JP2009001420A - シート後処理装置及びシート後処理方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】処理トレイ上のシートの上面とシートガイドの間隔を常に狭くして、人の指が過ってステープラ内に入ることを防止してシート後処理装置の安全性を高め、また、シートが湾曲することを防止する。また、処理するシートの枚数が多い場合には、シートガイドを順次処理トレイから離れる方向に移動して、所定の間隔を確保して、任意の枚数のシートを積層するシート後処理装置を提供する。
【解決手段】シート後処理装置は、積載された一又は複数枚のシートを整合する処理トレイ12の上方に配置したシートガイド19を、シートガイド駆動機構(52,56,54)により処理トレイから離間又は処理トレイに近接するように動くようしており、前記処理トレイに積載されるシートの積載枚数又はシートの積載厚さに基づいて前記シートガイド駆動機構を駆動制御して処理トレイとシートガイドとの間隔を調節するようにした。
【選択図】図6
【解決手段】シート後処理装置は、積載された一又は複数枚のシートを整合する処理トレイ12の上方に配置したシートガイド19を、シートガイド駆動機構(52,56,54)により処理トレイから離間又は処理トレイに近接するように動くようしており、前記処理トレイに積載されるシートの積載枚数又はシートの積載厚さに基づいて前記シートガイド駆動機構を駆動制御して処理トレイとシートガイドとの間隔を調節するようにした。
【選択図】図6
Description
本発明は、シートガイドを改良したシート後処理装置及びシート後処理方法に関する。
シート後処理装置は、処理トレイ上に複数枚のシートを積層し、これらシートを整合した後、シートのステープル処理、ソート処理などの後処理をおこない、後処理後に処理後のシート束を積載トレイに排出するものである。
シート後処理装置は、処理トレイの上方にシートガイドを設けている。しかし、従来のシートガイドは所定の位置に固定されており、処理トレイ上面とシートガイド天井面との間隔は、処理トレイに積層されるシートの枚数にかかわらず一定であった。このため、例えば、100枚程度のシート束を積層可能なように、この間隔を広く設定した場合、シートを処理ガイドに積層し始める頃は、間隔が空きすぎてシートを安定してガイドすることができず、シートが湾曲することがある。この結果、シートの整合性が悪く、ステープル処理などに不具合が生じるおそれがある。更に、このような広い間隔では、人の指先が処理トレイ上のシートの上面とシートガイドとの間隔を通ってステープラ内に達するため、事故の危険性を有している。
他方、この間隔を狭く設定して人の指先がステープラ内に達しないようにした場合、処理トレイ上に少数枚のシートしか積層できない。この結果、ステープル可能なシート枚数に制限が生じる問題がある。
特許文献1は、押さえ部材58aが整合トレイ41面との間に隙間が形成されるようにした。押さえ部材と整合トレイ面との間に隙間を形成することで、用紙を搬送する際に押さえ部材が用紙の搬送を妨げることがなく、用紙の搬送をスムーズにできるという技術を開示している。
特開2003―212419、発明の詳細な説明、図面
本発明は、処理トレイへのシート積層枚数に制限がなく、かつ、処理トレイとシートガイドとの間隔から人の指がステープラ内に入ることがないシート後処理装置及びシート後処理方法を提供するものである。
この課題を解決するために、本発明にかかるシート後処理装置は、
積載された一又は複数枚のシートを整合する処理トレイと、
この処理トレイの上方に配置されたシートガイドと、
このシートガイドを、処理トレイから離間又は処理トレイに近接するように動かすシートガイド駆動機構と、
前記処理トレイに積載されたシートの積載枚数又はシートの積載厚さに基づいて前記シートガイド駆動機構を駆動制御して処理トレイとシートガイドとの間隔を調節する駆動制御機構と、
を具備している。
積載された一又は複数枚のシートを整合する処理トレイと、
この処理トレイの上方に配置されたシートガイドと、
このシートガイドを、処理トレイから離間又は処理トレイに近接するように動かすシートガイド駆動機構と、
前記処理トレイに積載されたシートの積載枚数又はシートの積載厚さに基づいて前記シートガイド駆動機構を駆動制御して処理トレイとシートガイドとの間隔を調節する駆動制御機構と、
を具備している。
本発明によれば、シートガイドを処理トレイに近接する位置から処理トレイから離れる位置に移動できるようにしたことにより、処理トレイ上のシートの上面とシートガイドの間隔を常に狭くして、人の指が過ってステープラ内に入ることを防止してシート後処理装置の安全性を高めることができる。また、シートが湾曲することを防止することができる。
また、シートガイドを順次処理トレイから離れる方向に移動して、処理トレイとシートガイドとの間隔が所定の間隔となるように確保するので、処理するシートの枚数が多い場合にも適切にシートを積層することができる。
尚、処理するシートの枚数が少ない場合は、処理トレイ上のシートの上面とシートガイドの間隔を所定の狭い間隔に維持したままで、シートガイドを動かす必要がないので、操作性が向上する。
また、シートガイドを順次処理トレイから離れる方向に移動して、処理トレイとシートガイドとの間隔が所定の間隔となるように確保するので、処理するシートの枚数が多い場合にも適切にシートを積層することができる。
尚、処理するシートの枚数が少ない場合は、処理トレイ上のシートの上面とシートガイドの間隔を所定の狭い間隔に維持したままで、シートガイドを動かす必要がないので、操作性が向上する。
以下、図面を参照しながらこの発明の実施の形態について詳細に説明する。
(画像形成装置の概略)
図1に基づいて、画像形成装置(デジタル複写機)及びこの装置の後段に接続して配置された本発明に係る後処理装置の概略を説明する。この装置は、上面に原稿の載置台112が設けられ、その上に原稿Dを自動的に原稿載置台112上に送る自動原稿送り装置107(以下、ADFと称する)が配置されている。ADFに原稿Dを載せ、所定の設定(例えばステープル処理の有無、ステープル処理の仕方、複写枚数、複写されるシートのサイズ等)をした後、複写開始スイッチを押す。ADF上の原稿Dは原稿載置台112の所定の位置に搬送される。
(画像形成装置の概略)
図1に基づいて、画像形成装置(デジタル複写機)及びこの装置の後段に接続して配置された本発明に係る後処理装置の概略を説明する。この装置は、上面に原稿の載置台112が設けられ、その上に原稿Dを自動的に原稿載置台112上に送る自動原稿送り装置107(以下、ADFと称する)が配置されている。ADFに原稿Dを載せ、所定の設定(例えばステープル処理の有無、ステープル処理の仕方、複写枚数、複写されるシートのサイズ等)をした後、複写開始スイッチを押す。ADF上の原稿Dは原稿載置台112の所定の位置に搬送される。
