JP2006015600A - インクジェットプリンタの制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 複数のインターフェースを介してPCと接続可能な印字装置において、記録動作にかかるエンジンスピードに対してそれを上回る規格の通信速度のインターフェイスにより通信し記録動作を行う場合と、エンジンスピードを下回る規格のインターフェイスによりデータを受信して印字動作を行う場合では、記録媒体を排出する時間に大きな差が生じてしまう。その状況をユーザーが把握することが出来なかった。
【解決手段】 通信速度の大きく違うインターフェイスを複数備えた印字装置において、ホストとなる機器との通信速度に応じて印字中である表示方法を変えることにより、ユーザーに通信状況と印字状況をわかりやすくするための表示方法を提供する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、複数のインターフェイス手段を有するインクジェット印字装置の制御方法に関するものである。
近年はインクジェックプリンタ等でもホストとなる電子機器が多様化しており、複数のインターフェイスを備えることが多くなってきており、例えば赤外線による通信であるIrDAあるいは無線による通信のBluetooth等を通信手段にプリンタのインターフェイスを含む場合が多くなっている。この場合、有線のインターフェイスを使用する場合と違い、ホストとプリンタ間の障害物の存在や、電波環境の影響に通信状態が悪化し通信切断等によるユーザーが想定しないエラーが発生することがある。
このような状況に対応するために、プリンタがホストと通信中であることをユーザーが視認できるようにすることは、使い勝手という側面から重要な項目となっている。例えば、特開平5−64940に見られる技術のように、プリンタのデータ受信周期に比例した受信状態を目視できるモニタを設けることにより、ユーザーに使い勝手や保守性の向上をもたらすという技術が開示され手いる。
また、ケーブルを接続しないでホストとデータ通信を行って記録動作を行うインターフェイスを有している場合、例えば特開平8−300772に見られる技術のようにケーブルでつながれていない光通信によりプリントデータを通信する装置において、通信状況を視覚的に認識可能とする技術が開示されている。
しかしながら、上記の従来の技術においてはユーザーが使用するインターフェイスに対しての通信状況を把握することに対しては有効であるが、複数のインターフェイスを有する場合においては、ユーザーは使用しているインターフェイスを把握することができない。
また、記録装置は同一のデータを受信して記録動作を行う場合についても、記録動作にかかるエンジンスピードに対してそれを上回る規格の通信速度のインターフェイスにより通信し記録動作を行う場合と、エンジンスピードを下回る規格のインターフェイスによりデータを受信して印字動作を行う場合では、記録媒体を排出する時間に大きな差が生じてしまう。
また、インターフェイスの速度の違いを少なくするために、遅いインターフェイスを使用する場合には、データの圧縮率を上げて転送データ量を少なくする場合も考えられる。しかしながら、このような場合速度の遅いインターフェイスを使用した場合と、速度の速いインターフェイスを使用した場合で、印字結果に違いが生じることがある。この結果、ユーザーはインターフェイスの違いにより、同じデータに対して結果の違う記録物を得ることとなる場合がある。
本発明は上記従来例に鑑みてなされたもので、通信速度の大きく違うインターフェイスを複数備えた印字装置において、ホストとなる機器との通信速度に応じて印字中である表示方法を変えることにより、ユーザーに通信状況と印字状況をわかりやすくするための表示方法を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために本発明の記録装置は、以下のような構成となっている。
複数のインターフェイスによる通信手段を用いてホストとの接続が可能な記録装置において、前記複数のインターフェイスによる通信手段のうち少なくとも1つのインターフェイス通信手段からデータを受信する手段と、前記複数のインターフェイス通信手段と前記ホストとの接続状態あるいは前記受信手段によって受信されたデータに基づいて、前記受信する手段に用いられたインターフェイス通信手段を識別する識別手段と、前記インターフェイスを介してホストと通信を行い印字する場合に、前記ホストから印字データを受信中であることを表示する手段を有し、前記通信手段を識別する手段により、通信しているインターフェイスに対応して表示方法を変化させることを特徴とする記録装置である。
