JP2008522731A - 医療用デバイス - Google Patents

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Abstract

有効成分の皮膚内への、又は皮膚を通した送達に使用するのに好適な医療用デバイス(20)を提供する。本医療用デバイスは、第1の主面(24)と第2の主面(26)を有し、第1の主面が第1の部分と第2の部分を含む延長部材(22)、延長部材の第1の主面の第1の部分から延びるアレイ保持部材(28)であって、アレイ表面(30)を含み、アレイ表面から少なくとも1つのマイクロニードル(32)が延びるアレイ保持部材、および、延長部材の第1の主面の第2の部分に配置され、少なくとも1つのマイクロニードルが角質層を通して挿入されるとき哺乳動物の皮膚へのデバイスの接着取り付けを容易にする感圧接着剤(34)を含む。

Description

本発明は、有効成分の皮膚内への又は皮膚を通した送達に使用するのに好適な医療用デバイスに関する。
医薬組成物、ワクチン、薬物、治療用物質など(「有効成分」)は、多数の異なる方法のいずれかで皮膚を通して体内に送達され得る。皮膚を通した治療用物質の輸送に対する主なバリアは、角質層として知られる皮膚の最外層である。皮膚を通して治療用物質を送達するため、角質層を通る通路を分子に提供しなければならない。角質層を穿刺し、皮下に有効成分を送達する中空の針を有する皮下注射器を使用して注入することにより、皮膚を通して有効成分を送達することができる。ある一定の治療用物質を送達するための他の手段としては、経皮パッチ、軟膏又はローション、並びにマイクロニードルアレイが挙げられる。
皮膚に塗布されたとき、角質層を通して吸収されることにより体内に有効成分を送達することができるように、有効成分と好適な生体適合性キャリヤを有する軟膏又はローションを処方することができる。経皮接着パッチも使用可能であり、一般に、ポリマーフィルム、又は布等から構成されるバッキングの表面上に感圧接着剤がコーティングされている接着物品として構成されている。経皮接着パッチには、皮膚の表面にパッチが取り外し可能に接着されることを可能にする接着剤が提供されており、そこで所定の用量の有効成分を皮膚の小さい表面積と接触させることができる。適切な生体適合性キャリヤは、通常、パッチが皮膚に接着されたままになっている時、一定の時間にわたり角質層を通して治療用物質が吸収されることを容易にするために提供される。
マイクロニードルアレイは、また、皮膚を通して有効成分を送達するための手段も提供する。マイクロニードルアレイは、マイクロニードル、マイクロニードルアレイ、マイクロアレイ、又はマイクロピン等と称されることが多い複数の小さい穿刺要素を具備するデバイスである。これらのデバイスの小さい穿刺要素は、接触時に角質層を穿刺し、体内に有効成分を送達できる通路の役割をする複数の微視的スリットを入れる。有効成分を送達する際、角質層を通して有効成分を送達する前に有効成分を液体の形態で一時的に保持するためのリザーバをマイクロニードルアレイに設けることができる。幾つかの構成では、マイクロニードルは、皮膚を通した治療用物質の送達を可能にするため、直接リザーバからマイクロニードルを通る液体流路を提供するように中空とすることができる。代替の構成では、有効成分はマイクロニードルアレイ上にコーティングおよび乾燥され、角質層が穿孔された後、皮膚を通して直接送達されてもよい。更に、哺乳動物の皮膚へのマイクロニードルアレイの接着取り付けを可能にする構成のデバイスを提供することによって、マイクロニードルデバイスを経皮パッチとして提供することができる。更に他の構成では、マイクロニードルデバイスは、それらが微視的スリットを通って身体から出る時、経皮的身体分析物のサンプリングが可能である。
前述のパッチなどのマイクロニードルデバイスは、また、皮膚にマイクロニードルデバイスを配置することを助けるアプリケータデバイスを伴ってもよい。幾つかの構成では、アプリケータは、マイクロニードルが角質層を効果的に穿刺する可能性が高くなるように、マイクロニードルデバイスを皮膚に適用する時、十分な力を提供することができる。
本発明は、第1の主面と第2の主面を有し、第1の主面が第1の部分と第2の部分を含む延長部材、延長部材の第1の主面の第1の部分から延びるアレイ保持部材であって、アレイ表面を含み、アレイ表面から少なくとも1つのマイクロニードルが延びるアレイ保持部材、および、延長部材の第1の主面の第2の部分に配置され、少なくとも1つのマイクロニードルが角質層を通して挿入されるとき哺乳動物の皮膚へのデバイスの接着取り付けを容易にする感圧接着剤を含む、有効成分の皮膚内への又は皮膚を通した送達に使用するのに好適な医療用デバイスを提供する。
発明を実施するための最良の形態および添付の特許請求の範囲に記載される様々な図を含む開示の残りの部分を考慮することにより、当業者は本発明の特徴を更によく理解する。
本明細書で本発明の実施形態を説明する際、様々な図を参照するが、同様の参照番号は同様の構造を示す。
