JP6330677B2 - 車両の前部構造 - Google Patents

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本発明は、フードシールがフロントバンパカバーに取り付けられた車両の前部構造に関する。
特許文献1には、フードシールを備えた自動車のフードシール構造が記載されている。フードシールは、自動車のフードの前端部とエンジンルームの前側部に設けられたグリルとの間の隙間をシールする。フードシールでは、帯板状に形成された取付部が、グリルの上壁部にクリップにより取り付けられている。クリップは、グリルの上壁部に形成された取付孔に対して弾性的に係合することによって抜け止めされている。
特開2012−183998号公報
ところで、従来の車両の前部構造では、フードシールを取り付ける際に、フロントバンパカバー(グリル)の切り欠きに対しフードシールの切り欠きの位置を合わせた後に、これらの切り欠きにクリップが差し込まれる。しかし、切り欠きの位置合わせの際に、フロントバンパカバー上にフードシールが重ねられているために、作業者から、フロントバンパカバーの切り欠きが見えにくい。また、クリップを差し込む作業自体に手間を要する。そのため、切り欠きの位置を合わせてフロントバンパカバーにフードシールを貼り付ける一連の作業を、高い作業効率で精度良く行うことが困難であった。
本発明は、フードシールの取付作業の効率及びフードシールの取付精度を向上させることができる車両の前部構造を提供することを目的とする。
第1の発明は、フードに被覆される部分の上面に円柱状の凸部が形成されたフロントバンパカバーと、凸部に対応する位置に、短手方向は凸部の外径とほぼ同じであり、かつ、長手方向が車両の前後方向である長円状の貫通孔である係合穴が形成され、凸部が係合穴に挿入された状態で、フードに被覆される部分の上面に貼り付けられたフードシールとを備えた、車両の前部構造である。
第1の発明では、フロントバンパカバーの凸部がフードシールの係合穴に挿入された状態で、フードシールがフロントバンパカバーに貼り付けられている。フードシールをフロントバンパカバーに取り付ける際は、凸部及び係合穴を用いて、フードシールの位置合わせを行うことができる。例えば、凸部を係合穴に挿入してフードシールの位置合わせを行った後に、フロントバンパカバーにフードシールが貼り付けられる。
第1の発明では、凸部を係合穴に挿入するという簡単な作業によって、フードシールの位置合わせを正確に行うことができる。そのため、位置合わせ後にフードシールの貼り付けを行うことで、フードシールを正確な位置に取り付けることができる。第1の発明によれば、フードシールの取付作業の効率及びフードシールの取付精度を向上させることができる。
本実施の形態に係る車両の前部構造の斜視図 フロントバンパカバーの上端部の平面図 フロントバンパカバーの上端部における、図2のB−B断面図 フロントバンパカバーの上端部における、図2のC−C断面図 変形例に係る車両の前部構造の概略断面図
以下、図1−図4を参照しながら、実施の形態について詳細に説明する。
[概要]
本実施の形態は、フードシール(フードシールゴム)がフロントバンパカバーに取り付けられた車両の前部構造である。フードシールの位置合わせを正確且つ簡単に行うことができるように、フロントバンパカバーに凸部が設けられ、フードシールに、凸部に係合する係合穴が設けられている。
[車両の前部構造]
車両の前部構造10は、図1に示すように、フードシール11と、フロントバンパカバー12とを備えている。なお、図1では、フードシール11及びフロントバンパカバー12を車両右半分(運転席側から見た右半分)だけを記載し、車両左半分の記載を省略している。
図2は、フードシール11を取り付けた状態のフロントバンパカバー12の上端部22の平面図である。図2では、図1と同様に、車両右半分(運転席側から見た右半分)だけを記載し、車両左半分の記載を省略している。また、図2には、A部の拡大平面図も併せて記載している。図3は、図2の拡大平面図におけるB−B断面図(車両の前後方向に切断した断面図)である。図4は、図2の拡大平面図におけるC−C断面図(車幅方向に切断した断面図)である。
