JP2008537070A - ラジアル転がり軸受特に1列深溝玉軸受 - Google Patents

ラジアル転がり軸受特に1列深溝玉軸受 Download PDF

Info

Publication number
JP2008537070A
JP2008537070A JP2008506909A JP2008506909A JP2008537070A JP 2008537070 A JP2008537070 A JP 2008537070A JP 2008506909 A JP2008506909 A JP 2008506909A JP 2008506909 A JP2008506909 A JP 2008506909A JP 2008537070 A JP2008537070 A JP 2008537070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rolling
spherical
bearing
radial
race
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2008506909A
Other languages
English (en)
Inventor
ハインリヒ ホフマン,
ホルスト デツプリング,
ローベルト プランク,
Original Assignee
シエフレル・コマンデイトゲゼルシヤフト
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by シエフレル・コマンデイトゲゼルシヤフト filed Critical シエフレル・コマンデイトゲゼルシヤフト
Publication of JP2008537070A publication Critical patent/JP2008537070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
    • F16C33/30Parts of ball or roller bearings
    • F16C33/34Rollers; Needles
    • F16C33/36Rollers; Needles with bearing-surfaces other than cylindrical, e.g. tapered; with grooves in the bearing surfaces
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C19/00Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement
    • F16C19/22Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings
    • F16C19/24Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly
    • F16C19/26Bearings with rolling contact, for exclusively rotary movement with bearing rollers essentially of the same size in one or more circular rows, e.g. needle bearings for radial load mainly with a single row of rollers
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C43/00Assembling bearings
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16CSHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
    • F16C43/00Assembling bearings
    • F16C43/04Assembling rolling-contact bearings
    • F16C43/06Placing rolling bodies in cages or bearings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Rolling Contact Bearings (AREA)
  • Mounting Of Bearings Or Others (AREA)

Abstract

本発明は、1列深溝玉軸受として構成されるラジアル転がり軸受(1)に関し、球基本形状(9)から対称に面取りされる2つの平行な側面(10,11)を持つ球欠円板(9)として構成されている。本発明によれば、ラジアル転がり軸受(1)は、転動体転動路(7,8)に対する球欠円板(9)の増大された接触面、及び増大された転動体数を持ち、そのため一方では、球欠円板(9)の側面(10,11)の間の幅(d)が、外レース(2)の内側(5)と内レース(3)の外側(6)との間の間隔(a)より大きく、ただし転動体転動路(7,8)の幅(bW2,bWA)に等しいか又は小さく構成されラジアル転がり軸受(1)への球欠円板(9)の挿入が、偏心組立て法で、横に転動体転動路(7,8)へ挿入されかつ側面(10,11)で互いに当接する球欠円板(9)において行われる。

