JP3260272B2 - 自動車のバックドアスカッフプレートの取り付け構造 - Google Patents
自動車のバックドアスカッフプレートの取り付け構造Info
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- JP3260272B2 JP3260272B2 JP03520196A JP3520196A JP3260272B2 JP 3260272 B2 JP3260272 B2 JP 3260272B2 JP 03520196 A JP03520196 A JP 03520196A JP 3520196 A JP3520196 A JP 3520196A JP 3260272 B2 JP3260272 B2 JP 3260272B2
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Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車の後部荷室
開口の下縁部を構成するバックドアスカッフプレートの
取り付け構造に関するものである。
開口の下縁部を構成するバックドアスカッフプレートの
取り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車のバックドアスカッフプレート
は、バックドアで開閉可能な後部荷室開口の下縁部を構
成する樹脂成形部品で、通常、リヤシート側内装部品の
一つであるクォータトリムの脚部と連結され、その取り
付け構造の一例を図2(a)(b)を参照して次に示す
と、図において(1)はバックドアスカッフプレート
(端部の取り付け部のみ図示)、(2)はクォータトリ
ム(端部の取り付け部のみ図示)である。上記バックド
アスカッフプレート(1)は樹脂製逆樋状部材で、左右
両端部(図は片方を示す)がクォータトリム(2)の脚
部に連結される。そして、バックドアスカッフプレート
(1)の両端部の内側近傍の天井面に取り付けピン
(3)が下方に向けて突設されている。クォータトリム
(2)は後部荷室の左右両側にそれぞれ設けられる樹脂
製内装部品で、取り付け部の端面(2a)の下縁部に板状
舌片(4)が段差状に水平に突設され、舌片(4)に取
り付け用貫通孔(4a)が穿設されている。尚、(5)は
車体である。
は、バックドアで開閉可能な後部荷室開口の下縁部を構
成する樹脂成形部品で、通常、リヤシート側内装部品の
一つであるクォータトリムの脚部と連結され、その取り
付け構造の一例を図2(a)(b)を参照して次に示す
と、図において(1)はバックドアスカッフプレート
(端部の取り付け部のみ図示)、(2)はクォータトリ
ム(端部の取り付け部のみ図示)である。上記バックド
アスカッフプレート(1)は樹脂製逆樋状部材で、左右
両端部(図は片方を示す)がクォータトリム(2)の脚
部に連結される。そして、バックドアスカッフプレート
(1)の両端部の内側近傍の天井面に取り付けピン
(3)が下方に向けて突設されている。クォータトリム
(2)は後部荷室の左右両側にそれぞれ設けられる樹脂
製内装部品で、取り付け部の端面(2a)の下縁部に板状
舌片(4)が段差状に水平に突設され、舌片(4)に取
り付け用貫通孔(4a)が穿設されている。尚、(5)は
車体である。
【0003】上記構成において、クォータトリム(2)
にバックドアスカッフプレート(1)の端部を取り付け
て結合させるには、上方から取り付けピン(3)を貫通
孔(4a)に差し込み、各上下面一に揃える。クォータト
リム(2)はクリップ等により数箇所を車体(5)に固
定されているが、その脚部の先端は車体側に固定され
ず、いわゆる自由端になっており、取り付け時、上記脚
部がブレ易い状態になっている。尚、バックドアスカッ
フプレート(1)の両端面は取り付け時にクォータトリ
ム(2)の舌片(4)と干渉しないように開口されてい
る。
にバックドアスカッフプレート(1)の端部を取り付け
て結合させるには、上方から取り付けピン(3)を貫通
孔(4a)に差し込み、各上下面一に揃える。クォータト
リム(2)はクリップ等により数箇所を車体(5)に固
定されているが、その脚部の先端は車体側に固定され
ず、いわゆる自由端になっており、取り付け時、上記脚
部がブレ易い状態になっている。尚、バックドアスカッ
フプレート(1)の両端面は取り付け時にクォータトリ
ム(2)の舌片(4)と干渉しないように開口されてい
る。
【0004】ここで、バックドアスカッフプレート
(1)をクォータトリム(2)に取り付けた場合、その
取り付け部端面は隠れてバックドアスカッフプレート
