JP2001010764A - シート後処理装置 - Google Patents

シート後処理装置

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JP2001010764A
JP2001010764A JP11183377A JP18337799A JP2001010764A JP 2001010764 A JP2001010764 A JP 2001010764A JP 11183377 A JP11183377 A JP 11183377A JP 18337799 A JP18337799 A JP 18337799A JP 2001010764 A JP2001010764 A JP 2001010764A
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sheet
post
processing
tray
stapler
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JP11183377A
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Motoki Takada
元樹 高田
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Minolta Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複写機、プリンタ等の画像形成装置その他の
シート処理装置から排出されるシートに対し後処理を施
すシート後処理装置であって、シート上の後処理の位置
及び(又は)方向を簡単、容易に変更できるシート後処
理装置を提供する。 【解決手段】 シート処理装置9から排出されてくるシ
ートSを載置するシート載置トレイAと、シート載置ト
レイA上のシートSに対し綴じ処理(所定の後処理の1
例)を施すステープラDとを備えているシート後処理装
置であり、ステープラDは、シート後処理装置本体に着
脱可能であるとともに、シートS上の後処理の位置及び
(又は)方向を選択できるように、ステープラDの着脱
操作によりシート後処理装置本体に対する取付け位置及
び(又は)方向を変更できるシート後処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、フアクシミリ機、これらのうち2以上を組み合わせ
た複合機等の画像形成装置その他のシート処理装置から
排出されるシートに対し、例えばステープルで綴じる等
の後処理を施すシート後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置その
他のシート処理装置から排出されるシートに対し、ステ
ープルで綴じる等の後処理を施すシート後処理装置が知
られている。かかるシート後処理装置は、所定の後処理
を行うための後処理手段を備えており、該後処理手段
は、シート後処理装置本体の定位置に固定的に設けられ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、シート
後処理装置本体の定位置に固定的に組み込まれた後処理
手段によると、シート処理装置から排出されてくるシー
トサイズ、シートの向き、該シート上の画像の状態等に
応じて後処理手段による後処理位置及び(又は)方向を
変更することはできない。例えば、排出されてくるシー
トが横長のシートであるか、縦長のシートで有るかに応
じて、或いは排出されてくるシート上の画像の向き、位
置等に応じて、後処理位置及び(又は)方向を変更する
ことはできない。
【0004】そこで本発明は、複写機、プリンタ等の画
像形成装置その他のシート処理装置から排出されるシー
トに対し後処理を施すシート後処理装置であって、シー
ト上の後処理の位置及び(又は)方向を簡単、容易に変
更できるシート後処理装置を提供することを課題とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は前記課題を解決
するため、シート処理装置から排出されてくるシートに
対し所定の後処理を施す後処理器を備えており、前記後
処理器は、シート後処理装置本体に着脱可能であるとと
もに、シート上の後処理の位置及び(又は)方向を選択
できるように、該後処理器の着脱操作によりシート後処
理装置本体に対する取付け位置及び(又は)方向を変更
できることを特徴とするシート後処理装置を提供する。
【0006】このシート後処理装置によると、後処理器
がシート後処理装置本体に着脱可能となっており、該後
処理器のシート後処理装置本体に対する着脱操作により
該後処理器のシート後処理装置本体に対する取付け位置
及び(又は)方向を簡単、容易に変更できる。従って、
排出されてくるシートのサイズ、向き、該シート上の画
像の状態(シート上の画像の大きさ、位置等)等に応じ
てシート上の後処理位置及び(又は)方向を適切なもの
にすべく、後処理器のシート後処理装置本体に対する取
付け位置及び(又は)方向を変更して、該シートに対す
る後処理の位置及び(又は)方向を適切なものにするこ
とができる。
【0007】かかる後処理器は、代表例としてシートを
綴じるステープラを挙げることができるが、何等かの情
報を印字するスタンパや、スタンパとステープラを組み
合わせたもの等、特に制限はない。後処理器によるシー
ト上の後処理の位置とは、シートの左上の隅部分とか、
シートの右上の隅部分とかいった後処理が施されるシー
ト上の位置であり、後処理器によるシート上の後処理の
方向とは、シートの長辺、短辺、対角線等に対するシー
ト上での方向であり、ステープラやスタンパを例にとる
と、シートに対するステープルの方向や印字の向きであ
る。
【0008】このように後処理器が着脱可能となってい
るシート後処理装置の具体的な例として、 シート後処理装置本体が、前記後処理器を着脱できる
後処理器装着部を複数、異なる位置に備えているシート
後処理装置、 前記シート後処理装置本体が、前記後処理器を着脱で
きる後処理器装着部を一つ備えており、該後処理器装着
部には、複数の後処理器取付け方向が設定されており、
該複数の方向から選択した取付け方向で後処理器を装着
できるシート後処理装置、 前記シート後処理装置本体が、前記後処理器を着脱で
きる後処理器装着部を複数、異なる位置に備えており、
該複数の後処理器装着部のうち少なくとも一つの後処理
器装着部には、複数の後処理器取付け方向が設定されて
おり、該複数の方向から選択した取付け方向で後処理器
を装着できるシート後処理装置、を挙げることができ
る。
【0009】のシート後処理装置は、複数の後処理器
装着部を異なる位置に備えている。従って、該複数の後
処理器装着部のいずれかを選択し、そこに後処理器を装
着することで、シート上の後処理位置を選択、変更でき
る。後処理器取付け位置を変更することで、シート上の
後処理方向が変更される場合もある。
【0010】のシート後処理装置は、後処理器装着部
を一つ備えているだけであるから、シート上の後処理位
置の変更はできないが、その後処理器装着部には複数の
後処理器取付け方向が設定されているから、後処理器の
取付け方向を選択し、その方向で後処理器を装着するこ
とで、シート上の後処理の方向を選択できる。また、後
処理器の取付け方向を変更して、シート上の後処理の方
向を変更できる。
【0011】のシート後処理装置では、複数の後処理
器装着部のいずれかを選択し、そこに後処理器を装着す
ることで、シート上の後処理位置を選択、変更できる。
さらに、複数の後処理器取付け方向が設定されている後
処理器装着部については、後処理器の取付け方向を選