Description

本発明は、請求項1の上位概念を形成する特徴に記載のラジアル転がり軸受に関し、例えば自動車変速機の固定軸受として使用される1列ラジアル玉軸受において特に有利に実現可能である。
転がり軸受技術における当業者に一般に公知であるように、1列深溝玉軸受は分解不可能な固定ラジアル転がり軸受であり、特にその半径方向及び軸線方向の荷重負担能力が一様に高く、これらの軸受がその少ない摩擦のためすべての種類の軸受のうちで最高の回転数限界を持っている、という点ですぐれている。これらの深溝玉軸受はずっと以前から公知であり、外レース、内レース、及びこれらのレースの間に設けられる転動体としての多数の玉を含んでいる。外レースの内側及び内レースの外側には、それぞれ溝状の玉転動路が加工されており、これらの転動路内に玉が、保持器により均一な相互間隔で案内されている。ラジアル玉軸受への玉の充填は、ドイツ連邦共和国特許第168499号明細書により公知になっている偏心組立て方法により行われ、この方法では両方のレースが互いに偏心して配置され、それによりレースの間に生じる自由空間に玉が充填される。玉の大きさ及び数は、軸受の大きさに応じて設定されて、最初の玉と最後の玉との間で内レースが、両方のレースの弾性を利用しながら、外レースに対して同心的な位置へもたらされ、従って玉が最後に両方の玉転動路のピッチ円上に互いに等間隔に分布され、レースが挿入されるようにしている。
しかし実際には、このような深溝玉軸受には、内レース及び外レースの寸法と玉直径に関係する玉の組込み可能な最大数が少ないため、軸受の荷重負担能力に関して限界があることがわかった。従って過去には多数の解決策が提案され、玉の数を多くすることにより、深溝玉軸受の荷重負担能力の増大が行われるようにした。
例えばドイツ連邦共和国特許第151483号明細書により、深溝玉軸受の一方の側で、外レース及び内レースの対向する曲げ縁に、玉の形状に一致する切欠きを充填開口として設けることが提案され、この充填開口を通して玉が相互の間隙なしに軸受へ充填され、分布された。しかしこの充填開口は一般に閉鎖されないままであり、従って軸受の作動中に玉が常にこの充填開口のそばを通り過ぎねばならない、という欠点を持っている。特に充填開口へ開口している深溝玉軸受では、その結果、特に軸線方向力が充填開口を持つ軸受の曲げ縁へ玉を押付ける時、転動体がこの充填開口の所に引っ掛かるか又はここで動かなくなる。
ドイツ連邦共和国特許出願公開第2407477号明細書により開示されている解決策は、レースの曲げ縁にある充填開口を、転がり軸受への転動体の充填後再び閉鎖して、切削加工で形成された所定破断切欠きを介して前もってレースの曲げ縁から取出された閉鎖片を、接着又は溶接により再び曲げ縁へ挿入することであるが、実際にはだめであった。なぜならば、閉鎖片の接着又は溶接により曲げ縁案内面に不利なばり又は過剰接着剤が形成され、それにより依然として転動体のこのような引っ掛かりが起こるからである。更に曲げ縁に対する閉鎖片の結合個所は、その強度に関して常に弱点個所なので、このような転がり軸受は、少なくとも1つの軸線方向に、限られた荷重しかかけられない。
ラジアル転がり軸受における転動体の数を増大する別の可能性は、更にドイツ連邦共和国特許出願公開第4334195号明細書により公知になっている。しかし1列深溝玉軸受として構成されるこのラジアル転がり軸受では、転動体は、玉によって形成されるのではなく、球基本形状から対称に面取りされかつ互いに平行に設けられ2つの側面により構成されるいわゆる球欠円板により、部分的に又は完全に形成される。この球欠円板の側面の間の幅は、外レースの内側と内レースの外側との間の間隔より小さいので、軸受への充填の際球欠円板を、軸線に対して軸線方向に内レースと外レースとの間の間隔を通して、軸受へ導入することができる。その場合球欠円板の中心が転動体転動路軸線の高さにあると、球欠円板は90°回されるので、球欠円板の球表面は転動体転動路において転がることができる。
