JPS61291387A

JPS61291387A - エレベ−タ用扉

Info

Publication number: JPS61291387A
Application number: JP13341185A
Authority: JP
Inventors: 金井　正好
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 1985-06-19
Filing date: 1985-06-19
Publication date: 1986-12-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】〔発明の技術分野〕このル蒜はエレベータのかご出入り口或いは乗場出入り
口に設けられる酢に関する。

（発明の技術的背景とその問題点）一般に、上述したエレベータ用爵は、第４図乃至第８図
に示すく、表面仕上げ加工した薄肉鋼板等の金属製の表
面パネル１と、この表面パネル１の裏面側に配するそれ
ぞれ軽形鋼等からなる上部補強部材２．下部補強部材３
．中央の縦補強部材４とから構成されている。なお、上
記表面パネル１は両側縁を裏面側にそれぞれ折曲するこ
とで断面り字状の折曲部１ａ、１ａを両側裏面側に有し
た構成のものであり、また上部補強部材２はＺ形鋼を、
下部補強部材３は経由形鋼を、中間縦補強部材４はハツ
ト形鋼をそれぞれ適当に切断したものが用いられている
。

ここで、上記表面パネル１の裏面側に対する各補強部材
２．３．４の取付は構造について説明すると、まず軽Ｚ
形鋼の上部補強部材２は、第５図に示す如く表面パネル
１の裏面への接合板部２ａから折曲した折曲板部２ｂと
更に折曲した裏面板部２Ｃとが該接合根部２ａより両端
方向に長く突出されている。一方上記表面パネル１の裏
面側両端折曲部１ａの各対向板部１ｂの上部には、上部
補強部材２の取付は位置に対応してスリット状の切欠き
５がそれぞれ形成され、この切欠き５に上部補強部材２
の折曲板部２ｂの両端を嵌込むことにより位置決めして
溶接固定している。

また経由形鋼の下部補強部材３は、第６図に示す如く表
面パネル１裏面への接合板部３ａがら折曲した折曲板部
３ｂが該接合板部３ａより両端方向に長く突出されてい
る。一方上記表面パネル１の裏面側両端折曲部１ａの各
対向板部１ｂの下部には、上部補強部材３の取付は位置
に対応してスリット状の切欠き６がそれぞれ形成され、
この切欠き６に上部補強部材３の折曲板部３ｂの両端を
嵌込むことにより位置決めして溶接固定している。

更にハツト形鋼の中間縦補強部材４は、第４図に示す如
く上下補強部材２．３相互間に垂直に配して固定される
もので、第７図に示す如く表面パネル１裏面への接合板
部４ａ、４ａと、その間にコ字形状を構成する折曲板部
４ｂ、４ｂ及び裏面板部４Ｃとからなり、その両側折曲
板部４ｂ、４ｂのみが他より上下方向に長く突出してい
る。これに対して上下補強部材２，３の裏面板部２ｃ及
び折曲板部３ｂには、該中間縦補強部材４の取付は位置
に対応して一対ずつのスリット状の切欠き７．７及び８
，８が形成され、これら切欠き７゜７及び８，８に上記
両側折曲板部４ｂ、４ｂの上下端を嵌込むことにより位
置決めして溶接固定している。

ところで、上述した従来のエレベータ用扉では、上部補
強部材２の折曲板部２ｂの両端を表面パネル１の裏面側
両側折曲部１ａのスリット状切欠き５に交叉させる如く
嵌込んで位置決めするが、その場合スリット状切欠き５
が補強部材２の板厚分しかなく非常に狭いために、その
切欠き５への折曲板部２ｂ両端の嵌込み抄操作がスムー
ズに行なえず、位置決めに時間がかかる問題があった。

なお下部補強部材３及び中間縦補強部材４の位置決めも
同様であった。

特に、上記上部補強部材２は、第８図に示す如く折曲板
部２ｂと裏面板部２ｃとの折曲内側Ｒ部分で上記表面パ
ネル１のスリット状切欠き５に対する位置決めを行なう
ようにしていることがら、該折曲内側Ｒ部分の円弧を考
慮して切欠き５の幅に余裕を持たせなければならず、こ
の結果として該補強部材２の正確な位置決めが困難とな
っている問題があった。

また、上記各切欠き５，６，７．８がスリット状の幅狭
なものであることから、補強部材２，３゜４の溶接固定
の際に、該溶接位置がずれないように注意深く行なう必
要が有ると共に、該各切欠きに溶接される部分が補強部
材の板厚分しかないので強度上強固な溶接とは言え無か
った。