本発明は、マイクロニードルアレイを有し、皮膚に貼られて哺乳動物の皮膚内への又は哺乳動物の皮膚を通した有効成分の送達を容易にすることができるデバイスを提供する。様々な図を参照し、本発明に使用するのに好適なマイクロニードルアレイを図1に示す。マイクロニードル10の全体形状は、基部12の方が大きく、狭い先端14の方に先細りになっている先細りの突起であり、それは一般に哺乳動物の皮膚を穿刺することができる。ワクチンなどの治療用物質又は薬理学的に有効な物質をマイクロニードル10の外面に塗布し(例えば、コーティングすることによる)、マイクロニードル10で患者の皮膚の角質層を穿刺するとき、患者に物質を送達してもよい。図示されているように、マイクロニードル10を均一な間隔の列に配置することができる。幾つかの実施形態では、本発明に使用されるマイクロニードルのアレイは遠位向きの表面積が約0.1cm2より大きく、約20cm2未満であり、典型的には約0.5cm2より大きく、約5cm2未満である。
図1に示されている実施形態では、マイクロニードル10が突出している表面の一部は、表面のその部分にマイクロニードルがないという点で、パターン形成されていなくてもよい。一実施形態では、パターン形成されていない表面の面積は、患者の皮膚表面に面するデバイス表面の全面積の約1パーセントより大きく、約75パーセント未満である。一実施形態では、パターン形成されていない表面の面積は、約0.10平方インチ(0.65cm2)より大きく、約1平方インチ(6.5cm2)未満である。別の実施形態(図示せず)では、マイクロニードルをアレイ22の実質的に全表面積に配置することができる。
図示されているマイクロニードル10は、表面から均一な列に延びるスパイク状の突起として示されているが、本発明のデバイスに使用される個々のマイクロニードルの実際の形状は、限定されることなく、角錐状又は円錐状等を含む様々な形状のいずれかから選択され得ることが分かる。マイクロニードルアレイの1つの好適な構成としては、各マイクロニードルの外面に少なくとも1つのチャネルが形成されている、先細りの構造を有するマイクロニードルの形態の微細構造を記載している米国特許出願公開第2003/0045837号明細書に開示されている構造が挙げられる。マイクロニードルが一方向に細長い基部を有する場合、チャネルは各細長い基部の端部の1つからマイクロニードルの先端まで延びることができる。任意に、前述のチャネルは、マイクロニードルの先端に届かずに終端することができる。マイクロニードルアレイは、また、マイクロニードルアレイが配置されている基材の表面に導管構造が形成されていてもよく、導管構造との流体連通を可能にするように前述のチャネルを構成することができる。
幾つかの実施形態では、好適なマイクロニードルは、略垂直な壁角度を有してもよい、即ち、マイクロニードルは、それらが突出する基材の表面に概ね直交する側壁を有するピンの形態であってもよい。
本発明のデバイスに使用するのに好適なマイクロニードルは、また、それらのアスペクト比によって特徴付けられ得る。本明細書で使用する時、「アスペクト比」の用語は、(マイクロニードルの基部を取り囲む表面より上の)マイクロニードルの高さ、対、最大基部寸法、即ち、(マイクロニードルの基部が占める表面で)基部が占める最長直線寸法の比を指す。本発明の実施形態では、マイクロニードルのアスペクト比は、2:1以上とすることができる。幾つかの実施形態では、マイクロニードルのアスペクト比は、3:1以上とすることができる。
更に別の好適なマイクロニードル構成は、皮膚を穿刺するための刃状の微小突起を記載している米国特許第6,091,975号明細書(ダドナ(Daddona)ら)に記載されている構造を含む。更に別のマイクロニードル構成は、中空の中心チャネルを有する先細りの構造を記載している米国特許第6,313,612号明細書(シャーマン(Sherman)ら)に記載されている構造を含む。更に別の好適なマイクロニードル構成は、マイクロニードルの先端の頂面に少なくとも1つの縦刃を有する中空のマイクロニードルを記載している国際公開第00/74766号パンフレット(ガーシュタイン(Garstein)ら)に記載されているもののような構造を含む。別の好適なマイクロニードル構成は略円錐状の形状を具備し、基部と整列した平面で測定される表面積約20平方マイクロメートル以上、且つ100平方マイクロメートル以下の平坦な先端を有するマイクロニードルを記載している、2003年7月17日に出願された、同時係属中で本出願人に譲渡された米国特許出願第10/621620号明細書に記載されているもののように、マイクロニードルは先端の形が尖っていなくてもよい。幾つかの実施形態では、平坦な先端の表面積は、基部と整列した平面で測定される断面積として測定され、その平面は基部から先端まで測定される基材表面より上のマイクロニードルの高さの0.98又は98%の距離に位置する。
幾つかの実施形態では、マイクロニードルは、本発明のデバイスと一体に製造される複数の個々のマイクロニードルを含む単一のアレイとして提供される。幾つかの実施形態では、マイクロニードルを最初、別々に提供し、後でデバイスの製造又は組み立て中に基材に付け加えることができる。
様々な材料のいずれかからマイクロニードルを製造してもよく、特定のマイクロニードルアレイのために選択される実際の材料は、所望のマイクロニードルパターンを正確に再現する材料の能力、マイクロニードルに形成されたときの特定の材料の強度および靭性、哺乳動物の皮膚と材料の適合性、マイクロニードルアレイに接触することが期待される体液と材料の適合性などを含む様々な要因に基づくことができる。