特別に構成される球欠円板を軸線方向に軸受へ挿入し、それにより多数の転動体でラジアル転がり軸受をほぼ完全に満たすことができるにもかかわらず、このようなラジアル転がり軸受は、軸受の荷重負担能力の望ましい増大に関して、せいぜい妥協を示すにすぎない。実際にこれは、球欠円板が、軸受へのその軸線方向導入可能性のため、適当に幅狭く又はその側面の間の適当に小さい幅で構成可能であり、内レースと外レースとの間の間隔を通して球欠円板を軸受へ導入できる、という事実に基いている。同様に、転動体をその作動位置へ回すことができ、この作動位置で大きすぎる半径方向間隙が軸受全体に生じないようにするため、レースにある転動体転動路を比較的扁平に幅狭く形成することができる。しかし比較的幅狭い球欠円板及び扁平な転動体転動路は、球欠円板とその転動体転動路との比較的小さい接触面を生じるので、このようなラジアル軸受の軸線方向及び半径方向の荷重負担能力が再び減少し、増大される転動体の数という最初の利点は殆ど相殺されてしまう。
従って公知の従来技術の解決策の上述した欠点から始まって、本発明の基礎になっている課題は、転動体としての球欠円板により構成され、玉を持つ従来の深溝玉軸受又は球欠円板を持つ公知のラジアル転がり軸受に比べて、著しく大きい荷重負担能力を持つラジアル転がり軸受特に1列の深溝玉軸受を構想することである。
本発明によれば、請求項1の上位概念に記載のラジアル転がり軸受において、一方では両方の側面の間における球欠円板の幅が、外レースの内側と内レースの外側との間の間隔より大きいけれども、溝状転動体転動路の幅に等しいか又はこれより小さく構成され、他方ではラジアル転がり軸受への球欠円板の挿入が、偏心組立て法で行われ、この偏心組立て法において、両方のレースが互いに偏心して配置され、両レースの間の自由空間へ、球欠円板がその側面を互いに当接して横に転動体転動路へ挿入されることによって、この課題が解決される。軸受へ球欠円板の充填後、内レースが、両方のレースの弾性を利用しながら、外レースに対して同心的な位置へもたらされるので、両方の転動体転動路のピッチ円上で、球欠円板を均一な相互間隔で分布し、90°回し、最後に保持器を軸受へ挿入することができる。
本発明により構成されるラジアル転がり軸受の好ましい構成及び展開は、従属請求項に記載されている。
請求項2によれば、本発明により構成されるラジアル転がり軸受において、球欠円板の側面の間の幅が、球欠円板の球基本形状の直径の少なくとも70%であり、外レースの内側と内レースの外側との間の間隔が、前記球基本形状の直径の約64%にすぎない。球基本形状の70%の球欠円板の幅は、軸受の半径方向及び軸線方向荷重負担能力に関して実際に有効であり、従来の深溝玉軸受の玉が持つ接触面にほぼ等しい。しかし接触面の大きさではなく転動体の数も軸受の荷重負担能力に影響を及ぼすので、この点で球基本形状の70%の幅を持つ球欠円板の構成は最適である。なぜならば、球欠円板が幅を大きく構成されるほど、転動体転動路に対するその接触面は大きくなるが、偏心組立て法で軸受へ挿入可能な球欠円板の数が少なくなるからである。外レースの内側と内レースの外側との間の間隔が球欠円板の球基本形状の約64%しかないように構成することによって、更に、レースにある球欠円板の転動体転動路がそれに応じて高い肩部を持つようにすることができる。
請求項3及び4により構成されるラジアル転がり軸受は、外レースの内側にある転動体転動路の深さが、球欠円板の球基本形状の直径の約17%であり、内レースの外側にある転動体転動路の深さが、前記球基本形状の直径の約19%であり、外レースの内側にある転動体転動路の幅が球基本形状の直径の約75%であり、内レースの外側にある転動体転動路の幅が、前記球基本形状の直径の約78%であることを特徴としている。このような寸法を持つ転動体転動路の構成は、従来の深溝玉軸受において有効であった経験値にも一致し、球欠円板が、ラジアル軸受遊びに関係して、中間位置から8〜16分の角の許容軸受傾斜位置でも、転動体転動路に対する高い接触度を持ち、従って軸受が完全な荷重負担能力を維持することができる。
最後に請求項5によれば、外レースの内側及び内レースの外側にある転動体転動路と球欠円板との接触面が、球欠円板の球基本形状の周囲の45%よりそれぞれ大きい。前述したすべての手段の結果における最適条件として球欠円板の球基本形状のほぼ50%を持つことができる球欠円板のこのように大きい接触面は、従来の深溝玉軸受の玉がその転動軌道に対して持つ接触面にほぼ一致している。それに対し、外レースと内レースとの間の間隙への軸線方向押込みにより取付けられる球欠円板を持つ従来のラジアル転がり軸受の球欠円板は、球欠円板の球基本形状の40%より小さい接触面しか、転動体転動面に対して持たない。
