JP2015142315A - 遠隔制御装置、遠隔制御システム及び遠隔制御方法 - Google Patents

遠隔制御装置、遠隔制御システム及び遠隔制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】
宅内に設置された電気機器を遠隔制御する場合、制御システムにおいては、安全性と利便性の両立が困難である。
【解決手段】
本発明の遠隔制御装置は、制御対象機器と赤外線通信を行う赤外線送受信部と、制御対象機器に関する制御信号データを制御対象機器への制御内容と関連付けて記憶する学習データ記憶部と、ユーザがアクセスするWEBページを提供するWWWサーバと、を備え、WWWサーバは、アクセスを許可する電子証明書の所有が確認された場合にのみ所定のWEBページへのアクセスを許可し、所定のWEBページへのログインが成功した場合に遠隔制御機能を有効化し、赤外線送受信部は、選択された遠隔制御機能の制御内容に対応する制御信号データを、制御対象機器に送信し、WWWサーバと赤外線送受信部が、内部バスで接続されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電気機器の遠隔制御装置、遠隔制御システム及び遠隔制御方法に関し、特に宅用電気機器の遠隔制御装置、遠隔制御システム及び遠隔制御方法に関する。
近年、宅内に設置された電気機器を外出先などから遠隔制御する、あるいは、宅内で遠隔操作する技術の検討が進んでいる。遠隔制御技術によって電気機器の所定の機能の有効/無効化を離れた場所からできるようになる。それだけにとどまらず、家電機器の状態や情報の確認もできるなどさまざまな用途が考案され、技術の発展が期待されている。例えば、宅内に専用の遠隔制御装置を設置し、家電製品等に接続、または内蔵した受信機にて制御信号を受信して、家電を制御する構成のシステムがある。また、家電そのものをネットワーク接続し、ネットワークを通じて専用のプロトコルで家電を制御する構成のシステムも知られている。
このような遠隔制御システムに用いられる遠隔制御装置の一例が特許文献1に記載されている。特許文献1によれば、家電製品の制御を、電子メールのコマンド等で制御するものではなく、WEBブラウザ機能を利用するものである。ブラウザ上で、機器や機能を選択できるため、複雑な操作が不要とされている。
また、特許文献2に別の関連する遠隔制御装置が記載されている。特許文献2によれば、関連する遠隔制御装置は、動作に必要な情報を管理するサービス管理サーバを必要とするものである。そして、サービス管理サーバは、ユーザの管理を行い、第3者はサービスを利用できないとしている。
特開2005-236417号公報 特開2002-152856号公報
しかしながら、上述した特許文献には以下に述べるような問題があった。最初に、特許文献1の関連する遠隔制御装置は、家電製品の制御を対話形式等で入力する等の簡易な制御である。そのため、第3者が制御するのも容易となり、セキュリティ上の問題があった。つまり、利便性は改善したが、安全性が確保できていなかった。
また、特許文献2の関連する遠隔制御装置は、ユーザはサービス管理サーバを提供するサービス事業者に対し、電子機器遠隔制御サービスを受けるための加入手続きが必要であった。このため、サービスを利用することが容易ではなかった。つまり、安全性は改善できたものの、利便性が確保できていなかった。
このように、上述した関連する遠隔制御装置においては、安全性と利便性の両立が困難であるという課題があった。
本発明の目的は、上述した課題を解決する、容易かつ安全に遠隔制御を実行できる遠隔制御システムを提供することにある。
本発明の遠隔制御装置は、制御対象機器と赤外線通信を行う赤外線送受信部と、制御対象機器に関する制御信号データを前記制御対象機器への制御内容と関連付けて記憶する学習データ記憶部と、ユーザがアクセスするWEBページを提供するWWWサーバと、を備え、WWWサーバは、アクセスを許可する電子証明書の所有が確認された場合にのみ所定のWEBページへのアクセスを許可し、所定のWEBページへのログインが成功した場合に遠隔制御機能を有効化し、赤外線送受信部は、選択された遠隔制御機能の制御内容に対応する制御信号データを、制御対象機器に送信し、WWWサーバと赤外線送受信部が、内部バスで接続されている。
