JPWO2016088248A1 - エレベータのパネル - Google Patents

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Abstract

本発明のエレベータのパネルは、パネル本体(1、201、301、401)と、補強部材(2)とを備え、パネル本体(1、201、301、401)は、当該パネル本体(1、201、301、401)の表板(11)の上部および下部を曲折して形成された上部折曲部(1a)および下部折曲部(1b、201b、301b)を含んでおり、下部折曲部(1b、201b、301b)には、上向きに開口する一対の切欠き部(1f,1f、301fb,301fb)が設けられており、補強部材(2)の端部は、一対の切欠き部(1f,1f、301fb,301fb)に挿入されることにより、補強部材(2)は、一対の切欠き部(1f,1f、301fb,301fb)内に載置されている。本発明は、これにより、部品点数の増加を抑制することが可能となる。

Description

本発明は、エレベータのパネルに関するものである。
特許文献1には、従来のエレベータのドアパネルが開示されている。このドアパネルは、ドアパネル正面を構成する平板部と、その平板部の上下それぞれに設けられた上補強部および下補強部と、縦補強部材とを備えている。そして、縦補強部材の下部の突起が、下補強部に差し込まれ、縦補強部材の上部が、リベットによって、上補強部に固定される。
しかしながら、このようなドアパネルでは、上下方向の突起により、縦補強部材を補強部に位置決めするため、平板部に、平板部とは別体の補強部を設ける必要があり、コストが増加する問題がある。
また、従来のエレベータのパネルには、意匠面を覆う表板に強度を確保するため、縦補強部材が接着剤や両面テープにより貼られている態様もある。
特開2014−24611号公報
接着剤や両面テープにより縦補強部材を貼りつける態様では、接着作業時、平板部の表板に対する縦補強位置を決定するために、何らかの位置決め用金具が必要であった。そのような位置決め用治具は、万一、接着剤が全て剥がれてしまっても縦補強部材が脱落しないための脱落防止具としての機能も有していることが望まれる。しかし、この位置決め用金具を用いることによれば、部品コストと、位置決め用金具の固定作業コストとがかかってしまっていた。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、部品点数の増加を抑制することができるエレベータのパネルを提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明のエレベータのパネルは、パネル本体と、補強部材とを備えたエレベータのパネルであって、前記パネル本体は、該パネル本体の表板の上部および下部を曲折して形成された上部折曲部および下部折曲部を含んでおり、前記下部折曲部には、上向きに開口する一対の切欠き部が設けられており、前記補強部材の端部は、前記一対の切欠き部に挿入されており、該補強部材は、前記一対の切欠き部内に載置されている。
本発明のエレベータのパネルによれば、部品点数の増加を抑制することができる。
本発明の実施の形態1のエレベータのパネルの正面図である。 図1のII−II線による断面図である。 図1のIII−III線による断面図である。 図1のIV部の拡大図である。 図1のV部の拡大図である。 図1の矢印VIからみた側面図である。 補強部材のパネル本体への取り付け手順を示す図である。 補強部材のパネル本体への取り付け手順を示す図であり、図7に続く手順を示す図である。 本発明の実施の形態2のエレベータのパネルの正面図である。 図9のX−X線による断面図である。 図9のXI−XI線による断面図である。 図9のXII部の拡大図である。 図9のXIII部の拡大図である。 図9の矢印XIVからみた側面図である。 補強部材のパネル本体への取り付け手順を示す図である。 補強部材のパネル本体への取り付け手順を示す図であり、図15に続く手順を示す図である。 本発明の実施の形態3のエレベータのパネルの正面図である。 図17のXVIII−XVIII線による断面図である。 図17のXIX−XIX線による断面図である。 図17の矢印XXからみた側面図である。 本発明の実施の形態4のエレベータのパネルの正面図である。 図21のXXII−XXII線による断面図である。 図21の矢印XXIIIからみた側面図である。