択、変更できる。いずれにしても、本発明に係るシート
後処理装置は、シート処理装置から排出されてくるシー
トを載置するシート載置トレイを備えることができる。
その場合、前記後処理器は、該シート載置トレイ上のシ
ートに対し所定の後処理を施すものでもよい。
【0012】またいずれにしても、後処理器は、後処理
のための消耗品を保持する消耗品保持部と、該消耗品保
持部に保持された消耗品を用いて後処理を実行する後処
理部とを有しており、該消耗品保持部及び後処理部を含
めて一体的にシート後処理装置本体に対する取付け位置
及び(又は)方向を、着脱にて変更できるものでもよ
い。
【0013】後処理器をこのように、消耗品保持部及び
後処理部を含めて一体的にシート後処理装置本体に着脱
可能とすると、メインテナンス、すなわち、消耗品の交
換、補給等や、故障修理、定期点検等は、該後処理器を
シート後処理装置本体から取り出して容易に行える。後
処理器はシート後処理装置本体に対し簡単に着脱できる
ように、脱離可能の嵌め込みによりシート後処理装置本
体に固定されるようにしてもよい。
【0014】また、シート後処理装置の上方には通常空
きスペースがあることが多いから、前記後処理器の着脱
方向を上下方向としてもよい。後処理器は、装置本体か
ら取り出して使用できるものでもよい。その場合、外部
の電源に接続して使用できるようになっていてもよい
が、装置本体から取り出してそのまま使用できるよう
に、後処理のための電源を持たせ、シート後処理装置本
体から取り外された状態で、動作可能であるように構成
してもよい。
【0015】また、後処理器は、該後処理器の後処理位
置に配置されたシートを検出する検出部を備え、該検出
部がシートを検出していると動作可能(動作許可)とし
てもよい。前記後処理器は、動作を開始させるための手
動スイッチを備えていてもよい。さらに、後処理器は、
該後処理器の後処理位置にシートを導入整合するための
指標を有していてもよい。
【0016】以上のほか、シート後処理装置を使いやす
くするため、シート後処理装置に後処理器がシート後処
理装置本体に装着されていることを示す装置を設けても
よい。なお、本発明に係るシート後処理装置は、シート
処理装置から排出されてくるシートを収容するシート収
容装置の一部であってもよい。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は本発明に係るシート
後処理装置の1例を組み込んだシート収容装置の1例
と、これを接続したシート処理装置例の概略側面図であ
る。図2は図1に示すシート収容装置の内部構造を側面
から概略的に示す図である。
【0018】図1に示すシート処理装置は、デジタル複
写機9であり、画像情報に応じて画像をシート上に電子
写真方式により形成するプリント部91、プリント部9
1の上方に設けられ、原稿画像を読み取る画像読み取り
部92、画像読み取り部92の原稿載置ガラス(図示省
略)上に搭載された開閉可能の自動原稿搬送装置93、
プリント部91下方のシート供給部94等を備えてい
る。
【0019】この複写機9では、原稿が自動原稿搬送装
置93にセットされ原稿載置ガラス上に送られ、或いは
装置93が開かれ原稿載置ガラス上に直接原稿がセット
される。原稿載置ガラス上にセットされた原稿の画像は
画像読み取り部92で読み取られる。かくして読み取ら
れた画像情報はプリント部91へ送られる。プリント部
91は送られてきた画像情報に基づき、それ自体すでに
知られている電子写真方式により、シート供給部94か
ら送られてきたシートに原稿画像に対応する画像を形成
する。
【0020】このようにして画像形成されたシートは、
複写機9からシート収容装置SAへ排出される。なお、
シート収容装置を接続使用するシート処理装置は複写機
に限定されるものではなく、別途準備された画像読み取
り装置、コンピュータ等から画像情報を送信されて画像
形成を行うプリンタ、ファクシミリ機、これらを1又は
2以上あわせた複合機等であってもよい。
【0021】シート収容装置SAは次のものを備えてい
る。 (1)複写機9から排出されてくるシートを載置する第
1シート収容部であるシート載置トレイA、(2)シー
ト載置トレイAに対し設けられたシート送り装置(ここ
ではシート整合のための整合送り装置)B(図2、図4
等参照)、(3)シート載置トレイAに対し設けられた
第3送り装置(ここではシート仕分けのための仕分け送
り装置)C(図4等参照)、(4)処理トレイ11の片
側端部に臨設された、後処理器の一例であるステープラ
D(図4等参照)、(5)処理トレイ11上のシートを
押さえるシート押さえ装置E(図4等参照)、(6)ス
テープラDへシートを案内する案内部材兼シート押圧部
材61とその付勢装置62(図4等参照)、(7) シー
ト処理装置(本例では複写機9)から排出されるシート
をシート載置トレイA、メールビン装置F又は上段トレ
イTに導くための搬送装置G(図2参照)。
【0022】以下、前記(1)から(7)の各部につい
て説明する。 (1)シート載置トレイA(図1〜図4等参照) シート載置トレイAは、それには限定されないが、ここ
では図2に示すように処理トレイ11とシート積載トレ
イ12とから構成されている。
【0023】処理トレイ11は、シート処理装置(本例
では複写機9)から排出されてくるシートSを受け取る
シート受け取り位置P1(図3等参照)と、位置P1か
ら後退した退避位置P2(図3等参照)との間を往復移
動でき、位置P1において後述するシート整合及び必要
に応じ所定の後処理(本例ではシート綴じ処理)に供さ
れる。
【0024】処理トレイ11はシート収容装置SAの本
体ケースCA内に略水平姿勢で設置されており、図示を
省略したガイドに沿って前記位置P1からP2の間を、
シート処理装置9からのシート排出方向(以下、「シー
ト排出方向X」という。)と同じ方向に往復移動でき
る。処理トレイ11は、ラック・ピニオン機構、該ピニ
オンをクラッチを介して往復動させる駆動部(ここでは
ベルト伝動装置とこれを回すモータ)にて往復駆動でき
る。
【0025】すなわち、処理トレイ11の側部下面にラ
ック111が固設されており、これにピニオンギア11
2がかみ合っている。ピニオンギア112はケースCA
に回転可能に支持されている。ギア112は所定の遊び
を有するクラッチ113を介して正逆運転可能のモータ
M1のシャフトに連結されている。かくしてモータM1
を所定のタイミングで運転することで、処理トレイ11
はシート受け取り位置P1又は退避位置P2に配置され
る。
【0026】なお、モータM1は図10に示すようにシ
ート収容装置動作を制御する制御装置CONTからの指
示に基づいて作動する。制御装置CONTはコンピュー
タを含んでおり、複写機9の動作を制御する複写機側の
制御装置CONT’と通信でき、また、シート処理装置
がプリンタのようなときは、該プリンタ等に接続される
コンピュータと通信できる手段を含んでいる。
【0027】処理トレイ11は、図4に示すように、正
面側からみると、シートを受ける上面が凹凸を有してい
る。ここでは波形状に形成されている。これは、後述す
るようにシート整合を行うにあたりシートを処理トレイ
上でシート排出方向を横切る方向(ここでは直交する方
向)に移動させるとき、処理トレイ上面とシートとの摩
擦抵抗を低くするためである。
【0028】シート積載トレイ12は、図2に示すよう
に、処理トレイ11の下方で、シート収容装置ケースC
Aに昇降可能に設けられており、正逆回転可能のモータ
M2と該モータ動力をトレイ12に伝えて該トレイを昇
降させる伝動動装置を含む駆動装置121により所定の
タイミングで所定高さ位置に移動設定される。モータM