図2および図3を参照すると、本発明の実施形態によるパッチ20が図示されている。パッチ20は、第1の主面24と第2の主面26を有する延長部材22を具備する。延長部材22の第1の主面24は第1の部分を含み、そこからアレイ保持部材28が延びる。アレイ保持部材28はアレイ表面30を具備し、その表面30から少なくとも1つのマイクロニードル32が延びる。延長部材22の第1の主面24の第2の部分には、感圧接着剤の層34が配置されている。少なくとも1つのマイクロニードル32が角質層を通して挿入されるとき、デバイス20の哺乳動物の皮膚への接着取り付けを容易にするため、延長部材22の表面24の第2の部分に感圧接着剤が提供されている。幾つかの実施形態では、接着剤の層34は、接着剤層34がアレイ保持部材28の表面30を越えて延びないようにする厚さで提供される。幾つかの実施形態では、接着剤層34は延長部材22の第1の主面24からアレイ表面30の高さより低い高さまで延びる。
パッチ20は、延長部材22がアレイ保持部材28を取り囲んだ状態で、本質的に円形の構成で示されているが、所望される任意の有用な又は装飾的な構成にパッチ20を構成してもよいことが分かる。更に、延長部材22は、アレイ保持部材28全体から延びるが、必ずしもそれを取り囲まない寸法に作られてもよい。同様に、アレイ保持部材は、図2に示されている円形の構成とは異なる幾何学的形状に構成されてもよい。本発明の様々な実施形態の本明細書での説明は、本発明の原理を具体化するパッチを説明するに過ぎず、記載されている実施形態は、記載されている実施形態に本来備わっている、より広い概念を限定するものではないことが更に分かる。
別の実施形態では、本発明によるパッチ120を図4に示す。パッチ120は本質的に、図2および図3に示され、前述されているパッチ20と同様に構成されている。しかし、パッチ120は、接着剤層34とアレイ保持部材28の間に間隙140を具備する。パッチ120の構成は、図2および図3のパッチ20より必要とする接着剤が少ない。更に、間隙140は、接着剤34がアレイ保持部材28およびマイクロニードル32のより近くに広がる又は移行する可能性を最小限にする小さい緩衝域を提供する。
パッチ220の更に別の実施形態を図5に示す。パッチ220は、パッチ220が接着剤層34とアレイ保持部材28の間に延びるバリア部材242を具備すること以外、本質的にパッチ120と同じ構成を有する。バリア部材242は、接着剤34とアレイ保持部材28のマイクロニードル32との間の分離を向上させ、維持するような寸法に作られている。バリア部材242は、フィルム、ポリマー又は他の不活性材料を含んでもよく、望ましくはアレイ保持部材28を接着剤34から隔離し、接着剤34とマイクロニードル32上にコーティングされた任意の治療用物質の間の顕著な物質移動を抑制および防止する。
本発明による別のパッチ320を図6に示す。アレイ保持部材28が傾斜面344を具備すること以外、パッチ320は実質的に図4に示されているパッチ120に関して記載されるように構成されており、傾斜面344は、接着剤層34とアレイ保持部材28の間のバリア又は緩衝域として機能し、接着剤34とアレイ保持部材28のマイクロニードル32の間の分離を向上させ、維持する。
ここで図7および図8を参照すると、本発明によりパッチ420の別の実施形態が示されている。パッチ420は、第1の主面424と第2の主面426を有する延長部材422を具備する。延長部材422の第1の主面424は第1の部分を含み、その一体部分として、そこからアレイ保持部材428が延びる。アレイ保持部材428はアレイ表面430を具備し、その表面430から少なくとも1つのマイクロニードル432が延びる。延長部材422の第1の主面424の第2の部分には、感圧接着剤の層434が配置されている。少なくとも1つのマイクロニードル432が角質層を通して挿入されるとき、デバイス20の哺乳動物の皮膚への接着取り付けを容易にするため、延長部材422の表面424の第2の部分に感圧接着剤が提供されている。幾つかの実施形態では、接着剤の層434は、接着剤層434がアレイ保持部材428の表面430を越えて延びないようにする厚さで提供される。幾つかの実施形態では、接着剤層434は延長部材422の第1の主面424からアレイ表面430の高さより低い高さまで延びる。
パッチ420は、更に、第1の主面438と第2の主面440を有する可撓性バッキング部材436を具備する。可撓性バッキング部材436の第1の主面438は、延長部材422の第2の主面426に貼られている(例えば、接着剤で)。可撓性バッキング部材436の一部は、延長部材422の外縁を越えて延びる。この部品配置では、可撓性バッキング部材436はパッチ420を患者の皮膚に固定するのに使用されてもよい。この点で、バッキング部材436の第1の主面438は、典型的には患者の皮膚に接触し、例えば、医療用接着テープ等(図示せず)の様々な好適な手段のいずれかでそこに固定される。この実施形態では、第1の主面438は、患者の皮膚の一部を被覆し、延長部材422の第1の主面424によって作り出されるアレイ保持部材428の周囲のゾーンを拡大してパッチ420が所望の時間、所定の位置に留まることを確実にし、マイクロニードル432によって作り出された角質層の穿刺に汚れ又は他の汚染物質が付かないようにすることを助ける役割をすることができる。他の全ての点で、パッチ420は、本質的に、前述の実施形態に記載されるのと同様に機能する。
