JPH06171815A - シート排出装置 - Google Patents

シート排出装置

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Publication number
JPH06171815A
JPH06171815A JP4333245A JP33324592A JPH06171815A JP H06171815 A JPH06171815 A JP H06171815A JP 4333245 A JP4333245 A JP 4333245A JP 33324592 A JP33324592 A JP 33324592A JP H06171815 A JPH06171815 A JP H06171815A
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JP
Japan
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sheet
main body
post
processing
copying machine
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Application number
JP4333245A
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English (en)
Inventor
Tomonori Ohata
智則 大畑
Kaoru Suzuki
薫 鈴木
Yuji Sugimoto
祐二 杉本
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Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP4333245A priority Critical patent/JPH06171815A/ja
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 シート後処理装置41の排出トレイ44を挟
む両側面の上部に、スライド板125・125が設けら
れる一方、シート後処理装置41を収納する複写機本体
1の収納部1bには、スライド板125・125を案内
するスライドレールが設けられている。これにより、シ
ート後処理装置41は略シート搬送方向であるJ1
向、および逆方向のJ2 方向に摺動可能となっている。 【効果】 シートが紙詰まりを起こしたときには、シー
ト後処理装置を複写機本体から引き出すことができるの
で、例えばペーパーガイドを持ち上げる等して紙詰まり
を起こしたシートを取り除く場合に、目視を行いながら
メンテナンス作業を行うことができ、作業性が良くな
る。ペーパーガイドを充分に持ち上げることができるの
で、紙詰まりを起こしたシートを完全に取り除くことが
容易となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、複写機および
レーザービームプリンタ等の画像形成装置に設けられ、
これら装置から搬入されたシートに、例えばステープル
処理等を施して排出トレイ上に排出するシート排出装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の複写機は、複写作業の自動化、お
よび複写後のシートに対するステープル作業あるいはパ
ンチング作業等の後処理作業の自動化のため、自動原稿
送り装置および後処理装置と組み合わせて使用されるよ
うになっている。自動原稿送り装置は、複写機の原稿台
上に設けられ、例えば、複数枚の原稿を順次、複写機の
原稿台上に搬送するものである。また、後処理装置は、
複写機に内蔵され、原稿画像が複写されて複写機から排
出されてくるシートに対し、所定枚数のシートによって
構成される一部のシート毎にステープルあるいはパンチ
ング等の処理を行うものである。
【0003】上記従来の後処理装置では、例えば、特開
平2−144370号公報に開示されているように、例
えばステープル処理を行う場合、複写機から排出された
シートを後処理装置の後処理搬送路で搬送して処理トレ
イ上に積載し、ステープラによってステープル処理した
後、束になったシート、即ちシート束を処理トレイの上
下に設けた排出ローラによって排出トレイ上に排出する
ようになっている。
【0004】このような後処理装置では、例えば、シー
トが後処理搬送路内で紙詰まりを起こした場合には、図
31に示すように、複写機本体200の前面キャビネッ
ト201を開けて、内蔵している後処理装置202の後
処理搬送路203を露出させ、例えばペーパーガイド2
03aを持ち上げる等して、詰まったシートを取り除く
ようになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記従来の
後処理装置においては、例えば、ペーパーガイドを持ち
上げる等して紙詰まりを起こしたシートを取り除く場合
に、複写機本体の前面キャビネット側からしかメンテナ
ンス作業を行うことができないために、作業性が悪いと
いう問題点を有している。また、後処理装置は複写機本
体に内蔵されているので、ペーパーガイドを充分に持ち
上げることができず、従って、後処理搬送路内で紙詰ま
りを起こしたシートを完全に取り除くことが困難である
という問題点を有している。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明のシ
ート排出装置は、上記の課題を解決するために、本体装
置に内蔵され、本体装置から搬入されたシートを受ける
シート受け台と、このシート受け台から排出されたシー
トを受ける排出トレイとを有するシート排出装置におい
て、シート排出装置を本体装置から引き出す方向、およ
び、シート排出装置を本体装置に押し込む方向にシート
排出装置本体を摺動させるシート排出装置摺動部材が設
けられていることを特徴としている。
【0007】また、請求項2記載の発明のシート排出装
置は、上記の課題を解決するために、シートに後処理を
施すシート後処理手段を備えた本体装置に内蔵され、本
体装置から搬入されたシートを受けるシート受け台と、
このシート受け台から排出されたシートを受ける排出ト
レイとを有するシート排出装置において、シート排出装
置を本体装置から引き出す方向、および、シート排出装
置を本体装置に押し込む方向にシート排出装置本体を摺
動させるシート排出装置摺動部材と、上記シート排出装
置摺動部材によりシート排出装置本体が摺動されるとき
に、上記シート後処理手段を上記シート受け台と当接し
ない位置に移動させる移動手段とが設けられていること
を特徴としている。
【0008】また、請求項3記載の発明のシート排出装
置は、上記の課題を解決するために、シートに後処理を
施すシート後処理手段を備えた本体装置に内蔵され、本
体装置から搬入されたシートを受けるシート受け台と、
このシート受け台から排出されたシートを受ける排出ト
レイとを有するシート排出装置において、シート排出装
置を本体装置から引き出す方向、および、シート排出装
置を本体装置に押し込む方向にシート排出装置本体を摺
動させるシート排出装置摺動部材と、上記シート排出装
置摺動部材によりシート排出装置本体が摺動されるとき
に、上記シート受け台上のシートを上記シート後処理手
段と当接しない位置に移動させるシート移動手段とが設
けられていることを特徴としている。
【0009】
【作用】請求項1ないし請求項3の構成によれば、シー
ト排出装置は、シート排出装置摺動部材により、シート
排出装置を本体装置から引き出す方向、およびシート排
出装置を本体装置に押し込む方向に摺動可能となるの
で、例えば、シートがシート排出装置内等で紙詰まりを
起こした場合には、シート排出装置を本体装置から引き
出すことが可能となる。従って、請求項1ないし請求項
3のシート排出装置は、例えば、ペーパーガイドを持ち
上げる等して紙詰まりを起こしたシートを取り除く場合
に、目視を行いながらメンテナンス作業を行うことがで
きるため、作業性が良くなる。また、ペーパーガイドを
充分に持ち上げることができるので、後処理搬送路内等
で紙詰まりを起こしたシートを完全に取り除くことが容
易となる。
【0010】そして、請求項2の構成によれば、シート
排出装置は、シート排出装置本体が摺動されるときに、
移動手段により、シート後処理手段をシート受け台と当
接しない位置に移動させることが可能となるので、例え
ば、シートがシート排出装置内等で紙詰まりを起こし、
シート排出装置を本体装置から引き出したり、あるいは
シート排出装置を本体装置に押し込んだりする場合にお
いても、シート受け台およびシート受け台に載置された
シートはシート後処理手段に当接しない。従って、請求
項2のシート排出装置は、上記の効果に加えて、シート
排出装置を本体装置に出し入れする際に、シート受け台
に載置されたシートによる新たな紙詰まりの発生等を招
来しないので、メンテナンス作業性をより一層向上させ
ることができる。また、シート受け台、シートおよびシ
ート後処理手段の損傷や破損を防止することができる。
【0011】さらに、請求項3の構成によれば、シート
排出装置は、シート排出装置本体が摺動されるときに、
シート移動手段により、シート受け台上のシートをシー
ト後処理手段と当接しない位置に移動させることが可能
となるので、例えば、シートがシート排出装置内等で紙
詰まりを起こし、シート排出装置を本体装置から引き出
したり、あるいはシート排出装置を本体装置に押し込ん
だりする場合においても、シート受け台に載置されたシ
ートはシート後処理手段に当接しない。従って、請求項
3のシート排出装置は、上記の効果に加えて、シート排
出装置を本体装置に出し入れする際に、シート受け台に
