JPH0240421Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0240421Y2 JPH0240421Y2 JP1986114868U JP11486886U JPH0240421Y2 JP H0240421 Y2 JPH0240421 Y2 JP H0240421Y2 JP 1986114868 U JP1986114868 U JP 1986114868U JP 11486886 U JP11486886 U JP 11486886U JP H0240421 Y2 JPH0240421 Y2 JP H0240421Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- window
- temperature
- heat exchanger
- outdoor
- air conditioner
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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- 239000011521 glass Substances 0.000 description 4
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- 206010048744 Fear of falling Diseases 0.000 description 1
- 230000003796 beauty Effects 0.000 description 1
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Description
【考案の詳細な説明】
〈技術分野〉
本考案は、窓にその背面を室外に出さずに設置
され、設置された状態で前記窓を開閉し得るよう
にした窓用空気調和機に係り、特にその窓の開閉
空気を感知する機構に関するものである。
され、設置された状態で前記窓を開閉し得るよう
にした窓用空気調和機に係り、特にその窓の開閉
空気を感知する機構に関するものである。
〈従来技術〉
窓用空気調和機は近年背面を室外に出さず、室
内側に空調機全体を収納した薄形一面吸排タイプ
に移行している。これは下記利点によるものと思
われる。
内側に空調機全体を収納した薄形一面吸排タイプ
に移行している。これは下記利点によるものと思
われる。
(1) 設置後、風雨時・夜間・不在（外出）時に窓
が閉められる。
が閉められる。
(2) 室外側に面格子・手摺りのある窓にも取付可
能である。
能である。
(3) 高層住宅などでは室外側に一切出ないので落
下に対する不安感が一掃される。又建物の美観
も損なわない。
下に対する不安感が一掃される。又建物の美観
も損なわない。
しかし、薄形一面吸排タイプには、窓を閉めて
運転するという誤使用に対する保護や警告がなか
つたため、（取説などでの注意換起は除く）つい
うつかりすると閉めたまま運転するという欠点が
あつた。この時、室外熱交換器からの放熱は妨げ
られ、エアコンとしての機能（冷えない）が発揮
できないばかりでなく、機体内部が異常に高温と
なり室外フアンが熱変形する等の故障原因にもな
りかねなかつた。
運転するという誤使用に対する保護や警告がなか
つたため、（取説などでの注意換起は除く）つい
うつかりすると閉めたまま運転するという欠点が
あつた。この時、室外熱交換器からの放熱は妨げ
られ、エアコンとしての機能（冷えない）が発揮
できないばかりでなく、機体内部が異常に高温と
なり室外フアンが熱変形する等の故障原因にもな
りかねなかつた。
そこで、例えば実開昭54−159742号公報では、
窓の開閉により操作されるスイツチを本体の背面
に設けたものが提案されている。このスイツチは
窓に当接する操作棒を備えているものであつて、
窓の開閉によりこの操作棒が回動されてマイクロ
スイツチの接点を操作することにより運転を発停
しているものである。
窓の開閉により操作されるスイツチを本体の背面
に設けたものが提案されている。このスイツチは
窓に当接する操作棒を備えているものであつて、
窓の開閉によりこの操作棒が回動されてマイクロ
スイツチの接点を操作することにより運転を発停
しているものである。
しかし、このようなスイツチ機構のものは、い
わゆる機械的動作にて窓の開閉を判断するため、
故障も多く又窓との位置関係の調整も困難である
問題があつた。
わゆる機械的動作にて窓の開閉を判断するため、
故障も多く又窓との位置関係の調整も困難である
問題があつた。
〈問題点を解決するための手段〉
室外側熱交換器の温度を検出するセンサを設
け、このセンサの出力に基いて所定温度以上で空
気調和機の運転を停止する制御回路を設ける。
け、このセンサの出力に基いて所定温度以上で空
気調和機の運転を停止する制御回路を設ける。
センサは室外熱交換器近傍の吐出側に配置され
ても良いし、直接室外熱交換器に取り付けられて
も良い。
ても良いし、直接室外熱交換器に取り付けられて
も良い。
〈作用〉
冷房時室外熱交換器は凝縮器であり、室外熱交
換器は室外空気流通により放熱して冷媒を凝縮さ
せる。
換器は室外空気流通により放熱して冷媒を凝縮さ
せる。
ところで、窓が閉められていると、充分な放熱
が行えないために、熱交換器温度が上昇する。こ
の温度上昇をセンサがとらえて所温度以上で空気
調和機の運転を停止する。
が行えないために、熱交換器温度が上昇する。こ
の温度上昇をセンサがとらえて所温度以上で空気
調和機の運転を停止する。
