JP2003009256A - ワイヤレスコントローラ - Google Patents

ワイヤレスコントローラ

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JP2003009256A
JP2003009256A JP2001184737A JP2001184737A JP2003009256A JP 2003009256 A JP2003009256 A JP 2003009256A JP 2001184737 A JP2001184737 A JP 2001184737A JP 2001184737 A JP2001184737 A JP 2001184737A JP 2003009256 A JP2003009256 A JP 2003009256A
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controller
distance radio
air conditioner
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Fumio Fujimura
文雄 藤村
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Yamatake Building Systems Co Ltd
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Yamatake Building Systems Co Ltd
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    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Abstract

(57)【要約】 【課題】 専用のリモコンをなくし、個人が所有してい
る携帯電話機などの携帯端末(近距離電波送受信機能内
蔵タイプ)を使用できるようにする。 【解決手段】 空調機用コントローラ4に近距離電波送
受信部4−4を設ける。近距離電波送受信部4−4は次
世代無線通信規格である近距離電波送受信機能(ブルー
トゥース)を有している。近距離電波送受機能を有する
携帯電話機5が空調機用コントローラ4の通信エリア
(10m以内)に入ると、近距離電波送受信機能によっ
て、空調機用コントローラ4と携帯電話機5との間でデ
ータの送受信が行われる。空調機用コントローラ4は、
携帯電話機5から所有者を特定する固有のデバイス番号
が送られてくると、このデバイス番号が予め登録されて
いる識別番号(デバイス番号)群に含まれているか否か
をチェックし、含まれていれば、携帯電話機5を設定許
可端末と判断し、携帯電話機5からの設定データを受け
付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、次世代無線通信
規格である近距離電波送受信機能(ブルートゥース(Bl
uetooth))を有するワイヤレスコントローラに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、プラントや建物などにおいて
は、設備機器を制御するワイヤレスコントローラが使用
されている。図8にワイヤレスコントローラを使用した
空調制御システムの概略を示す。同図において、1は空
調機用コントローラ、2−1〜2−nは空調機用コント
ローラ1によって制御される空調機(制御対象機器)で
ある。空調機用コントローラ1と空調機2−1〜2−n
との間は通信ラインLによって接続されており、空調機
2−1〜2−nのON/OFFや制御パラメータの設
定,室内温度の設定等は専用のリモートコントローラ
(以下、リモコンと略す)3を用いて行われる。
【0003】空調機用コントローラ1とリモコン3との
間は無線によってデータの送受信が行われる。すなわ
ち、空調機用コントローラ1に設けられた無線送受信部
1−1とリモコン3に設けられた無線送受信部3−1と
により、赤外線や電波によってデータの送受信が行われ
る。この場合、リモコン3から空調機用コントローラ1
へ設定データを送ると、空調機用コントローラ1が専用
のリモコン3からの設定データであることを確認のう
え、その設定データに基づいて空調機2−1〜2−nの
運転を制御する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このシ
ステムでは、リモコン3が個人の所有物ではなく、共通
の備品であり、設置場所になく紛失したり、所在が不明
であったりし、直ぐに使用することができない場合があ
った。また、管理者任せで、電池切れが発生してもメン
テナンスが行われず、機能が果たせない場合があった。
空調機用コントローラ1の機種を変更するたびにリモコ
ン3も新しいものになって行く。プラントや建物には、
空調機用コントローラ1以外にも種々のコントローラ
(例えば、照明用コントローラ、VAV(可変風量調