以下、本発明の実施の形態について添付図面に基づいて説明する。なお、図中、同一符号は同一又は対応部分を示すものとする。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1のエレベータのパネルの正面図である。図2は、図1のII−II線による断面図である。図3は、図1のIII−III線による断面図である。図4は、図1のIV部の拡大図である。図5は、図1のV部の拡大図である。図6は、図1の矢印VIからみた側面図である。
エレベータのかご室を構成する壁パネルは、パネル本体1と、補強部材2とを備える。パネル本体1は、表板11の上部、下部、左側部および右側部に、それぞれ、上部折曲部1a、下部折曲部1b、左側部折曲部1c、右側部折曲部1dを有している。上部折曲部1a、下部折曲部1b、左側部折曲部1c、右側部折曲部1dは、それぞれ、パネル本体1の主要の面の上部、下部、左側部、右側部を曲折して形成されている。なお、図中のX方向を、左右方向とし、Y方向を、上下方向とし、Z方向を、表裏方向とする。
下部折曲部1bには、上向きに開口する一対の切欠き部1fが設けられており、補強部材2の端部(下端部)は、一対の切欠き部1fに挿入されており、補強部材2は、一対の切欠き部1f内に載置されている。以下、具体的な一例を説明する。
下部折曲部1bは、左右一対の表板下部位置決め部1eを含んでいる。表板下部位置決め部1eはそれぞれ、下部折曲部1bの一部が、打ち抜かれ、折り曲げられて構成されている。表板下部位置決め部1eは、下部折曲部1bの一部が、Z方向に沿うようにL字状に折り曲げられ、さらに、その折り曲げられた先端側がX方向に沿うようにL字状に折り曲げられて形成されている。別の言い方をすると、表板下部位置決め部1eは、下部折曲部1bの一部が、パネル本体1の表板11と直交する向きにL字状に折り曲げられ、さらに、その折り曲げられた先端側が、パネル本体1の表板11に沿う向きに延びるように左右外側に直角に折り曲げられて形成されている。
表板下部位置決め部1eはそれぞれ、一対の切欠き部1fを含んでいる。一対の切欠き部1fはそれぞれ、U字状に形成されており、上向きに開口する。
補強部材2は、板材の両端部が折り曲げられて構成された一対の挿入部2aを含んでいる。補強部材2は、パネル本体1の表板11の裏面に設置されたとき、上下方向に延びている。より詳細には、補強部材2は、逆ハット形状に形成されており、主面21と、左右一対の挿入部2aと、左右一対の折り返し縁部2bとを含む。左右一対の挿入部2aは、主面21の左右の両端部から主面21と直角に延びる。左右一対の折り返し縁部2bは、逆ハット形状における「ハット」の鍔に相当する部分であり、左右一対の挿入部2aにおける主面21と逆側の端部から、左右それぞれ外側に向けて挿入部2aと直角に延びる部分である。
表板下部位置決め部1eは、補強部材2の下方向の位置決めと左右方向の位置決めとを行っている。まず、補強部材2は、表板下部位置決め部1eに載置され、それにより補強部材2の下方向の位置決めがされている。さらに、補強部材2の挿入部2aのそれぞれが、対応する切欠き部1fに挿入され、それにより、補強部材2の左右方向の位置決めがされている。すなわち、挿入部2aが切欠き部1fに挿入されて切欠き部1fの底部に載置されることで、補強部材2の下方向の位置決めと左右方向の位置決めとが同時に遂行されている。また、補強部材2は、このように下方向の位置決めと左右方向の位置決めとが行われた状態で、パネル本体1の表板11の裏面に接着部材を介して固定されている。
