JP2008519942A - 車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具 - Google Patents

車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具 Download PDF

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Abstract

本発明は製品の強度が向上されるのは勿論、水平方向へ作用する外力に対しても堅固で安定的に支持される車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具に関する。
本発明によれば、基端部には車輛のボディーパネル10とヘッドライナー20の間に組立てられるベース31が備えられ、先端部にはこのベース31から一体に折り曲げられてボディーパネル10の結合孔11に嵌めて結合されるフック33が形成された車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具において、前記フック33はベース31の両側で互いに向かい合う方向へ上向傾くようにベンディングされた内側壁34と、この内側壁34の上端から両側へ開かれるように下向傾けてベンディングされた外側壁36と、この外側壁36の上端部で両側へ開かれるように下向傾けてベンディングされた外側壁36と、この外側壁36の下端部で互いに向かい合う方向へ下向傾くようにベンディングされた係止部38と、この係止部38の先端で下向折り曲げられてボディーパネル10の結合孔11周囲面11aに係止される支持顎38aを含み構成されたことを特徴とする車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具が提供される。
【選択図】 図8

Description

本発明は車両のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具に関し、より詳細には製品の強度が向上されるのは勿論水平方向へ作用する外力に対しても堅固で安定的に支持される車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具に関する。
一般的に、車輛の室内にはその両側上端に着席者が掴むことができるようになっている多数個の補助取手が備えられるが、この補助取手は車輛の室内、即ち、ヘッドライナー下側に位置して車輛のボディーパネルに連結されて固定される。
これのために、従来には自動車製造会社で車輛の室内にヘッドライナーを付着した後に前記補助取手をボディーパネルに一々スクリュー締結したが、このような方式は自動車製造会社の組立工程が増加する負担に因り最近には協力業体でヘッドライナーに前記補助取手を予め仮付着した状態で納品すると、自動車製造会社ではこれをワンタッチ方式でボディーパネルに設置するモジューラー方式を採択している。
このようなモジューラー方式に用いられる代表的な補助取手固定具は、図1および図2に図示された通り、所定形態に切断された金属板を折り曲げて成型され、その基端部には平板形態のベース50が備えられ、その先端部にはこのベース50から一体に折り曲げられてボディーパネル10の結合孔11に嵌めて結合される楔形状のフック51が備えられる。また、前記ベース50の中央には補助取手40とスクリュー締結される締結孔56が形成され、前記フック51の中央にはU字形態に切開されて基端側へ行く程両側へもっと開かれた支持片53が備えられ、このフック51をボディーパネル10の結合孔11に嵌め込むと、前記支持片53が縮まりながらボディーパネル10の結合孔11に結合され、結合された後には前記支持片53が自体の弾性力により両側へ開かれてボディーパネル10に係止固定される。
ところで、車両用補助取手40は車輛の走行状態や搭乗者の着席姿勢によって引っぱられる方向が互いに異なるため、これを支持する固定具は垂直方向のみならず水平方向の力に対しても充分な支持力を備えていなければならない。ところで、従来の固定具はボディーパネル10に係止される支持片53がボディーパネル10の結合孔11の内側へ嵌められて支持されるのではなくボディーパネル10の外側面に接触支持される方式であるため、垂直方向の力に対しては充分な支持力を発揮するとしても、水平方向へ作用する力に対しては、図2の点線で表示された通り、容易に遊動されるなどの脆弱点がある。尚、前記支持片53はフック51の両側中央部にのみ形成されることにより水平方向前後方へ作用する力に対しては一層脆弱な問題点がある。
また、前記固定具はその先端のフック51がボディーパネル10の結合孔11に容易に組立てられるためにはフック51の前後方長さより結合孔11の長さがもっと長くなければならないが、このような場合、組立てられた固定具が結合孔11の前後方へ容易に遊動されうるので、これに連結された補助取手40を堅固に支持し得ない問題点がある。
また、前記固定具はベース50の中央部にボーリング加工された締結孔56が形成され、この締結孔56に補助取手40がスクリュー締結されるため、この補助取手40を搭乗者が引っ張ると、締結孔56周辺のベース50中央部が下方へ凸状に引っ張られる。ところで、前記固定具の締結孔56両側には上向折り曲げられたフック51が備えられて撓みが防止されるが、前記締結孔56の前後方にはどのような垂直方向の支持部も備えられないため、このような締結孔56の前後方が下方へ凸状に撓みながら固定具の支持力が弱化される問題点がある。