2は制御装置CONTからの指示に基づいて作動する。
【0029】積載トレイ12は、これに積載されるシー
トの脱落を防止するため、シート排出方向にケースCA
から遠ざかるトレイ先端部に向かうに従って上り傾斜し
ている。換言すれば、シート排出方向において上流側端
部より下流側端部が上方に位置している。トレイ12の
ケースCAから先端部までの長さは、処理トレイ11の
シート排出方向の長さより長く、シート全体を支持でき
る長さにされている。
【0030】なお、積載トレイ12は前記のとおり傾斜
しているが、その傾斜程度は、トレイ上面の材質、凹凸
度等との兼ね合いもあるが、要するに、積載トレイ12
上に載置されるシートがシート排出方向に整合基準部1
4(図3、図4参照)の方へ滑動しないように設定され
ている。また、積載トレイ12は、他の図では示してい
ないが、図14に概略斜視図を示すように、それに積載
されるシートSのステープルSTで綴じた角部分S1
び該部分S1 に連続するシート側辺部分S2 に対応する
部位12a及び12bを窪ませてある。これにより、シ
ートSのステープルSTで綴じた部分S1 やそれに続く
部分S2 が厚くなっていても、それら部分が積載トレイ
12上で局部的に盛り上がって、そのためにトレイ12
上におけるシート積載収容状態が乱れる等して悪化する
ことが抑制され、それだけ円滑にシートを積載収容でき
る。
【0031】図3、図4等に示すように、処理トレイ1
1の先端部には、その下面側中央部に昇降回動可能に取
り付けられたスイッチ起動部材116が設けられている
とともに、該部材に対し検出部(ここでは機械的な検出
スイッチSW1、SW2)が臨設されている。起動部材
116の先端が所定量押し上げられるとスイッチSW1
が作動し、もしさらに押し上げられると、スイッチSW
2が作動する。
【0032】スイッチSW1は積載トレイ12を所定の
シート受け取り位置に停止させる上昇停止用スイッチで
あり、スイッチSW2は、積載トレイ12のそれ以上の
上昇を禁止する上昇禁止スイッチ(安全スイッチ)であ
る。スイッチSW1、SW2は、積載トレイ12の昇降
制御のために制御装置CONTに接続されている。これ
らは積載トレイ高さ位置調整装置及び積載トレイ上昇禁
止装置の各例を構成している。
【0033】シート載置トレイAに関連して、処理トレ
イ11上に排出されるシートのシート排出方向における
後端(上流側端)の辺の位置を規制するシート整合基準
部13及び積載トレイ12上に載置されるシートのシー
ト排出方向において後端(上流側端)の辺の位置を規制
するシート整合基準部14が設けられている(図2〜図
4等参照)。
【0034】整合基準部13はケースCAのシート排出
方向を横切る前面に沿う立ち壁の形態のもので、シート
受け取り位置に配置される処理トレイ11の後端部の上
方で上へ鉛直に延びている。整合基準部14もケースC
Aのシート排出方向を横切る前面に沿う立ち壁の形態の
もので、整合基準部13と同じ鉛直面に設置され、処理
トレイ11の下方で鉛直に延びている。積載トレイ12
に対する整合基準部14は、処理トレイ11からシート
を受け取るための位置に配置される積載トレイ12の上
面後端よりさらに若干下方位置まで延在している。
【0035】なお、図11等で符号16で示されるトレ
イはサイドトレイであり、これについては後ほどシート
収容装置SAの動作説明の折りに合わせて説明する。 (2)シート載置トレイAに対し設けられたシート送り
装置(ここではシート整合のための整合送り装置)B
(図2、図4、図11〜図13等参照) 整合送り装置Bは、シート処理装置(ここでは複写機
9)から排出されてシート載置トレイAに載置されるシ
ートを該トレイAに沿って所定の位置(ここでは所定の
整合基準位置)へ向け移動させるもので、図4に示すよ
うに、第1送り装置(ここではシート整合のための第1
整合送り装置)21と、第2送り装置(ここではシート
整合のための第2整合送り装置)22とを含んでいる。
【0036】第1整合送り装置21は、複写機9から、
シート載置トレイAの、位置P1に配置された処理トレ
イ11上に排出されるシートをその片側端部に当接しつ
つ処理トレイ11に沿って反対側の整合基準位置へ向け
移動させる第1整合送り部材211と、該送り部材をそ
のように駆動する駆動装置212とを含んでいる。送り
部材211は、複写機9からシート載置トレイAに排出
されてくるシートのトレイ上の初期位置、さらに言えば
トレイAの処理トレイ11における初期位置を間にして
片側領域にホームポジションを有する部材で、ここでは
板体から形成されており、その板面でシートを押し動か
すことができる。
【0037】送り部材211はシート排出方向に直交す
る方向Yに延びるガイドシャフト213に沿って往復動
可能に支持されている。駆動装置212は、モータM3
と該モータの動力を送り部材211に伝える伝動装置と
を含んでいる。送り部材211は該モータM3の運転に
て、所定のタイミンイグでホームポジションP3と、後
述する第2送り部材221にシートを引き継ぐための、
シートサイズに応じたシート引き継ぎ位置P4との間を
往復駆動される。さらに、後述する仕分け処理のための
動作もする。
【0038】第2整合送り装置22は、第1送り装置2
1により送られてくるシートを受け継いで該シート面に
当接しつつ回転することで該シートを整合基準位置へ移
動させる第2整合送り部材221のほか、該部材221
の、モータM4(図10参照)を含む回転駆動装置、さ
らに図示を省略した部材221をシートから離反した退
避位置へ移動させる第2送り部材退避装置、第2送り部
材付勢装置、第2送り部材の回転中心とシート面との距
離を一定に維持する装置等を実質的に含んでいる。
【0039】第2送り部材221は、例えば表層部が弾
性材料からなる弾性ローラ等の、シートに当接回転して
該シートを搬送できる種々のタイプのものを採用できる
が、ここでは、回転軸の周囲に弾性材料からなる可撓性
パドルを放射状に複数枚突設した回転パドルである。な
お、モータM3、M4は制御装置CONTからの指示に
基づいて作動する。 (3)シート載置トレイAに対し設けられた第3送り装
置(ここではシート仕分けのための仕分け送り装置)C
(図4、図11〜図13等参照) この仕分け送り装置Cは、前記シート整合送り装置Bに
より整合基準位置に揃えられたシートをシート載置トレ
イA上の第1の位置Q1又は第2の位置Q2(図11〜
図13参照)に選択的に移動させるための装置である。
【0040】仕分け送り装置Cは、シート載置トレイA
上の前記シートの初期位置を間にして前記第1整合送り
部材211とは反対側(整合基準位置のある側)領域に
ホームポジションを有する整合基準部材31、該部材を
駆動する駆動装置32を含んでいる。整合基準部材31
のホームポジションは整合基準位置Qoに一致してい
る。
【0041】整合基準部材31は、シート排出方向に直
交する方向Yに延びるガイドシャフト213に沿って往
復動可能に支持されている。該部材は、ここでは板体か
ら形成されており、その板面にシートを当接整合でき、
また、該板面でシートを整合基準位置Qoから第1の位
置Q1又は第2の位置Q2へ押し動かすことができる。
駆動装置32は、モータM5と該モータの動力を部材
31に伝える伝動装置とを含んでいる。
【0042】部材31は該モータM5の運転にて、所定
のタイミンイグでホームポジション(整合基準位置)Q
oと第1位置Q1、第2位置Q2との間を往復駆動され
る。なお、モータM5は制御装置CONTからの指示に
基づいて作動する。 (4)処理トレイ1の片側端部に臨設されたステープラ