従って本発明により構成されるラジアル転がり軸受は、従来技術から公知のラジアル転がり軸受と比べて、内レースと外レースとの間の間隔より大きい幅を持つ球欠円板の構成によって、球欠円板とレースにある転動路との間に大きい接触面を持ち、偏心組立て法で球欠円板をラジアル転がり軸受へ挿入することにより、横に転動路へ挿入される球欠円板において、従来の1列深溝玉軸受より多い数の転動体を設けられる、という利点を持っている。それにより本発明により構成されるラジアル転がり軸受は、従来の1列深溝玉軸受に比べて球欠円板を持つ公知のラジアル転がり軸受の利点、即ち減少した軸線方向構造空間、少ない重量及び一層多い数の転動体という利点と、球欠円板を持つ公知のラジアル転がり軸受に比べて従来の深溝玉軸受の利点、即ち転動体と転動軌道との間の大きい接触面及び高い軸線方向荷重負担能力という利点とをあわせるので、全体として、公知の両方の軸受に比べて、本発明によるラジアル転がり軸受の著しく大きい半径方向及び軸線方向の荷重負担能力が生じる。
本発明により構成されるラジアル転がり軸受の好ましい実施例が、添付図面を参照して以下に詳細に説明される。
図1から明らかにわかるように、1列の深溝玉軸受として構成されたラジアル転がり軸受は、外レース2、内レース3及びこれらのレース2,3の間に設けられる多数の転動体を含み、これらの転動体は、図2に示す保持器4により、均一な相互間隔で案内されている。外レース2の内側5及び内レースの外側6には、図2から同様にさかるように、半径をそれぞれ転動体に合わされる深溝の転動体転動路7,8が加工されており、よくわかるように転動体は、球基本形状から対称に面取りされる互いに平行な2つの側面10,11を持つ球欠円板9として構成されている。
更に図1〜3からわかるように、ラジアル転がり軸受1は、荷重負担能力を高めるため、本発明によれば、公知の球欠円板に比べて増大された球欠円板9の接触面7,8を転動体転動路7,8に対して持つように構成され、そのため球欠円板9の側面10,11の間の幅bは、外レース2の内側5と内レース3の外側6との間の間隔aより大きいが、深溝玉転動体転動路7,8の幅bWI,bWAより小さく構成されている。それにより外レース2と内レース3との間の間隙と通して球欠円板9を軸線方向に取付けることはもはや不可能であるにもかかわらず、ラジアル転がり軸受1は、荷重負担能力を更に高めるのと同時に、公知の深溝玉軸受に比べて大きい転動体数を持っている。そのためラジアル転がり軸受1への球欠円板9の挿入は、図4に示す偏心組立て方により、転動体転動路7,8へ横に挿入されかつ側面10,11で互いに当接する球欠円板9において行われる。
図3から明らかなように、球欠円板9は、その面取りされた側面10,11の間で、図3に鎖線で示す球欠円板9の球基本形状の直径dの約70%に等しい幅bを持っている。これに反し外レース2の内側5と内レース3の外側6との間の間隔aは、球欠円板9の球基本形状の直径dの約64%にすぎないので、レース2,3にある球欠円板9の転動体転動路7,8は、従来の深溝玉軸受と対比可能な高い肩部を持っている。
更に図3から少なくともなんとなくわかるように、従来の深溝玉軸受の玉もレースにある転動路に対して持つ転動体接触面を実現するため、外レース2の内側5にある転動体転動路7の深さtWAは、球欠円板9の球基本形状の直径dの約17%であり、内レース3の外側6にある転動体転動路8の深さtWIは、球欠円板9の球基本形状の直径dの約19%であるように設定されている。従って外レース2の内側5にある転動体転動路7の幅bWAは、球欠円板9の球基本形状の直径dの約75%であり、内レース3の外側6にある転動体転動路8の幅bWIは、球欠円板9の球基本形状の直径dの約78%であるように設定されている。それにより図3にfで示される、球欠円板9と外レース2の内側5及び内レース3の外側6にある転動体転動面7,8との接触面は、全体で球欠円板9の球基本形状の周囲のほぼ50%である。
組立て後における保持器なしの本発明により構成されるラジアル転がり軸受の側面図を示す。 本発明により構成されるラジアル転がり軸受の図1のA−A断面図を示す。 本発明により構成されるラジアル転がり軸受の図2の細部Xの拡大図を示す。 球欠円板の偏心組立て中におけるラジアル転がり軸受の側面図を示す。
符号の説明
1 ラジアル転がり軸受
2 外レース
3 内レース
4 保持器
5 2の内側
6 3の外側
7 5の転動体転動路
8 6の転動体転動路
9 球欠円板
10,11 9の側面
球欠円板の幅
レースの間隔
WA 2にある転動体転動路の幅
WI 3にある転動体転動路の幅
9の球基本形状の直径
WA 2にある転動体転動路の深さ
WI 3にある転動体転動路の深さ
球欠円板の接触面

