JP2891851B2 - シート後処理装置 - Google Patents

シート後処理装置

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JP2891851B2
JP2891851B2 JP5169116A JP16911693A JP2891851B2 JP 2891851 B2 JP2891851 B2 JP 2891851B2 JP 5169116 A JP5169116 A JP 5169116A JP 16911693 A JP16911693 A JP 16911693A JP 2891851 B2 JP2891851 B2 JP 2891851B2
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智則 大畑
進 村上
俊也 御喜田
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Consejo Superior de Investigaciones Cientificas CSIC
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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば、複写機および
レーザビームプリンタ等の画像形成装置に着脱可能に設
けられ、複写後のシートに対して、ステープルあるいは
パンチング等の処理を行うシート後処理装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】近年の複写機は、複写作業の自動化、お
よび複写後のシートに対するステープル作業あるいはパ
ンチング作業等の後処理作業の自動化のため、自動原稿
送り装置およびシート後処理装置等を組み合わせて使用
されている。上記の自動原稿送り装置は、複写機の原稿
台上に設けられ、例えば、複数枚の原稿を順次、複写機
の原稿台上に搬送するものである。また、シート後処理
装置は、原稿画像が複写されて複写機から排出されて来
るシートに対し、所定枚数のシートによって構成される
1部のシート毎にステープルあるいはパンチング等の処
理を行うものである。
【0003】上記のシート後処理装置として、例えば特
開平1−313261号公報に開示されているように、
例えばステープル処理を行う場合、複写機から排出され
たシートが処理トレイ上に積載され、ステープラによっ
てステープル処理された後、束になったシート、即ちシ
ート束が上下に設けられた排出用のローラによって排出
トレイ上に排出されるようになっている。
【0004】また、上記のシート後処理装置は、複写機
本体に着脱可能に設けられており、シート後処理装置内
で紙詰まり等が発生した場合、このシート後処理装置を
複写機本体から取り外して、紙詰まり等の処理を行うよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、ステープル
処理時に、紙詰まり等の処理のために、シート後処理装
置の複写機本体からの着脱操作をした場合、処理トレイ
上に積載された未処理のシート束が、振動等により積層
ズレを起こす虞れがあり、そのままの状態でステープル
処理が行われる虞れがある。このため、上記のように紙
詰まり等の為にシート後処理装置を複写機本体から着脱
した場合には、その都度、処理トレイ上に積載された未
処理のシート束の積層ズレの防止あるいは修正を行う必
要がある。また、この積層ズレしたシートの積層状態の
修正を行う場合、この修正操作に伴って、原稿の再セッ
トおよび複写枚数の再設定等の操作が必要とされ、これ
によって、シートの後処理、ひいては複写動作全体にお
ける作業効率の低下を招くという問題が生じる。
【0006】本発明は、上記の問題点に鑑みなされたも
のであって、その目的は、ステープル処理時に、紙詰ま
り等の処理のために、シート後処理装置の複写機本体か
らの着脱操作をした場合に処理トレイ上に積層された未
処理のシート束の積層ズレの防止あるいは修正を行うこ
とによって、シートの後処理、ひいては複写動作全体に
おける作業効率を向上し得るシート後処理装置を提供す
ることにある。
【0007】
【0008】
【0009】
【課題を解決するための手段】 請求項の発明のシート
後処理装置は、本体装置から搬入されるシートを受ける
シート受け台と、シート後処理モード設定時、このシー
ト受け台上に積載されたシートに所定の処理を行う後処
理手段とを備え、上記本体装置に対して着脱自在に設け
られたシート後処理装置において、本体装置からの搬入
方向に直交するシート幅方向の両側部にシート幅方向整
合部材を有し、これらシート幅方向整合部材によりシー
ト受け台上のシートをシート幅方向の基準位置に整合す
る幅方向整合手段と、シート後処理モード設定時、シー
ト後処理装置の紙詰まり処理時に、上記シート幅整合部
材によりシート受け台上のシートを幅方向に固定するよ
うに上記幅方向整合手段を制御する制御手段とが設けら
れていることを特徴としている。
【0010】また、請求項の発明のシート後処理装置
は、本体装置から搬入されるシートを受けるシート受け
台を少なくとも備えたシート排出部と、本体装置側に設
けられ、シート後処理モードの設定時、上記シート受け
台上に積載されたシートに所定の処理を行う後処理手段
を少なくとも備えたシート処理部とを有し、上記シート
排出部とシート処理部とが着脱自在に設けられたシート
後処理装置において、本体装置からの搬入方向に直交す
るシート幅方向の両側部にシート幅方向整合部材を有
し、これらシート幅方向整合部材によりシート受け台上
のシートをシート幅方向の処理位置に整合する幅方向整
合手段と、シート後処理モードが設定されている時、シ
ート後処理装置の紙詰まり処理時に、上記シート幅方向
整合部材により、シート受け台上のシートをシート受け
台上の上記後処理手段による処理位置からシート受け台
上の幅方向の反対側に移動する一方、シート排出部がシ
ート処理部から装着された状態となる時に、シート受け
台上の上記処理位置まで移動するように上記幅方向整合
手段を制御する制御手段とが設けられていることを特徴
としている。
【0011】さらに、請求項の発明のシート後処理装
置は、本体装置から搬入されるシートを受けるシート受
け台と処理済みのシートを排出トレイに排出する排出手
段とを少なくとも備えたシート排出部と、本体装置側に
設けられ、シート後処理モードの設定時、上記シート受
け台上に積載されたシートに所定の処理を行う後処理手
段とを有し、上記シート排出部が本体装置に対して着脱
自在に設けられたシート後処理装置において、上記排出
手段による排出方向に整合するシート排出方向整合部材
を有し、このシート排出方向整合部材によりシート受け
台上のシートをシート排出方向の基準位置に整合する排
出方向整合手段と、シート後処理モードが設定されてい
る時、シート後処理装置の紙詰まり処理時に、上記排出
手段によりシート受け台上のシートがシート受け台上の
後処理手段による処理位置から排出方向に移動する一
方、シート排出部が本体装置から離脱された状態から装
着された状態となる時に、上記シート排出方向整合部材
によりシート受け台上のシートがシート受け台上の上記
処理位置まで移動するように上記排出手段とシート排出
方向整合手段とを制御する制御手段とが設けられている
ことを特徴としている。
【0012】
【0013】
【0014】
【作用】 請求項の構成によれば、シート後処理装置が
本体装置から着脱時に、上記シート幅整合部材によりシ
ート受け台上のシートを幅方向に固定するように上記幅
方向整合手段を制御する制御手段が設けられていること
で、シート受け台上に積載されたシートを固定した状態
でシート後処理装置の着脱動作を行うことができる。こ
れにより、シート後処理装置の本体装置への着脱動作に
より生じる振動等の影響を受けずに、シート後処理装置
の着脱動作の後、シート受け台上のシートが整合状態で
固定されているので、紙詰まり等によりシート後処理装
置を本体装置から着脱した後、原稿の再セット、複写枚
数の設定等の複写機の初期設定をすることなく、そのま
まコピー動作を続行することができる。したがって、コ
ピー動作における作業効率を向上させることができる。
【0015】また、請求項の構成によれば、上記シー
ト幅方向整合部材により、シート受け台上のシートが、
シート排出部のシート処理部からの離脱時に上記後処理
手段による処理位置からシート受け台の幅方向の反対側
に移動する一方、シート受け台上のシート処理部への装
着時に上記後処理手段による処理位置に移動するように
上記幅方向整合手段を制御する制御手段が設けられてい
ることで、シート受け台上に積載されたシートと後処理
手段とが当接することなくシート後処理装置を本体装置
から着脱することができる。これにより、シート後処理
装置の着脱動作の際に、シート受け台上のシートが後処
理手段に当接することによる、シートの積載ズレ、落下
等を無くすことができるので、そのままの状態でコピー
動作を続行することができ、コピー動作における作業効
率を向上させることができる。
【0016】さらに、請求項の構成によれば、シート
排出部の本体装置からの離脱時に、排出手段によりシー
ト受け台上のシートが上記後処理手段による処理位置か
ら排出方向に移動するように、そして、シート排出部の
本体装置への装着時に、上記シート排出方向整合部材に
よりシート受け台上のシートが上記後処理手段による処
理位置に移動するように上記排出手段と排出方向整合手
段とを制御する制御手段が設けられていることで、シー