フロントバンパカバー12は、車両のフロントバンパ(図示省略)を被覆するカバーである。フロントバンパカバー12は、図1に示すように、外部に露出するカバー本体部21と、閉状態のフード13(フードパネル)によって被覆される上端部22とを有する。カバー本体部21には、ヘッドライトに対応する位置等に切り欠きが形成されている。上端部22は、カバー本体部21の上端(具体的に、左右のヘッドライトの切り欠き間の部分)から、車両の後方へ突出している。上端部22は、フード13によって開閉されるエンジンルーム開口の前縁部を構成している。
上端部22は、細長い板状に形成され、カバー本体部21の上端に沿って車幅方向に延びている。上端部22は、図3に示す断面視において、カバー本体部21の上端から後方へ向かって斜め下方へ傾斜した傾斜部22aと、傾斜部22aに連続する平坦部22bとを備えている。平坦部22bの後部の上面は、ラジエータサポートカバー16によって被覆されている。
上端部22(平坦部22b)の後端には、図2に示すように、車両の後方へ突出する突出部22cが形成されている。突出部22cの上面には、上方へ突出する凸部22dが形成されている。凸部22dは、円柱状に形成されている。
なお、突出部22cは、上端部22の車幅方向の中心(図2において車両の中心線CLを記載した位置)から少しずれた位置に、1箇所形成されている。図示していない上端部22の車両左半分には突出部22cは形成されていない。車幅方向の中心から突出部22cの位置をずらしたのは、車幅方向の中心では上端部22の近傍に、フード13を開く際に使用されるレバーが存在しているためである。上端部22には、凸部22dが1つ形成されている。上端部22では、車幅方向において凸部22dの中心から中心線CLまでの距離(以下、「中心間距離」という。)が所定の距離に設定されている。
なお、フードシール11及びフロントバンパカバー12は、フードシール11の右半分だけに後述する突出部11c及び係合穴11dが形成され、フロントバンパカバー12の右半分だけに後述する突出部22c及び凸部22dが形成されている以外は、図1に示す車両の車幅方向の中心線CLに対し左右対称に形成されている。
フードシール11は、フロントバンパカバー12とフード13との隙間をシールするゴム製の部材である。フードシール11は、図1に示すように、略棒状に形成されている。フードシール11は、上端部22の車幅方向の長さに略等しい所定の長さ寸法に形成されている。フードシール11は、両面テープ15を介して、フロントバンパカバー12の上端部22の平坦部22bに貼り付けられている。
フードシール11は、図3に示す断面(横断面)において、中空に形成された中空シール部11aと、中空シール部11aの後側の下部に連続する帯板部11bとを備えている。中空シール部11a及び帯板部11bの裏面には、長さ方向に沿って両面テープ15が貼り付けられている。両面テープ15は、図2に斜線のハッチングを付した帯状の領域に貼り付けられている。中空シール部11aは、平坦部22bの上面に貼り付けられ、上方へ突出している。中空シール部11aの前面の下部は、上端部22の傾斜部22aに当接している。帯板部11bは、平坦部22bの上面に貼り付けられている。
フードシール11には、長さ方向における所定の位置に係合穴11dが形成されている。具体的に、フードシール11の帯板部11bには、図2に示すように、帯板部11bの幅方向(車両の後方)へ突出する突出部11cが形成され、その突出部11cに係合穴11dが形成されている。係合穴11dは、突出部11cを貫通する貫通孔である。係合穴11dは、長手方向が車両の前後方向(帯板部11bの幅方向)に一致する長円状に形成されている。フードシール11は、凸部22dが係合穴11dに挿入された状態で、上端部22の上面に貼り付けられている。