整)用コントローラなど)が設けられている。このた
め、どのリモコンがどの機器に対応するのか、場合によ
っては分からなくなることもあった。
【0005】本発明はこのような課題を解決するために
なされたもので、その目的とするところは、専用のリモ
コンをなくし、この専用のリモコンの代わりに、個人が
所有している携帯電話機などの携帯端末(近距離電波送
受信機能内蔵タイプ)を使用することの可能なワイヤレ
スコントローラを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、第1発明(請求項1に係る発明)は、近距離
電波送受信機能を有し、この近距離電波送受信機能によ
って規定される範囲を通信エリアとし、この通信エリア
に位置する近距離電波送受信機能を有する携帯端末との
間で無線でデータの送受信を行う近距離電波送受信手段
と、この近距離電波送受信手段を介して受信される携帯
端末からの所有者を特定する固有の番号を受信し、この
番号と予め登録されている番号群とを照合する照合手段
とを設け、この照合手段での照合結果に基づき、携帯端
末からの所有者を特定する固有の番号が予め登録されて
いる番号群に含まれていると判定された場合、その携帯
端末をデータ設定が許可された設定許可端末と判断する
ようにしたものである。この発明によれば、近距離電波
送受信機能を有する携帯端末が例えば10m以内に入る
と、この携帯端末との間で無線でデータの送受信が行わ
れる。このデータの送受信により、携帯端末から所有者
を特定する固有の番号(例えば、固有のデバイス番号)
が送られてくると、この所有者を特定する番号と予め登
録されている番号群との照合が行われる。携帯端末から
の所有者を特定する固有の番号が予め登録されている番
号群に含まれていれば、その携帯端末が設定許可端末と
判断され、この携帯端末からの設定データが受け付けら
れる。
【0007】第2発明(請求項2に係る発明)は、第1
発明のワイヤレスコントローラに、通信エリアに携帯端
末が存在するか否かを確認する携帯端末存在確認手段
と、この携帯端末存在確認手段での確認結果に基づき、
通信エリアに携帯端末が存在しないと判定された場合、
制御対象機器を待機モードにする待機モード設定手段と
を設けたものである。この発明によれば、近距離電波送
受信機能を有する携帯端末が例えば10m以内に存在し
ていなければ、制御対象機器が待機モードとされる。す
なわち、近距離電波送受信機能を有する携帯端末を携帯
電話機とした場合、この携帯電話機を持つユーザが10
m以内にいなければ、制御対象機器が待機モードとされ
る。
【0008】第3発明(請求項3に係る発明)は、第1
発明のワイヤレスコントローラに、設定許可端末と判断
された携帯端末に操作プログラムをダウンロードするプ
ログラムダウンロード手段を設けたものである。この発
明によれば、通信エリアに位置する携帯端末が設定許可
端末と判断されると、この携帯端末に操作プログラムが
ダウンロードされる。これにより、携帯端末がダウンロ
ードした操作プログラムに従って動作し、ワイヤレスコ
ントローラの制御対象機器に合わせた操作手順で、デー
タの設定を行うことが可能となる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。図1はこの発明に係るワイヤレスコント
ローラの一実施の形態を使用した空調制御システムの概
略を示す図である。同図において、図8と同一符号は同
一或いは同等構成要素を示す。
【0010】この実施の形態では、図8に示した従来の
空調機用コントローラ1に代えて、近距離電波送受信機
能を有する空調機用コントローラ4を設けている。ま
た、専用のリモコン3に代えて、近距離電波送受信機能
を有する携帯電話機5を使用するようにしている。図2
に空調機用コントローラ4および携帯電話機5の内部構
成の概略を示す。
【0011】空調機用コントローラ4は、制御部4−1
と、記憶部4−2と、照合部4−3と、近距離電波送受
信部4−4とを備えている。近距離電波送受信部4−4
は次世代無線通信規格である近距離電波送受信機能を有
している。この近距離電波送受信機能は、ブルートゥー
ス(Bluetooth)とも呼ばれ、極端に出力が小さく、電
波が届く範囲(規定の範囲)が10m以内と限られてい
る。
【0012】記憶部4−2には、データ設定を許可する
携帯電話機の固有のデバイス番号を識別番号として登録
した設定許可端末識別番号リストLS1(図3参照)、
制御対象機器(空調機2−1〜2−n)毎にその制御対
象機器を制御することの可能な携帯電話機の電話番号を
固有のデバイス番号と対として登録した制御可能電話番
号リストLS2(図4参照)、携帯電話機5へダウンロ
ードする後述する操作プログラムPGなどが格納されて
いる。
【0013】携帯電話機5は、制御部5−1と、入力部
5−2と、表示部5−3と、近距離電波送受信部5−4
と、記憶部5−5とを備えている。近距離電波送受信部
5−4は、空調機用コントローラ4における近距離電波
送受信部4−4と同じく、次世代無線通信規格である近