載置されたシートによる新たな紙詰まりの発生等を招来
しないので、メンテナンス作業性をより一層向上させる
ことができる。また、シートおよびシート後処理手段の
損傷や破損を防止することができる。
【0012】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図1
9に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、本実
施例においては、シート排出装置としてのシート後処理
装置を複写機に適用した場合を例に挙げて説明する。
【0013】図3に示すように、本実施例にかかるシー
ト後処理装置41は、本体装置としての複写機本体1の
収納部1bに内蔵されている。この複写機本体1の上に
は、複写機本体1の原稿台ガラス3上に原稿Mを搬送す
るための自動原稿送り装置の一種であるRDH(Rec
irculating Document Handl
er:循環式原稿取り扱い装置)31が設けられてい
る。
【0014】複写機本体1は、その上端部に上記の原稿
台ガラス3が配設され、この原稿台ガラス3の下方に
は、光源ランプ4、ミラー5・6・7およびレンズ8か
らなる光学系9と、感光体ドラム10とが配設されてい
る。光学系9は、RDH31により原稿台ガラス3上に
搬送される原稿Mに対して、光源ランプ4からの出射光
により光走査を行い、その反射光を各ミラー5・6・7
およびレンズ8を介して感光体ドラム10表面の露光ポ
イントAに照射することで、メインチャージャ11によ
り一様に帯電された感光体ドラム10の表面に原稿Mの
画像に対応した静電潜像を形成するようになっている。
【0015】上記の感光体ドラム10の周囲には、メイ
ンチャージャ11、現像装置12、転写チャージャ13
および剥離チャージャ14が配設され、感光体ドラム1
0表面に形成された静電潜像が現像装置12によりトナ
ー像として現像され、このトナー像が転写チャージャ1
3によりシートSに転写され、このシートSが剥離チャ
ージャ14により感光体ドラム10から剥離されるよう
になっている。
【0016】感光体ドラム10の下方には、感光体ドラ
ム10にシートSを搬送するためのシート搬送路15が
設けられ、このシート搬送路15の上流側には、シート
Sを供給する給紙台19、給紙カセット20、および給
紙デッキ21が配設されている。一方、シート搬送路1
5の下流側には、トナー像が転写されたシートSを搬送
する搬送ベルト22と、トナー像をシートS上に定着さ
せる定着器23とが配設されている。
【0017】定着器23の下流側には、シートSの搬送
方向をシート後処理装置41方向と再搬送路25方向と
に切り換えるデフレクタ24が設けられている。再搬送
路25は、感光体ドラム10によりトナー像が転写され
たシートSを再度感光体ドラム10に搬送する循環経路
をなすものであり、途中に中間トレイ26が配設され
て、シートSへの両面複写を可能にしている。
【0018】RDH31は、上部に原稿トレイ32を有
し、この原稿トレイ32の一側部に給送ベルト33を有
し、原稿台ガラス3上に給送ベルト34を有し、これら
が循環路となった原稿搬送路35によって接続されてい
る。そして、RDH31は、原稿トレイ32上に積載さ
れた原稿Mを給送ベルト33により原稿台ガラス3上へ
送り出し、この原稿Mを、搬送ベルト34により原稿台
ガラス3上の所定の位置に位置決めすると共に、光学系
9による原稿走査の終了後、原稿トレイ32に戻すよう
になっている。
【0019】シート後処理装置41には、図1および図
2に示すように、複写機本体1から搬出されてくるシー
トSをシート後処理装置41内で搬送する後処理搬送路
42が形成され、この後処理搬送路42によるシートS
の搬送方向には、シート受け台としてのステープル用プ
レート43が設けられ、ステープル用プレート43から
のシートSの搬送方向には、排出トレイ44が設けられ
ている。シート後処理装置41は複写機本体1の収納部
1bに収納されており、スライド板125およびスライ
ドレール126(何れも図16)により、複写機本体1
からシート後処理装置41を引き出す略シートS搬送方
向であるJ1 方向、および複写機本体1にシート後処理
装置41を押し込むJ2 方向に摺動可能に設けられてい
る。尚、上記のスライド板125およびスライドレール
126については後述する。
【0020】上記の後処理搬送路42は、その一端側に
複写機本体1から搬出されるシートSを搬入する搬入口
42aが形成され、途中で下側のメインパス42bと上
側のバイパス42cとの二股状に分岐されている。これ
らメインパス42bおよびバイパス42cの終端部に
は、上下一対のメインパス搬送ローラ45・45および
バイパス搬送ローラ46・46が配設されている。バイ
パス42cとメインパス42bとの分岐点には、B1
2 方向に回動してシートSの搬送方向をメインパス4
2b方向とバイパス42c方向とに切り替えるデフレク
タ47が設けられている。
【0021】上記のメインパス42b下側のペーパーガ
イド42dは、メインパス搬送ローラ45の近傍に設け
られた回動部42fにより、手動で下方に回動するよう
になっている。従って、メインパス42bで例えばシー
トSが紙詰まりを起こしたときには、ペーパーガイド4
2dを手動で下方に回動させてメインパス42bを開く
ことにより、シートSを取り除くことができるようにな
っている。同様に、バイパス42c上側のペーパーガイ
ド42eは、デフレクタ47の近傍に設けられた回動部
42gにより、手動で上方に回動するようになってい
る。従って、バイパス42cで例えばシートSが紙詰ま
りを起こしたときには、ペーパーガイド42eを手動で
上方に回動させてバイパス42cを開くことにより、シ
ートSを取り除くことができるようになっている。
【0022】また、メインパス搬送ローラ45・45、
バイパス搬送ローラ46・46、およびデフレクタ47
等の動作は、図示しない制御装置によって制御されるよ
うになっている。さらに、シートSを検出するために、
図4に示すように、メインパス42bにはシート検出ス
イッチSW1 が設けられ、バイパス42cにはシート検
出スイッチSW2 が設けられている。
【0023】ステープル用プレート43は、後処理搬送
路42を通過したシートSのうち、製本(ステープル処
理)されるシートSを積載するものである。ステープル
用プレート43は、シートSの搬送方向を前側とした場
合の前端部が後端部に対して上方位置となるように傾斜
して配され、上記の前端部はシートSの排出口114付
近に達している。ステープル用プレート43の上には、
羽根部の下端部をステープル用プレート43の上面と当
接させながらC方向に回転されるパドラ48が設けられ
ている。このパドラ48は、上記のように回転して、そ
の羽根部にてシートSをその後端部がストッパ49と当
接する位置まで後退させ、シートSを搬送方向に整合す
るようになっている。
【0024】ステープル用プレート43の前後には、ス
テープル用プレート43上を、上記のパドラ48を除い
て後方の斜め上方から見た斜視図である図5、およびス
テープル用プレート43上の図1におけるP方向矢視図
である図6に示すように、シートSを幅方向の基準位置
に整合する幅寄せ装置50が設けられている。この幅寄
せ装置50は、ステープル用プレート43における幅方
向の一方側に固定状態に立設された位置決め板51と、
ステープル用プレート43の幅方向に駆動される幅寄せ
板52とを備えている。
【0025】上記の幅寄せ板52は、図6に示すよう
に、ガイドレール53に案内されてステープル用プレー
ト43の幅方向へ移動自在な支持板54に設けられてい
る。この支持板54の側縁部にはラックギヤ54aが形
成され、このラックギヤ54aに幅寄せ板駆動モータ5
5の動力がプーリ56、ベルト57およびピニオンギヤ
58を介して伝達されることにより、幅寄せ板52がス
テープル用プレート43の幅方向へ駆動され、シートS
が位置決め板51によって設定される基準位置に整合さ
れるようになっている。また、幅寄せ板52による幅寄
せ動作は、幅寄せ板駆動モータ55が図示しない制御装
置によって制御されることにより、使用されているシー
トSの幅に対応して行われるようになっている。
【0026】上記の幅寄せ装置50における位置決め板
51の後方位置には、ステープル用プレート43で整合
されているシートSにおけるストッパ49側かつ位置決
め板51側の隅部を閉じるステープラ59が設けられて
いる。
【0027】ステープル用プレート43の後部には、図
5および図6にも示すように、ステープル用プレート4
3上のシートSを排出トレイ44上に押し出す押出し装
置60が設けられている。この押出し装置60は、ステ
ープル用プレート43上のシートSを排出トレイ44方
向へ押し出すための押出し部材61と、この押出し部材
61を、ステープル用プレート43上のシートSを排出
トレイ44上に押し出すためのD1 方向の進出位置、お
よびステープル用プレート43のD2 方向側端部位置の
退避位置に移動させる押出し部材駆動装置109とから
なる。この押出し部材駆動装置109は、押出し部材6
1が連結された押出しベルト62と、ベルト支持ローラ
63・63と、図6にも示す案内軸65と、連結部材6
6と、摺動部材67と、図示しない押出し部材駆動モー
タとを備えている。
【0028】上記の押出し部材61は、平板状の基部6
1aにおける幅方向の両側縁部に立設部61b・61b
を有し、各立設部61bの前部にシートSの後端部と当
接するシート当接部61cが形成されている。押出し部
材61は、立設部61b・61bがステープル用プレー
ト43に形成された挿通孔43a・43aを通じてステ
ープル用プレート43の上方へ突出した状態で配されて
いる。押出しベルト62は、ステープル用プレート43