また、フードシール11では、長さ方向における中心から係合穴11dの中心までの距離が、上述の中心間距離に等しい。そのため、凸部22dが係合穴11dに挿入されるように、フードシール11をフロントバンパカバー12の上端部22に設置すると、フードシール11の長さ方向の中心が、上端部22の車幅方向の中心(車両の中心線CL)に一致する。
[フードシールの取付作業]
フードシール11の取付作業では、フロントバンパカバー12の上端部22の上面にフードシール11を載置して、凸部22dが係合穴11dに挿入される位置に、フードシール11の位置を合せる。次に、上端部22からフードシール11を上方へ少しだけ離して、両面テープ15の剥離紙を剥がす。そして、凸部22dが係合穴11dに再び挿入されるようにフードシール11を上端部22へ近づけ、フードシール11の下面の両面テープ15を上端部22の上面に貼り付ける。フードシール11は上端部22に接着される。これにより、フードシール11の取付作業が完了する。
図3に示すように、係合穴11dの短手方向の長さは、凸部22dの外径とほぼ同じである。そのため、フードシール11が車幅方向に位置ずれすることなく、上端部22にフードシール11を取り付けることができる。また、図4に示すように、係合穴11dの長手方向の長さは、凸部22dの外径よりも大きい。そのため、凸部22dを係合穴11dに容易に挿入することができ、良好な作業性を確保できる。
なお、本実施の形態では、凸部22d及び係合穴11dがそれぞれ1つであるが、凸部22d及び係合穴11dをそれぞれ複数形成してもよい。
[実施の形態の効果]
本実施の形態では、凸部22dを係合穴11dに挿入するという簡単な作業によって、フードシール11の位置合わせを正確に行うことができる。また、係合穴11dが帯板部11bを貫通しているため、フードシール11の位置合わせの際は、フロントバンパカバー12の上端部22にフードシール11を重ねた状態でも、凸部22dが係合穴11dに挿入されているか否かを容易に視認できる。そのため、位置合わせ後にフードシール11の貼り付けを行うことで、フードシール11を正確な位置に取り付けることができる。本実施の形態によれば、フードシール11の取付作業の効率及びフードシール11の取付精度を向上させることができる。
また、従来のように、フロントバンパカバーの切り欠き等に対しクリップを差し込む場合、クリップの分だけ部品数が増え、車両の製造コスト、車両重量、及び部品の組み付け工数が増加する。また、クリップを切り欠きに差し込む際に作業者の指に負担がかかる。また、クリップによって周辺部品の配置が制約されたり、クリップがしっかり嵌合していない場合にクリップが外れたりする虞もある。それに対し、本実施の形態では、切り欠きに差し込むクリップを省略できるため、上述した種々の問題が生じることを防止することができる。
[変形例]
図5は、変形例に係る車両の前部構造10の概略断面図(車両の前後方向に切断した断面図)である。変形例では、フードシール11の中空シール部11aの底部に係合穴11dが形成されている。また、フロントバンパカバー12の上端部22の平坦部22bでは、凸部22dが、傾斜部22a寄りの位置に形成されている。変形例でも、上述の実施の形態と同様に、凸部22dを係合穴11dに挿入するという簡単な作業によって、フードシール11の位置合わせを行うことができる。
本発明は、フードシールがフロントバンパカバーに取り付けられた車両の前部構造などに適用可能である。
10 車両の前部構造
11 フードシール
11d 係合穴
12 フロントバンパカバー
21 バンパカバー本体
22 上端部
22d 凸部

Claims (1)

  1. フードに被覆される部分の上面に円柱状の凸部が形成されたフロントバンパカバーと、
    前記凸部に対応する位置に、短手方向は前記凸部の外径とほぼ同じであり、かつ、長手方向が車両の前後方向である長円状の貫通孔である係合穴が形成され、前記凸部が前記係合穴に挿入された状態で、前記フードに被覆される部分の上面に貼り付けられたフードシールとを備えた、車両の前部構造。
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