JP2004269250A - シート排出装置と該装置を備えたシート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

シート排出装置と該装置を備えたシート処理装置及び画像形成装置 Download PDF

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及川  敦輝
Yutaka Suzuki
裕 鈴木
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祐一 今野
Atsushi Takada
篤 高田
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Abstract

【課題】除電効果を長期間保つことができるようにする。
【解決手段】シート排出装置151は、シートを排出する揺動ローラ対127の下流側に、シート排出方向に沿って、かつシートの排出方向の上流側から下流側に向けて配設された除電針154を備えている。シート排出装置151は、除電針154が、シートの排出方向の上流側から下流側に向いているため、シートとの対向面積が従来よりも広くなり、シートの静電気を確実に除去することができる。特に、モノクロシートより静電気を帯びているカラー画像が形成されるカラーシートであっても、カラーシートの静電気を確実に除去することができる。
【選択図】 図31

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートを排出するシート排出手段と、このシート排出手段をシート排出部分に備えたシート処理装置及び画像形成装置とに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子写真複写機やレーザビームプリンタなどの画像形成装置のオプションとして、画像形成済みのシートを仕分けるソータなどのシート処理装置が開発されている。そして、この種のシート処理装置は、シートに対して、ソート処理、綴じ処理、整合処理等の少なくとも1つの処理を施すようになっている。
【0003】
針綴じするステイプラを備えたシート処理装置においては、シート処理装置本体内に搬送されたシートを、本体内部に形成された搬送路を通過させて後処理用トレイに積載した後に綴じ動作を行うようになっている。
【0004】
シート束を綴じるシート処理装置は、後処理用のトレイにシートを束状に積載して、綴じ手段であるステイプラを移動させて1箇所綴じ、又は複数箇所綴じ(通常は2箇所綴じ)を行うようになっている。綴じ動作を行っている間は、次のジョブのシートを後処理用トレイに積載することができない。このため、綴じ動作が行われるジョブ単位間のシート同士の間隔をあける必要がある。
【0005】
しかし、シート同士の間隔をあけると、生産性(プロダクティビティ)が低下する。すなわち、単位時間当たりのシート処理枚数が少なくなる。このような生産性の低下を防止するシート処理装置として、図32に示すシート処理装置がある(例えば、特許文献1参照)。
【0006】
図32に示す、従来のシート処理装置10は、シートを後処理トレイ11に搬送する途中の搬送通路12に、シートを、回転するバッファローラ13に巻きつけて、後処理トレイ11への搬送を待機させるバッファローラパス14を有している。また、図32に示すシート処理装置10は、後処理トレイ11に重ねて積載されたシートに処理を施すとき、そのシートの端部をストッパで揃えた後、ステイプラ等に処理を施すようになっている。このため、図32に示すシート処理装置10は、バッファローラパス14、或いはストレートパス20を通過して後処理トレイ11に積載されたシートを、軸21を中心に回転するブラケット22に設けてある上ローラ18aと下ローラ18bとで挟み、そのローラの回転によってストッパに当接させていた。処理を施されたシートは、上ローラ18aと下ローラ18bとの逆転によって、スタックトレイ23に排出されて積載される。
【0007】
このように、従来のシート排出装置は、シートにステイプラ等で処理を施す場合は、図32において、一旦右に搬送した後、左に搬送して排出するという、往復搬送するようになっている。
【0008】
このような構成により、従来のシート処理装置10は、画像形成装置15の装置本体16内のシート排出ローラ対17から搬送されてくるシートをバッファローラパス14内に蓄えておき、先行のシート束が後処理トレイ11上で例えば綴じ動作を終了して、後処理トレイ11から揺動ローラ対18の上ローラ18aが下ローラ18bとでシートを挟んで回転排出した後に、バッファローラ13に蓄えていたシート束を後処理トレイ11に搬送することによって、綴じ動作中におけるシート同士の搬送間隔を広げることなく、生産性の低下を防いでいる。
【0009】
ところで、シート排出装置19である揺動ローラ対18によってスタックトレイ23に排出されたシート同士は、静電気によって密着して、ユーザが分離しにくい場合がある。又、排出されたシートが静電気によってカールした状態で積載された場合、次のシートに押し出されてしまう為スタックトレイ23から落下してしまう場合もある。
【0010】
そこで、上記シート処理装置10には、揺動ローラ対18の上ローラ18aを保持しているブラケット22に除電片24を設けてある。この除電片24は、ブラケット22が軸21を中心にして反時計方向に回転して、上ローラ18aと下ローラ18bとでシートを挟んだとき、そのシートに接触して、シートに帯電している静電気をアースするようになっている。
【0011】
【特許文献1】
特開平9−48545号公報(図1、図2)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記シート処理装置10に設けてある従来のシート排出装置の除電片24は、一般に可撓性を備えた厚みの薄い金属板、或いは可撓性を備えたプリント基板のような弾性片に金属箔を貼り付けたものが多い。
【0013】
このため、除電片は、先端がシートに接触するため、接触面積が少なく、確実に静電気を取り除くことができなかった。そこで、接触面積を増やすか、或いは接触圧を増やすかして、静電気を確実に取り除くようにすると、除電片がシートに傷を付けるおそれがある。
【0014】
したがって、従来の除電片は、シートに傷を付けないで、かつ確実に静電気を除去するため、接触面積や接触圧の調整が困難であった。
【0015】
さらに、シート排出装置が上記のようなシート処理装置に設けられていると、前述したシートの往復移動によって、シートが排出されるたびに、除電片が往復方向に撓み、除電片が変形したり、弾性を失ったりして、シートに確実に接触することができなくなり、除電効果を少なくなるおそれがある。
【0016】
