JP4362333B2 - 車両のスポイラー取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は車両において、スポイラーを前部又は後部のバンパーの下部に取り付ける構造に関する。
車両においてスポイラーをバンパーの下部に取り付ける構造として、例えば特許文献1に開示されているように、スポイラー(特許文献1の図1及び図2中の2)の裏面に、突出部(特許文献1の図1及び図2中の24)を備え、スポイラーの突出部に弾性係止片(特許文献1の図1及び図2中の3)を取り付けるように構成したものがある。
これにより、特許文献1の構造によると、バンパー(特許文献1の図1及び図2中の1)に形成された開口部(特許文献1の図1及び図2中の13)に、スポイラーの突出部及び弾性係止片を挿入して、弾性係止片をバンパーの開口部に係合させることにより、スポイラーをバンパーの下部に取り付ける。
前述のような特許文献1の構造とは別に、例えば特許文献2に開示されているように、バンパー(特許文献2の図1及び図2中の1)の下部に、開口部(特許文献2の図1及び図2中の9)及びリブ(特許文献2の図1及び図2中の11)を備えて、スポイラー(特許文献2の図1及び図2中の3)を、ボルト(特許文献2の図1及び図2中の27)によりバンパーのリブに下側から連結するように構成したものがある。
特開平10−250640号公報(図1及び図2) 実開平6−63482号公報(図1及び図2)
特許文献1の構造では、弾性係止片の係合によりスポイラーの裏面がバンパーの下部の表面に押し付けられるようにして、スポイラーをバンパーの下部に取り付けるように構成しているので、スポイラーの片面(裏面)によってバンパーに対するスポイラーの姿勢が決められる状態となっている。
これにより、特許文献1の構造によると、バンパーに対するスポイラーの姿勢を強固なものにすると言う面で改善の余地がある。さらに特許文献1の構造によると、例えばバンパーに大きく曲がった部分があると、弾性係止片がバンパーの大きく曲がった部分の開口部にうまく係合せずに、スポイラーがバンパーの下部に確実に取り付けられない状態になることが考えられる。
特許文献2の構造では、スポイラーをボルトによって取り付ける為のリブをバンパーに形成しなければならず、バンパーの構造が複雑なものになる。これにより、特許文献2の構造によると、バンパーを合成樹脂により一体的に形成する場合に、バンパーにおけるリブの付近にヒケ等の成形不良の生じることが考えられ、ヒケ等の成形不良の発生を抑える為にバンパーの形状(意匠)に制約を受けることが考えられる。又、リブをバンパーに一体的に形成する為にバンパーの金型が複雑なものとなり、バンパーの金型のコストが高いものになることがある。
本発明は車両のスポイラー取付構造において、例えばバンパーに大きく曲がった部分があっても、スポイラーがバンパーの下部に確実に取り付けられて、バンパーに対するスポイラーの姿勢が確実に決められた状態となるように構成することを目的としており、スポイラーを取り付ける為にバンパーの形状(意匠)に制約を受けると言うことが少なくなるように構成し、バンパーの金型のコストを抑えることができるように構成することを目的としている。
[I]
(構成)
本発明の第1特徴は、車両のスポイラー取付構造において次のように構成することにある。
スポイラーの裏面に第1取付部を備え、スポイラーの下部に第2取付部を備えて延出する。スポイラーの第2取付部に取付孔を開口する。スポイラーをバンパーの表面側に位置させ、スポイラーの第2取付部をバンパーの裏面側に位置させて、スポイラーの第1取付部をバンパーの下部に形成された開口部にバンパーの表面側から挿入し、スポイラーの第2取付部の取付孔に、スポイラーの第1取付部を挿入して、スポイラーの第1及び第2取付部を連結することにより、スポイラーとスポイラーの第2取付部とによりバンパーの下部を挟み込んで、スポイラーをバンパーの下部に取り付けるように構成する。
(作用)