距離電波送受信機能を有している。
【0014】図5に空調機用コントローラ4における本
実施の形態特有の処理動作を示す。空調機用コントロー
ラ4の制御部4−1は、近距離電波送受信部4を介して
定期的に電波を送り、近距離電波送受信機能により規定
される範囲内(通信エリア:10m以内)に近距離電波
送受信機能を有する携帯電話機5があるか否かをチェッ
クする(ステップ501)。
【0015】今、携帯電話機5が空調機用コントローラ
4の通信エリアに入ったとすると、携帯電話機5の近距
離電波送受信部5−4と空調機用コントローラ4の近距
離電波送受信部4−4との間でデータの送受信が行われ
る。この送受信により、空調機用コントローラ4の制御
部4−1は、携帯電話機5からこの携帯電話機5の所有
者を特定する固有のデバイス番号を取り込み、この取り
込んだデバイス番号を照合部4−3へ送る。
【0016】照合部4−3は、携帯電話機5からのデバ
イス番号と記憶部4−2に格納されている設定許可端末
識別番号リストLS1の識別番号(デバイス番号)群と
を照合する(ステップ502)。携帯電話機5からのデ
バイス番号が設定許可端末識別番号リストLS1のデバ
イス番号群に含まれていれば、その携帯電話機5をデー
タ設定が許可された設定許可端末と判断し(ステップ5
03のYES)、その旨を制御部4−1へ報告する。
【0017】制御部4−1は、携帯電話機5が設定許可
端末である旨の照合部4からの報告を受けて、記憶部4
−2に格納されている操作プログラムPGおよび制御対
象機器の機器NO.を読み出し、この操作プログラムP
Gおよび機器NO.を近距離電波送受信部4−4を介し
て携帯電話機5へ送る(ステップ504)。すなわち、
空調機用コントローラ4から携帯電話機5へ、操作プロ
グラムPGおよび機器NO.をダウンロードする。ダウ
ンロードされた操作プログラムPGおよび機器NO.は
携帯電話機5の記憶部5−5に格納される。
【0018】携帯電話機5では、操作プログラムPGが
ダウンロードされたことにより、この操作プログラムP
Gに従って動作する。この操作プログラムPGによっ
て、空調機用コントローラ4の制御対象機器に合わせた
操作手順で、携帯電話機5からデータの設定を行うこと
が可能となる。
【0019】例えば、空調機2−1〜2−nが1つの制
御対象空間に対して設けられており、この制御対象空間
の温度設定を変更したいような場合には、携帯電話機5
の表示部5−3に図6(a)に示すような操作メニュー
M1を表示させる。操作メニューM1には、「1.設定
値変更」,「2.機器操作」,「3.風量切り替え」な
どのメニュー項目がある。
【0020】この場合、「1.設定値変更」を選択し、
確定すると、設定値の入力画面M2(図6(b))が表
示される。この設定値の入力画面M2において、所望の
温度(この例では、「23℃」)を入力し、送信ボタン
BT1を押すと、携帯電話機5から空調機用コントロー
ラ4へ設定した温度が送られる。すなわち、携帯電話機
5が有する近距離電波送受信機能によって、近距離電波
送受信機能を有する空調機用コントローラ4へ室内温度
の設定変更値が設定データとして送られる。
【0021】また、空調機2−1〜2−nの内、例えば
機器NO.1の空調機2−1をONとしたい場合には、
操作メニューM1において「2.機器操作」を選択し、
確定する(図7(a))。すると、制御対象機器の一覧
M4が画面上に表示される(図7(b))。この制御対
象機器の一覧M4から「空調機1」を選択し、ONボタ
ンBT2を選択のうえ、送信ボタンBT1を押すと、携
帯電話機5から空調機用コントローラ4へ機器NO.1
の空調機2−1をONとする旨の設定データが送られ
る。
【0022】空調機用コントローラ4では、携帯電話機
5からの設定データを近距離電波送受信部4−4を介し
て受信し(ステップ505)、この受信した設定データ
を制御部4−1において解析する(ステップ506)。
この解析結果に基づき、携帯電話機5からの設定データ
が制御対象機器を指定しての設定データであった場合に
はステップ508へ進み、携帯電話機5からの設定デー
タが制御対象機器を指定しての設定データでなかった場
合には直ちにステップ509へ進む。
【0023】例えば、携帯電話機5から設定データとし
て室内温度の設定変更値が送られてきた場合、制御部4
−1は、制御対象機器を指定しての設定データではない
と判断し、携帯電話機5へ設定データを受け付けた旨の
OK信号を送ると共に(ステップ509)、その設定デ
ータに基づいて空調機2−1〜2−nの運転を制御す
る。この場合、空調機2−1〜2−nの制御により、室
内温度が設定変更値に合わせ込まれる。OK信号が送ら
れてきた携帯電話機5の表示部5−3には設定データが
正常に受信された旨のメッセージが表示される(図6
(c))。
【0024】これに対し、携帯電話機5から設定データ
として機器NO.1の空調機2−1をONとする旨の設
定データが送られきた場合、制御部4−1は、記憶部4
−2に格納されている制御可能電話番号リストLS2を