本発明の遠隔制御方法は、制御対象機器と赤外線通信を行い、制御対象機器に関する制御信号データを制御対象機器への制御内容と関連付けて記憶し、ユーザがアクセスするWEBページを提供し、アクセスを許可する電子証明書の所有が確認された場合にのみ所定のWEBページへのアクセスを許可し、所定のWEBページへのログインが成功した場合に遠隔制御機能を有効化し、選択された遠隔制御機能の制御内容に対応する前記制御信号データを、制御対象機器に送信する。
本発明の遠隔制御回路、遠隔制御装置および遠隔制御方法によれば、容易かつ安全に遠隔制御を実行することができる。
本発明の実施形態に係る制御装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る制御システムの構成を示すブロック図である。 ユーザ設定記憶部に記憶されるデータ構成内容を示す図である。 機器データ記憶部に記憶されるデータ構成を示す図である。 学習データ記憶部に記憶されるデータ構成を示す図である。 事前準備の動作を説明するフローチャートである。 クライアント証明書を生成/取得/インストールする動作を説明するシーケンス図である。 遠隔制御を実行する動作を説明するフローチャートである。 遠隔制御を実行する動作を詳細に説明するフローチャートであり、(a)は機器データを基に制御内容を登録する動作、(b)は赤外線学習によって制御内容を登録する動作である。 機器データ選択による制御対象機器の制御実行を説明するシーケンス図である。 赤外線学習による制御対象機器の制御実行を説明するシーケンス図である。
以下に、図面を参照しながら、本発明の実施形態および実施例について詳細に説明する。
なお、以下の説明では、同じ機能を有するものには同じ符号をつけ、その説明を省略する場合がある。
(構成)
図1は、本発明の実施形態に係る制御装置の構成を示すブロック図である。ネットワーク接続部200は、インターネット、及びローカルネットワークへ接続するための物理レイヤを含むプロトコル変換機能を有する。
ユーザはWEBブラウザ等のHTTP(Hypertext Transfer Protocol) Clientで遠隔制御装置100にアクセスすることで、WWWサーバが出力するWEBページを閲覧し、次のような設定、及び制御を行うことができる。「遠隔制御機能のON/OFF選択」、「証明書の作成/削除」、「遠隔制御通知機能のON/OFF選択」、「通知メールアドレスの設定」、「制御対象機器、及び制御内容の選択、及び実行」、「赤外線信号の学習」。
ユーザ設定記憶部202はWWWサーバ201と接続している。またユーザ設定記憶部202は登録された制御内容の情報であるユーザ登録制御情報、及び制御対象機器の制御履歴、ユーザによる遠隔制御装置100の動作に対する設定であるその他設定値、等を記憶する。その他の設定値としては、遠隔制御機能のON/OFF、通知機能のON/OFF、通知先メールアドレス等がある。図3はユーザ設定記憶部に記憶されるデータ構成内容を示す図である。
機器データ記憶部203はWWWサーバ201と接続している。また、機器データ記憶部203は制御対象機器10の識別情報、及び実行可能な制御内容と、それらに対応する制御信号データをデータベースとして記憶している。識別情報として、メーカ名、品名、型番、種類(エアコン、TV、照明等)を持ち、識別情報と制御内容(電源ON/OFF、温度設定等)に対応した制御信号データとの対応関係を事前に記憶している。そして、ユーザに識別情報と制御内容を選択させることで、記憶した内容から制御信号データを操作し、制御に用いることができる。図4は機器データ記憶部に記憶されるデータ構成を示す図である。
学習データ記憶部204は赤外線受信部301と接続している。学習データ記憶部204は赤外線受信部301が受信・解析した制御信号データを記憶する。また、学習データ記憶部204はWEBページを介して付与された任意のコメントと制御信号データを紐付けて記憶する。図5は学習データ記憶部に記憶されるデータ構成を示す図である。