の下方に配され、ベルト支持ローラ63・63によって
ステープル用プレート43の上面と平行に、かつ、ステ
ープル用プレート43の上面に沿ったD1 −D2 方向へ
移動可能に支持されている。押出しベルト62には連結
部材66によって押出し部材61の基部61aが連結さ
れ、ベルト支持ローラ63・63の何れか一方には図示
しない押出し部材駆動モータが連結されている。案内軸
65はステープル用プレート43の下面にこの下面と平
行に支持され、案内軸65に摺動自在に設けられた摺動
部材67が押出し部材61の基部61aと連結されるこ
とにより、押出し部材61が案内軸65に案内されてD
1 −D2 方向へ進退移動するようになっている。
【0029】ステープル用プレート43上におけるスト
ッパ49の上縁部からメインパス42bにおける下側の
メインパス搬送ローラ45までの間には、下部が前記の
ストッパ49と連結されたシートガイド板73が設けら
れている。また、ストッパ49には、図5に示すよう
に、押出し部材61を通過させるための押出し部材通過
孔49a・49aが形成されている。
【0030】ステープル用プレート43の前端部には、
図6にも示すように、ステープル用プレート43の幅方
向に延びる回転軸74が設けられ、この回転軸74には
複数の排出ローラ75…が設けられている。回転軸74
は図示しない排出ローラ駆動モータと連結され、この排
出ローラ駆動モータに駆動されて回転軸74、即ち排出
ローラ75…が図1に示すG1 −G2 方向に回転するよ
うになっている。即ち、排出ローラ75は、G2 方向へ
回転することにより、ステープル用プレート43上のシ
ートSをストッパ49方向へ移動させて搬送方向への整
合を補助する一方、G1 方向へ回転することにより、製
本されたシートSを排出トレイ44上に排出するように
なっている。
【0031】上記の排出ローラ75の上方には従動ロー
ラ78が設けられている。この従動ローラ78は、オフ
セットガイド装置80のオフセットガイド77の一端部
に回転自在に支持されている。オフセットガイド装置8
0は、他端部が支軸79によって回動自在に支持され、
オフセットモード時においてメインパス42bから搬出
されたシートSの上面側をガイドし、排出トレイ44方
向へ導く上記のオフセットガイド77と、このオフセッ
トガイド77を、従動ローラ78が排出ローラ75と当
接するF1 方向の位置、およびF2 方向、即ち上方へ回
動させる図示しないオフセットガイド駆動装置とからな
る。また、上記のオフセットガイド77は、支軸79に
より、手動でも上方に回動するようになっている。従っ
て、ステープル用プレート43で例えばシートSが紙詰
まりを起こしたときには、オフセットガイド77を手動
で上方に回動させることにより、ステープル用プレート
43上からシートSを取り除くことができるようになっ
ている。
【0032】排出トレイ44は、図2に示すように、シ
ートSの受け面の下部、即ち排出ローラ75に対応する
部位が、排出トレイ44の最下面である凹部44aとな
っており、シート受け面の上部がステープル用プレート
43の傾斜角度とほぼ同角度の傾斜面となっている。
【0033】上記の排出トレイ44はトレイシフトユニ
ット81の上に設けられている。このトレイシフトユニ
ット81は、ステープル用プレート43の幅方向に延び
るシフトフレーム82が、ステープル用プレート43の
幅方向へ移動自在に支持されている。そして、トレイシ
フトモータ85の動力が、複数のギヤ等を介してシフト
フレーム82に伝達されることにより、シフトフレーム
82、即ち排出トレイ44とトレイ背板94とが一体的
にステープル用プレート43の幅方向へシフトされるよ
うになっている。
【0034】また、上記の排出トレイ44は、トレイ昇
降ユニット95により上下方向へ駆動されるようになっ
ている。このトレイ昇降ユニット95は、図示しないト
レイ昇降モータと、トレイ背板94の内面において上下
方向に設けられたベルト97と、このベルト97を支持
するベルト支持ローラ98・98と、トレイシフトユニ
ット81に設けられ、トレイ背板94の外面に圧接され
た昇降補助ローラ99と、トレイ昇降モータの駆動軸に
設けられたプーリ100と、このプーリ100と下側の
ベルト支持ローラ98との間に掛けられたベルト101
とからなる。上記のベルト97にはトレイシフトユニッ
ト81が連結されており、トレイ昇降モータに駆動され
てベルト97が移動することによって、排出トレイ44
が昇降するようになっている。
【0035】また、ステープル用プレート43には、図
4に示すように、シート検出スイッチSW3 と押出し検
出スイッチSW4 とが設けられている。シート検出スイ
ッチSW3 は、ステープル用プレート43におけるD1
方向の先端部に設けられ、排出トレイ44へのシートS
の排出を検出するようになっている。一方、押出し検出
スイッチSW4 は、押出し装置60における押出し部材
61の移動によってON/OFFするものであり、押出
し部材61によってステープル用プレート43上のシー
トSが排出トレイ44へ押し出されるときに、この押し
出し動作の完了直前の状態を検出するようになってい
る。尚、この状態を検出する手段としては、上記の押出
し検出スイッチSW4 以外に、例えば押出し部材61の
移動開始時からの経過時間を計るタイマによって構成す
ることも可能である。
【0036】また、本シート後処理装置41は、シート
検出スイッチSW1 ・SW2 ・SW3 、押出し検出スイ
ッチSW4 および複写機本体1側の図示しない複写機制
御装置からの入力等に基づいて、上述の各手段の動作を
制御する図示しない制御装置を備えている。この制御装
置は、記憶装置、カウンタおよびタイマ等を備えたマイ
クロコンピュータによって構成され、複写機本体1にお
いて設定されるオフセットモード、ステープルシングル
モード、ステープルマルチモードに応じて、後述のよう
に上記の各手段を制御するようになっている。
【0037】上記のオフセットモードは、複写機本体1
から搬送されてくるシートSに後処理、即ちステープル
処理を施すことなく、順次1枚ずつ排出トレイ44上に
排出する処理モードであり、ステープルシングルモード
は、複写機本体1から搬送されてくるシートSにステー
プル処理を施して1部のシートSとして製本した後、こ
の製本されたシートS(以下、製本シートSと称する)
を排出トレイ44に1回排出して終了する処理モードで
あり、ステープルマルチモードは、複写機本体1から搬
送されてくるシートSにステープル処理を施して製本シ
ートSとした後、この製本シートSを排出トレイ44に
排出する一連の動作を複数回連続して行う処理モードで
ある。尚、上記の制御装置の制御に基づいて、シート後
処理装置41がこれら3種の処理モードに応じて行う動
作については後述する。
【0038】本シート後処理装置41の排出トレイ44
を挟む両側面の上部には、図7および図16に示すよう
に、シート排出装置摺動部材としてのスライド板125
・125が設けられ、複写機本体1のシート後処理装置
41を収納する収納部1bには、スライド板125・1
25を案内するシート排出装置摺動部材としてのスライ
ドレール126・126が設けられている。また、シー
ト後処理装置41の排出トレイ44が設けられている正
面の上部には、シート後処理装置41を複写機本体1か
ら引き出すための把手121が取り付けられている。従
って、シート後処理装置41は、スライド板125・1
25がスライドレール126・126に案内されること
により、複写機本体1からシート後処理装置41を引き
出す略シートS搬送方向であるJ1 方向、および複写機
本体1にシート後処理装置41を押し込むJ2 方向に摺
動可能に設けられている。尚、スライド板125・12
5には、図示しない抜け止め部材が取り付けられてお
り、シート後処理装置41をJ1 方向に引き出しても、
シート後処理装置41は複写機本体1から脱落しないよ
うになっている。
【0039】上記のシート後処理装置41の何れか一方
の側面には、図16に示すように、後処理装置側搬送ギ
ヤ127および後処理装置側コネクタ131が設けら
れ、複写機本体1の収納部1bには、複写機本体側搬送
ギヤ128、従動ギヤ129および複写機本体側コネク
タ132が設けられている。後処理装置側搬送ギヤ12
7は、シート後処理装置41を収納部1bに収納したと
きに、従動ギヤ129を介して伝達された複写機本体側
搬送ギヤ128の回転により、ベルト127aを介して
後処理搬送路42の搬送ローラ回転軸45a・46aを
回転させるようになっている。従動ギヤ129は、アー
ム130で複写機本体側搬送ギヤ128と連結されてお
り、図示しない搬送ギヤ駆動モータの駆動により回転し
ている複写機本体側搬送ギヤ128に当接して、この複
写機本体側搬送ギヤ128と逆方向に回転するようにな
っている。また、従動ギヤ129は、複写機本体側搬送
ギヤ128の回転軸128aを支点として上下方向に回
動可能に設けられている。後処理装置側コネクタ131
は、シート後処理装置41の制御装置から配線されたハ
ーネス131aの先端部に取り付けられており、シート
後処理装置41を収納部1bに収納したときに、複写機
本体1の制御装置から配線されたハーネス132aの末
端部に取り付けられた複写機本体側コネクタ132と接
続して、複写機本体1の制御装置からの信号をシート後
処理装置41の制御装置に伝達するようになっている。
【0040】図17に示すように、複写機本体1からJ
1 方向に引き出されているシート後処理装置41をJ2
方向に押し込んで収納部1bに収納すると、後処理装置
側搬送ギヤ127は複写機本体側搬送ギヤ128の従動
ギヤ129に当接し、この従動ギヤ129を上方に押し
上げる。従動ギヤ129は図示しないバネにより下方に
付勢されており、複写機本体側搬送ギヤ128の回転を
