記ネットワークから前記第1インタフェース部を介して与えられる第1データを第1の通信プロトコルに従って前記第2インタフェース部を介して前記電気機器に送信するステップと、
    前記電気機器から前記第2インタフェース部を介して与えられる第2データを前記第1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルに従って受信するステップとを備え、
    前記第1の通信プロトコルは、フレームを単位としてシリアル通信を行なうプロトコルであり、
    前記第2の通信プロトコルは、前記第1の通信プロトコルと同じ通信レートで、前記フレームを単位としてシリアル通信を行なうプロトコルであり、
    前記第2の通信プロトコルにおいて、2番目以降のフレームは、先頭フレームよりも多いデータ量が前記第2データに割り当てられている、通信アダプタを制御する方法。
  11. 電気機器をネットワークに接続するための通信アダプタを制御するプログラムであって、前記通信アダプタは、前記ネットワークに接続するように構成された第1インタフェース部と、前記電気機器に接続するように構成された第2インタフェース部と、コンピュータを含む制御部とを含み、
    前記プログラムは、
    前記ネットワークから前記第1インタフェース部を介して与えられる第1データを第1の通信プロトコルに従って前記第2インタフェース部を介して前記電気機器に送信するステップと、
    前記電気機器から前記第2インタフェース部を介して与えられる第2データを前記第1の通信プロトコルとは異なる第2の通信プロトコルに従って受信するステップとを前記コンピュータに実行させ、
    前記第1の通信プロトコルは、フレームを単位としてシリアル通信を行なうプロトコルであり、
    前記第2の通信プロトコルは、前記第1の通信プロトコルと同じ通信レートで、前記フレームを単位としてシリアル通信を行なうプロトコルであり、
    前記第2の通信プロトコルにおいて、2番目以降のフレームは、先頭フレームよりも多いデータ量が前記第2データに割り当てられている、プログラム。
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