JP2001206127A - クリップ - Google Patents

クリップ

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JP2001206127A
JP2001206127A JP2000018986A JP2000018986A JP2001206127A JP 2001206127 A JP2001206127 A JP 2001206127A JP 2000018986 A JP2000018986 A JP 2000018986A JP 2000018986 A JP2000018986 A JP 2000018986A JP 2001206127 A JP2001206127 A JP 2001206127A
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clip
panel
leg
fixing portion
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JP2000018986A
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Takeshi Nakajima
武司 中島
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Piolax Inc
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  • Connection Of Plates (AREA)
  • Clamps And Clips (AREA)
  • Passenger Equipment (AREA)
  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車装備品を車体パネルにワンタッチで取り付
けられるクリップの提供。 【解決手段】 車装備品を固定する固定部1aを有する
基板1と、該基板1の固定部1aの対向する側縁からパ
ネルの取付孔方向に向かって延びる支持脚3と、該支持
脚3の先端部から基板1方向に向かって折り返されてそ
の自由端部4aがパネルの取付孔に裏側から引っ掛かる
係止脚4とを備えるクリップであって、上記基板1は、
支持脚3と係止脚4の展開状態において、当該支持脚3
と係止脚4を囲むように切り抜かれた枠形状となってい
ることにより、車装備品を基板1の固定部1aに固定し
たクリップの支持脚3と係止脚4とをパネルの取付孔に
差し込むだけで、車装備品がパネルに簡単に取り付けら
れると共に、クリップの取り扱い時や納品時に、クリッ
プ同士が絡み合うことを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車のアシスト
グリップ・サンバイザーやルームミラー等の車装備品を
車体パネルに取り付けるクリップに関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のアシストグリップをルーフライ
ニングと一緒に車体パネルに取り付ける構造して、例え
ば、特開平11−208345号公報に示すものが存す
る。該従来の取付構造は、具体的には図示しないが、ル
ーフライニングの通孔にネジの先端部を保持するホルダ
ーを嵌合して、該ホルダーにアシストグリップの通孔か
ら貫通されたネジの先端部を保持することにより、一
旦、アシストグリップとルーフライニングとを仮組み付
けして、最後に、当該ネジの先端部を車体パネル側に溶
接されたナットと螺合させることにより、アシストグリ
ップをルーフライニングと一緒に車体パネルに取り付け
る構成となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従って、従来にあって
は、1本のネジを共用して、アシストグリップをルーフ
ライニングと一緒に車体パネルに取り付けられるので、
この点のみを捉えると、確かに、合理的のようにも思わ
れるが、最終的に、仮組み付け状態にあるアシストグリ
ップとルーフライニングとを車体パネルに取り付ける場
合には、煩雑なネジ回し作業が要求されることとなるの
で、この点における改善が大いに望まれていた。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、斯かる従来の
課題を有効に解決するために開発されたもので、請求項
1記載の発明は、車装備品を固定する固定部を有する基
板と、該基板の固定部の対向する側縁からパネルの取付
孔方向に向かって延びる支持脚と、該支持脚の先端部か
ら基板方向に向かって折り返されてその自由端部がパネ
ルの取付孔に裏側から引っ掛かる係止脚とを備えるクリ
ップであって、上記基板は、支持脚と係止脚の展開状態
