JPH0130512Y2 - - Google Patents

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JPH0130512Y2
JPH0130512Y2 JP1982078357U JP7835782U JPH0130512Y2 JP H0130512 Y2 JPH0130512 Y2 JP H0130512Y2 JP 1982078357 U JP1982078357 U JP 1982078357U JP 7835782 U JP7835782 U JP 7835782U JP H0130512 Y2 JPH0130512 Y2 JP H0130512Y2
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JP
Japan
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striker
guide groove
elastic
latch
lock body
Prior art date
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JP1982078357U
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JPS58181770U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、ベースプレートに立設された前脚お
よび後脚と、それらの先端間を結ぶ連結部とによ
りループ状に形成された嵌合部を有し、ロツク本
体と噛み合う自動車用ドアロツクのストライカに
関する。
従来の自動車用ドアロツクのストライカの例を
挙げると第1図に示すようなものがある。
すなわち、前脚11、後脚12、それらの先端
を結ぶ連結部13とより成るループ状の嵌合部1
4を有するストライカ1が、ロツク本体2の嵌合
溝21に進入嵌合してラツチ22に係止されてお
り、前脚11の前部がバンパラバー23に当接し
てラツチ22に押し付けられることにより進退方
向にガタ付がないように保持され、前脚11の側
部がウエツジバンパ24により嵌合溝21に押し
付けられることにより上下方向にガタつかないよ
うに保持されている。
しかしながら、このような従来の自動車用ドア
ロツクのストライカでは、ガタつき防止のために
ロツク本体2にバンパラバー23あるいはウエツ
ジバンパ24等を装備しなければならず、構成部
品が多くなつて、部品コスト、組立コストが低減
できず、取付スペースを要するので小型化あるい
は軽量化を妨げるという問題点があつた。
本考案は、このような従来の問題点に着目して
なされたもので、バンパラバーやウエツジバンパ
を不要にして上記問題点を解消させる自動車用ド
アロツクのストライカを提供することを目的とし
ている。
かかる目的を達成するため、本考案において
は、ベースプレートに立設された前脚および後脚
と、それらの先端間を結ぶ連結部とによりループ
状に形成され、かつ弾性部材で全体が被覆された
嵌合部を有し、ロツク本体に設けられた案内溝に
進入してラツチと噛合可能な自動車用ドアロツク
のストライカにおいて、前記ラツチと噛合するス
トライカの前脚の前部側および側部側に、前記ロ
ツク本体の案内溝の奥端の受部に当接するよう形
成され、弾性調節孔を備えた前部弾性体と、案内
溝の側部の摺動受部に摺接するよう形成され、弾
性調節孔を備えた側部弾性体とをそれぞれ突設し
たことを特徴とする自動車用ドアロツクのストラ
イカとして、前部に設けた弾性体で進退方向のガ
タ止めをし、側部の弾性体により側部方向のガタ
止めをするようにしたものである。
以下、図面に示す実施例に基づき本考案を説明
する。
第2図乃至第5図は本考案の一実施例を示して
おり、ストライカ3は、取付けボルト挿通孔3
1,31が穿設された取付面部32,32が両側
に張り出したベースプレート33に、前脚34お
よび後脚35が、夫々の基部36,37がかしめ
固着して立設され、前脚34および後脚35の先
端間を結んだ連結部38と、前脚34および後脚
35とによりループ状の嵌合部39が一体的に形
成されている。連結部38の側部は鋸歯状にさ
れ、この連結部38ならびに後脚35の上部およ
び前脚34の大部分にモールデイング等の加工手
段にて弾性部材4が被覆されている。
弾性部材4は、前脚34の上前部を被覆する部
分に前部弾性体41、前脚34の一方の側部にあ
たる部分に側部弾性体42が突設され、夫々の内
側には弾性調節孔43,44が穿設されている。
また、前脚34の中間部を被覆する部分には消音
カラー45が形成されており、側部弾性体42の
反対側46も他の部分より突出されている。弾性
調節孔43,44は空胴でも良いが、第4図に示
すように、別の弾性体47,48を嵌込んでも良
い。
第5図に示すように、ロツク本体5は、取付ボ
ルト挿通孔51,51…が穿設されたベース部材
52にラツチ53が枢支され、ラツチ53をロツ
ク時に係止するポール54が同様にベース部材5
2に枢支され、ベース部材52の一側に開口61
が開設され、これに連続してラツチ嵌合位置まで
ストライカ3を導く案内溝6が形成され、案内溝
6の奥端部正面には、ストライカ3の前部弾性体
41に当接可能の受け部62がベース部材52に
形成され、側部には、側部弾性体42に当接可能
の摺動受部63がベース部材52に形成されてい
る。摺動受部63の反対側の側部64と摺動受部
63との間の巾は、ストライカ3の側部弾性体4
2が形成された部分の巾より狭く形成されてい
る。このように、ロツク本体5の案内溝6は、ス
トライカ3を迎えて案内嵌合する形状に形成され
ているだけで、バンパラバーやウエツジバンパは
設けられていない。
上記構成を有する自動車用ドアロツクのストラ