WWWサーバ201は、閲覧可能なWEBページを生成し、ユーザがWEBページを介して送信するHTTPメッセージを受信/解析し、要求内容に応じてWWWサーバ201に接続される各制御部の制御を行う。WWWサーバ201は、ユーザ設定記憶部202、機器データ記憶部203、及び学習データ記憶部204と接続している。WWWサーバ201は、ユーザ設定記憶部202からその他設定値、機器データ記憶部203から制御対象機器10の識別情報等をよみこみ、また、学習データ記憶部204からは学習、記憶した制御信号データ等を読み込み、そして制御端末が本装置や制御対象機器を制御するためのWEBページ生成を行う。
ユーザから証明書の作成要求を受けた場合、WWWサーバ201は証明書作成部205にユーザからの入力データを出力し、証明書作成部205はクライアント証明書を作成する。ユーザは、作成した証明書をWWWサーバ201が生成するWEBページを介して取得し、制御端末のWEBブラウザの管理メモリにインストールすることで、以降、証明書の提示が必要なWEBページを閲覧可能となる。
赤外線送受信部210は外部機器との赤外線通信を行う。赤外線送受信部210は、赤外線を発信する赤外線発信部300と、赤外線を受信する赤外線受信部301と、赤外線発信部と赤外線受信部を制御する近距離通信制御部207とを備える。
近距離通信制御部207はWWWサーバ201と接続されている。近距離通信制御部207はWWWサーバ201から出力される制御内容に関する指示によって、赤外線発信部300および赤外線受信部301への制御を行う。
赤外線発信部300は近距離通信制御部207と接続されており、近距離通信制御部207からの入力に応じて、赤外線信号の発信を行う。発信する赤外線信号は制御対象機器に応じて、家電製品協会方式等の制御信号を使い分ける。
赤外線受信部301は近距離通信制御部207と接続されている。赤外線受信部301は近距離通信制御部207からの入力に応じて、起動/停止、及び赤外線信号の受信/解析を行う。解析した制御信号データは学習データ記憶部204に出力され、記憶される。
図2は本発明の実施形態に係る制御システムの構成を示すブロック図である。遠隔制御システム1は遠隔制御装置100と、制御対象機器10、宅外制御端末20やLAN側の制御端末30を有する。
制御対象機器10は、赤外線による操作が可能な家電機器であり、宅内に設置される。宅外制御端末20は、携帯端末やPC等の制御端末であり、主に宅外で用いられる。宅外制御端末20は遠隔制御装置100に対してインターネット経由の接続方法で接続している。インターネット経由の接続方法は無線通信であってもよいし、有線通信であっても良い。LAN側の制御端末30は、宅内で使用される携帯端末やPC等の制御端末であり、遠隔制御装置100に対してLAN(Local Area Network)等の接続方法で接続する。LAN等の接続方法は無線通信であってもよいし、有線通信であっても良い。遠隔制御装置100は、一般的なブロードバンドルータの機能に加え、遠隔制御機能を備える遠隔制御装置である。
メール送信部206はWWWサーバ201と接続している。メール送信部206は制御対象機器の制御が実行された際に、ユーザ設定記憶部に予め登録されている通知先メールアドレスに対して制御内容を記したテキストメッセージを送信する。
WWWサーバ201は、ユーザがWEBページを介して送信するHTTPメッセージを受信/解析し、要求内容に応じてWWWサーバ201に接続される各制御部の制御を行う。
(作用)
図6は事前準備の動作を説明するフローチャートである。ユーザは、遠隔制御機能を利用するための事前準備として、遠隔制御装置100に制御端末をLAN接続し、制御端末で遠隔制御機能を制御するためのWEBページAにアクセスし(ステップS1)、クライアント証明書の生成/取得を行い、制御端末のWEBブラウザの管理メモリにインストールを行い(ステップS2)、遠隔制御機能を有効化する(ステップS3)。また、遠隔制御が実行されたことを通知する仕組みを利用する場合、WEBページAにて通知機能を有効化し(ステップS4)、通知先メールアドレスの登録を行う(ステップS5)。