更に、上記補強部材２，３．４はその裏面板部２ｃ、４
ｃ或いは折曲板部３ｂが表面パネル１の裏面側両側折曲
部１ａの対向板部１ｂ外面より外方に突出する状態に位
置決め固定されるので、扉の裏面に段差が生じ、例えば
２枚戸片開き式扉等に於いては、扉同志が接触しないよ
うに相互の間隔を広くしなければならず、建築基準法及
び同施行令により定められた寸法に納めて施工するのが
困難であると共に、該扉同志の隙間が防火対策上問題と
なることもあった。

〔発明の目的〕

この発明は上記事情に鑑みなされたもので、表面パネル
の裏面側に対して補強部材の位置決め及び溶接固定が非
常に簡単且つ確実にしがも少ない労力で高能率的にでき
て、生産性や品質の向上並びにコストの低減が図れ、更
に表面パネルの裏面側両側折曲部外面より各補強部材が
外方に突出譬用扉を提供することを目的とする。

（発明の概要〕この発明のエレベータ用扉は、上記目的を達成すべく、
補強部材の表裏方向の幅をこの裏面板外面が表面パネル
の裏面側両側折曲部の対向板部外面と面一となる寸法と
すると共に、その補強部材の裏面板両端部と上記表面パ
ネル裏面側両側折曲部の対向板部とのどちらが一方に該
補強部材の板厚より大きい幅寸法の切欠部を設け、他方
に上記切欠部に突合わせ嵌合する突出部を設けて構成し
たものである。

〔発明の実施例〕

以下この発明の一実施例を第１図乃至第３図により説明
する。なお図中上記第４図乃至第８図のものと同一構成
をなすのものには同一符号を付して説明の簡略化を図る
ことにする。

表面パネル１の裏面側両側折曲部１ａの対向板部１ｂの
上部と下部とには補強部材取付は位置に対応して切欠部
１５ａ、１５ｂ及び１６がそれぞれ形成されている。

一方上部補強部材１２は第２図に示す如く略異形軽溝形
鋼状のもので、表面パネル１の裏面に接合する接合板部
１２ａと、この上縁から水平に折曲した折曲板部１２ｂ
と、その後縁から下方に折曲した裏面板部１２Ｃとから
なる。この上部補強部材１２の表裏方向の幅即ち、接合
板部１２ａ表面から裏面板部１２Ｇの外面までの幅寸法
は、上記表面パネル１の裏面からこの両側折曲部１ａの
対向面１ｂ外面までの幅Ｈと等しく設定されて、この補
強部材１２を表面パネル１の裏面に接合すると裏面板１
２ｃの外面と折曲部１ｂの対向板部１Ｃの外面とが面一
となるようになっている。またこの上部補強部材１２は
この裏面板部１２Ｃの両端に上下２個の突部１２ｄ、１
２ｅが形成されて、それぞれ上記表面パネル１の裏面側
両側折曲部１ａの対向板部１ｂの切欠部１５ａ、１５ｂ
に突合わせ嵌合できるようになっている。なおその切欠
部１５ａ、１５ｂと突部１２ｄ、１２ｅの各ＩＫはそれ
ぞれ該補強部材１２の板厚より大きく（例えば板厚の３
倍程度大きく）されている。

また、下部補強部材１３は、これも上部補強部材１２と
略同様の異形軽溝形鋼状のもので、第３図に示す如く表
面パネル１の裏面に接合する接合板部１３ａと、この上
縁から水平に折曲した折曲板部１３ｂと、その後縁から
下方に折曲した裏面板部１３Ｇとからなり、しかも表裏
方向の幅寸法も上記第２図に示したと同様に幡Ｈと等し
く設定されて、この補強部材１３を表面パネル１の裏面
に接合すると裏面板１３ｃの外面と折曲部１ｂの対向板
部１Ｃの外面とが面一となるようになっている。またこ
の下部補強部材１２はこの裏面板部１３Ｃの両端に突部
１３ｄが形成されて、上記表面パネル１の裏面側両側折
曲部１ａの対向板部１ｂの切欠部１６に突合わせ嵌合で
きるようになっている。なおその切欠部１６と突部１３
ｄの谷幅も上記同様に該補強部材１３の板厚より大きく
されている。