(1)の逆樋状内部は外部から見えなくなるため、上記
端面が開口していても特に支障はない。ところが、商用
車等では少部品化のためにクォータトリム(2)を省略
した車種があり、このような車種ではバックドアスカッ
フプレート(1)を車体(5)に直接、取り付けるた
め、上記端面が開口していると、逆樋状内部が外部から
見えて外観上、好ましくない。そこで、クォータトリム
(2)の有無に拘らず同じバックドアスカッフプレート
(1)を共通使用出来るようにするため、図3(a)
(b)及び図4に示すように、バックドアスカッフプレ
ート(1)の両端面を輪切り状閉塞端面(1a)に形成す
ると共に、バックドアスカッフプレート(1)とクォー
タトリム(2)の下面を面一に揃える必要性から閉塞端
面(1a)の下縁部に板状舌片(4)を逃がすための切り
欠き部(1b)を設けることにより、バックドアスカッフ
プレート(1)の内部が見えないようにすることが考え
られる。
(1)をクォータトリム(2)に取り付けた場合、その
取り付け部端面は隠れてバックドアスカッフプレート
(1)の逆樋状内部は外部から見えなくなるため、上記
端面が開口していても特に支障はない。ところが、商用
車等では少部品化のためにクォータトリム(2)を省略
した車種があり、このような車種ではバックドアスカッ
フプレート(1)を車体(5)に直接、取り付けるた
め、上記端面が開口していると、逆樋状内部が外部から
見えて外観上、好ましくない。そこで、クォータトリム
(2)の有無に拘らず同じバックドアスカッフプレート
(1)を共通使用出来るようにするため、図3(a)
(b)及び図4に示すように、バックドアスカッフプレ
ート(1)の両端面を輪切り状閉塞端面(1a)に形成す
ると共に、バックドアスカッフプレート(1)とクォー
タトリム(2)の下面を面一に揃える必要性から閉塞端
面(1a)の下縁部に板状舌片(4)を逃がすための切り
欠き部(1b)を設けることにより、バックドアスカッフ
プレート(1)の内部が見えないようにすることが考え
られる。
【0005】ところが、この場合、舌片(4)は厚くす
る程、取り付けピン(3)を深く差し込めるからバック
ドアスカッフプレート(1)の固定には好都合である
が、それに応じて切り欠き部(1b)は大きくしなければ
ならないので、閉塞端面(1a)を露出させる仕様では見
栄えが問題となる。又、舌片(4)を薄くすると、切り
欠き部(1b)が小さくなって見栄えは良くなるが、取り
付けピン(3)の差し込み深さが浅くなるため、固定具
合が不確実になって固定不良を生じる恐れがある。
る程、取り付けピン(3)を深く差し込めるからバック
ドアスカッフプレート(1)の固定には好都合である
が、それに応じて切り欠き部(1b)は大きくしなければ
ならないので、閉塞端面(1a)を露出させる仕様では見
栄えが問題となる。又、舌片(4)を薄くすると、切り
欠き部(1b)が小さくなって見栄えは良くなるが、取り
付けピン(3)の差し込み深さが浅くなるため、固定具
合が不確実になって固定不良を生じる恐れがある。
【0006】そこで、従来、図3(a)(b)及び図4
に示すように、舌片(4)の上面に取り付け用筒状ボス
(6)を一体形成し、取り付けピン(3)をボス孔(6
a)に差し込んでバックドアスカッフプレート(1)を
クォータトリム(2)に取り付ける構造が提案されてい
る。この構造では、舌片(4)を可及的に薄く出来、し
かも取り付けピン(3)の十分な差し込み深さが得られ
るから、取り付けピン(3)を確実に固定出来る。
に示すように、舌片(4)の上面に取り付け用筒状ボス
(6)を一体形成し、取り付けピン(3)をボス孔(6
a)に差し込んでバックドアスカッフプレート(1)を
クォータトリム(2)に取り付ける構造が提案されてい
る。この構造では、舌片(4)を可及的に薄く出来、し
かも取り付けピン(3)の十分な差し込み深さが得られ
るから、取り付けピン(3)を確実に固定出来る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする課題
は、クォータトリム(2)の取り付け用ボス(6)にバ
ックドアスカッフプレート(1)の取り付けピン(3)
を上方から差し込んで取り付ける際、ボス(6)にバッ
クドアスカッフプレート(1)が被さって取り付け部位
が隠れて外部から見えず、又、取り付けピン(3)も外
部から見えないため、盲作業になって差し込みのための
前後左右の位置合わせが困難になる点であり、しかも取
り付け部はバックドアスカッフプレート(1)の左右に
あるため、位置合わせが一層困難なことである。更に、
クォータトリム(2)の脚部近傍は車体側への固定箇所