図7はクライアント証明書を生成/取得/インストールの動作を説明するシーケンス図である。ユーザはLAN側の制御端末30を介して遠隔制御装置100が生成するWEBページAにアクセスする(WEBページA要求、WEBページA応答)。以降ユーザの操作はWEBページA上で行われ、遠隔制御装置100のWWWサーバ201がユーザの操作を中継する。次にユーザはクライアント証明書作成要求と任意文字列(以後パスフレーズと呼ぶ場合がある)を送信する(証明書作成要求+任意文字列)。クライアント証明書作成要求と任意文字列は証明書制御部205へ出力される(証明書作成要求+任意文字列(パスフレーズ))。証明書制御部205は、クライアント証明書作成要求と任意文字列を受け付けると、クライアント証明書を生成し、別に用意する記憶部に記憶させる。次に、LAN側の制御端末30からクライアント証明書の取得要求を受信すると、証明書制御部205は作成したクライアント証明書を読み込み、PKCS12形式証明書に変換し、記憶部に記憶させる。PKCS12形式はWEBブラウザ等のHTTP Clientでインストール可能な形式である。また、PKCS12形式証明書はLAN側の制御端末30に送付され、LAN側の制御端末30にインストールされる。
図8は遠隔制御を実行する動作を説明するフローチャートである。ユーザは、制御対象機器の制御を実行するための専用WEBページBに、インターネット、或いはLANを介してHTTPSアクセス要求を行う(ステップS6)。この時、事前準備にて生成/インストールしたクライアント証明書を用いて、WWWサーバ201と制御端末30との間でクライアント認証を行い、制御端末30に遠隔制御を行う権利があるかどうかを確認する(ステップS7)。
クライアント認証が失敗した場合、処理を終了する。クライアント認証が成功した場合、WWWサーバ201はWEBページBを生成し出力する(ステップS8)。
ユーザは、WEBページBにて制御対象機器10の選択、制御内容の登録、制御の実行、赤外線信号の学習、制御履歴の確認、登録内容/学習内容の保存、及び復元等の制御内容に関する操作を実行できる。機器データの選択によって登録する制御内容であるユーザ登録制御情報と、学習によって登録する制御内容である学習制御情報は分けて管理する。
次に、ユーザ登録制御情報及び学習制御情報の登録状況を確認する(ステップS9)。ステップS9においてユーザ登録制御情報または学習制御情報が登録済みであり新たに登録しない選択をした場合、ユーザ登録制御情報及び学習制御情報を表示する。ユーザはWEBページBに表示されるユーザ登録制御情報、または学習制御情報から制御内容を任意に選択する(ステップS10)。選択された制御内容は遠隔制御装置100に送られ、実行される(ステップS11)。
また、ステップS9においてユーザ登録制御情報及び学習制御情報が登録済みでない場合、または登録済みであっても新たに登録する選択をした場合、ユーザは制御内容を登録する方法である機器選択と赤外線学習のうちのいずれかを選択する(ステップS12)。
ステップS12において機器選択を選択した場合、機器データ記憶部203に記憶される機器データ(メーカ名、品名、型番、種類(エアコン、TV等))に基づいて制御対象機器、及び制御内容を選択し登録する(ステップS13)。制御内容が登録されたらステップS9へ戻る。また、ステップS12において赤外線学習を選択した場合、赤外線信号が学習され登録される(ステップS14)。制御内容が登録されたらステップS9へ戻る。
次に、遠隔制御通知機能が有効となっているか確認する(ステップS15)。遠隔制御通知機能が有効な場合、実行した制御内容を事前に設定した通知先メールアドレス宛にメールにて送付する(ステップS16)。遠隔制御通知機能が無効の場合は通知はなされない。
次に、実行した制御内容を表示する(ステップS17)。最後に、実行した制御内容を制御履歴として記録し、処理を終了する。