ト受け台上に積載されたシートと後処理手段とが当接す
ることなくシート後処理装置を本体装置から着脱するこ
とができる。これにより、シート後処理装置の着脱動作
の際に、シート受け台上のシートが後処理手段に当接す
ることによる、シートの積載ズレ、落下等がなくなるの
で、そのままの状態でコピー動作を続行することがで
き、コピー動作における作業効率を向上させることがで
きる。
【0017】
【実施例】
〔実施例1〕本発明の一実施例について図1ないし図1
4に基づいて説明すれば、以下の通りである。尚、本実
施例は、シート後処理装置を複写機に適用した場合につ
いて示している。また、上記の複写機では、非処理モー
ドとしてのオフセットモード、シート後処理モードとし
てのステープルシングルモード、ステープルマルチモー
ド等が設定可能となっている。
【0018】ここで、上記のオフセットモードは、複写
機本体から搬送されてくるシートに後処理、即ちステー
プル処理を施すことなく、順次1枚ずつ排出トレイ上に
排出する処理モードであり、また、ステープルシングル
モードは、複写機本体から搬送されてくるシートにステ
ープル処理を施して1部のシートを製本した後、この製
本されたシート(以下、製本シートと称する)を排出ト
レイ上に1回排出して終了する処理モードであり、ま
た、ステープルマルチモードは、複写機本体から搬送さ
れてくるシートにステープル処理を施して製本シートと
した後、この製本シートを排出トレイ上に排出する一連
の動作を複数回連続して行う処理モードである。
【0019】図2に示すように、本実施例に係るシート
後処理装置41は、本体装置としての複写機本体1に設
けられている。この複写機本体1の上には、複写機本体
1の原稿台ガラス3上に原稿Mを搬送するための自動原
稿送り装置の一種であるRDH(Recirculat
ing Document Handler:循環式原
稿取り扱い装置)31が設けられている。
【0020】上記の複写機本体1は、その上端部に上記
の原稿台ガラス3が配設され、この原稿台ガラス3の下
方には、光源ランプ4、ミラー5・6・7およびレンズ
8からなる光学系9と、感光体ドラム10とが配設され
ている。このうち、光学系9は、RDH31により原稿
台ガラス3上に搬送される原稿Mに対して、光源ランプ
4からの出射光により光走査を行い、その反射光を各ミ
ラー5・6・7およびレンズ8を介して感光体ドラム1
0表面の露光ポイントAに照射することで、メインチャ
ージャ11により一様に帯電された感光体ドラム10の
表面に原稿Mの画像に対応した静電潜像を形成するよう
になっている。
【0021】また、上記の感光体ドラム10の周囲に
は、メインチャージャ11、現像装置12、転写チャー
ジャ13および剥離チャージャ14が配設され、感光体
ドラム10表面に形成された静電潜像が現像装置12に
よりトナー像として現像され、このトナー像が転写チャ
ージャ13によりシートSに転写され、このシートSが
剥離チャージャ14により感光体ドラム10から剥離さ
れるようになっている。
【0022】また、感光体ドラム10の下方には、感光
体ドラム10にシートSを搬送するためのシート搬送路
15が設けられ、このシート搬送路15のシート搬送方
向上流側には、シートSを供給する給紙台19、給紙カ
セット20および給紙デッキ21が配設されている。一
方、シート搬送路15のシート搬送方向下流側には、ト
ナー像が転写されたシートSを搬送する搬送ベルト22
と、トナー像をシートS上に定着させる定着器23とが
配設されている。
【0023】さらに、上記の定着器23のシート搬送方
向下流側には、シートSの搬送方向をシート後処理装置
41方向と再搬送路25とに切り換えるデフレクタ24
が設けられている。上記の再搬送路25は、感光体ドラ
ム10によりトナー像が転写されたシートSを再度感光
体ドラム10に搬送する循環経路をなすものであり、途
中に中間トレイ26が配設されることで、シートSへの
両面複写を可能にしている。
【0024】また、RDH31は、その上部に原稿トレ
イ32を、この原稿トレイ32の片側部に給紙ベルト3
3を、そして、原稿台ガラス3上に給紙ベルト34を有
し、これらが原稿台搬送路35によって接続されること
で循環路を形成している。そして、RDH31は、原稿
トレイ32上に積載された原稿Mを給紙ベルト33によ
り原稿台ガラス3上へ送り出し、この原稿Mを、搬送ベ
ルト34により原稿台ガラス3上の所定の位置に位置決
めすると共に、光学系9による原稿走査の終了後、原稿
トレイ32に戻すようになっている。
【0025】また、シート後処理装置41は、図1に示
すように、複写機本体1から搬出されてくるシートSを
シート後処理装置41内で搬送する後処理搬送路42が
形成され、この後処理搬送路42によるシートSの搬送
方向には、シート受け台としてのステープル用プレート
43が設けられ、ステープル用プレート43からのシー
トSの搬送方向には、排出トレイ44が設けられてい
る。
【0026】また、シート後処理装置41は、図4に示
すように、複写機本体1から着脱自在に設けられてお
り、これによって、例えば複写機本体1とシート後処理
装置41との間で紙詰まりが生じた場合、例えばシート
後処理装置41の手前に設けられた把手68を引くこと
により複写機本体1からシート後処理装置41を引き出
して、紙詰まり等の処理を容易に行えるようになってい
る。
【0027】また、上記の後処理搬送路42は、図1に
示すように、その一端側に複写機本体1から搬出される
シートSを搬入する搬入口42aが形成され、途中で下
側のメインパス42bと上側のバイパス42cとに二股
状に分岐されている。これらメインパス42bおよびバ
イパス42cの終端部には、上下一対の搬送ローラ45
・45、搬送ローラ46・46が配設され、バイパス4
2cとメインパス42bとの分岐点には、図5に示すB
1 もしくはB2 方向に回動してシートSの搬送方向をメ
インパス42b方向とバイパス42c方向とに切り替え
るデフレクタ47が設けられている。尚、上記の搬送ロ
ーラ45・46は搬送ローラ駆動装置108(図6)に
より駆動され、デフレクタ47はデフレクタ駆動装置1
07(図6)により駆動されるようになっている。
【0028】また、シートSを検出するために、図5に
示すように、メインパス42bにはシート検出スイッチ
SW1 が設けられ、バイパス42cにはシート検出スイ
ッチSW2 が設けられている。また、上記のステープル
用プレート43には、シート検出スイッチSW3 と押出
し検出スイッチSW4 とが設けられている。このうちシ
ート検出スイッチSW3 は、ステープル用プレート43
におけるD1 方向の先端部に設けられ、排出トレイ44
へのシートSの排出を検出するようになっている。一
方、押出し検出スイッチSW4 は、押出し装置60にお
ける押出し部材61の移動によってON/OFFするも
のであり、押出し部材61によってステープル用プレー
ト43上のシートSが排出トレイ44へ押し出されると
きに、この押し出し動作の完了直前の状態を検出するよ
うになっている。尚、この状態を検出する手段として
は、上記の押出し検出スイッチSW4 以外に、例えば押
出し部材61の移動開始時からの経過時間を計るタイマ
によって構成することも可能である。
【0029】また、上記のシート後処理装置41と複写
機本体1との間には、図2に示すように、シートの紙詰
まりを検知する紙詰まり検知センサ115が設けられて
おり、この紙詰まり検知センサ115がONとなれば、
この検知信号に基づいて複写機本体1の操作パネル(図
示しない)上に警告するとともに、複写機本体1でコピ
ー動作に係る電源がOFFされる。そして、紙詰まり処
理が行われ、紙詰まり検知センサがOFFとなれば、こ
の検知信号に基づいて再び複写機本体1でのコピー動作
に係る電源がONされ、コピー動作が再開される。
【0030】また、上記のステープル用プレート43
は、図1に示すように、後処理搬送路42を通過したシ
ートSのうち、製本(ステープル)されるシートSを積
載するものであり、シートSの搬送方向を前側とした場
合の前端部が後端部に対して上方位置となるように傾斜
して配されており、上記の前端部はシート排出口114
付近に達している。
【0031】また、このステープル用プレート43の上
方には、図1および図3に示すように、シート排出方向
整合手段としてのパドラ48が設けられており、このパ
ドラ48は、シート排出方向整合部材としての羽根部4
8aの下端がステープル用プレート43に載置されたシ
ートSの上面と当接してC方向に回転することで、シー
トSを、その後端部がストッパ49と当接する位置まで
後退させ、シートSを排出方向に整合するようになって
いる。
【0032】また、上記ステープル用プレート43上に
は、シートSをシート幅方向に整合する幅方向整合手段
としての幅寄せ装置50が設けられている。この幅寄せ
装置50は、ステープル用プレート43における幅方向
の一方側に固定状態に立設されたシート幅方向整合部材
としての位置決め板51と、ステープル用プレート43
の幅方向に駆動されるシート幅方向整合部材としての幅
寄せ板52とを備えている。
【0033】上記の幅寄せ板52は、幅寄せ板駆動モー
タ55(図6)により、矢印方向、即ちシート幅方向に
駆動されるようになっている。また、この幅寄せ板52
による幅寄せ動作は、上記の幅寄せ板駆動モータ55が
制御手段としての制御装置106(図6)により制御さ
れることによって、使用されているシートSの幅に対応
して行われるようになっている。
【0034】また、上記制御装置106は、ステープル