パッチ420は、延長部材422がアレイ保持部材428を取り囲んだ状態で、本質的に円形の構成で示されているが、パッチ420は所望される任意の有用な又は装飾的な構成に構成されてもよいことが分かる。更に、延長部材422は、アレイ保持部材428全体から延びるが、必ずしもそれを取り囲まない寸法に作られてもよい。同様に、アレイ保持部材は、図7および図8に示されている円形の構成とは異なる幾何学的形状に構成されてもよい。最後に、可撓性バッキング部材436は任意の所望の形状、サイズ、又は構成を有することができる。
更に別の実施形態を図9に示す。パッチ520が提供され、第1の主面524と第2の主面526を有する延長部材522を具備する。延長部材522の第1の主面524は第1の部分を含み、その一体部分として、そこからアレイ保持部材528が延びる。アレイ保持部材528はアレイ表面530を具備し、その表面530から少なくとも1つのマイクロニードル532が延びる。延長部材522の第1の主面524の第2の部分には、感圧接着剤の層534が配置されている。少なくとも1つのマイクロニードル532が角質層を通して挿入されるとき、デバイス520の哺乳類の皮膚への接着取り付けを容易にするため、延長部材522の表面524の第2の部分に感圧接着剤が提供されている。幾つかの実施形態では、接着剤の層534は、接着剤層534がアレイ保持部材528の表面530上に延びないようにする厚さで提供される。幾つかの実施形態では、接着剤層534は延長部材522の第1の主面524からアレイ表面530の高さより低い高さまで延びる。
パッチ520は、更に、第1の主面538と第2の主面540を有する可撓性バッキング部材536を具備する。可撓性バッキング部材536の第1の主面538は、延長部材522の第2の主面526に貼られている(例えば、接着剤で)。パッチ520を患者の皮膚に固定することを助けるように可撓性バッキング部材536が装備されるように、可撓性バッキング部材536の一部は延長部材522の外縁を越えて延び、接着剤層534も同様に可撓性バッキング部材536の第1の主面538の少なくとも一部を被覆するように延びる。この点で、バッキング部材536の第1の主面538と延長部材522の第1の主面524の両方の接着剤層534が、典型的には患者の皮膚と接触し、患者の皮膚をパッチ520に固定する。第1の主面538は、延長部材522の第1の主面524によって作り出されるアレイ保持部材528の周囲のゾーンを拡大してパッチ520が所定の位置に留まることを確実にし、マイクロニードル532によって作り出された角質層の穿刺に汚れ又は他の汚染物質が付かないようにすることを助ける役割をする。他の全ての点で、パッチ520は、本質的に、前述の実施形態に記載されるのと同様に機能する。
パッチ520は、所望される任意の有用な又は装飾的な構成に構成されてもよく、円形の構成に限定されないことが分かる。更に、延長部材522は、アレイ保持部材528全体から延びるが、必ずしもそれを取り囲まない寸法に作られてもよい。同様に、アレイ保持部材528は、図9に示されている円形の構成とは異なる幾何学的形状に構成されてもよい。最後に、可撓性バッキング部材536は任意の所望の形状、サイズ、又は構成を有することができる。
本発明の更に別の実施形態を図10に示す。パッチ620が提供され、第1の主面624と第2の主面626を有する延長部材622を具備する。延長部材622の第1の主面624は、アレイ保持部材628に貼られている第1の部分を含む。この実施形態では、延長部材622はアレイ保持部材628に貼られているが、アレイ保持部材628とは別の、別個のものになっている。延長部材622は、好適な接着剤の使用、又は熱若しくは融着等を含む任意の好適な手段でアレイ保持部材628に貼られている。
アレイ保持部材628はアレイ表面630を具備し、その表面630から少なくとも1つのマイクロニードル632が延びる。延長部材622の第1の主面624の第2の部分には、感圧接着剤の層634が配置されている。少なくとも1つのマイクロニードル632が角質層を通して挿入されるとき、デバイス620の哺乳類の皮膚への接着取り付けを容易にするため、延長部材622の表面624の第2の部分に感圧接着剤が提供されている。幾つかの実施形態では、接着剤の層634は、接着剤層634がアレイ保持部材628の表面630上に延びないようにする厚さで提供される。幾つかの実施形態では、接着剤層634は延長部材622の第1の主面624からアレイ表面630の高さより低い高さまで延びる。
パッチ620は、更に、第1の主面638と第2の主面640を有する可撓性バッキング部材636を具備する。可撓性バッキング部材636の第1の主面638は、延長部材622の第2の主面626に貼られている(例えば、接着剤で)。パッチ620を患者の皮膚に固定することを助けるように可撓性バッキング部材636が装備されるように、可撓性バッキング部材636の一部は延長部材622の外縁を越えて延び、接着剤層634も同様に可撓性バッキング部材636の第1の主面638の少なくとも一部を被覆するように延びる。この点で、バッキング部材636の第1の主面638と延長部材622の第1の主面624の両方の接着剤層634が、典型的には患者の皮膚と接触し、患者の皮膚をパッチ620に固定する。第1の主面638は、延長部材622の第1の主面624によって作り出されるアレイ保持部材628の周囲のゾーンを拡大してパッチ620が所定の位置に留まることを確実にし、マイクロニードル632によって作り出された角質層の穿刺に汚れ又は他の汚染物質が付かないようにすることを助ける役割をする。他の全ての点で、パッチ620は、本質的に、前述の実施形態に記載されるのと同様に機能する。