において、当該支持脚と係止脚を囲むように切り抜かれ
た枠形状となっている構成を採用した。
【0005】請求項2記載の発明は、車装備品をネジ止
めする固定部を有する基板と、該基板の固定部の対向す
る側縁からパネルの取付孔方向に向かって延びる支持脚
と、該支持脚の先端部から基板方向に向かって折り返さ
れてその自由端部がパネルの取付孔に裏側から引っ掛か
る係止脚とを備えるクリップであって、上記基板は、支
持脚と係止脚の展開状態において、当該支持脚と係止脚
を囲むように切り抜かれた枠形状となす一方、車装備品
側に基板の枠形状内に係止するボスを設ける構成を採用
した。
【0006】請求項3記載の発明は、車装備品を固定す
る固定部を有する基板と、該基板の固定部の対向する側
縁からパネルの取付孔方向に向かって延びる支持脚と、
該支持脚の先端部から基板方向に向かって折り返されて
その自由端部がパネルの取付孔に裏側から引っ掛かる係
止脚とを備えるクリップであって、上記基板に支持脚と
同一方向に突出する凸壁を設ける構成を採用した。
【0007】請求項4記載の発明は、車装備品を固定す
る固定部を有する基板と、該基板の固定部の対向する側
縁からパネルの取付孔方向に向かって延びる支持脚と、
該支持脚の先端部から基板方向に向かって折り返されて
その自由端部がパネルの取付孔に裏側から引っ掛かる係
止脚とを備えるクリップであって、上記支持脚の基板寄
りの部分は、パネル面に対して直交する角度をもって起
立している構成を採用した。
【0008】依って、請求項1記載の発明にあっては、
車装備品を基板の固定部に固定したクリップの支持脚と
係止脚とをパネルの取付孔に差し込むだけで、車装備品
がパネルにワンタッチで取り付けられると共に、基板が
枠形状を呈する関係で、クリップの取り扱い時や納品時
に、クリップ同士が絡み合うことを防止でき、且つ、基
板自体の剛性アップが期待できる。請求項2記載の発明
にあっても、車装備品を基板の固定部にネジ止めしたク
リップの支持脚と係止脚とをパネルの取付孔に差し込む
だけで、車装備品がパネルにワンタッチで取り付けられ
ると共に、車装備品を基板の固定部にネジ止めする時
に、クリップ自体が共回りする恐れがあるが、車装備品
に基板の枠形状内と係止するボスを設けた関係で、その
共回りをも有効に防止できる。
【0009】請求項3記載の発明にあっても、車装備品
を基板の固定部に固定したクリップの支持脚と係止脚と
をパネルの取付孔に差し込むだけで、車装備品がパネル
にワンタッチで取り付けられると共に、基板に支持脚と
同一方向に突出する凸壁を設けた関係で、この凸壁の高
さ分、係止脚の見かけ長さを長くできるので、その自由
端部のパネルの取付孔に対する引っ掛かり代を大きくと
って、係止脚の自由端部をパネルの取付孔に確実に係止
することが可能となる。請求項4記載の発明にあって
も、車装備品を基板の固定部に固定したクリップの支持
脚と係止脚とをパネルの取付孔に差し込むだけで、車装
備品がパネルにワンタッチで取り付けられると共に、支
持脚の基板寄りの部分はパネル面と直交する角度をもっ
て起立している関係で、例え、クリップに横方向からの
荷重が加わったとしても、支持脚の基板寄りの部分がパ
ネルの取付孔の孔縁と直交して接触することとなるの
で、支持脚や係止脚が撓んで変形するようなことがな
い。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する各好適な
実施の形態に基づいて詳述すれば、第一実施の形態に係
るクリップは、自動車のアシストグリップ・サンバイザ
ーやルームミラー等の車装備品をルーフライニングと一
緒に車体パネルにワンタッチで取り付けることを目的と
して開発されたもので、全体は金属薄板の打ち抜き加工
により一体に成形されている。
【0011】そして、当該クリップは、図1乃至図3に
示す如く、車装備品をネジ止めするネジ受け孔2を形成
した固定部1aを有する基板1と、基板1の固定部1a
から車体パネルの取付角孔方向に向かって延びる一対の
支持脚3と、該各支持脚3の両側においてその先端部か
ら逆に基板1方向に向かって折り返される二対の係止脚
4と、基板1の固定部1aから支持脚3と同一方向に延
びる短寸な一対の支持片5とを備えるものである。
【0012】具体的には、基板1は、展開状態における
一対の支持脚3と二対の係止脚4を囲むように切り抜か
れた枠形状を呈して、その中央にネジ受け孔2を形成し
た固定部1aを配すると共に、両側縁に支持脚3と同一
方向に突出する凸壁たるフランジ壁6を設ける構成とな
っているが、両側中央には上記一対の支持片5を切り起
こしたことにより切欠が生じるので、フランジ壁6はこ
の切欠個所で分断されることとなる。尚、基板1が固定
部1aを挟んで横U字状に切り抜かれた枠形状となって
