JP2003104672A - エレベータパネル - Google Patents

エレベータパネル

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JP2003104672A
JP2003104672A JP2001305072A JP2001305072A JP2003104672A JP 2003104672 A JP2003104672 A JP 2003104672A JP 2001305072 A JP2001305072 A JP 2001305072A JP 2001305072 A JP2001305072 A JP 2001305072A JP 2003104672 A JP2003104672 A JP 2003104672A
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plate
reinforcing plate
front plate
corrugated
corrugated reinforcing
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JP2001305072A
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Hideo Yamanaka
英夫 山中
Nobuki Sakakibara
信樹 榊原
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 見映えを損なわず、接着剤が剥がれても強化
板が表板から外れない構造をもち、部品の削減と優れた
作業性を有するエレベータ用パネルを得る。 【解決手段】 表板1の折曲部が突出した面に凸部を対
向させてコルゲート状補強板2を載置し、表板1と補強
板2の凸部の対面個所とを接着剤で接着させてエレベー
タ用パネルを構成する。この場合、表板1の折曲部端部
の曲げ寸法を、パネルを設置した時に下になる部分より
も上になる部分を長くし、上下の曲げ部分の間の寸法と
下部分の曲げ寸法を合計した値よりも補強板2の上下の
長さを長くし、補強板2を下から上に向かって斜めに表
板1の上側折曲部が構成する空間部に挿入し、次に表板
1に接するように補強板2を載置した後に、下方向に補
強板2を表板と平行に移動させ、表板1の下部に突き当
てた位置で表板1と補強板2を接着固定するようにし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は補強板の取り付け
を容易にかつ良好に行えるようにしたエレベータ用パネ
ルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、従来のエレベータ用パネルの裏
面の例(以下、従来例1という)を示す図で、図5
(a)はパネル裏面図、図5(b)は図5(a)におけ
るB−B断面図、図5(c)は図5(a)におけるA−
A断面図である。図5(b)において、1は表板、2は
接着剤で表板1の裏面に接着されているコルゲート状の
補強板(以下、コルゲート状補強板という)、3は接着
剤が剥がれた場合にコルゲート状補強板2が表板1から
外れないように取り付けられている外れ止め金具、4は
金具3の固定に使用しているリベットである。
【0003】表板1の折曲部は、表板1の四周を同一面
側に対向するコ字状に折り曲げて形成されており、表板
1の表裏両面のうちで、この表板1の折曲部が突出した
側の面に凸部を対向させてコルゲート状補強板2を載置
し、上記表板1とコルゲート状補強板2の凸部の対面個
所とを接着剤で接着し、仮に接着剤が剥がれた場合でも
コルゲート状補強板2が表板1から外れないようにコル
ゲート状補強板2の上下端に外れ止め金具3を使用し、
表板1とコルゲート状補強板2をリベット4で固定して
いる。
【0004】また、図6は、従来のエレベータ用パネル
の裏面の別の例(以下、従来例2という)を示す図で、
図6(a)はパネル裏面図、図6(b)は図6(a)に
おけるB−B断面図、図6(c)は図6(a)において
接着剤が剥がれた場合の様子を示す説明図である。図6
(a)において、1は表板、2は接着剤で表板1の裏面
に接着されているコルゲート状補強板である。表板1の
折曲部は、表板1の四周を同一面側に対向するコ字状に
折り曲げて形成されており、表板1の表裏両面のうち
で、この表板1の折曲部が突出した側の面に凸部を対向
させてコルゲート状補強板2を載置し、上記表板1とコ
ルゲート状補強板2の凸部の対面個所とを接着剤で接着