参照し、機器NO.1の空調機2−1が携帯電話機5か
ら制御可能な機器であるか否かをチェックする(ステッ
プ508)。
【0025】制御可能な機器であれば(ステップ508
のYES)、携帯電話機5へ設定データを受け付けた旨
のOK信号を送ると共に(ステップ509)、その設定
データに基づいて空調機2−1〜2−nの運転を制御す
る。この場合、機器NO.1の空調機2−1をONとす
る。OK信号が送られてきた携帯電話機5の表示部5−
3には設定データが正常に受信された旨のメッセージが
表示される(図7(c))。
【0026】制御可能な機器でなければ(ステップ50
8のNO)、携帯電話機5へ設定データの受信を拒否し
た旨のNG信号を送る(ステップ510)。この場合、
機器NO.1の空調機2−1のONは行われない。NG
信号が送られてきた携帯電話機5の表示部5−3には設
定データの受信が拒否された旨のメッセージが表示され
【0027】なお、携帯電話機5が空調機用コントロー
ラ4の通信エリアから外れると、ステップ501のNO
に応じてステップ511へ進み、制御対象機器である空
調機2−1〜2−nを待機モードにする。すなわち、空
調機用コントローラ4の通信エリアである10m以内に
近距離電波受信機能を有する携帯端末が存在しない場
合、ユーザ不在と判断し、空調機2−1〜2−nを待機
モード(例えば、OFF、最小風量、低速運転など)と
し、省エネを図る。
【0028】なお、上述した実施の形態では、空調機用
コントローラを例として説明したが、照明用コントロー
ラやVAV用コントローラなど、各種のコントローラに
同様にして適用することができる。この場合、個人が所
有する携帯電話機5が例えば照明用コントローラの通信
エリアに入ると、照明機器を制御対象機器とする操作プ
ログラムが携帯電話機5へダウンロードされるものとな
り、VAV用コントローラの通信エリアに入ると、VA
Vユニットを制御対象機器とする操作プログラムが携帯
電話機5へダウンロードされるものとなる。
【0029】これにより、個人が所有している1つの携
帯電話機5を使用して、空調機用コントローラや照明用
コントローラ,VAV用コントローラなどに対するデー
タの設定が可能となり、コントローラ毎に専用のリモコ
ンを用意する必要がなくなる。すなわち、1台であらゆ
る設備を操作することが可能となり、専用のリモコンが
何台も存在することによる混乱が避けられる。また、移
動したり、フリースペースなどの執務環境であっても、
ユーザの居住スペースの設備に対して専用のリモコンを
意識せずに操作が可能となる。
【0030】また、携帯電話機5は個人の所有物であ
り、専用のリモコンのように設置場所を決めておいた
り、探したりすることなく、直ぐに使用することができ
る。また、電池切れが発生した場合には、携帯電話機5
の所有者がすぐに充電を行うため、専用のリモコンのよ
うにメンテナンスが行われず、機能が果たせないという
問題も生じない。また、専用のリモコンの場合、コント
ローラを特定するために1つひとつアドレス設定を行っ
ていたが、本実施の形態ではコントローラ側に設定許可
端末の固有のデバイス番号(識別番号)を登録しておく
のみでよい。また、携帯電話機5の固有のデバイス番号
から操作者を特定することができ、登録されていない部
外者からの設定変更を禁止したり、登録されていてもそ
の操作者の役職などに応じて設定変更することの可能な
機器を制限したりすることが可能となる。
【0031】なお、上述した実施の形態では、近距離電
波送受信機能を有する携帯端末として携帯電話機を使用
した場合について説明したが、使用可能な携帯端末は携
帯電話機に限られるものではなく、近距離電波送受信機
能を有するPDA(PersonalDigital Assistants)やノ
ート型パソコンなどを使用してもよい。携帯電話機は、
電池やアンテナ,操作部,表示部などを一体として備え
ており、いずれは一人ひとりが所持し、常時携帯してい
るようになると考えられ、使用する携帯端末としては最
有力候補である。また、上述した実施の形態では、識別
番号として固有のデバイス番号を使用したが、電話番号
を識別番号として使用してもよい。
【0032】
【発明の効果】以上説明したことから明らかなように本
発明によれば、近距離電波送受信機能を有する近距離電
波送受信手段を設け、この近距離電波送受信機能によっ
て規定される範囲(例えば、10m以内)を通信エリア
とし、この通信エリアに位置する近距離電波送受信機能
を有する携帯端末との間で無線でデータの送受信を行う
ものとし、この携帯端末からの所有者を特定する固有の
番号と予め登録されている番号群とを照合することによ
って、その携帯端末がデータ設定が許可された設定許可
端末か否かを判断するようにしたことにより、専用のリ
モコンをなくし、この専用のリモコンの代わりに、個人
が所有している携帯電話機などの携帯端末(近距離電波
送受信機能内蔵タイプ)を使用することが可能となっ
て、専用のリモコンを使用することによる各種の問題を