本発明の第1特徴によると、スポイラーをバンパーの下部に取り付ける場合、スポイラーの第1取付部をバンパーの下部に形成された開口部にバンパーの表面側から挿入して、バンパーの裏面側でスポイラーの第1及び第2取付部を連結するように構成しており、スポイラーとスポイラーの第2取付部とによりバンパーの下部が挟み込まれて、スポイラーがバンパーの下部に取り付けられる。
これにより、本発明の第1特徴によると、スポイラーとスポイラーの第2取付部とによりバンパーの下部(表面及び裏面)が挟み込まれた状態となるので、スポイラーとスポイラーの第2取付部とによって、バンパーに対するスポイラーの姿勢が決められた状態となる。
例えばバンパーに大きく曲がった部分があり、スポイラーをバンパーの大きく曲がった部分に取り付ける場合、本発明の第1特徴によると、スポイラーとスポイラーの第2取付部とによりバンパーの下部(表面及び裏面)が挟み込まれた状態となるので、スポイラーがバンパーから離れるような状態が生じ難い。
本発明の第1特徴によると、前述のようにスポイラーをバンパーの下部に取り付けた状態において、スポイラーの第1及び第2取付部の付近の断面形状が、スポイラー、スポイラーの第1及び第2取付部によってループ状(ボックス状)となるので、スポイラー自身の剛性が高いものとなる。
本発明の第1特徴によると、スポイラーをバンパーの下部に取り付ける為に、バンパーの下部に開口部を形成すればよく、特許文献2の構造のように、スポイラーをボルトによって取り付ける為のリブをバンパーに形成する必要がないので、バンパーにヒケ等の成形不良の生じることが少ない。又、リブをバンパーに一体的に形成する為にバンパーの金型を複雑なものにする必要がない。
本発明の第1特徴によると、スポイラーの第1及び第2取付部の連結部分がバンパーの表面側に位置しないので、バンパーの表面側の形状(意匠)に制約を受けることが少ない。
前述のようにスポイラーの第1及び第2取付部を連結する場合、スポイラーの第1及び第2取付部のうちの一方に取付孔を開口し、スポイラーの第1及び第2取付部のうちの他方を取付孔に挿入することにより、スポイラーの第1及び第2取付部が確実に連結されるように構成することがある。
前述のような取付孔を備える場合、取付孔の付近の強度の確保の為に、比較的肉厚のボス部状の部分に取付孔を開口するように構成することがあるので、例えばスポイラーの第1取付部に取付孔を開口する場合、スポイラーの第1取付部に所定の大きさを備えたボス部を形成し、ボス部に取付孔を開口することになる。これにより、スポイラーの第1取付部(ボス部)をバンパーの下部の開口部に挿入する為に、バンパーの下部の開口部をボス部が通過できるような比較的大きなものに形成しなければならないので、バンパーの強度の確保と言う面で好ましくない。
本発明の第1特徴によると、スポイラーの第2取付部に取付孔を開口しているので、スポイラーの第1取付部に前述のようなボス部を備える必要がなく、スポイラーの第1取付部を不必要に太いものに形成する必要がない。これにより、スポイラーの第1取付部をバンパーの下部の開口部に挿入する為に、バンパーの下部の開口部を不必要に大きなものに形成する必要がない。
スポイラーの第2取付部はバンパーの下側からバンパーの裏面側に入り込むので、スポイラーの第2取付部が比較的大きなものであっても(取付孔を開口する為のボス部が備えられていても)、スポイラーの第2取付部を支障なくバンパーの裏面側に入り込ませて、スポイラーの第2取付部の取付孔に、スポイラーの第1取付部を挿入して、スポイラーの第1及び第2取付部を連結することができる。
(発明の効果)
本発明の第1特徴によると、車両のスポイラー取付構造において、バンパーに対するスポイラーの姿勢が確実に決められた状態となり、スポイラーの取付強度を高めることができた。特にスポイラーをバンパーの大きく曲がった部分に取り付ける場合、スポイラーがバンパーから離れるような状態が生じ難くなるので、この面においてもバンパーに対するスポイラーの姿勢が確実に決められた状態となり、スポイラーの取付強度を高めることが
できた。
本発明の第1特徴によると、スポイラーをバンパーの下部に取り付けた状態において、スポイラーの第1及び第2取付部の付近の断面形状が、スポイラー、スポイラーの第1及び第2取付部によってループ状(ボックス状)となり、スポイラー自身の剛性が高いものとなるので、この面においてもスポイラーの取付強度を高めることができた。