D(図4〜図9等参照) このステープラDはシート載置トレイAの処理トレイ1
1やシート収容装置SAのケースCAとともにシート後
処理装置を構成している。ステープラDは後処理器の1
例である。ステープラDはシート整合用間隙を有するシ
ート整合部を含んでいる。
【0043】以下これらについて詳述する。ステープラ
Dは、図5、図6に示すように、本体41がブロック体
の形態に形成されており、これに上方へ延びる把手42
を設けたものである。本体41には、消耗品であるステ
ープルを保持でき、交換、補給等もできるステープル保
持部411と、ステープルを用いてシート束を綴じ処理
する後処理部412と、後処理部412に給電するため
の電源400が設けられている。また、本体41の上面
には後処理部412の動作を開始させることができる手
動スイッチSWが設けられており、本体41下面には、
ピン形状の電気供給ピン414と電気供給ピン414
(図4も参照)を中心に円筒形状を有する電気プラグ4
15が設けられている。
【0044】後処理部412には、シートの綴じるべき
部分を挿入するための間隙412aを形成している部分
412Aが含まれている。間隙412aはシート整合用
間隙を兼ねており、部分412Aはシート整合部を兼ね
ている。間隙412aは天井面a1、これに対向する底
面a2及びこれら面に連続する奥面a3に囲まれてい
る。
【0045】本体41には、ステープルの空打ちを防止
するため、シートが間隙412a内の後処理位置に配置
されるとこれを検出する検出部43(図5では図示省
略、図10参照)を設けてあり、後処理部412は該検
出部がシートを検出しているときだけステープルによる
綴じ動作ができる。このステープラDは図6に示すよう
に把手42を持って、シート収容装置SAの上方から、
シート収容装置ケースCAのステープラ装着スペースE
sに、一体的に嵌め込み装着して固定でき、また、その
状態から上方へ抜き出すことができる。通常は装着状態
に置かれる。
【0046】ステープラ装着スペースEsは底部に、図
8、9に示すような、ステープラDを複数の向きに嵌入
できるステープラ嵌入孔Ksを備えており、ステープラ
D嵌入時に孔Ksの形状に合わせて挿入することでシー
トSに異なる向きのステープル処理を施すことができ
る。なお、図8、図9はステープラ嵌入孔Ksを理解容
易に実際より変形させて示しているが、実際の孔Ksは
平面から見ると図7に示す形状を呈している。
【0047】ステープラ嵌入孔Ksは図7に示すよう
に、ステープラDに装填されたステープルSTの向きが
シート排出方向に45°をなす位置Kp1、シート排出
方向になる位置Kp2、シート排出方向と直交方向にな
る位置Kp3の3つの位置のいずれかに選択的に嵌入可
能に形成されている。ステープラ嵌入孔Ksはスペース
Esに対しステープラDを着脱するときの装着ガイド部
及び固定部として利用される。
【0048】ステープラDをスペースEsに嵌め込み装
着した状態では、電気供給ピン414及び電気プラグ4
15がスペース底のコネクタ部416に接続される。こ
の状態で、電源400に充電される。ステープラDが位
置Kp1、Kp2、Kp3のいずれの位置に嵌装されて
もコネクタ部416は電気供給ピン414、電気プラグ
415に接続されるようになっている。すなわち、ステ
ープラDを各位置Kp1、Kp2、Kp3に挿入しなお
す場合のステープラ回転中心にピン形状の電気供給ピン
414があり、そのピン414を中心に円筒形状の電気
プラグ415があり、これらにコネクタ部416が接続
するようになっている。
【0049】またステープラDは、このようにしてスペ
ースEsに嵌め込み装着された状態で処理トレイ11の
片側端部に臨み、整合部412Aが、前記整合基準位置
Qoに配置される整合基準部材31に当接整合されるシ
ートの後端部の一方の角部分を整合できる位置をとる。
さらに、嵌め込み装着されている位置(方向)を表示す
る表示装置(ここではケースCAに設けたランプLa、
Lb、Lcのいずれか)がオンする。ランプLaは、嵌
入孔Ks内の位置Kp1に対応させて設けたスイッチ4
41がステープラ本体41に起動されることで点灯す
る。ランプLb、Lcも同様にそれぞれ位置Kp2、K
p3に対応させて設けたスイッチ442、443がステ
ープラ本体41に起動されることで点灯する(図6、図
7参照)。
【0050】前記検出部43並びにランプLa、Lb、
Lc及びスイッチ441、442、443は制御装置C
ONTに接続されている。このステープラDは、ケース
CAのスペースEsに装着しておくことで、複写機9か
ら排出されてシート載置トレイAに載置され、整合処理
されたシートに対し、綴じ処理を施すことができる。
【0051】ステープラDは、その全体が一体的にシー
ト収容装置SAのケーススペースEsに着脱可能である
から、メインテナンス、すなわち、ステープルの交換、
補給等や、故障修理、定期点検等は、該ステープラDを
ケーススペースEsから取り出して容易に行える。ステ
ープラDはシート収容装置SAから取り出すことができ
るから、そうすることで、シート収容装置から離して使
用することもでき、それだけ便利である。取り出して使
用するとき電源400にて動作可能あり、手動スイッチ
SWの操作で綴じ処理できる。 (5)処理トレイ11上のシートを押さえるシート押さ
え装置E(図4参照) シート押さえ装置Eは、図4に示すように、複写機9か
らシート載置トレイAに排出されて処理トレイ11上に
載るシート後端部(シート排出方向Xにおける上流側端
部)をトレイ11へ向け押さえるための複数(ここでは
四つの)の押さえ部材51を含んでいる。
【0052】各押さえ部材51はシート整合送り方向に
延びる水平ロッド52に支持されている。ロッド52は
その両端部が一対の平行アーム53の一端に軸54で回
動可能に連結されている。各アーム53は他端より若干
一端寄りの部位が図示を省略した定位置部材に軸55で
回動可能に連結されている。正面側から見て右側(図4
において右側)のアーム53の他端側の軸55はアーム
53に固定されており、正逆両回転方向で働くトルクリ
ミッタ56を介して歯車571に連結されており、歯車
571には正逆運転可能のモータM6で駆動されるウォ
ームギア572がかみ合っている。
【0053】モータM6を所定のタイミングで運転する
ことで、一対のアーム53、水平ロッド52等からなる
リンク機構が駆動され、これにより、押さえ部材51は
図4に実線で示す上昇退避位置P5と、下降してシート
を押さえるシート押さえ位置との間で昇降できる。位置
P5では右側アーム53が上限ストッパ530に当接す
る。
【0054】ここでは、複写機9からシートが排出され
てシート載置トレイA(処理トレイ11)に載置される
ごとに、整合送り装置Bによる該シートの整合送り開始
に先立って、押さえ部材51がシート押さえ位置に配置
され、これにより該シートの後端部が処理トレイ11に
押さえられ、たとえカールしているときでも延ばされて
整合を正確、容易に行える状態とされ、該シートの整合
終了後に退避位置P5へ後退する。
【0055】なお、モータM6も制御装置CONTに接
続され、制御装置CONTの指示に基づいて運転され
る。押さえ部材51によるシート押さえ力は、押さえ部
材51がシートに向け下降するほど強くなるが、該押さ
え力はリンク機構における右側アーム53の軸55と駆
動用の歯車571との間に介在させたトルクリッタ56
の作用で所定力に制限されるようになっており、それ
は、押さえ部材51がシートを押さえた状態でも、該シ
ートを整合送りできる程度に制限されている。 (6)ステープラDへシートを案内する案内部材兼シー
ト押圧部材61とその付勢装置62(図4参照) 図4に示すように、整合送り装置Bにより整合基準位置
