JP2003326972A - ドアサッシュ組立体 - Google Patents

ドアサッシュ組立体

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JP2003326972A JP2002136598A JP2002136598A JP2003326972A JP 2003326972 A JP2003326972 A JP 2003326972A JP 2002136598 A JP2002136598 A JP 2002136598A JP 2002136598 A JP2002136598 A JP 2002136598A JP 2003326972 A JP2003326972 A JP 2003326972A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 組付けの際に治具が不要で、組立工数を削減
でき、コストダウンを図れるドアサッシュ組立体を提供
することを課題とする。 【解決手段】 軽合金でなり、ドアガラスを支えるドア
サッシュと、軽合金でなり、一方の端部がドアサッシュ
の下部前部側に、他方の端部がドアサッシュの下部後部
側にそれぞれ溶接で取り付けられるベルトラインリィン
フォース103とからなるドアサッシュ組立体におい
て、ベルトラインリィンフォース103に、第1穴11
5、第2穴117を形成し、ドアサッシュ側のフロント
ブラケット105に、第1穴115、第2穴117に嵌
合固定される第1突部123、第2突部125を形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軽合金でなり、ド
アガラスを支えるドアサッシュと、軽合金でなり、一方
の端部が前記ドアサッシュの下部前部側に、他方の端部
が前記ドアサッシュの下部後部側にそれぞれ溶接で取り
付けられるベルトラインリィンフォースとからなるドア
サッシュ組立体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のドアサッシュ組立体の一例を示す
図7、図7のA部を裏から見た図である図8を用いて説
明する。
【0003】これらの図において、ドアガラスを支える
ドアサッシュ1の下部には、ドアサッシュ1を補強する
ためにベルトラインリィンフォース3が取り付けられ
る。本従来例では、ドアサッシュ1の下方前部には、ド
アサッシュ1をドアパネルに取り付けるためのフロント
ブラケット5が、ドアサッシュ1の下方後部には、同じ
くドアサッシュ1をドアパネルに取り付けるためのリア
ブラケット7が取り付けられている。そして、フロント
ブラケット5と、リアブラケット7とにベルトラインリ
ィンフォース3が取り付けられている。
【0004】図8に示すように、リアブラケット7の裏
面には、ベルトラインリィンフォース3に当接可能な爪
7aが設けられている。そして、図示しない治具を用い
てベルトラインリィンフォース3とリアブラケット7と
の相対位置決めを行ない、ベルトラインリィンフォース
3とリアブラケット7とを溶接でもって固着している。
【0005】尚、フロントブラケット5とベルトライン
リィンフォース3とはボルト9を用いて取り付けられ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記構成のド
アサッシュ組立体においては、ベルトラインリィンフォ
ース3とリアブラケット7との取付けは治具が必要であ
る。また、治具を用いることにより組立工数も増加す
る。更に、治具が必要なこと、組立工数数が増加するこ
とによりコストも高くなる。
【0007】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、その課題は、組付けの際に治具が不要で、組立工
数を削減でき、コストダウンを図れるドアサッシュ組立
体を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求
項1記載の発明は、軽合金でなり、ドアガラスを支える
ドアサッシュと、軽合金でなり、一方の端部が前記ドア
サッシュの下部前部側に、他方の端部が前記ドアサッシ
ュの下部後部側にそれぞれ溶接で取り付けられるベルト
ラインリィンフォースとからなるドアサッシュ組立体に
おいて、前記ドアサッシュ側、前記ベルトラインリィン
フォース側のうちの一方に、穴を形成し、前記ドアサッ
シュ側、前記ベルトラインリィンフォース側のうちの他
方に、前記穴に嵌合固定される突部を形成したことを特
徴とするドアサッシュ組立体である。
【0009】前記ドアサッシュ側、前記ベルトラインリ
ィンフォース側のうちの一方に、穴を形成し、前記ドア
サッシュ側、前記ベルトラインリィンフォース側のうち