図9は、遠隔制御を実行する動作を詳細に説明するフローチャートであり、(a)は機器データを基に制御内容を登録する動作、(b)は赤外線学習によって制御内容を登録する動作である。
機器データ選択は、メーカ名、品名、型番、種類、制御内容を順に選択することにより行う。選択が完了したら、選択した結果がユーザ設定記憶部202に登録される。
赤外線学習は、赤外線受信部を起動し、信号を受信することにより行う。信号受信に失敗した場合、学習失敗として処理を終了する。信号受信に成功した場合、次に受信信号の解析を行う。解析が失敗した場合、学習失敗として処理を終了する。解析が成功した場合、次に学習した制御信号を知らせるWEBページCを表示する。最後に、学習した制御信号データにコメントが付与され、学習データ記憶部204に記憶する。
図10は、機器データ選択による制御対象機器の制御実行を説明するシーケンス図である。はじめに、ユーザは宅外の制御端末20から遠隔制御装置100が生成するWEBページBにアクセスする(3way handshake、SSLクライアント認証、WEBページB取得)。宅外の制御端末20からアクセスがあると、WWWサーバ201は、学習データ記憶部204、機器データ記憶部203、ユーザ設定記憶部202からデータを読み込み(学習データ読み込み、機器データ読み込み、ユーザ設定読み込み)、WEBページBへ出力する(WEBページB応答)。
制御内容登録を行う場合、ユーザはWEBページBから機器データを選択し、選択した機器への制御内容を登録する(制御内容登録)。登録された制御内容はユーザ登録制御情報としてWWWサーバ201を経由し、ユーザ設定記憶部202に記憶される(ユーザ設定更新(ユーザ登録制御情報))。その後、WWWサーバ201は、新たにユーザ学習データ記憶部204、機器データ記憶部203、設定記憶部202からデータを読み込み(学習データ読み込み、機器データ読み込み、ユーザ設定読み込み)、WEBページBへ出力する(WEBページB応答)。
制御要求を行う場合、ユーザはWEBページBから制御内容を選択する(制御要求)。制御要求があると、WWWサーバ201は選択された制御内容の制御信号データを近距離通信制御部207に出力する(制御データ(制御信号データ))。近距離通信制御部207は赤外線発信部300を起動させ、制御信号データに基づいた赤外線信号を赤外線発信部300に発信させる(制御(起動、制御信号データ)、(信号発信))。次に、WWWサーバ201は制御内容をユーザ設定記憶部202に出力する。ユーザ設定記憶部202は制御内容を制御履歴として記憶する(ユーザ設定更新(制御履歴))。その後、WWWサーバ201は宅外の制御端末20にユーザが選択した制御を実行したことを通知する(受け付け応答)。
また、遠隔制御通知機能が有効な場合、WWWサーバ201がメール送信部206に制御内容を出力し、メール送信部206にメール送信を実施させる構成とすることとしてよい。
図11は、赤外線学習による制御対象機器の制御実行を説明するシーケンス図である。はじめに、ユーザは宅外の制御端末20から遠隔制御装置100のWEBページBにアクセスする3way handshake、SSLクライアント認証、WEBページB取得)。宅外の制御端末20からアクセスがあると、WWWサーバ201は、学習データ記憶部204、機器データ記憶部203、ユーザ設定記憶部202からデータを読み込み(学習データ読み込み、機器データ読み込み、ユーザ設定読み込み)、WEBページBへ出力する(WEBページB応答)。
赤外線学習を行う場合、ユーザは宅外制御端末20に表示されたWEBページBから赤外線学習開始を要求する(赤外線学習開始要求)。赤外線学習開始要求があると、WWWサーバ201は近距離通信制御部207に赤外線学習の要求を行う(赤外線学習要求)。赤外線学習要求があると、近距離通信制御部207は赤外線受信部301を起動させ、赤外線信号の受信を開始させる(制御(起動))。WWWサーバ201は学習状況を示すWEBページCを宅外制御端末20に出力する(WEBページC応答(学習中))。赤外線信号を受信すると、赤外線受信部301は制御信号データの解析を行い、解析結果を学習した制御信号データとしてWWWサーバ201に通知する(赤外線受信/解析成功通知)。学習した制御信号データの通知があると、WWWサーバ201は学習した制御信号データの通知を元にWEBページCの出力内容を更新する(WEBページC応答(学習結果))。一定の時間が経過したら近距離通信制御部207は赤外線受信部301を停止させる(制御(停止))。