イカでは、ロツク本体5と噛み合う際、ストライ
カ3は、前脚34からロツク本体5の案内溝6内
に開口61から進入し、第5図において一点鎖線
位置にあるラツチ53に当接して回動させながら
案内溝6の奥に進入する。このとき、ストライカ
3はラツチ53に消音カラー45を介して係合す
るから静粛である。前脚34が案内溝6の奥に進
入する間に案内溝6の巾が狭くなり、側部弾性体
42および反対側46が、案内溝6の摺動受部6
3と側部64との間に挟持され、側部弾性体42
が撓んでストライカ3の前脚34の側部方向(第
5図で上下方向)がガタ止め規制される。前脚3
4が案内溝6の最奥まで進入すると、前部弾性体
41が受け部62に当接して撓み、進入方向の衝
撃が緩和され、同時にラツチ53がポール54に
係止され、前脚34の消音カラー45がラツチ5
3に押し付けられ進退方向がガタ止め規制され、
ストライカ3は、側部方向と進退方向と共にガタ
止め規制されてロツク本体5と噛み合う。ポール
54が回動されてロツク解除され、ラツチ53が
解放されると、ストライカ3は後退して案内溝6
から離脱する。なお、ストライカ3が案内溝6に
進入しあるいは退出する際、ストライカ3あるい
はロツク本体5の取付精度が悪いとストライカ3
が相対的に傾斜して移動することになるが、側部
弾性体42ならびにその反対側46が突出してい
るので、従来に比し後脚35あるいは連結部38
が案内溝6あるいはロツク本体5と干渉しにくく
なつており許容誤差が大きい。また、連結部38
の鋸歯状の側部に弾性部材4が被覆されているの
ではがれにくい。
本考案に係る自動車用ドアロツクのストライカ
によれば、ストライカの前脚の前部と側部とに弾
性体を突設し、ロツク本体の案内溝に当接させて
ガタ止めするようにし、ロツク本体はストライカ
の弾性体に応じた形状の案内溝を形成するだけで
良いようにしたから、従来のように、ロツク本体
に、バンパラバー、あるいはウエツジバンパを設
ける必要が無くなり、ロツク本体の構成部品が減
じて製造組立コストが下がり、ストライカの弾性
部材の被覆コストはこれに比し小さいから、全体
として大巾にコストダウンすることができる。ま
た、ロツク本体を小型化軽量化することも可能に
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示し、ストライカは断面で示
したストライカとロツク本体との噛み合い状態を
示す正面図、第2図乃至第5図は本考案の一実施
例を示し、第2図はストライカの正面図、第3図
はストライカの下面図、第4図は変形例を示す部
分正面図、第5図は、ストライカは断面で示した
ストライカとロツク本体との噛み合い状態を示す
正面図である。 3……ストライカ、34……前脚、35……後
脚、38……連結部、39……嵌合部、4……弾
性部材、41……前部弾性体、42……側部弾性
体、5……ロツク本体、53……ラツチ、54…
…ポール、6……案内溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ベースプレートに立設された前脚および後脚
    と、それらの先端間を結ぶ連結部とによりループ
    状に形成され、かつ弾性部材で全体が被覆された
    嵌合部を有し、ロツク本体に設けられた案内溝に
    進入してラツチと噛合可能な自動車用ドアロツク
    のストライカにおいて、 前記ラツチと噛合するストライカの前脚の前部
    側および側部側に、前記ロツク本体の案内溝の奥
    端の受部に当接するよう形成され、弾性調節孔を
    備えた前部弾性体と、案内溝の側部の摺動受部に
    摺接するよう形成され、弾性調節孔を備えた側部
    弾性体とをそれぞれ突設したことを特徴とする自
    動車用ドアロツクのストライカ。
JP1982078357U 1982-05-27 1982-05-27 自動車用ドアロツクのストライカ Granted JPS58181770U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982078357U JPS58181770U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 自動車用ドアロツクのストライカ

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JP1982078357U JPS58181770U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 自動車用ドアロツクのストライカ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58181770U JPS58181770U (ja) 1983-12-03
JPH0130512Y2 true JPH0130512Y2 (ja) 1989-09-19

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JP1982078357U Granted JPS58181770U (ja) 1982-05-27 1982-05-27 自動車用ドアロツクのストライカ

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE8710288U1 (ja) * 1987-07-28 1987-09-17 Kiekert Gmbh & Co Kg, 5628 Heiligenhaus, De
JP2601304B2 (ja) * 1988-03-18 1997-04-16 三井金属鉱業株式会社 車輌用ドアロック装置
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