の他方に、前記穴に嵌合固定される突部を形成したこと
により、ドアサッシュ側とベルトラインリィンフォース
側との相対位置決めを行なう治具が不要となる。また、
治具をセットする必要がなくなるので組立工数も削減で
きる。更に、治具が不要なこと、組立工数が削減できる
ことによりコストダウンを図れる。
【0010】尚、本発明において、「軽合金」とは、比
重4以下の金属、例えば、アルミニウム、マグネシウム
等を主成分とする比重の軽い合金をいう。例としては、
アルミニウム合金がある。
【0011】請求項2記載の発明は、前記穴は、断面形
状が四角形の第1穴と、断面形状が四角形の第2穴とか
らなり、前記突部は、前記第1穴に挿入され、前記第1
穴の内面の隣り合う第1内面、第2内面に当接する2つ
の面を有する第1突部と、前記第2穴に挿入され、前記
第2穴の内面のうち、前記第1内面と対向する第3内
面、前記第2内面と対向する第4内面に当接する2つの
面を有する第2突部とからなることを特徴とする請求項
1記載のドアサッシュ組立体である。
【0012】前記穴は、断面形状が四角形の第1穴と、
断面形状が四角形の第2穴とからなり、前記突部は、前
記第1穴に挿入され、前記第1穴の内面の隣り合う第1
内面、第2内面に当接する2つの面を有する第1突部
と、前記第2穴に挿入され、前記第2穴の内面のうち、
前記第1内面と対向する第3内面、前記第2内面と対向
する第4内面に当接する2つの面を有する第2突部とか
らなることにより、ベルトラインリィンフォースの長手
方向と直交する平面内での交差する2つの軸方向の位置
決めと、前記平面内での回転が規制される。
【0013】第1突部は、第1穴の内面の隣り合う第1
内面、第2内面に当接する2つの面を有すればよく、第
2突部は第2穴の内面のうちで、第1穴の前記第1内面
と対向する第3内面、第1穴の前記第2内面と対向する
第4内面に当接する2つの面を有すればよい。即ち、第
1突部、第2突部の断面形状は、三角形やL字形でもよ
い。また、第1突部、第2突部の面は、穴の内面の一部
に当接すれば足りる。
【0014】よって、突部の断面形状を小さく設定する
ことができ、ドアサッシュ組立体の軽量化を計ることが
できる。請求項3記載の発明は、前記突部の先端側に、
先端部に行くにしたがって、断面形状が徐々に小さくな
る徐変部を形成したことを特徴とする請求項1又は2記
載のドアサッシュ組立体である。
【0015】前記突部の先端側に、先端部に行くにした
がって、断面形状が徐々に小さくなる徐変部を形成した
ことにより、突部と穴との嵌合が容易となる。請求項4
記載の発明は、前記ベルトラインリィンフォースに前記
穴を設け、前記ドアサッシュに、前記穴に嵌合固定され
る突部を有するブラケットを取り付け、前記ベルトライ
ンリィンフォースは押し出し成形法で成形され、前記ブ
ラケットは軽合金の型成法で成形されたことを特徴とす
る請求項1乃至3のいずれかに記載のドアサッシュ組立
体である。
【0016】前記ベルトラインリィンフォースは押し出
し成形法で成形されることにより、低コストに製造でき
る。請求項5記載の発明は、前記ベルトラインリィンフ
ォースが座屈した場合、曲がりが発生する前記ベルトラ
インリィンフォースの側面に沿って延出する補強突部を
前記ブラケットに設けたことを特徴とする請求項4記載
のドアサッシュ組立体である。
【0017】前記ベルトラインリィンフォースが座屈し
た場合、曲がりが発生する前記ベルトラインリィンフォ
ースの側面に沿って延出する補強突部を前記ブラケット
に設けたことにより、前記ベルトラインリィンフォース
の座屈による曲がり変形を少なくすることができる。
【0018】また、ベルトラインリィンフォースを薄く
することが可能となり、更なる軽量化を図ることができ
る。更に、ベルトラインリィンフォースを薄くすること
ができるので、ドア名増部品のレイアウトの自由度が広
がる。
【0019】
【発明の実施の形態】次に図面を用いて本発明の実施の
形態例を説明する。最初に、図2を用いて、本実施の形
態例のドアサッシュ組立体100の全体構成を説明す
る。図において、ドアガラスを支えるドアサッシュ10
1の下部には、ドアサッシュ101を補強するためにベ
ルトラインリィンフォース103が取り付けられる。本
実施の形態例では、ドアサッシュ101の下方前部に
は、ドアサッシュ101をドアパネルに取り付けるため
のフロントブラケット105が、ドアサッシュ101の
下方後部には、同じくドアサッシュ101をドアパネル
に取り付けるためのリアブラケット107が取り付けら
れている。そして、フロントブラケット105と、リア
ブラケット107とにベルトラインリィンフォース10
3が取り付けられている。
【0020】尚、本実施の形態例のドアサッシュ10