画像形成装置の内部にはスキャナ部104、プリンタ部106、及びコピー用紙のカセット、フィーダーが配設されている。スキャナ部104では、原稿載置台112上の原稿Dをスキャンニングし、その反射光を入射し、入射した反射光を光電変換して原稿Dの画像情報を読み取り、読み取った画像情報に対応する光電信号を出力する。プリンタ部106ではスキャナ部104で読み取った原稿Dの画像情報等に応じて半導体レーザ141により感光体ドラム144周面上に静電潜像を形成する。そして感光体ドラム144に現像器146からトナーを供給して感光体ドラム144に形成された静電潜像を顕像化しトナー像を形成する。
この感光体ドラム144には、コピー用紙Pがコピー用紙Pのカセット152,153,154,156、フィーダー155から送られ、感光体ドラム144上のトナー像が転写チャージャ148によりコピー用紙に複写される。その後コピー用紙のトナー画像が定着器160によって定着され、排出口161から排出される。これが、本発明のシートMに該当する。
(後処理装置の概要)
デジタル複写機に後段に接続して配置された上記後処理装置1は、入口ローラ2、出口ローラ4を介して送り込まれた数枚のシートMを集積して待機させる待機トレイ10、待機トレイ10から落下されるシートMを受け入れてステープル処理のためその後端を取り揃える処理トレイ12、処理トレイ12に集積されて取り揃えられたシートMの後端をステープル処理(綴じ処理)するステープラー(綴じ手段)14およびステープル処理、ソート処理などをした後のシートMを搬送する搬送機構50及び搬送されたシートMを積載する積載トレイ16(18)を有する。
デジタル複写機に後段に接続して配置された上記後処理装置1は、入口ローラ2、出口ローラ4を介して送り込まれた数枚のシートMを集積して待機させる待機トレイ10、待機トレイ10から落下されるシートMを受け入れてステープル処理のためその後端を取り揃える処理トレイ12、処理トレイ12に集積されて取り揃えられたシートMの後端をステープル処理(綴じ処理)するステープラー(綴じ手段)14およびステープル処理、ソート処理などをした後のシートMを搬送する搬送機構50及び搬送されたシートMを積載する積載トレイ16(18)を有する。
待機トレイ10は、処理トレイ12にあるシートMをステープル処理しているときに、継続して後処理するために搬送されてくる次のシート束を形成するシートMを処理トレイ12とは別の場所で一時的に待機させて、ステープラ14によるステープル処理時間を確保するためのものである。待機トレイ10、処理トレイ12及び積載トレイ16(18)は、シートMの送り方向後端に向けて下方に傾斜して設けられている。処理トレイ12の上方にはシートガイド19が処理トレイ12と間隔を空けて配設され、処理トレイ12に送られるシートMをガイドするようになっている。ステープラ14は、処理トレイ12のシートMの送り方向後端に配置され、処理トレイ12に裁置されているシートMを後端側に停止してステープル綴じ処理する。
(処理トレイ)
図2は処理トレイ12を斜め上方から見た図である。処理トレイ12は、待機トレイ10から落下されるシートMを載置して集積する平らなシート支持面12aを有する。処理トレイ12は、シート支持面12aの幅方向の両端側に、シートMの横整合をするための横整合板20が設けられている。また、処理トレイ12には、シート支持面12aの搬送方向後端側に、シート支持面12aの後端面から突き出すように後端ストッパー22、22が設けられている。さらに、処理トレイ12には、搬送方向後端側に、縦整合ローラ24,24が設けられ、また、処理トレイの上方には搬送方向後端側にパドル26(図1,15,16,17に示す)が設けられ、パドル26、縦整合ローラ24,24及び排出ローラ28a,28b,28c及び28dにより、処理トレイ12に受け入れられたシートMを後端ストッパー22、22に当接させてシートMの縦整合をする。
図2は処理トレイ12を斜め上方から見た図である。処理トレイ12は、待機トレイ10から落下されるシートMを載置して集積する平らなシート支持面12aを有する。処理トレイ12は、シート支持面12aの幅方向の両端側に、シートMの横整合をするための横整合板20が設けられている。また、処理トレイ12には、シート支持面12aの搬送方向後端側に、シート支持面12aの後端面から突き出すように後端ストッパー22、22が設けられている。さらに、処理トレイ12には、搬送方向後端側に、縦整合ローラ24,24が設けられ、また、処理トレイの上方には搬送方向後端側にパドル26(図1,15,16,17に示す)が設けられ、パドル26、縦整合ローラ24,24及び排出ローラ28a,28b,28c及び28dにより、処理トレイ12に受け入れられたシートMを後端ストッパー22、22に当接させてシートMの縦整合をする。
処理トレイ12のシート支持面12aの搬送方向先端側には、その中央部に二箇所、両側に夫々一箇所、合計4個の排出ローラ28a, 28b, 28c及び28dが設けられ、これら排出ローラを回転駆動することによりシートを積載トレイ16(18)に搬送する。
処理トレイ12のシート支持面12aの後端側中央部には、イジェクター30、30が処理トレイ12の後端面から突出して設けられている。また、処理トレイ12のシート支持面12aの先端側中央部には棒状の突き部材32,32が配置され、この突き部材の先端部は、中央の排出ローラ28c,28dとの間に位置している。これら突き部材32、32は、それぞれ、各イジェクター30、30と一体的に取り付けられている。
前記突き部材32、32は、手が触れた程度でも弾性変形が可能な柔軟性のあるプラスチックで形成され、その先端上面に摩擦部材(例えばラバー)を設けている。突き部材32、32は、通常は、処理トレイ12から突出せずに、排出ローラ28a, 28b, 28c及び28dよりも引っ込んだ位置にあり、シートMに接触することがない。突き部材32、32が処理トレイのシート支持面12aの搬送方向先端側から突出すると、先端上面の摩擦部材がシート下面に接触し、シート下面を突き押しするようになっている。
イジェクター30、30及びイジェクターに一体的に取り付けられた突き部材32、32は、同一のモータにより駆動されて積載トレイ16方向への移動と、その移動から戻る往復運動をするもので、両者の移動するタイミングは同じであり、移動距離は同一である。図3はイジェクター30、突き部材32およびこれらを支持するベルト34、ベルト34を巻装したプーリ36、36、プーリを駆動するモータ38を示している。モータ38の駆動制御は後述する駆動制御機構60により行なわれる。