シングルモードあるいはステープルマルチモード時に、
上述の紙詰まり検知センサ115により紙詰まりが検知
され、その後、紙詰まりが解消され、上記の紙詰まり検
知センサ115がOFFされれば、この検知信号に基づ
いて、幅寄せ板52をシート幅方向に駆動して、ステー
プル用プレート43上に積載された未処理のシートS束
を幅方向に整合するように上記幅寄せ板駆動モータ55
を制御するようになっている。
【0035】また、上記の幅寄せ装置50における位置
決め板51の後方位置には、ステープル用プレート43
で整合されているシートSにおけるストッパ49側、且
つ位置決め板51側の隅部を閉じる後処理手段としての
ステープラ59が設けられている。
【0036】また、ステープル用プレート43の後部に
は、シートの排出トレイ44への排出手段としての押出
し装置60が設けられている。この押出し装置60は、
ステープル用プレート43上のシートを排出トレイ44
方向へ押し出すためのシート押出し部材である押出し部
材61と、この押出し部材61を、ステープル用プレー
ト43上のシートを排出トレイ44上に押し出すための
1 方向の進出位置、およびステープル用プレート43
のD2 方向側端部位置の退避位置に移動させる押出し駆
動手段としての押出し部材駆動装置109とからなる。
尚、この押出し部材駆動装置109は、押出し部材61
が連結された押出しベルト62と、ベルト支持ローラ6
3・63とを備えている。
【0037】また、ステープル用プレート43の前端部
には、ステープル用プレート43の幅方向に延びる回転
軸74が設けられ、この回転軸74には、複数の排出ロ
ーラ75…が設けられている。この回転軸74は後述の
排出ローラ駆動モータ76と連結され、この排出ローラ
駆動モータ76に駆動されて回転軸74、即ち排出ロー
ラ75…が図に示すG1 もしくはG2 方向に回転するよ
うになっている。したがって、この排出ローラ75は、
1 方向に回転することにより、製本シートSを排出ト
レイ44に排出する一方、G2 方向に回転することによ
り、ステープル用プレート43上のシートSをストッパ
49方向に移動させて搬送方向への整合を補助するよう
になっている。
【0038】また、上記の排出ローラ75の上方には、
図1および図4に示すように、従動ローラ78が設けら
れ、この従動ローラ78は、オフセットガイド装置80
のシート排出ガイド部材であるオフセットガイド77の
一端部に回転自在に支持されている。このオフセットガ
イド装置80は、図5に示すように、他端部が支軸79
によって回動自在に支持され、オフセットモード時にお
いてメインパス42bが送出されたシートSの上面側を
ガイドし、排出トレイ44方向へ導く上記のオフセット
ガイド77と、このオフセットガイド77を、従動ロー
ラ78が排出ローラ75と当接するF1 方向の位置、お
よびF2 方向、即ち上方へ回転回動させるシート排出ガ
イド部材としてのオフセットガイド駆動装置113とか
らなる。このオフセットガイド駆動装置113は、オフ
セットガイド77の下面と当接する偏心カム111と、
この偏心カム111を回転させるオフセットガイド駆動
モータ112(図6)とを備えている。
【0039】また、上記の排出トレイ44は、図1に示
すように、シートSの受け面の下側、即ち排出ローラ7
5に対応する部位が、排出トレイ44の最下面である凹
部44aとなっており、シート受け面の上部がステープ
ル用プレート43の傾斜角度とほぼ同角度の傾斜面とな
っている。
【0040】また、上記の排出トレイ44は、トレイシ
フトユニット81の上に設けられており、このトレイシ
フトユニット81の駆動により幅方向に所定のシフト量
だけ移動するようになっている。
【0041】また、上記の排出トレイ44は、トレイ昇
降手段としてのトレイ昇降ユニット95により上下方向
へ駆動されるようになっている。このトレイ昇降ユニッ
ト95は、トレイ昇降モータ96(図6)、トレイ背板
94の内面において上下方向に設けられたベルト97、
このベルト97を支持するベルト支持ローラ98・9
8、トレイシフトユニット81に設けられ、トレイ背板
94の外面に圧接された昇降補助ローラ99、トレイ昇
降モータ96の駆動軸に設けられたプーリー100、お
よびプーリー100と下側のベルト支持ローラ98との
間に掛けられたベルト101からなる。上記のベルト9
7には、トレイシフトユニット81が連結されており、
トレイ昇降モータ96に駆動されてベルト97が移動す
ることによって、排出トレイ44が昇降するようになっ
ている。
【0042】また、本シート後処理装置41は、図6に
示すように、シート検出スイッチSW1 ・SW2 ・SW
3 ・SW4 、紙詰まり検知センサ115等からの入力、
および複写機本体1側の図示しない制御装置からの入力
等に基づいて、デフレクタ47を駆動するデフレクタ駆
動装置107、搬送ローラ45・46を駆動する搬送ロ
ーラ駆動装置108、幅寄せ板駆動モータ55、ステー
プラ59、押出し部材駆動モータ64、排出ローラ駆動
モータ76、オフセットガイド駆動モータ112、トレ
イシフトモータ85およびトレイ昇降モータ96等の作
動を制御する制御装置106を備えている。この制御装
置106は、記憶装置、カウンタおよびタイマ等を備え
たマイクロコンピュータによって構成され、上述の複写
機本体1において設定されるオフセットモード、ステー
プルシングルモード、ステープルマルチモードに応じ
て、後述のように上記の各手段を制御するようになって
いる。
【0043】上記の構成において、制御装置106の制
御に基づくシート後処理装置41の動作を以下に説明す
る。
【0044】先ず、オフセットモード時には、図7のフ
ローチャートに示すように、複写機本体1においてオフ
セット枚数、即ち複写枚数が設定されると、複写機本体
1は制御装置からオフセット枚数を示す信号を送信す
る。そして、シート後処理装置41の制御装置106
は、上記の信号を受信すると(S1)、記憶装置にオフ
セット枚数をセットする(S2)。次に、制御装置10
6は、複写機本体1から送信された動作スタートを示す
信号を受信すると(S3)、所定のスタート処理を行い
(S4)、処理枚数を計数するカウンタをクリアする
(S5)。
【0045】ここで、S4のスタート処理においては、
例えば、デフレクタ駆動装置107によりデフレクタ4
7をB1 方向へ駆動、トレイ昇降ユニット95により排
出トレイ44を所定位置に配置、オフセットガイド駆動
装置113により従動ローラ78が排出ローラ75と当
接するようにオフセットガイド77をF1 方向に駆動、
排出ローラ駆動モータ76により排出ローラ75をG1
方向へ回転、および搬送ローラ駆動装置108により搬
送ローラ45・45を回転といった処理が行われる。
【0046】その後、複写機本体1から原稿Mの画像を
複写したシートSが後処理搬送路42の搬入口42aに
搬入されると、このシートSは、メインパス42bを通
った後、排出ローラ75と従動ローラ78との間を通っ
て排出トレイ44上に排出される。このとき、シート検
出スイッチSW1 のONにより、メインパス42bでの
シートSの搬送動作が検出され(S6)、シート検出ス
チイッチSW3 のON(S7)、およびその後のOFF
(S8)により、シートSの排出ローラ75・従動ロー
ラ78間の通過が検出される。これにより、処理枚数の
カウント値をアップする(S9)。
【0047】次に、制御装置106は現在の処理枚数が
先に設定されているオフセット枚数に達しているか否か
を判別し(S10)、処理枚数がオフセト枚数に達して
いなければ、S6に移行する。一方、処理枚数がオフセ
ット枚数に達していれば、カウンタの処理枚数をクリア
し(S11)、排出トレイ44を、トレイ昇降ユニット
95により下降させ(S12)、トレイシフトユニット
81によりシフトさせた後(S13)、図示しないトレ
イ上限検出スイッチにより検出される上限位置まで上昇
させる(S14)。
【0048】その後、制御装置106は、複写機本体1
からの動作終了を示す信号の受信の有無を判別し(S1
5)、この信号の受信の無い場合にはS6へ移行する一
方、上記の信号の受信が有る場合には、所定の終了処理
を施し(S16)、動作を終了する。
【0049】次に、ステープルシングルモード時には、
図8のフローチャートに示すように、制御装置106
は、ステープル枚数を示す信号を受信すると(S2
1)、記憶装置にステープル枚数をセットする(S2
2)。次に、複写機本体1から送信された動作スタート
を示す信号を受信すると(S23)、所定のスタート処
理を行い(S24)、処理枚数を計数するカウンタをク
リアする(S25)。
【0050】ここで、S24のスタート処理において
は、例えば、デフレクタ47をB1 方向へ駆動、排出ト
レイ44を上限位置に配置、オフセットガイド77をF
2 方向へ駆動、排出ローラ75をG2 方向へ回転、パド
ラ48をC方向へ回転といった処理が行われる。
【0051】その後、複写機本体1からシートSが後処
理装置42の搬入口42aに搬入されると、このシート
Sは、メインパス42bを通った後、搬送ローラ45・
45によって排出ローラ75方向へ送り出されるが、G
2 方向へ回転する排出ローラ75、およびC方向に回転
するパドラ48によって、その後端部がストッパ49と
当接した状態でステープル用プレート43上に載置され
る。
【0052】このとき、シート検出スイッチSW1 のO
N(S26)、およびその後のOFF(S27)によ
り、シートSのメインパス42bの通過が検出される。
これにより、制御装置106はタイマをクリアし(S2