上部折曲部1aは、左右一対の表板上部位置決め部1gを含んでいる。表板上部位置決め部1gはそれぞれ、上部折曲部1aの一部が、打ち抜かれ、折り曲げられて構成されている。表板上部位置決め部1gは、上部折曲部1aの一部が、Z方向に沿うようにL字状に折り曲げられて形成された曲げ部1hを含んでいる。別の言い方をすると、表板上部位置決め部1gは、上部折曲部1aの一部が、パネル本体1の表板11と直交する向きにL字状に折り曲げられて形成された曲げ部1hを含んでいる。
次に、補強部材2の固定手順について、図7および図8を用いて説明する。図7および図8は、補強部材のパネル本体への取り付け手順を示す図である。図7に示されるように、補強部材2の上部を、上部折曲部1aのU字状の折り曲げ部の内側に挿入するようにして、補強部材2を、パネル本体1の裏面に沿わせるように配置する。補強部材2の上部を、上部折曲部1aの内側に挿入しながら、補強部材2を配置できるので、補強部材2の下部が、下部折曲部1bに干渉することを避けながら作業することが容易となる。
また、このとき、左右一対の曲げ部1hの外側に、補強部材2の左右一対の挿入部2aが位置することから、上部折曲部1aの左右一対の曲げ部1hにより、補強部材2の上部の左右方向の位置決めが行われる。言い換えると、左右一対の曲げ部1hの間隔と、補強部材2の左右一対の挿入部2aの間隔とは、そのような左右方向の位置決めが行える程度に設定することが好適である。例えば、左右一対の曲げ部1hの一方の外側の面と、補強部材2の左右一対の挿入部2aの一方の内側の面とが、当接した状態で、左右一対の曲げ部1hの他方の外側の面と、補強部材2の左右一対の挿入部2aの他方の内側の面とが、ギリギリで当接しないか、あるいは、補強部材2のスライドが可能な程度に、軽く当接する程度に設定することができる。
次に、図8に示されるように、補強部材2を下方にスライドさせて、補強部材2の下部を、下部折曲部1bのU字状の折り曲げ部の内側に挿入する。また、このスライド動作によって、補強部材2の左右一対の挿入部2aの下端を、下部折曲部1bの表板下部位置決め部1eの左右一対の切欠き部1f内に挿入する。このとき、補強部材2の上部が上部折曲部1aの曲げ部1hによって左右方向に関して位置決めされているので、補強部材2の下方へのスライドに伴い、より確実かつ容易に、補強部材2の切欠き部1fへの挿入が完了する。これにより、補強部材2に対して、下方向の位置決めおよび左右方向への位置決めが行われる。
また、補強部材2の切欠き部1fへの挿入が完了した状態でも、表裏方向(Z方向)からみて、補強部材2の上端は、上部折曲部1aのU字状の折り曲げ部の内側に残っている部分がある。すなわち、補強部材2の上端および下端ともに、上部折曲部1aおよび下部折曲部1bに挿入されているため、万が一にも、補強部材2がパネル本体1からZ方向に完全に脱落することもない。
本実施の形態1によれば、次のような優れた利点が得られている。まず、本実施の形態1のエレベータのパネルでは、パネル本体の補強部材2の下方向の位置決めと左右方向の位置決めとを行う表板下部位置決め部を備えたので、補強部材を簡単に位置決め固定でき、且つ、パネル本体とは別体としての、複数の位置決め用部材を必要としないため、部品点数の増加を抑制することができる。
加えて、表板下部位置決め部は、補強部材を載置するという態様で補強部材の下方向の位置決めを行うので、簡単な構造で補強部材の下方向の位置決めを行うことができる。さらに加えて、表板下部位置決め部は、補強部材の挿入部が切欠き部に挿入されるという態様で補強部材の下方向の位置決めと左右方向の位置決めとを行うので、簡単な構造で補強部材の下方向の位置決めと左右方向の位置決めとを行うことができ、しかも、それらの複数方向への位置決めが行い易いという利点がある。
実施の形態2.