本発明は、除電効果を長期間保つことのできるシート排出装置を提供することを目的としている。
【0017】
本発明は、除電効果を長期間保つことのできるシート排出装置を備えて、シート積載部でのシートの積載性を向上させ、ユーザにシートを取り扱いやすくしたシート処理装置を提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のシート処理装置は、シートを排出するシート排出手段の下流側に、前記シート排出方向に沿って、かつ前記シートの排出方向の上流側から下流側に先端を向けて配設された除電片を備えている。
【0019】
本発明のシート処理装置は,前記除電片は、前記シート排出手段によって排出されたシートが積載される昇降可能なシート積載手段に積載された前記シートの端部に接触可能である。
【0020】
本発明のシート処理装置における,前記除電片は、前記シート排出手段によって排出されているシートから離れた位置に配設されている。
【0021】
上記目的を達成するため、本発明のシート処理装置は、シートに処理を施すシート処理手段と、前記シート処理手段によって処理されたシートを排出するシート排出装置と、を備え、前記シート排出装置は、上記シート排出装置である。
【0022】
上記目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを排出するシート排出装置と、を備え、前記シート排出装置は、上記シート排出装置である。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態のシート排出装置と、このシート排出装置を備えたシート処理装置と、このシート処理装置を有する画像形成装置の一例である複写機とを図に基づいて説明する。なお、画像形成装置には、複写機、ファクシミリ、プリンタ、及びこれらの複合機等があり、シート処理装置が装備される画像形成装置は、複写機に限定されるものではない。
【0024】
また、シート排出装置は、シート処理装置のシート排出部のみに設けられるものではなく、シート処理装置を装備していない画像形成装置のシート排出部に設けられるようになっている。
【0025】
なお、本実施の形態に記載されている構成部品の寸法、数値、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。
【0026】
本実施の形態の説明では、シート処理装置が独立の装置として、画像形成装置の装置本体に対して着脱自在に構成された、オプション的な装置である場合を例に説明する。ただし、シート処理装置は、画像形成装置に一体的に備えられる場合にも適用されることは言うまでもないが、以下に説明するシート処理装置の場合と、機能的に異なることは特にないので、その説明は省略する。
【0027】
図1は、複写機にシート処理装置が装着された状態を示す模式的断面図である。なお、シート処理装置は、具体的には、例えばフィニッシャである。
【0028】
(画像形成装置)
複写機100は、装置本体101とシート処理装置119とで構成されている。装置本体101の上部には、原稿給送装置102を装備してある。原稿Dは、ユーザによって原稿載置部103に載置されて給送部104により1枚ずつ順次分離してレジストローラ対105に供給される。続いて、原稿Dは、レジストローラ対105によって一旦停止され、ループを形成させられて斜行が矯正される。その後、原稿Dは、導入パス106を通り、読取位置108を通過することで、原稿表面に形成されている画像を読み取られる。読取位置108を通過した原稿Dは、排出パス107を通過して、排出トレイ109上に排出される。
【0029】
また、原稿の表裏両面を読み取る場合には、まず、上記のようにして原稿Dが読取位置108を通過することで原稿の一方の面の画像が読み取られる。その後、原稿Dは、排出パス107を通り、反転ローラ対110によってスイッチバック搬送されて、表裏反転した状態で、再度レジストローラ対105に送られる。
【0030】
そして、原稿Dは、一方の面の画像を読み取ったときと同様にして、レジストローラ対105で斜行が矯正されて、導入パス106を通って、読取位置108で他方の面の画像が読み取られる。そして、原稿Dは、排出パス107を通り、排出トレイ109へ排出される。
【0031】
一方、読取位置108を通過する原稿の画像には、照明系111の光を照射される。原稿から反射した反射光は、ミラー112によって、光学素子113(CCDあるいは他の素子)に導かれて、画像データとして得られる。そして、この画像データに基づいたレーザ光を、画像形成手段である例えば感光体ドラム114に照射して潜像を形成する。なお、図示はしないが、上記ミラー112によって、反射光を直接感光体ドラム114に照射して潜像を形成するように構成することもできる。
【0032】
感光体ドラム114に、形成された潜像は、さらに、図示しないトナー供給装置から供給されたトナーによってトナー像が形成される。カセット115には、紙あるいは、プラスチックフィルム等のシートである記録媒体が積載されている。シートは、記録信号に応じてカセット115から送り出されて、レジストローラ対150によって感光体ドラム114と転写器116との間へのタイミングをはかられてその間に進入する。そして、転写器116によって、感光体ドラム114上のトナー像がシートシートに転写される。トナー像が転写されたシートは定着器117を通過する間に定着器117の加熱加圧によって、トナー像を定着される。
【0033】
記録媒体の両面に画像を形成する場合、定着装置117によって片面に画像が定着されたシートは、定着装置117の下流側に設けた両面パス118を通って、再度、感光体ドラム114と転写器116との間に送り込まれて、裏面にも、トナー像が転写される。そして、定着装置117でトナー像が定着されて外部(フィニッシャ119側)に排出される。
【0034】
図2は、複写機全体の制御ブロック図である。複写機100全体は、CPU201によって制御されるようになっている。CPU201内には、各部のシーケンス、すなわち制御手順を記憶してあるROM202と、必要に応じて一時的に種々の情報が記憶されるRAM203が設けられている。原稿給送装置制御部204は、原稿給送装置102の原稿送り動作を制御するようになっている。イメージリーダ制御部205は、照明系111等を制御して、原稿の読み取りを制御するようになっている。画像信号制御206は、イメージリーダ制御部205の読み取り情報、或いは、外部のコンピュータ207から送られてくる画像情報を外部I/F208を介して受信し、その情報を処理して、プリンタ制御部209に処理信号を送るようになっている。プリンタ制御部209は、画像信号制御部206からの画像処理信号に基づいて感光ドラム114等を制御して、シートに画像が形成できるようにする。