してある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例1,2は上記の
ように構成されているが、従来例1では、展望用エレベ
ータなどパネルの裏面が見えるエレベータの場合、外れ
止め金具の見映えが悪く、さらに、パネルに対して金具
が小さいので外れ止めの機能を十分に有するか否かの点
で不安を与えることになる。また、金具がパネルより突
出するため、パネルの周囲の機器と干渉する危険性があ
る。また、パネル生産において、金具の製作及び金具を
固定する作業が必要である為、その分生産性を落として
いる。
【0006】また、従来例2では、図6(a)に示す表
板1の左右の曲げ部分間の寸法eとコルゲート状補強板
2の幅wに制約がないため、左右の曲げ部分間の寸法e
に比べて、コルゲート状補強板2の幅wが所定の値以上
小さいと、図6(c)に示すように接着が剥がれコルゲ
ート状補強板2が傾いた場合に、コルゲート状補強板2
の上縁端部2a、2bがパネルの折り曲げ部分1a、1
bと重合しなくなり、コルゲート状補強板2が表板1か
ら脱落する危険性が発生するという問題がある。
【0007】この発明はこのような問題点を解決するた
めに為されたものであり、見映えを損なわず、接着剤が
剥がれてもコルゲート状強化板が表板から外れない構造
をもち、さらに部品の削減と優れた作業性を有するエレ
ベータ用パネルを得ることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明は、四周を同一
面側に対向するコ字状に折り曲げて折曲部を形成した表
板と、この表板の折曲部が突出した面に凸部を対向させ
て載置するコルゲート状補強板と、上記表板と上記コル
ゲート状補強板の凸部の対面個所とを接着する接着剤と
で構成されており、上記表板の折曲部端部の曲げ寸法
を、パネルを設置した時に下になる部分よりも上になる
部分を長くし、上記上下の曲げ部分の間の寸法と下部分
の曲げ寸法を合計した値よりも上記コルゲート状補強板
の上下の長さを長くし、上記コルゲート状補強板を下か
ら上に向かって斜めに上記表板の上側折曲部が構成する
空間部に挿入し、次に上記表板に接するように上記コル
ゲート状補強板を載置した後に、下方向に上記コルゲー
ト状補強板を表板と平行に移動させ、上記表板の下部に
突き当てた位置で上記表板と上記コルゲート状補強板を
接着固定したものである。
【0009】また、この発明は、四周を同一面側に対向
するコ字状に折り曲げて折曲部を形成した表板と、この
表板の折曲部が突出した面に凸部を対向させて載置した
コルゲート状補強板と、上記表板と上記コルゲート状補
強板の凸部の対面個所とを接着した接着剤で構成されて
おり、上記表板の折曲部端部の曲部分で、パネルを設置
した時に上になる部分に切り欠きと、この切り欠きに近
接した左または右の部分に穴を設け、上記コルゲート状
補強板に上記切り欠きに入り込む突出部分とこの突出部
に穴を設け、表板の切り欠きにコルゲート状補強板の突
出部分が入り込むようにコルゲート状補強板を上記表板
に載置した後、コルゲート状補強板を表板と平行に左右
方向に移動させ、上記表板とコルゲート状補強板の穴が
重なる位置に載置し、その位置で上記表板と上記コルゲ
ート状補強板を接着固定するとともに穴を利用してリベ
ットを固定したものである。
【0010】また、この発明は、四周を同一面側に対向
するコ字状に折り曲げて折曲部を形成した表板と、この
表板の折曲部が突出した面に凸部を対向させて載置した
コルゲート状補強板と、上記表板と上記コルゲート状補
強板の凸部の対面個所とを接着した接着剤で構成されて
おり、上記表板の折曲部端部の曲部分で、パネルを設置
した時に横なる部分に切り欠きを設け、コルゲート状補
強板に上記切り欠きに入り込む突出部分を設け、上記表
板の切り欠きにコルゲート状補強板の突出部分が入り込
むようにコルゲート状補強板を載置した後、下方向に上
記コルゲート状補強板を上記表板と平行に移動させ、下
部に突き当てた位置で上記表板と上記コルゲート状補強
板を接着固定したものである。
【0011】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、この発明
における実施の形態1を示すエレベータ用パネルの裏面
図で、図1(a)はパネル裏面図、図1(b)は図1
(a)におけるB−B断面図、図1(c)は図1(a)
におけるA−A断面図である。図1(b)において、1
は表板、2は接着剤で表板1の裏面に接着されているコ
ルゲート状補強板である。また、図2はコルゲート状補
強板の取付手順を示した図であり、図2(a)は手順1
を、図2(b)は手順2を示す。
【0012】表板1の折曲部は、表板1の四周を同一面