後処理装置側搬送ギヤ127に確実に伝達するようにな
っている。また、後処理装置側コネクタ131は複写機
本体側コネクタ132に押圧され、電気的に接続され
る。逆に、シート後処理装置41を複写機本体1からJ
1 方向に引き出すと、後処理装置側搬送ギヤ127は従
動ギヤ129から離れ、後処理装置側コネクタ131は
複写機本体側コネクタ132から外れる。このように、
本シート後処理装置41は、J2 方向に押し込んで収納
部1bに収納するだけで、簡単に複写機本体1と接続す
ることができ、また、J1 方向に引き出すだけで、容易
に複写機本体1との接続を解除することができる。
【0041】上記の構成において、図示しない制御装置
の制御に基づくシート後処理装置41の動作を以下に説
明する。
【0042】先ず、オフセットモード時には、図8のフ
ローチャートに示すように、複写機本体1においてオフ
セット枚数、即ち複写枚数が設定されると、複写機本体
1の複写機制御装置からオフセット枚数を示す信号が送
信される。シート後処理装置41の制御装置は、上記の
信号を受信すると(S1)、記憶装置にオフセット枚数
をセットする(S2)。次に、制御装置は、複写機本体
1から動作スタートを示す信号を受信すると(S3)、
所定のスタート処理を行い(S4)、処理枚数を計数す
るカウンタをクリアする(S5)。
【0043】S4のスタート処理においては、例えば、
デフレクタ47をB1 方向へ駆動、トレイ昇降ユニット
95により排出トレイ44を所定位置に配置、オフセッ
トガイド駆動装置により従動ローラ78が排出ローラ7
5と当接するようにオフセットガイド77をF1 方向に
駆動、排出ローラ75をG1 方向へ回転、およびメイン
パス搬送ローラ45・45を回転といった処理が行われ
る。
【0044】その後、複写機本体1から原稿Mの画像を
複写したシートSが後処理搬送路42の搬入口42aに
搬入されると、このシートSは、メインパス42bを通
った後、メインパス搬送ローラ45・45によって排出
ローラ75方向へ送り出され、排出ローラ75と従動ロ
ーラ78との間を通って排出トレイ44上に排出され
る。このとき、メインパス42bに設けられたシート検
出スイッチSW1 のONにより、メインパス42bでの
シートSの搬送動作が検出され(S6)、シート検出ス
イッチSW3 のON(S7)、およびその後のOFF
(S8)により、シートSのローラ75・78間の通過
が検出される。これにより、処理枚数のカウント値をア
ップする(S9)。
【0045】次に、制御装置は現在の処理枚数が先に設
定されているオフセット枚数に達したか否かを判別し
(S10)、処理枚数がオフセット枚数に達していなけ
ればS6の動作へ移行する。一方、処理枚数がオフセッ
ト枚数に達していれば、カウンタの処理枚数をクリアし
(S11)、排出トレイ44を、下降させ(S12)、
トレイシフトユニット81によりシフトさせた後(S1
3)、再び所定位置まで上昇させる(S14)。尚、S
13における排出トレイ44のシフト動作は、今回の排
出動作によって排出トレイ44上に排出された一部のシ
ートSと、次回の排出動作によって排出トレイ44上に
排出される一部のシートSとを排出トレイ44上におい
て区別するためのものである。
【0046】その後、複写機本体1からの動作終了を示
す信号の受信の有無を判別し(S15)、この信号の受
信が無い場合にはS6へ移行する一方、上記の信号の受
信が有る場合には、所定の終了処理を施し(S16)、
動作を終了する。
【0047】ここで、上記のS6〜S8におけるシート
Sの搬送の際、後処理搬送路42のメインパス42b内
でシートSが紙詰まりを起こしても、シート後処理装置
41はスライド板125・125およびスライドレール
126・126により複写機本体1に摺動可能に設けら
れているので、把手121を引くことにより、シート後
処理装置41を収納部1bからJ1 方向に容易に引き出
すことができる。従って、シート後処理装置41を収納
部1bから引き出した後、図18および図19に示すよ
うに、メインパス42bのペーパーガイド42dを手動
で下方に回動させてメインパス42bを開くことによ
り、目視を行いながら簡単にシートSを取り除くことが
できるので、紙詰まりに対するメンテナンス作業性が良
くなっている。そして、紙詰まりを起こしたシートSを
取り除いた後は、メインパス42bのペーパーガイド4
2dを手動で上方に回動させてメインパス42bを閉
じ、シート後処理装置41をJ2 方向に押し込んで収納
部1bに収納するだけで、オフセットモードを続けるこ
とができる。
【0048】次に、ステープルシングルモード時には、
図9のフローチャートに示すように、シート後処理装置
41の制御装置は、ステープル枚数を示す信号を受信す
ると(S21)、記憶装置にステープル枚数をセットす
る(S22)。次に、複写機本体1から動作スタートを
示す信号を受信すると(S23)、所定のスタート処理
を行い(S24)、処理枚数を計数するカウンタをクリ
アする(S25)。
【0049】S24のスタート処理においては、例え
ば、デフレクタ47をB1 方向へ駆動、排出トレイ44
を所定位置に配置、オフセットガイド77をF2 方向に
駆動、排出ローラ75をG2 方向へ回転、パドラ48を
C方向に回転、およびメインパス搬送ローラ45・45
を回転といった処理が行われる。
【0050】その後、複写機本体1からシートSが後処
理搬送路42の搬入口42aに搬入されると、このシー
トSは、メインパス42bを通った後、メインパス搬送
ローラ45・45によって排出ローラ75方向へ送り出
されるが、G2 方向へ回転する排出ローラ75、および
C方向に回転するパドラ48によって、その後端部がス
トッパ49と当接した状態でステープル用プレート43
上に載置される。
【0051】このとき、シート検出スイッチSW1 のO
N(S26)、およびその後のOFF(S27)によ
り、シートSのメインパス42bの通過が検出される。
これにより、制御装置はタイマをクリアし(S28)、
処理枚数のカウント値をアップする(S29)。
【0052】その後、上記のタイマにより設定された所
定時間が経過すると(S30)、ステープル用プレート
43上に上記のようにシートSが載置されたものと判断
して、幅寄せ装置50により、シートSを位置決め板5
1にて設定される基準位置に移動させて幅方向に整合す
る(S31)。
【0053】次に、制御装置は現在の処理枚数が先に設
定されているオフセット枚数に達したか否かを判別し
(S32)、処理枚数がステープル枚数に達していなけ
ればS26の動作へ移行する。一方、処理枚数がステー
プル枚数に達していれば、カウンタの処理枚数をクリア
し(S33)、ステープラ59によりステープル処理を
行う(S34)。
【0054】ここで、上記のS26〜S28におけるシ
ートSの搬送の際、後処理搬送路42のメインパス42
b内でシートSが紙詰まりを起こしても、シート後処理
装置41は、複写機本体1に摺動可能に設けられている
ので、シート後処理装置41を収納部1bからJ1 方向
に容易に引き出すことができる。従って、シート後処理
装置41を収納部1bから引き出した後、図18および
図19に示すように、メインパス42bのペーパーガイ
ド42dを手動で下方に回動させてメインパス42bを
開くことにより、目視を行いながら簡単にシートSを取
り除くことができるので、紙詰まりに対するメンテナン
ス作業性が良くなっている。そして、紙詰まりを起こし
たシートSを取り除いた後は、メインパス42bのペー
パーガイド42dを手動で上方に回動させてメインパス
42bを閉じ、シート後処理装置41をJ2 方向に押し
込んで収納部1bに収納するだけで、ステープルシング
ルモードを続けることができる。
【0055】次に、製本シート排出・排出トレイ位置調
整処理を行う(S35)。この製本シート排出・排出ト
レイ位置調整処理は、図10のフローチャートに示すよ
うに、ステープル用プレート43上の製本シートSを排
出トレイ44に排出させると共に、排出トレイ44の位
置調整を行う一連の処理である。即ち、先ず、排出ロー
ラ75をG1 方向へ回転させた後(S41)、押出し部
材駆動装置109により押出し部材61をD1 方向へ進
出させる(S42)。このS42の動作により、ステー
プル用プレート43上の製本シートSが排出トレイ44
上に押し出される。次に、押出し部材61の移動によっ
て押出し検出スイッチSW4 がONしたときに(S4
3)、排出トレイ44を下降させ(S44)、その後、
製本シートSの押し出しを完了した押出し部材61を退
行させる(S45)。次に、トレイシフトユニット81
により排出トレイ44をシフトさせ(S46)、その
後、所定位置まで排出トレイ44を上昇させる(S4
7)。
【0056】その後、複写機本体1からの動作終了を示
す信号を受信すると(S36)、所定の終了処理を施し
(S37)、動作を終了する。
【0057】ここで、上記のS31におけるシートSの
幅方向への整合の際、あるいはS42における製本シー
トSの押し出しの際、ステープル用プレート43上でシ
ートSや製本シートSが紙詰まりを起こしても、シート
後処理装置41は複写機本体1に摺動可能に設けられて
いるので、シート後処理装置41を収納部1bからJ1
方向に容易に引き出すことができる。従って、シート後
処理装置41を収納部1bから引き出した後、図18お
よび図19に示すように、オフセットガイド装置80の
オフセットガイド77を手動で上方に回動させてステー
プル用プレート43を開くことにより、目視を行いなが
ら簡単にシートSや製本シートSを取り除くことができ
るので、紙詰まりに対するメンテナンス作業性が良くな
っている。そして、紙詰まりを起こしたシートSや製本
シートSを取り除いた後は、オフセットガイド装置80