更に、中間縦補強部材１４は、第２図及び第３図に示す
如く、ハツト形鋼状のもので、表面パネル１裏面に接合
する両側接合板部１４ａ、１４ａと、これらの間にコ字
形状を構成すべく折曲した両側折曲板部１４ｂ、１４ｂ
及び裏面板部１４Ｃとからなる。この中間縦補強部材１
４も表裏方向の幅寸法が上記第２図に示したと同様に幅
Ｈと等しく設定されて、この補強部材１４を表面パネル
１の裏面に接合すると裏面板１４ｃの外面と上下補強部
材１２．１３の各裏面板部１２Ｃ，１３Ｇ外面とが面一
となるようになっている。またこの下部補強部材１４は
この裏面板部１４Ｃの上下端に両側一対ずつの突部１４
ｄ、１４ｅが形成されて、上記上下補強部材１２．１３
の裏面板部１２ｃ、　１３ｃに形成した一対ずつの切欠
部１７及び１８に突合わせ嵌合できるようになっている
。なおその切欠部１７及び１８と突部１４ｄ、１４ｅの
谷幅も上記同様に該補強部材１３の板厚より大きくされ
ている。

而して、上述した構成のエレベータ用脚では、表面パネ
ル１の裏面側両側折曲部１ａ相互間に上下補強部材１’
２．１３をそれぞれ位置決めする際、該方面パネル１の
対向板部１ｂに形成した切欠部１５ａ、１５ｂ、１６と
、該補強部材１２．１３の両端突部１２ｄ、１２ｅ、１
３ｄの各幅寸法が該補強部材の板厚より大きいので、こ
れら幅広部相互の突合わせ嵌合作業が容易簡便にできる
。しかもそれら切欠部と突部との突合わせ嵌合は従来の
如く交叉させるのではなく同一平面上にて出来るので、
該切欠部の幅に余裕を持たせる必要が殆ど無く、それだ
け上下補強部材１２．１３の正確な位置決めが可能とな
る。更に前述の如く突合わせ嵌合部が幅広で且つ両者の
外面が面一となるので、溶接作業が容易確実にできて、
且つ溶接範囲が広いので溶接位置が多少ずれても強固な
溶接固定が可能となり、溶接ロボット等による自動化も
可能となる。これと同様に上記中間補強部材１４の位置
決め及び溶接固定も容易確実にできるようになる。

の裏面側両側折曲部１ａの対向板部１ｂの外面と面一と
なるので、扉の裏面側に凹凸等の段差が無く、昨同志の
間隔を規定寸法に納めて施工することが容易にできるよ
うになる。

更に上部補強部材１２の裏面板部１２ｃ両端の両端突部
１２ｄと共に折曲板部１２ｂの両端も連設状態で突出さ
せたことで、該突部１２ｄの補強ができて、上部補強部
材１２の強度を向上できる。

中間縦補強部材１４も同様のことが言える。

なお、この発明は上記実施例のみに限定されることな（
、例えば補強部材の本数並びに配設位置は各種変更して
も可である。

〔発明の効果〕

この発明は上述した如くなしたから、表面パネルの裏面
側に対して補強部材の位置決め及び溶接固定が非常に簡
単且つ確実にしかも少ない労力で高能率的にできて、生
産性や品質の向上並びにコストの低減が図れ、更に表面
パネルの裏面側両側し折曲部外面より各補強部材が外方に突出忰で段差を生じ
るようなことがなく、施工上の問題を良好に解決できる
と、実用性大なるエレベータ用昨となる。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第３図はこの発明の一実施例を示すもので、
第１図は全体の裏面図、第２図は一部省略した裏面側上
部の拡大斜視図、第３図は一部省略した裏面側下部の拡
大斜視図、第４図は従来例を示す全体の裏面図、第５図
は同従来例の一部省略した裏面側上部の斜視図、第６図
は同じく裏面側下部の斜視図、第７図は同じく裏面側上
部中間部の斜視図、第８図は第４図のＡ−Ａ断面図であ
る。１・・・表面パネル、１ａ・・・裏面側両側折曲部、１
Ｃ・・・対向板部、１２．１３．１４・・・補強部材、
１２Ｃ，１３ｃ、１４ｃ・・・裏面板部、１２ｄ。１２ｅ、１３ｄ、１４ｄ、１４ｅ・・・突部、１５ａ。１５ｂ、１６，１７．１８・・・切欠部、Ｈ・・・補強
部材の表裏方向の幅、Ｋ・・・突部及び切欠部の幅。

Claims

【特許請求の範囲】

（１）両側縁を裏面側にそれぞれ断面コ字状に折曲した
表面パネルと、この表面パネルの裏面側両側折曲部相互
間に設けられる補強部材とからなるエレベータ用扉にお
いて、上記補強部材の表裏方向の幅をこの裏面板外面が
表面パネルの裏面側両側折曲部の対向板部外面と面一と
なる寸法とすると共に、その補強部材の裏面板両端部と
上記表面パネル裏面側両側折曲部の対向板部とのどちら
か一方に該補強部材の板厚より大きい幅寸法の切欠部を
設け、他方に上記切欠部に突合わせ嵌合する突出部を設
けて構成したことを特徴とするエレベータ用扉。