一対のイジェクター30、30及び突き部材32、32との間には束爪ベルト40が配置されている。束爪ベルト40は、束爪41を装着し、図4に示すように、プーリ42、42間に巻装されて、その上面がシート搬送方向に移動するようになっている。プーリ42、42は、モータ44により駆動される。モータ44の駆動制御は後述する駆動制御機構60により行なわれる。
束爪ベルト40に装着された束爪41は、図5に示すように、シート後端の位置を規制するための凹部46を形成している。凹部46は、シート後端が接する底面を有し、この底面は、束爪ベルトに接する下側の面48aを、上側の面48bよりも窪ませて深く形成し、下側の面48aと上側の面48bとの間に段部48cを形成している。
図6は、処理トレイ12のうち、特にシートガイド19及びこれに関連する部材を説明するための模式図である。処理トレイ12の上方には上記シートガイド19が設けられている。シートガイド19にはラック52が取り付けられ、このラック52はピニオン54に噛合し、ピニオン54はモータ56により駆動される。従って、モータ56を駆動することにより、シートガイド19は、処理トレイから離間する方向又は処理トレイに近接する方向に移動する。モータ56は、駆動制御機構60により制御される。
(駆動制御)
画像形成装置では、上述のように所定の設定(例えばステープル処理の有無、ステープル処理の仕方、複写枚数、複写されるシートのサイズ等)を行なっているので、駆動制御機構60では、図7に示すように、画像形成装置からシートの枚数及び/又はシートの厚さに関する情報を入力し、この入力信号と処理トレイに積載されているシートの枚数に基づいてモータ56の駆動を制御する。若しくは処理トレイに装着した間隔検出手段62(図6に示す)によりシートガイド19の天井面と処理トレイ12に積層されたシートの上面(シートが積層されていない場合は処理トレイの上面)との間の間隔(積層されたシートの厚さに対応)を検出し、この検出値に基づいて、モータ56の駆動を制御する。モータの駆動は、シートが増えるごとに連続的におこなってもよいし、シートMとシートガイド19との間がある程度狭くなった時に、ガイドと用紙上面との間隔が約7mm以下になるように、間欠的におこなってもよい。駆動制御機構60は、整合されたシートが積載トレイに送られ、処理トレイにシートMが積層されていないことを検出すると、モータを駆動し、シートガイド19を初期設定位置に戻す。この位置は、処理トレイ12とシートガイド19との間に、人の指を入れることができない程度の間隔を有し、少数枚のシートをガイドすることが可能である。
画像形成装置では、上述のように所定の設定(例えばステープル処理の有無、ステープル処理の仕方、複写枚数、複写されるシートのサイズ等)を行なっているので、駆動制御機構60では、図7に示すように、画像形成装置からシートの枚数及び/又はシートの厚さに関する情報を入力し、この入力信号と処理トレイに積載されているシートの枚数に基づいてモータ56の駆動を制御する。若しくは処理トレイに装着した間隔検出手段62(図6に示す)によりシートガイド19の天井面と処理トレイ12に積層されたシートの上面(シートが積層されていない場合は処理トレイの上面)との間の間隔(積層されたシートの厚さに対応)を検出し、この検出値に基づいて、モータ56の駆動を制御する。モータの駆動は、シートが増えるごとに連続的におこなってもよいし、シートMとシートガイド19との間がある程度狭くなった時に、ガイドと用紙上面との間隔が約7mm以下になるように、間欠的におこなってもよい。駆動制御機構60は、整合されたシートが積載トレイに送られ、処理トレイにシートMが積層されていないことを検出すると、モータを駆動し、シートガイド19を初期設定位置に戻す。この位置は、処理トレイ12とシートガイド19との間に、人の指を入れることができない程度の間隔を有し、少数枚のシートをガイドすることが可能である。
また、駆動制御機構60は、処理トレイ12に積層されたシートを、積載トレイ16に搬送する際に、イジェクター30、突き部材32を駆動するモータ38、束爪ベルト40を駆動するモータ44等の制御を行う。例えば、ステープラ14でのステープル処理が終了すると、駆動制御機構60は、モータ38に駆動信号を送り、イジェクター30及び突き部材32を積載トレイ方向に動かし、所定のストローク移動させた後、イジェクター30及び突き部材32を元の位置に戻す。また、駆動制御機構60は、適切なタイミングでモータ44に駆動信号を送り、束爪ベルト40の束爪41を積載トレイ方向に動かす。ここで、適切なタイミングとは、イジェクター30で送られたシート後端を束爪41で受け取ることができるタイミングである。
(他の実施の態様)
図2の例では、突き部材32は、中央の排出ローラ28c、28dの間にある束爪ベルト40の外側に一対設けられているが、本発明はこれに限らない。例えば、図8に示すように、図2の突き部材32と共に、中央の排出ローラ28c、28dの外側に更に一対の突き部材を設けて、合計二対の突き部材を配置する構造としてもよい。この図8の構造では、追加した突き部材は、イジェクターに取り付けられていない。追加した突き部材は、図2のイジェクターと同期して往復動してもよいし、図2のイジェクターとタイミングをずらして往復動してもよい。また、追加した突き部材の動く範囲は、図2の突き部材の動く範囲と同じでもよいし、異なっていてもよい。また、追加した突き部材の駆動源は図2のイジェクターの駆動源と同じでもよく、異なる駆動源でもよい。
図2の例では、突き部材32は、中央の排出ローラ28c、28dの間にある束爪ベルト40の外側に一対設けられているが、本発明はこれに限らない。例えば、図8に示すように、図2の突き部材32と共に、中央の排出ローラ28c、28dの外側に更に一対の突き部材を設けて、合計二対の突き部材を配置する構造としてもよい。この図8の構造では、追加した突き部材は、イジェクターに取り付けられていない。追加した突き部材は、図2のイジェクターと同期して往復動してもよいし、図2のイジェクターとタイミングをずらして往復動してもよい。また、追加した突き部材の動く範囲は、図2の突き部材の動く範囲と同じでもよいし、異なっていてもよい。また、追加した突き部材の駆動源は図2のイジェクターの駆動源と同じでもよく、異なる駆動源でもよい。
図5では束爪41の凹部46を一体に形成しているが、本発明はこれに限らない。例えば、図9に示すように、上側の面に所定の厚さを有する部材48dを貼り付けて、下側の面48aと上側の面48bとの間に段部48cを形成するようにしてもよい。この場合、従来公知の底面がフラットな束爪をそのまま利用して作ることができる。