学習データ登録を行う場合、ユーザは宅外の制御端末20から学習した制御信号データへコメントを付加した上で、学習した制御信号データをWWWサーバ201へ送信操作する(学習データ登録要求)。学習データ登録要求があると、WWWサーバ201はコメントが付与された学習した制御信号データを学習データ記憶部204へ出力する。学習データ記憶部204はコメントが付与された学習した制御信号データを学習データとして記憶する(学習制御情報更新)。その後、WWWサーバ201は、新たに学習データ記憶部204、機器データ記憶部203、ユーザ設定記憶部202からデータを読み込み(学習データ読み込み、機器データ読み込み、ユーザ設定読み込み)、WEBページBへ出力する(WEBページB応答)。
制御要求を行う場合、ユーザはWEBページBから制御内容を選択する(制御要求)。制御要求があると、WWWサーバ201は選択された制御内容の制御信号データを近距離通信制御部207に出力する(制御データ(制御信号データ))。近距離通信制御部207は赤外線発信部300を起動させ、制御信号データに基づいた赤外線信号を赤外線発信部300に発信させる。次に、WWWサーバ201は制御内容をユーザ設定記憶部203に出力する。ユーザ設定記憶部203は制御内容を制御履歴として記憶する。その後、WWWサーバ201は宅外の制御端末20にユーザが選択した制御を実行したことを通知する(受け付け応答)。
上記のように、ユーザは遠隔制御装置100のWWWサーバ201が出力するWEBページを操作することによって、家電等の制御対象機器を遠隔から操作することが可能となる。
(効果)
本発明の遠隔制御装置は、遠隔制御の起点がブロードバンドルータに含まれる。また、遠隔制御をHTTP over SSL(Secure Socket Layer)/ TLS(Transport Layer Security)プロトコルによって実現している。ユーザからの制御にWEBブラウザ、かつSSLによる制御端末の認証を導入することで、高い安全性と操作容易性を実現している。ネットワーク接続機能、及びHTTPS通信機能を備えた制御端末から、容易・かつ安全に遠隔制御を実行できる。
また、遠隔制御にWEBブラウザ等のHTTP clientを用いることができるので、ユーザは直感的で動的なインタフェースによって遠隔制御を容易に実行することができる。
さらに、遠隔制御の実行時に所定のメールアドレスに通知を行うことができるので、ユーザは自身の制御内容を確認できることに加え、他者による遠隔制御の実行も確認できる。このため、第三者による不正アクセスを検出することができる。
加えて、制御対象機器の操作に赤外線技術を用いるので、既存の赤外線対応機器を制御対象とすることができるので、ユーザは容易に宅内での遠隔制御サービスを実現することができる。
(その他の実施形態)
赤外線発信部300を外部接続とすることで、本装置よりも距離の離れた場所の制御対象機器を制御することができる。赤外線発信部300と近距離通信制御部207との接続を無線接続とすることで、遠隔制御の有効範囲を広げることができる。
また、赤外線発信部300を複数とし、制御信号の発信を個別制御することによって、単体の赤外線発信部300の有効範囲を超える広範囲に設置された制御対象機器を制御することができる。
また、NFC(Near Field Communication)やBluetooth(登録商標)等による近距離無線通信部を加え、その認証機能を利用すれば、クライアント証明書の生成/取得/インストール、及び遠隔制御機能の有効化操作を、遠隔制御装置100と近距離無線通信に対応した制御端末を近づけるだけといった、より簡易かつ安全に実現することもできる。