Qoへ向け移動させられるシートの移動方向先端部を整
合部の間隙へ案内する案内部材61が設けられている。
該整合部は、一般的に言えば、シートの整合に供し得る
ものであれば、特に制限はなく、整合部の間隙はシート
積載方向(例えば上下方向)に所定サイズを有するもの
であればよいが、ここでは、該整合部は前記ステープラ
Dの後処理部412における整合部412Aとし、間隙
は該整合部412Aにおける、シートの綴じるべき部分
(ここではシート移動方向先端部の後端角部分)を挿入
するための間隙412aとしている。
【0056】案内部材61はここではレバー状の部材
で、シートの押圧部材を兼ねており、処理トレイ11上
のシートの整合送り装置Bによる移動方向Yにおいてス
テープラDの整合部412Aの上流側から該整合部間隙
412aに臨んでいる。案内部材兼押圧部材61は該シ
ートの整合送り方向Yにおいて上流側の端部が図示を省
略した定位置部材に軸611により連結支持され、それ
により整合部側(下流側)の端部612が揺動昇降でき
るようになっている。
【0057】該案内部材61をシート押圧方向に付勢す
る装置62も設けられている。付勢装置62は、前記押
さえ部材51を昇降させるためのリンク機構を構成して
いる図4中左側のアーム53に連結された2本のロッド
621、622と、案内部材61をシート押圧方向に付
勢する捩じりコイルバネ623とを含んでいる。
【0058】長い方のロッド621はその一端がアーム
53の他端(図中上端)に回動可能にピン連結されてい
るとともに他端が短い方のロッド622の一端に回動可
能にピン連結されている。ロッド622の他端は図示を
省略した定位置部材に軸624にて回動可能に連結支持
されている。バネ623はロッド622と案内部材兼押
圧部材61とに渡し設けられ、案内部材兼押圧部材61
を常時シート押さえ方向に付勢している。
【0059】図4に実線で示すように、押さえ部材51
が退避位置P5に上昇後退しているとき、案内部材61
は、付勢装置62におけるロッド621、622が、押
さえ部材51昇降用の前記リンク機構における左側アー
ム53により図4中左方向且つ下方へ動かされること
で、バネ623は強いバネ力を発揮する状態におかれ
る。このバネにより案内部材61は強くシート押圧方向
に付勢される。整合部間隙412aにシート先端角部が
既に挿入されているときには、該案内部材兼押圧部材6
1による強い押圧動作により、たとえ該シートのその部
分がカールしているときでも、該シートはそのカールが
延ばされるようにして押圧され、それにより整合部間隙
412aにおけるシート上方の空間を次のシートを受入
れ易いように少しでも大きくすることができる。また、
該押圧によりシートのステープルによる綴じ処理が容
易、正確に行えるようになる。
【0060】また、複写機9から排出されて処理トレイ
11上に載置されたシートを整合するために、その後端
部を押さえ部材51が押さえるとき、すなわち、押さえ
部材51がシート押さえ位置をとるとき、付勢装置62
におけるロッド621、622が、押さえ部材51昇降
用のリンク機構における左側アーム53により図4中右
方向且つ上方へ動かされることで、バネ623はバネ力
が弱く設定され、案内部材兼押圧部材61によるシート
押さえ力は弱まり、整合送りされてくるシートは該部材
により支障なく整合部間隙412aへ案内される。
【0061】シート押さえ装置Eの押さえ部材51はシ
ート1枚毎にシート押さえ動作するから、案内部材兼押
圧部材61もシート1枚毎にシート案内・押さえ(押
圧)動作する。前記付勢装置62は、換言すれば、押さ
え部材51がシートを押さえているときは、他のときよ
り、案内部材兼押圧部材61がシートを押さえる力量が
小さくなるように、押さえ部材51の動作に連動して案
内部材兼押圧部材61の力量を設定する装置の1例であ
る。
【0062】なお、以上説明した案内部材兼押圧部材6
1に代えて、又は該部材61とともに別途、図15に概
略的に例示するようなシート案内専用の部材を設けても
よい。 図15に示す案内部材63は、レバー状の部材
で、処理トレイ11上のシートの整合送り装置Bによる
移動方向YにおいてステープラDの整合部412Aの上
流側から該整合部間隙412aに臨んでいる。
【0063】案内部材63は整合送り装置Bにより移動
させられるシートSの移動方向先端部(下流側端部)S
1 を整合部間隙412aへ案内するシート案内位置(上
昇位置)P9からシート載置トレイA(処理トレイ1
1)側へ寄ってシートを該トレイへ向け押さえるシート
押さえ位置(下降位置)P10との間を移動できる。こ
の移動は案内部材移動装置64にて実行される。
【0064】案内部材63は、シートの整合送り方向に
おいて上流側の端部が図示を省略した定位置部材に軸6
31により連結支持され、それにより整合部側(下流
側)の端部632が揺動昇降して、案内位置P9又は押
さえ位置P10をとることができる。シート案内位置P
9に配置されると、シートSの移動方向先端角部S1
整合部間隙412aへ円滑に案内できる。シート押さえ
位置P10に配置されると、整合部間隙412aにシー
ト先端角部が既に挿入されているときには、該案内部材
による強い押圧動作により、たとえ該シートのその部分
がカールしているときでも、該シートはそのカールが延
ばされるようにして押圧され、それにより整合部間隙4
12aにおけるシート上方の空間を次のシートを受入れ
易いように少しでも大きくすることができる。また、該
押圧によりシートのステープルによる綴じ処理が容易、
正確に行えるようになる。
【0065】案内部材移動装置64は、それには限定さ
れないが、例えば図示のとおり案内部材63を常時シー
ト案内位置P9へ向け付勢するバネ641、該バネに抗
して案内部材63をシート押さえ位置P10に配置する
ように該案内部材に作用するカム装置642で構成でき
る。カム装置に代えてソレノイド等を採用してもよい。
【0066】また、前記制御装置CONTからの指示に
基づき、前記整合送り装置Bが所定枚数のシートを間隙
412aに整合させるごとに案内部材移動装置64が案
内部材63をシート押さえ位置P10に配置するように
してもよい。 (7) シート処理装置(本例では複写機9)から排出さ
れるシートをシート載置トレイA、メールビン装置F又
はトレイTに導くための搬送装置G(図2参照) 搬送装置Gはシート収容装置SAの本体ケースCAに設
けられており、シート処理装置(ここでは複写機9)か
ら排出されてくるシートを受け取り、第1収容部である
シート載置トレイAへ導く第1搬送路71、搬送路71
の入口に設けられたシート受入れ引き込みのための対ロ
ーラ72及び出口に設けられたシート排出のための対ロ
ーラ73を備えている。さらに、第1搬送路71の途中
からメールビン装置Fへシートを導く第2搬送路74及
び上段トレイTへシートを導く第3搬送路75を備えて
いる。
【0067】以上説明したシート収容装置SA全体の動
作を次に説明する。先ず、複写機9から後述するシート
搬送装置Gを介して排出されてくるシートをシート載置
トレイAに収容する場合について説明する。シート載置
トレイAを使用することは複写機側制御装置に接続され
た複写機操作パネル(図示省略)で指定する。当初、処
理トレイ11はシート受け取り位置P1に配置され、セ
ンサS1(図3参照)に検出されて停止しており、積載
トレイ12は、処理トレイ11の下面に搭載したセンサ
S2(図3参照)で検出され、上昇が停止される位置か
ら所定距離下降した初期の下方退避位置に配置され停止
している。
【0068】また、整合送り装置Bにおいては、第1整