図5、図9の束爪41は、下側の面48a、上側の面48b共に平面であるが、図10に示すように、これらの面を凸に湾曲した面とすることもできる。この束爪によれば、シートがその搬送方向に対して平面視で傾いている場合(即ち、シート後端面が搬送方向に対して90°の角度とはなっていない場合)でも、シート後端の位置を確実に規制することができる。
(動作説明)
(ステープルモード)
ステープルモード時における後処理装置の動作を説明する。
画像形成装置から後処理装置にシートが送られてくる(図1の矢印方向参照)。後処理装置では、入口ローラ2にてシートを受け入れ、出口ローラ4にシートを搬送する。処理トレイ上にシートがある場合、出口ローラ4から搬送されたシートを一時的に待機トレイ10に蓄える。次いで、待機トレイ10を開いて、蓄えたシートを処理トレイ12に落下供給する。但し、処理トレイ上にシートがない場合は、シートを一時的に待機トレイに蓄えることなく、処理トレイに直接排出される。処理トレイ12では、シートを横整合板20で横整合し、パドル26、縦整合ローラ24を用いてシート後端を後端ストッパー22に突き当て、縦整合する。このように処理トレイでシートを縦横整合し、シートガイド19と処理トレイ12とでシートMをガイドしてシート後端をステープラ14内に案内する。次々に送られてくるシートについて順次上記操作をおこなって各シートをステープラ14内に案内する。
(ステープルモード)
ステープルモード時における後処理装置の動作を説明する。
画像形成装置から後処理装置にシートが送られてくる(図1の矢印方向参照)。後処理装置では、入口ローラ2にてシートを受け入れ、出口ローラ4にシートを搬送する。処理トレイ上にシートがある場合、出口ローラ4から搬送されたシートを一時的に待機トレイ10に蓄える。次いで、待機トレイ10を開いて、蓄えたシートを処理トレイ12に落下供給する。但し、処理トレイ上にシートがない場合は、シートを一時的に待機トレイに蓄えることなく、処理トレイに直接排出される。処理トレイ12では、シートを横整合板20で横整合し、パドル26、縦整合ローラ24を用いてシート後端を後端ストッパー22に突き当て、縦整合する。このように処理トレイでシートを縦横整合し、シートガイド19と処理トレイ12とでシートMをガイドしてシート後端をステープラ14内に案内する。次々に送られてくるシートについて順次上記操作をおこなって各シートをステープラ14内に案内する。
ここで、シートガイド19は、当初、規定枚数、例えば50枚程度(約7mm厚さ)までガイド可能な間隔に設定されている。
図11は、処理トレイにシートがない状態を示し、図12は、処理トレイにシートが規定枚数、例えば50枚程度(約7mm厚さ)入った状態を示す。
規定の枚数以上になった場合に、シートガイド19を上方に移動し処理トレイ12との隙間を広げる。図13は、シートガイドを上方に移動して間隔を広げ、100枚程度までガイド可能な状態を示す。
図14は最終頁(例えば100枚目)のシートが処理トレイに積層された状態を示す。最終頁(例えば100枚目)を整合後ステープラ14でステープルする。
綴じられたシート束は、イジェクター10で押し出され、束爪ベルト40の束爪41に受け渡され排出ローラ28a,28b,28c及び28dと共にシートを積載トレイ16に排出する。
(ソートモード)
次にソートモード時における後処理装置の動作を説明する。
次にソートモード時における後処理装置の動作を説明する。
画像形成装置から後処理装置にシートが送られてくる(矢印方向参照)。後処理装置では、入口ローラ2にてシートを受け入れ、出口ローラ4にシートを搬送する。
出口ローラ4から搬送されたシートを一時的に待機トレイ10に蓄える。次いで、待機トレイ10を開いて、蓄えたシートを処理トレイ12に落下供給する。シートガイド19と処理トレイ12とでシートをガイドしてシート後端をステープラ14内に案内する。
処理トレイ12では、シートをパドル26、横整合板20、縦整合ローラ24を用いてシート後端を後端ストッパー22に突き当て、シートを整合と同時に横整合板でソート(例えば、15mmシフト)させる。イジェクター30で押し出され束爪ベルト40の束爪41に受け渡され排出ローラ28a,28b,28c及び28dと共にシートを積載トレイ16に排出する。
ソートの場合,排出枚数(処理トレイに積載されている枚数)が少ない枚数(1〜4枚程度)に分割して排出する。
この装置によれば、シート厚に合わせたガイド間隔の設定が可能であり、人の指がステープラに過って入る危険がない。また、シートの厚さ情報があれば、搬送される枚数を検出することにより間隔を制御することができる。更に、少ない枚数のシートを処理する場合は、間隔を狭く設定したまま、シートガイドを上方に動かす必要がないので、安全、高速、且つ雑音発生を抑えて処理することができる。
(シートの搬送)
この後処理装置は、コンパクトな構造とするために、処理トレイ12と積載トレイ16とが近接して配置されている。このため、処理トレイ12に積層されているシートMは、その先端が積載トレイ16に接している。図15参照。
この後処理装置は、コンパクトな構造とするために、処理トレイ12と積載トレイ16とが近接して配置されている。このため、処理トレイ12に積層されているシートMは、その先端が積載トレイ16に接している。図15参照。
シートMを処理トレイ12から積載トレイ16に搬送する際、まず、イジェクター30を駆動して、積載トレイ16に動かす。すなわち、シートの後端は、後端ストッパー22により位置規制されているが、このシートの後端をイジェクター30で捕まえて、シートを積載トレイ方向に移動させる。このとき、シートの先端は積載トレイ16の上面若しくは積載トレイに既に積載されているシートの上面に接触しており、両者間に静摩擦が(場合によっては静電吸着力も)生じている。静摩擦係数は動摩擦係数よりも大きいため、積載トレイに接しているシート先端は移動し難く、一方で、シートの他の箇所が移動する。この結果、シートの中央部が上方に湾曲しはじめる。図15及び図16参照。
この装置では、突き部材32は、イジェクター30と同期して積載トレイ方向に動いている。このため、シートをイジェクター30で移動させると同時に、シートの下面を突き押し、シート先端下面と積載トレイ16(又は積載トレイに既に積載されているシートの上面)との接触力を緩和、軽減する。この結果、シート先端の静摩擦が動摩擦に変更され、シート全体が湾曲することなく積載トレイ16に搬送される。図16及び図17参照。そして、シートは、積載トレイ16に整合して積載される。