Claims (5)

  1. ラジアル転がり軸受特に1列深溝玉軸受であって、外レース(2)、内レース(3)及びこれらのレース(2,3)の間に設けられる多数の転動体を含み、転動体が保持器(4)により互いに等間隔で案内され、外レース(2)の内側(5)及び内レース(3)の外側(6)にそれぞれ溝状の転動体転動路(7,8)が加工され、転動体が、球基本形状から対称に面取りされて互いに平行に設けられる2つの側面(10,11)を持つ球欠円板(9)として構成されているものにおいて、一方では両方の側面(10,11)の間における球欠円板(9)の幅(b)が、外レース(2)の内側(5)と内レース(3)の外側(6)との間の間隔(a)より大きいけれども、溝状転動体転動路(7,8)の幅(bWI,bWA)に等しいか又はこれより小さく構成され、他方ではラジアル転がり軸受(1)への球欠円板(9)の挿入が、偏心組立て法で行われ、この偏心組立て法において、両方のレース(2,3)が互いに偏心して配置され、両レース(2,3)の間の自由空間へ、球欠円板(9)がその側面を互いに当接して横に転動体転動路(7,8)へ挿入されることを特徴とする、ラジアル転がり軸受。
  2. 球欠円板(9)の側面(10,11)の間の幅(b)が、球欠円板(9)の球基本形状の直径(d)の少なくとも70%であり、外レース(2)の内側(5)と内レース(3)の外側(6)との間の間隔(a)が、前記球基本形状の直径(d)の約64%にすぎないことを特徴とする、請求項1に記載のラジアル転がり軸受。
  3. 外レース(2)の内側(5)にある転動体転動路(7)の深さ(tWA)が、球欠円板(9)の球基本形状の直径(d)の約17%であり、内レース(3)の外側(6)にある転動体転動路(8)の深さ(tWI)が、前記球基本形状の直径(d)の約19%であることを特徴とする、請求項2に記載のラジアル転がり軸受。
  4. 外レース(2)の内側(5)にある転動体転動路(7)の幅(bWA)が球基本形状の直径(d)の約75%であり、内レース(3)の外側(6)にある転動体転動路(8)の幅(bWI)が、前記球基本形状の直径(d)の約78%であることを特徴とする、請求項3に記載のラジアル転がり軸受。
  5. 外レース(2)の内側(5)及び内レース(3)の外側(6)にある転動体転動路(7,8)と球欠円板(9)との接触面(f)が、球欠円板(9)の球基本形状の周囲の45%よりそれぞれ大きいことを特徴とする、請求項4に記載のラジアル転がり軸受。
JP2008506909A 2005-03-31 2006-03-09 ラジアル転がり軸受特に1列深溝玉軸受 Pending JP2008537070A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE102005014556A DE102005014556A1 (de) 2005-03-31 2005-03-31 Radialwälzlager, insbesondere einreihiges Rillenkugellager
PCT/DE2006/000424 WO2006102863A1 (de) 2005-03-31 2006-03-09 Radialwälzlager, insbesondere einreihiges rillenkugellager