パッチ620は、任意の有用な又は装飾的な構成に構成されてもよいことが分かる。更に、延長部材622は、アレイ保持部材628全体から延びるが、必ずしもそれを取り囲まない寸法に作られてもよい。同様に、アレイ保持部材628は、図10に示されている円形の構成とは異なる幾何学的形状に構成されてもよい。最後に、可撓性バッキング部材636は任意の所望の形状、サイズ、又は構成を有することができる。
ここで、図11を参照すると、本発明によりパッチ720の別の実施形態が示されている。パッチ720は、第1の主面724と第2の主面726を有する延長部材722を具備する。この実施形態では、延長部材722は、アレイ保持部材728とは別の、別個のものになっている。延長部材722は、好適な接着剤の使用、熱又は融着等を含む任意の好適な手段でアレイ保持部材728に貼られていてもよい。
アレイ保持部材728はアレイ表面730を具備し、その表面730から少なくとも1つのマイクロニードル732が延びる。延長部材722の第1の主面724の第2の部分には、感圧接着剤734の層が配置されている。少なくとも1つのマイクロニードル732が角質層を通して挿入されるとき、デバイス720の哺乳動物の皮膚への接着取り付けを容易にするため、延長部材722の表面724の第2の部分に感圧接着剤が提供されている。幾つかの実施形態では、接着剤の層734は、接着剤層734がアレイ保持部材728の表面730を越えて延びないようにする厚さで提供される。幾つかの実施形態では、接着剤層734は延長部材722の第1の主面724からアレイ表面730の高さより低い高さまで延びる。
パッチ720は、更に、第1の主面738と第2の主面740を有する可撓性バッキング部材736を具備する。可撓性バッキング部材736の第1の主面738は、延長部材722の第2の主面726に貼られている(例えば、接着剤で)。可撓性バッキング部材736の一部は延長部材722の外縁を越えて延びる。この部品配置では、可撓性バッキング部材736はパッチ720を患者の皮膚に固定するために使用されてもよい。この点で、バッキング部材736の第1の主面738は、典型的には患者の皮膚と接触し、例えば、医療用接着テープ等(図示せず)の様々な好適な手段のいずれかでそこに固定される。この実施形態では、第1の主面738は、患者の皮膚の一部を被覆し、延長部材722の第1の主面724によって作り出されるアレイ保持部材728の周囲のゾーンを拡大してパッチ720が所望の時間、所定の位置に留まることを確実にし、マイクロニードル732によって作り出された角質層の穿刺に汚れ又は他の汚染物質が付かないようにすることを助ける役割をすることができる。他の全ての点で、パッチ720は、本質的に、前述の実施形態に記載されるのと同様に機能する。
パッチ720は、延長部材722がアレイ保持部材728を取り囲んだ状態で、本質的に円形の構成で示されているが、所望される任意の有用な又は装飾的な構成にパッチ720を構成してもよいことが分かる。更に、延長部材722は、アレイ保持部材728全体から延びるが、必ずしもそれを取り囲まない寸法に作られてもよい。同様に、アレイ保持部材は、図11に示されている円形の構成とは異なる幾何学的形状に構成されてもよい。最後に、可撓性バッキング部材736は任意の所望の形状、サイズ、又は構成を有することができる。
前述の実施形態では、可撓性バッキング部材は様々な材料のいずれかを含んでもよい。幾つかの実施形態では、可撓性バッキング部材は、ポリプロピレン、ポリカーボネート、ポリエチレン、特に低密度ポリエチレン、直鎖低密度ポリエチレン、メタロセンポリエチレン、および高密度ポリエチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエステル(例えば、ポリエチレンテレフタレート)、ポリ塩化ビニリデン、エチレン酢酸ビニル(EVA)共重合体、ポリウレタン、酢酸セルロース、およびエチルセルロースから選択される材料を含む。米国特許第5,783,269号明細書(ハイルマン(Heilmann)ら)に記載されているものなどの共押出しされた多層ポリマーフィルムも好適であり、その開示内容は参照により本明細書に組み込まれる。ポリエチレンテレフタレート−アルミニウム−ポリエチレン複合材料、およびポリエチレンテレフタレート−EVA複合材料などの層状のバッキングも好適である。3M(登録商標)1777フォームテープ(Foam Tape)および3M(登録商標)1779フォームテープ(Foam Tape)に使用されている独立気泡ポリオレフィンフィルムなどのフォームテープバッキングも好適である。布帛および不織布も同様に好適である。幾つかの実施形態では、可撓性バッキング部材は、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、又はポリエチレン製のポリマーフィルムである。他の実施形態では、可撓性バッキング部材はポリエチレンテレフタレートポリマーフィルムである。