仮に、シート先端下面を突き部材32で突き押さなかった場合、シートが上方に湾曲したままで積載トレイに送られるので、積載トレイに不整合に積載される。また、積層された複数のシートを搬送する場合、下側のシートの先端は処理トレイに支持されていないと、下側に垂れ下がる(下側に湾曲する)。この状態のままでシートを搬送すると、積層された複数のシートのうち下側にシートは、その先端側を内側に折れ曲げた状態で積載トレイに積載されてしまう。この装置では、このような好ましくない積載状態を回避することができる。
なお、突き部材32は、シート整合時には、排出ローラよりも下側に位置し、シートに当たらない。また、突き部材32は、シート先端下面を突き押した後は、元の位置(排出ローラよりも下側の位置)に戻るので、束爪部41によりシートを搬送する際には、突き部材がシートに接触することはない。従って、シート束後端が突き部材32に引っかかることなく、積載トレイ16排出することができる。
以上、この装置によれば、シート先端が積載トレイに接触しても、シート先端を突き部材32で突き押して積載トレイとシート先端との接触力を緩和、軽減するので、搬送時にシートが湾曲するのを防ぐ。このため、薄いシートでもまた積層された複数のシートでも積載トレイに適切に搬送することができる。また、突き部材32でのシートの押し突きは、用紙の搬送補助となるので、シートを積載トレイに搬送する時の方向性が安定し、積載トレイ16での積載整合性が向上する。
また、突き部材32をイジェクターと一体化することにより、部品コストを下げ、また、これらの往復運動の駆動源を共通化することができ、騒音の発生源を減らすことができる。
次にシートを積載トレイに送る時の束爪ベルト40の作用を説明する。
上記イジェクター30は、シート後端を所定の範囲、積載トレイ方向に押し出すものである。イジェクター30により所定距離押し出されたシートは、次に、束爪ベルト40に装着された束爪41に受け渡される。少ないシート枚数の時に、シート後端は、束爪41の下側の面48aに当たり(図5、図9参照)、段部48cにより上側の面への移動が規制される。その結果、シートの搬送速度の一定化を図ることができ、搬送距離のばらつきを押さえ、もって、積載トレイにシートを整合して積載することができる。
すなわち、通常、束爪41は、100枚以上のステープル束を排紙できるように、その高さを大きくしているが、シート後端を規制する凹部底面がフラットであると、少ない枚数のシートの場合、シート後端が束爪凹面の下面側にその位置を固定することができず、上面側にスライドしてしまう。束爪ベルト40は、処理トレイ12上では、積載トレイ方向に動いているが、シート後端が束爪ベルト40から排出される時点では、束爪ベルトは回転運動する。このとき、シート後端は、本来あるべき束爪凹面の下面側に位置していれば、束爪ベルトの回転中心に近い位置であり、シートを排紙する速度に変化はない。しかし、シート後端が束爪凹面の上面側に移動すると、回転中心から離れて位置しているため、シートを排紙する速度が速くなる。その結果、排紙速度にばらつきが生じ、シートが積載トレイに不整合に積載される。
この装置では、少数枚のシートを処理トレイ12から積載トレイ16に排紙する際に、シート後端部が本来あるべき束爪凹面の下面側に位置し、束爪凹面の上面側に移動することはない。この結果、シートの排紙速度のばらつきが小さくなり、安定した排紙が可能となる。
(付記1)
上記実施例の記載から判るように、明細書に記載された発明は、特許請求の範囲に記載された上記の発明とともに、搬送機構に関して以下の発明を含んでいる。
すなわち、シート後処理装置において、処理トレイに積層されたシートの先端は積載トレイの上面若しくは積載トレイに既に積載されているシートの上面に接触している状態にある。この状態で、処理トレイに積層されたシートを積載トレイに搬送すると、搬送されるシートと、積載トレイ上面又は既に積載トレイに積載されているシート上面との間に静摩擦が生じる。静摩擦係数は動摩擦係数よりも大きい。このため、積載トレイに接しているシート先端は移動し難い状態にあるが、一方で、シートの他の箇所は移動しやすい。この結果、シートの中央部が上方に湾曲しはじめる。添付の図15及び図16参照。シートが上方に湾曲したままでシートが積載トレイに送られると、シートは積載トレイに不整合に積載される。また、積層された複数のシートを搬送する場合、下側のシートの先端は処理トレイに支持されていなので、下側に垂れ下がる(下側に湾曲する)。この状態のままで積層された複数のシートを搬送すると、積層された複数のシートのうち下側にあるシートは、その先端側を内側に折れ曲げた状態で積載トレイに積載されてしまう。
上記実施例の記載から判るように、明細書に記載された発明は、特許請求の範囲に記載された上記の発明とともに、搬送機構に関して以下の発明を含んでいる。
すなわち、シート後処理装置において、処理トレイに積層されたシートの先端は積載トレイの上面若しくは積載トレイに既に積載されているシートの上面に接触している状態にある。この状態で、処理トレイに積層されたシートを積載トレイに搬送すると、搬送されるシートと、積載トレイ上面又は既に積載トレイに積載されているシート上面との間に静摩擦が生じる。静摩擦係数は動摩擦係数よりも大きい。このため、積載トレイに接しているシート先端は移動し難い状態にあるが、一方で、シートの他の箇所は移動しやすい。この結果、シートの中央部が上方に湾曲しはじめる。添付の図15及び図16参照。シートが上方に湾曲したままでシートが積載トレイに送られると、シートは積載トレイに不整合に積載される。また、積層された複数のシートを搬送する場合、下側のシートの先端は処理トレイに支持されていなので、下側に垂れ下がる(下側に湾曲する)。この状態のままで積層された複数のシートを搬送すると、積層された複数のシートのうち下側にあるシートは、その先端側を内側に折れ曲げた状態で積載トレイに積載されてしまう。
特開平2004-284773は、排出トレイ49上に排出され用紙90に綴じ針による膨らみや湾曲等が存在する場合であっても、当該排出トレイ上に用紙を姿勢よく排出することが可能な用紙排出装置を開示している。この装置は、画像が形成された用紙を積載した状態で排出する用紙トレイ46と、前記用紙トレイ上に排出された用紙の排出方向の後端部を押さえる押さえ部材55を備え、前記押さえ部材は、用紙の排出方向と直交する方向に沿って複数配置されているとともに、前記複数の押さえ部材は、個別に排出トレイ上に排出された用紙を押圧するように付勢されるように構成している。
この発明の目的は、処理トレイから積載トレイにシート又は積層された複数枚のシートを搬送する際に、シートが湾曲するのを防止し、もって、積載トレイにシートを確実に整合して積載するシート後処理装置及びシート後処理方法を提供する。
この目的を達成するためにこの発明のシート後処理装置は、
(1)シート後処理装置であって、