【0035】
操作部210は、複写機をユーザが使用するときのシートサイズ情報や、シートに対してどのような処理を施すか、例えばステイプル処理をする情報等を入力できるようになっているとともに、複写機の装置本体101やシート後処理装置であるフィニッシャ119の動作状態等の情報を表示できるようになっている。フィニッシャ制御部211は、シート後処理装置であるフィニッシャ119内の動作を制御するようになっている。FAX制御部212は、複写機をファックスとして使用できるように、複写機を制御するようになっており、他のファックスと信号の授受を行えるようにしている。
【0036】
(シート処理装置)
図3は、シート処理装置の縦断面図である。図4は、各駆動系を示した縦断面図である。図2は、シート処理装置の制御ブロック図である。図9は、シート処理装置の動作を説明するための、フローチャートである。図10乃至図12は、経過時間に対する、後端アシスト134の移動速度と揺動ローラ対127のシート搬送速度との関係を示す図である。図10は、後端アシスト134と揺動ローラ対127とでシート束を送り出す、単独束出しシーケンスの図である。図11は、後端アシスト134と揺動ローラ対127との始動速度が異なる場合の束出し制御の図である。図12は、後端アシスト、揺動ローラ対、第1搬送ローラ対でシート束とバッファユニット140に溜めたバッファシートとを同時に搬送する、同時束出しシーケンスの図である。
【0037】
シート処理装置119は、シート束を製本化する機能を備えており、シート束の縁の近くを綴じるステイプラユニット132と、シート束の中央を綴じるステイプラ138と、このステイプラ138によって綴じられたシート束の綴じ位置の部分を折り曲げてシート束を冊子状にする折りユニット139等を備えている。
【0038】
シート処理装置119は、ステイプラ132の作動時に、シートを真っ直ぐな状態で複数枚重ねて溜める(バッファする)バッファユニット140を備えている。
【0039】
このバッファユニット140は、シートを真っ直ぐな状態で複数枚重ねて溜めるようになっているので、従来の、例えばバッファローラを有している機構と異なって、扁平にすることができて、シート処理装置を小形化、軽量化することができる。さらに、シートを真っ直ぐな状態で溜めることができるので、バッファローラの場合と異なって、シートを丸めることがないので、シートを取り扱いやすく、その分、シート処理装置としてのシートの処理時間を短縮することができる。
【0040】
シート処理装置119は、図2、図8に示してある、フィニッシャ制御部211によって制御されるようになっている。フィニッシャ制御部211のCPU221内には、複写機の装置本体のCPU回路200からの指示に基づいて動作するシート処理装置119の制御順序(シーケンス)等を記憶してあるROM222と、シート処理装置119を制御するのにその都度必要な情報が記憶されるRAM223等を設けてある。また、フィニッシャ制御部211には、後述する紙面検知レバー133の動作に基づいて作動する紙面検知センサ224を接続してある。CPU221は、紙面検知センサ224のシート検知信号に基づいて、スタックトレイ128を昇降制御するようになっている。フィニッシャ制御部211は、入口ローラ対121、バッファローラ124、および第1排紙ローラ対を回転させる入口搬送モータM2と、揺動ローラ対127及び戻しローラ130を回転させる束出しモータM3と、束出しモータM3の回転を下ローラ127bに伝えたり、断ったりしたりする束下クラッチCL等を上記シーケンスに基づいて、作動制御するようになっている。
【0041】
なお、図2のCPU回路部201とフィニッシャ制御部211は、一体であってもよい。
【0042】
図4に示す、束下クラッチCLは、後述する下ローラ127bと戻しローラ130とが共通の束出しモータM3によって、回転するので、下ローラ127bと戻しローラ130とで、シート或いはシート束を搬送しているとき、スリップが生じたり、両方のローラにシート搬送速度差が生じたりしたとき、シート或いはシート束にしわを生じさせたり、破損したりするおそれがあるので、速度差を吸収するために設けてある。
【0043】
(シート束を綴じて排出する動作説明)
ユーザによって、複写機100の操作部210(図2参照)のシート綴じ処理表示か選択されると、CPU回路200は、装置本体の各部を制御して複写機を複写動作に移らせるとともに、フィニッシャ制御部211にシート綴じ処理信号を送る。
【0044】
なお、図13乃至図19に基づく動作説明は、操作部210にユーザによって入力された、シートサイズ情報に基づいてシートの長さが長いとCPU回路200が判断した場合(例えば、A3サイズのような場合)、或いは、シートの種類情報によって、シートが厚紙、薄紙、タブ紙、カラー紙等のように、通常のシートと異なる属性を備えた特殊シートである場合の説明である。すなわち、図13乃至図19に基づく動作説明は、シート束をスタックトレイ128に排出してから、処理トレイ129に後述するバッファシートを積載する動作を開始するようになっている場合の説明である。なお、シートの長さや、特殊シートであるか否かに関係なく、以下に説明する動作を行ってもよいことは勿論である。
【0045】
フィニッシャ制御部211は、シート綴じ処理信号に基づいて、入口搬送モータM2、束出しモータM3を始動させる。また、フィニッシャ制御部211は、バッファローラ離間プランジャSL1(図4参照)を作動させて、バッファローラ124を下搬送ガイド板123bから離し、さらに不図示のプランジャを作動させて、揺動ローラ対127の上ローラ127aを下ローラ127bから離してある。なお、入口搬送モータM2、束出しモータM3の始動停止は、シートの動きに合わせて逐一制御されるようになっていてもよい。
【0046】
複写機100(図1参照)の装置本体101の排出ローラ対120から送られてきた1枚目のシートは、図3、図4に示す受取ローラ対137の搬送とフラッパ122の案内とによって、入口ローラ対121に搬送される。受取ローラ対137は、上記排出ローラ対120を回転させる共通搬送モータM1によって回転するようになっている。
【0047】
図13(a)に示すように、入口ローラ対121は、入口搬送モータM2(図4参照)によって回転して、1枚目のシートP1を搬送する。シートP1は、上搬送ガイド板123aと下搬送ガイド板123bとからなるガイド123の案内によって第1排紙ローラ対126へ搬送される。
【0048】
シートP1は、図13(b)に示すように、第1排紙ローラ対126の回転によってさらに搬送されて、図14(a)に示すように、スタックトレイ128に放出される。シートP1は、図14(b)に示すように、スタックトレイ128と処理トレイ129とに跨って落下する。その後、図15(a)(b)に示すように、上ローラ127aが不図示のプランジャによって下降して、下ローラ127bとでシートを挟む。