いることは、クリップの取り扱い時や納品時に、クリッ
プ同士が絡み合うことを防止できると共に、基板1自体
の剛性アップも十分に期待できることとなる。
【0013】一対の支持脚3は、基板1の固定部1aの
対向する側縁中央から連続して延設されるものである
が、基板1寄りの部分3aは車体パネル面に対して直交
する角度をもって直線状に起立し、先端部3b側は徐々
に距離を狭めて当接する構成となっており、二対の係止
脚4は、各支持脚3の先端部両側縁から下外方に傾斜す
る状態に延設されるものであるが、その自由端部4aを
くの字状に折曲して、車体パネルの取付角孔に裏側から
引っ掛かることができる構成となっている。従って、固
定部1aの対向する各側においては、1本の支持脚3が
中央に位置し、2本の係止脚4が当該支持脚3の両側に
位置することとなる。
【0014】一対の支持片5は、支持脚3が延設されて
いない固定部1aの対向する側縁から車体パネル面に対
して直交する角度をもって起立し、上記した支持脚3の
基板1寄りの直線状部分3aと共働して、車体パネルの
取付角孔の4辺に接触させることにより、例え、クリッ
プに横方向からの荷重が加わったとしても、クリップ自
体の転びを防止すると同時に、支持脚3や係止脚4が撓
んで変形することを防止するものである。
【0015】又、車装備品の一例たるアシストグリップ
Gに対しては、図4に示す如く、上記フランジ壁6の高
さよりも若干低い高さのボス7を4個設けて、該各ボス
7をルーフラインニングRに設けられた開口8を経て基
板1の枠形状内に係止することにより、アシストグリッ
プGを基板1の固定部1aにネジ止めする時に、クリッ
プ自体の共回りを防止する構成となしている。尚、この
ボス7に関しては、先端にテーパー形状を付与して、基
板1の枠形状内に対する挿入性を向上させるか、或い
は、先端に爪形状を付与して、基板1の枠形状の内縁に
係止させるように構成することも可能である。
【0016】依って、第一実施の形態に係るクリップを
用いて、車装備品たるアシストグリップGをルーフライ
ニングRと一緒に車体パネルPに取り付ける場合には、
まず、アシストグリップGとルーフライニングRとを仮
組み付けすることとなるが、この場合には、アシストグ
リップGの通孔9とルーフライニングRの開口8とクリ
ップのネジ受け孔2とを一致させる状態を得て、アシス
トグリップGとクリップの基板1の間でルーフライニン
グRを挟んで、アシストグリップGの通孔9からネジ1
0を差し込みながら、当該ネジ10の先端部を上記ネジ
受け孔2に螺合すると、これにより、図5に示す如く、
アシストグリップGとルーフライニングRとがネジ10
止めで強固に仮組み付けされることとなる。
【0017】尚、この場合には、上記フランジ壁6の高
さを利用して、アシストグリップG側の4個のボス7が
クリップの基板1の枠形状内に十分な突出量をもって係
止して、クリップ自体が共回りすることを効果的に防止
するので、クリップ自体は常に正しい姿勢で螺合される
こととなって、後述する車体パネルPの取付角孔11に
スムーズに差し込むことが可能となる。
【0018】従って、後は、上記した仮組み付け状態の
まま、クリップ側の支持脚3と係止脚4とを車体パネル
Pの取付角孔11内に差し込めば、図6に示す如く、二
対の係止脚4が内側に撓みながら取付角孔11の孔縁を
通過して、自身のくの字状の自由端部4aを取付角孔1
1の孔縁に裏側から弾性的に係止するので、煩雑なネジ
回し作業を行なわなくとも、これにより、アシストグリ
ップGがルーフライニングRと一緒に車体パネルPにワ
ンタッチで取り付けられることとなる。
【0019】しかも、第一実施の形態にあっては、基板
1の両側縁に凸壁たるフランジ壁6を設けている関係
で、取付時には、当該フランジ壁6が車体パネルP面に
当接して、基板1が車体パネルPからフランジ壁6の分
だけ間隔を画することとなるので、係止脚4のくの字状
を呈する自由端部4aが基板1に干渉することがなくな
ると共に、これに応じて、係止脚4の見かけの長さを長
くできるので、係止脚4の車体パネルPの取付角孔11
の孔縁に対する引っ掛かり代を大きくして、クリップの
車体パネルPに対する確実な係止状態が得られると共
に、この二対の係止脚4は、中央の支持脚3の両側に位
置して、取付角孔11の各角隅部に係止することとなる
ので、この点からも、確実強固な係止状態が保障でき
る。
【0020】又、斯かる取付状態にあっては、既述した
ように、例え、クリップに横方向からの荷重が加わった
としても、支持脚3の基板1寄りの直線状部分3aと支
持片5とが車体パネルPの取付角孔11の対応する辺に
直交する状態をもって接触することとなるので、クリッ
プ自体の転びを防止すると同時に、支持脚3や係止脚4
の撓み・変形を防止して、クリップが車体パネルPの取