積載された一又は複数のシートを整合する処理トレイと、
前記処理トレイで整合されたシートを積載する積載トレイと、
処理トレイで整合されたシートを積載トレイに搬送する搬送機構と、
先端部が処理トレイの積載トレイ側端部に位置し、該先端部を積載トレイ方向に突出可能に配置されている突き部材と、
突き部材を、その先端部が積載トレイ方向に突出し、且つ、突出後処理トレイ側に戻るように往復駆動する突き部材駆動機構と、
前記搬送機構によりシートを処理トレイから積載トレイに搬送する過程で、前記突き部材の先端部を積載トレイ側に突出させてシート下面を突き押し、突き押し後に処理トレイ側に戻す往復動作をするように、前記突き部材駆動機構を駆動制御する駆動制御機構と、
を具備する装置。
(1)シート後処理装置であって、
積載された一又は複数のシートを整合する処理トレイと、
前記処理トレイで整合されたシートを積載する積載トレイと、
処理トレイで整合されたシートを積載トレイに搬送する搬送機構と、
先端部が処理トレイの積載トレイ側端部に位置し、該先端部を積載トレイ方向に突出可能に配置されている突き部材と、
突き部材を、その先端部が積載トレイ方向に突出し、且つ、突出後処理トレイ側に戻るように往復駆動する突き部材駆動機構と、
前記搬送機構によりシートを処理トレイから積載トレイに搬送する過程で、前記突き部材の先端部を積載トレイ側に突出させてシート下面を突き押し、突き押し後に処理トレイ側に戻す往復動作をするように、前記突き部材駆動機構を駆動制御する駆動制御機構と、
を具備する装置。
(2)搬送機構は、シートを積載トレイに搬送する排出ローラを備え、
突き部材は、処理トレイ側に戻された状態で、前記排出ローラのシート接触面よりも下側に配置されている(1)記載の装置。
突き部材は、処理トレイ側に戻された状態で、前記排出ローラのシート接触面よりも下側に配置されている(1)記載の装置。
(3)突き部材は、シートの巾方向に複数個列設されている(1)又は(2)記載の装置。
(4)突き部材は、シート下面を突く先端部に摩擦部材を設けている(1)〜(3)のいずれかに記載の装置。
(5)突き部材は、弾性変形可能な棒状の材料で形成されている(1)〜(4)のいずれかに記載の装置。
(6)搬送機構は、処理トレイで整合されたシートの後端を積載トレイ方向に押すイジェクターを備えている(1)〜(5)のいずれかに記載の装置。
(7)前記突き部材とイジェクターとは一体的に構成され、突き部材の往復動作とイジェクターの往復動作とが同期している(6)記載の装置。
(8)前記突き部材はイジェクターとは別に構成され、イジェクターとは別の駆動源で駆動される(6)記載の装置。
(9)シート後処理装置であって、
積載された一又は複数のシートを整合する手段と、
前記整合手段で整合されたシートを積載するシート積載手段と、
整合手段で整合されたシートをシート積載手段に搬送する搬送手段と、
先端部がシートを整合する手段のシート積載手段側端部に位置し、該先端部をシート積載手段方向に突出可能に配置されている突き手段と、
突き手段を、その先端部がシート積載手段方向に突出し、且つ、突出後シート整合手段側に戻るように駆動する突き部材駆動手段と、
前記搬送手段によりシートをシート整合手段からシート積載手段に搬送する過程で、前記突き手段の先端部をシート積載手段側に突出させてシート下面を突き押し、突き押し後にシート整合手段側に戻す往復動作をするように前記駆動手段を駆動制御する駆動制御手段と、
を具備する装置。
(4)突き部材は、シート下面を突く先端部に摩擦部材を設けている(1)〜(3)のいずれかに記載の装置。
(5)突き部材は、弾性変形可能な棒状の材料で形成されている(1)〜(4)のいずれかに記載の装置。
(6)搬送機構は、処理トレイで整合されたシートの後端を積載トレイ方向に押すイジェクターを備えている(1)〜(5)のいずれかに記載の装置。
(7)前記突き部材とイジェクターとは一体的に構成され、突き部材の往復動作とイジェクターの往復動作とが同期している(6)記載の装置。
(8)前記突き部材はイジェクターとは別に構成され、イジェクターとは別の駆動源で駆動される(6)記載の装置。
(9)シート後処理装置であって、
積載された一又は複数のシートを整合する手段と、
前記整合手段で整合されたシートを積載するシート積載手段と、
整合手段で整合されたシートをシート積載手段に搬送する搬送手段と、
先端部がシートを整合する手段のシート積載手段側端部に位置し、該先端部をシート積載手段方向に突出可能に配置されている突き手段と、
突き手段を、その先端部がシート積載手段方向に突出し、且つ、突出後シート整合手段側に戻るように駆動する突き部材駆動手段と、
前記搬送手段によりシートをシート整合手段からシート積載手段に搬送する過程で、前記突き手段の先端部をシート積載手段側に突出させてシート下面を突き押し、突き押し後にシート整合手段側に戻す往復動作をするように前記駆動手段を駆動制御する駆動制御手段と、
を具備する装置。
(10)シート後処理方法であって、
積載された一又は複数のシートを処理トレイで整合する工程と、
整合されたシートを搬送して積載トレイに積載する工程と、
シートを処理トレイから積載トレイに搬送する過程で、突き部材の先端部を積載トレイ側に突出させてシート先端部の下面を突き、この後に突き部材を処理トレイ側に戻す往復動作をする工程と、
を具備する、上記方法。
この装置及び方法によれば、シート先端が積載トレイに接触しても、シート先端を突き部材で突き押して積載トレイとシート先端との接触力を緩和、軽減するので、搬送時にシートが湾曲するのを防ぐ。このため、薄いシートでもまた積層された複数のシートでも積載トレイに適切に搬送することができる。また、突き部材でのシートの押し突きは、用紙の搬送補助となるので、シートを積載トレイに搬送する時の方向性が安定し、積載トレイでの積載整合性が向上する。
積載された一又は複数のシートを処理トレイで整合する工程と、
整合されたシートを搬送して積載トレイに積載する工程と、
シートを処理トレイから積載トレイに搬送する過程で、突き部材の先端部を積載トレイ側に突出させてシート先端部の下面を突き、この後に突き部材を処理トレイ側に戻す往復動作をする工程と、
を具備する、上記方法。
この装置及び方法によれば、シート先端が積載トレイに接触しても、シート先端を突き部材で突き押して積載トレイとシート先端との接触力を緩和、軽減するので、搬送時にシートが湾曲するのを防ぐ。このため、薄いシートでもまた積層された複数のシートでも積載トレイに適切に搬送することができる。また、突き部材でのシートの押し突きは、用紙の搬送補助となるので、シートを積載トレイに搬送する時の方向性が安定し、積載トレイでの積載整合性が向上する。
(付記2)