本明細書の実施形態に関連して記載されている特徴を他の実施形態に使用してもよく、また、各実施形態に記載されている様々な特徴は可変であってもよく、依然として本発明の範囲に入る。例えば、図7〜図11の各実施形態に使用される感圧接着剤は、様々なパターンのいずれかで存在してもよい。例えば、接着剤層(例えば、接着剤層534、634)は、パターン形成されていても、又はパターン形成されていなくてもよく、連続的であっても又は不連続であってもよい。接着剤層は、更に、図4の間隙140又は図5に示されているバリア部材242などのスペース、間隙又は構造によって中断されてもよい。アレイ保持部材は様々な構成のいずれかで設けられてもよく、アレイ保持部材28(図6)の側面344と類似の又は同一の傾斜面等を具備してもよい。一般に、本発明は、前述の様々な実施形態に示されている構造の任意の、および全ての変形を具備するものとする。
様々な実施形態に関連して記載されているように、本発明は、角質層を通して有効成分を送達するためのパッチの形態の医療用デバイスを提供する。幾つかの実施形態では、パッチは、単一の成形されたポリマー材料から構成されている。幾つかの実施形態では、パッチは、延長部材、アレイ保持部材、およびマイクロニードルアレイ(本明細書に全般に記載されている)が同じ材料から単一片として成形される一体の成形物品として提供されている。これらの一体の物品に好適な材料としては、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)ポリマー、ポリフェニルスルフィド、ポリカーボネート、ポリプロピレン、アセタール、アクリル、ポリエーテルイミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、並びに他の既知の材料およびこれらの2種類以上の組み合わせが挙げられる。本発明のマイクロアレイを成形するための好適な方法は、2004年2月23日に出願された同時係属中の米国特許仮出願第60/546780号明細書に記載されている。本発明によるパッチは、パッチが適用される哺乳動物の皮膚の領域に延長部材が均一に接着し得るように、十分な可撓性を有していなければならない。更に、延長部材の表面は、哺乳動物の皮膚の領域にパッチが均一に接着し、一定の時間、有効成分が効果的に送達されることを可能にするのに十分な表面積を提供する。
可撓性バッキング部材を備える実施形態の幾つかでは、延長部材、アレイ保持部材、およびマイクロニードルアレイは、本明細書に記載されている同じ材料から単一片として成形されてもよい。可撓性バッキング部材を備える他の実施形態では、延長部材、アレイ保持部材、およびマイクロニードルアレイは別々の部品として提供されてもよく、それらは成形されていても又は成形されていなくてもよく、同じ材料のものであっても又は同じ材料のものでなくてもよい。延長部材とアレイ保持部材が別々の部品として提供される実施形態では、それらは、典型的には、例えば、好適な接着剤又は融着などで互いに貼られている。
本発明の医療用デバイスは、角質層を穿刺し、並びに延長部材を皮膚の表面に接着させるのに十分な力で医療用デバイスを送達するアプリケータ又は他の手段を使用して哺乳動物の皮膚の表面にそれを適用することを可能にするように設計されている。従って、医療用デバイスを皮膚の所望の部分に貼るため医療用デバイスに第2の表面に沿って均一に力が加えられるように、医療用デバイスの第2の主面は、通常、比較的平滑で特徴のない表面として提供される。従って、延長部材の第2の表面は、通常、例えば、有効成分を液体の形態で保持又は一時的に貯蔵するためのリザーバなどの追加の構造を具備しない。
角質層の穿通を容易にする構成のマイクロニードルを提供することにより、哺乳動物の皮膚を通して1種類以上の有効物質を送達するための方法に、本発明のデバイスを経皮パッチとして使用することができる。幾つかの実施形態では、医薬品又は治療剤を皮膚の領域に直接塗布し、その後、皮膚の同じ領域に好適な力でマイクロニードルアレイを適用して角質層を穿刺し、個々のマイクロニードルによって作られた穿刺を通して治療剤が体内に入るようにすることができる。他の実施形態では、有効成分をまずアレイの微細構造領域に直接塗付してもよい(例えば、コーティングとして)。幾つかの実施形態では、有効成分が液体であるか、又は、液体中に溶解されているか、又は、懸濁液若しくはコロイドとして液体内に懸濁しているとき、有効成分をマイクロニードルアレイに塗付してもよい。マイクロニードルアレイへの塗布後、それを哺乳動物の皮膚に適用する前に有効成分を乾燥させてもよい。或いは、有効成分がまだ液体を含んでいる時、有効成分を哺乳動物の皮膚に塗付してもよい。有効成分がコーティングされたマイクロニードルアレイを、角質層を穿刺するのに十分な力で皮膚に適用することができる。アレイの微細構造領域にコーティングされた有効成分は、皮膚組織の中に機械的に堆積されるか、又は、体液によってアレイから溶解され、このようにして治療剤又は医薬品が皮膚組織に吸収されることを可能にしてもよい。本発明の医療用デバイスを使用する治療剤の送達のパラメータは、前述の同時係属中の特許出願である米国特許出願第09/947195号明細書(米国特許出願公開第2003/0045837号明細書)および米国特許出願第10/621620号明細書に好適に記載されている。好適な使用方法は、2004年6月10日に出願された米国特許仮出願第60/578651号明細書(代理人整理番号59403US002)に開示されているアプリケータと共に記載されている。
マイクロニードルアレイ