本発明の第1特徴によると、スポイラーをバンパーの下部に取り付ける為に、バンパーの下部に開口部を形成すればよく、バンパーにヒケ等の成形不良の生じることが少ないので、ヒケ等の成形不良の発生を抑える為にバンパーの形状(意匠)に制約を受けることが少なく、バンパーの形状(意匠)の設定の面で好ましいものとなった。又、リブをバンパーに一体的に形成する為にバンパーの金型を複雑なものにする必要がないので、バンパーの金型のコストを抑えることができた。
本発明の第1特徴によると、バンパーの裏面側でスポイラーの第1及び第2取付部を連結するように構成しており、スポイラーの第1及び第2取付部の連結部分がバンパーの表面側に位置しないので、バンパーの表面側の形状(意匠)に制約を受けることが少なくなって、バンパーの表面側の形状(意匠)の設定の面で好ましいものとなった。
本発明の第1特徴によると、スポイラーの第2取付部に取付孔を開口することにより、スポイラーの第1取付部をバンパーの下部の開口部に挿入する為に、バンパーの下部の開口部を不必要に大きなものに形成する必要がなくなって、バンパーの強度の確保と言う面で有利なものとなった。
[II]
(構成)
本発明の第2特徴は、本発明の第1特徴の車両のスポイラー取付構造において次のように構成することにある。
スポイラーの第1取付部に組付孔を開口して、スポイラーの第1取付部をバンパーの下部に形成された開口部にバンパーの表面側から挿入し、スポイラーの第2取付部の取付孔に、スポイラーの第1取付部を挿入して、スポイラーの第2取付部の取付孔から出たスポイラーの第1取付部の組付孔に、連結部材を挿入することにより、スポイラーの第1及び第2取付部を連結するように構成する。
(作用)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「作用」を備えており、これに加えて以下のような「作用」を備えている。
本発明の第2特徴によると、スポイラーの第1取付部をバンパーの下部に形成された開口部にバンパーの表面側から挿入し、スポイラーの第2取付部の取付孔に、スポイラーの第1取付部を挿入した状態において、スポイラーの第2取付部の取付孔から出たスポイラーの第1取付部の組付孔に連結部材を挿入する場合、連結部材の挿入具合や挿入状態を調節することにより、スポイラーの第1取付部の第2取付部への引き込み具合(スポイラーとスポイラーの第2取付部との接近具合)を調節することができるのであり、スポイラーとスポイラーの第2取付部とによるバンパーの下部の挟み込み具合を調節することができる(例えば、スポイラーの第1取付部の第2取付部への引き込みを大きくすれば、スポイラーとスポイラーの第2取付部とが接近して、スポイラーとスポイラーの第2取付部とによるバンパーの下部の挟み込みが強くなる)。
本発明の第2特徴によると、連結部材がスポイラーの第1及び第2取付部に接当するのであり、連結部材がバンパーの裏面に直接に接当していない。これにより、連結部材を直接に接当させる為の形状をバンパーの裏面に施す必要がないので、バンパーの形状(意匠)に制約を受けることが少ない。
(発明の効果)
本発明の第2特徴によると、本発明の第1特徴と同様に前項[I]に記載の「発明の効果」を備えており、これに加えて以下のような「発明の効果」を備えている。
本発明の第2特徴によると、スポイラーの第1取付部の第2取付部への引き込み具合(スポイラーとスポイラーの第2取付部との接近具合)を調節することにより、スポイラーとスポイラーの第2取付部とによるバンパーの下部の挟み込み具合を調節することができるようになって、スポイラーの取付強度を適切なものに設定することができるようになった。
本発明の第2特徴によると、連結部材を直接に接当させる為の形状をバンパーの裏面に施す必要がないので、バンパーの形状(意匠)に制約を受けることが少なく、バンパーの形状(意匠)の設定の面で好ましいものとなった。