さらに前記複数のインターフェイスの識別手段により識別されたインターフェイスの通信速度に応じて、その前記表示方法を変えることを特徴とする記録装置であることが望ましい。
さらに、前記表示手段によりホストとのデータを受信中であることを示す表示手段として、LEDでの点燈あるいは点滅で表示することを特徴とする記録装置であれば、非常に簡単な構成となり、さらに、前記複数のインターフェイスのうち、通信に使用されたインターフェイスに対応してLEDの点滅速度を変更することを特徴とする記録装置であれば、少ない構成要素で表示方法を変えることができる。
さらに、ひとつのインターフェイスにおいても複数の通信速度をサポートしているような場合には、前記複数のインターフェイスのうち、通信に使用されたインターフェイスの通信速度に対応して、LEDの点滅速度を変化させて表示することを特徴とする記録装置とすることも可能である。
また、代表的な例として前記複数のインターフェイスのうち、1つのインターフェイスはBluetooth技術による通信手段であることを特徴とする記録装置。
あるいは、前記複数のインターフェイスのうち、1つのインターフェイスはIrDA技術による通信手段であることを特徴とする記録装置であることが望ましい。
複数のインターフェイスを有するプリンタにおいて、印字するデータを受信中に受信中であることを表示する手段をもち、インターフェイスの種類により、あるいはインターフェイスの通信速度の違いによりその表示を変えることにより、インターフェイスの違いによりデータの受信速度がプリンタのエンジンスピードを上回る通信方式を使用した場合と、プリンタのエンジンスピードを大きく下回る場合とで、同一のデータの場合でも印字スピードが変わってくる場合をユーザーにわかりやすく認識させることができる効果がある。
また、インターフェイスの速度の違いにより、印刷スピードをあまり変えないために、ホストからプリンタに対してのデータの圧縮方法を変えて転送量を変化させる場合に応じて、インターフェイスの違いにより印刷結果が多少変化する場合においても、ユーザーに対してデータタイプにより表示を変えることによりデータタイプをわかりやすく認識させることができる効果がある。
[第一の実施例]
図1は本実施例における複数のインターフェイス手段を有するインクジェットプリンタのブロック図を示したものである。本実施例においては、USB及びIrDA、Bluetoothの3種類のインターフェイスによる通信手段を有したインクジェットプリンタとしている。
1はインクジェットプリンタ全体をあらわしている。2、3、4はそれぞれ印字データを送信する情報機器であり、2は本実施例においてはBluetoothインターフェイスを有するデジタルカメラ、3はIrDAをインターフェイスとして搭載している携帯電話、4はUSBインターフェイスを搭載したパーソナルコンピュータをそれぞれ想定している。4のコンピュータと1のプリンタにおいては4−1のUSBケーブルを接続することにより通信可能となっている。
1のプリンタの内部構成を説明すると、100は電源供給部でありプリンタの構成要素に対して電源を供給する手段である。但し、110の操作部及び101のCPUは電源供給供給部100に電源がACコンセント(不図示)につながっている状態では電源ライン100−1を介して電源が供給されている事とする。他の構成要素に関しては、CPUからの電源コントロール信号100−2の信号によりON/OFFがコントロール可能であり、不図示の電源供給ラインにより電源ONとされている場合に供給される。但し、111のBluetoothモジュール及び112のIrDAモジュールに対しては、121のBluetooth電源供給スイッチと122のIrDAモジュールへの電源供給スイッチを介して電源を供給する構成となっており、100−1で電源ONの状態で121及び122のコントロールラインでONとなった場合にそれぞれ供給される。101は記録装置のシステム制御をソフトウェアにより制御するためのCPUであり、102はハードウェアにより制御するためのASIC、103は印字装置の制御プログラムを格納したROMを示している。これらはシステムバス101−1により接続されている。104はRAMでありCPU101のワーク領域、ホストから受信したデータの一時的なバッファリング領域、記録ヘッドへデータを送信するためのデータバッファリング領域等として使用する。105はEEPROMであり、記録装置の計時状態等を記憶するための手段として使用する。記録ヘッド106はASICから出力された信号により記録ヘッドを駆動する。
また、LFモータ107は給紙のために使用するモータであり、108はヘッド及びインクを搭載したキャリッジユニットを移動させるために使用するCRモータである。ヘッドの回復動作を行うために使用するモータである。