本発明は上記実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載の発明の範囲内で、種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることはいうまでもない。
上記の実施形態および実施例の一部または全部は、以下の付記のように記載されうるが、以下に限られない。
(付記1)
制御対象機器と赤外線通信を行う赤外線送受信部と、
前記制御対象機器に関する制御信号データを前記制御対象機器への制御内容と関連付けて記憶する学習データ記憶部と、
ユーザがアクセスするWEBページを提供するWWWサーバと、
を備え、
前記WWWサーバは、
前記アクセスを許可する電子証明書の所有が確認された場合にのみ所定のWEBページへのアクセスを許可し、
前記所定のWEBページへのログインが成功した場合に遠隔制御機能を有効化し、
前記赤外線送受信部は、
選択された前記遠隔制御機能の制御内容に対応する前記制御信号データを、前記制御対象機器に送信し、
前記WWWサーバと前記赤外線送受信部が、内部バスで接続されている
ことを特徴とする遠隔制御装置。
(付記2)
前記遠隔制御機能の有効化とは、前記制御内容の一覧表示を含むことを特徴とする付記1に記載の遠隔制御装置。
(付記3)
前記電子証明書を作成する証明書制御部をさらに備え、
前記WWWサーバは、
所定のWEBページに要求された前記電子証明書作成を受け付け、
前記証明書制御部が作成した電子証明書を取得させ、
前記電子証明書を取得した端末に前記電子証明書をインストールさせる
ことを特徴とする付記1または2に記載の遠隔制御装置。
(付記4)
前記赤外線送受信部は、近距離通信制御部,赤外線発信部,赤外線受信部を含み、
前記近距離通信制御部は、対応する制御信号を生成する機能を備える
ことを特徴とする付記1から3のいずれか1項に記載の遠隔制御装置。
(付記5)
ユーザ設定記憶部は、制御履歴および登録された制御内容を表すユーザ登録制御情報を記憶する
ことを特徴とする付記1から4のいずれか1項に記載の遠隔制御装置。
(付記6)
前記制御信号データが、前記制御対象機器に送信された場合に、予め設定された宛先に前記制御内容を送信するメール送信部
をさらに備える
ことを特徴とする付記1から5のいずれか1項に記載した遠隔制御装置。
(付記7)
前記制御対象機器を識別する情報及び制御内容と制御信号との対応関係を表す機器データを記憶する機器データ記憶部
を備えることを特徴とする付記1から6のいずれか1項に記載した遠隔制御装置。
(付記8)
前記WWWサーバは、前記遠隔制御機能が未登録の場合に前記機器データの中から所定の制御信号の選択または赤外線の学習を行う
ことを特徴とする付記1から7のいずれか1項に記載した遠隔制御装置。
(付記9)
前記機器データの中から制御信号の選択は、メーカ名、品名、種類、制御内容に対して行われる
ことを特徴とする付記8に記載した遠隔制御装置。
(付記10)
前記赤外線の学習は、赤外線送受信部を起動し、信号を受信することにより行う
ことを特徴とする付記8に記載した遠隔制御装置。
(付記11)
付記1に記載の遠隔制御装置を含むルータ。
(付記12)
付記1に記載の遠隔制御装置と、前記制御対象機器と、前記電子証明書を取得した端末、
とを備えることを特徴とする遠隔制御システム。
(付記13)
制御対象機器と赤外線通信を行い、
前記制御対象機器に関する制御信号データを前記制御対象機器への制御内容と関連付けて記憶し、
ユーザがアクセスするWEBページを提供し、
前記アクセスを許可する電子証明書の所有が確認された場合にのみ所定のWEBページへのアクセスを許可し、
前記所定のWEBページへのログインが成功した場合に遠隔制御機能を有効化し、
選択された前記遠隔制御機能の制御内容に対応する前記制御信号データを、前記制御対象機器に送信する、
遠隔制御方法。
1 遠隔制御システム
10 制御対象機器
20 宅外制御端末
30 LAN側の制御端末
100 遠隔制御装置
201 WWWサーバ
202 ユーザ設定記憶部
203 機器データ記憶部
204 学習データ記憶部
205 証明書作成部
206 メール送信部
207 近距離通信制御部
210 赤外線送受信部
