JP2010173412A - 車両用内装材の取付構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】一方の内装基材をボディパネルから取り外す際に、両内装基材を連結する連結部の破損を防ぐ。
【解決手段】本発明は、車両のドアパネル50に隣り合う配置で取り付けられたアッパトリム20とロアトリム30の合わせ部20L,30Uにおけるドアトリム10の取付構造であって、両トリム20,30の合わせ部20L,30Uは、それぞれ、平面部21,35と、立壁部22,36と、フランジ部23,37とを備え、フランジ部23,37に、アッパトリム20とロアトリム30を連結する連結部70が設けられており、平面部21,35において連結部70に隣り合う位置に、ドアトリム10をドアパネル50に取り付ける取付用クリップ60を保持するクリップ座80が設けられており、連結部70とクリップ座80の間を切り欠くことによって切欠部Sが形成されている構成とした。
【選択図】図3
【解決手段】本発明は、車両のドアパネル50に隣り合う配置で取り付けられたアッパトリム20とロアトリム30の合わせ部20L,30Uにおけるドアトリム10の取付構造であって、両トリム20,30の合わせ部20L,30Uは、それぞれ、平面部21,35と、立壁部22,36と、フランジ部23,37とを備え、フランジ部23,37に、アッパトリム20とロアトリム30を連結する連結部70が設けられており、平面部21,35において連結部70に隣り合う位置に、ドアトリム10をドアパネル50に取り付ける取付用クリップ60を保持するクリップ座80が設けられており、連結部70とクリップ座80の間を切り欠くことによって切欠部Sが形成されている構成とした。
【選択図】図3
Description
本発明は、車両のボディパネルに取り付けられた第1内装基材と第2内装基材が対向状態で配置された合わせ部における車両用内装材の取付構造に関する。
車両用内装材のボディパネルへの取り付けに用いられる取付用クリップを保持するクリップ座として、例えば下記特許文献1に記載のものが知られている。このものは、平面部とこの平面部の外周縁から立ち上がる立壁部とを備えた内装基材を備えている。クリップ座は、内装基材の立壁部から平面部と平行となるように突出させて棚板状に形成されている。このような構成によると、クリップ座が容易に撓み変形してしまう。そこで、図7に示すように、平面部2の外周縁から立壁部3を立ち上げて設けるとともに、その立壁部3寄りにクリップ座1を配置することが考えられる。このようにすると、クリップ座1が棚形状とならないため、クリップ座1の撓み変形を防ぎつつ、特許文献1と同じ位置にクリップ座1を配置できる。
しかしながら、図7では、内装材を構成するアッパトリム4とロアトリム5が対向状態で配置された合わせ部にクリップ座1が設けられている。さらに、図8に示すように、立壁部3の先端縁から平面部2とは反対側に張り出すフランジ部6が設けられ、アッパトリム4とロアトリム5を連結する連結部7が、フランジ部6およびクリップ座1に連結されている。これでは、図6に示すように、メンテナンスなどで内装材10をボディパネル8から取り外す際に、まず、ロアトリム5をボディパネル8から取り外そうとしてロアトリム5を実線の位置から二点鎖線の位置へ回動させる。すると、連結部7が図7のX1方向(車両前後方向)やY1方向(上下方向)、あるいはW1(車幅方向)方向などに強く引っ張られてしまう。一方、クリップ座1は、図8に示すように、取付用クリップ9によってボディパネル8に強固に固定されている。このため、連結部7に、引っ張られる力と固定を維持する力が集中し、連結部7にかかる荷重が大きくなることで、連結部7は破損しやすくなる。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、一方の内装基材をボディパネルから取り外す際に、両内装基材を連結する連結部の破損を防ぐことを目的とする。
本発明は、車両のボディパネルに隣り合う配置で取り付けられた第1内装基材と第2内装基材の合わせ部における車両用内装材の取付構造であって、両内装基材の合わせ部は、それぞれ、平面部と、その平面部の外周縁から立ち上がる立壁部と、その立壁部の先端縁から平面部とは反対側に張り出すフランジ部とを備え、フランジ部に、第1内装基材と第2内装基材を連結する連結部が設けられており、第1内装基材または第2内装基材のいずれか一方の平面部において連結部に隣り合う位置に、内装材をボディパネルに取り付ける取付用クリップを保持するクリップ座が設けられており、連結部とクリップ座の間を切り欠くことによって切欠部が形成されている構成としたところに特徴を有する。
このような構成によると、内装材をボディパネルから取り外そうとした際に、まず、第2内装基材をボディパネルから取り外そうとすると、連結部の周囲が切欠部によってクリップ座と独立して撓み可能である。つまり、切欠部の存在によって連結部がクリップ座から荷重を受けることはなく、連結部の破損を防ぐことができる。