側に対向するコ字状に折り曲げて形成されており、表板
1の表裏両面のうちで、この表板1の折曲部が突出した
側の面に凸部を対向させて載置したコルゲート状補強板
2と、上記表板1とコルゲート状補強板2の凸部の対面
個所とを接着した接着剤で構成されており、図1(c)
に示すように表板1の折曲部端部の曲げ寸法a及びb
を、パネルを設置した時に下になる部分bよりも上にな
る部分aを長くし(a>b)、上記上下の曲げ部分の間
の寸法cと下部分の曲げ寸法bの合計よりもコルゲート
状補強板2の長さdを長くし(b+c<d)、図2
(a)に示すように下から上に向かって斜めにコルゲー
ト状補強板2を入れ、次にコルゲート状補強板2の上部
を上方向に移動っせながら当該上部を支点としてコルゲ
ート補強板2の下部を回転させて、当該補強板の側面が
表板1の内面に接するように載置した(手順1)後に、
図2(b)に示すように下方向にコルゲート状補強板2
を表板1と平行に移動させ、下部に突き当てた位置で接
着固定する(手順2)。又、コルゲート状補強板の幅w
は、表板の左右折曲部の間の寸法eの3分の1以上の寸
法とする。
【0013】上記の構造により、表板1の曲げ部分の間
の寸法cと下部分の曲げ寸法bの合計よりもコルゲート
状補強板2の寸法dが大きいので仮に接着剤が剥がれて
もコルゲート状補強板2が外れることがない為、従来品
で必要であった外れ止め金具が不要になり、部品削減及
びリベット作業の廃止が可能になる。
【0014】又、余分な部品が付かず、見映えも良くな
り、パネルより突出するものがないので、パネル使用時
に他の機器との干渉の危険性が減少する。
【0015】又、コルゲート状補強板2が上下の曲げに
重なる部分まで延長できるのでパネルの強度が強くな
る。
【0016】又、コルゲート状補強板2の幅wは、表板
の左右折曲部の間の寸法eの3分の1以上の幅があるた
め、仮に接着が剥がれコルゲート状補強板が傾いた場合
でも、コルゲート補強板2の上端部分が表板の上部もし
くは側部の曲げ部と重合するため、コルゲート補強板2
が表板1から外れることはない。
【0017】実施の形態2.図3はこの発明における実
施の形態2を示すエレベータ用パネルの裏面図であり、
同時に取付け手順を示している。図3(a)は手順1を
示し、図3(b)は手順2を示す。図3(a)または
(b)において、1は表板、2は接着剤で表板1の裏面
に接着されているコルゲート状補強板、3は表板1にコ
ルゲート状補強板2を固定するリベットである。
【0018】表板1の折曲部は、表板1の四周を同一面
側に対向するコ字状に折り曲げて形成されており、表板
1の表裏両面のうちで、この表板1の折曲部が突出した
側の面に凸部を対向させて載置したコルゲート状補強板
2と、上記表板1とコルゲート状補強板2の凸部の対面
個所とを接着剤で接着してあり、表板1の折曲部端部の
曲げ部分で、パネルを設置した時に、上になる部分に切
り欠きeと、切り欠きeに隣接した部分に穴fを設け、
コルゲート状補強板2にその切り欠きに入り込む突出部
分gと、突出部に穴hを設けている。まず、図3(a)
に示すように表板1の切り欠きeにコルゲート状補強板
2を載置し(手順1)、次に図3(b)に示すようにコ
ルゲート状補強板を表板1と平行に移動させ、上記表板
1の穴fとコルゲート状補強板2の穴hが重なる位置で
平行移動を停止し、その位置にて接着固定するとともに
穴を利用してリベット3で固定する(手順2)。
【0019】上記構造により、従来品で必要であった外
れ止め金具が不要になり、部品削減が可能になる。
【0020】また、余分な部品が付かず、見映えも良く
なり、パネルより突出するものがないのでパネル使用時
に他の機器との干渉の危険性が減少する。
【0021】また、仮に接着が剥がれても、上部で表板
1とコルゲート状補強板2が接しているので、表板1よ
りコルゲート状補強板2が突出することがなく、従って
昇降路機器などに接触する危険性がない。
【0022】実施の形態3.図4はこの発明における実
施の形態3を示すエレベータ用パネルの裏面図で、図4
(a)はパネル裏面図であり同時に手順1を示す。ま
た、図4(b)は図4(a)におけるA−A断面図、図
4(c)はパネル裏面図であり同時に手順2を示す。図
4(a)または図4(c)において、図1と同符号は同
一または相当部分である。表板1の折曲部は、表板1の
四周を同一面側に対向するコ字状に折り曲げて形成され
ており、表板1の表裏両面のうちで、この表板1の折曲
部が突出した側の面に凸部を対向させてコルゲート状補
強板2と、上記表板1とコルゲート状補強板2の凸部の
対面個所とを接着剤で接着し、上記表板1の折曲部端部