のオフセットガイド77を手動で下方に回動させてステ
ープル用プレート43を閉じ、シート後処理装置41を
2 方向に押し込んで収納部1bに収納するだけで、ス
テープルシングルモードを続けることができる。
【0058】次に、ステープルマルチモード時には、図
11ないし図15のフローチャートに示す動作を行う。
尚、各フローチャートにおける製本シート排出・排出ト
レイ位置調整処理は、図10に示された動作である。
【0059】先ず、図11に示すように、シート後処理
装置41の制御装置は、各部の製本シートSを作成する
ためのステープル枚数を示す信号を受信すると(S6
1)、記憶装置にステープル枚数をセットする(S6
2)。次に、複写機本体1から動作スタートを示す信号
を受信すると(S63)、所定のスタート処理を行い
(S64)、処理枚数を計数するカウンタをクリアする
(S65)。
【0060】S64のスタート処理においては、例え
ば、デフレクタ47をB1 方向へ駆動、排出トレイ44
を所定位置に配置、オフセットガイド77をF2 方向に
駆動、排出ローラ75をG2 方向へ回転、パドラ48を
C方向に回転、およびメインパス搬送ローラ45・4
5、バイパス搬送ローラ46・46を回転といった処理
が行われる。
【0061】その後、複写機本体1から第1部目の第1
枚目のシートS11が後処理搬送路42の搬入口42aに
搬入されると、このシートS11は、メインパス42bを
通った後、メインパス搬送ローラ45・45によって排
出ローラ75方向へ送り出されるが、G2 方向へ回転す
る排出ローラ75、およびC方向に回転するパドラ48
によって、その後端部がストッパ49と当接した状態で
ステープル用プレート43上に載置される。
【0062】このとき、シート検出スイッチSW1 のO
N(S66)、およびその後のOFF(S67)によ
り、シートS11のメインパス42bの通過が検出され
る。これにより、制御装置はタイマをクリアし(S6
8)、処理枚数のカウント値をアップする(S69)。
【0063】次に、メインパス42bを搬送されている
シートSは第1部目の第1枚目のシートS11であるか
ら、処理枚数は1であり(S70)、ステープル用プレ
ート43はシートSが載置されていない準備OKの状態
であるので(S71)、図12に示すS78へ移行し、
所定時間経過後に、幅寄せ装置50によりシートS11
幅方向の整合を行う(S79)。そして、ステープル枚
数には達していないので(S80)、S66へ移行す
る。
【0064】次に、第1部目の第2枚目のシートS12
メインパス42bに搬入されて来たとき、上記のS66
〜S69の動作を行った後、処理枚数は2となるので
(S70)、図12のS78へ移行する。そして、S7
8・S79の動作を行った後、先に設定されたステープ
ル枚数に達していれば、即ち先に設定されたステープル
枚数が2であれば(S80)、処理枚数のカウンタをク
リアし(S81)、ステープラ59によるステープル処
理を行って(S82)、S66へ移行する。
【0065】一方、S80において、ステープル枚数に
達していなければ、S66〜S70およびS78〜S8
0の動作をステープル枚数に達するまで行い、ステープ
ル枚数に達すると、S81・S82の動作を経てS66
に移行する。
【0066】次に、S66において、S82のステープ
ル処理後にシート検出スイッチSW1 がONしていない
ときには、図13に示すS83へ移行する。そして、S
83において前述の製本シート排出・排出トレイ位置調
整処理が済んでいなければこれを行った後(S84)、
再びS66へ移行する。また、S83において製本シー
ト排出・排出トレイ位置調整処理が済んでいれば、複写
機本体1から動作終了を示す信号を受信しているか否か
を判別し(S85)、信号を受信していなければS66
へ移行する一方、信号を受信していれば所定の終了処理
を施し(S86)、動作を終了する。
【0067】また、S66においてS82のステープル
処理後に、第2部目の第1枚目のシートS21によってシ
ート検出スイッチSW1 が既にONし、S67において
シート検出スイッチSW1 がOFFしていないときに
は、図14のS87へ移行する。そして、S87におい
て製本シート排出・排出トレイ位置調整処理が済んでい
なければこの処理を行って(S88)、S67へ移行す
る一方、製本シート排出・排出トレイ位置調整処理が済
んでいればそのままS67へ移行する。
【0068】次に、上記のS66およびS67における
シート検出スイッチSW1 のONおよびその後のOFF
に基づいて、S68・S69の動作を行った後、メイン
パス42bを搬送されているシートSが第2部目の第1
枚目であれば、S70において処理枚数は1であるか
ら、S71へ移行する。そして、このS71において、
製本シート排出・排出トレイ位置調整処理によってステ
ープル用プレート43上から第1部目の製本シートS1
が既に押し出され、ステープル用プレート43が準備O
Kの状態であれば、図12のS78へ移行して以下の動
作を行う。
【0069】一方、上記のS71において、ステープル
用プレート43上の第1部目の製本シートS1 の押し出
しが完了していなければ、メインパス搬送ローラ45・
45を減速させることにより、第2部目の第1枚目のシ
ートS21をメインパス42bにおいて停止させる(S7
2)。その後、デフレクタ47をB2 方向へ回動させ、
メインパス42bを閉じる(S73)。これにより、後
処理搬送路42に搬入された第2部目の第2枚目のシー
トS22は、バイパス42cを搬送される。次に、第2枚
目のシートS22によってシート検出スイッチSW2 がO
Nした後(S74)、OFFすると(S75)、これに
よってバイパス42cにおける第2部目の第2枚目のシ
ートS22の搬送を確認し、デフレクタ47をB1 方向、
即ちバイパス42cの閉じ方向へ回動させ(S76)、
メインパス搬送ローラ45・45を回転させて第2部目
の第1枚目のシートS21の搬送を再開する(S77)。
これにより第2部目の第1枚目と第2枚目とのシートS
が同期してステープル用プレート43上に載置される。
【0070】ここで、上記のS74〜S75におけるシ
ートS22の搬送の際、後処理搬送路42のバイパス42
c内でシートS22が紙詰まりを起こしても、シート後処
理装置41は複写機本体1に摺動可能に設けられている
ので、シート後処理装置41を収納部1bからJ1 方向
に容易に引き出すことができる。従って、シート後処理
装置41を収納部1bから引き出した後、図18および
図19に示すように、バイパス42cのペーパーガイド
42eを手動で上方に回動させてバイパス42cを開く
ことにより、目視を行いながら簡単にシートS22を取り
除くことができるので、紙詰まりに対するメンテナンス
作業性が良くなっている。そして、紙詰まりを起こした
シートS22を取り除いた後は、バイパス42cのペーパ
ーガイド42eを手動で下方に回動させてバイパス42
cを閉じ、シート後処理装置41をJ2 方向に押し込ん
で収納部1bに収納するだけで、ステープルマルチモー
ドを続けることができる。また、後処理搬送路42のメ
インパス42b内やステープル用プレート43上でシー
トSが紙詰まりを起こした場合は、ステープルシングル
モード時に示した方法と同様のメンテナンス作業を行う
ことにより、シートSを取り除くことができる。
【0071】また、上記のS74において、シート検出
スイッチSW2 がONしていないときには、図15に示
すS89へ移行する。そして、S89において前述の製
本シート排出・排出トレイ位置調整処理が済んでいなけ
ればこれを行った後(S90)、再びS74へ移行す
る。また、S89において製本シート排出・排出トレイ
位置調整処理が済んでいれば、そのままS74へ移行す
る。
【0072】次に、S68〜S70およびS78〜S8
2の動作、またはS68〜S70、S78〜S80、S
66〜S70およびS78〜S82の動作を経てステー
プル処理が行われる。その後、製本シートSの作成が第
2部目で終了される場合には、S66においてシート検
出スイッチSW1 がONせず、これによって図13に示
すS83へ移行し、前述のように動作を終了する。一
方、第3部目以降も製本シートSの作成が続行される場
合には、適宜、S66〜S70、S78〜S84および
S87〜S90の動作が行われた後、S85およびS8
6の動作を経て、ステープルマルチモードの動作を終了
する。
【0073】上記のように、本シート後処理装置41に
おけるステープルマルチモードにおいては、複数部作成
される製本シートSにおいて、ある一部の製本シートS
が、排出トレイ44への押し出しを完了していない状態
でステープル用プレート43上に残っている場合、次の
部の第1枚目のシートSがステープル用プレート43上
に載置されるタイミングを遅らせて、この第1枚目のシ
ートSを第2枚目のシートSと同期させてステープル用
プレート43上に載置するようにしているので、処理速
度が速くなっている。
【0074】上記の構成により、本シート後処理装置4
1は、スライド板125・125およびスライドレール
126・126により複写機本体1に摺動可能に設けら
れているので、J2 方向に押し込んで収納部1bに収納
するだけで、簡単に複写機本体1と接続することがで
き、また、J1 方向に引き出すだけで、容易に複写機本
体1との接続を解除することができる。これにより、シ
ート後処理装置41を収納部1bから引き出した後、メ
インパス42bのペーパーガイド42dを手動で下方に
回動させたり、あるいはバイパス42cのペーパーガイ
ド42eやオフセットガイド装置80のオフセットガイ
ド77を手動で上方に回動させることにより、目視を行
いながら簡単にシートSを取り除くことができるので、
紙詰まりに対するメンテナンス作業性が良くなってい
る。