110は記録装置の動作操作を行うためのスイッチと記録装置の状態等を表すためのLED、あるいはLCD等を備えた操作部である。本実施例の操作部は2つのスイッチと二つのLEDから形成されたものとする。操作部はCPUと信号線110−1介して制御される。操作部には110−2のスイッチ1は110−3の信号線を介して、CPUの割込み端子へと接続されている。110−4は緑色に点燈可能なLED1であり110−5は橙色に点燈可能なLED2をあらわしている。これらのLEDは110の信号線を介して点燈、消灯を行うことが可能である。また、不図示のスイッチ2はプリンタエラー解除用のスイッチであり、エラー状態の時にユーザーがこのスイッチを操作することによりプリンタのエラー解除するためのものである。
111はBluetooth規格に定められた通信プロトコルの一部を搭載した電子デバイスであるBluetoothモジュールを示しており、111−2は電波を送受信するためのアンテナを示したものである。Bluetoothモジュールが有していないプロトコルの上位層は、103のROMに搭載されており、そのプロトコル間の通信は信号線111−1を介して行うことでBluetooth通信を実現する。101のASIC内にはBluetoothモジュールとの通信を行うためのBluetooth送受信回路が内蔵されている。121は電源ON/OFFスイッチ手段であり、101のCPUからの信号121−1により121のBluetoothユニットに供給する電源スイッチのON/OFFの切り替え制御する手段であり、121がONの状態にコントロールされている場合にのみ121はBluetoothモジュールに対する電源供給ライン111−2を介してBluetoothモジュールに電源が供給される。
本実施例における111のBluetoothモジュールは、以上のプロトコルのうちBASEBAND層とRF部、及びLMPを1つの電子デバイスとしたものとしている。その他の層はROM103に実装されており、BluetoothモジュールとASIC間を通信することにより、Bluetooth通信を実現する。本実施例においては、これらのプロトコル間の通信においても、Bluetoothの規格に定められたHCI−UARTにより実現している。しかしながら、Bluetoothモジュールに実装されるプロトコルは数多く想定でき、RF部だけのモジュールとすることや、アプリケーション・レイヤまですべて含んだBluetoothモジュールを想定した場合でも本実施例の構成を利用できることとなることは言うまでもない。
112のIrDAモジュールは、電気信号を赤外線に変換するための発光LED及び受信した赤外線を電気信号に変換するための光電変換素子とを有したものである。赤外線の送信に関しては、赤外線送受信回路からの送信信号に応じて発光LEDにより赤外線を照射(3−2)し、赤外線を受信した場合には赤外線受信信号(3−2)を電気的なパルス信号に変換して赤外線受信回路へ送出する。122は電源ON/OFFスイッチ手段であり、101のCPUからの信号122−1により112のIrDAモジュールに供給する電源をON/OFF制御する手段であり、122がONの状態にコントロールされている場合にのみ122−1はIrDAモジュールに対する電源供給ラインを介してIrDAモジュールに電源が供給される。
113はUSBコネクタであり、ホストコンピュータとUSB接続する場合に使用する。4―1はUSBケーブルであり、印字データの送り元となる情報端末機器4と接続され、印字データを受信する。
図2はASIC102の内部構成を説明した図である。201は不揮発性データの書き込み及び読み込みを105のEEPROMに対して行うための制御回路である。202はRAM制御回路であり、203は受け取ったデータに対して解像度変換等を行うためのデータ処理部であり、204は記録ヘッドを駆動するための信号を生成するHEAD駆動部である。記録ヘッド106は、駆動信号によりインクを吐出し記録紙に印字を行う。205はLFモータの制御回路で印字装置が印字を行う記録紙を印字動作に合わせて移動させるための紙送り機構の動力として使用される。また、206はCRモータの制御回路であり記録紙に印字を行う際の記録ヘッド及びインクを搭載したキャリッジユニット(不図示)を吐出動作に同期させて移動させるための動力源となるCRモータを駆動するための制御回路である。207はAPモータの制御回路であり、記録ヘッドの回復ユニットを動作させるための動力源となるAPモータを動作させるための制御回路である。これらは、プリンタの一連の動作に合わせて動作する。