この場合に、熱交換器近傍の吐出側にセンサが
配置される場合は、熱交換器通過後に室外空気の
温度を検出することになり、熱交換器温度変化を
通過空気温度の変化としてとらえるものである。
配置される場合は、熱交換器通過後に室外空気の
温度を検出することになり、熱交換器温度変化を
通過空気温度の変化としてとらえるものである。
（間接的な検出）
又、直接熱交換器にセンサが設けられる場合に
は直接的に熱交換器温度を検出する。
は直接的に熱交換器温度を検出する。
暖房時も同様に室外側熱交換器の温度変化が検
出されて、運転の発停制御が行われる。
出されて、運転の発停制御が行われる。
〈実施例〉
以下、本考案の実施例を図面に基いて説明す
る。
る。
第１図は本考案窓用空気調和機を窓枠の右側に
取付けた状態を前方から見た斜視図、第２図は同
窓用空気調和機を後方から見た斜視図、第３図は
第１図の−断面図で窓枠の左側取付例の窓開
放状態を示す。
取付けた状態を前方から見た斜視図、第２図は同
窓用空気調和機を後方から見た斜視図、第３図は
第１図の−断面図で窓枠の左側取付例の窓開
放状態を示す。
これら図面において、１はキヤビネツトで該キ
ヤビネツト１内は中央隔壁２によつて室内側と室
外側とに仕切られている。そして、室内側には室
内熱交換器３、室内フアン４等が設置され、室外
側には室外熱交換器５、室外フアン６等が設置さ
れている。７は室内フアン用スタピライザー、８
は室外フアン用スタピライザー、９は室内側に設
けられた室内吹出口、１０は室外側に設けられた
室外吹出口である。１１は室外側において室外熱
交換器５を出た後の空気温度を検出する部分を示
す。１２は空気調和機を窓枠１３に取付ける取付
枠、１４は左側ガラス戸、１５は右側ガラス戸、
１６は窓ストツパーである。
ヤビネツト１内は中央隔壁２によつて室内側と室
外側とに仕切られている。そして、室内側には室
内熱交換器３、室内フアン４等が設置され、室外
側には室外熱交換器５、室外フアン６等が設置さ
れている。７は室内フアン用スタピライザー、８
は室外フアン用スタピライザー、９は室内側に設
けられた室内吹出口、１０は室外側に設けられた
室外吹出口である。１１は室外側において室外熱
交換器５を出た後の空気温度を検出する部分を示
す。１２は空気調和機を窓枠１３に取付ける取付
枠、１４は左側ガラス戸、１５は右側ガラス戸、
１６は窓ストツパーである。
次に、上記構成の窓用空気調和機における窓開
閉状態感知方式について説明する。
閉状態感知方式について説明する。
通常運転中室外熱交換器５の通過後の空気温度
検出部分１１の温度は最大約60℃である。一方、
空気調和機背面の窓１４を閉めて（第４図の状
態）運転すれば室外フアン６は回転しても室外吹
出口１０を塞ぐため、室外側の送風系路が形成さ
れないことにより室外熱交換器５の放熱が行なえ
ず、室外熱交換器５通過後の空気温度検出部分１
１（室外吹出口１０も同様）の温度は数分後に70
℃以上となる。このことにより室外熱交換器５通
過後の空気温度検出部分１１の温度が約60℃を超
えれば窓１４は閉じた状態であると判断でき、こ
の部分１１に温度センサー１７を設けて運転を制
御する。尚、温度検出部分は他に室外熱交換器５
のパイプ表面等が考えられる。
検出部分１１の温度は最大約60℃である。一方、
空気調和機背面の窓１４を閉めて（第４図の状
態）運転すれば室外フアン６は回転しても室外吹
出口１０を塞ぐため、室外側の送風系路が形成さ
れないことにより室外熱交換器５の放熱が行なえ
ず、室外熱交換器５通過後の空気温度検出部分１
１（室外吹出口１０も同様）の温度は数分後に70
℃以上となる。このことにより室外熱交換器５通
過後の空気温度検出部分１１の温度が約60℃を超
えれば窓１４は閉じた状態であると判断でき、こ
の部分１１に温度センサー１７を設けて運転を制
御する。尚、温度検出部分は他に室外熱交換器５
のパイプ表面等が考えられる。
以下検知回路の一例について説明する。第４図
において、１８は電源、１９はトランス、２０は
整流回路である、２１は制御回路であつて、上記
温度センサ１７からの信号が入力される。この制
御回路２１は、予じめ設定された温度信号（例え
ば70℃に対応する信号）と上記温度センサ１７か
らの信号とを比較する手段を備えており、比較結
果に応じて、温度センサ１７からの温度信号が設
定された温度信号（例えば70℃）より小さい場合
には運転を継続し、大きい場合には運転を停止す
る信号を出力する。２２は室内フアンモータの運
転を制御するリレー、２３は室外フアンモータの
運転を制御するリレー、２４はコンプレツサの運
転を制御するリレーであつて、これらリレー２
２，２３，２４は、上記制御回路２１の出力によ
り制御される。２５はドライバーである。
において、１８は電源、１９はトランス、２０は
整流回路である、２１は制御回路であつて、上記
温度センサ１７からの信号が入力される。この制
御回路２１は、予じめ設定された温度信号（例え
ば70℃に対応する信号）と上記温度センサ１７か
らの信号とを比較する手段を備えており、比較結
果に応じて、温度センサ１７からの温度信号が設
定された温度信号（例えば70℃）より小さい場合
には運転を継続し、大きい場合には運転を停止す
る信号を出力する。２２は室内フアンモータの運
転を制御するリレー、２３は室外フアンモータの
運転を制御するリレー、２４はコンプレツサの運
転を制御するリレーであつて、これらリレー２
２，２３，２４は、上記制御回路２１の出力によ
り制御される。２５はドライバーである。
この検出回路の動作を第５図のフローチヤート
を用いて説明すると、運転状態かどうかが確認さ