【0075】〔実施例2〕本発明の他の実施例について
図20に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、
前記の実施例1で示した構成部材と同一の構成部材に
は、同一の符号を付記してその説明を省略する。
【0076】図20に示すように、本実施例にかかるシ
ート排出装置としてのシート後処理装置141は、排出
トレイ44を挟む両側面の上部にスライド板125・1
25が設けられる代わりに、排出トレイ44が設けられ
ている正面の上部、および正面と対向する背面の上部に
シート排出装置摺動部材としてのスライド板144・1
44が設けられた構成となっている。そして、複写機本
体(本体装置)142のシート後処理装置141を収納
する収納部142bにスライド板144・144を案内
するシート排出装置摺動部材としてのスライドレール1
45・145が設けられており、また、シート後処理装
置141を複写機本体142から引き出すための把手1
43が、シート後処理装置141の側面の上部に取り付
けられている。
【0077】上記のシート後処理装置141は、複写機
本体142の前面キャビネット142aを開いた後、ス
ライド板144・144がスライドレール145・14
5に案内されることにより、複写機本体142の前方に
シート後処理装置141を引き出すK1 方向、および複
写機本体142にシート後処理装置141を押し込むK
2 方向に摺動可能に設けられている。また、このシート
後処理装置141は、K2 方向に押し込んで収納部14
2bに収納するだけで、簡単に複写機本体142と接続
することができ、また、K1 方向に引き出すだけで、容
易に複写機本体142との接続を解除することが可能と
なっている。尚、スライド板144・144には、図示
しない抜け止め部材が取り付けられており、シート後処
理装置141をK1 方向に引き出しても、シート後処理
装置141は複写機本体142から脱落しないようにな
っている。その他の構成は、前記の実施例1の構成と同
一である。
【0078】上記の構成により、本シート後処理装置1
41は、内部の後処理搬送路42内やステープル用プレ
ート43上でシートSが紙詰まりを起こしても、把手1
43を引いてシート後処理装置141を収納部142b
から引き出した後、ペーパーガイド42d・42eやオ
フセットガイド77を手動で回動させることにより、目
視を行いながら簡単に紙詰まりを起こしたシートSを取
り除くことができるので、紙詰まりに対するメンテナン
ス作業性が良くなっている。また、本シート後処理装置
141は、複写機本体142の前面キャビネット142
aを開いて複写機本体142の前方に引き出す構成とな
っているので、例えばシート後処理装置141の排出ト
レイ44方向に空きスペースが無い場所にも複写機本体
142を設置することができる。
【0079】〔実施例3〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図21ないし図23に基づいて説明すれば、以下
の通りである。尚、前記の実施例1で示した構成部材と
同一の構成部材には、同一の符号を付記してその説明を
省略する。
【0080】図21に示すように、本実施例にかかるシ
ート排出装置としてのシート後処理装置151は、内部
にステープラ59を備えておらず、代わりにシート後処
理装置151を収納する複写機本体1の収納部1bにシ
ート後処理手段としてのステープラ159を備えた構成
となっている。ステープラ159は、シート後処理装置
151が複写機本体1の収納部1bに収納された状態の
ときに、ステープル用プレート43に載置されたシート
Sにステープル処理を施すことができる収納部1bの所
定位置に支軸155を介して取り付けられている。そし
て、ステープラ159は支軸155を回動中心として、
その開口部159aが下方に向くL1 方向、および、図
22に示すように、開口部159aが上方に向くL2
向に回動可能となっている。
【0081】上記のステープラ159には、ステープラ
159に固定されたギヤ154と、このギヤ154と噛
み合うピニオンギヤ153とが設けられる一方、シート
後処理装置151には、ピニオンギヤ153と噛み合う
ラックギヤ152が設けられており、これらギヤ15
4、ピニオンギヤ153およびラックギヤ152でステ
ープラ159を回動させる移動手段としての回動機構1
60を構成している。そして、図21に示すように、シ
ート後処理装置151を複写機本体1の収納部1bから
1 方向に引き出すと、ラックギヤ152がJ1 方向に
移動することによりピニオンギヤ153がL2 方向に回
転し、ピニオンギヤ153と噛み合うギヤ154がL1
方向に回転し、ギヤ154が固定されたステープラ15
9は支軸155を回動中心としてL1 方向に回動して、
開口部159aを下方に向けるようになっている。逆
に、図22に示すように、複写機本体1から引き出され
ているシート後処理装置151をJ2 方向に押し込んで
収納部1bに収納すると、ラックギヤ152がJ2 方向
に移動することによりピニオンギヤ153がL1 方向に
回転し、ピニオンギヤ153と噛み合うギヤ154がL
2 方向に回転し、ギヤ154が固定されたステープラ1
59は支軸155を回動中心としてL2 方向に回動し
て、開口部159aを上方に向けるようになっている。
その他の構成は、前記の実施例1の構成と同一である。
【0082】上記の構成により、例えば、ステープル用
プレート43に載置されたシートSの整合あるいは押し
出しの際、後処理搬送路42等でシートSが紙詰まりを
起こしても、本シート後処理装置151はスライド板1
25・125およびスライドレール126・126によ
り複写機本体1に摺動可能に設けられているので、把手
121を引くことにより、シート後処理装置151を収
納部1bからJ1 方向に容易に引き出すことができる。
従って、シート後処理装置151を収納部1bから引き
出した後、ペーパーガイド42d・42eやオフセット
ガイド77を手動で回動させることにより、目視を行い
ながら簡単に紙詰まりを起こしたシートSを取り除くこ
とができるので、紙詰まりに対するメンテナンス作業性
が良くなっている。そして、紙詰まりを起こしたシート
Sを取り除いた後は、シート後処理装置151をJ2
向に押し込んで収納部1bに収納するだけで、メンテナ
ンス作業を終了することができる。
【0083】ここで、シート後処理装置151にステー
プラ159を回動させる回動機構160が設けられてい
ないものとすると、図23に示すように、例えば、シー
ト後処理装置151をJ2 方向に押し込むと、ステープ
ル用プレート43の後端部およびシートSはステープラ
159に当接する。また、シート後処理装置151をJ
1 方向に引き出すと、ステープル用プレート43の後端
部およびシートSはステープラ159の開口部159a
に引っ掛かる。従って、シート後処理装置151をJ1
−J2 方向に出し入れする際に、ステープル用プレート
43に載置されたシートSによる新たな紙詰まりの発生
等を招来し、メンテナンス作業性が低下する。また、ス
テープル用プレート43、シートSおよびステープラ1
59の損傷や破損をも引き起こす。
【0084】しかしながら、本シート後処理装置151
にはステープラ159をステープル用プレート43およ
びシートSと当接しない位置に回動させる回動機構16
0が設けられているので、シート後処理装置151をJ
1 方向に引き出すと、ステープラ159は回動機構16
0によりL1 方向に回動して、開口部159aを下方に
向ける。よって、ステープル用プレート43の後端部お
よびシートSはステープラ159の開口部159aに引
っ掛からない。また、シート後処理装置151をJ2
向に押し込むと、ステープラ159は回動機構160に
よりL2 方向に回動して、開口部159aを上方に向け
る。よって、ステープル用プレート43の後端部および
シートSはステープラ159に当接しない。これによ
り、シート後処理装置151をJ1 −J2 方向に出し入
れする際に、ステープル用プレート43に載置されたシ
ートSによる新たな紙詰まりの発生等を招来しないの
で、メンテナンス作業性をより一層向上させることがで
きる。また、ステープル用プレート43、シートSおよ
びステープラ159の損傷や破損を防止することができ
る。
【0085】尚、本シート後処理装置151は、内部に
ステープラを備えておらず、代わりにシート後処理装置
151を収納する複写機本体1の収納部1bにステープ
ラ159を備えた構成となっているので、シート後処理
装置151を小型化でき、J1 −J2 方向への出し入れ
を一層容易に行うことが可能となっている。
【0086】また、本実施例のシート後処理装置151
を収納する複写機本体1は、ステープラ159を備えた
構成となっているが、ステープラ159の代わりに、シ
ートSにパンチング処理を施すシート後処理手段として
のパンチを収納部1bの所定位置に備えた構成となって
いてもよい。ステープラ159の代わりにパンチを備え
た場合にも、パンチをステープル用プレート43および
シートSと当接しない位置に回動させる回動機構を設け
ることにより、シート後処理装置151をJ1−J2
向に出し入れする際に、ステープル用プレート43およ
びシートSをパンチに当接しないようにすることができ
る。従って、シート後処理装置151を複写機本体1に
出し入れする際に、ステープル用プレート43に載置さ
れたシートSによる新たな紙詰まりの発生等を招来しな
いので、メンテナンス作業性をより一層向上させること
ができる。また、ステープル用プレート43、シートS
およびパンチの損傷や破損を防止することができる。
【0087】〔実施例4〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図24ないし図26に基づいて説明すれば、以下