【0049】
このとき、上ローラ127aと束出しモータM3(図4参照)によって、すでに矢印方向に回転している。さらに、処理トレイ129に接離自在な戻しローラ130も束出しモータM3(図4参照)によって、矢印方向に回転している。ところで、下ローラ127bは、1枚目は、束下クラッチCL(図4参照)の作動によって、駆動部が連結されているが、2枚目以降はオフして空転するようになっている。これは、1枚目のシートを処理トレイ129に積載した後に、2枚目以降のシートが積載されるとき、下ローラ127bが回転していると、下ローラ127bが1枚目のシートもストッパ131側に押し込んで、1枚目のシートに皺を生じさせるおそれがあるためである。
【0050】
図16(a)に示すように、揺動ローラ対127と戻しローラ130との回転によって、シートが右下がりの処理トレイ129上を矢印方向に滑り降りる。そのとき、後端アシスト134は、待機位置に待機している。そして、シートP1がストッパ131に当接する前に、上ローラ127aがシートP1から離れる。シートP1は、戻しローラ130によってストッパ131に突き当てられる。その後、シートの幅整合が1対の整合板144a、144b(図5参照)によって行われる。
【0051】
以下、後続のシートも同様にして、処理トレイ129に積載される。図17に示すように、処理トレイ129に所定枚数のシートが積載されると、図3、図4に示すステイプラユニット132によって、その束状のシートが綴じられる。なお、シート束には、ステイプラユニット132によって綴じ処理を施す代わりに、不図示のパンチユニットによって孔あけ処理を施してもよい。
【0052】
シート束が綴じられると、図18(a)に示すように、スタックトレイ128が、紙面検知レバー133によって検知される位置に移動して、排出されてくるシート束を受け取りやすい位置に待機している(105)。
【0053】
図18(a)に示すように、上ローラ127aが不図示のプランジャによって下降して、下ローラ127bとでシートを挟む(S101)。束下クラッチCLが作動して(S102)、約150msec経過後(S103)、整合板144がシート束から退避し(S104)、スタックトレイ128が、紙面検知レバー133によって検知される位置に移動して、排出されてくるシート束を受け取りやすい位置に待機している(S105)。
【0054】
図18(b)に示すように、上ローラ127aは下ローラ127bとでシート束Pを挟んで矢印方向に回転して、後端アシスト134は、シート束Pの後端を押して、シート束をスタックトレイ128に排出する。後端アシスト134は、図5乃至図7に示すように、後端アシストモータM4によって、正転、逆転するベルト142に設けられている。
【0055】
このとき、図10、図11に示すように、揺動ローラ対127と後端アシスト134の起動時(T1)及び起動速度(132mm/sec)が同じで、同じ加速終了速度(500mm/sec)に同じ時間(T2)に到達すれば、揺動ローラ対127と後端アシスト134は、シート束に引っ張り力や圧縮力を加えるようなことがなく、シート束を排出することができる(S106)。
【0056】
しかし、図11に示すように、後端アシスト134の起動速度が、後端アシストモータM4の回転力を後端アシスト134に伝達するベルト143,142等によって、揺動ローラ対127の起動速度より、仮に速い場合がある(仮に、300mm/secとする)。このような場合、揺動ローラ対127のシート搬送速度が300m/secになる時間T3まで、後端アシスト134は移動を開始しないで停止していて、揺動ローラ対127のシート搬送速度になると、移動を開始する。すなわち、後端アシスト134は、揺動ローラ対127が始動してから(T3−T1)=ΔT時間後に始動する(S107)。なお、揺動ローラ対127の方が、後端アシスト134より、起動速度が速い場合は、逆に、揺動ローラ対127の起動時をΔTだけ遅くする。もし、後端アシスト134の起動速度と、後端アシスト134の起動速度とが同じときには、ΔTは零である。
【0057】
このように、始動時にΔTの時間差を設けると、揺動ローラ対127と後端アシスト134とに起動速度の差が合っても、揺動ローラ対127と後端アシスト134は、シート束に引っ張り力や圧縮力を加えるようなことがなく、シート束を排出することができる。また、揺動ローラ対127によるローラの擦れ痕がシートに付いて、シート束の品質や、シート束の画像の品質を低下させるようなことがない。
【0058】
シート束は、揺動ローラ対127、後端アシスト134、及び戻しローラ130によって、スタックトレイ128の側に送り出しを開始される(S108)。後端アシスト134は、約15mm移動した時点(S109)で、元の位置(ホームポジション)に戻る(S110、図12における「HP出し制御」に相当する動作)。シート束は、図19に示すように、揺動ローラ対127によって、スタックトレイ128上に排出される。その後、揺動ローラ対127の上ローラ127aが下ローラ127bから離れた時点で、一連のシート束排出動作が終了する(S111,S112)。
【0059】
図18(b)において、シート束が排出され始めたとき、次のシート束の最初のシートが入口ローラ対121に送り込まれてきている。
【0060】
シート処理装置119は、後端アシスト134がシート束の後端を押してシート束を搬送するので、シート束の表面にローラを圧接回転させてシート束を排出する場合と異なって、シート束の表面に傷を付けることなく、確実に搬送することができる。
【0061】
(バッファ動作の説明)
以上の動作説明は、例えば、シート同士の搬送間隔が広く、次のシートが送り込まれてくる間にシート束に綴じ処理を施すことができる場合についての動作説明であるが、次に説明する動作説明は、シート同士の搬送間隔が狭く、シート束に処理を施しているときに、後続シートが送り込まれてくる場合、綴じ処理中だけ、その後続シートを溜めておく(バッファしておく)、バッファ動作についての説明である。
【0062】
シート処理装置119は、複写機100の装置本体101から送られてくるシートの間隔がシート綴じ処理時間より短いと装置本体101のCPU回路部200によって判断したときのフィニッシャ制御部211のバッファ動作指令に基づいて、バッファ動作を行う。この場合、バッファローラ124は、プランジャSL1(図4参照)によって、下降して下搬送ガイド板123bに接触している。
【0063】
図20において、処理トレイ129には、前述した動作に基づいてシート束が積載されているものとする。そのシート束には、ステイプラユニット132(図3、図4参照)によって綴じ処理が行われているものとする。