図1は2ボックスタイプの5ドア型式の乗用車を示しており、車体の前部の下部にバンパー1が固定されている。バンパー1は合成樹脂により一体的に成形されて、図3,4,6に示すように、バンパー1の下部の前部に四角形状の開口部2が複数箇所に形成されており、バンパー1の下端部1aが折れ曲がるように後方に向いている。
バンパー1の開口部2は当初は薄肉の壁によって塞がれており、表面にバンパー1の開口部2は現れていない。図4に示す状態は、スポイラー4をバンパー1の下部に取り付けている状態であるが、スポイラー4をバンパー1の下部に取り付けない状態では、バンパー1の開口部2を薄肉の壁によって塞がれた状態で残しておく。図4に示すように、スポイラー4をバンパー1の下部に取り付ける場合、薄肉の壁を取り除くことによりバンパー1の開口部2を形成して、後述するようにスポイラー4をバンパー1の下部に取り付ける為にバンパー1の開口部2を使用する。
次に、スポイラー4について説明する。
図1及び図2に示すように、スポイラー4は合成樹脂により一体的に成形されており、スポイラー4の裏面に第1取付部5、第3取付部9及び第4取付部10が一体的に形成されており、スポイラー4の下部に第2取付部6,7,8及び第5取付部11が一体的に形成されている。スポイラー4の中央部分の右部に着脱自在なカバー部12が備えられており、カバー部12の後方に牽引フック(図示せず)が位置している。
図2,3,4に示すように、第1取付部5は平板の舌片状に形成され、第1取付部5の先端に四角形状の組付孔5aが開口されて、第1取付部5の下面に2本の補強のリブ5bが一体的に形成されており、複数個の第1取付部5がスポイラー4の中央部分の裏面に後方に突出するように形成されている。図2に示すように、第3取付部9は平板の舌片状に形成され、第3取付部9の先端に円形状の組付孔が開口されて、第3取付部9の下面に補強のリブが一体的に形成されており、複数個の第3取付部9がスポイラー4の中央部分の裏面に後方に突出するように形成されている。図2に示すように、第4取付部10は平板の舌片状に形成され、第4取付部10の先端に四角形状の組付孔が開口されており、複数個の第4取付部10がスポイラー4の右及び左側部分の裏面に後方に突出するように形成されている。
図2,3,4,6,7に示すように、第2取付部6,7,8はスポイラー4の下部からアーム状に延出されており、四角柱状のボス部6a,7a,8aが第2取付部6,7,8の端部から、側面視(図3及び図6参照)で第2取付部6,7,8と直交する方向に一体的に延出されている。ボス部6a,7a,8aの端面が側面視(図3及び図6参照)で、第2取付部6,7,8に対して斜めになるように形成されて、ボス部6a,7a,8aに四角形状の取付孔6b,7b,8bが開口されている。図2に示すように、第5取付部11はスポイラー4の下部からアーム状に延出されており、円形状の組付孔が開口されている。
スポイラー4が合成樹脂により一体的に成形された状態において、第2取付部6,7,8及び第5取付部11は、図2の実線及び図3及び図6の二点鎖線に示す状態となっており、スポイラー4の下部と第2取付部6,7,8及び第5取付部11との接続部分に薄肉部4aが形成されてインテグラルヒンジが構成されている。図2及び図6に示すように、第2取付部7の基部が側面視(図6参照)で大きく膨らむように折れ曲がって形成されている。図2,6,7に示すように、第2取付部8の基部が側面視(図6参照)で大きく膨らむように折れ曲がって形成されており、第2取付部8の基部が正面視(図2参照)で横側に折れ曲がるように形成されている。
図3,4,5に示すように、スポイラー4をバンパー1の下部に取り付ける為に、連結部材13が用意されている。連結部材13は断面が四角形状のピン状の本体部13a、本体部13aに備えられたクサビ状の爪部13b、平板の横壁状の第1頭部13c及び平板の縦壁状の第2頭部13dを備えて、硬質の合成樹脂により一体的に形成されている。
以上のような構造のスポイラー4をバンパー1の下部に取り付ける場合、図3,4,6に示すように、スポイラー4の第1及び第4取付部5,10をバンパー1の開口部2に表面側から挿入する。図3,4,5,6,7に示すように、スポイラー4の第2取付部6,7,8をスポイラー4の薄肉部4aで上方に折り曲げて、スポイラー4の第2取付部6,7,8のボス部6a,7a,8aの取付孔6b,7b,8bに、スポイラー4の第1取付部5を挿入する。