8)、処理枚数のカウント値をアップする(S29)。
【0053】その後、上記のタイマにより設定された所
定時間が経過すると(S30)、ステープル用プレート
43上にシートSが載置されたものと判断され、幅寄せ
装置50により、シートSを位置決め板51にて設定さ
れる基準位置に移動させて幅方向に整合する(S3
1)。
【0054】次に、制御装置106は現在の処理枚数が
先に設定されているステープル枚数に達したか否かを判
別し(S32)、処理枚数がステープル枚数に達してい
なければS26に移行する。一方、処理枚数がステープ
ル枚数に達していれば、カウンタの処理枚数をクリアし
(S33)、ステープラ59によりステープル処理を行
う(S34)。そして、押出し装置60による製本シー
トSの排出トレイ44上への排出(S35)、トレイ昇
降ユニット95およびトレイシフトユニット81による
排出トレイ44の所定位置への調整(S36)が行われ
る。
【0055】その後、複写機本体1から送信される終了
を指示する信号を受信すると(S37)、所定の終了処
理を施し(S38)、動作を終了する。
【0056】次に、ステープルマルチモード時には、図
9ないし図13に示すフローチャートに示す動作を行
う。
【0057】先ず、図9に示すように、制御装置106
は、各部の製本シートSを作成するためのステープル枚
数を示す信号を受信すると(S41)、記憶装置にステ
ープル処理枚数をセットする(S42)。次に、複写機
本体1から動作スタートを示す信号を受信すると(S4
3)、所定のスタート処理を行い(S44)、処理枚数
を計数するカウンタをクリアする(S45)。
【0058】ここで、S44のスタート処理において
は、例えば、デフレクタ47をB1 方向へ駆動、排出ト
レイ44を上限位置に配置、オフセットガイド77をF
2 方向へ駆動、排出ローラ75をG2 方向へ回転、パド
ラ48をC方向へ回転、および搬送ローラ45・46を
回転といった処理が行われる。
【0059】その後、複写機本体1から第一部目の第一
枚目のシートSが後処理搬送路42の搬入口42aから
搬入されると、このシートSは、メインパス42bを通
った後、搬送ローラ45・45によって排出ローラ75
方向へ送り出されるが、G2方向へ回転する排出ローラ
75、およびC方向に回転するパドラ48によって、そ
の後端部がストッパ49と当接した状態でステープル用
プレート43上に載置される。
【0060】このとき、シート検出スイッチSW1 のO
N(S46)、およびその後のOFF(S47)によ
り、シートSのメインパス42bの通過が検出される。
これにより、制御装置106はタイマをクリアし(S4
8)、処理枚数のカウント値をアップする(S49)。
【0061】次に、メインパス42bを搬送されている
シートSは第一部目の第一枚目のシートSであるから、
処理枚数は1であり(S50)、ステープル用プレート
43はシートSが載置されていない準備OKの状態であ
るので(S51)、図10に示すS58へ移行し、所定
時間経過後に、幅寄せ装置50によりシートSの幅方向
の整合を行う(S59)。そして、ステープル枚数には
達していないので(S60)、S46に移行する。
【0062】次に、第一部目の第二枚目のシートSがメ
インパス42bに搬入されて来たとき、上記のS46〜
S49の動作を行った後、処理枚数は2となるので(S
50)、図10のS58へ移行する。そして、S58・
59の動作を行った後、先に設定されたステープル枚数
に達していれば、即ち先に設定されたステープル枚数が
2であれば、(S60)、処理枚数のカウンタをクリア
し(S61)、ステープラ59によるステープル処理を
行って(S62)、S46へ移行する。
【0063】一方、S60において、ステープル枚数に
達していなければ、S46〜S50およびS58〜S8
0の動作をステープル枚数に達するまで行い、ステープ
ル枚数に達すると、S61・S62の動作を経てS46
に移行する。
【0064】次に、S46において、S62のステープ
ル処理後にシート検出スイッチSW1 がONしていない
ときには、図11に示すS63に移行する。そして、S
63において製本シートが排出済でなければ、製本シー
トを排出し(S64)、再びS46に移行する。一方、
S63において製本シートの排出が済んでいれば、排出
トレイ位置が調整済であるか否かが判断される(S6
5)。ここで、排出トレイ位置が調整済でなければ、排
出トレイ位置を調整し(S66)、再びS46に移行す
る。また、S65において、排出トレイ位置が調整済で
あれば、複写機本体1から動作終了を示す信号を受信し
ているか否かを判別し(S67)、信号を受信していな
ければS46へ移行する一方、信号を受信していれば所
定の終了処理を施し(S68)、動作を終了する。
【0065】また、S46において、S62のステープ
ル処理後に、第二部目の第一枚目のシートSによってシ
ート検出スイッチSW1 が既にONし、S47において
シート検出スイッチSW1 がOFFしていないときに
は、図12のS69に移行する。そして、S69におい
て製本シートが排出済でなければ、製本シートを排出し
(S70)、S47に移行する。一方、S69において
製本シートの排出が済んでいれば、排出トレイ位置が調
整済であるか否かが判断される(S71)。ここで、排
出トレイ位置が調整済でなければ、排出トレイ位置を調
整し(S72)、再びS47に移行する。また、S71
において、排出トレイ位置が調整済であればそのままS
47に移行する。
【0066】次に、上記のS46およびS47における
シート検出スイッチSW1 のONおよびその後のOFF
に基づいて、S48・S49の動作を行った後、メイン
パス42bを搬送されているシートSが第二部目の第一
枚目であれば、S50において処理枚数は1であるか
ら、S51へ移行する。そして、このS51において、
ステープル用プレート43はシートSが載置されていな
い準備OKの状態であれば、S58へ移行して以下の動
作を行う。
【0067】一方、S51において、ステープル用プレ
ート43上の第一部目の製本シートSの押出しが完了し
ていなければ、搬送ローラ45・45を停止させること
により、第二部目の第一枚目のシートSをメインパス4
2bにおいて停止させる(S52)。その後、デフレク
タ駆動装置107によってデフレクタ47をB2 方向へ
回動させ、メインパス42bを閉じる(S53)。これ
により、後処理搬送路42に搬入された第二部目の第二
枚目のシートSは、バイパス42cに搬送される。次
に、第二枚目のシートSによってシート検出スイッチS
2 がONした後(S54)、OFFすると(S5
5)、これによってバイパス42cにおける第二部目の
第二枚目のシートSの搬送を確認し、デフレクタ47を
1 方向、即ちバイパス42cの閉じ方向へ回動させ
(S56)、搬送ローラ45・45を回転させて第二部
目の第一枚目のシートSの搬送を再開する(S57)。
これにより第二部目の第一枚目と第二枚目のシートSが
同期してステープル用プレート43上に載置される。
【0068】また、上記のS54において、シート検出
スイッチSW2 がONしていないときには、図13に示
すS73に移行する。そして、S73において製本シー
トが排出済でなければ、製本シートを排出し(S7
4)、S54に移行する。一方、S73において製本シ
ートの排出が済んでいれば、排出トレイ位置が調整済で
あるか否かが判断される(S75)。ここで、排出トレ
イ位置が調整済でなければ、排出トレイ位置を調整し
(S76)、再びS54に移行する。また、S71にお
いて、排出トレイ位置が調整済であればそのままS54
に移行する。
【0069】次に、S48〜S50およびS58〜S6
2の動作、またはS48〜S50、S58〜S60、S
46〜S50およびS58〜S62の動作を経てステー
プル処理が行われる。その後、製本シートSの作成が第
二部目で終了される場合には、S46においてシート検
出スイッチSW1 がONせず、これによって図11に示
す動作へ移行し、前述のように動作を終了する。一方、
第三部目移行も製本シートSの作成が続行される場合に
は、適宜、S46〜S50、S58〜S66およびS6
9〜S76の動作が行われた後、S67およびS68の
動作を経て、ステープルマルチモードの動作を終了す
る。
【0070】ここで、制御装置106による本シート後
処理装置41と複写機本体1との間での紙詰まり処理の
制御動作について図14に示すフローチャートを用いて
以下に説明する。
【0071】先ず、所定のコピー動作が行われ(S8
1)、途中、シート後処理装置41と複写機本体1との
間に設けられた紙詰まり検知センサ115がONされれ
ば(S82)、所定の紙詰まり処理が行われる(S8
3)。
【0072】上記の紙詰まり処理では、先ず、上記の紙
詰まり検知センサ115の検知信号に基づいて、複写機
本体1の制御装置により複写機本体1の電源がOFFさ
れる。その後、シート後処理装置41を複写機本体1か
ら引き出して、所定の紙詰まり処理を施した後、再びシ
ート後処理装置41を複写機本体1に装着する。尚、図
示しないが、シート後処理装置41の複写機本体1への
離脱状態あるいは装着状態を検知する検知手段が設けら
れている。
【0073】そして、上記の紙詰まり処理が終了し、上
記紙詰まり検知センサ115がOFFされれば(S8
4)、この検知信号に基づいて制御装置106は、ステ
ープルモードか否かが判断される(S85)。このと
き、ステープルモードでないと判断されれば、S81に
移行しコピー動作が続行される。