次に、図9から図16を用いて、本発明の実施の形態2のエレベータのパネルについて説明する。図9〜図16は、本実施の形態2に関する図1〜図8と同態様の図である。詳細には、図9は、本発明の実施の形態2のエレベータのパネルの正面図である。図10および図11は、図9のX−X線およびXI−XI線による断面図である。図12は、図9のXII部の拡大図である。図13は、図9のXIII部の拡大図である。図14は、図9の矢印XIVからみた側面図である。図15は、補強部材のパネル本体への取り付け手順を示す図である。図16は、補強部材のパネル本体への取り付け手順を示す図であり、図15に続く手順を示す図である。なお、本実施の形態2は、以下に説明する場合を除いては、上述した実施の形態1と同様であるものとする。
上記実施の形態1で説明したように、補強部材2は、逆ハット形状に形成されている。しかしながら、本発明においては、パネル本体1に対して補強部材2を設ける向きは、上記実施の形態1で示した態様に限定されるものではない。本実施の形態2は、補強部材を設ける向きの態様に関する他の一例である。上記実施の形態1では、補強部材2は、主面21がパネル本体1の表板11に当接するように、または、主面21が折り返し縁部2bよりもパネル本体1の表板11に近くなるように、配置されていた。一方、本実施の形態2では、補強部材2は、折り返し縁部2bがパネル本体1の表板11に当接するように、または、折り返し縁部2bが主面21よりもパネル本体1の表板11に近くなるように、配置されている。
パネル本体201の表板下部位置決め部201eはそれぞれ、下部折曲部201bの一部が、打ち抜かれ、折り曲げられて構成されている。表板下部位置決め部201eは、下部折曲部201bの一部が、パネル本体1の表板11と直交する向きにL字状に折り曲げられ、さらに、その折り曲げられた先端側が、パネル本体1の表板11に沿う向きに延びるように左右内側に直角に折り曲げられて形成されている。
表板下部位置決め部201eはそれぞれ、一対の切欠き部1fを含んでいる。一対の切欠き部1fはそれぞれ、U字状に形成されており、上向きに開口する。
次に、補強部材2の固定手順について、図15および図16を用いて説明する。図15に示されるように、補強部材2の上部を、上部折曲部1aのU字状の折り曲げ部の内側に挿入するようにして、補強部材2を、パネル本体1の裏面に沿わせるように配置する。補強部材2の上部を、上部折曲部1aの内側に挿入しながら、補強部材2を配置できるので、補強部材2の下部が、下部折曲部1bに干渉することを避けながら作業することが容易となる。
また、このとき、左右一対の曲げ部1hの内側に、補強部材2の左右一対の挿入部2aが位置することから、上部折曲部1aの左右一対の曲げ部1hにより、補強部材2の上部の左右方向の位置決めが行われる。言い換えると、左右一対の曲げ部1hの間隔と、補強部材2の左右一対の挿入部2aの間隔とは、そのような左右方向の位置決めが行える程度に設定することが好適である。例えば、左右一対の曲げ部1hの一方の内側の面と、補強部材2の左右一対の挿入部2aの一方の外側の面とが、当接した状態で、左右一対の曲げ部1hの他方の内側の面と、補強部材2の左右一対の挿入部2aの他方の外側の面とが、ギリギリで当接しないか、あるいは、補強部材2のスライドが可能な程度に、軽く当接する程度に設定することができる。
次に、図16に示されるように、補強部材2を下方にスライドさせて、補強部材2の下部を、下部折曲部201bのU字状の折り曲げ部の内側に挿入する。また、このスライド動作によって、補強部材2の左右一対の挿入部2aの下端を、下部折曲部201bの表板下部位置決め部201eの左右一対の切欠き部1f内に挿入する。このとき、補強部材2の上部が上部折曲部1aの曲げ部1hによって左右方向に関して位置決めされているので、補強部材2の下方へのスライドに伴い、より確実かつ容易に、補強部材2の切欠き部1fへの挿入が完了する。これにより、補強部材2に対して、下方向の位置決めおよび左右方向への位置決めが行われる。
また、補強部材2の切欠き部1fへの挿入が完了した状態でも、表裏方向(Z方向)からみて、補強部材2の上端は、上部折曲部1aのU字状の折り曲げ部の内側に残っている部分がある。すなわち、補強部材2の上端および下端ともに、上部折曲部1aおよび下部折曲部1bに挿入されているため、万が一にも、補強部材2がパネル本体1からZ方向に完全に脱落することもない。
本実施の形態2においても、下部折曲部201bには、上向きに開口する一対の切欠き部1fが設けられており、補強部材2の端部(下端部)は、一対の切欠き部1fに挿入されており、補強部材2は、一対の切欠き部1f内に載置されている。よって、本実施の形態2によっても、上述した実施の形態1と同様な優れた利点が得られている。
実施の形態3.