がなく、ブレ易い状態になっているため、取り付け時、
舌片(4)が変位し易くなって組み付け作業性が大幅に
低下する点もある。
は、クォータトリム(2)の取り付け用ボス(6)にバ
ックドアスカッフプレート(1)の取り付けピン(3)
を上方から差し込んで取り付ける際、ボス(6)にバッ
クドアスカッフプレート(1)が被さって取り付け部位
が隠れて外部から見えず、又、取り付けピン(3)も外
部から見えないため、盲作業になって差し込みのための
前後左右の位置合わせが困難になる点であり、しかも取
り付け部はバックドアスカッフプレート(1)の左右に
あるため、位置合わせが一層困難なことである。更に、
クォータトリム(2)の脚部近傍は車体側への固定箇所
がなく、ブレ易い状態になっているため、取り付け時、
舌片(4)が変位し易くなって組み付け作業性が大幅に
低下する点もある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、自動車の後部
荷室開口の下縁部を構成するバックドアスカッフプレー
ト(1)の取り付け構造において、前記バックドアスカッ
フプレート(1)の両端を閉塞端面(1a)とし、前記閉塞端
面(1a)の内側近傍の天井面に下方に突出した取り付けピ
ン(3)を設け、且つ、前記バックドアスカッフプレート
(1)に隣接するクォータトリム(2)の脚部の下縁部に、前
記バックドアスカッフプレート(1)の長手方向に突出し
た舌片(4)を設け、前記舌片(4)の上面に、前記バックド
アスカッフプレート(1)の取り付けピン(3)が嵌入するU
字状のリブ(7)を、その開口側を前記クォータトリム(2)
の脚部の先端面(2a)に向けて形成したことを特徴とす
る。
荷室開口の下縁部を構成するバックドアスカッフプレー
ト(1)の取り付け構造において、前記バックドアスカッ
フプレート(1)の両端を閉塞端面(1a)とし、前記閉塞端
面(1a)の内側近傍の天井面に下方に突出した取り付けピ
ン(3)を設け、且つ、前記バックドアスカッフプレート
(1)に隣接するクォータトリム(2)の脚部の下縁部に、前
記バックドアスカッフプレート(1)の長手方向に突出し
た舌片(4)を設け、前記舌片(4)の上面に、前記バックド
アスカッフプレート(1)の取り付けピン(3)が嵌入するU
字状のリブ(7)を、その開口側を前記クォータトリム(2)
の脚部の先端面(2a)に向けて形成したことを特徴とす
る。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明に係る自動車のバックドア
スカッフプレートの取り付け構造の実施の形態を図1
(a)(b)を参照して以下に説明する。図において図
3(a)(b)及び図4に示す部分と同一部分には同一
参照符号を付してその説明を省略する。相違する点は、
クォータトリム(端部の取り付け部近傍のみ図示)
(2)の端面(2a)に突設した舌片(4)の上面に従来
のボス(6)に替えて取り付け用U字状リブ(7)を設
けたことで、リブ(7)は側方開口を端面(2a)に向け
て突出形成され、孔径は取り付けピン(3)よりもやや
大径である。
スカッフプレートの取り付け構造の実施の形態を図1
(a)(b)を参照して以下に説明する。図において図
3(a)(b)及び図4に示す部分と同一部分には同一
参照符号を付してその説明を省略する。相違する点は、
クォータトリム(端部の取り付け部近傍のみ図示)
(2)の端面(2a)に突設した舌片(4)の上面に従来
のボス(6)に替えて取り付け用U字状リブ(7)を設
けたことで、リブ(7)は側方開口を端面(2a)に向け
て突出形成され、孔径は取り付けピン(3)よりもやや
大径である。
【0010】上記構成に基づき本発明の動作を次に説明
する。まず図1(a)の鎖線及び図1(b)に示すよう
に、バックドアスカッフプレート(端部の取り付け部近
傍のみ図示)(1)の一方の取り付けピン(3)を上方
から同じく一方のクォータトリム(2)のリブ孔(7a)
に引っ掛ける。且つ、切り欠き部(1b)を舌片(4)に
嵌めてバックドアスカッフプレート(1)をクォータト
リム(2)に上下面一に揃えて取り付ける。次に、上記
同様、バックドアスカッフプレート(1)をリブ(7a)
の開口方向(バックドアスカッフプレートの長手方向)
にずらせて位置調整しつつ他方の取り付けピン(図示せ
ず)を他方のリブ孔(図示せず)に引っ掛け、且つ、切
り欠き部(図示せず)を舌片(図示せず)に嵌めてバッ
クドアスカッフプレート(1)を他方のクォータトリム
(図示せず)に上下面一に揃えて取り付ける。
する。まず図1(a)の鎖線及び図1(b)に示すよう
に、バックドアスカッフプレート(端部の取り付け部近