本発明の実施の態様として、以下の構成が好ましい。
クリップ座は、立壁部に連なる脚部を有し、切欠部は、脚部と立壁部の間を切り欠くことによって形成されたスリット部を含む構成としてもよい。
このような構成によると、スリット部において立壁部が脚部に対して相対的に移動することが許容されるため、連結部の周囲をより撓み変形させやすくなる。
クリップ座は、立壁部に連なる脚部を有し、切欠部は、脚部と立壁部の間を切り欠くことによって形成されたスリット部を含む構成としてもよい。
このような構成によると、スリット部において立壁部が脚部に対して相対的に移動することが許容されるため、連結部の周囲をより撓み変形させやすくなる。
連結部は、第1内装基材または第2内装基材のいずれか一方のフランジ部から張り出す形態をなす取付座を有しており、取付座の基端部は、曲面形状とされている構成としてもよい。
このような構成によると、連結部の周囲が撓み変形したときに、取付座が基端部を中心に撓み変形する場合がある。この場合に、取付座の基端部が曲面形状とされているため、撓み変形に追従しやすくなり、この基端部に亀裂などが入りにくくなる。
このような構成によると、連結部の周囲が撓み変形したときに、取付座が基端部を中心に撓み変形する場合がある。この場合に、取付座の基端部が曲面形状とされているため、撓み変形に追従しやすくなり、この基端部に亀裂などが入りにくくなる。
本発明によれば、一方の内装基材をボディパネルから取り外す際に、両内装基材を連結する連結部の破損を防ぐことができる。
<実施形態>
本発明の実施形態を図1ないし図5の図面を参照しながら説明する。図1は、ドアトリム10の正面図である。ドアトリム10は、車両ドアの外装部材を構成する金属製のドアパネル(図3参照)50の車室内側に対向配置されている。ドアトリム10は、ドアパネル50の車室内側に合成樹脂製の取付用クリップ(図3参照)60によって取り付けられている。なお、ドアトリム10は本発明の「車両用内装材」に対応し、ドアパネル50は本発明の「ボディパネル」に対応している。
本発明の実施形態を図1ないし図5の図面を参照しながら説明する。図1は、ドアトリム10の正面図である。ドアトリム10は、車両ドアの外装部材を構成する金属製のドアパネル(図3参照)50の車室内側に対向配置されている。ドアトリム10は、ドアパネル50の車室内側に合成樹脂製の取付用クリップ(図3参照)60によって取り付けられている。なお、ドアトリム10は本発明の「車両用内装材」に対応し、ドアパネル50は本発明の「ボディパネル」に対応している。
一般に、ドアトリム10は、意匠性向上などの理由から複数の内装基材に分割された分割構造をとることが多い。例えば、本実施形態のドアトリム10は、図1に示すように、アッパトリム20、ロアトリム30、オーナメント40等からなり、それぞれがポリプロピレン等の合成樹脂材料、木質系材料と合成樹脂材料を混合したものなどによって構成され、それぞれが連結部70や他の結合部材等で連結して形成されている。また、ドアトリム10の車室内側には、図示はしないものの表皮が一部または全部に貼着されており、ドアトリム10の車室内側面によって車室内空間に面する意匠面が構成されている。なお、アッパトリム20は本発明の「第1内装基材」に対応し、ロアトリム30は本発明の「第2内装基材」に対応している。
ロアトリム30の車室内側における下部には、図1に示すように、上方に開口した開口部を有するドアポケット31が設けられている。ロアトリム30の車室内側における略中央部には、シートに着座した乗員がひじを掛けたりするためのアームレスト32が装着されている。また、アームレスト32の前方には、ドアグリップ33が一体に設けられている。また、ロアトリム30の外周縁部には、複数のクリップ座34が設けられており、このクリップ座34に保持された取付用クリップ60をドアパネル50の取付孔51に嵌合させることによってドアトリム10がドアパネル50に取り付けられている。
図2は、アッパトリム20の連結部70付近を拡大して示した斜視図である。アッパトリム20は、平面部21と、その平面部21の外周縁から立ち上がる立壁部22と、その立壁部22の先端縁から平面部21とは反対側に張り出すフランジ部23とを備えて構成されている。この構成については、ロアトリム30も同様であって、平面部35と、立壁部36と、フランジ部37とを備えて構成されている。アッパトリム20の下端部とロアトリム30の上端部は、重なり合う構成とされており、この重なり合う部分を「合わせ部」と定義する。以下の説明においては、アッパトリム20の下端部をアッパトリム20の合わせ部20Lといい、ロアトリム30の上端部をロアトリム30の合わせ部30Uという。