1、ベルトラインリィンフォース103はアルミニウム
合金を押し出し成形することにより製造され、フロント
ブラケット105、リアブラケット107はアルミニウ
ム合金を型成形することにより製造されている。
【0021】このようなドアサッシュ組立体100は図
4に示すようなドアに設けられる。図において、201
はドアサッシュ101によって支持されるドアガラス、
203はドアアウタパネル、205はモジュールプレー
ト(ドアインナパネル)である。ドアアウタパネル20
3とモジュールプレート205との間に、モジュールプ
レート205に取り付けられたレギュレータレール20
7が設けられている。
【0022】次に、フロントブラケット105とベルト
ラインリィンフォース103との取付構造、リアブラケ
ット107とベルトラインリィンフォース103との取
付け構造を説明する。尚、本実施の形態例では、フロン
トブラケット105とベルトラインリィンフォース10
3との取付構造と、リアブラケット107とベルトライ
ンリィンフォース103との取付け構造とは同一構造な
ので、フロントブラケット105とベルトラインリィン
フォース103との取付構造を示す図1を用いて説明
し、リアブラケット107とベルトラインリィンフォー
ス103との取付け構造は省略する。
【0023】図1において、ベルトラインリィンフォー
ス103は、ドアパネル上端から外部に露出する露出部
111と、ドアパネル内に位置し、露出部111より狭
幅の隠蔽部113とからなっている。隠蔽部113に
は、ベルトラインリィンフォース103の長手方向に沿
って、第1穴115,第2穴117が設けられている。
第1穴115,第2穴117は上下方向に配置され、断
面形状はそれぞれ長方形となっている。
【0024】一方、フロントブラケット105のベルト
ラインリィンフォース103との当接面121には、ベ
ルトラインリィンフォース103の第1穴115に挿入
される第1突部123と、ベルトラインリィンフォース
103の第2穴117に挿入される第2突部125とが
形成されている。第1突部123、第2突部125は三
角柱状である。
【0025】そして、図3に示すように、第1突部12
3は、第1穴115の内面の隣り合う第1内面115
a、第2内面115bに当接する第1面123a、第2
面123bを有している。第2突部125は、第2穴1
17の内面のうち、第1穴115の第1内面115aと
対向する第3内面117a、第1穴115の第2内面1
15bと対向する第4内面117bに当接する第3面1
25a、第4面125bを有している。
【0026】また、図1に戻って、フロントブラケット
105には、ベルトラインリィンフォース103に沿っ
て延出する補強突部131が形成されている。本実施の
形態例では、この補強突部131は、ベルトラインリィ
ンフォース103が長手方向の圧縮荷重を受け座屈した
場合、曲がりが発生するベルトラインリィンフォース1
03の側面に沿って延出するように形成されている。
【0027】上記構成によれば、以下のような効果を得
ることができる。 (1)ベルトラインリィンフォース103に、第1穴1
15、第2穴117を形成し、ドアサッシュ101(フ
ロントブラケット105)に、第1穴115、第2穴1
17に嵌合固定される第1突部123、第2突部125
を形成したことにより、ドアサッシュ101とベルトラ
インリィンフォース103との相対位置決めを行なう治
具が不要となる。また、治具をセットする必要がなくな
るので組立工数も削減できる。更に、治具が不要なこ
と、組立工数が削減できることによりコストダウンを図
れる。
【0028】(2)第1突部123は、第1穴115の
内面の隣り合う第1内面115a、第2内面115bに
当接する第1面123a、第2面123bを有し、第2
突部125は、第2穴117の内面のうち、第1穴11
5の第1内面115aと対向する第3内面117a、第
1穴115の第2内面115bと対向する第4内面11
7bに当接する第3面125a、第4面125bを有す
ることにより、フロントブラケット105とベルトライ
ンリィンフォース103とのベルトラインリィンフォー
ス103の長手方向と直交する平面内での交差する2つ
の軸方向の位置決めと、平面内での回転規制とがされ
る。
【0029】(3)第1突部123は、第1穴115の
内面の隣り合う第1内面115a、第2内面115bに
当接する2つの面(第1面123a、第2面123b)
を有すればよく、第2突部125は第2穴117の第1
内面115aと対向する第3内面117a、第2内面1
15bと対向する第4内面117bに当接する2つの面
(第3面125a、第4面125b)を有すればよい。
即ち、第1突部123、第2突部125の断面形状は、