マイクロニードルアレイを以下のように作製した。正方形の形状(1cm2)のマイクロニードルの配列(37×37)がディスクの一面の中心に配置されている、部分的にパターン形成された円形のディスク(面積2cm2、厚さ1.02mm)を作製した。針は規則的な間隔に配置され、正方形の形状のパターンの隣接する針の先端間の距離は275ミクロンであった。個々の針は形状が角錐状であり、高さ250ミクロン、正方形の基部の一辺の長さ83.3ミクロンであった。先端は切頭状であり、平坦で正方形の形状の頂部の一辺の長さは5ミクロンであった。アレイは、国際公開第05/82596号パンフレットに記載の概略的な説明に従って射出成形され、ポリカーボネート(レキサン(Lexan)(登録商標)HPS1R−1125、マサチューセッツ州ピッツフィールド、GEプラスチックス(GE Plastics, Pittsfield, MA))製であった。次いで、ディスクの中心を打抜き、ディスクのパターン形成された側の表面の約90%にマイクロニードルを有するマイクロニードルアレイ(面積=1cm2)を提供した。マイクロニードルアレイは約1200本のマイクロニードルを有した。
貯蔵カラーからのパッチの送達
米国特許仮出願第60/578651号明細書および国際特許出願第US2005/020283号明細書(これらの開示内容は参照により本明細書に組み込まれる)に更に詳細に記載されている、パッチを支持するためにシリンダの内面に小さいタブを有する円筒状の貯蔵カラーに後述のマイクロアレイパッチを入れた。前述の特許出願に記載されている手持ち式のばね駆動パッチアプリケータを使用して貯蔵カラーからパッチを推進させた。アプリケータは2.88グラムのピストンを使用し、これは医療用デバイスがなしで発射されるとき、最大速度7.2m/sに達した。(M9アプリケータ)マイクロアレイパッチなしの時のピストンの速度は、速度/移動測定を実施するため、艶消仕上の反射テープの小片をピストンの外面に配置することによって測定された。アプリケータを、レーザ測定デバイス(レーザ・ビブロメータ・コントローラ(Laser Vibrometer Controller)型番OFV−3001)およびレーザ・ファイバ・インターフェロメータ(Laser Fiber Interferometer)型番OFV−502、カリフォルニア州タスティン、ポリテック社(Polytec., Tustin, California))に取り付けられた固定具に当てて配置し、レーザが艶消仕上の反射テープで反射し得るように整列させた。パターン形成されたマイクロアレイの代わりに、同じ物理的寸法を有し、マイクロニードルパターン形成の代わりにブランクに艶消仕上の反射テープの一片が貼付された「ブランクの」アレイを使用することによって、貯蔵カラーからのマイクロアレイパッチの速度の測定を実施した。下記に報告する値は、マイクロアレイパッチによって達成された最大速度である。
実施例1
マイクロアレイパッチを以下のように構成した。外径2.35cm、内径1.22cmの環に打抜かれた両面テープ(3M透明ポリエステル(3M Transparent Polyester)、3.4ミル両面塗工医療用テープ(Double Coated Medical Tape)1513、各面に厚さ30.5ミクロンの接着剤を有する厚さ25.4ミクロンのポリエステルフィルム)の3層の積層体から、皮膚に接触する接着剤の環を形成した。この環を厚さ10ミル(254ミクロン)のポリカーボネートフィルムの円形の片(面積=2.5cm2)の外縁に接着させ、第1の積層体を形成した。
面積5.5cmの両面テープ(3M透明ポリエステル(3M Transparent Polyester)、3.4ミル両面塗工医療用テープ(Double Coated Medical Tape)1513)の円形の片を、厚さ0.56ミル(14.2ミクロン)のポリエチレンテレフタレートフィルムの円形の片(面積=5.5cm2)に接着させ、第2の積層体を形成した。
第2の積層体の両面塗工テープの露出している側を、皮膚に接触する接着剤と反対側にある第1の積層体のポリカーボネートフィルムの側に接着させた。両面テープ(3M透明ポリエステル(3M Transparent Polyester)、3.4ミル両面塗工医療用テープ(Double Coated Medical Tape)1513)の円形の片(面積=1.0cm2)を使用して、マイクロニードルアレイのパターン形成されていない側をポリカーボネートフィルムの中心の露出領域に接着させ、完成したマイクロアレイパッチを製造した。前述の片を全て同心状に整列させた。マイクロアレイパッチを前述のように貯蔵カラーに入れ、デバイスがカラーから推進される最大速度は5.7m/sであった。
実施例2
マイクロアレイパッチを以下のように構成した。両面テープ(3M透明ポリエステル(3M Transparent Polyester)、3.4ミル両面塗工医療用テープ(Double Coated Medical Tape)1513)の3層の積層体から、皮膚に接触する接着剤の円形の片(面積=4.5cm2)を形成した。この片を厚さ10ミル(254ミクロン)のポリカーボネートフィルムの円形の片(面積=4.5cm2)に接着させた。ポリカーボネートフィルムの露出している側を、両面テープ(3M透明ポリエステル(3M Transparent Polyester)、3.4ミル両面塗工医療用テープ(Double Coated Medical Tape)1513)の第2の円形の片(面積=4.5cm2)に接着させた。両面塗工テープの第2の片の露出している側を、厚さ2.0ミル(50.8ミクロン)のポリエチレンテレフタレートフィルムバッキングの円形の片(面積=5.5cm2)に接着させた。次いで、マイクロニードルアレイのパターン形成されていない側を皮膚に接触する露出した接着剤の中心に接着させ、完成したマイクロアレイパッチを製造した。前述の片を全て同心状に整列させた。マイクロアレイパッチを前述の貯蔵カラーに入れ、デバイスがカラーから推進される最大速度は6.0m/sであった。