付角孔11から外れることを阻止する。しかも、クリッ
プが引き抜かれようとすると、恰も、一対の支持脚3の
先端部3bが合掌するように強く圧接するので、この点
からも、支持脚3や係止脚4の撓み・変形が防止でき
る。
【0021】又、第一実施の形態に係るクリップは、図
3に示す如く、特に、その打ち抜き展開状態にあって
は、殆ど完全な矩形状を呈することとなるので、材料歩
留りが頗る良好となると共に、基板1の両側に形成され
るフランジ壁6の高さが支持脚3と係止脚4の隙間より
も大きく設定されているので、上記した基板1が枠形状
を呈することと相俟って、クリップ同士の絡み合いをよ
り有効に防止できることとなる。
【0022】次に、第二実施の形態に係るクリップを説
明すると、該第二実施の形態のものは、原則的には、第
一実施の形態のものと同様であるが、異なるところは、
図7乃至図9に示す如く、基板1を枠形状とはなさず
に、固定部1aの両側を車体パネルPの取付角孔11方
向に突出させてから水平方向に延びる段差形状を付与し
て、中央の固定部1aの対向する側縁両側に二対の支持
脚3を同じく車体パネルPの取付角孔11方向に向かっ
て延設し、且つ、各側の支持脚3の中央先端部間に一対
の係止脚4を逆に基板1方向に向かって折り返したもの
である。
【0023】従って、第二実施の形態にあっては、基板
1の固定部1aから支持脚3方向に突出する突出部1b
が、第一実施の形態におけるフランジ壁6と同様の作用
を果たすこととなる。尚、図中、12は上記した基板1
の固定部1aと水平に延びる水平部1cとの間に弾性的
な撓みを許容せずに、剛直にその形状を保持するビード
であって、アシストグリップGをルーフライニングRと
一緒に車体パネルPに取り付けた状態における剛性の向
上や安定感の向上を促すものである。
【0024】依って、この第二実施の形態に係るクリッ
プを用いて、アシストグリップGをルーフライニングR
と一緒に車体パネルPに取り付ける場合も、具体的には
図示しないが、同様に、アシストグリップGの通孔9と
ルーフライニングRの開口8とクリップのネジ受け孔2
とを一致させる状態を得て、アシストグリップGとクリ
ップの基板1の間でルーフライニングRを挟んで、アシ
ストグリップGの通孔9からネジ10を差し込みなが
ら、当該ネジ10の先端部を上記固定部1aのネジ受け
孔2に螺合すると、これにより、アシストグリップGと
ルーフライニングRとがネジ止めで強固に仮組み付けさ
れることとなる。
【0025】そこで、後は、上記した仮組み付け状態の
まま、クリップ側の支持脚3と係止脚4とを車体パネル
Pの取付角孔11内に差し込めば、一対の係止脚4が内
側に撓みながら取付角孔11の孔縁を通過して、自身の
くの字状の自由端部4aを取付角孔11の孔縁に裏側か
ら弾性的に係止するので、これにより、アシストグリッ
プGがルーフライニングRと一緒に車体パネルPにワン
タッチで取り付けられることとなる。
【0026】又、この第二実施の形態にあっても、基板
1の固定部1aの両側にフランジ壁6に相当する突出部
1bを形成している関係で、取付時には、当該基板1の
突出部1bが車体パネルP面に当接して、基板1の固定
部1aを車体パネルPからその分だけ間隔を画すること
となるので、係止脚4のくの字状の自由端部4aが固定
部1aに干渉することがなくなると共に、これに応じ
て、係止脚4の見かけの長さを長くできるので、車体パ
ネルPの取付角孔11の孔縁に対する引っ掛かり代を大
きくして、同様に、クリップの車体パネルPに対する確
実な係止状態が得られることとなる。
【0027】更に、斯かる状態にあって、クリップに横
方向からの荷重が加わったとしても、各支持脚3の基板
1寄りの直線状部分3aが車体パネルPの取付角孔11
の対応する角隅部に接触することとなって、クリップ自
体の転びを防止すると同時に、支持脚3や係止脚4の撓
み・変形を防止することとなるので、クリップが車体パ
ネルPの取付角孔11から外れることもない。
【0028】
【発明の効果】以上の如く、本発明は、上記構成の採用
により、請求項1の下では、車装備品を基板の固定部に
固定したクリップの支持脚と係止脚とをパネルの取付孔
に差し込むだけで、車装備品がパネルにワンタッチで取
り付けられると共に、基板が枠形状を呈する関係で、ク
リップの取り扱い時や納品時に、クリップ同士が絡み合
うことを防止でき、且つ、基板自体の剛性アップが期待
できる。請求項2の下でも、車装備品を基板の固定部に
ネジ止めしたクリップの支持脚と係止脚とをパネルの取
付孔に差し込むだけで、車装備品がパネルにワンタッチ
で取り付けられると共に、車装備品を基板の固定部にネ
ジ止めする時に、クリップ自体が共回りする恐れがある
が、車装備品に基板の枠形状内と係止するボスを設けた
関係で、その共回りをも有効に防止できる。
