JPH0939681A - テールエンドトリムの取付構造 - Google Patents

テールエンドトリムの取付構造

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JPH0939681A
JPH0939681A JP19938395A JP19938395A JPH0939681A JP H0939681 A JPH0939681 A JP H0939681A JP 19938395 A JP19938395 A JP 19938395A JP 19938395 A JP19938395 A JP 19938395A JP H0939681 A JPH0939681 A JP H0939681A
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JP
Japan
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tail end
trim
end member
end trim
striker
Prior art date
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Pending
Application number
JP19938395A
Other languages
English (en)
Inventor
Nariyuki Ota
成幸 太田
Tatsuhiko Fujii
辰彦 藤井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
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Publication date
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Publication of JPH0939681A publication Critical patent/JPH0939681A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、テールエンドトリムの端末部の浮
き上がりを確実に防ぎ、かつ車体前後方向の位置決めを
行うことが可能なテールエンドトリムの取付構造を提供
することにある。 【解決手段】 本発明では、車体後部2のテールエンド
メンバ5に取付けられるテールエンドトリム14の取付
構造において、テールエンドトリム14の裏面側であっ
て、バックドア用ストライカ部となる凹部20に係止爪
22を設け、係止爪22をテールエンドメンバ5の開口
部10の周縁部に形成された起立フランジ10aに引っ
掛けることによって、テールエンドトリム14をテール
エンドメンバ5に固定している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等における
テールエンドトリムの取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、バックドアが設けられた自動
車の車体後部には、図5に示すようなテールエンドメン
バ51が車巾方向に沿って配設されており、当該テール
エンドメンバ51の上部はテールエンドトリム52によ
って覆われている。このテールエンドトリム52の左右
両側および車体前部側は、車体側パネルやテールエンド
メンバ51にクリップなどで取付けられており、中央部
に位置するバックドア用ストライカ部(又はラッチ部)
との対応箇所52aは、バックドアストライカ等との関
係で、車体側パネルやテールエンドメンバ51に固定さ
れていない。ただし、バックドアトリム53の上面部に
は、斜め上方へ突出するリップ部54が設けられてお
り、当該リップ部54によってテールエンドトリム52
の端末が隠されるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バックドア
トリム53にリップ部54が無い場合には、テールエン
ドトリム52のバックドア用ストライカ部(又はラッチ
部)との対応箇所52aが何れにも固定さていないの
で、端末部(車体後部側)が浮き上がり、外観を損ねる
おそれがあった。また、テールエンドトリム52の端末
部の車体前後方向の位置決めを行うことができないの
で、位置のずれが目立つという不具合を有していた。
【0004】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、テールエンドトリムの端末
部の浮き上がりを確実に防ぎ、かつ車体前後方向の位置
決めを行うことが可能なテールエンドトリムの取付構造
を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、車体後部のテ
ールエンドメンバに取付けられるテールエンドトリムの
取付構造において、上記テールエンドトリムの裏面側で
あって、バックドア用ストライカ部又はラッチ部の箇所
に係止爪を設け、該係止爪を上記テールエンドメンバの
開口縁部に引っ掛けることによって、上記テールエンド
トリムを上記テールエンドメンバに固定している。
【0006】本発明に係るテールエンドトリムの取付構
造では、裏面側に設けた係止爪がテールエンドメンバの
開口縁部に引っ掛かっているため、クリップ等の別部品
を使用しなくともバックドア用ストライカ部又はラッチ
部の箇所が浮くことはなくなり、しかも、車体前後方向
の位置決めを行うことが可能となる上、テールエンドメ
ンバの開口縁部との位置関係を保持できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0008】図1〜図4は本発明に係るテールエンドト
リムの取付構造の実施の形態を示している。図におい
て、1は本実施の形態のテールエンドトリムの取付構造
が適用された自動車であって、この自動車1の車体後部
2にはドア開口部3を開閉する跳ね上げ式のバックドア
4が回動自在に設けられている。ドア開口部3の下縁に
は、テールエンドメンバ5が車巾方向に沿って配設され
ており、当該テールエンドメンバ5の後端フランジ5a
は、バックドアストライカ6の取付箇所を補強するリー
インフォースメント7の後端部7aを間に挟んでリヤス
カートパネル8の上端フランジ8aに接合されている。
そして、これらテールエンドメンバ5、リーインフォー
スメント7およびリヤスカートパネル8の接合部分に
は、これを覆うバックドアトリム9が嵌着されている。
一方、テールエンドメンバ5の前部側下端5bは、リー
インフォースメント7の中間部7bに接合されている。