合送り部材211がホームポジションP3に配置され、
センサS3(図4参照)に検出されて停止している。ま
た、仕分け送り装置Cにおいて、整合基準部材31がホ
ームポジションである整合基準位置Qoに配置され、セ
ンサS4(図4参照)に検出されて停止している。
【0069】さらにシート押さえ装置Eにおいて、押さ
え部材51が上昇退避位置P5に配置され、押さえ部材
を支持しているアーム53がストッパ530に当接して
停止している(図4参照)。これにともなって、ステー
プラDの整合部間隙412aに臨む案内部材兼押圧部材
61が、強いバネ力を保持する状態に設定されたバネ6
23によりシート押さえ方向に付勢されている。
【0070】またシート搬送装置Gにおいては、第1搬
送路71が確保される。複写機9から1枚ずつ排出され
るシートSは第1搬送路71に導かれ、複写機側操作パ
ネルで指定してあるときは、パンチユニットUにより穿
孔されてシート載置トレイA上に1枚ずつ送りだされ
る。搬送路71の排出ローラ対73の近傍にはシート通
過センサS7(図3参照)が設置されており、これはシ
ート排出とシート排出枚数の検出に供される。
【0071】最初の1枚のシートSがトレイA上に排出
されてくると、図11(A)に示すように、該シートは
シート排出方向における後端部(上流側端部)S3 とそ
れに続く若干の部分が処理トレイ11上に載置され、処
理トレイ11からはみ出した残部S4 が積載トレイ12
に載置される。かくしてシートSはトレイA上の初期位
置に載置される。その所定時間後に制御装置CONTの
指示に基づきシート押さえ装置Eにおいて押さえ部材5
1がシート押さえ位置へ向け下降し、該シートの後端部
3 を処理トレイ11へ向け押さえる。これによりシー
ト後端部がカールしているときでも、これが延ばされ、
円滑、正確に整合処理できる状態となる。また、押さえ
部材51がシート押さえ位置へ下降することにともな
い、案内部材61はバネ力を弱められたバネ623によ
りシート押さえ方向に弱く付勢される状態に設定され
る。さらに、回転パドル221がシート送り位置へ下降
して送り回転し始める。
【0072】押さえ部材51がシートSの後端部S3
押さえている状態で、第1整合送り部材211が整合方
向に送られ、これにより該部材211はシートSを整合
基準部材31及びステープラDの整合部間隙412aへ
向け押し移動させる。送り部材211が制御装置CON
Tからの指示に基づき、シートサイズに応じたシート送
り引継ぎ位置P4(例えば図4に示す位置P4)に到達
すると、部材211はホームポジションP3へ向け復帰
する。
【0073】シートSは引き続き回転パドル221によ
り送られ、整合基準部材31に当接整合される。同時に
シートの後端部角部S1 が案内部材61に案内されて、
円滑、正確にステープラDの整合部間隙412aに配置
整合される。押さえ部材51は、制御装置CONTの指
示に基づき、シートが整合された後(シート整合が完了
するに要する時間の経過後)上昇退避位置へ戻り、右側
アーム53がストッパ530(図4参照)に当接後、押
さえ部材駆動モータM6が停止する。
【0074】押さえ部材51の退避位置への上昇後退に
ともない、案内部材61は力の強くなったバネ623に
強く付勢されて、ステープラ整合部間隙412aに挿入
されているシート後端先端部S1 を強く押さえ付ける。
これにより、該シート部分がカールしているときでも、
そのカールが延ばされ、間隙412aにおけるシート上
方空間が広げられ、次のシートを容易、円滑に受入れ得
る状態となる。
【0075】このようにして複写機9から排出されてく
るシートが1枚ずつシート載置トレイAに載置され、整
合される。この間、パドル221はシート送り位置にあ
って回転し続ける。第1整合送り部材211は、所定枚
数中の最後のシートについては、該シートのサイズに基
づく制御装置CONTからの指示に従って該シートを整
合基準部材31との間に挟む位置P’(図11(B)参
照)まで前進して停止し、その後の仕分け処理のために
その位置に待機する。
【0076】このようにして最後のシートの整合が終了
すると、回転パドル221は上昇退避し、パドル駆動モ
ータが停止する。図11(B)及び(C)に示すよう
に、所定枚数のシートがシート載置トレイ上に載置さ
れ、それらの整合が終了すると、複写機側操作パネルに
おいてステープルDによる綴じ処理が指定されていると
きは、ステープラDにおいて該所定枚数のシートが綴じ
処理されたのち、また綴じ処理の指定がないときは、シ
ートの整合が終了したのち、仕分け送り装置Cにおける
整合基準部材31が該シートを、制御装置CONTの指
示に基づき、トレイA上の第1の位置Q1まで押し戻
す。このとき、第1整合送り部材211がシートの反対
側に位置して該シートとともにホームポジションP3へ
向け後退する。このようにシートは整合基準部材31と
送り部材211とに挟まれた状態で移動するので、シー
トの姿勢乱れや、シート束のバラケ等の不都合が回避さ
れる。
【0077】シートが第1の位置Q1へ移動したあと、
図12(A)に示すように、処理トレイ11が制御装置
CONTの指示に従って退避位置P2へ後退し、これに
よりシート束は積載トレイ12上へ自重で落下移動し、
整合基準部材31は整合基準位置Qoへ復帰し、センサ
S4に検出されて停止する。ここで積載トレイ12の動
作について説明すると、積載トレイ12は、所定のシー
ト処理動作開始後(ここではシート処理装置9における
プンリト動作開始後)、未だ処理トレイ11がシート受
け取り位置P1にある間に、制御装置CONTの指示に
より上昇開始し、シート積載位置へ上昇する。
【0078】積載トレイ12がシート積載位置に到来す
ると、処理トレイ11に設けられたスイッチ起動部材1
16が積載トレイ12に押されて回動し、これによりス
イッチSW1が作動し、積載トレイ駆動モータM2が停
止する。もし積載トレイ12がさらに上昇してトレイ1
1、12等が損傷したり、既にトレイ12上にシートが
積載されていてそれが損傷する等の恐れがあるときは、
スイッチ起動部材116のさらなる回動によりスイッチ
SW2が作動し、これによりモータM2が停止し、積載
トレイ12の上昇が禁止される。
【0079】このようにして積載トレイ12の高さ位置
が所定のシート積載位置に調整されたあとで、図12
(A)に示すように処理トレイ11が退避位置P2へ後
退させられ停止する。処理トレイ11の後退動作により
処理トレイ11上のシート後端部S3 が積載トレイ12
へ自重で落下移動する。このときシートは、短く一定化
された距離を移動するので、シートの姿勢乱れ、バラケ
等がそれだけ抑制されるとともに積載トレイ12へのシ
ート積載状態が安定化する。
【0080】なお、処理トレイ11上のシートを積載ト
レイ12へ移動させるにあたり、前記押さえ部材51が
再び下降し、該シート後端部S3 を積載トレイ側へ押さ
える。これにより、シートは一層円滑に積載トレイ12
へ移動することができる。押さえ部材51はその後上昇
退避し、次のシート整合に備えられる。また、積載トレ
イ12は既述のとおり、傾斜しているが、その傾斜程度
は、積載トレイ12上に載置されるシートがシート排出
方向に整合基準部14(図3参照)の方へ滑動しないよ
うに設定されているので、それだけシートは整合基準部
14への引っ掛かりが抑制された状態で処理トレイ11
から積載トレイ12へ円滑に落下移動する。
【0081】処理トレイ11が退避位置P2へ後退した
後、積載トレイ12は制御装置CONTの指示に基づ
き、予め設定された一定距離下降して下方の退避位置へ
移動する。積載トレイ12が退避位置へ下降したあと、
処理トレイ11は再びシート受け取り位置P1へ進出す