【0029】請求項3の下でも、車装備品を基板の固定
部に固定したクリップの支持脚と係止脚とをパネルの取
付孔に差し込むだけで、車装備品がパネルにワンタッチ
で取り付けられると共に、基板に支持脚と同一方向に突
出する凸壁を設けた関係で、この凸壁の高さ分、係止脚
の見かけ長さを長くできるので、その自由端部のパネル
の取付孔に対する引っ掛かり代を大きくとって、係止脚
の自由端部をパネルの取付孔に確実に係止することが可
能となる。請求項4の下でも、車装備品を基板の固定部
に固定したクリップの支持脚と係止脚とをパネルの取付
孔に差し込むだけで、車装備品がパネルにワンタッチで
取り付けられると共に、支持脚の基板寄りの部分はパネ
ル面と直交する角度をもって起立している関係で、例
え、クリップに横方向からの荷重が加わったとしても、
支持脚の基板寄りの部分がパネルの取付孔の孔縁と直交
して接触することとなるので、支持脚や係止脚が撓んで
変形するようなことがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は本発明の第一実施の形態に係るクリッ
プを一面側から示す斜視図、(B)は他面側から示す斜
視図である。
【図2】(A)は図1AのA−A線端面図、(B)は図
1AのB−B線端面図、(C)は図1AのC−C線端面
図である。
【図3】第一実施の形態に係るクリップの展開状態を示
す平面図である。
【図4】アシストグリップとルーフライニングとクリッ
プの関係を示す要部斜視図である。
【図5】アシストグリップとルーフライニングとを仮組
み付けした状態を示す要部断面図である。
【図6】アシストグリップをルーフライニングと一緒に
車体パネルに取り付けた状態を示す要部断面図である。
【図7】(A)は本発明の第二実施の形態に係るクリッ
プを一面側から示す斜視図、(B)は他面側から示す斜
視図である。
【図8】(A)は図7AのD−D線端面図、(B)は図
7AのE−E線端面図、(C)は図7AのF−F線端面
図である。
【図9】第二実施の形態に係るクリップの展開状態を示
す平面図である。
【符号の説明】
1 基板 1a 固定部 1b 突出部(凸壁) 1c 水平部 2 ネジ受け孔 3 支持脚 3a 基板寄りの直線状部分 3b 先端部 4 係止脚 4a 自由端部 5 支持片 6 フランジ壁(凸壁) 7 ボス 8 開口 9 通孔 10 ネジ 11 取付角孔(取付孔) 12 ビード G アシストグリップ R ルーフライニング P 車体パネル

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車装備品を固定する固定部を有する基板
    と、該基板の固定部の対向する側縁からパネルの取付孔
    方向に向かって延びる支持脚と、該支持脚の先端部から
    基板方向に向かって折り返されてその自由端部がパネル
    の取付孔に裏側から引っ掛かる係止脚とを備えるクリッ
    プであって、上記基板は、支持脚と係止脚の展開状態に
    おいて、当該支持脚と係止脚を囲むように切り抜かれた
    枠形状となっていることを特徴とするクリップ。
  2. 【請求項2】 車装備品をネジ止めする固定部を有する
    基板と、該基板の固定部の対向する側縁からパネルの取
    付孔方向に向かって延びる支持脚と、該支持脚の先端部
    から基板方向に向かって折り返されてその自由端部がパ
    ネルの取付孔に裏側から引っ掛かる係止脚とを備えるク
    リップであって、上記基板は、支持脚と係止脚の展開状
    態において、当該支持脚と係止脚を囲むように切り抜か
    れた枠形状となす一方、車装備品側に基板の枠形状内に
    係止するボスを設けたことを特徴とするクリップ。
  3. 【請求項3】 車装備品を固定する固定部を有する基板
    と、該基板の固定部の対向する側縁からパネルの取付孔
    方向に向かって延びる支持脚と、該支持脚の先端部から
    基板方向に向かって折り返されてその自由端部がパネル
    の取付孔に裏側から引っ掛かる係止脚とを備えるクリッ
    プであって、上記基板に支持脚と同一方向に突出する凸
    壁を設けたことを特徴とするクリップ。
  4. 【請求項4】 車装備品を固定する固定部を有する基板
    と、該基板の固定部の対向する側縁からパネルの取付孔
    方向に向かって延びる支持脚と、該支持脚の先端部から
    基板方向に向かって折り返されてその自由端部がパネル
    の取付孔に裏側から引っ掛かる係止脚とを備えるクリッ
    プであって、上記支持脚の基板寄りの部分は、パネル面
    に対して直交する角度をもって起立していることを特徴
    とするクリップ。
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