【0074】また、S85でステープルモードであると
判断されれば、制御装置106により幅寄せ板駆動モー
タ55が始動する(S86)。このとき、上記幅寄せ板
駆動モータ55により幅寄せ板52が所定時間往復移動
することによって、ステープル用プレート43上に載置
されているシートS束をシート幅方向に整合し、所定時
間が経過した後(S87)、制御装置106により幅寄
せ板駆動モータ55が停止する(S88)。そして、S
81に移行してコピー動作が続行される。
【0075】ところで、ステープルシングルモードある
いはステープルマルチモードの時に、シート後処理装置
41を複写機本体1から引き出して紙詰まり等の処理す
る場合、シート後処理装置41の複写機本体1への着脱
動作の間に、ステープル用プレート43上に積載された
未処理のシートS束が、振動等により積載ズレ等が生じ
る虞れがあり、このような場合、従来においてはそのま
まステープル処理を行っていたため、シートS束がズレ
た状態で製本化されていた。そして、このようにズレた
状態の製本化を防止するために、上記のようにシート後
処理装置を着脱した後、使用者等によってシートを整合
する必要があり、コピー動作における作業効率を低下さ
せていた。
【0076】ところが、本シート後処理装置41では、
紙詰まり処理が終了して、シート後処理装置41が再び
複写機本体1に装着された後、制御装置106により幅
寄せ板駆動モータ55が始動され、所定時間幅寄せ板5
2がシート幅方向に往復移動するようになっているの
で、その間に、ステープル用プレート43上に積載され
たシートS束のシート幅方向への整合が行われる。これ
によって、シートS束が整合された状態で製本化され
る。
【0077】したがって、シート後処理装置41の複写
機本体1への着動作の後でも、上記のように整合された
状態でステープル処理を行うことができるので、シート
Sの後処理における作業効率を向上させることができ、
ひいてはコピー動作全体における作業効率を向上させる
ことができる。
【0078】尚、上記の紙詰まり処理の制御動作につい
て図14に示すフローチャートのS86において、制御
装置106により幅寄せ板52の駆動に加えて、例え
ば、パドラ48のC方向への駆動、排出ローラ75のG
2 方向への駆動を行うようにすれば、ステープル用プレ
ート43上のシートS束のシート幅方向の整合のみなら
ず、シート排出方向の整合を行うこともできる。これに
よって、ステープル用プレート43上のシートSの整合
を確実に行うことができるので、さらに、コピー動作に
おける作業効率を向上させることができる。
【0079】〔実施例2〕本発明の他の実施例につい
て、図15〜図17に基づいて説明すれば、以下の通り
である。尚、説明の便宜上、前記の実施例の図面に示し
た部材と同一の機能を有する部材には、同一の部材番号
を付記し、その説明を省略する。
【0080】図15に示すように、本実施例のシート後
処理装置116は、シートは排出口114として、オフ
セットモード用排出口114aとステープルモード用排
出口114bとが別々に設けられたものとなっている。
これにともなって、オフセットモードにおけるシート搬
送路として、前記の実施例1に示したシート後処理装置
41のオフセットガイド77の代わりに、バイパス42
cのシート搬送方向下流側に、上記のオフセット排出口
114aまで延びるオフセット用搬送路117が設けら
れている。
【0081】即ち、オフセットモード時には、複写機本
体1から搬出されたシートSは、搬入口42aから搬入
し、そして、デフレクタ47の回動によりバイパス42
c側を通過し、さらに搬送ローラ46・46によりオフ
セット用搬送路117を通過して排出ローラ118・1
18によってオフセットモード用排出口114aから排
出トレイ44上に排出される。
【0082】一方、ステープルモードの時には、複写機
本体1から搬出されたシートSは、搬入口42aから搬
入し、そして、デフレクタ47の回動によりメインパス
42b側を通過し、さらに搬送ローラ45・45により
ステープル用プレート43上に搬出される。そして、所
定枚数のシートSがステープル用プレート43上に積載
された後、ステープラ59によりステープル処理が施さ
れて、製本シートSとして押出し装置60によりステー
プル用排出口114bから排出トレイ44上に排出され
る。
【0083】尚、上記ステープルモード時には、ステー
プル用プレート43上に積載されたシートSは、幅寄せ
装置50によりシート幅方向への整合が行われた後、ス
テープラ59により製本化される。
【0084】尚、上記の幅寄せ装置50は、図16に示
すように、幅寄せ板52をシートSの幅方向の基準位置
を決める位置決め板51方向に移動させることによりス
テープル用プレート43上のシートSの幅方向への整合
を行うようになっている。また、上記の幅寄せ板52
は、図17に示すように、制御装置120に接続された
幅寄せ板駆動モータ55により駆動されており、ステー
プル用プレート43上を移動し、所定のシート幅に応じ
て設けられたシート幅検知センサ121をONすること
により、所定のシート幅に応じた位置で停止するように
駆動制御されている。
【0085】また、上記のシート後処理装置116は、
複写機本体1に着脱自在に設けられている。これによっ
て、前記実施例1の場合と同様に、複写機本体1とシー
ト後処理装置116との間の紙詰まり、即ち、シート後
処理装置の後処理搬送路42近傍にシートSが詰まった
場合、シート後処理装置116を複写機本体1から引き
出すことで容易に紙詰まり処理を行えるようになってい
る。
【0086】また、上記の制御装置120は、ステープ
ルシングルあるいはステープルマルチモード時に、紙詰
まり検知センサ115により紙詰まりが検知されると、
その検知信号に基づいて、上記幅寄せ板52によりステ
ープル用プレート43上に積載されているシートS束を
幅方向に整合した状態で固定するように幅寄せ板駆動モ
ータ55を制御するようになっている。これによって、
シート後処理装置116の複写機本体1からの着脱時に
生じる振動等による、ステープル用プレート43上の未
処理のシートS束の積載ズレを防止するようになってい
る。
【0087】また、上記幅寄せ装置50の幅寄せ板駆動
モータ55として、ステッピングモータを使用してい
る。これにより、例えばステープル用プレート43上に
積載されたシートSに幅寄せ板52がシート幅検知セン
サ121をONするまでの、幅寄せ板52の移動量をモ
ータのステップ数として制御装置120内の記憶装置に
記憶させることができる。したがって、例えば、シート
後処理装置116の複写機本体1からの着脱時に、幅寄
せ板52をステープル用プレート43上に積載された未
処理のシートS束の固定位置から退避位置に移動させる
場合、記憶装置に記憶されたステップ数を再現すること
で的確に退避位置に移動させることが可能となる。
【0088】上記の構成において、本シート後処理装置
116における制御装置120の制御動作に基づく動作
は、前記実施例1の時と同様に、オフセットモード時に
は図7、ステープルシングルモード時には図8、ステー
プルマルチモード時には図9ないし図13の各フローチ
ャートに示すものとなる。
【0089】但し、ステープルシングルモードおよびス
テープルマルチモードにおけるシート後処理装置116
と複写機本体1との間での紙詰まり処理の制御装置12
0に基づく制御動作について、図18に示すフローチャ
ートを用いて以下に説明する。
【0090】先ず、制御装置120は、コピー動作が行
われている(S91)途中、シート後処理装置116と
複写機本体1との間に設けられた紙詰まり検知センサ1
15がONされれば(S92)、この検知信号に基づい
て幅寄せ板駆動モータ55を始動させ(S93)、幅寄
せ板52を位置決め板51側に移動させる。そして、幅
寄せ板52によりシート幅センサ121がONされれば
(S94)、検知信号に基づいて上記の幅寄せ駆動モー
タ55を停止させる(S95)。このとき、上記幅寄せ
板駆動モータ55のステップ数(A)を記憶する(S9
6)。
【0091】これによって、ステープル用プレート43
上の未処理のシートS束が整合状態で固定される。
【0092】次いで、紙詰まり処理を行う為に、シート
後処理装置116を複写機本体1から取り外して、所定
の紙詰まり処理を行う。そして、紙詰まり処理が終了す
れば、取り外されたシート後処理装置116を複写機本
体1に装着する。
【0093】次に、制御装置120は、紙詰まり処理が
終了して紙詰まり検知センサ115がOFFされれば
(S97)、この検知信号に基づいて、幅寄せ板駆動モ
ータ55を始動させる(S98)。このときの幅寄せ板
駆動モータ55は、その回転方向をS93の場合と逆に
することで、幅寄せ板52を位置決め板51から遠ざか
る方向に移動させる。そして、幅寄せ板駆動モータ55
のステップ数がAに達すれば(S99)、幅寄せ板駆動
モータ55を停止させる(S100)。そして、S91
に移行し、コピー動作が続行される。
【0094】ところで、従来、ステープルモードにおい
て、シート後処理装置を複写機本体から着脱して紙詰ま
り等の処理を行う場合、シート後処理装置の振動等によ
り、ステープル用プレート上に積載されたシートS束の
整合状態が崩れる虞れがある。これによって、シート後
処理装置の複写機本体への着脱動作の後、そのままステ
ープル処理を行えば、整合状態の崩れた、即ち積載ズレ
の生じたシートS束をそのままステープルする虞れがあ
った。このような場合、ステープル用プレート上のシー
トの対して整合動作を行った後、ステープル処理をもう