三角形やL字形でもよい。また、第1突部123、第2
突部125は、第1穴115、第2穴117の内面の一
部に当接すれば足りる。
【0030】よって、第1突部123、第2突部125
の断面形状を小さく設定することができ、ドアサッシュ
組立体100の軽量化を計ることができる。 (4)ベルトラインリィンフォース103が座屈した場
合、曲がりが発生するベルトラインリィンフォース10
3の側面に沿って延出する補強突部131をフロントブ
ラケット105,リアブラケット107に設けたことに
より、ベルトラインリィンフォース103の座屈による
曲がり変形を少なくすることができる。
【0031】また、ベルトラインリィンフォース103
を薄くすることが可能となり、更なる軽量化を図ること
ができる。更に、ベルトラインリィンフォース103を
薄くすることができるので、ドア名増部品のレイアウト
の自由度が広がる。
【0032】(5)ベルトラインリィンフォース103
は押し出し成形法で成形されることにより、低コストに
製造できる。尚、リアブラケット107とベルトライン
リィンフォース103との取付構造もフロントブラケッ
ト105とベルトラインリィンフォース103との取付
構造と同一なので、(1)〜(4)の効果に関しては、
リアブラケット107とベルトラインリィンフォース1
03との取付構造でも同様に得られる。
【0033】更に、本発明は上記実施の形態例に限定す
るものではない。上記実施の形態例では、ベルトライン
リィンフォース103に穴を形成し、ドアサッシュ10
1側に突起を形成したが、逆に、ベルトラインリィンフ
ォース103に突起を形成し、ドアサッシュ101側に
穴を形成してもよい。
【0034】また、第1突部123、第2突部125の
断面形状は、図5(a)〜(g)に示すような形状であ
ってもよい。更に、図6に示すように、フロントブラケ
ット105の第1突部123、第2突部125の先端側
に、先端部に行くにしたがって、断面形状が徐々に小さ
くなる徐変部123d、125dを形成してもよい。こ
の場合、第1突部123においては、基端側に第1面1
23a、第2面123bが形成された嵌合部123eが
形成される。第2突部125においては、基端側に第3
面125a、第4面125bが形成された嵌合部125
eが形成される。
【0035】このような徐変部123d、125dを形
成することにより、第1突部123とベルトラインリィ
ンフォース103の第1穴115との嵌合、第2突部1
25とベルトラインリィンフォース103の第2穴11
7との嵌合が容易になる。また、作業環境、嵌合強度に
応じて、徐変部123d(125d)の長さxと嵌合部
123e(125e)の長さyとの比を変える事がのぞ
ましい。
【0036】
【発明の効果】以上述べたように請求項1記載の発明に
よれば、前記ドアサッシュ側、前記ベルトラインリィン
フォース側のうちの一方に、穴を形成し、前記ドアサッ
シュ側、前記ベルトラインリィンフォース側のうちの他
方に、前記穴に嵌合固定される突部を形成したことによ
り、ドアサッシュ側とベルトラインリィンフォース側と
の相対位置決めを行なう治具が不要となる。また、治具
をセットする必要がなくなるので組立工数も削減でき
る。更に、治具が不要なこと、組立工数が削減できるこ
とによりコストダウンを図れる。
【0037】請求項2記載の発明によれば、前記穴は、
断面形状が四角形の第1穴と、断面形状が四角形の第2
穴とからなり、前記突部は、前記第1穴に挿入され、前
記第1穴の内面の隣り合う第1内面、第2内面に当接す
る2つの面を有する第1突部と、前記第2穴に挿入さ
れ、前記第2穴の内面のうち、前記第1内面と対向する
第3内面、前記第2内面と対向する第4内面に当接する
2つの面を有する第2突部とからなることにより、ベル
トラインリィンフォースの長手方向と直交する平面内で
の交差する2つの軸方向の位置決めと、前記平面内での
回転が規制される。
【0038】第1突部は、第1穴の内面の隣り合う第1
内面、第2内面に当接する2つの面を有すればよく、第
2突部は第2穴の内面のうちで、第1穴の前記第1内面
と対向する第3内面、第1穴の前記第2内面と対向する
第4内面に当接する2つの面を有すればよい。即ち、第
1突部、第2突部の断面形状は、三角形やL字形でもよ
い。また、第1突部、第2突部の面は、穴の内面の一部
に当接すれば足りる。
【0039】よって、突部の断面形状を小さく設定する
ことができ、ドアサッシュ組立体の軽量化を計ることが
できる。請求項3記載の発明によれば、前記突部の先端
側に、先端部に行くにしたがって、断面形状が徐々に小
さくなる徐変部を形成したことにより、突部と穴との嵌
合が容易となる。
【0040】請求項4記載の発明によれば、前記ベルト