また、明細書に記載された発明は、特許請求の範囲に記載された上記の発明とともに、束爪に関して以下の発明を含んでいる。すなわち、シート後処理装置において、処理トレイに積層されたシートはシート搬送ベルトを用いて積載トレイに搬送される。シート搬送ベルトは、束爪を装着している。束爪は、搬送される積層シートの後端の位置を規制する凹面を有して、積層シートを整合された状態に搬送するものである。通常、束爪は、100枚以上のステープルされたシート束を排紙するに十分な高さを有しているが、シート後端を規制する凹部底面がフラットである。フラットな凹面では、少ない枚数のシートを搬送する場合、凹面の上部に大きな空間があるために、シート後端が束爪凹面の下面側にその位置を固定することができず、上面側にスライドしてしまう。
また、明細書に記載された発明は、特許請求の範囲に記載された上記の発明とともに、束爪に関して以下の発明を含んでいる。すなわち、シート後処理装置において、処理トレイに積層されたシートはシート搬送ベルトを用いて積載トレイに搬送される。シート搬送ベルトは、束爪を装着している。束爪は、搬送される積層シートの後端の位置を規制する凹面を有して、積層シートを整合された状態に搬送するものである。通常、束爪は、100枚以上のステープルされたシート束を排紙するに十分な高さを有しているが、シート後端を規制する凹部底面がフラットである。フラットな凹面では、少ない枚数のシートを搬送する場合、凹面の上部に大きな空間があるために、シート後端が束爪凹面の下面側にその位置を固定することができず、上面側にスライドしてしまう。
一方、シート搬送ベルトは、積層トレイに近接した位置で直線運動から回転運動に変わる。したがって、シート後端が上面側にスライドした状態でシートを搬送すると、シート搬送ベルトに装着された束爪が積層トレイに近接した時点、すなわち、シート後端が束爪から排出される時点で、束爪は回転運動する。このとき、シート後端は、本来あるべき束爪凹面の下面側に位置しておらず、シート後端が束爪凹面の上面側(回転中心から離れて)位置している。その結果、シートを排紙する速度が速くなる。そのため、排紙速度にばらつきが生じ、シートが積載トレイに不整合に積載される。
特開平2003-26368は、排出爪76付排出ベルト75の移動を制御することにより、用紙S後端部を平坦に保持して整列させ、その結果、用紙後端部の変形による綴じ不良をなくす、という技術を開示している。
この発明の目的は、少ない枚数のシートを処理トレイから積載トレイに搬送する場合であっても、シート排出時のシート後端の排出速度を所定の速度に維持し、速度のばらつきを抑えることにより、シートが積載トレイに整合して積載されるようにするシート処理装置及びシート処理方法を提供するものである。
この目的を達成するために、この発明のシート後処理装置は、
(1)シート後処理装置であって、
積載された一又は複数枚のシートを整合する処理トレイと、
処理トレイで整合されたシートを積載する積載トレイと、
処理トレイで整合されたシートを積載トレイに搬送する搬送機構と、
を具備し、
搬送機構は、シートと対向する側が積載トレイ方向に移動するシート搬送ベルトと、
シート搬送ベルトに取り付けられ、シートの後端の位置を規制する束爪とを備え、
束爪は、シート後端の位置を規制する底面を有する凹部を備え、該底面は、ベルトに接する下側の面を、上側の面よりも深く形成して、下側の面と上側の面との間に段部を形成している装置。
(2)凹部底面は、上側の面、下側の面共に同一部材で形成されている(1)記載の装置。
(3)凹部底面は、上側の面は、所定の肉厚を有する部材を貼り付けて構成されている(1)又は(2)記載の装置。
(4)凹部底面は、上側の面、下側の面共に平面状である(1)〜(3)のいずれかに記載の装置。
(5)凹部底面は、上側の面、下側の面共に平面視で凸状の湾曲面を形成している(1)〜(4)のいずれかに記載の装置。
(6)搬送機構は、更に、整合されたシートを積載トレイ方向に押し込むイジェクターを備えている(1)〜(5)のいずれかに記載の装置。
(7)束爪は、イジェクターの押し込みで移動されたシートの後端を引っ掛けて、シート後端の位置を規制するものである(6)記載の装置。
(8)搬送機構は、更に、処理トレイから積層トレイに搬送される過程で、シートの下面を突く突き部材を更に備えている(6)記載の装置。
(9)シート後処理装置であって、
積載された一又は複数枚のシートを整合する手段と、
整合されたシートを搬送する搬送手段と、
搬送されたシートを積載する手段を具備し、
搬送手段は、シートと対向する側が積載トレイ方向に移動するシート搬送ベルトと、
シート搬送ベルトに取り付けられ、シートの後端の位置を規制する束爪とを備え、
束爪は、シート後端の位置を規制する底面を有する凹部を備え、該底面は、ベルトに接する下側の面を、上側の面よりも深く形成して、下側の面と上側の面との間に段部を形成している装置。
(10)シート後処理方法であって、
積載された一又は複数枚のシートを整合する工程と、
整合されたシートを積載トレイに搬送する搬送工程を具備し、
搬送工程は、シート搬送ベルトに取り付けられた束爪でシートの後端の位置を規制した状態で、シート搬送ベルトを積載トレイ方向に移動させる工程を含み、
前記束爪は、シート後端の位置を規制する底面を有する凹部を備え、該底面は、ベルトに接する下側の面を、上側の面よりも深く形成して、下側の面と上側の面との間に段部を形成している、上記方法。
この装置及び方法では、シートを処理トレイから積載トレイに搬送するシート搬送ベルトに束爪を取り付け、束爪は、シート後端の位置を規制する底面を有する凹部を備え、該底面は、ベルトに接する下側の面を、上側の面よりも深く形成して、下側の面と上側の面との間に段部を形成することにより、少数枚のシートを処理トレイから積載トレイに排紙する際に、シート後端部が本来あるべき束爪凹面の下面側に位置し、束爪凹面の上面側に移動することはない。この結果、シートの排紙速度のばらつきが小さくなり、安定した排紙が可能となる。
(1)シート後処理装置であって、
積載された一又は複数枚のシートを整合する処理トレイと、
処理トレイで整合されたシートを積載する積載トレイと、
処理トレイで整合されたシートを積載トレイに搬送する搬送機構と、
を具備し、
搬送機構は、シートと対向する側が積載トレイ方向に移動するシート搬送ベルトと、
シート搬送ベルトに取り付けられ、シートの後端の位置を規制する束爪とを備え、
束爪は、シート後端の位置を規制する底面を有する凹部を備え、該底面は、ベルトに接する下側の面を、上側の面よりも深く形成して、下側の面と上側の面との間に段部を形成している装置。
(2)凹部底面は、上側の面、下側の面共に同一部材で形成されている(1)記載の装置。