一度行わなければならず、シート後処理装置における作
業効率を低下させている。また、シート後処理装置の複
写機本体への着脱時における振動により、ステープル用
プレートからシートSが落ちる場合もある。このような
場合、シート後処理装置の複写機本体への着脱動作後、
原稿を再セットし、複写枚数等の再設定等を行う必要が
あり、これによっても、シート後処理装置における作業
効率、ひいてはコピー動作全体の作業効率を低下させて
いる。
【0095】ところが、本シート後処理装置116によ
れば、ステープルモード時において、上記のようにシー
ト後処理装置116を複写機本体1から着脱して紙詰ま
りの処理を行う場合、ステープル用プレート43上に積
載された未処理のシートS束を幅寄せ装置50によりス
テープル用プレート43上に整合状態で固定しているの
で、シートS束の積載状態がずれることなく、シート後
処理装置116を複写機本体1に装着することができ
る。これによって、紙詰まり前の状態と同じ状態で引き
続きコピー動作を続行することができるので、原稿を再
セットし、複写枚数等の再設定等を行う必要がなくな
り、シートの後処理における作業効率、ひいてはコピー
動作の作業効率を向上させることができる。
【0096】また、シート後処理装置116では、既存
の装置、即ち幅寄せ装置50を用いて、シートS束をス
テープル用プレート43上に整合状態で固定するように
なっているので、装置の製造に係る費用を低減させるこ
とができる。
【0097】〔実施例3〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図19ないし図23に基づいて説明すれば、以下
の通りである。尚、説明の便宜上、前記各実施例1、2
において使用される部材と同一の機能を有する部材に
は、同一の記号を付記し、その説明を省略する。
【0098】図19に示すように、本シート後処理装置
131は、複写機本体1から搬入されるシートを受ける
受け台としてのステープル用プレート143、このステ
ープル用プレート143上のシートSを排出トレイ44
上に排出する排出手段としての押出し装置160等を有
するシート排出部132と、複写機本体1側に設けら
れ、複写機本体1から搬入されるシートSを搬送する後
処理搬送路42、上記ステープル用プレート143上に
載置されたシートSに対して所定の処理を行う処理手段
としてのステープラ159等を有するシート処理部13
3とを備えている。
【0099】上記のシート排出部132は、複写機本体
1に対してアキュライド等のスライド部材によりスライ
ド自在に設けられている。これによって、前記実施例1
の場合と同様に、複写機本体1とシート後処理装置13
1との間の紙詰まり、即ち、シート後処理装置131の
後処理搬送路42近傍にシートSが詰まった場合、シー
ト後処理装置131を複写機本体1から引き出すことで
容易に紙詰まり処理を行えるようになっている。
【0100】上記のシート排出部132には、前記実施
例2と同様に、シートは排出口114として、オフセッ
トモード用排出口114aとステープルモード用排出口
114bとが別々に設けられている。これにともなっ
て、オフセットモードにおけるシート搬送路として、前
記の実施例1に示したシート後処理装置41のオフセッ
トガイド77の代わりに、バイパス42cのシート搬送
方向下流側に、上記のオフセット排出口114aまで延
びるオフセット用搬送路117が設けられている。
【0101】また、上記のオフセット用搬送路117の
下側には、ステープル処理を行う為にシートSを載置す
るステープル用プレート143が設けられている。この
ステープル用プレート143には、図20に示すよう
に、上記幅寄せ装置150の幅寄せ板152および位置
決め板151それぞれの支持部材が嵌挿し得る穿孔11
8a、118bがシートの幅方向に延びるように形成さ
れている。これにより、幅寄せ板152および位置決め
板151のシート幅方向への移動を規制するようになっ
ている。尚、上記の穿孔118a、118bの幅方向の
長さは、ステープル用プレート143上に載置されたシ
ートSがステープラ159の処理位置、即ちステープル
位置から遠ざかる位置に移動し得るものであれば良く、
特に限定するものではない。
【0102】また、上記の位置決め板151は、シート
排出部132が複写機本体1に接続されているときに
は、図中A点で示す位置、即ちステープル用プレート1
43上のシートSのシート幅方向への整合を適切に行え
る位置で固定されている。一方、シート排出部132が
シート処理部133から遠ざかるようにスライド移動す
るときには、図中B点で示す位置、即ちステープル用プ
レート143上のシートSがステープラ159から遠ざ
かる位置、即ち当接しない位置まで移動するようになっ
ている。
【0103】尚、上記の位置決め板151がB点まで移
動するとき、上記の幅寄せ板152は、予め、位置決め
板151から遠ざかる方向に移動し、その後、移動する
位置決め板151により移動されるシートSに当接しな
い位置まで移動するようになっている。これによって、
ステープル用プレート143上に積載されている未処理
のシートS束が、実戦位置から破線位置まで、即ち、シ
ートS束のステープル処理位置である隅部がステープラ
159から遠ざかる位置、即ち当接しない位置まで適切
に移動するようになっている。
【0104】また、上記の幅寄せ板152および位置決
め板151は、図21に示すように、制御装置140に
接続された幅寄せ板駆動モータ155および位置決め板
駆動モータ156により駆動されている。
【0105】上記の構成において、本シート後処理装置
131における制御装置140の制御動作に基づく動作
は、前記実施例1の時と同様に、オフセットモード時に
は図7、ステープルシングルモード時には図8、ステー
プルマルチモード時には図9ないし図13の各フローチ
ャートに示すものとなる。
【0106】但し、各モードの紙詰まりの処理における
制御装置140の制御動作は、図22および図23に示
すフローチャートを用いて以下に説明する。尚、説明の
便宜上、ステープルシングルモードとステープルマルチ
モードを総称してステープルモードとする。
【0107】先ず、コピースタートボタンがONされれ
ば(S101)、コピー動作が開始される(S10
2)。ここで、シート後処理装置131と複写機本体1
との間に設けられた紙詰まり検知センサ115がONさ
れれば(S103)、図23に示すS106に移行して
所定の紙詰まりの処理が行われる。また、上記のシート
後処理装置131と複写機本体1との間で紙詰まりが検
知されなければ、所定のコピーが完了したか否かが判断
され(S104)、ここで、コピーが完了していなけれ
ばそのままコピー動作を続行し、コピーが完了していれ
ば、コピー動作を終了し(S105)、次のコピー動作
の待機状態となる。
【0108】次いで、S103で紙詰まりが検知された
場合、図23に示すように、制御装置140は、上記の
検知信号に基づいて複写機を停止させ(S106)、ス
テープルモードか否かを判断する(S107)。ここ
で、ステープルモードであれば、幅寄せ装置150の逆
動作を行う。
【0109】上記の幅寄せ装置150の逆動作とは、図
20に示すように、幅寄せ板152をシートSの整合方
向とは逆向きに移動させるとともに、位置決め板151
をB点まで移動させて、ステープル用プレート143上
に未処理の状態で積載されたシートS束をステープル位
置からずれた位置、即ち、シートS束の隅部がステープ
ラ159から遠ざかる位置に移動させるものである。
【0110】そして、上記の幅寄せ装置150の逆動作
が終了した時点で、操作者によりシート後処理装置13
1のシート排出部132がシート処理部133から離脱
され(S109)、所定の紙詰まり処理が行われる(S
110)。その後、紙詰まりが解消され、紙詰まり検知
センサがOFFされ(S111)、上記シート排出部1
32のシート処理部133への装着が検知されれば(S
112)、制御装置140は、これらの検知信号に基づ
いて上記幅寄せ装置150の正動作を行う(S11
3)。
【0111】上記の幅寄せ装置150の正動作とは、図
20に示すように、幅寄せ板152を位置決め板151
側に移動させるとともに、位置決め板151をA点まで
移動させて、ステープル用プレート143上に未処理の
状態で積載されたシートS束をステープル処理位置、即
ち、シートS束の隅部がステープラ159に対向する位
置に移動させるものである。
【0112】そして、上記の幅寄せ装置150の正動作
が終了した後、S103に移行してコピー動作が続行さ
れる。
【0113】一方、制御装置140によりS107でス
テープルモードでないと判断されれば、操作者によって
そのまま所定の紙詰まり処理が行われる(S114)。
その後、紙詰まりが解消され、紙詰まり検知センサがO
FFされれば(S115)、S103に移行し、コピー
動作が続行される。
【0114】以上のように、シート後処理装置131を
備えた複写機では、ステープルモード時に紙詰まりが生
じた場合、シート後処理装置131のシート排出部13
2を複写機本体1から離脱させて紙詰まり処理行う場合
がある。この場合、幅寄せ装置150の位置決め板15
2の移動により、予めステープル用プレート上に積載さ
れた未処理のシートSをステープラ159から遠ざかる
位置に移動させているので、紙詰まり処理後、ステープ
ル用プレート143上に積載されたシートS束が、複写
機本体1に固定されたステープラ159に当接すること
なく上記のシート排出部132を複写機本体1に装着す
ることができる。