300 赤外線発信部
301 赤外線受信部

Claims (10)

  1. 制御対象機器と赤外線通信を行う赤外線送受信部と、
    前記制御対象機器に関する制御信号データを前記制御対象機器への制御内容と関連付けて記憶する学習データ記憶部と、
    ユーザがアクセスするWEBページを提供するWWWサーバと、
    を備え、
    前記WWWサーバは、
    前記アクセスを許可する電子証明書の所有が確認された場合にのみ所定のWEBページへのアクセスを許可し、
    前記所定のWEBページへのログインが成功した場合に遠隔制御機能を有効化し、
    前記赤外線送受信部は、
    選択された前記遠隔制御機能の制御内容に対応する前記制御信号データを、
    前記制御対象機器に送信し、
    前記WWWサーバと前記赤外線送受信部が、内部バスで接続されている
    ことを特徴とする遠隔制御装置。
  2. 前記遠隔制御機能の有効化とは、前記制御内容の一覧表示を含むことを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御装置。
  3. 前記電子証明書を作成する証明書制御部をさらに備え、
    前記WWWサーバは、
    所定のWEBページに要求された前記電子証明書作成を受け付け、
    前記証明書制御部が作成した電子証明書を取得させ、
    前記電子証明書を取得した端末に前記電子証明書をインストールさせる
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の遠隔制御装置。
  4. 前記赤外線送受信部は、近距離通信制御部,赤外線発信部,赤外線受信部を含み、
    前記近距離通信制御部は、対応する制御信号を生成する機能を備える
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の遠隔制御装置。
  5. ユーザ設定記憶部は、制御履歴および登録された制御内容を表すユーザ登録制御情報を記憶する
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の遠隔制御装置。
  6. 前記制御信号データが、前記制御対象機器に送信された場合に、予め設定された宛先に前記制御内容を送信するメール送信部
    をさらに備える
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載した遠隔制御装置。
  7. 前記制御対象機器を識別する情報及び制御内容と制御信号との対応関係を表す機器データを記憶する機器データ記憶部
    を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載した遠隔制御装置。
  8. 前記WWWサーバは、前記遠隔制御機能が未登録の場合に前記機器データの中から所定の制御信号の選択または赤外線の学習を行う
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載した遠隔制御装置。
  9. 請求項1に記載の遠隔制御装置と、前記制御対象機器と、前記電子証明書を取得した端末、
    とを備えることを特徴とする遠隔制御システム。
  10. 制御対象機器と赤外線通信を行い、
    前記制御対象機器に関する制御信号データを前記制御対象機器への制御内容と関連付けて記憶し、
    ユーザがアクセスするWEBページを提供し、
    前記アクセスを許可する電子証明書の所有が確認された場合にのみ所定のWEBページへのアクセスを許可し、
    前記所定のWEBページへのログインが成功した場合に遠隔制御機能を有効化し、
    選択された前記遠隔制御機能の制御内容に対応する前記制御信号データを、前記制御対象機器に送信する、
    遠隔制御方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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