の曲げ部分で、パネルを設置した時に、横なる部分の両
側に切り欠きkを設け、コルゲート状補強板2にその切
り欠きkに入り込む突出部分mを設けている。この突出
部分mは、表板1の折り曲げ部分に接近するようにコル
ゲート状補強板2に設けてある。まず図4(a)に示す
ように表板1の切り欠きkにコルゲート状補強板2の突
出部分が入り込むようにコルゲート状補強板2を載置し
た(手順1)後、図4(b)に示すように下方向にコル
ゲート状補強板2を表板1と平行に移動させ、下部に突
き当てた位置で接着固定する(手順2)。
【0023】上記構造により、従来品で必要であった外
れ止め金具が不要になり、部品削減及びリベット作業の
廃止が可能になる。
【0024】また、余分な部品が付かず、見映えも良く
なり、パネルより突出するものがないのでパネル使用時
に他の機器との干渉の危険性が減少する。
【0025】また、コルゲート状補強板2の固定が垂直
及び水平方向のみの移動で行えるので作業の自動化が楽
にできる。
【0026】また、仮に接着が剥がれても、左右で表板
1とコルゲート状補強板2が接しているので、表板1よ
りコルゲート状補強板2が突出することがなく、従って
昇降路機器などに接触する危険性がない。
【0027】
【発明の効果】この発明によれば、四周を同一面側に対
向するコ字状に折り曲げて折曲部を形成した表板と、こ
の表板の折曲部が突出した面に凸部を対向させて載置し
たコルゲート状補強板と、上記表板とコルゲート状補強
板の凸部の対面個所とを接着した接着剤で構成されてお
り、表板の折曲部端部の曲げ寸法を、パネルを設置した
時に下になる部分よりも上になる部分を長くし、上記上
下の曲げ部分の間の寸法と下部分の曲げ寸法を合計した
寸法よりもコルゲート状補強板の長さを長くし、又、コ
ルゲート状補強板の幅寸法を表板左右の曲げ部分間の寸
法の3分の1よりも大きくし、下から上に向かって斜め
にコルゲート状補強板を入れ、表板に接触するように載
置した後に、下方向にコルゲート状補強板を表板と平行
に移動させ、下部に突き当てた位置で接着固定したの
で、表板の曲げ部分の間の寸法よりもコルゲート状補強
板の寸法が大きいので仮に接着剤が剥がれてもコルゲー
ト状補強板が外れることがない為、従来品で必要であっ
た外れ止め金具が不要になり、部品削減及びリベット作
業の廃止ができる。また、余分な部品が付かず、見映え
もよくなり、パネルより突出するものがないのでパネル
使用時に他の機器との干渉の危険性が減少する。又、コ
ルゲート状補強板が上下の曲げに重なる部分まで延長で
きるのでパネルの強度が強くなる。さらに、コルゲート
状補強板の幅寸法が表板左右の曲げ部分間の寸法の3分
の1よりも大きいため、接着が剥がれコルゲート補強板
が傾いた場合であっても、コルゲート補強板の上端部分
が表板の上部もしくは側部の曲げ部と重合するため、コ
ルゲート補強板が表板から外れることはないという効果
を奏する。
【0028】また、この発明によれば、四周を同一面側
に対向するコ字状に折り曲げて折曲部を形成した表板
と、この表板の折曲部が突出した面に凸部を対向させて
載置したコルゲート状補強板と、上記表板とコルゲート
状補強板の凸部の対面個所とを接着した接着剤で構成さ
れており、表板の折曲部端部の曲部分で、パネルを設置
した時に上になる部分に切り欠きと、その切り欠きに隣
接した部分に穴を設け、コルゲート状補強板にその切り
欠きに入り込む突出部分とその突出部に穴を設け、表板
の切り欠きにコルゲート状補強板の突出部分が入り込む
ようにコルゲート状補強板を載置した後、コルゲート状
補強板を表板と平行に移動させ、上記表板とコルゲート
状補強板の穴が重なる位置にし、その位置で接着固定す
るとともに穴を利用してリベットを固定したので、従来
品で必要であった外れ止め金具が不要になり、部品削減
ができる。又、余分な部品が付かず、見映えもよくな
り、パネルより突出するものがないのでパネル使用時に
周囲の機器との干渉の危険性が減少する。又、コルゲー
ト状補強板の固定が垂直及び水平方向のみの移動で行え
るので作業の自動化が楽にできる。接着が剥がれてもコ
ルゲート状補強板の突出部(ツメ部)が上部の曲げ部分
に接しているので、コルゲート状補強板が表板より外側
に突出することがないという効果を奏する。
【0029】また、この発明によれば、四周を同一面側
に対向するコ字状に折り曲げて折曲部を形成した表板
と、この表板の折曲部が突出した面に凸部を対向させて
載置したコルゲート状補強板と、上記表板とコルゲート
状補強板の凸部の対面個所とを接着した接着剤で構成さ
れており、表板の折曲部端部の曲部分で、パネルを設置
した時に横なる部分に切り欠きを設け、コルゲート状補