【0009】また、上記テールエンドメンバ5の車巾方
向の中央位置には、図3および図4に示す如く、車巾方
向に延びる長方形状に形成されたストライカ開口部10
が設けられており、このストライカ開口部10を介して
バックドアストライカ6を上方へ突出させて配置するよ
うになっている。しかも、テールエンドメンバ5の上面
部には、後述の舌片を差し込む複数個の差込み孔11が
所定の間隔で穿設され、その前面部にはクリップ12を
押し込むクリップ孔13が穿設されている。
【0010】さらに、テールエンドメンバ5には、車巾
方向に沿って配設される長尺のテールエンドトリム14
が取付けられ、当該テールエンドトリム14によってテ
ールエンドメンバ5の上部が覆われるように構成されて
いる。このため、テールエンドトリム14は、テールエ
ンドメンバ5とほぼ対応する形状と大きさに形成されて
おり、車体前方側に位置する左右両側の下端部には、こ
れを前方へほぼ直角に折曲げた取付片15が設けられて
いる。そして、これら取付片15にはスクリュー12a
を挿入する挿入孔16が穿設され、当該スクリュー12
aを車体パネル17のスクリュー孔18に押し込むこと
によってテールエンドトリム14の前部側が車体パネル
17に取付けられるようになっている。しかも、テール
エンドトリム14の前面部には、クリップ12を挿通さ
せる挿通孔19が穿設されている。
【0011】一方、上記テールエンドトリム14の車巾
方向の中央位置には、テールエンドメンバ5のストライ
カ開口部10と対応して、バックドア用ストライカ部
(又はラッチ部)となる凹部20が設けられており、こ
の凹部20の一部はストライカ開口部10内に落とし込
まれるようになっている。したがって、凹部20には、
バックドアストライカ6を貫通させる貫通孔21が穿設
されている。また、凹部20の裏面側には、貫通孔21
を間に置いて左右に断面略L字状の係止爪22が突設さ
れており、これら係止爪22の先端部は車体後方へ向か
って延び、テールエンドメンバ5側の起立フランジ10
aに引っ掛けられるようになっている。起立フランジ1
0aは、車体後方側に位置するストライカ開口部10の
周縁部に形成されている。
【0012】なお、テールエンドトリム14のうち、凹
部20以外の箇所は、複数個の舌片23を差込み孔11
にそれぞれ差し込むことによってテールエンドメンバ5
に固定されるようになっている。このため、これら舌片
23は、差込み孔11と対応してテールエンドトリム1
4の裏面側に一体的に設けられている。また、図3にお
いて、符号24は車体後部2の室内側側面に配設される
クォータインナトリムである。
【0013】本実施の形態によるテールエンドトリム1
4をテールエンドメンバ5などに取付けるには、まず、
図3に示すように、テールエンドトリム14を持って舌
片23をテールエンドメンバ5の差込み孔11に差し込
み、バックドアストライカ6を貫通孔21より貫通させ
るとともに、係止爪22をストライカ開口部10の起立
フランジ10aに引っ掛けて、テールエンドメンバ5の
上部に重ね合わせる。次いで、スクリュー12aおよび
クリップ12を対応する挿入孔16および挿通孔19を
介してスクリュー孔18、クリップ孔13にそれぞれ押
し込めば、テールエンドトリム14はテールエンドメン
バ5および車体パネル17に固定される(図4参照)。
【0014】本実施の形態における取付構造において
は、テールエンドメンバ5のストライカ開口部10と対
応するテールエンドトリム14の凹部20(バックドア
用ストライカ部)が係止爪22により起立フランジ10
aに引っ掛けられてテールエンドメンバ5に固定されて
いるため、凹部20の端末部(車体後部側)の浮き上が
りを防止できるとともに、これら係止爪22と起立フラ
ンジ10aの係合によってテールエンドトリム14の車
体前後方向の位置決めを行うことが可能になる。しか
も、本実施の形態における取付構造では、テールエンド
トリム14を取付けるためにテールエンドメンバ5の係
止爪22の引掛かり部における形状を変更しなくても済
むので、テールエンドトリム14の有無によってテール
エンドメンバ5側の形状を変える必要がない。
【0015】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の技術的思想に基づいて各種の変形および変
更が可能である。
【0016】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るテールエンド
トリムの取付構造は、車体後部のテールエンドメンバに
取付けられるテールエンドトリムの裏面側であって、バ
ックドア用ストライカ部又はラッチ部の箇所に係止爪を
設け、該係止爪を上記テールエンドメンバの開口縁部に
引っ掛けることによって、上記テールエンドトリムを上
記テールエンドメンバに固定しているので、クリップ等
の別部品を使用しなくとも、テールエンドメンバの開口
部と対応するテールエンドトリムのバックドア用ストラ
イカ部等の箇所の端末部が浮くのを確実に防ぐことが可
能になり、外観の向上を図ることができるとともに、部
品コストを低減できる。
【0017】また、本発明の取付構造では、係止爪によ
ってテールエンドメンバの開口縁部との位置関係を保持
し、かつテールエンドトリムの車体前後方向の位置決め
を行うことが可能となるので、テールエンドメンバに対
するテールエンドトリムの端末部の位置ずれを無くすこ
とができる上、作業性が良くなる。さらに、本発明の取
付構造においては、テールエンドメンバの開口縁部を係
止爪の引掛かり部として利用しているので、テールエン
ドトリムの有無によってテールエンドメンバ側の形状を
変更しなくても済み、汎用性に優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る取付構造が適用され
た自動車の車体後部を示す斜視図である。
【図2】上記実施の形態の取付構造に用いられるテール
エンドメンバおよびテールエンドトリムを拡大して示す
斜視図である。
【図3】上記テールエンドメンバなどに取付ける前の状
態のテールエンドトリムを示す斜視図である。
【図4】図2におけるA−A線断面図である。
【図5】従来の取付構造によってテールエンドトリムを
取付けた状態を示す断面図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 車体後部 3 ドア開口部 4 バックドア 5 テールエンドメンバ 6 バックドアストライカ 10 ストライカ開口部 10a 起立フランジ 14 テールエンドトリム 20 凹部 21 貫通孔 22 係止爪