る。このとき、処理トレイ11の移動開始に若干時間先
立って、整合基準部14の一部を構成しているベルト1
53が、積載トレイ12上のシートの後端辺を下方へ駆
動できる方向に回され、それにより、積載トレイ12上
のシートの後端部が上方へカールしているようになとき
でも、該後端部が下方へ引き込まれる恰好となり、処理
トレイ11は該シートに衝突することなく受け取り位置
P1へ移動できる。ベルト153は処理トレイ11が受
け取り位置P1に停止すると同時的に停止する。なおベ
ルト153は一対のプーリに巻き掛けられており、ピニ
オン112を回すモータM1にてベルト伝動装置を介し
て駆動されるが、処理トレイ11が位置P2へ後退する
ときは一方向クラッチ154の作用で回転しない。
【0082】処理トレイ11に対するシート後端辺整合
基準部13及び積載トレイ12に対するシート後端辺整
合基準部14は同じ鉛直面に配置されているが、これに
代えて、シート後端辺の整合基準部14を、それにシー
ト後端辺が引っ掛かり難いように、上側の整合基準部1
3よりシート排出方向において上流側へ後退させてもよ
い。この場合には、回動するベルト153はなくてもよ
い。
【0083】以上説明したように最初の所定枚数のシー
トを積載トレイ12に載置収容し、処理トレイ11を再
びシート受け取り位置P1に配置した状態で、図12
(B)及び(C)に示すように、次の所定枚数のシート
を前記と同様にしてシート載置トレイAに1枚ずつ受入
れ、各シートについてシート押さえ装置Eの押さえ部材
51によりシート後端部を押さえつつ、また案内部材6
1にシートを案内させつつ、整合送り装置Bにより整合
することができ、所定枚数の整合が終了すると、ステー
プル綴じ処理の指定があればそれも実行したのち、図1
3(A)に示すように、仕分け送り装置Cの整合基準部
材31と第1整合送り部材211とで該シートを挟むよ
うにしてトレイA上の第2の位置Q2に移動させる。
【0084】その後図13(B)に示すように、処理ト
レイ11を退避位置P2へ後退させて該シートを積載ト
レイ12へ自重で移動させるのであるが、これに先立
ち、前記と同様のタイミングで積載トレイ12をシート
積載位置へ上昇させておく。積載トレイ12をシート積
載位置へ上昇させると、最初の所定枚数のシート収容の
場合と異なり、図16に概略図示するように、処理トレ
イ11の先端部(シート排出方向において下流側端部)
11aが積載トレイ12上に先行載置されているシート
Sの上面に当接して該シートを押さえる。その押さえの
程度は、処理トレイ11上の前記スイッチ起動部材11
6が下側シートから反力を受けて回動し、それによりス
イッチSW1が作動するまでである。スイッチSW1の
作動により積載トレイ12の上昇が停止し、トレイ12
の所定のシート積載位置が確保されるとともに、トレイ
12上のシートがカールしているようなときでも、該カ
ールを処理トレイ11で押さえて延ばすことができ、そ
れだけ処理トレイ11上での処理を容易、正確に行え
る。
【0085】図13(B)に示すように積載トレイ12
に2番目の所定枚数のシートが載置されたあとは、積載
トレイ12を下方退避位置へ移動させ、図13(C)に
示すように再び処理トレイ11をシート受け取り位置に
配置して次の作業に備える。このときのトレイ12の下
降距離は、最初の所定枚数シートをトレイ12に載置し
たのち該トレイを下降させる距離と同じである。従っ
て、トレイ12上に最初のシートが載置されていて、こ
れが処理トレイ11に接触するまでしか上昇させられて
いなかったことにより、最初の退避位置より低位置の退
避位置をとる。積載トレイ12を退避位置へ下降させる
ときは、制御装置CONTがこのように予め定められた
一定距離下降させる。
【0086】以上説明した操作を必要に応じ繰り返すこ
とで、積載トレイ12上に仕分けされたシートを所定量
秩序正しくきれいに積載収容することができる。なお、
ここでは、積載トレイ12上のシートの処理トレイ11
で押さえられる部位又はその近傍部位のシート上面高さ
位置を検出する装置として、スイッチ起動部材116や
スイッチSW1を採用したが、これに代えて、例えばト
レイAの上方に積載トレイ12上のシートのかかる部位
のシート面高さを検出するセンサ(例えば測距センサ)
を設け、該センサを制御装置CONTに接続し、該セン
サによる検出結果に基づいて積載トレイ駆動モータM2
の動作を制御して、トレイ12の高さ位置を調整(制
御)するようにしてもよい。
【0087】また、積載トレイ12上にシートが先行載
置されている状態で該トレイ12をシート積載位置へ上
昇させたとき、先行載置されているシートの位置は、仕
分け送り装置Cにより整合位置よりもとに戻された位置
であるため、積載トレイ12上に収容された先行シート
の整合基準位置側では、積載トレイ12上面が整合基準
位置より落ち込んだ状態が発生することがある。そのた
め、整合基準位置に整合されるシートの整合基準位置側
端部を支持するサイドトレイを設けてもよく、ここで
は、他の図面での図示を省略しているが、図11〜図1
3に示すように、かかるサイドトレイ16を設けてあ
る。
【0088】なお、複写機側操作パネルにおける指定に
より、搬送装置Gにおけるシート搬送方向切り換え爪7
6又は77の位置をソレノイドSOL1又はソレノイド
SOL2で切り換えてメールビン装置G又は上段トレイ
Tを使用することもできる。なお、図2、図3におい
て、処理トレイ11にバネ742で連結される可動部材
741は、処理トレイ前進状態(位置P1)において、
メールビン装置Fへ通じるシート通路の一部hを提供す
る部材である。
【0089】ここで再びシート収容装置SAへのステー
プラDの着脱について説明する。以上説明したシート収
容装置SAにおけるシート後処理装置では、ステープラ
Dは1箇所に着脱可能となっているだけであるが、複数
カ所において着脱可能としてもよい。図17はその例を
示している。ステープラ装着スペースEsに加えて、シ
ート収容装置SAのケースCAにおけるスペースEsが
備えられている側とは反対側端部にスペースEsと対称
にステープラ装着スペースEtを設てある。
【0090】スペースEtはスペースEsとシート排出
方向に対して対称の配置になる以外は、スペースEsと
同様の形状、構造を有している。ステープラ装着スペー
スEt内のステープラ嵌入孔Jは図17に示すように、
ステープルSTの向きがシート排出方向に45°をなす
位置Jp1、シート排出方向になる位置Jp2、シート
排出方向と直交方向になる位置Jp3の3つの位置のう
ちから選択してステープラDを嵌入配置できる。脱離も
可能である。
【0091】また、ステープラDが嵌め込み装着されて
いる位置を表示する表示装置(ここではケースCAに設
けたランプLd、Le、Lf)も備えている。ランプL
dは、嵌入孔J内の位置Jp1に対応させて設けたスイ
ッチ441’がステープラ本体41に起動されることで
点灯する。ランプLb、Lcも同様にそれぞれ位置Jp
2、Jp3に対応させて設けたスイッチ442’、44
3’がステープラ本体41に起動されることで点灯す
る。(スイッチ441’、442’、443’は図10
参照)。
【0092】なお、ステープラ着脱部としてこのような
スペースEtを設けるときは、スペースEtにステープ
ラDを装着した場合に、スペースEsに装着した場合と
は反対側にも被処理シートを整合できる整合手段を設け
ればよい。このようにステープラ着脱部を複数設けるこ
とでシートSにおける後処理の位置及び(又は)方向を
より広い範囲から選択できる。
【0093】すなわち、シートS上の画像の向き、大き
さ、シートSが排出されてくるときのシートS自体の向