次に、図17から図20を用いて、本発明の実施の形態3のエレベータのパネルについて説明する。図17〜図20は、本実施の形態3に関する図1〜図3および図6と同態様の図である。詳細には、図17は、本発明の実施の形態3のエレベータのパネルの正面図である。図18および図19は、図17のXVIII−XVIII線およびXIX−XIX線による断面図である。図20は、図17の矢印XXからみた側面図である。なお、本実施の形態3は、以下に説明する場合を除いては、上述した実施の形態1と同様であるものとする。
本実施の形態3では、パネル本体301の上部折曲部301aおよび下部折曲部301bに、一対の切欠き部301faおよび一対の切欠き部301fbが設けられている。一対の切欠き部301faは、上部折曲部301aの下向き縁部303aに開口しており、下向きに開口するU字状の切欠きである。一対の切欠き部301fbは、下部折曲部301bの上向き縁部303bに開口しており、上向きに開口するU字状の切欠きである。
次に、補強部材2の固定手順について説明する。補強部材2の挿入部2aの上部を、上部折曲部301aの一対の切欠き部301faに挿入するようにして、補強部材2を、パネル本体1の裏面に沿わせるように配置する。補強部材2の上部を、切欠き部301faに挿入しながら、補強部材2を配置できるので、補強部材2の下部が、下部折曲部301bに干渉することを避けながら作業することが容易となる。
また、このとき、補強部材2の挿入部2aの上部を、上部折曲部301aの一対の切欠き部301faに挿入することとなるので、補強部材2の上部の左右方向の位置決めが行われる。
次に、補強部材2を下方にスライドさせて、補強部材2の挿入部2aの下部を、下部折曲部301bの一対の切欠き部301fbに挿入する。このとき、補強部材2の上部が一対の切欠き部301faによって左右方向に関して位置決めされているので、補強部材2の下方へのスライドに伴い、より確実かつ容易に、補強部材2の一対の切欠き部301fbへの挿入が完了する。これにより、補強部材2に対して、下方向の位置決めおよび左右方向への位置決めが行われる。
また、補強部材2の一対の切欠き部301fbへの挿入が完了した状態でも、表裏方向(Z方向)からみて、補強部材2の上端は、一対の切欠き部301faの内側に残っている部分がある。すなわち、補強部材2の上端および下端ともに、一対の切欠き部301faおよび一対の切欠き部301fbに挿入されているため、万が一にも、補強部材2がパネル本体1からZ方向に完全に脱落することもない。
本実施の形態3においても、下部折曲部301bには、上向きに開口する一対の切欠き部301fbが設けられており、補強部材2の端部(下端部)は、一対の切欠き部301fbに挿入されており、補強部材2は、一対の切欠き部301fb内に載置されている。よって、本実施の形態3によっても、上述した実施の形態1と同様な優れた利点が得られている。
実施の形態4.
次に、図21から図23を用いて、本発明の実施の形態4のエレベータのパネルについて説明する。図21〜図23は、本実施の形態4に関する図1、図3および図6と同態様の図である。詳細には、図21は、本発明の実施の形態4のエレベータのパネルの正面図である。図22は、図21のXXII−XXII線による断面図である。図23は、図21の矢印XXIIIからみた側面図である。なお、本実施の形態4は、以下に説明する場合を除いては、上述した実施の形態1と同様であるものとする。
本実施の形態4では、パネル本体401の下部折曲部301bに、一対の切欠き部301fbが設けられている。一対の切欠き部301fbは、下部折曲部301bの上向き縁部303bに開口しており、上向きに開口するU字状の切欠きである。
また、上部折曲部401aには、Z字型の位置決め金具409が着脱可能に取り付けられている。位置決め金具409が上部折曲部401aに取り付けられたとき、補強部材2の主面21は、上部折曲部401aに下方において、位置決め金具409の下部と、パネル本体401の表板11との間に挟まれる。また、位置決め金具409の下部は、補強部材2の左右一対の挿入部2aの内側に位置することから、位置決め金具409により、補強部材2の上部の左右方向の位置決めが行われる。言い換えると、位置決め金具409の少なくとも下部の幅と、補強部材2の左右一対の挿入部2aの間隔とは、そのような左右方向の位置決めが行える程度に設定することが好適である。例えば、位置決め金具409の下部の左右の一方の端面と、補強部材2の左右一対の挿入部2aの一方の内側の面とが、当接した状態で、位置決め金具409の下部の左右の他方の端面と、補強部材2の左右一対の挿入部2aの他方の内側の面とが、ギリギリで当接しないか、あるいは、軽く当接する程度に設定することができる。