傍のみ図示)(1)の一方の取り付けピン(3)を上方
から同じく一方のクォータトリム(2)のリブ孔(7a)
に引っ掛ける。且つ、切り欠き部(1b)を舌片(4)に
嵌めてバックドアスカッフプレート(1)をクォータト
リム(2)に上下面一に揃えて取り付ける。次に、上記
同様、バックドアスカッフプレート(1)をリブ(7a)
の開口方向(バックドアスカッフプレートの長手方向)
にずらせて位置調整しつつ他方の取り付けピン(図示せ
ず)を他方のリブ孔(図示せず)に引っ掛け、且つ、切
り欠き部(図示せず)を舌片(図示せず)に嵌めてバッ
クドアスカッフプレート(1)を他方のクォータトリム
(図示せず)に上下面一に揃えて取り付ける。
【0011】前記取り付け作業では取り付けピン(3)
をリブ孔(7a)に引っ掛ければ良いから、当初の取り付
けピン(3)の左右方向の位置決めはそれ程厳格である
必要がなく、従来のボス孔(6a)に対する差し込み作業
に比べて大幅に作業が容易になる。又、左右のクォータ
トリム(2)のリブ間距離を左右の取り付けピン(3)
間の距離よりもやや大きく設定しておく。そうすると、
リブ孔(7a)は取り付けピン(3)よりもやや大径で、
取り付けピン(3)はリブ孔(7a)内で前後方向にも若
干動き得るが、取り付け時に左右のクォータトリム
(2)の脚部自由端により取り付けピン(3)が左右に
弾性的に引っ張られ、バックドアスカッフプレート
(1)は安定に確実に固定される。しかも前後方向にや
や余裕があるため、その方向についても左右方向と同
様、差し込み作業に比べて位置決めが容易である。この
ような作業性の向上によりリブ(7)や取り付けピン
(3)が隠れて外部から見えなくても、或いはクォータ
トリム(2)がブレて舌片(4)が変位しても取り付け
ピン(3)をリブ孔(7a)に容易に引っ掛けることが出
来る。尚、商用車等で少部品化によりクォータトリム
(2)がない場合には、取り付けピン(3)を車体側の
取り付け孔に設けた抜け止め用クリップファスナー等に
直接、差し込んで取り付ければ良い。
をリブ孔(7a)に引っ掛ければ良いから、当初の取り付
けピン(3)の左右方向の位置決めはそれ程厳格である
必要がなく、従来のボス孔(6a)に対する差し込み作業
に比べて大幅に作業が容易になる。又、左右のクォータ
トリム(2)のリブ間距離を左右の取り付けピン(3)
間の距離よりもやや大きく設定しておく。そうすると、
リブ孔(7a)は取り付けピン(3)よりもやや大径で、
取り付けピン(3)はリブ孔(7a)内で前後方向にも若
干動き得るが、取り付け時に左右のクォータトリム
(2)の脚部自由端により取り付けピン(3)が左右に
弾性的に引っ張られ、バックドアスカッフプレート
(1)は安定に確実に固定される。しかも前後方向にや
や余裕があるため、その方向についても左右方向と同
様、差し込み作業に比べて位置決めが容易である。この
ような作業性の向上によりリブ(7)や取り付けピン
(3)が隠れて外部から見えなくても、或いはクォータ
トリム(2)がブレて舌片(4)が変位しても取り付け
ピン(3)をリブ孔(7a)に容易に引っ掛けることが出
来る。尚、商用車等で少部品化によりクォータトリム
(2)がない場合には、取り付けピン(3)を車体側の
取り付け孔に設けた抜け止め用クリップファスナー等に
直接、差し込んで取り付ければ良い。
【0012】
【発明の効果】本発明によれば、自動車のクォータトリ
ムにバックドアスカッフプレートを取り付ける際、クォ
ータトリムの取り付け部の端面に突設した舌片の上面に
取り付け用U字状リブを突出形成し、リブにバックドア
スカッフプレートの取り付けピンを引っ掛けて取り付け
たから、取り付けが引っ掛け作業になり、取り付け部位
が隠れていても、或いはクォータトリムがブレても容易
に引っ掛けることが出来、又、取り付けピンの位置合わ
せも容易になって従来の差し込み作業に対し作業性が大
幅に向上する。又、本発明はバックドアスカッフプレー
トの端面を閉塞端面としたので、クォータトリム無しの
車両形式に適用しても、バックドアスカッフプレートの
内部が露出せず、体裁が良い。
ムにバックドアスカッフプレートを取り付ける際、クォ
ータトリムの取り付け部の端面に突設した舌片の上面に
取り付け用U字状リブを突出形成し、リブにバックドア
スカッフプレートの取り付けピンを引っ掛けて取り付け
たから、取り付けが引っ掛け作業になり、取り付け部位
が隠れていても、或いはクォータトリムがブレても容易
に引っ掛けることが出来、又、取り付けピンの位置合わ
せも容易になって従来の差し込み作業に対し作業性が大
幅に向上する。又、本発明はバックドアスカッフプレー