【0064】
図20(a)に示すように、処理トレイ129に積載されたシート束Pにステイプル処理が行われている間に、次のシート束の1枚目のシートP1が送り込まれてくると、そのシートP1は、入口ローラ対121によって、バッファローラ124に送り込まれる。バッファローラ124は、入口搬送モータM2(図4参照)によって回転してシートP1を下流へと搬送する。このとき、第1排紙ローラ対126の上第1排紙ローラ対126aは、第1排紙ローラ離間プランジャSL2(図4参照)によって、下第1排紙ローラ対126bから離れている。なお、第1排紙ローラ離間プランジャSL2は、図4において、バッファローラ離間プランジャSL1と重なって見えるため、図4には図示されていない。また、揺動ローラ対127の上ローラ127aも、不図示のプランジャによって、下ローラ127bから離れている。
【0065】
図20(b)に示すように、シートP1の後端が、スイッチバックポイントSPに到達すると、図21(a)に示すように、バッファローラ124の逆転によって、上流側へ戻される。これと、ほぼ同時に後端押さえ135が、下搬送ガイド板123bから離れて後端受け止め部136が開放される。スイッチバックポイントSPへの到達は、図4に示す入口ローラ対121の下流側近傍に配設した入口パスセンサS1がシートの先端(下流側端)によって作動してから、所定時間後、あるいは、バッファローラ124の回転数等によって検知することができるようになっている。
【0066】
シートの下流端が検知されてからの、シートP1の上流端側は、図21(a)に示すように、後端受け止め部136に受け止められる。その後、後端押さえ135は、図21(b)に示すように、元の位置に戻って、後端押さえ135に設けてある摩擦部材141によって、シートP1を下搬送ガイド板123bに押し付ける。
【0067】
その後、図22(a)に示すように、2枚目のシートP2が送り込まれてくる。2枚目のシートP2は、入口ローラ対121によって搬送される。このとき、シートP2は、後端押さえ135の上を通過する。その後、シートP2は、図22(b)に示すように、バッファローラ124によっても搬送される。
【0068】
このとき、1枚目のシートP1は、バッファローラ124によって、2枚目のシートP2とともに下搬送ガイド板123bに押し付けられて、搬送される2枚目のシートP2に追従して、下流側に移動しようとする。しかし、1枚目のシートP1は、後端押さえ135に設けてある摩擦部材141によって、下搬送ガイド板123bに押し付けられているので、移動するようなことがない。
【0069】
2枚目のシートP2も、1枚目のシートP1と同様に、後端がスイッチバックポイントSPに到達すると図23、図24に示すように上流側に戻される。そして、2枚目のシートP2は、後端押さえ135の摩擦部材141によって、1枚目のシートP1に重なって下搬送ガイド板123bに押し付けられる。
【0070】
その後、図25(a)に示すように、3枚目のシートP3が送られてきて、シートP3の後端が入口ローラ対121を通過すると、図25(b)に示すように、上第1排紙ローラ対126aが下第1排紙ローラ対126bとで、第1乃至第3のシートを挟み込む。このとき、3枚目のシートP3は、1枚目、2枚目のシートP1,P2よりも下流側に多少突出している。また、この頃、処理トレイ129上のシート束に対する綴じ処理が終了しているので、図26(a)に示すように、後端アシスト134が処理トレイ129に沿って移動して、シート束の後端を押し上げる。この結果、シート束Pの下流端Paは、3枚目のシートP3の下流端P3aよりも下流側に長さLだけ突出する。
【0071】
そして、図26(b)に示すように、上ローラ127aも下降して、下ローラ127bで、3枚のシートP1,P2,P3と、シート束Pとを挟み込む。これにともなって、後端押さえ135が2枚目のシートP2から離れて、1枚目のシートP1と、2枚目のシートP2とを解放する。
【0072】
その後、3枚のシートP1,P2,P3と、シート束Pは、揺動ローラ対127に挟まれて搬送される。そして、図27(a)(b)に示すように、シート束Pがスタックトレイ128に排出されると、1枚目のシートP1と2枚目のシートP2との後端が、第1排紙ローラ対126から抜け出て、3枚のシートの上流側部分が処理トレイ129に受け止められる。
【0073】
図27(b)において、図槌に示すように、第1排紙ローラ対126、揺動ローラ対127、後端アシスト134の起動時(T1)及び起動速度(132mm/sec)が同じで、同じ加速終了速度(500mm/sec)に同じ時間(T2)に到達すれば、第1排紙ローラ対126、揺動ローラ対127、後端アシスト134は、シート束や、3枚のシートに引っ張り力や圧縮力を加えるようなことがなく、シート束を排出することができる。しかし、起動速度に差がある場合には、図9のS107におけるように、ΔTの時間差を設けて、各々を始動するようにすると、シート束や、3枚のシートに引っ張り力や圧縮力を加えるようなことがなく、シート束を排出することができる。また、第1排紙ローラ対126や揺動ローラ対127によるローラの擦れ痕がシートに付いて、シート束の品質や、シート束の画像の品質を低下させるようなことがない。
【0074】
3枚のシートは、図28(a)(b)に示すように、揺動ローラ対127と戻しローラ130によって、処理トレイ129上を滑降搬送されて、ストッパ131に受け止められる。この間、スタックトレイ128は、一旦、下降して、シート束の上面を紙面検知レバー133よりも下げてから、再度、上昇して、シート束の上面によって紙面検知レバー133が作動した時点で、上昇を停止する。この結果、スタックトレイ128上のシート束の上面を所定の高さに保持することができる。その後、シートは、下搬送ガイド板123b上に溜められることなく、順次、処理トレイ129上に積載されて、所定枚数に達すると、綴じられる。この綴じ動作の間、後続のシート束の最初の3枚のシートが下搬送ガイド板123b上に溜められる。
【0075】
なお、以上の説明では、下搬送ガイド板123b上に3枚のシートが溜められるようになっているが、溜められるシート(バッファシート)の枚数は、シートの長さ、綴じる時間、シートの搬送速度等によって変わるため、3枚に限定されるものではない。
【0076】
以上説明したように、シート処理装置119は、図26(a)において、シート束Pの下流端Paを、3枚目のシートP3の下流端部P3aよりも下流側に長さLだけ突出させるようになっている。これは、次の理由による。なお、1枚目、2枚目のシートP1,P2の下流端P1a,P2bは、3枚目のシートP3の下流端部P3aよりも上流側に位置している。
【0077】