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2008537070A true JP2008537070A (ja) 2008-09-11

Family

ID=36600143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008506909A Pending JP2008537070A (ja) 2005-03-31 2006-03-09 ラジアル転がり軸受特に1列深溝玉軸受

Country Status (9)

Country Link
US (1) US7819589B2 (ja)
EP (1) EP1864028B1 (ja)
JP (1) JP2008537070A (ja)
KR (1) KR20070122482A (ja)
CN (1) CN100532874C (ja)
AT (1) ATE458150T1 (ja)
BR (1) BRPI0609267A2 (ja)
DE (2) DE102005014556A1 (ja)
WO (1) WO2006102863A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011516800A (ja) * 2008-04-03 2011-05-26 シェフラー テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 球面ころ軸受及び該球面ころ軸受を組立てるための方法

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102005061792A1 (de) 2005-12-23 2007-07-05 Schaeffler Kg Radialwälzlager, insbesondere einreihiges Kugelrollenlager
DE102006003691A1 (de) * 2006-01-26 2007-08-02 Schaeffler Kg Schrägwälzlager, insbesondere mehrreihiges Kugelrollenlager
DE102006019228A1 (de) 2006-04-26 2007-10-31 Schaeffler Kg Radialwälzlager, insbesondere einreihiges Kugelrollenlager, sowie Verfahren zu dessen Montage
DE102006031943A1 (de) * 2006-07-11 2008-01-17 Schaeffler Kg Axialwälzlager
DE102006050445A1 (de) * 2006-10-26 2008-04-30 Schaeffler Kg Wälzlagerkugel, Wälzlager und Verfahren zum Behandeln von Wälzlagerkugeln
DE102006051643B4 (de) * 2006-11-02 2016-06-23 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Tandem-Schrägwälzlager
DE102006057482A1 (de) * 2006-12-06 2008-06-12 Schaeffler Kg Schalttrennkupplung für ein Schaltgetriebe
DE102006059183A1 (de) 2006-12-15 2008-06-19 Schaeffler Kg Mehrreihiges Radialwälzlager
DE102006060219A1 (de) * 2006-12-20 2008-06-26 Schaeffler Kg Linearführung
DE102006060550A1 (de) * 2006-12-21 2008-06-26 Schaeffler Kg Lageranordnung für eine schnell drehende Elektromaschine
DE102006060677A1 (de) * 2006-12-21 2008-06-26 Schaeffler Kg Flüssigkeitsreibungskupplung, beispielsweise für Fahrzeuganwendungen
DE102006060680A1 (de) * 2006-12-21 2008-06-26 Schaeffler Kg Wälzlager für eine Radial-Kolbenpumpe
DE102006060678A1 (de) * 2006-12-21 2008-06-26 Schaeffler Kg Lagerungsanordnung einer Welle
DE102007053168A1 (de) 2007-11-08 2009-05-14 Schaeffler Kg Radialwälzlager, insbesondere einreihiges Kugelrollenlager
DE102007058863A1 (de) 2007-12-06 2009-06-10 Schaeffler Kg Mehrfachkupplungsvorrichtung
DE102007058854A1 (de) 2007-12-06 2009-06-10 Schaeffler Kg Mehrfachkupplungsvorrichtung
DE102007058852A1 (de) 2007-12-06 2009-06-25 Schaeffler Kg Mehrfachkupplungsvorrichtung
DE102007058853A1 (de) 2007-12-06 2009-07-16 Schaeffler Kg Mehrfachkupplungsvorrichtung
DE102007062319A1 (de) * 2007-12-21 2009-06-25 Schaeffler Kg Verfahren zum Befüllen eines Kugelrollenlagers mit Wälzkörpern sowie nach dem Verfahren befülltes Kugelrollenlager
DE102008013128A1 (de) * 2008-03-07 2009-09-10 Schaeffler Kg Kugelgewindetrieb mit drehangetriebener Kugelmutter
DE102008020545A1 (de) 2008-04-24 2009-10-29 Schaeffler Kg Schrägwälzlager, insbesondere zweireihiges Tandem-Kugelrollenlager
DE102008020547A1 (de) 2008-04-24 2009-10-29 Schaeffler Kg Schrägwälzlager, insbesondere zweireihiges Tandem-Kugelrollenlager
DE102008037075A1 (de) * 2008-08-08 2010-02-11 Schaeffler Kg Kugelrollenlager, insbesondere zur Aufnahme einseitig höhere Axialkräfte, sowie Verfahren zur Montage eines solchen Kugelrollenlagers
DE102009009254A1 (de) 2008-12-19 2010-07-01 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Verfahren zur Herstellung der Wälzkörper einer Kugelrollenlagers
DE102009014169A1 (de) * 2009-03-20 2010-09-23 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Kugelrollenlager, insbesondere zur Aufnahme kombinierter Radial- und Axiallasten
DE102009042166A1 (de) * 2009-09-18 2011-03-24 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Kugelrollenlager
DE102009042076A1 (de) * 2009-09-18 2011-03-24 Schaeffler Technologies Gmbh & Co. Kg Kugelrollenlager
US20130259414A1 (en) 2012-03-30 2013-10-03 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Tandem ball roller bearing and assembly method
CN103603937B (zh) * 2013-11-29 2016-03-02 重庆蓝黛动力传动机械股份有限公司 一种行星半轴齿轮垫片
US10598218B2 (en) 2015-08-04 2020-03-24 Schaeffler Technologies AG & Co. KG Angular contact roller bearing and method and device for the assembly thereof
CN107042390B (zh) * 2017-03-06 2018-10-19 宝鸡上渝精机轴承有限公司 钛合金轴承回填工艺