(3)凹部底面は、上側の面は、所定の肉厚を有する部材を貼り付けて構成されている(1)又は(2)記載の装置。
(4)凹部底面は、上側の面、下側の面共に平面状である(1)〜(3)のいずれかに記載の装置。
(5)凹部底面は、上側の面、下側の面共に平面視で凸状の湾曲面を形成している(1)〜(4)のいずれかに記載の装置。
(6)搬送機構は、更に、整合されたシートを積載トレイ方向に押し込むイジェクターを備えている(1)〜(5)のいずれかに記載の装置。
(7)束爪は、イジェクターの押し込みで移動されたシートの後端を引っ掛けて、シート後端の位置を規制するものである(6)記載の装置。
(8)搬送機構は、更に、処理トレイから積層トレイに搬送される過程で、シートの下面を突く突き部材を更に備えている(6)記載の装置。
(9)シート後処理装置であって、
積載された一又は複数枚のシートを整合する手段と、
整合されたシートを搬送する搬送手段と、
搬送されたシートを積載する手段を具備し、
搬送手段は、シートと対向する側が積載トレイ方向に移動するシート搬送ベルトと、
シート搬送ベルトに取り付けられ、シートの後端の位置を規制する束爪とを備え、
束爪は、シート後端の位置を規制する底面を有する凹部を備え、該底面は、ベルトに接する下側の面を、上側の面よりも深く形成して、下側の面と上側の面との間に段部を形成している装置。
(10)シート後処理方法であって、
積載された一又は複数枚のシートを整合する工程と、
整合されたシートを積載トレイに搬送する搬送工程を具備し、
搬送工程は、シート搬送ベルトに取り付けられた束爪でシートの後端の位置を規制した状態で、シート搬送ベルトを積載トレイ方向に移動させる工程を含み、
前記束爪は、シート後端の位置を規制する底面を有する凹部を備え、該底面は、ベルトに接する下側の面を、上側の面よりも深く形成して、下側の面と上側の面との間に段部を形成している、上記方法。
この装置及び方法では、シートを処理トレイから積載トレイに搬送するシート搬送ベルトに束爪を取り付け、束爪は、シート後端の位置を規制する底面を有する凹部を備え、該底面は、ベルトに接する下側の面を、上側の面よりも深く形成して、下側の面と上側の面との間に段部を形成することにより、少数枚のシートを処理トレイから積載トレイに排紙する際に、シート後端部が本来あるべき束爪凹面の下面側に位置し、束爪凹面の上面側に移動することはない。この結果、シートの排紙速度のばらつきが小さくなり、安定した排紙が可能となる。
1…後処理装置、2…入口ローラ、4…出口ローラ、10…待機トレイ、12…処理トレイ、14…ステープラ、16…積載トレイ、19…シートガイド、20…横整合板、22…後端ストッパー、24…縦整合ローラ、26…パドル、28…排出ローラ、30…イジェクター、32…突き棒、34…ベルト、36…ローラ、38…モータ、40…束爪ベルト、41…束爪、42…ローラ、44…モータ、46…凹部、48…凹部底面、48a…下側の面、48b…上側の面、48c…段部、48d…所定の厚さを有する部材、50…搬送機構、52…ラック、54…ピニオン、56…モータ、60…駆動制御機構、62…間隔検出手段、M…シート
Claims (11)
- 積載された一又は複数枚のシートを整合する処理トレイと、
この処理トレイの上方に配置されたシートガイドと、
このシートガイドを、処理トレイから離間又は処理トレイに近接するように動かすシートガイド駆動機構と、
前記処理トレイに積載されたシートの積載枚数又はシートの積載厚さに基づいて前記シートガイド駆動機構を駆動制御して処理トレイとシートガイドとの間隔を調節する駆動制御機構と、
を具備するシート後処理装置。 - 駆動制御機構は、処理トレイに積載されたシートの枚数が所定枚数増えるごとに又は所定厚さ増える毎に、前記シートガイド駆動機構を駆動制御して、前記間隔を調節する手段を備えている請求項1記載の装置。
- 駆動制御機構は、処理トレイに積載されたシートの枚数が一枚増える毎に、前記シートガイド駆動機構を制御して、前記間隔を調節する手段を備えている請求項1又は2記載の装置。
- 前記シート後処理装置は、画像形成装置から送られた画像処理後のシートを後処理する装置であって、
駆動制御機構は、画像形成装置から送られるシートの処理枚数及び/又は厚さの情報に基づいて前記シートガイド駆動機構を駆動制御して前記間隔を調節する手段を備えている請求項1〜3のいずれか1項記載の装置。 - 前記シート後処理装置は、シートガイドの天井面と、処理トレイの下面又は処理トレイに積層されたシートの上面との間隔を検出する検出手段を備え、
駆動制御機構は、この検出手段で検出した検出値にもとづいて、前記間隔を調節する手段を備えている請求項1〜4のいずれか1項記載の装置。 - 前記シートガイド駆動機構は、シートガイドに取り付けられたラックと、ラックに噛合するピニオンと、ピニオンを駆動するモータとを備えている請求項1〜5のいずれか1項記載の装置。
- 前記シート後処理装置は、前記処理トレイの後方側にステープラを配置し、先方側に積載トレイを配置しており、
前記処理トレイは、シートの後端の位置決めをする後端ストッパーと、積載されたシートを積載トレイに排出する排出ローラと、シートの横整合機構と縦整合機構とを備えている請求項1〜6のいずれか1項記載の装置。 - 前記処理トレイは、処理トレイに積載されたシートを積載トレイ方向に押し出すイジェクターと、イジェクターの押し出しにより、処理トレイから送られたシート先端部下面を突く突き部材とを備えた、請求項7記載の装置。
- 積載された一又は複数枚のシートを整合する手段と、
この整合する手段の上方に配置され、シートをガイドする手段と、
このシートをガイドする手段を、整合する手段から離間又は整合する手段に近接するように動かすシートガイド駆動手段と、
前記整合する手段に積載されたシートの積載枚数又はシートの積載厚さに基づいて前記シートガイド駆動手段を駆動制御して処理トレイとシートガイドとの間隔を調節する駆動制御手段と、
を具備するシート後処理装置。 - 一又は複数枚のシートを処理トレイに積載して整合する工程と、
この処理トレイの上方に配置されたシートガイドを、シートガイド駆動機構により、処理トレイから離間又は処理トレイに近接するように動かす工程と、
前記処理トレイに積載されたシートの積載枚数又はシートの積載厚さに基づいて前記シートガイド駆動機構を駆動制御して処理トレイとシートガイドとの間隔を調節する間隔制御工程と、
を具備するシート後処理方法。 - 処理トレイ上で後処理している時は、後処理を するために搬送されてくる次の用紙束を形成するシートMを待機トレイに一時的に待機させて、後処理時間を確保する請求項10記載の方法。
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