【0115】したがって、シート排出部132の着脱動
作時におけるステープラ159との当接によるシートS
の積載ズレがなくなり、シート排出部132の装着後
に、原稿の再セット、複写機の各種機能の再設定、コピ
ー枚数の再設定等の操作を行うことなく、そのままコピ
ー動作を続行することができるので、コピー動作におけ
る作業効率を向上させることができる。
【0116】〔実施例4〕本発明のさらに他の実施例に
ついて図24ないし図28に基づいて説明すれば、以下
の通りである。尚、説明の便宜上、前記各実施例の図面
に示した部材と同一の機能を有する部材には、同一の記
号を付記し、その説明を省略する。
【0117】図24に示すように、本シート後処理装置
171は、前記実施例1のシート後処理装置41のステ
ープラ59に代えて、ステープラ172を作用してい
る。このステープラ172は、複写機本体1側に固定し
て設けられている。また、このシート後処理装置171
には、複写機本体1から着脱自在なシート排出部として
のユニット部171aが設けられており、シート後処理
装置171と複写機本体1との間で紙詰まり等が生じた
場合にこのユニット部171aを複写機本体1から離脱
させることで、容易に紙詰まり等の処理を行えるように
なっている。
【0118】尚、上記のユニット部171aは、上記の
ステープラ172以外、前記実施例1の図1に示すシー
ト後処理装置41を構成している部材と同一の部材で構
成されている。
【0119】また、上記複写機本体1には、図25に示
すように、シート後処理装置171のユニット部171
aの複写機本体1からの着脱を検知するユニット部セン
サ173が設けられている。このユニット部センサ17
3は、検知信号を図26に示す制御装置180に出力す
るようになっている。尚、上記ユニット部センサ173
は、ユニット部171aが複写機本体1から離脱された
状態をON信号で出力し、ユニット部171aが複写機
本体1に装着された状態をOFF信号で出力するように
なっている。
【0120】また、上記制御装置180には、図26に
示すように、上記シート部センサ173、紙詰まり検知
センサ115が接続されており、この制御装置180
は、ステープルモード時に、シート後処理装置171と
複写機本体1との間に設けられた紙詰まり検知センサ1
15がONされれば、この検知信号に基づいて、排出ロ
ーラ駆動モータ76、押出し部材駆動モータ64を駆動
させて、ステープル用プレート43上に積載されたシー
トS束を排出方向に所定の距離だけ移動させるように制
御している。
【0121】つまり、上記の制御装置180は、例えば
上記の紙詰まり検知センサ115からの検知信号に基づ
いて、一定時間、押出し部材駆動モータ64および排出
ローラ駆動モータ76をシートが排出される方向に回転
するようになっている。これにより、ステープル用プレ
ート43に積載されているシートS束を排出方向に所定
距離分だけ移動させている。
【0122】即ち、排出ローラ駆動モータ76および押
出し部材駆動モータ64により排出ローラ75および押
出し部材61は、シートS束の後端部がステープラ17
2の処理位置、即ちステープル位置から遠ざかる位置ま
で移動される。
【0123】尚、上記の各モータの駆動時間は、ステー
プル用プレート43の大きさ、ステープラ172の大き
さ等により変わるので、それぞれの装置に応じた駆動時
間により駆動量を設定すれば良い。
【0124】上記の構成において、本シート後処理装置
171における制御装置180の制御動作に基づく動作
は、前記実施例1の時と同様に、オフセットモード時に
は図7、ステープルシングルモード時には図8、ステー
プルマルチモード時には図9ないし図13の各フローチ
ャートに示すものとなる。
【0125】但し、各モードの紙詰まりの処理における
制御動作は、図27および図28に示すフローチャート
を用いて説明する。尚、説明の便宜上、ステープルシン
グルモードとステープルマルチモードを総称してステー
プルモードとする。
【0126】先ず、コピースタートボタンがONされれ
ば(S121)、コピー動作が開始される(S12
2)。ここで、シート後処理装置171と複写機本体1
との間に設けられた紙詰まり検知センサ115がONさ
れれば(S123)、コピー動作を停止する(S12
6)。そして、制御装置180は、オフセットモードか
否かを判断し(S127)、ここで、オフセットモード
であれば、所定の紙詰まり処理が行われる(S12
8)。その後、紙詰まりセンサ115がOFFされれば
(S129)、S123に移行してコピー動作を続行す
る。
【0127】また、S123で紙詰まり検知センサ11
5がONされなれば、所定のコピーが完了したか否かが
判断され(S124)、完了でなければそのままコピー
動作を続行し、完了であればコピー動作を終了し(S1
25)、次のコピー動作の待機状態となる。
【0128】また、S127でオフセットモードでない
と判断されれば、図28に示すS130に移行し、排出
ローラ駆動モータ76および押出し部材駆動モータ64
を始動させる(S130)。そして、所定時間経過すれ
ば(S131)、上記の排出ローラ駆動モータ76およ
び押出し部材駆動モータ64を停止させる(S13
2)。
【0129】このときの、各駆動モータの駆動によりス
テープル用プレー43上に積載されたシートSは排出方
向に所定距離だけ移動した状態となっている。
【0130】次いで、操作者によりユニット部171a
が複写機本体1から取り外され、ユニット部センサ17
3がONされる(S133)。その後、所定の紙詰まり
処理が行われ、紙詰まりセンサ115がOFFされる
(S135)とともに、ユニット部171aが複写機本
体1に装着され、ユニット部センサ173がOFFされ
れば(S136)、再び、排出ローラ駆動モータ76お
よび押出し部材駆動モータ64を始動させる(S13
7)。そして、所定時間経過すれば(S138)、上記
の排出ローラ駆動モータ76および押出し部材駆動モー
タ64を停止させる(S139)。このときの、各駆動
モータの駆動によりステープル用プレー43上に積載さ
れたシートSはストッパ49側に搬送され、シート排出
方向に整合される。そして、S123に移行し、コピー
動作を続行する。
【0131】以上のように、シート後処理装置171を
備えた複写機では、ステープルモード時に紙詰まりが生
じた場合、シート後処理装置171のユニット部171
aを複写機本体1から離脱させて紙詰まり処理を行う場
合がある。この場合、紙詰まりが検知された時から、押
出し部材61および排出ローラ75の駆動により、ステ
ープル用プレート43上に積載された未処理のシートS
束を、ステープラ172から遠ざかる位置まで移動さ
せ、その位置で保持させている。これによって、紙詰ま
り処理が終了した後、ステープル用プレート43上に積
載されたシートS束の後端部がステープラ172に当接
することなく、ユニット部171aを複写機本体1に装
着させることができる。
【0132】したがって、ユニット部171aの着脱動
作時におけるステープラ172との当接によるシートS
の積載ズレがなくなり、ユニット部171aの装着後
に、原稿の再セット、複写機の各種機能の再設定、コピ
ー枚数の再設定等の操作を行うことなく、そのままコピ
ー動作を続行することができるので、コピー動作におけ
る作業効率を向上させることができる。
【0133】
【0134】
【0135】
【0136】
【0137】
【0138】
【0139】
【発明の効果】 請求項の発明のシート後処理装置は、
以上のように、本体装置からの搬入方向に直交するシー
ト幅方向の両側部にシート幅方向整合部材を有し、これ
らシート幅方向整合部材によりシート受け台上のシート
をシート幅方向の基準位置に整合する幅方向整合手段
と、シート後処理モードが設定されている時、シート後
処理装置の紙詰まり処理時に、上記シート幅整合部材に
よりシート受け台上のシートを幅方向に整合された状態
で固定するように上記幅方向整合手段を制御する制御手
段とが設けられている構成である。
【0140】これにより、シート後処理装置の着脱動作
の際、シート受け台上のシートがシート幅方向整合部材
により幅方向に整合された状態で保持されているので、
シート後処理装置の着脱後、原稿の再セット、複写枚数
の設定等の複写機の初期設定をすることなく、そのまま
コピー動作を続行することができる。
【0141】したがって、コピー動作における作業効率
を向上させることができるという効果を奏する。
【0142】また、請求項の発明のシート後処理装置
は、以上のように、本体装置の搬入方向に直交するシー
ト幅方向の両側部にシート幅方向整合部材を有し、これ
らシート幅方向整合部材によりシート受け台上のシート
をシート幅方向の処理位置に整合する幅方向整合手段
と、シート後処理モードが設定されている時、シート後
処理装置の紙詰まり処理時に、上記シート幅方向整合部
材により、シート受け台上のシートをシート受け台上の
処理手段の処理位置から幅方向の反対側に移動する一
方、シート排出部がシート処理部から離脱された状態か
ら装着された状態となる時に、シート受け台上の上記処
理位置に移動するように上記幅方向整合手段を制御する
制御手段が設けられている構成である。
【0143】これにより、シート受け台上のシートが処
理手段に当接することなくシート後処理装置のシート排
出部を本体装置に装着させることができる。
【0144】したがって、シート受け台上のシートの積
載ズレ、落下等がなくなるので、そのままの状態でコピ
ー動作を続行することができ、コピー動作における作業
効率を向上させることができるという効果を奏する。