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB138386A (en) * 1918-11-08 1920-02-09 Nordiska Kullager Ab Improvements in roller bearings
JP2004308742A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Nsk Ltd 転がり軸受
JP2004308753A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Nsk Ltd 転がり軸受

Family Cites Families (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE311317C (ja) *
DE88755C (ja) *
DE151483C (de) * 1903-01-29 1904-05-30 Fichtel & Sachs Ag Kugellagerlaufring
DE168499C (de) * 1903-02-24 1906-03-05 Deutsche Waffen-Und Munitionsfabriken Kugellager
US1301527A (en) * 1918-09-17 1919-04-22 Ernst Hjalmar Waloddi Weibull Ball-bearing.
AT88755B (de) * 1918-10-03 1922-06-10 Nordiska Kullager Ab Verfahren zum Einfüllen scheibenförmiger Rollen in Rollenlager.
US1622985A (en) * 1919-04-26 1927-03-29 Nya Nordiska Kullager Aktiebol Roller bearing
GB179389A (en) * 1921-03-24 1922-05-11 Karl Oscar Leon Improvements in and relating to roller bearings
DE400047C (de) * 1922-12-05 1924-08-15 Hugo Drotschmann Mehrreihiges Rollenlager
DE413580C (de) * 1924-01-28 1925-05-09 Hugo Drotschmann Rollenlager
US1766440A (en) * 1924-12-17 1930-06-24 Leon Karl Oskar Antifriction bearing
GB249806A (en) * 1925-03-28 1926-05-13 Karl Oskar Leon Improvements in roller bearings
US2695204A (en) * 1951-04-26 1954-11-23 Charles C Matera Antifriction bearing and crankshaft and bearing assembly
US3620585A (en) * 1970-01-16 1971-11-16 Nasa High-speed rolling element bearing
DE2407477A1 (de) * 1974-02-16 1975-08-28 Skf Kugellagerfabriken Gmbh Waelzlager und verfahren zu seiner herstellung
US4741632A (en) * 1986-04-01 1988-05-03 Honeywell Inc. Constant torque ball bearing
DE4334195A1 (de) * 1993-10-07 1994-03-24 Geuer Mann Ernst Radial-Wälzlager mit Kugelscheiben
GB9504826D0 (en) * 1995-03-10 1995-04-26 Torrington Co Ball bearing and bearing ball therefor
US6575631B2 (en) * 1999-05-31 2003-06-10 Nsk Ltd. Rolling bearing and rolling bearing device
US6752696B2 (en) * 2001-03-12 2004-06-22 Nsk Ltd. Rolling elements for rolling bearing, method of producing the same, and rolling bearing
WO2003060340A1 (fr) * 2002-01-11 2003-07-24 Nsk Ltd. Palier a roulement