実施例3
ポリエチレンテレフタレートフィルムバッキングの厚さが3.0ミル(76.2ミクロン)であったこと以外、実施例2に記載されるようにマイクロアレイパッチを構成した。マイクロアレイパッチを前述の貯蔵カラーに入れ、デバイスがカラーから推進される最大速度は5.5m/sであった。
本発明の実施形態を説明してきたが、本明細書に記載され、請求される実施形態の同等物である、当業者が現在予測できない実質的でない変更をなし得ることが分かる。
本発明に使用するのに好適なマイクロニードルアレイの顕微鏡写真である。 本発明によるマイクロアレイパッチデバイスの一実施形態の斜視図である。 図2のマイクロアレイパッチデバイスの断面における側面図である。 本発明によるマイクロアレイパッチデバイスの別の実施形態の断面における側面図である。 本発明によるマイクロアレイパッチデバイスの更に別の実施形態の断面における側面図である。 本発明によるマイクロアレイパッチデバイスの更に別の実施形態の断面における側面図である。 本発明によるマイクロアレイパッチデバイスの別の実施形態の斜視図である。 図7のマイクロアレイパッチデバイスの断面における側面図である。 本発明によるマイクロアレイパッチデバイスの別の実施形態の断面における側面図である。 本発明によるマイクロアレイパッチデバイスの更に別の実施形態の断面における側面図である。 本発明によるマイクロアレイパッチデバイスの更に別の実施形態の断面における側面図である。

Claims (14)

  1. 有効成分の皮膚内への、又は皮膚を通した送達に使用するのに好適な医療用デバイスであって、
    第1の主面と第2の主面を有し、前記第1の主面が第1の部分と可撓性の第2の部分を含む、延長部材、
    前記延長部材の前記第1の主面の前記第1の部分から延びるアレイ保持部材であって、アレイ表面を含み、該アレイ表面から少なくとも1つのマイクロニードルが延びる、前記アレイ保持部材、および、
    前記延長部材の前記第1の主面の前記第2の部分に配置され、前記少なくとも1つのマイクロニードルが角質層を通して挿入されるとき哺乳動物の皮膚への前記デバイスの接着取り付けを容易にする、感圧接着剤、
    を含む、医療用デバイス。
  2. 前記延長部材の前記第2の主面が、比較的平滑で特徴がない、請求項1に記載の医療用デバイス。
  3. 前記延長部材と前記アレイ保持部材が、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン(ABS)ポリマー、ポリフェニルスルフィド、ポリカーボネート、ポリプロピレン、アセタール、アクリル、ポリエーテルイミド、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンテレフタレート、およびこれらの2種類以上の組み合わせからなる群から選択される材料を含む一体構成を含む、請求項1に記載の医療用デバイス。
  4. 前記延長部材と前記アレイ保持部材が、ポリカーボネートを含む、請求項1に記載の医療用デバイス。
  5. 前記延長部材と前記アレイ保持部材が、互いに接着剤で接着されている、請求項1に記載の医療用デバイス。
  6. 前記アレイの表面が、前記アレイ表面から延びる複数の同一構成のマイクロニードルを含む、請求項1に記載の医療用デバイス。
  7. 前記同一構成のマイクロニードルの少なくとも一部に保持された有効成分を更に含む、請求項6に記載の医療用デバイス。
  8. 前記アレイ表面が、前記アレイ表面から延びる複数のマイクロニードルを含む、請求項1に記載の医療用デバイス。
  9. 前記マイクロニードルが先細りの構造を含み、各マイクロニードルの外面に少なくとも1つのチャネルが形成されている、請求項8に記載の医療用デバイス。
  10. 前記マイクロニードルが細長い基部を含み、各マイクロニードルの前記少なくとも1つのチャネルが各細長い基部の端部の1つから前記マイクロニードルの先端まで延びる、請求項9に記載の医療用デバイス。
  11. 前記マイクロニードルのアスペクト比が、2:1以上である、請求項8に記載の医療用デバイス。
  12. 第1の主面と第2の主面を有する可撓性バッキング部材を更に含み、前記可撓性バッキング部材の前記第1の主面の少なくとも一部が、前記延長部材の前記第2の主面に貼られており、前記可撓性バッキング部材が前記延長部材の外縁を越えて延びる、請求項1に記載の医療用デバイス。
  13. 前記可撓性バッキング部材が、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネート、およびポリエチレンからなる群から選択される材料を含む、請求項12に記載の医療用デバイス。
  14. 前記可撓性バッキング部材の前記第1の主面の少なくとも一部を被覆する感圧接着剤層を更に含む、請求項12に記載の医療用デバイス。
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