本実施の形態4においては、次のようにして、補強部材2が取り付けられる。補強部材2の挿入部2aの下部を、下部折曲部301bの一対の切欠き部301fbに挿入する。これにより、補強部材2に対して、下方向の位置決めおよび左右方向への位置決めが行われる。
また、補強部材2の一対の切欠き部301fbへの挿入が完了した状態において、補強部材2の主面21は、上部折曲部401aに下方において、位置決め金具409の下部と、パネル本体401の表板11との間に挟まれる。このため、万が一にも、補強部材2がパネル本体1からZ方向に完全に脱落することもない。
本実施の形態4においても、下部折曲部301bには、上向きに開口する一対の切欠き部301fbが設けられており、補強部材2の端部(下端部)は、一対の切欠き部301fbに挿入されており、補強部材2は、一対の切欠き部301fb内に載置されている。よって、本実施の形態4によっても、上述した実施の形態1と同様な優れた利点が得られている。
実施の形態5.
本発明の実施の形態5としては、上述した実施の形態1〜4の組み合わせについて述べる。実施の形態3では、上部折曲部に、一対の切欠き部301faを設け、実施の形態4では、上部折曲部に、位置決め金具409を設けた態様であったが、この態様に代えて、これら実施の形態3および4において、それぞれ、上部折曲部に、実施の形態1の曲げ部1hを設けて実施することも可能である。
また、実施の形態1および2では、上部折曲部に、曲げ部1hを設ける態様であったが、この態様に代えて、これら実施の形態1および2において、それぞれ、実施の形態3の一対の切欠き部301faまたは実施の形態4の位置決め金具409を設けて実施することも可能である。
以上、好ましい実施の形態を参照して本発明の内容を具体的に説明したが、本発明の基本的技術思想及び教示に基づいて、当業者であれば、種々の改変態様を採り得ることは自明である。
1、201、301、401 パネル本体、1a 上部折曲部、1b、201b、301b 下部折曲部、1c 左側部折曲部、1d 右側部折曲部、1e、201e 表板下部位置決め部、1f、301fb 切欠き部、1g 表板上部位置決め部、1h 曲げ部、2 補強部材、2a 挿入部、2b 折り返し縁部、11 表板、21 主面、303a 下向き縁部、303b 上向き縁部、409 位置決め金具。

Claims (3)

  1. パネル本体と、補強部材とを備えたエレベータのパネルであって、
    前記パネル本体は、該パネル本体の表板の上部および下部を曲折して形成された上部折曲部および下部折曲部を含んでおり、
    前記下部折曲部には、上向きに開口する一対の切欠き部が設けられており、
    前記補強部材の端部は、前記一対の切欠き部に挿入されており、該補強部材は、前記一対の切欠き部内に載置されている、
    エレベータのパネル。
  2. 前記下部折曲部は、表板下部位置決め部を含んでおり、
    前記表板下部位置決め部は、前記下部折曲部の一部が打ち抜かれ折り曲げられて構成されており、
    前記表板下部位置決め部は、前記一対の切欠き部を含んでおり、
    前記補強部材は、板材の両端部が折り曲げられて構成された一対の挿入部を含んでおり、
    前記挿入部は、対応する前記切欠き部に挿入されて前記表板下部位置決め部に載置されている、
    請求項1のエレベータのパネル。
  3. 前記下部折曲部は、一対の切欠き部を含んでおり、
    前記一対の切欠き部は、前記下部折曲部の上向き縁部に上向きに開口しており、
    前記補強部材は、板材の両端部が折り曲げられて構成された一対の挿入部を含んでおり、
    前記挿入部は、対応する前記切欠き部に挿入されて前記一対の切欠き部内に載置されている、
    請求項1のエレベータのパネル。
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