その外にも、従来の固定具は前記支持片53が薄い鉄板でなったフック51の両側面中央をU字形態に切開してこれを両側へ開き形成したものであるため、支持力を発揮するこの支持片53の断面積はフック51全体の横断面のうち一部断面積にのみ制限される外はないので、支持力が低下する問題点がある。特に、前記固定具はボディーパネル10に係止された支持片53の下端から水平に最も遠く離隔された部分、即ち、前記支持片53の上端部が補助取手40を引っ張るとき撓みモーメントを最も多く受けるようになるが、このような支持片53の上端部がフック51全体の横断面のうち一部断面積のみに制限されているため、撓みモーメントに極めて脆弱な問題点がある。
本発明は前記の問題点を解決するためのもので、本発明の目的は製品の強度が著しく向上されるのは勿論、水平方向へ作用する力に対しても堅固で安定的に支持される車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具を提供することである。
本発明の第1特徴によれば、基端部には車輛のボディーパネル10とヘッドライナー20の間に組立てられるベース31が備えられ、先端部にはこのベース31から一体に折り曲げられてボディーパネル10の結合孔11に嵌めて結合されるフック33が形成された車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具において、前記フック33はベース31の両側で互いに向かい合う方向へ上向傾くようにベンディングされた内側壁34と、この内側壁34の上端で両側へ開かれるように下向傾けてベンディングされた外側壁36と、この外側壁36の下端部で互いに向かい合う方向へ下向傾くようにベンディングされた係止部38を含み構成されたことを特徴とする車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具が提供される。
前記内側壁34はその下端部の両側に所定面積に切断された開口部35が形成され、前記係止部38はこの開口部35と対応する位置の外側壁36下端部に形成されて構成され、ボディーパネル10の結合孔11に嵌めて結合するとき前記係止部38が内側壁に干渉されなく縮まりながら挿入できるようになったことを特徴とする車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具が提供される。
前記係止部38の先端には下向折り曲げられてボディーパネル10の結合孔11周囲面11aに係止される支持顎38aが更に備えられたことを特徴とする車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具が提供される。
前記係止部38にはピット(pit)溝39が上下へ長く延長形成されて補強されたことを特徴とする車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具が提供される。
前記ベース31にはフック33の前後方に位置するように上向折り曲げられて組立てるときボディーパネル10の結合孔11内壁面に係止されて支持される遊動防止突起32が備えられ、この遊動防止突起32の上端部には互いに向かい合う方向へ傾くようにベンディングされたガイド部32aが形成されて組立てるときこのガイド部32aにより前記フック33が結合孔11の定められた位置に案内されて組立てられるようになったことを特徴とする車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具が提供される。
本発明の第2特徴によれば、基端部には車輛のボディーパネル10とヘッドライナー20の間に組立てられるベース31が備えられ、先端部にはこのベース31から一体に折り曲げられてボディーパネル10の結合孔11に嵌めて結合されるフック33が形成された車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具において、前記フック33はベース31の両側で互いに向かい合う方向へ上向傾くようにベンディングされてその上端部で互いに接するようになった連結部34aと、この連結部34aの前後方に備えられ下端部が自由端になるように上側に向かって垂直に切開されこの切開部35aの上端でベンディングされて両側へもっと開かれるように下向傾くように延長される支持部36aと、この支持部36aの下端部で互いに向かい合う方向へ下向傾くようにベンディングされた係止部38bを含み構成されたことを特徴とする車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具が提供される。
前記で、前記支持部36aと係止部38bにはピット溝39が上下へ長く延長形成されて補強されたことを特徴とする車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具が提供される。
前記ベース31にはフック33の前後方に位置するように上向折り曲げられて組立てるときボディーパネル10の結合孔11内壁面に係止されて支持される遊動防止突起32が備えられ、この遊動防止突起32の上端部には互いに向かい合う方向へ傾くようにベンディングされたガイド部32aが形成されて組立てるときこのガイド部32aにより前記フック33が結合孔11の定められた位置に案内されて組立てられるようになったことを特徴とする車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具が提供される。