の通りである。尚、前記の実施例1で示した構成部材と
同一の構成部材には、同一の符号を付記してその説明を
省略する。
【0088】図24に示すように、本実施例にかかるシ
ート排出装置としてのシート後処理装置171は、内部
にステープラ59を備えておらず、代わりにシート後処
理装置171を収納する複写機本体1の収納部1bにシ
ート後処理手段としてのステープラ172を備えた構成
となっている。ステープラ172は、シート後処理装置
171が複写機本体1の収納部1bに収納された状態の
ときに、ステープル用プレート43に載置されたシート
Sにステープル処理を施すことができる収納部1bの所
定位置に支軸173を介して取り付けられている。ま
た、ステープラ172下方には、ピニオンギヤ174が
設けられており、シート後処理装置171には、ピニオ
ンギヤ174と噛み合うラックギヤ175が設けられて
いる。そして、これらピニオンギヤ174およびラック
ギヤ175でステープラ172を回転させる移動手段と
しての回転機構を構成している。
【0089】上記の回転機構により、ステープラ172
は支軸173を回転軸として、その開口部172aがシ
ートSにステープル処理を施すことができる位置、即ち
開口部172aがシートSの方向に向くN1 方向、およ
び、開口部172aが略シートSの排出方向に向くN2
方向に回転自在となっている。そして、図25に示すよ
うに、シート後処理装置171を複写機本体1の収納部
1bからJ1 方向に引き出すと、ラックギヤ175がJ
1 方向に移動することによりピニオンギヤ174がN2
方向に回転し、ピニオンギヤ174が固定されたステー
プラ172は支軸173を回転軸としてN2 方向に回転
して、開口部172aを略シートSの排出方向、即ち略
1 方向に向けるようになっている。逆に、図26に示
すように、複写機本体1から引き出されているシート後
処理装置171をJ2 方向に押し込んで収納部1bに収
納すると、ラックギヤ175がJ2 方向に移動すること
によりピニオンギヤ174がN1 方向に回転し、ピニオ
ンギヤ174が固定されたステープラ172は支軸17
3を回転軸としてN1 方向に回転して、開口部172a
をシートSの方向に向けるようになっている。尚、ステ
ープラ172は、開口部172aを略J1 方向に向けて
いるときには、ステープル用プレート43およびシート
Sと当接しないようになっている。その他の構成は、前
記の実施例1の構成と同一である。
【0090】上記の構成により、シート後処理装置17
1をJ1 方向に引き出すと、ステープラ172は回転機
構によりN2 方向に回転して、開口部172aを略J1
方向に向ける。よって、ステープル用プレート43の後
端部およびシートSはステープラ172の開口部172
aに引っ掛からない。これにより、シート後処理装置1
71をJ1 −J2 方向に出し入れする際に、ステープル
用プレート43に載置されたシートSによる新たな紙詰
まりの発生等を招来しないので、メンテナンス作業性を
より一層向上させることができる。また、ステープル用
プレート43、シートSおよびステープラ172の損傷
や破損を防止することができる。
【0091】尚、本シート後処理装置171は、内部に
ステープラを備えておらず、代わりにシート後処理装置
171を収納する複写機本体1の収納部1bにステープ
ラ172を備えた構成となっているので、シート後処理
装置171を小型化でき、J1 −J2 方向への出し入れ
を一層容易に行うことが可能となっている。
【0092】〔実施例5〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図27ないし図30に基づいて説明すれば、以下
の通りである。尚、前記の実施例1で示した構成部材と
同一の構成部材には、同一の符号を付記してその説明を
省略する。
【0093】本実施例にかかるシート排出装置としての
シート後処理装置は、内部にステープラ59を備えてお
らず、代わりにシート後処理装置を収納する複写機本体
1の収納部1bにシート後処理手段としてのステープラ
182(図28)を備えた構成となっている。ステープ
ラ182は、シート後処理装置が複写機本体1の収納部
1bに収納された状態のときに、ステープル用プレート
43に載置されたシートSにステープル処理を施すこと
ができる収納部1bの所定位置に取り付けられている。
そして、図27に示すように、本シート後処理装置は、
ステープル用プレート43に載置されたシートSを幅方
向の基準位置に整合する幅寄せ装置50の位置決め板5
1および幅寄せ板52が、複写機本体1からシート後処
理装置を出し入れするJ1 −J2 方向に対して垂直な方
向、即ちステープル用プレート43の幅方向であるQ1
−Q2 方向に移動自在に設けられている。
【0094】上記の位置決め板51下方にはラックギヤ
183が設けられており、シート後処理装置の所定位置
には、正逆回転が自在なステッピングモータ185の駆
動軸に取り付けられ、ラックギヤ183と噛み合うピニ
オンギヤ184が設けられている。同様に、上記の幅寄
せ板52下方にはラックギヤ186が設けられており、
シート後処理装置の所定位置には、正逆回転が自在なス
テッピングモータ188の駆動軸に取り付けられ、ラッ
クギヤ186と噛み合うピニオンギヤ187が設けられ
ている。また、ステッピングモータ185・188は図
示しない制御装置により制御され、その駆動・停止が連
動して行われるようになっており、これにより、位置決
め板51および幅寄せ板52は、互いの距離を一定に保
ちながらQ1 −Q2 方向に移動自在となっている。そし
て、これらラックギヤ183・186、ピニオンギヤ1
84・187、およびステッピングモータ185・18
8でシートSをステープル用プレート43の幅方向に移
動させるシート移動手段としてのシート移動機構180
を構成している。
【0095】上記のシート移動機構180により、ステ
ープル用プレート43に載置されたシートSは、ステー
プル処理が施される位置、即ちステープラ182の開口
部に挿入されるQ1 方向、および、ステープラ182の
開口部から抜き出されるQ2方向に移動可能となってい
る。また、制御装置は、例えば図示しないセンサ等によ
り、シートSや製本シートSの紙詰まりを検知すると、
ステッピングモータ185・188を正回転させるよう
になっている。そして、ステッピングモータ185・1
88の動力がピニオンギヤ184・187およびラック
ギヤ183・186を介して位置決め板51および幅寄
せ板52に伝達されることにより、図28に示すよう
に、これら位置決め板51および幅寄せ板52は、Q2
方向に移動されるようになっている。これにより、図2
9に示すように、ステープル用プレート43に載置され
たシートSはQ2 方向に移動され、シート後処理装置を
複写機本体1の収納部1bからJ1 方向に引き出して
も、シートSは、ステープラ182と当接しないように
なっている。
【0096】逆に、複写機本体1から引き出されている
シート後処理装置をJ2 方向に押し込んで収納部1bに
収納すると、制御装置は、図示しないセンサ等により、
シートSや製本シートSの紙詰まりが解除されたことを
検知した後、ステッピングモータ185・188を逆回
転させる。ステッピングモータ185・188の動力が
各ギヤ183・184・186・187を介して位置決
め板51および幅寄せ板52に伝達されることにより、
図30に示すように、これら位置決め板51および幅寄
せ板52は、Q1 方向へ駆動され、ステープル用プレー
ト43に載置されたシートSもQ1 方向に移動され、ス
テープラ182によるステープル処理が可能な位置に戻
るようになっている。その他の構成は、前記の実施例1
の構成と同一である。
【0097】上記の構成により、ステープル用プレート
43に載置されたシートSは、シート後処理装置をJ1
方向に引き出す前に、位置決め板51および幅寄せ板5
2によりQ2 方向に移動されるので、シートSはステー
プラ182の開口部に引っ掛からない。従って、シート
後処理装置をJ1 −J2 方向に出し入れする際に、ステ
ープル用プレート43に載置されたシートSによる新た
な紙詰まりの発生等を招来しないので、メンテナンス作
業性をより一層向上させることができる。また、シート
Sおよびステープラ182の損傷や破損を防止すること
ができる。
【0098】尚、本シート後処理装置は、内部にステー
プラを備えておらず、代わりにシート後処理装置を収納
する複写機本体1の収納部1bにステープラ182を備
えた構成となっているので、シート後処理装置を小型化
でき、J1 −J2 方向への出し入れを容易に行うことが
可能となっている。
【0099】
【発明の効果】請求項1記載のシート排出装置は、以上
のように、シート排出装置を本体装置から引き出す方
向、および、シート排出装置を本体装置に押し込む方向
にシート排出装置本体を摺動させるシート排出装置摺動
部材が設けられている構成である。
【0100】これにより、シート排出装置は、シート排
出装置を本体装置から引き出す方向、およびシート排出
装置を本体装置に押し込む方向に摺動可能となるので、
例えば、シートがシート排出装置内等で紙詰まりを起こ
した場合には、シート排出装置を本体装置から引き出す
ことが可能となる。従って、例えば、ペーパーガイドを
持ち上げる等して紙詰まりを起こしたシートを取り除く
場合に、目視を行いながらメンテナンス作業を行うこと
ができるため、作業性が良くなる。また、ペーパーガイ
ドを充分に持ち上げることができるので、後処理搬送路
内等で紙詰まりを起こしたシートを完全に取り除くこと
が容易となるという効果を奏する。
【0101】また、請求項2記載のシート排出装置は、