208はBluetooth送受信回路であり、Bluetoothモジュールに内蔵されているプロトコルとROMに内蔵されているプロトコルと接続するための通信の送受信を受け持つ部分である。Bluetoothモジュールからのデータをプロトコル上位層に転送するためのデータは、203のRAM制御回路を介して104のRAMに保存される。それと同時に、Bluetoothモジュールからのデータ受信があったことを211のIF状態識別部にBluetoothが送受信中であるという識別信号208−1を送出する。211のI/F識別部ではBluetoothで通信中であるという情報を保持すると共に、CPUに対して割込み信号を発生させる。RAMに保存されたデータはCPUにより解析され、印字装置として印字動作を行うこととなる。また、Bluetooth通信を行うためにBluetoothモジュールに送信するデータは、CPUがROMに上のプロトコルに乗っ取り104のRAM上にセットする。そして、203のRAM制御回路および207のBluetooth送受信部を介してBluetoothモジュールに送信される。Bluetoothモジュールは受け取ったデータに基づき、必要に応じて情報機器2に対して電波信号を送信することにより通信が可能となる構成をしている。
209はIrDA送受信回路である。これは、赤外線を受光した赤外線モジュールから送出されたパルス信号を、定められたパケット形式にのっとりデータを抽出する機能、及び送信したいデータをIrDA規格に定められたパケット方式の電気信号に変換し、IrDAモジュールへ送出する回路を有した部分である。IrDAのデータを受信した場合には、211のIF状態識別部にBluetoothが送受信中であるという識別信号208−1を送出する。211のI/F識別部ではIrDAで通信中であるという情報を保持すると共に、CPUに対して割込み信号を発生させる。
210はUSB仕様により構成されたインターフェイスである。USB送受信においてもUSBのデータを受信した場合には、211のIF状態識別部にUSBデータを受信中であるという識別信号210−1を送出する。211のI/F識別部ではUSBで通信中であるという情報を保持すると共に、CPUに対して割込み信号を発生させる。
211のI/F状態識別部では、Bluetooth、IrDA、USBのいずれかの状態が通信中という状態となった場合に、102−1の信号を101のCPUに対しての割込み信号を発生させる。また、212のタイマ回路は時間の計測手段として使用している。
図3は本実施例における複数のインターフェイスを有するインクジェットプリンタの状態遷移図を示したものである。S1はパワーオフ状態である。電源スイッチの操作(POWER_ON)によりプリンタはインターフェイスからの通信待ちの状態であるS2のスタンバイ状態へと遷移する。ホストからBluetoothインターフェイス経由でプリント動作が開始されると(BT_PRINT_START)、S3のBluetooth通信状態へと遷移する。プリンタ動作が終了(BT_PRINT_END)するとS2のスタンバイ状態へと遷移する。S2のスタンバイ状態のときに、ホストからIrDAインターフェイス経由でプリント動作が開始される(IRDA_PRINT_START)と、S4のIrDA通信状態へと遷移する。プリンタ動作が終了する(IRDA_PRINT_END)とS2のスタンバイ状態へと遷移する。S2のスタンバイ状態のときに、ホストからUSBインターフェイス経由でプリント動作が開始される(USB_PRINT_START)と、S5のUSB通信状態へと遷移する。プリンタ動作が終了する(USB_PRINT_END)とS2のスタンバイ状態へと遷移する。
通信状態であるS3、S4、S5の状態で、通信エラーあるいはプリンタエラー(BT_ERROR/IRDA_ERROR/USB_ERROR)が生じると、S6のエラー状態へと遷移する。エラー状態において、プリント状態へ復帰可能なエラーである場合、エラー解除動作を行うことによりエラーが解除される(BT_ERROR_OFF/IRDA_ERROR_OFF/USB_ERROR_OFF)とプリンタエラーから再びもとの印字状態S3あるいはS4,S5のいずれかの状態に遷移し、続きを印刷する。また、プリンタがS2〜S6までのどの状態にある場合でも復帰不可能なエラーが生じた場合(FATAL_ERROR)にはS7の復帰不可能状態へと遷移する。また、どの状態においてもパワーオフ動作(POWER_OFF)がされることにより、S1のパワーオフ状態へと遷移する。