仮に、図29に示すように、下流端の突出長さが、上記長さLより短いL1であるとすると、下流端の突出長さもL1になる。このため、揺動ローラ対127が、シート束Pをスタックトレイ128に排出してから、3枚のバッファシートを掴む長さが短くなり、3枚のバッファシートを掴み損なって処理トレイ129に確実に送り込むことができなくなることがある。したがって、揺動ローラ対127がバッファシートを確実に掴んで処理トレイ129に送り込むことができるようにするため、シート束をバッファローラに対して長さLだけ突出させている。
【0078】
また、上記突出長さが短いと、バッファシートとシート束との接触面積が広くなって、シート束がバッファシートに密着し、スタックトレイ128に落下するのが遅くなりがちである。このような場合、揺動ローラ対127が逆転して、バッファシートを処理トレイ129に送り込むとき、シート束がバッファシートに密着したまま、揺動ローラ対127に進入して、シート束に傷が付いたり、ジャムの発生原因になったりするおそれがある。したがって、シート束とバッファシートとの分離性を良くするためにも、シート束をバッファローラに対して長さLだけ突出させている。
【0079】
その他、シート処理装置119は、後端アシスト134がシート束の後端を押すようになっている。このように、シート束の後端を後端アシスト134で押してシート束を搬送すると、シート束の表面にローラを圧接回転させてシート束を排出する場合と異なって、シート束の表面に傷を付けることなく、確実に搬送することができる。
【0080】
すなわち、図30に示すように、揺動ローラ対127のみで、シート束を排出すると、シートに対する上ローラ127a及び下ローラ127bの摩擦の相違や、回転速度の相違等によって、シートの搬送量が異なり、上位のシートと下位のシートとにずれを生じさせることがある。このような場合、揺動ローラ対127は、シートに対して滑り回転をして、シートに傷を付けることがある。また、シート束全体を捩じりながら排出するようなことが生じて、円滑にシート束を排出することができなくなり、処理に時間を要するようになる。さらに、シート束全体を捩じった場合、綴じた部分でシートが裂けて、そのシート束を使用することができなくなるおそれもある。
【0081】
また、このような現象は、シート束を確実に排出しようとして、シート束に対する揺動ローラ対127の挟圧力を高めると、発生しやすくなる。逆に挟圧力を弱める、シート束を確実に搬送することができない。したがって、揺動ローラ対127の挟圧力の設定が困難である。
【0082】
そこで、シート処理装置は、揺動ローラ対127のみでなく、後端アシスト134によってもシート束を排出するようになっているので、上記のようなシートに対する滑り回転をしたり、シート束を捩じったりすることがなくなり、シートやシート束に損傷を与えることなく、シート束を円滑、かつ速やかに排出することができる。また、揺動ローラ対127の挟圧力を厳密に管理することなく、シート束を排出することができるようになる。
【0083】
(シート排出装置)
次に、本実施形態のシート排出装置を説明する。図3乃至図7、図30、図32において、シート排出手段である例えば揺動ローラ対127の上ローラ127aを備えたブラケット152は、軸153(図31参照)を中心にして上下方向に回動するようになっている。ブラケット152の上ローラ127aの下流側には、除電片である例えば複数本の除電針154を設けてある。除電針154は、可撓性を備えて揺動ローラ対127によって排出されるシートの排出方向の上流側から下流側に向いた状態で設けられている。また、除電針154は、上ローラ127aが下ローラ127bに接触した状態において、シート排出方向に沿って、かつシートとの間で静電気の放電が行われる程度、離れた位置に配設してある。さらに、除電針154は、図32に示すように、シート積載手段である例えばスタックトレイ128に積載したシートPに接触するだけの長さを有している。なお、除電針154は、アースされているものとする。
【0084】
したがって、本実施形態のシート排出装置151は、除電針154が、シートの排出方向の上流側から下流側に向いているため、シートとの対向面積が従来よりも広くなり、シートの静電気を確実に除去することができる。特に、モノクロシートより静電気を帯びているカラー画像が形成されるカラーシートであっても、カラーシートの静電気を確実に除去することができる。
【0085】
また、本実施形態のシート排出装置151は、除電針154が揺動ローラ対127によって排出されるシートに接近した位置に配設されて、シートに接触することなくシートとの間で静電気の放電を行うようになっているので、除電針154を長期間使用することができる。しかも、除電効果を長期間保つこともできる。
【0086】
さらに、シート排出装置151は、図20乃至図28に示すようにバッファシートが往復移動する場合においても、除電針154がバッファシートに接触することなくシートとの間で静電気の放電を行うようになっているので、除電針154を長期間使用することができる。しかも、除電効果を長期間保つこともできる。
【0087】
図3において、上から2段目のスタックトレイ155にシートを積載しようとして、最上段のスタックトレイ128が上昇したとき、最上段のスタックトレイ上のシートがシート排出口である揺動ローラ対127の傍を通過することになる。このとき、除電針154は、スタックトレイ128に積載されたシートPの後端に接触する長さを有しているので、図32に示すようにシートの後端に接触して、シートの除電を行うことができる。この場合、シート排出装置は、シートの除電を都合2回行ったことになるので、静電気を確実に除去することができる。
【0088】
なお、スタックトレイ128は、揺動ローラ対127の上方に設けた不図示のシート排出口からの、シートを受け取るために上昇する場合もある。この場合においても、除電針154はシートに接触して、そのシートの静電気を除電することができる。
【0089】
スタックトレイ128には、除電針154が接触しないように、逃げ部128aを形成しておいてもよい。逃げ部128aを形成すると、除電針154は、シートのみに接触して、スタックトレイに接触することがない。また、スタックトレイ128が空の状態で昇降するような場合、除電針154は、スタックトレイに接触するようなことがない。この結果、除電針154を長期間使用することができる。
【0090】
なお、以上のシート排出装置が設けられるシート処理装置は、ステイプラユニット132の作動時に、シートを真っ直ぐな状態で複数枚重ねて溜める(バッファする)バッファユニット140を備えている場合について説明したが、バッファユニット140の代わりに図33に示すようなバッファローラ13とバッファローラパス14を備えたバッファユニットを備えている場合においても、本発明は適用することができるものであって、シートを真っ直ぐな状態で複数枚重ねて溜める(バッファする)バッファユニット140を備えているシート処理装置に限定されるものではない。