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体後部のテールエンドメンバに取付け
    られるテールエンドトリムの取付構造において、上記テ
    ールエンドトリムの裏面側であって、バックドア用スト
    ライカ部又はラッチ部の箇所に係止爪を設け、該係止爪
    を上記テールエンドメンバの開口縁部に引っ掛けること
    によって、上記テールエンドトリムを上記テールエンド
    メンバに固定したことを特徴とするテールエンドトリム
    の取付構造。
JP19938395A 1995-08-04 1995-08-04 テールエンドトリムの取付構造 Pending JPH0939681A (ja)

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JP19938395A JPH0939681A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 テールエンドトリムの取付構造

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JP19938395A JPH0939681A (ja) 1995-08-04 1995-08-04 テールエンドトリムの取付構造

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JPH0939681A true JPH0939681A (ja) 1997-02-10

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ID=16406861

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JP (1) JPH0939681A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20040033949A (ko) * 2002-10-16 2004-04-28 기아자동차주식회사 차량 백도어의 스트라이커 커버
WO2014046115A1 (ja) * 2012-09-24 2014-03-27 いすゞ自動車株式会社 車両用装飾部品の組み付け構造

Cited By (3)

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KR20040033949A (ko) * 2002-10-16 2004-04-28 기아자동차주식회사 차량 백도어의 스트라이커 커버
WO2014046115A1 (ja) * 2012-09-24 2014-03-27 いすゞ自動車株式会社 車両用装飾部品の組み付け構造
JP2014061860A (ja) * 2012-09-24 2014-04-10 Isuzu Motors Ltd 車両用装飾部品の組み付け構造

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