【0145】さらに、請求項の発明のシート後処理装
置は、以上のように、排出手段の排出方向に整合するシ
ート排出方向整合部材を有し、このシート排出方向整合
部材によりシート受け台上のシートをシート排出方向の
基準位置に整合する排出方向整合手段と、シート後処理
モードが設定されている時、シート後処理装置の紙詰ま
り処理時に、上記排出手段によりシート受け台上のシー
トをシート受け台上の処理手段による処理位置から排出
方向に移動する一方、シート排出部が本体装置か離脱さ
れた状態から装着された状態となる時に、上記シート排
出方向整合部材によりシート受け台上のシートをシート
受け台上の上記処理位置に移動するように上記排出手段
と排出方向整合手段とを制御する制御手段とが設けられ
ている構成である。
【0146】これにより、シート後処理装置の着脱動作
の際に、シート受け台上のシートが処理手段に当接する
ことで、シートの積載ズレ、落下等がなくなるので、そ
のままの状態でコピー動作を続行することができ、コピ
ー動作における作業効率を向上させることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示すシート後処理装置の全
体構成図である。
【図2】図1に示すシート後処理装置が装着された複写
機の全体構成図である。
【図3】図1に示すシート後処理装置が備えているステ
ープル用プレート近傍の要部構成斜視図である。
【図4】図1に示すシート後処理装置の複写機本体から
の引き出し状態を示す概略斜視図である。
【図5】図1に示すシート後処理装置の各検出スイッチ
の配設位置を示す説明図である。
【図6】図1に示すシート後処理装置が備えている制御
装置のブロック図である。
【図7】図1に示すシート後処理装置におけるオフセッ
トモード時の動作を示すフローチャートである。
【図8】図1に示すシート後処理装置におけるステープ
ルシングルモード時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図9】図1に示すシート後処理装置におけるステープ
ルマルチモード時の動作を示すフローチャートである。
【図10】図1に示すシート後処理装置におけるステー
プルマルチモード時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図11】図1に示すシート後処理装置におけるステー
プルマルチモード時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図12】図1に示すシート後処理装置におけるステー
プルマルチモード時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図13】図1に示すシート後処理装置におけるステー
プルマルチモード時の動作を示すフローチャートであ
る。
【図14】図1に示すシート後処理装置における紙詰ま
り処理時の動作を示すフローチャートである。
【図15】本発明の他の実施例を示すシート後処理装置
の全体構成図である。
【図16】図15に示すシート後処理装置のシート排出
側からの概略斜視図である。
【図17】図15に示すシート後処理装置が備えている
制御装置のブロック図である。
【図18】図15に示すシート後処理装置における紙詰
まり処理時の動作を示すフローチャートである。
【図19】本発明のさらに他の実施例を示すシート後処
理装置の全体構成図である。
【図20】図19に示すシート後処理装置が備えている
ステープル用プレートの概略平面図である。
【図21】図19に示すシート後処理装置が備えている
制御装置のブロック図である。
【図22】図19に示すシート後処理装置における紙詰
まり処理時の動作を示すフローチャートである。
【図23】図19に示すシート後処理装置における紙詰
まり処理時の動作を示すフローチャートである。
【図24】本発明のさらに他の実施例を示すシート後処
理装置の概略構成図である。
【図25】図24に示すシート後処理装置を複写機本体
から引き出した状態を示す説明図である。
【図26】図24に示すシート後処理装置が備えている
制御装置のブロック図である。
【図27】図24に示すシート後処理装置における紙詰
まり処理時の動作を示すフローチャートである。
【図28】図24に示すシート後処理装置における紙詰
まり処理時の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 複写機本体(本体装置) 41 シート後処理装置 43 ステープル用プレート(シート受け台) 44 排出トレイ 48 パドラ(シート排出方向整合手段) 48a 羽根部(シート排出方向整合部材) 50 幅寄せ装置(幅方向整合手段) 51 位置決め板(シート幅方向整合部材) 52 幅寄せ板(シート幅方向整合部材) 59 ステープラ(処理手段) 60 押出し装置(排出手段) 106 制御装置(制御手段) 116 シート後処理装置 120 制御装置(制御手段) 131 シート後処理装置 132 シート排出部 133 シート処理部 140 制御装置(制御手段) 143 ステープル用プレート(シート受け台) 150 幅寄せ装置(幅方向整合手段) 151 位置決め板(シート幅方向整合部材) 152 幅寄せ板(シート幅方向整合部材) 159 ステープラ(処理手段) 160 押出し装置(排出手段) 171 シート後処理装置 172 ステープラ(処理手段) 180 制御装置(制御手段)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−283764(JP,A) 特開 平4−336291(JP,A) 実開 平2−55682(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 31/38 B65H 37/04 G03G 15/00 534

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体装置から搬入されるシートを受けるシ
    ート受け台と、シート後処理モードの設定時、このシー
    ト受け台上に積載されたシートに所定の処理を行う後処
    理手段とを備え、上記本体装置に対して着脱自在に設け
    られたシート後処理装置において、 本体装置からの搬入方向に直交するシート幅方向の両側
    部にシート幅方向整合部材を有し、これらシート幅方向
    整合部材によりシート受け台上のシートをシート幅方向
    の基準位置に整合する幅方向整合手段と、 シート後処理モードが設定されている時、シート後処理
    装置の紙詰まり処理時に、上記シート幅整合部材により
    シート受け台上のシートを幅方向に固定するように上記
    幅方向整合手段を制御する制御手段とが設けられている
    ことを特徴とするシート後処理装置。
  2. 【請求項2】本体装置から搬入されるシートを受けるシ
    ート受け台とを少なくとも備えたシート排出部と、本体
    装置側に設けられ、シート後処理モードの設定時、上記
    シート受け台上に積載されたシートに所定の処理を行う
    後処理手段を少なくとも備えたシート処理部とを有し、
    上記シート排出部とシート処理部とが着脱自在に設けら
    れたシート後処理装置において、 本体装置からの搬入方向に直交するシート幅方向の両側
    部にシート幅方向整合部材を有し、これらシート幅方向
    整合部材によりシート受け台上のシートをシート幅方向
    の処理位置に整合する幅方向整合手段と、 シート後処理モードが設定されている時、シート後処理
    装置の紙詰まり処理時に、上記シート幅方向整合部材に
    より、シート受け台上のシートが上記後処理手段による
    処理位置からシート受け台上の幅方向の反対側に移動す
    る一方、シート排出部がシート処理部から離脱された状
    態から装着された状態となる時に、シート受け台上の上
    記処理位置まで移動するように上記幅方向整合手段を制
    御する制御手段とが設けられていることを特徴とするシ
    ート後処理装置。
  3. 【請求項3】本体装置から搬入されるシートを受けるシ
    ート受け台と処理済みのシートを排出トレイに排出する
    排出手段とを少なくとも備えたシート排出部と、本体装
    置側に設けられ、シート後処理モードの設定時、上記シ
    ート受け台上に積載されたシートに所定の処理を行う後
    処理手段とを有し、上記シート排出部が本体装置に対し
    て着脱自在に設けられたシート後処理装置において、 上記排出手段による排出方向に整合するシート排出方向
    整合部材を有し、このシート排出方向整合部材によりシ
    ート受け台上のシートをシート排出方向の基準位置に整
    合する排出方向整合手段と、 シート後処理モードが設定されている時、シート後処理
    装置の紙詰まり処理時に、上記排出手段によりシート受
    け台上のシートがシート受け台上の後処理手段による処
    理位置から排出方向に移動する一方、シート排出部が本
    体装置から離脱された状態から装着された状態となる時
    に、上記シート排出方向整合部材によりシート受け台上
    のシートがシート受け台上の上記処理位置まで移動する
    ように上記排出手段と排出方向整合手段とを制御する制
    御手段とが設けられていることを特徴とするシート後処
    理装置。
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