【0091】
また、シート排出装置は、シート処理装置を備えていない画像形成装置の装置本体にも設けることができる。すなわち、図1において、シート処理装置119を装備していない複写機102の装置本体101における、排出ローラ対120の下流側に配設することもできる。
【0092】
以上の説明では,シートの位置をセンサで検知するようになっているが、CPU221内部で管理されるシート保持情報(メモリ情報)によって判断するようにしてもよい。
【0093】
また,シート処理装置は、処理トレイ129上のシート束の両側から整合する幅整合と後端整合とを行った後、そのシート束を綴じているが、綴じないで、幅整合と後端整合したままでスタクトレイ128に排出するようにしてもよい。
【0094】
本発明の実施態様の例を以下に列挙する。
【0095】
(実施態様1) シートを排出するシート排出手段の下流側に、前記シート排出方向に沿って、かつ前記シートの排出方向の上流側から下流側に先端を向けて配設された除電片を備えたことを特徴とする実施態様1に記載のシート排出装置。
【0096】
(実施態様2) 前記除電片は、前記シート排出手段によって排出されたシートが積載される昇降可能なシート積載手段に積載された前記シートの端部に接触可能であることを特徴とするシート排出装置。
【0097】
(実施態様3) 前記除電片は、前記シート排出手段によって排出されているシートから離れた位置に配設されていることを特徴とする実施態様1又は2に記載のシート排出装置。
【0098】
(実施態様4) シートに処理を施すシート処理手段と、前記シート処理手段によって処理されたシートを排出するシート排出装置と、を備え、前記シート排出装置は、実施態様1乃至3のいずれか1項に記載のシート排出装置であることを特徴とするシート処理装置。
【0099】
本実施態様のシート処理装置は、除電効果を長期間保つことのできる、シート排出装置を備えているので、シート排出時にシート積載手段でのシート積載性を向上させる事が出来、ユーザがシートを取り扱いやすくなる。
【0100】
(実施態様5) シートに画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを排出するシート排出装置と、を備え、前記シート排出装置は、実施態様1乃至3のいずれか1項に記載のシート排出装置であることを特徴とする画像形成装置。
【0101】
本実施態様5の画像形成装置は、除電効果を長期間保つことのできる、シート排出装置を備えているので、シートの積載性を向上させる事が出来、ユーザがシートを取り扱いやすくなる。
【0102】
【発明の効果】
本発明のシート排出装置は、除電片が、シートの排出方向の上流側から下流側に向いているため、シートとの対向面積が従来よりも広くなり、シートの静電気を確実に除去することができる。特に、シートが、モノクロシートより静電気を帯びているカラー画像が形成されるカラーシートのような場合であっても、そのカラーシートの静電気を確実に除去することができる。
【0103】
また、本発明のシート排出装置は、除電片がシート排出手段によって排出されるシートに接近した位置に配設されて、シートに接触することなくシートとの間で静電気の放電を行うようになっているので、除電片を長期間使用することができて、除電効果を長期間保つことができる。
【0104】
さらに、本発明のシート排出装置は、シートが往復移動するような場合においても、除電片がシートに接触することなくシートとの間で静電気の放電を行うようになっているので、除電片を長期間使用することができて、除電効果を長期間保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシート排出装置を備えたシート処理装置を装置本体に有する画像形成装置である複写機の正面概略断面図である。
【図2】図1の複写機の制御ブロック図である。
【図3】図1のシート処理装置の正面概略断面図である。
【図4】図2のシート処理装置の各駆動系を示した正面概略断面図である。
【図5】図2の実施形態のシート処理装置の主要部の拡大図である。
【図6】図5における、後端アシストが移動した状態の図である。
【図7】後端アシストが図6よりさらに移動した状態の図である。
【図8】図3のシート処理装置の制御ブロック図である。
【図9】図3のシート処理装置において、シート束を排出するときの動作説明用のフローチャートの図である。
【図10】後端アシストと揺動ローラ対との動作タイミングを説明するための図である。
【図11】後端アシストと揺動ローラ対との動作タイミングを説明するための図である。
【図12】後端アシストと揺動ローラ対と第1排紙ローラ対との動作タイミングを説明するための図である。
【図13】シート処理中にシートを溜めなくても済む場合のシート処理装置の動作説明用の図である。
(a) シート処理装置に1枚目のシートが送り込まれてきた状態の図である。
(b) 1枚目のシートを受け入れた状態の図である。
【図14】シート処理中にシートを溜めなくても済む場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図13に続く動作説明用の図である。
(a) 1枚目のシートが第1排紙ローラを通過した状態の図である。
(b) 1枚目のシートがスタックトレイと処理トレイに跨って落下した状態の図である。
【図15】シート処理中にシートを溜めなくても済む場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図14に続く動作説明用の図である。
(a) 1枚目のシートを処理トレイに送り込む状態の図である。
(b) 1枚目のシートを処理トレイにさらに送り込む状態の図である。
【図16】シート処理中にシートを溜めなくても済む場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図15に続く動作説明用の図である。
(a) シート処理装置に2枚目のシートが送り込まれてきた状態の図である。
(b) 1枚目のシートがストッパに当接した状態の図である。
【図17】シート処理中にシートを溜めなくても済む場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、3枚のシートが処理トレイに積載された状態の図である。
【図18】シート処理中にシートを溜めなくても済む場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図17に続く動作説明用の図である。