れた上で、上記温度センサ１７が検出する熱交換
器の吐出空気温度が予じめ設定された70℃以上か
どうかが判定される。
を用いて説明すると、運転状態かどうかが確認さ
れた上で、上記温度センサ１７が検出する熱交換
器の吐出空気温度が予じめ設定された70℃以上か
どうかが判定される。
上述の如く、窓が開けられている場合には吐出
空気温度は設置温度以下であり、室内フアン、室
外フアン、コンプレツサは運転が継続される。
空気温度は設置温度以下であり、室内フアン、室
外フアン、コンプレツサは運転が継続される。
ところが、窓を閉められていると、熱交換器温
度が上昇し、吐出空気温度が70℃を越えた時点で
制御回路２１によりリレー２２，２３，２４に停
止用の信号が出力される。その結果、室内・外フ
アン、コンプレツサは停止し、運転は停止する。
度が上昇し、吐出空気温度が70℃を越えた時点で
制御回路２１によりリレー２２，２３，２４に停
止用の信号が出力される。その結果、室内・外フ
アン、コンプレツサは停止し、運転は停止する。
尚、閉成状態を知らせる報知装置を併設すれば
使い勝手は良い。
使い勝手は良い。
〈効果〉
以上本考案によれば、室外熱交換器温度が所定
温度以上の時に運転を停止して誤使用を阻止して
いるから、従来のような機械的駆動部分がなく故
障が少ない上に、窓との位置関係を調整する必要
もなく空気調和機設置が簡単に行なえる。
温度以上の時に運転を停止して誤使用を阻止して
いるから、従来のような機械的駆動部分がなく故
障が少ない上に、窓との位置関係を調整する必要
もなく空気調和機設置が簡単に行なえる。
第１図は本考案窓用空気調和機を窓枠の右側に
取付けた状態を前方から見た斜視図、第２図は同
窓用空気調和機を後方から見た斜視図、第３図は
第１図の−断面図で窓枠の左側取付例の窓開
放状態を示す。第４図は検知回路の態様図、第５
図は同回路のフローチヤート。 １：キヤビネツト、２：中央隔壁、３：室内熱
交換器、４：室内フアン、５：室外熱交換器、
６：室外フアン、７：室内フアン用スタピライザ
ー、８：室外フアン用スタピライザー、９：室内
吹出口、１０：室外吹出口、１１：空気温度検出
部分、１２：取付枠、１３：窓枠、１４：左側ガ
ラス戸、１５：右側ガラス戸、１６：窓ストツパ
ー、１７：センサ。
取付けた状態を前方から見た斜視図、第２図は同
窓用空気調和機を後方から見た斜視図、第３図は
第１図の−断面図で窓枠の左側取付例の窓開
放状態を示す。第４図は検知回路の態様図、第５
図は同回路のフローチヤート。 １：キヤビネツト、２：中央隔壁、３：室内熱
交換器、４：室内フアン、５：室外熱交換器、
６：室外フアン、７：室内フアン用スタピライザ
ー、８：室外フアン用スタピライザー、９：室内
吹出口、１０：室外吹出口、１１：空気温度検出
部分、１２：取付枠、１３：窓枠、１４：左側ガ
ラス戸、１５：右側ガラス戸、１６：窓ストツパ
ー、１７：センサ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 窓にその背面を室外に出さずに設置され、設置
された状態で前記窓を開閉し得る窓用空気調和機
において、 室外側熱交換器の温度を検出するセンサを設
け、このセンサの出力に基いて所定温度以上で空
気調和機の運転を停止する制御回路を設けた窓用
空気調和機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986114868U JPH0240421Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986114868U JPH0240421Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6262148U JPS6262148U (ja) | 1987-04-17 |
| JPH0240421Y2 true JPH0240421Y2 (ja) | 1990-10-29 |
Family
ID=30997996
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986114868U Expired JPH0240421Y2 (ja) | 1986-07-25 | 1986-07-25 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0240421Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2564521Y2 (ja) * | 1991-08-29 | 1998-03-09 | 株式会社コロナ | 窓用空気調和機 |
| JP2011174692A (ja) * | 2010-02-23 | 2011-09-08 | Seijiro Yao | ウインドルームエアコン |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS51146741U (ja) * | 1975-05-19 | 1976-11-25 | ||
| JPS54159742U (ja) * | 1978-04-28 | 1979-11-08 |
-
1986
- 1986-07-25 JP JP1986114868U patent/JPH0240421Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6262148U (ja) | 1987-04-17 |
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