以下、本発明の望ましい実施例を添付した図面に拠り説明する。
図3乃至図5は夫々本発明の第1実施例による補助取手固定具の斜視図と断面図である。これを参照すると、前記固定具は平板形態のベース31と楔形態のフック33で成るのは従来と同一類似であり、本発明では前記フック33がベース31の両側で互いに向かい合う方向へ上向傾くようにベンディングされた内側壁34と、この内側壁34の上端で両側へ開かれるように下向傾くようにベンディングされた外側壁36と、この外側壁36の下端部で互いに向かい合う方向へ下向傾くようにベンディングされた係止部38で形成される。
前記ベース31はフック33の前後方へ所定長さもっと延長されるように平板形態で成ったもので、組立てるときにこの延長部が車輛のボディーパネル10内側面に接触支持され、その中央部には、図5の通り、補助取手10とスクリュー締結される締結孔31aが形成される。また、前記ベース31にはU字形態に切開されて上側へ折り曲げられた1対の遊動防止片32がフック33の前後方に位置するように備えられて、組立てるときにこの遊動防止片32がボディーパネル10の結合孔11内壁面に密着されて、固定具を前後方へ遊動されないように支持する。また、前記遊動防止片32はその上端部が互いに向かい合う方向へ所定角度傾けて固定具をボディーパネル10の結合孔11に定められた位置に組立てられるようにガイドする役割もする。
前記フック33はベース31の両側で互いに向かい合う方向へ上向傾くようにベンディングされた楔形態の内側壁34と、この内側壁34の上端で両側へ開かれるように傾けてベンディングされた外側壁36と、この外側壁36の下端部で互いに向かい合う方向へ下向傾くようにベンディングされた係止部38と、この係止部38の先端で下向折り曲げられてボディーパネル10の結合孔11周囲面11aに係止される支持顎38aで成る。この際、前記内側壁34の下端部両側には所定面積に切断された開口部35が形成され、前記係止部38はこの開口部35と対応する位置の外側壁36下端部に形成されて、固定具をボディーパネル10の結合孔11に挿し込むときに前記係止部38が内側壁34に干渉されなく縮まり容易に嵌めて結合できるように構成される。また、前記係止部38には外側壁36の中間高さまで上向延長されたピット溝39が上下へ長く延長形成されて係止部38の幅を開口部35と対応するように狭く形成しても充分な強度を有するように構成される。
以上の構成による本発明の第1実施例によれば、前記固定具はその先端のフック33をボディーパネル10の結合孔11に挿し込むと、このフック33の両側外側壁36が結合孔11の内壁面に密着されて互いに向かい合う方向へ縮まりながら挿し込まれ、結合孔11に完全に挿し込まれると前記外側壁36が更に弾性復元されて開かれてその下側の係止部38がボディーパネル10の外側面に係止され、支持顎38aがボディーパネル10の結合孔11周囲面11aに係止されて垂直方向は勿論水平方向にも堅固に固定される。
このような組立過程のうち両側外側壁36の下端で内側に下向傾くようにベンディングされた係止部38が互いに向かい合う方向へ弾性変形されても、この係止部38は内側壁34の開口部35に対応するように位置されて内側壁34と干渉されないため、円滑に弾性変形されながら結合孔11に挿入することができる。この際、勿論前記内側壁34は開口部35によりその幅が縮まっても垂直方向へ配置されて垂直方向へ引っ張られる力に対抗するので充分な支持力を発揮することができる。
また、前記固定具はボディーパネル10に係止された係止片38から水平方向へ最も遠く離隔された部分、即ち、内側壁34から外側壁36に連なる上端のベンディング部37が補助取手40を引っ張ったとき撓みモーメントを最も多く受けるようになるが、本実施例ではこのベンディング部37がフック33全体の幅で形成されたため、その断面積が広くなって撓みモーメントに非常に強い長点がある。
また、前記固定具のうち撓みモーメントは少なく受けるが、その幅が狭いので、相対的な脆弱部になり得る部分としては外側壁36下側の係止部38がこれに該当するが、この係止部38はその中央部に沿って垂直のピット溝39が形成され強度が補強されて充分な支持力を発揮するようになる。
また、前記固定具はボディーパネル10に直接接触される係止部38と支持顎38aが両側フック33の前後方に夫々位置するため、補助取手40と連結された固定具の中央部に対してはその両側と前後方に均等に離隔配置されてボディーパネル10の外側面と結合孔周囲面11aに接触支持される。従って、前記固定具は車輛の走行状態や搭乗者の着席姿勢などによって垂直方向のみならず水平方向へ引っ張る力に対しても堅固に支持される長点がある。
その外にも、前記固定具はベース31から上側へ折り曲げられた一対の遊動防止片32がフック33の前後方に夫々位置するため、組立てるときにこの遊動防止片32がボディーパネル10の結合孔11内壁面に密着されて、固定具を前後方へ遊動されないように支持する。