表1は図3における状態に対応した操作部のLED1及びLED2の状態を示したものである。S1のパワーオフ状態においては、LED1及びLED2は共に消灯しており、ユーザーに対してパワーオフであることを表示している。S2のスタンバイ状態では、LED1が点燈することでスタンバイ状態であることを表示する。S3のBluetoothでの通信状態での場合には、LED1が点滅1のスピードで点滅することにより、Bluetoothでの通信中であることを表示する。S4のIrDAでの通信状態においては、LED2が点滅2のスピードで点滅することによりIrDAでの通信中であることを表示する。S5のUSBでの通信状態では、LED1が点滅3のスピードにより点滅することにより、USBでの通信中であることを表示する。また、S6のエラー状態においては、LED2が点滅することによりエラー状態であることを示す。
このとき、点滅のスピードを以下のようにする。点滅1はBluetoothインターフェイスを使用している。Bluetooth規格に定められるスピードは規格上1Mbpsである。また、点滅2はIrDAインターフェイスにより通信している。IrDAインターフェイスは規格上最大4Mbpsで通信をしている。同様に点滅3はUSBインターフェイスにより通信をしている。USBはv1.1の規格上では最大12Mbpsで通信できる規格となっている。これらのことから、点滅速度をインターフェイスの通信速度に合わせて変化させる。例えば、点滅1は1000msec点燈後1000ms消灯の繰り返しにより点滅させる。点滅2は600ms点燈後600ms消灯の繰り返しで点滅させる。点滅3は300msec点燈後に300msec消灯させることとする。
このように表示することにより、ユーザーは点滅スピードから利用しているインターフェイスを特定できることになり、使用しているインターフェイスのスピードを表現することが可能となる。
本実施例においては、PC等のホストからプリンタドライバ経由で印刷を行う場合にも有効となる。プリンタドライバではプリンタに転送するデータを作成するが、プリンタデータの作成手段を使用するインターフェイスによりその作成手段を変える場合がある。
データ量を少なくして画質を落としたプリントデータをプリントデータ1、データ量を多くして画質を高くしたプリントデータをプリントデータ2とする。プリントデータ2はUSBで転送した場合はエンジンスピード以上のスピードとなり通信により印字スピードが落ちないが、IrDAやBluetoothにより印字させた場合にはその印字スピードは遅くなる程度のデータとする。一方、プリントデータ1はBluetooth通信やIrDA通信でもエンジンスピード以上のスピードで通信できる程度のデータとする。
ホストがプリンタと通信を行い印字する場合において、使用するインターフェイスに応じてプリントデータ1およびプリントデータ2を適宜変更した場合、同じ印字元でもIrDAやBluetoothで送信する場合にはプリントデータ1を、USBでプリントする場合にはプリントデータ2を転送するようにプリンタドライバ上で処理を行った場合、同じ印字元データであるにもかかわらず、インターフェイスの違いによって印字結果に違いが生じることになる。このような場合においても、インターフェイスの違いを表示することにより、印字結果の違いを認識できることになる。
[第二の実施例]
本実施例においては、表示方法をインターフェイススピードで選択的にグルーピングを行い、表示方法を変える手段を提供することとする。
図4は本実施例におけるプリンタの状態遷移図を示したものである。S1,S2,S3,S5,S6,S7については図3と同等の状態を示したものである。そして、S4のIrDA通信状態は二つの状態に場合分けしている。
IrDA規格においては、IrDA1.0あるいはIrDA1.2で規定されるように最高速度115.2kbpsで通信する方式と、IrDA1.1で規定されているように最高速度4Mbpsで通信する物理層を有している。本実施例のプリンタにおいては、4Mbpsでの通信までサポートしているものとした場合、例えばホストとなる機器が115.2kbpsまでの低速通信しかサポートしていない場合、IrDA通信による印字動作を行った場合においてもその通信速度は大きく違う場合がある。S4−1は低速通信によりプリンタで印刷している状態を示したものであり、S4−2は高速通信でプリンタにより印刷している状態を示す。
表2は図4における状態に対応した表示部のLEDの状態を示したものである。本実施例においては、通信中における点滅のスピードをインターフェイス毎に分けるのではなく、通信スピードごとにグループ分けを行い、グループ毎に点滅速度を変化させている。S4−1は最高115.2Kbpsと極端に遅いのでグループ1、S3は最高1Mbps、S4−2は最高4Mbpsとあまり通信速度に違いが無いため、同一のグループ2とした。また、S5は最高12Mbpsと速いためグループ3とした。