(a) シート束を処理トレイからスタックトレイに排出し始める状態の図である。
(b) シート束を処理トレイからスタックトレイに排出している途中の状態の図である。
【図19】シート処理中にシートを溜めなくても済む場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、シート束を処理トレイからスタックトレイに排出した状態の図である。
【図20】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図である。
(a) シート処理装置に1枚目のシートが送り込まれてきた状態の図である。
(b) 1枚目のシートをスイッチバックポイントまで受け入れた状態の図である。
【図21】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図20に続く動作説明用の図である。
(a) 1枚目のシートを後端受け止め部で受け止めた状態の図である。
(b) 1枚目のシートを後端押さえによって下搬送ガイド板に押さえ込んだ状態の図である。
【図22】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図21に続く動作説明用の図である。
(a) シート処理装置に2枚目のシートが送り込まれてきた状態の図である。
(b) 2枚目のシートがさらに送り込まれた状態の図である。
【図23】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図22に続く動作説明用の図である。
(a) 2枚目のシートをスイッチバックポイントまで受け入れた状態の図である。
(b) 2枚目のシートを後端受け止め部で受け止めた状態の図である。
【図24】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、1枚目と2枚目のシートを重ねて、後端押さえによって下搬送ガイド板に押さえ込んだ状態の図である。
【図25】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図24に続く動作説明用の図である。
(a) 3枚目のシートが送り込まれてきた状態の図である。
(b) 3枚目のシートが送り込まれた状態の図である。
【図26】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図25に続く動作説明用の図である。
(a) シート束を処理トレイからスタックトレイに排出し始める状態の図である。
(b) シート束をバッファシートとを排出方向に搬送している状態の図である。
【図27】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図26に続く動作説明用の図である。
(a) シート束を処理トレイからスタックトレイに排出した状態の図である。
(b) バッファシートを処理トレイに送り込んでいる状態の図である。
【図28】シート処理中にシートを溜める場合のシート処理装置の動作説明用の図であり、図27に続く動作説明用の図である。
(a) バッファシートを処理トレイに送り込んでいる状態の図である。
(b) バッファシートを処理トレイにさらに送り込んでいる状態の図である。
【図29】バッファシートの下流端部からのシート束の下流端の突出長さが短い場合の動作説明用の図である。
【図30】揺動ローラ対のみでシート束を搬送する場合の問題点を説明するための図である。
【図31】本発明の実施形態のシート処理装置の斜視図である。
【図32】本発明の実施形態のシート処理装置の正面図である。
【図33】従来のシート処理処置の正面概略断面図である。
【符号の説明】
D 原稿
P シート
L シート束とバッファシートの突出長さの差
S1 入口パスセンサ
SP スイッチバックポイント
CL 束下クラッチ
M1 共通搬送モータ
M2 入口搬送モータ
M3 束出しモータ
M4 後端アシストモータ
100 複写機(画像形成装置)
101 装置本体
102 原稿給送装置
104 給送部
114 感光ドラム(画像形成手段)
119 シート処理装置
121 入口ローラ対
123a 上搬送ガイド板
123b 下搬送ガイド板
124 バッファローラ
126 第1排紙ローラ対
126a 上第1排紙ローラ
126b 下第1排紙ローラ
127 揺動ローラ対(シート排出手段)
127a 上ローラ
127b 下ローラ
128 スタックトレイ
129 処理トレイ
130 戻しローラ
131 ストッパ
132 ステイプラユニット
133 紙面検知レバー
134 後端アシスト
135 後端押さえ
136 後端受け止め部
137 受け取りローラ対
140 バッファユニット
141 摩擦部材
151 シート排出装置
154 除電針(除電片)
201 CPU
210 操作部
211 フィニッシャ制御部
212 FAX制御部
221 CPU

Claims (5)

  1. シートを排出するシート排出手段の下流側に、前記シート排出方向に沿って、かつ前記シートの排出方向の上流側から下流側に先端を向けて配設された除電片を備えたことを特徴とするシート排出装置。
  2. 前記除電片は、前記シート排出手段によって排出されたシートが積載される昇降可能なシート積載手段に積載された前記シートの端部に接触可能であることを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
  3. 前記除電片は、前記シート排出手段によって排出されているシートから離れた位置に配設されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート排出装置。
  4. シートに処理を施すシート処理手段と、
    前記シート処理手段によって処理されたシートを排出するシート排出装置と、を備え、
    前記シート排出装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート排出装置であることを特徴とするシート処理装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段によって画像を形成されたシートを排出するシート排出装置と、を備え、
    前記シート排出装置は、請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート排出装置であることを特徴とする画像形成装置。
JP2003108395A 2003-03-07 2003-03-07 シート排出装置と該装置を備えたシート処理装置及び画像形成装置 Pending JP2004269250A (ja)

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