き等から考えると、シートS上にステープル処理を施す
位置や向きがスペースEsへのステープラ装着だけでは
所望どおりになし得ない場合がある。その場合でもスペ
ースEsの反対側に設けられたスペースEtにステープ
ラDを装着することで排出されてくるシートSに対して
適切な位置や方向で所望どおりにステープル処理を施す
ことができる。また、Es、Et両方にステープラを装
着して、2か所綴じて見開きの書類を作成することも可
能である。
【0094】
【発明の効果】本発明によると、複写機、プリンタ等の
画像形成装置その他のシート処理装置から排出されるシ
ートに対し後処理を施すシート後処理装置であって、シ
ート上の後処理の位置及び(又は)方向を簡単、容易に
変更できるシート後処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシート後処理装置の1例を組み込
んだシート収容装置例と、これを接続したシート処理装
置例の概略側面図である。
【図2】図1に示すシート収容装置の内部構造を側面か
ら概略的に示す図である。
【図3】処理トレイとその周辺部分の拡大側面図であ
る。
【図4】処理トレイ、整合送り装置、シート押さえ装
置、仕分け装置等の正面図である。
【図5】ステープラの斜視図である。
【図6】ステープラをシート収容装置に装着する様子を
示す図である。
【図7】ステープラをシート収容装置に装着した状態の
平面図である。
【図8】ステープラの向きを変更して装着できるステー
プラ嵌入孔の一例にステープラを装着する様子を示す図
である。
【図9】図8に示すステープラ嵌入孔に図8とは異なる
向きにステープラを装着する様子を示す図である。
【図10】シート収容装置の制御回路のブロック図であ
る。
【図11】図(A)から図(C)は図1に示すシート収
容装置によるシート処理工程の一部を示す図である。
【図12】図(A)から図(C)は図1に示すシート収
容装置によるシート処理工程のさらに一部を示す図であ
る。
【図13】図(A)から図(C)は図1に示すシート収
容装置によるシート処理工程のさらに一部を示す図であ
る。
【図14】シート積載トレイの概略斜視図である。
【図15】整合部へのシート案内の他の例を示す図であ
る。
【図16】処理トレイが積載トレイ上の先行シートを押
さえる様子を示す図である。
【図17】ステープラ装着スペースを複数備えたシート
収容装置の1例の平面図である
【符号の説明】
9 複写機(シート処理装置の1例) 91 プリント部 92 画像読み取り部 93 自動原稿搬送装置 94 シート供給部 SA シート収容装置 CA シート収容装置の本体ケース X シート排出方向 Y シート整合送り方向 S シート S1 シートの後端角部 S2 シート側辺部分 S3 シート後端部 S4 シート残部 A シート載置トレイ 11 処理トレイ 111 ラック 112 ピニオンギア 113 クラッチ 116 スイッチ起動部材 SW1、SW2 検出スイッチ P1 シート受け取り位置 P2 退避位置 M1 処理トレイ駆動モータ CONT 制御装置 12 積載トレイ 121 駆動装置 M2 積載トレイ駆動モータ 13、14 シート整合基準部 12a、12b 積載トレイの部位 153 無端ベルト 154 一方向クラッチ 16 サイドトレイ B 整合送り装置 21 第1整合送り装置 211 第1整合送り部材 212 駆動装置 213 ガイドシャフト M3 モータ P3 ホームポジション P4 シート引き継ぎ位置 22 第2整合送り装置 221 回転パドル(第2送り部材) C 第3送り装置(仕分け送り装置) Qo 整合基準位置 Q1 仕分けの第1位置 Q2 仕分けの第2位置 31 整合基準部材 32 駆動装置 M5 モータ D ステープラ ST ステープル 41 本体 42 把手 411 ステープル保持部 412 後処理部 400 電源 SW 手動スイッチSW 414装着用ピン 415 電気プラグ 412A 整合部 412a 整合部間隙 a4 シート導入棚 In 指標 43 シート検出部 44 スイッチ La、Lb、Lc、Ld、Le、Lf ランプ Es、Et ステープラ装着スペース(ステープラ着脱
部) E シート押さえ装置 51 押さえ部材 52 水平ロッド 53 アーム 54、55 軸 56 トルクリミッタ 571 歯車 572 ウォームギア M6 モータ P5 上昇退避位置 530 上限ストッパ 61 シート案内部材兼シート押圧部材 611 軸 612 整合部側(下流側)の端部 62 付勢装置 621、622 ロッド 623 捩じりコイルバネ 63 案内部材 631 軸 P9 シート案内位置(上昇位置) P10 シート押さえ位置(下降位置) 632 整合部側(下流側)の端部 64 案内部材移動装置 641 バネ 642 カム装置 65 間隙412aの空きスペースサイズSzの検出装
置 F メールビン装置 T 上段トレイ G シート搬送装置 101 ビン SOL ソレノイド 102 シート排出切り換え爪 103 共通のシート搬送路 71 第1搬送路 72 シート受入れ引き込みのための対ローラ 73 シート排出のための対ローラ 74 第2搬送路 741 シート通過孔hを形成した部材 742 バネ 75 第3搬送路 76、77 シート搬送方向切り換え爪 U パンチユニット S1〜S4 S7 シート通過検出センサ SA’ シート収容装置 A’ シート載置トレイ 10 処理トレイ S1〜S7 センサ
フロントページの続き Fターム(参考) 2H072 AA09 AA17 AA23 FB08 GA04 GA08 3F054 AA01 AC02 AC03 AC05 BA04 BC13 BD02 BF07 BF23 BG11 BH13 BH15 CA04 CA07 CA23 CA37 DA01 3F108 GA02 GA03 GA04 GB01 HA02 HA39 HA44 HA46 HA54

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート処理装置から排出されてくるシート
    に対し所定の後処理を施す後処理器を備えており、前記
    後処理器は、シート後処理装置本体に着脱可能であると
    ともに、シート上の後処理の位置及び(又は)方向を選
    択できるように、該後処理器の着脱操作によりシート後
    処理装置本体に対する取付け位置及び(又は)方向を変
    更できることを特徴とするシート後処理装置。
  2. 【請求項2】前記シート後処理装置本体は、前記後処理
    器を着脱できる後処理器装着部を複数、異なる位置に備
    えている請求項1記載のシート後処理装置。
  3. 【請求項3】前記シート後処理装置本体は、前記後処理
    器を着脱できる後処理器装着部を一つ備えており、該後
    処理器装着部には、複数の後処理器取付け方向が設定さ
    れており、該複数の方向から選択した取付け方向で後処
    理器を装着できる請求項1記載のシート後処理装置。
  4. 【請求項4】前記シート後処理装置本体は、前記後処理
    器を着脱できる後処理器装着部を複数、異なる位置に備
    えており、該複数の後処理器装着部のうち少なくとも一
    つの後処理器装着部には、複数の後処理器取付け方向が
    設定されており、該複数の方向から選択した取付け方向
    で後処理器を装着できる請求項1記載のシート後処理装
    置。
  5. 【請求項5】前記後処理器はステープラである請求項1
    から4のいずれかに記載のシート後処理装置。
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