以上のように、シート排出装置を本体装置から引き出す
方向、および、シート排出装置を本体装置に押し込む方
向にシート排出装置本体を摺動させるシート排出装置摺
動部材と、上記シート排出装置摺動部材によりシート排
出装置本体が摺動されるときに、シート後処理手段をシ
ート受け台と当接しない位置に移動させる移動手段とが
設けられている構成である。
【0102】これにより、請求項1の効果に加えて、シ
ート排出装置は、シート排出装置本体が摺動されるとき
に、シート後処理手段をシート受け台と当接しない位置
に移動させることが可能となるので、例えば、シートが
シート排出装置内等で紙詰まりを起こし、シート排出装
置を本体装置から引き出したり、あるいはシート排出装
置を本体装置に押し込んだりする場合においても、シー
ト受け台およびシート受け台に載置されたシートはシー
ト後処理手段に当接しない。従って、シート排出装置を
本体装置に出し入れする際に、シート受け台に載置され
たシートによる新たな紙詰まりの発生等を招来しないの
で、メンテナンス作業性をより一層向上させることがで
きる。また、シート受け台、シートおよびシート後処理
手段の損傷や破損を防止することができるという効果を
奏する。
【0103】また、請求項3記載のシート排出装置は、
以上のように、シート排出装置を本体装置から引き出す
方向、および、シート排出装置を本体装置に押し込む方
向にシート排出装置本体を摺動させるシート排出装置摺
動部材と、上記シート排出装置摺動部材によりシート排
出装置本体が摺動されるときに、上記シート受け台上の
シートを上記シート後処理手段と当接しない位置に移動
させるシート移動手段とが設けられている構成である。
【0104】これにより、請求項1の効果に加えて、シ
ート排出装置は、シート排出装置本体が摺動されるとき
に、シート受け台上のシートをシート後処理手段と当接
しない位置に移動させることが可能となるので、例え
ば、シートがシート排出装置内等で紙詰まりを起こし、
シート排出装置を本体装置から引き出したり、あるいは
シート排出装置を本体装置に押し込んだりする場合にお
いても、シート受け台に載置されたシートはシート後処
理手段に当接しない。従って、シート排出装置を本体装
置に出し入れする際に、シート受け台に載置されたシー
トによる新たな紙詰まりの発生等を招来しないので、メ
ンテナンス作業性をより一層向上させることができる。
また、シートおよびシート後処理手段の損傷や破損を防
止することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシート排出装置であるシー
ト後処理装置の全体構成を示すものであって、図2にお
ける要部の拡大図である。
【図2】本発明の一実施例を示すシート後処理装置の全
体構成図である。
【図3】図1に示したシート後処理装置を備えている複
写機の全体構成図である。
【図4】図1に示したシート後処理装置における各検出
スイッチの配設位置を示す説明図である。
【図5】図1に示したステープル用プレート上の構造を
パドラを除いて後方の斜め上方からみた斜視図である。
【図6】図1におけるP方向矢視図である。
【図7】図1に示したシート後処理装置が複写機から引
き出されている状態を示す概略の斜視図である。
【図8】図1に示したシート後処理装置におけるオフセ
ットモード時の動作を示すフローチャートである。
【図9】図1に示したシート後処理装置におけるステー
プルシングルモード時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図10】図9に示した製本シート排出・排出トレイ位
置調整処理の動作内容を示すフローチャートである。
【図11】図1に示したシート後処理装置におけるステ
ープルマルチモード時の動作の一部を示すフローチャー
トである。
【図12】図1に示したシート後処理装置におけるステ
ープルマルチモード時の動作の一部を示すフローチャー
トである。
【図13】図1に示したシート後処理装置におけるステ
ープルマルチモード時の動作の一部を示すフローチャー
トである。
【図14】図1に示したシート後処理装置におけるステ
ープルマルチモード時の動作の一部を示すフローチャー
トである。
【図15】図1に示したシート後処理装置におけるステ
ープルマルチモード時の動作の一部を示すフローチャー
トである。
【図16】図1に示したシート後処理装置が複写機から
引き出されている状態を示す斜視図である。
【図17】シート後処理装置と複写機との接続部分を示
す説明図である。
【図18】シート後処理装置で紙詰まりが起きたときに
行うメンテナンス作業の動作を示す説明図である。
【図19】シート後処理装置で紙詰まりが起きたときに
行うメンテナンス作業の動作を示す説明図である。
【図20】本発明の他の実施例としてのシート後処理装
置が複写機から引き出されている状態を示す概略の斜視
図である。
【図21】本発明のさらに他の実施例としてのシート後
処理装置が複写機に収納されているときのステープラの
回動の様子を示す説明図である。
【図22】上記のシート後処理装置が複写機から引き出
されているときのステープラの回動の様子を示す説明図
である。
【図23】ステープラが固定されている場合を示す説明
図である。
【図24】本発明のさらに他の実施例としてのシート後
処理装置とステープラとの位置関係を示す説明図であ
る。
【図25】上記のシート後処理装置が複写機に収納され
ているときのステープラの回転の様子を示す説明図であ
る。
【図26】上記のシート後処理装置が複写機から引き出
されているときのステープラの回転の様子を示す説明図
である。
【図27】本発明のさらに他の実施例としてのシート後
処理装置におけるシート移動機構を示す概略の、図1に
おけるP方向矢視図である。
【図28】上記のシート後処理装置が複写機に収納され
ているときのシートとステープラとの位置関係を示す説
明図である。
【図29】上記のシート後処理装置が複写機から引き出
されているときのシートとステープラとの位置関係を示
す説明図である。
【図30】上記のシート後処理装置が複写機に押し込ま
れたときのシートとステープラとの位置関係を示す説明
図である。
【図31】従来の後処理装置を備えている複写機を示す
概略の斜視図である。
【符号の説明】
1 複写機本体(本体装置) 1b 収納部 41 シート後処理装置(シート排出装置) 42 後処理搬送路 42b メインパス 42c バイパス 42d ペーパーガイド 43 ステープル用プレート(シート受け台) 44 排出トレイ 45 メインパス搬送ローラ 46 バイパス搬送ローラ 50 幅寄せ装置 51 位置決め板 52 幅寄せ板 59 ステープラ 60 押出し装置 61 押出し部材 75 排出ローラ 77 オフセットガイド 80 オフセットガイド装置 81 トレイシフトユニット 95 トレイ昇降ユニット 109 押出し部材駆動装置 121 把手 125 スライド板(シート排出装置摺動部材) 126 スライドレール(シート排出装置摺動部材) 127 後処理装置側搬送ギヤ 131 後処理装置側コネクタ 141 シート後処理装置(シート排出装置) 144 スライド板(シート排出装置摺動部材) 145 スライドレール(シート排出装置摺動部材) 151 シート後処理装置(シート排出装置) 159 ステープラ(シート後処理手段) 160 回動機構(移動手段) 171 シート後処理装置(シート排出装置) 172 ステープラ(シート後処理手段) 180 シート移動機構(シート移動手段) 182 ステープラ(シート後処理手段) S シート SW1 シート検出スイッチ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体装置に内蔵され、本体装置から搬入さ
    れたシートを受けるシート受け台と、このシート受け台
    から排出されたシートを受ける排出トレイとを有するシ
    ート排出装置において、 シート排出装置を本体装置から引き出す方向、および、
    シート排出装置を本体装置に押し込む方向にシート排出
    装置本体を摺動させるシート排出装置摺動部材が設けら
    れていることを特徴とするシート排出装置。
  2. 【請求項2】シートに後処理を施すシート後処理手段を
    備えた本体装置に内蔵され、本体装置から搬入されたシ
    ートを受けるシート受け台と、このシート受け台から排
    出されたシートを受ける排出トレイとを有するシート排
    出装置において、 シート排出装置を本体装置から引き出す方向、および、
    シート排出装置を本体装置に押し込む方向にシート排出
    装置本体を摺動させるシート排出装置摺動部材と、 上記シート排出装置摺動部材によりシート排出装置本体
    が摺動されるときに、上記シート後処理手段を上記シー
    ト受け台と当接しない位置に移動させる移動手段とが設
    けられていることを特徴とするシート排出装置。
  3. 【請求項3】シートに後処理を施すシート後処理手段を
    備えた本体装置に内蔵され、本体装置から搬入されたシ
    ートを受けるシート受け台と、このシート受け台から排
    出されたシートを受ける排出トレイとを有するシート排
    出装置において、 シート排出装置を本体装置から引き出す方向、および、
    シート排出装置を本体装置に押し込む方向にシート排出
    装置本体を摺動させるシート排出装置摺動部材と、 上記シート排出装置摺動部材によりシート排出装置本体
    が摺動されるときに、上記シート受け台上のシートを上
    記シート後処理手段と当接しない位置に移動させるシー
    ト移動手段とが設けられていることを特徴とするシート
    排出装置。
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