また、前記固定具は補助取手40と連結される締結孔31aの両側に上向折り曲げられたフック33が備えられ、この締結孔31aの前後方には上向折り曲げられた遊動防止突起32が夫々備えられるので、車輛搭乗者が補助取手40を強く引っ張ってもこの補助取手40と連結されたベース31の両側と前後方に前記フック33と遊動防止突起32が夫々上向折り曲げられて垂直方向へ引っ張られる力を支持するので、前記ベース31の撓みが防止され、これにより固定具の支持力も向上される。
また、前記遊動防止片32はその上端部に互いに向かい合う方向へ所定角度傾けたガイド部32aが備えられ、固定具をボディーパネル10と結合孔11に挿し込むとき前記ガイド部32aが固定具を定められた位置に組み立てられるように案内する役割もする。
一方、図6乃至図8は夫々本発明の第2実施例による補助取手固定具の斜視図と断面図である。これを参照すると、前記固定具はベース31と楔形態のフック33が一体に形成されたものは従来と同一類似であり、本発明では前記フック33がベース31の両側で互いに向かい合う方向へ上向傾くようにベンディングされた連結部34aと、この連結部34aの前後方に備えられ下端部が自由端になるように上側へ向かって垂直に切開されてこの切開部35a上端から両側へもっと開かれるように下向傾けてベンディングされた支持部36aと、この支持部36aの下端部で互いに向かい合う方向へ下向傾くようにベンディングされた係止部38bで成り、前記支持部36aと係止部38bにはピット溝39が上下へ長く延長形成されて構造的強度を補強したのである。
前記ベース31は前記第1実施例と同一類似であるため、詳細な説明を省略する。
前記フック33の連結部34aはベース31の両側で互いに向かい合う方向へ上向傾くようにベンディングされたもので、その上端部には互いに当接して垂直に延長された接触支持部37aが形成される。従って、この連結部34aに互いに向かい合う方向へ支持力が作用するとしても連結部34a上端の接触支持部37aにより撓みが防止される。
前記支持部36aは連結部34aの前後方に備えられ、下端部が自由端になるように上側に向かって垂直に切開されてこの切開部35a上端で前記連結部34aより両側へもっと開かれるように下向傾けてベンディングされた部分である。このような支持部36aは固定具をボディーパネル10の結合孔11に組立てるとき弾性変形されながら挿し込まれ、結合孔11に完全に挿し込まれると弾性復元されて補助取手40により引っ張られる力を支持するようになる。
前記係止部38bは支持部36aの下端で互いに向かい合う方向へ下向傾くようにベンディングされたもので、この係止部38bがボディーパネル10の結合孔11の外側に係止されて固定具をボディーパネル10に密着固定されるようにする。また、前記支持部36aと係止部38bの中央にはピット溝39が垂直に長く延長形成されて前記支持部36aと係止部38bの強度を補強するようになる。
以上の構成で成った第2実施例によれば、前記固定具はその先端のフック33をボディーパネル10の結合孔11に挿し込むと、このフック33の両側支持部36aが結合孔11内壁面に密着されて互いに向かい合う方向へ縮まりながら挿し込まれ、結合孔11に完全に挿し込まれると、前記支持部36aが更に弾性復元されて開かれてその下側の係止部38bがボディーパネル10の外側面に係止されて固定される。この際、前記支持部36aと係止部38bには垂直のピット溝39が長く延長形成されてその強度が一層向上されるため、補助取手40の支持力が著しく向上される。
従って、前記固定具はボディーパネル10に直接接触される係止部38bが両側へ開かれた前後方の支持部36a下端に夫々形成されるため、固定具中央の締結孔31aに対しては夫々の係止部38bが前後および左右へ均一に離隔配置されて引っ張られる力に対し支持力を発揮するようになる。従って、前記固定具は車輛の走行状態や搭乗者の着席姿勢などによって補助取手40を引っ張るときのモーメントが何れ方向へ作用しても脆弱部が発生しなく安定的に支持される長点がある。
また、前記固定具はベース31から上側へ折り曲げられた一対の遊動防止片32がフック33の前後方に夫々位置するため、組立てるときこの遊動防止片32がボディーパネル10の結合孔11内壁面に密着されて、固定具を前後方へ遊動されないように支持する。尚、前記固定具は補助取手40と連結される締結孔31aの両側に上向折り曲げられたフック33が備えられ、この締結孔31aの前後方には上向折り曲げられた遊動防止突起32が夫々備えられるので、車輛搭乗者が補助取手40を強く引っ張ってもこの補助取手40と連結されたベース31の両側と前後方に前記フック33と遊動防止突起32が夫々上向折り曲げられて垂直方向へ引っ張られる力を支持するので、前記ベース31の撓みが防止され、これにより固定具の支持力も向上される。
以上の如き本発明によれば、前記固定具は多数個の係止部38,38bが前後左右へ所定距離離隔配置されてボディーパネル10に接触支持されるため、何れ方向へモーメントが作用しても脆弱部が発生しなく安定的に支持される長点がある。また、前記固定具はフック33の前後方に一対の遊動防止片32が備えられて固定具を前後方へ遊動されないように安定的に支持すると共に、補助取手10と連結されるベース31の撓みも防止するので、支持力が向上される長点がある。
その外にも、第1実施例は垂直方向の外力作用時に撓みモーメントが最も多く作用する上端のベンディング部37がフック33全体の幅に該当するように広く形成されるため、製品の強度が著しく向上されると共に、係止部38下端の支持顎38aがボディーパネル10の結合孔周囲面11aに係止されて水平方向へ作用する力に一層堅固に支持される長点がある。