これにより、図3及び図6に示すように、スポイラー4の第2取付部6,7,8が、バンパー1の下端部1aを迂回しながらバンパー1の裏面側に位置する。この場合、図6に示すように、スポイラー4の第2取付部7が、バンパー1の下端部1aを後方に大きく迂回しながらバンパー1の裏面側に位置するのであり、図6及び図7に示すように、スポイラー4の第2取付部8が、バンパー1の下端部1aを後方に大きく迂回しながらバンパー1の裏面側に位置し、カバー部12を避けるように横側に位置している。
図3,5,6に示す状態で、スポイラー4の第2取付部6,7,8のボス部6a,7a,8aの取付孔6b,7b,8bから出たスポイラー4の第1取付部5の組付孔5aに、連結部材13(本体部13a)を下側から挿入して、スポイラー4の第1及び第2取付部5,6,7,8を連結する。連結部材13の第1頭部13cがスポイラー4の第1取付部5に当て付けられ、連結部材13の第2頭部13dが第2取付部6,7,8に当て付けられて、連結部材13の爪部13bがスポイラー4の第1取付部5(組付孔5a)に係合して、連結部材13が固定される。
バンパー1の下端部1aの開口部(図示せず)とスポイラー4の第3取付部9の組付孔とを合わせ、ピン状の連結部材(図示せず)をバンパー1の下端部1aの開口部とスポイラー4の第3取付部9の組付孔とに挿入して、バンパー1の下端部1aとスポイラー4の第3取付部9とを連結する。スポイラー4の第5取付部11をスポイラー4の薄肉部4aで上方に折り曲げて、バンパー1の下端部1aの開口部(図示せず)とスポイラー4の第5取付部11の組付孔とを合わせ、ピン状の連結部材(図示せず)をバンパー1の下端部1aの開口部とスポイラー4の第5取付部11の組付孔とに挿入して、バンパー1の下端部1aとスポイラー4の第5取付部11とを連結する。スポイラー4の第4取付部10の組付孔に、連結部材13(本体部13a)を上側から挿入して、バンパー1の下部とスポイラー4の第4取付部10とを連結する。
以上の構造により、図3及び図6に示すように、スポイラー4とスポイラー4の第2取付部6,7,8のボス部6a,7a,8aとにより、バンパー1の下部が挟み込まれて、スポイラー4がバンパー1の下部に取り付けられる。この場合、スポイラー4の第2取付部6,7,8のボス部6a,7a,8aの端面が側面視(図3及び図6参照)で、スポイラー4の第2取付部6,7,8に対して斜めになるように形成されており、スポイラー4の第2取付部6,7,8の端面がバンパー1の裏面に面当たり状態となっている。さらにバンパー1の下端部1aとスポイラー4の第3取付部9とが連結される点、バンパー1の下端部1aとスポイラー4の第5取付部11とが連結される点、及び、バンパー1の下部とスポイラー4の第4取付部10とが連結される点により、スポイラー4がバンパー1の下部に取り付けられる。
[発明の実施の第1別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]において、図8に示すように、バンパー1の断面(側面視)が円弧面状である場合、スポイラー4の第2取付部6,7,8のボス部6a,7a,8aの端面を側面視で円弧面状に形成して、スポイラー4の第2取付部6,7,8のボス部6a,7a,8aの端面がバンパー1の裏面に面当たり状態となるように構成してもよい。
[発明の実施の第2別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]及び[発明の実施の第1別形態]において連結部材13を図9に示すように構成してもよい。
図9に示すように、連結部材13において、本体部13aの爪部13bが存在しない部分で第2頭部13dとは反対側の部分をテーパー面状の鋸歯部13eに係止し、爪部13bを廃止する。これにより、図3及び図6に示すように、スポイラー4の第1取付部5の組付孔5aに連結部材13を挿入する程、スポイラー4の第1取付部5が、スポイラー4の第2取付部6,7,8のボス部6a,7a,8aの取付孔6b,7b,8bに強く引き込まれるようになって、スポイラー4とスポイラー4の第2取付部6,7,8のボス部6a,7a,8aとにより、バンパー1の下部を強く挟み込むことができる。