実施例1と同様、S1のパワーオフ状態においては、LED1及びLED2は共に消灯しており、ユーザーに対してパワーオフであることを表示している。S2のスタンバイ状態では、LED1が点燈することでスタンバイ状態であることを表示する。S3のBluetoothでの通信状態での場合には、本実施例ではグループ2としLED1が点滅2のスピードで点滅することにより、通信スピードが中程度であることを表示する。S4−1のIrDAでの低速通信状態においてはグループ1としLED1が点滅1のスピードで点滅することにより、低速通信中であることを表示する。S4−2のIrDAでの高速通信状態においてはグループ2とし、通信スピードが中程度であることを表示する。S5のUSBでの通信状態では、グループ3としLED1が点滅3のスピードにより点滅することにより、高速で通信中であることを表示する。また、S6のエラー状態においては、LED2が点滅することによりエラー状態であることを示す。S7の復帰不可能なエラー状態においては、LED1とLED2が交互に点滅することにより、復帰不可能なエラー状態であることを表示する。
また、点滅1と点滅2と点滅3の点滅の仕方については、点滅の時間間隔を点滅1>点滅2>点滅3とすることにより、通信スピードが速くなるに従い点滅間隔を短くすることで、視覚的に転送速度をユーザーが視認することが可能である。
本実施例においては赤外線通信のみを二つの状態に分けて、グループ化を行ったが他のインターフェイス、例えばUSBインターフェイス等も規格上大きく二つの速度に分けることが可能である。このような場合については、状況に応じてグループを変えて表示方法を変化させられることは言うまでもないことである。
本発明の代表的な実施形態である複数のインターフェイス手段を有するインクジェットプリンタのブロック図。 ASIC102の内部構成を説明した図。 実施例1におけるプリンタの状態遷移図。 実施例2におけるプリンタの状態遷移図。
符号の説明
1 複数のインターフェイス手段を備えたインクジェット記録装置
2 デジタルカメラ
3 携帯電話
4 パーソナルコンピュータ
100 電源供給手段
101 CPU
102 ASIC
103 ROM
104 RAM
105 EEPROM
106 記録HEAD
107 LFモータ
108 CRモータ
109 APモータ
110 操作部
111 Bluetoothモジュール
112 IrDAモジュール
113 USBコネクタ

Claims (7)

  1. 複数のインターフェイスによる通信手段を用いてホストとの接続が可能な記録装置において、前記複数のインターフェイスによる通信手段のうち少なくとも1つのインターフェイス通信手段からデータを受信する手段と、
    前記複数のインターフェイス通信手段と前記ホストとの接続状態あるいは前記受信手段によって受信されたデータに基づいて、前記受信する手段に用いられたインターフェイス通信手段を識別する識別手段と、
    前記インターフェイスを介してホストと通信を行い印字する場合に、前記ホストから印字データを受信中であることを表示する手段を有し、
    前記通信手段を識別する手段により、通信しているインターフェイスに対応して表示方法を変化させること
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 前記複数のインターフェイスの識別手段により識別されたインターフェイスの通信速度に応じて、その前記表示方法を変えること
    を特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  3. 前記表示手段によりホストとのデータを受信中であることを示す表示手段として、LEDでの点燈あるいは点滅で表示すること
    を特徴とする請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  4. 前記複数のインターフェイスのうち、通信に使用されたインターフェイスに対応してLEDの点滅速度を変更すること
    を特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  5. 前記複数のインターフェイスのうち、通信に使用されたインターフェイスの通信速度に対応して、LEDの点滅速度を変化させて表示すること
    を特徴とする請求項3に記載のインクジェット記録装置。
  6. 前記複数のインターフェイスのうち、1つのインターフェイスはBluetooth技術による通信手段であること
    を特徴とする、請求項1に記載のインクジェット記録装置。
  7. 前記複数のインターフェイスのうち、1つのインターフェイスはIrDA技術による通信手段であること
    を特徴とする、請求項1に記載の記録装置。
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