従来の車輛の補助取手固定具の一例を示した斜視図である。 従来の車輛の補助取手が設置されたものの断面図である。 本発明の第1実施例による補助取手固定具の斜視図である。 図3の固定具が組立てられる過程を示した分解斜視図である。 図3の固定具が組立てられた形状を示した断面図である。 本発明の第2実施例による補助取手固定具の斜視図である。 図6の固定具が組立てられる過程を示した分解斜視図である。 図6の固定具が組立てられた形状を示した断面図である。
符号の説明
10:ボディーパネル
11:結合孔
20:ヘッドライナー
31:ベース
33:フック
34:内側壁
34a:連結部
35:開口部
35a:切開部
36:外側壁
36a:支持部
38:係止部
38a:支持顎
39:ピット溝
40:補助取手

Claims (8)

  1. 基端部には車輛のボディーパネル10とヘッドライナー20の間に組立てられるベース31が備えられ、先端部にはこのベース31から一体に折り曲げられてボディーパネル10の結合孔11に嵌めて結合されるフック33が形成された車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具において、前記フック33はベース31の両側で互いに向かい合う方向へ上向傾くようにベンディングされた内側壁34と、この内側壁34の上端で両側へ開かれるように下向傾けてベンディングされた外側壁36と、この外側壁36の下端部で互いに向かい合う方向へ下向傾くようにベンディングされた係止部38を含み構成されたことを特徴とする車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具。
  2. 前記内側壁34はその下端部の両側に所定面積に切断された開口部35が形成され、前記係止部38はこの開口部35と対応する位置の外側壁36下端部に形成されて構成され、ボディーパネル10の結合孔11に嵌めて結合するとき前記係止部38が内側壁に干渉されなく縮まりながら挿入できるようになったことを特徴とする 請求項1項 記載の車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具。
  3. 前記係止部38の先端には下向折り曲げられてボディーパネル10の結合孔11周囲面11aに係止される支持顎38aが更に備えられたことを特徴とする 請求項1記載の車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具。
  4. 前記係止部38にはピット(pit)溝39が上下へ長く延長形成されて補強されたことを特徴とする 請求項1記載の車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具。
  5. 前記ベース31にはフック33の前後方に位置するように上向折り曲げられて組立てるときボディーパネル10の結合孔11内壁面に係止されて支持される遊動防止突起32が備えられ、この遊動防止突起32の上端部には互いに向かい合う方向へ傾くようにベンディングされたガイド部32aが形成されて組立てるときこのガイド部32aにより前記フック33が結合孔11の定められた位置に案内されて組立てられるようになったことを特徴とする 請求項1記載の車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具。
  6. 基端部には車輛のボディーパネル10とヘッドライナー20の間に組立てられるベース31が備えられ、先端部にはこのベース31から一体に折り曲げられてボディーパネル10の結合孔11に嵌めて結合されるフック33が形成された車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具において、前記フック33はベース31の両側で互いに向かい合う方向へ上向傾くようにベンディングされてその上端部で互いに接するようになった連結部34aと、この連結部34aの前後方に備えられ下端部が自由端になるように上側に向かって垂直に切開されこの切開部35aの上端でベンディングされて両側へもっと開かれるように下向傾くように延長される支持部36aと、この支持部36aの下端部で互いに向かい合う方向へ下向傾くようにベンディングされた係止部38bを含み構成されたことを特徴とする車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具。
  7. 前記支持部36aと係止部38bにはピット溝39が上下へ長く延長形成されて補強されたことを特徴とする 請求項6記載の車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具。
  8. 前記ベース31にはフック33の前後方に位置するように上向折り曲げられて組立てるときボディーパネル10の結合孔11内壁面に係止されて支持される遊動防止突起32が備えられ、この遊動防止突起32の上端部には互いに向かい合う方向へ傾くようにベンディングされたガイド部32aが形成されて組立てるときこのガイド部32aにより前記フック33が結合孔11の定められた位置に案内されて組立てられるようになったことを特徴とする 請求項6記載の車輛のモジュールヘッドライナー用補助取手固定具。
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