[発明の実施の第3別形態]
前述の[発明を実施するための最良の形態]及び[発明の実施の第1別形態]において図10に示すように構成してもよい。
図10に示すように、連結部材13及びスポイラー4の第1取付部5の組付孔5aを廃止して、スポイラー4の第1取付部5に鋸歯状の係合部5cを一体的に形成し、スポイラー4の第2取付部6,7,8のボス部6a,7a,8aに、係合爪6cを一体的に形成する。これにより、図10に示すように、スポイラー4の第1取付部5の係合部5cにスポイラー4の第2取付部6,7,8の係合爪6cが係合することによって、スポイラー4の第1及び第2取付部5,6,7,8が連結されるのであり、スポイラー4の第1取付部5をスポイラー4の第2取付部6,7,8のボス部6a,7a,8aの取付孔6b,7b,8bに引き込む程、スポイラー4とスポイラー4の第2取付部6,7,8のボス部6a,7a,8aとにより、バンパー1の下部を強く挟み込むことができる。
[発明の実施の第4別形態
本発明は、2ボックスタイプの5ドア型式の乗用車の後部のバンパーや、3ボックスタイプの2ドア又は4ドア型式の乗用車の前部及び後部のバンパーにも適用できる。
乗用車の斜め前方からの正面図 スポイラーの全体斜視図 スポイラーをバンパーの下部に取り付けた状態でのスポイラーの第1及び第2取付部の付近の縦断側面図 スポイラーをバンパーの下部に取り付けた状態でのスポイラーの第1及び第2取付部、連結部材の付近の分解斜視図 スポイラーをバンパーの下部に取り付けた状態でのスポイラーの第1及び第2取付部、連結部材の付近の縦断背面図 スポイラーをバンパーの下部に取り付けた状態でのスポイラーの第1及び第2取付部の付近の縦断側面図 スポイラーをバンパーの下部に取り付けた状態でのスポイラーの第1及び第2取付部、連結部材の付近の分解斜視図 発明の実施の第1別形態において、スポイラーをバンパーの下部に取り付けた状態でのスポイラーの第1及び第2取付部の付近の縦断側面図 発明の実施の第2別形態において、連結部材の側面図 発明の実施の第3別形態において、スポイラーをバンパーの下部に取り付けた状態でのスポイラーの第1及び第2取付部の付近の縦断側面図
1 バンパー
2 バンパーの下部に形成された開口部
4 スポイラー
5 スポイラーの第1取付部
5a スポイラーの第1取付部の組付孔
6,7,8 スポイラーの第2取付部
6b,7b,8b スポイラーの第2取付部の取付孔
13 連結部材

Claims (2)

  1. スポイラーの裏面に第1取付部を備え、前記スポイラーの下部に第2取付部を備えて延出して、
    前記スポイラーの第2取付部に取付孔を開口し、
    前記スポイラーをバンパーの表面側に位置させ、前記スポイラーの第2取付部を前記バンパーの裏面側に位置させて、前記スポイラーの第1取付部を前記バンパーの下部に形成された開口部にバンパーの表面側から挿入し、前記スポイラーの第2取付部の取付孔に、前記スポイラーの第1取付部を挿入して、前記スポイラーの第1及び第2取付部を連結することにより、
    前記スポイラーと前記スポイラーの第2取付部とによりバンパーの下部を挟み込んで、前記スポイラーをバンパーの下部に取り付けるように構成してある車両のスポイラー取付構造。
  2. 前記スポイラーの第1取付部に組付孔を開口して、
    前記スポイラーの第1取付部をバンパーの下部に形成された開口部にバンパーの表面側から挿入し、前記スポイラーの第2取付部の取付孔に、前記スポイラーの第1取付部を挿入して、前記スポイラーの第2取付部の取付孔から出たスポイラーの第1取付部の組付孔に、連結部材を挿入することにより、前記スポイラーの第1及び第2取付部を連結するように構成してある請求項1に記載の車両のスポイラー取付構造。
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