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB138386A (en) * 1918-11-08 1920-02-09 Nordiska Kullager Ab Improvements in roller bearings
JP2004308742A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Nsk Ltd 転がり軸受
JP2004308753A (ja) * 2003-04-04 2004-11-04 Nsk Ltd 転がり軸受

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011516800A (ja) * 2008-04-03 2011-05-26 シェフラー テクノロジーズ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング ウント コンパニー コマンディートゲゼルシャフト 球面ころ軸受及び該球面ころ軸受を組立てるための方法

Also Published As

Publication number Publication date
US7819589B2 (en) 2010-10-26
US20080212912A1 (en) 2008-09-04
CN100532874C (zh) 2009-08-26
BRPI0609267A2 (pt) 2010-03-09
EP1864028A1 (de) 2007-12-12
DE502006006173D1 (de) 2010-04-01
CN101147009A (zh) 2008-03-19
KR20070122482A (ko) 2007-12-31
EP1864028B1 (de) 2010-02-17
ATE458150T1 (de) 2010-03-15
WO2006102863A1 (de) 2006-10-05
DE102005014556A1 (de) 2006-10-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2008537070A (ja) ラジアル転がり軸受特に1列深溝玉軸受
JP5110319B2 (ja) ラジアル転がり軸受特に1列球面ころ軸受
JP4986849B2 (ja) ローラ要素、ローラ要素を利用する搬送装置、ローラ要素を利用する軸受、およびローラ要素のためのケージベルト
JP5172823B2 (ja) ラジアルころ軸受、特に単列球面ころ軸受及びその組立方法
KR101379608B1 (ko) 레이디얼 구름 베어링
JP5160538B2 (ja) ラジアルころ軸受、特に単列球面ころ軸受
JP2009518608A (ja) ラジアル転がり軸受特に1列深溝転がり軸受
KR101953941B1 (ko) 크로스 롤러 베어링
US7828484B2 (en) Radial antifriction bearing, particularly a single-row grooved antifriction bearing or angular contact antifriction bearing
JP2005054984A (ja) 転がり軸受
ATE511613T1 (de) Festgleichlaufgelenk
JP2004019731A (ja) 自動調心ころ軸受
RU2004128870A (ru) Подшипник качения (варианты)
WO2021060489A1 (ja) 転がり軸受
JP4142771B2 (ja) 直線動用玉軸受
JP4311977B2 (ja) スラスト玉軸受
JP2010025191A (ja) 自動調心ころ軸受
JP3229487U (ja) 弾性ステーを有する凹形樹脂保持器付ころ軸受
JP2004092799A (ja) リニアガイド装置
JP2023089366A (ja) 転がり軸受
TW202321591A (zh) 軸承
JP2005069271A (ja) 転がり軸受
JP3197516U (ja) 弾性ステーを有する凹形樹脂保持器付ころ軸受
JP5165488B2 (ja) 等速自在継手の内側継手部材
JP2002115720A (ja) コンプレッサプーリ用転がり軸受

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090122

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110215

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110712