ラインリィンフォースは押し出し成形法で成形されるこ
とにより、低コストに製造できる。請求項5記載の発明
によれば、前記ベルトラインリィンフォースが座屈した
場合、曲がりが発生する前記ベルトラインリィンフォー
スの側面に沿って延出する補強突部を前記ブラケットに
設けたことにより、前記ベルトラインリィンフォースの
座屈による曲がり変形を少なくすることができる。
【0041】また、ベルトラインリィンフォースを薄く
することが可能となり、更なる軽量化を図ることができ
る。更に、ベルトラインリィンフォースを薄くすること
ができるので、ドア名増部品のレイアウトの自由度が広
がる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態例の発明部分を説明する分解斜視図
である。
【図2】本実施の形態例のドアサッシュ組立体の全体構
成を説明する図である。
【図3】図1のフロントブラケットの第1突部、第2突
部とベルトラインリィンフォース103の第1穴、第2
穴との嵌合を説明する図である。
【図4】図2に示すドアサッシュ組立体が取り付けられ
るドアの断面図である。
【図5】第1突部、第2突部の他の例を説明する図であ
る。
【図6】第1突部、第2突部の他の例を説明する図であ
る。
【図7】従来のドアサッシュ組立体の一例を示す図であ
る。
【図8】図7のA部を裏から見た図である。
【符号の説明】
103 ベルトラインリィンフォース 105 フロントブラケット 115 第1穴 117 第2穴 123 第1突部 125 第2突部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐野 隆行 神奈川県横浜市神奈川区宝町2番地 日産 自動車株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軽合金でなり、ドアガラスを支えるドア
    サッシュと、 軽合金でなり、一方の端部が前記ドアサッシュの下部前
    部側に、他方の端部が前記ドアサッシュの下部後部側に
    それぞれ溶接で取り付けられるベルトラインリィンフォ
    ースとからなるドアサッシュ組立体において、 前記ドアサッシュ側、前記ベルトラインリィンフォース
    側のうちの一方に、穴を形成し、 前記ドアサッシュ側、前記ベルトラインリィンフォース
    側のうちの他方に、前記穴に嵌合固定される突部を形成
    したことを特徴とするドアサッシュ組立体。
  2. 【請求項2】 前記穴は、 断面形状が四角形の第1穴と、 断面形状が四角形の第2穴とからなり、 前記突部は、 前記第1穴に挿入され、前記第1穴の内面の隣り合う第
    1内面、第2内面に当接する2つの面を有する第1突部
    と、 前記第2穴に挿入され、前記第2穴の内面のうち、前記
    第1内面と対向する第3内面、前記第2内面と対向する
    第4内面に当接する2つの面を有する第2突部と、 からなることを特徴とする請求項1記載のドアサッシュ
    組立体。
  3. 【請求項3】 前記突部の先端側に、先端部に行くにし
    たがって、断面形状が徐々に小さくなる徐変部を形成し
    たことを特徴とする請求項1又は2記載のドアサッシュ
    組立体。
  4. 【請求項4】 前記ベルトラインリィンフォースに前記
    穴を設け、 前記ドアサッシュに、前記穴に嵌合固定される突部を有
    するブラケットを取り付け、 前記ベルトラインリィンフォースは押し出し成形法で成
    形され、 前記ブラケットは軽合金の型成法で成形されたことを特
    徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載のドアサッシ
    ュ組立体。
  5. 【請求項5】前記ベルトラインリィンフォースが座屈し
    た場合、曲がりが発生する前記ベルトラインリィンフォ
    ースの側面に沿って延出する補強突部を前記ブラケット
    に設けたことを特徴とする請求項4記載のドアサッシュ
    組立体。
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JP2011255850A (ja) * 2010-06-11 2011-12-22 Shiroki Corp 車両用ドアフレーム
JP2012106691A (ja) * 2010-11-19 2012-06-07 Shiroki Corp ドアフレーム及びその製造方法
JP2015077972A (ja) * 2015-01-29 2015-04-23 シロキ工業株式会社 車両用ドアフレーム

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