強板にその切り欠きに入り込む突出部分を設け、表板の
切り欠きにコルゲート状補強板の突出部分が入り込むよ
うにコルゲート状補強板を載置した後、下方向にコルゲ
ート状補強板を表板と平行に移動させ、下部に突き当て
た位置で接着固定したので、従来品で必要であった外れ
止め金具が不要になり、部品削除及びリベット作業の廃
止ができる。又、余分な部品が付かず、見映えもよくな
り、パネルより突出するものがないのでパネル使用時に
他の機器との干渉の危険性が減少する。又、コルゲート
状補強板の固定が垂直及び水平方向のみの移動で行える
ので作業の自動化が楽にできるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明における実施の形態1を示すエレベ
ータ用パネルの裏面図である。
【図2】 この発明における実施の形態1を示すエレベ
ータ用パネルの補強板取付け手順を示す説明図である。
【図3】 この発明における実施の形態2を示すエレベ
ータ用パネルの裏面図である。
【図4】 この発明における実施の形態3を示すエレベ
ータ用パネルの裏面図である。
【図5】 従来のエレベータ用パネルの裏面を示す図で
ある。
【図6】 従来のエレベータ用パネルの裏面を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 表板、2 コルゲート状補強板、3 外れ止め金
具、4 リベット。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四周を同一面側に対向するコ字状に折り
    曲げて折曲部を形成した表板と、この表板の折曲部が突
    出した面に凸部を対向させて載置するコルゲート状補強
    板と、上記表板と上記コルゲート状補強板の凸部の対面
    個所とを接着する接着剤とで構成されており、上記表板
    の折曲部端部の曲げ寸法を、パネルを設置した時に下に
    なる部分よりも上になる部分を長くし、上記上下の曲げ
    部分の間の寸法と下部分の曲げ寸法を合計した値よりも
    上記コルゲート状補強板の上下の長さを長くし、上記コ
    ルゲート状補強板を下から上に向かって斜めに上記表板
    の上側折曲部が構成する空間部に挿入し、次に上記表板
    に接するように上記コルゲート状補強板を載置した後
    に、下方向に上記コルゲート状補強板を表板と平行に移
    動させ、上記表板の下部に突き当てた位置で上記表板と
    上記コルゲート状補強板を接着固定したことを特徴とす
    るエレベータパネル。
  2. 【請求項2】 四周を同一面側に対向するコ字状に折り
    曲げて折曲部を形成した表板と、この表板の折曲部が突
    出した面に凸部を対向させて載置したコルゲート状補強
    板と、上記表板と上記コルゲート状補強板の凸部の対面
    個所とを接着した接着剤で構成されており、上記表板の
    折曲部端部の曲部分で、パネルを設置した時に上になる
    部分に切り欠きと、この切り欠きに近接した左または右
    の部分に穴を設け、上記コルゲート状補強板に上記切り
    欠きに入り込む突出部分とこの突出部に穴を設け、表板
    の切り欠きにコルゲート状補強板の突出部分が入り込む
    ようにコルゲート状補強板を上記表板に載置した後、コ
    ルゲート状補強板を表板と平行に左右方向に移動させ、
    上記表板とコルゲート状補強板の穴が重なる位置に載置
    し、その位置で上記表板と上記コルゲート状補強板を接
    着固定するとともに穴を利用してリベットを固定したこ
    とを特徴とするエレベータパネル。
  3. 【請求項3】 四周を同一面側に対向するコ字状に折り
    曲げて折曲部を形成した表板と、この表板の折曲部が突
    出した面に凸部を対向させて載置したコルゲート状補強
    板と、上記表板と上記コルゲート状補強板の凸部の対面
    個所とを接着した接着剤で構成されており、上記表板の
    折曲部端部の曲部分で、パネルを設置した時に横なる部
    分に切り欠きを設け、コルゲート状補強板に上記切り欠
    きに入り込む突出部分を設け、上記表板の切り欠きにコ
    ルゲート状補強板の突出部分が入り込むようにコルゲー
    ト状補強板を載置した後、下方向に上記コルゲート状補
    強板を上記表板と平行に移動させ、下部に突き当てた位
    置で上記表板と上記コルゲート状補強板を接着固定した
    ことを特徴とするエレベータパネル。
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