解消することができるようなる。
【0033】また、本発明によれば、通信エリアに携帯
端末が存在するか否かを確認し、通信エリアに携帯端末
が存在しない場合、制御対象機器を待機モードにするこ
とによって、例えば空調機をOFFとしたり、最小風量
としたり、低速運転としたりすることによって、省エネ
を図ることができるようになる。
【0034】また、本発明によれば、設定許可端末と判
断された携帯端末に操作プログラムをダウンロードする
ことにより、携帯端末がダウンロードした操作プログラ
ムに従って動作し、ワイヤレスコントローラの制御対象
機器に合わせた操作手順で、携帯端末からデータの設定
を行うことが可能となる。これにより、個人が所有して
いる1つの携帯端末を使用して、空調機用コントローラ
や照明用コントローラ,VAV用コントローラなどに対
するデータの設定が可能となり、コントローラ毎に専用
のリモコンを用意する必要がなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るワイヤレスコントローラの一実
施の形態を使用した空調制御システムの概略を示す図で
ある。
【図2】 この空調制御システムに用いる空調機用コン
トローラおよび携帯電話機の内部構成の概略を示すブロ
ック図である。
【図3】 空調用コントローラの記憶部に格納される設
定許可端末識別番号リストを例示する図である。
【図4】 空調用コントローラの記憶部に格納される制
御可能電話番号リストを例示する図である。
【図5】 空調機用コントローラにおける本実施の形態
特有の処理動作を示すフローチャートである。
【図6】 携帯電話機における温度設定変更操作を説明
する図である。
【図7】 携帯電話機における機器操作を説明する図で
ある。
【図8】 従来のワイヤレスコントローラを使用した空
調制御システムの概略を示す図である。
【符号の説明】
2−1〜2−n…空調機、4…空調機用コントローラ、
4−1…制御部、4−2…記憶部、4−3…照合部、4
−4…近距離電波送受信部、5…携帯電話機、5−1…
制御部、5−2…入力部、5−3…表示部、5−4…近
距離電波送受信部、5−5…記憶部、LS1…設定許可
端末識別番号リスト、LS2…制御可能電話番号リス
ト、PG…操作プログラム。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F24F 11/02 104 F24F 11/02 104A G06F 9/445 H04M 1/00 U H04B 7/26 1/725 H04M 1/00 G06F 9/06 640A 1/725 H04B 7/26 M Fターム(参考) 3L061 BA03 BA04 BB01 5B076 BB06 5K027 AA11 BB01 FF01 FF22 HH26 5K048 AA14 BA08 DB01 EB01 EB02 GC06 HA04 5K067 AA34 BB21 DD27 EE02 EE12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 近距離電波送受信機能を有し、この近距
    離電波送受信機能によって規定される範囲を通信エリア
    とし、この通信エリアに位置する近距離電波送受信機能
    を有する携帯端末との間で無線でデータの送受信を行う
    近距離電波送受信手段と、 この近距離電波送受信手段を介して受信される前記携帯
    端末からの所有者を特定する固有の番号を受信し、この
    番号と予め登録されている番号群とを照合する照合手段
    と、 この照合手段での照合結果に基づき、前記携帯端末から
    の所有者を特定する固有の番号が予め登録されている番
    号群に含まれていると判定された場合、その携帯端末を
    データ設定が許可された設定許可端末と判断する設定許
    可端末判断手段とを備えたことを特徴とするワイヤレス
    コントローラ。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載されたワイヤレスコント
    ローラにおいて、 前記通信エリアに近距離電波受信機能を有する携帯端末
    が存在するか否かを確認する携帯端末存在確認手段と、 この携帯端末存在確認手段での確認結果に基づき、前記
    通信エリアに近距離電波送受信機能を有する携帯端末が
    存在しないと判定された場合、制御対象機器を待機モー
    ドにする待機モード設定手段とを備えたことを特徴とす
    るワイヤレスコントローラ。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載されたワイヤレスコント
    ローラにおいて、 前記設定許可端末と判断された携帯端末に操作プログラ
    ムをダウンロードするプログラムダウンロード手段を備
    えたことを特徴とするワイヤレスコントローラ。
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