トの端面を閉塞端面としたので、クォータトリム無しの
車両形式に適用しても、バックドアスカッフプレートの
内部が露出せず、体裁が良い。
【図1】(a)は本発明に係る自動車のバックドアスカ
ッフプレートの取り付け構造の実施の形態を示す要部斜
視図である。(b)は図1(a)のバックドアスカッフ
プレート取り付け状態を示す平面図である。
ッフプレートの取り付け構造の実施の形態を示す要部斜
視図である。(b)は図1(a)のバックドアスカッフ
プレート取り付け状態を示す平面図である。
【図2】(a)は従来の自動車のバックドアスカッフプ
レートの取り付け構造の一例を示す要部側断面図、
(b)はその分解斜視図である。
レートの取り付け構造の一例を示す要部側断面図、
(b)はその分解斜視図である。
【図3】(a)は従来の自動車のバックドアスカッフプ
レートの取り付け構造の他の一例を示す要部側断面図、
(b)はその斜視図である。
レートの取り付け構造の他の一例を示す要部側断面図、
(b)はその斜視図である。
【図4】図3(b)を異なる角度から見た斜視図であ
る。
る。
1 バックドアスカッフプレート 1a 閉塞端面 2 クォータトリム 2a 端面 3 取り付けピン 4 舌片 7 リブ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F16B 5/06 B60R 13/02
Claims (1)
- 【請求項1】 自動車の後部荷室開口の下縁部を構成す
るバックドアスカッフプレート(1)の取り付け構造にお
いて、前記バックドアスカッフプレート(1)の両端を閉
塞端面(1a)とし、前記閉塞端面(1a)の内側近傍の天井面
に下方に突出した取り付けピン(3)を設け、且つ、前記
バックドアスカッフプレート(1)に隣接するクォータト
リム(2)の脚部の下縁部に、前記バックドアスカッフプ
レート(1)の長手方向に突出した舌片(4)を設け、前記舌
片(4)の上面に、前記バックドアスカッフプレート(1)の
取り付けピン(3)が嵌入するU字状のリブ(7)を、その開
口側を前記クォータトリム(2)の脚部の先端面(2a)に向
けて形成したことを特徴とする自動車のバックドアスカ
ッフプレートの取り付け構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03520196A JP3260272B2 (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 自動車のバックドアスカッフプレートの取り付け構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03520196A JP3260272B2 (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 自動車のバックドアスカッフプレートの取り付け構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09226474A JPH09226474A (ja) | 1997-09-02 |
JP3260272B2 true JP3260272B2 (ja) | 2002-02-25 |
Family
ID=12435253
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03520196A Expired - Fee Related JP3260272B2 (ja) | 1996-02-22 | 1996-02-22 | 自動車のバックドアスカッフプレートの取り付け構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3260272B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6010448B2 (ja) * | 2012-12-17 | 2016-10-19 | ダイハツ工業株式会社 | カウルサイドトリムとスカッフプレートとの合わせ部の構造 |
-
1996
- 1996-02-22 JP JP03520196A patent/JP3260272B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09226474A (ja) | 1997-09-02 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20011204 |
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