図3に示すように、アッパトリム20の合わせ部20Lは、ドアパネル50と対面する側に配置されている。両合わせ部20L,30Uにおいては、両平面部21,35が対向状態で配置され、両立壁部22,36が対向状態で配置され、両フランジ部23,37が対向状態で配置されている。アッパトリム20の合わせ部20Lは、図2に示すように、段差部24を介して一段低く形成されている。段差部24の高さは、ロアトリム30の合わせ部30Uの厚みとほぼ同じである。このため、図4または図5に示すように、アッパトリム20の車室内側面とロアトリム30の車室内側面は、合わせ部20L,30Uにおいて面一で連続する。
アッパトリム20の合わせ部20Lには、図2に示すように、ドアトリム10をドアパネル50に取り付ける取付用クリップ60を保持するクリップ座80が設けられている。また、クリップ座80の両側には、一対の連結部70が設けられている。両連結部70とクリップ座80は、X方向(車両前後方向)に並んで配置されている。両連結部70は、アッパトリム20の合わせ部20Lとロアトリム30の合わせ部30Uを重合し、アッパトリム20とロアトリム30を一体にしてドアトリム10となるように連結している。フランジ部23と反対側に配置された連結部70(図2の右側の連結部70)は、クリップ座80と一体に形成されている。なお、以下においては、フランジ部23側に配置された連結部70(図2の左側の連結部70)を代表として説明する。
連結部70は、図3に示すように、取付孔71と、この取付孔71に嵌合して溶着される樹脂ボス72とによって構成されている。樹脂ボス72は、ロアトリム30のフランジ部37と一体に形成されている。樹脂ボス72は、アッパトリム20に形成した取付孔71に嵌合された後に、超音波溶着などの溶着手段によって取付孔71の孔縁部に溶着される。これにより、アッパトリム20の合わせ部20Lとロアトリム30の合わせ部30Uが連結される。
取付孔71は、詳細には、アッパトリム20のフランジ部23に形成されたアッパトリム20の合わせ部20Lを構成する取付座73に貫通して設けられている。この取付座73は、図4に示すように、段差部24を介してフランジ部23と略平行に配置されている。また、段差部24とフランジ部23の角部25は、曲面形状とされている。このため、図5に示すように、取付座73がW方向(車幅方向)車室内側に撓んだ場合に、撓み変形に追従しやすくなり、角部25に亀裂などが入りにくくなっている。なお、角部25は、本発明の「取付座の基端部」に対応している。
クリップ座80は、図3に示すように、取付座73と略平行に並んで配置された座面81と、座面81を支持する支持部82とを備えて構成されている。座面81は、略方形をなし、アッパトリム20の平面部21と略平行に配置されている。一方、支持部82は、アッパトリム20の平面部21から立ち上がる形状をなして、平面部21と一体に設けられている。支持部82における連結部70側を構成する脚部82Aは、図2に示すように、段差部24を介してアッパトリム20の立壁部22に連なっている。
脚部82Aの平面部21側の縁部には、係合凹部85が設けられている。この係合凹部85は、ロアトリム30の合わせ部30Uに設けられた係合片部(図示せず)と係合可能である。係合片部は、ロアトリム30の合わせ部30Uの強度を上げるために設けられた補強用のリブである。さらに、係合片部が係合凹部85に係合すると、アッパトリム20の合わせ部20Lとロアトリム30の合わせ部30UのY方向(上下方向)における位置決めを行うことができるとともに、取付用クリップ60をドアパネル50の取付孔51に挿入する際に、脚部82Aの座屈を有効に防止でき、脚部82Aを補強することもできる。
座面81には、図3に示すように、取付用クリップ60を装着可能な装着孔83が設けられている。また、座面81には、装着孔83の周縁部の一部を切り欠くことにより取付用クリップ60を装着孔83に進入させる進入孔84が設けられている。装着孔83に装着された取付用クリップ60は、座面81の表裏両面に係止することによってW方向に保持される。
取付用クリップ60は、弾性的に変形可能な変形可能部61を有している。変形可能部61は、ドアパネル50に穿設された取付孔51に対して縮径しつつ挿入され、取付孔51に貫通した状態で弾性復帰し取付孔51の開口縁に係止することにより取付孔51に装着される。これにより、アッパトリム20を含むドアトリム10は、クリップ座80に保持された取付用クリップ60によってドアパネル50に固定され、ロアトリム30は、連結部70およびクリップ座80を介してドアパネル50に固定される。
アッパトリム20の合わせ部20Lには、図2に示すように、脚部82Aと取付座73の間を切り欠くことによって切欠部Sが形成されている。換言すると、切欠部Sによってクリップ座80と連結部70が切り離されている。さらに、切欠部Sは、段差部24と脚部82Aの間を切り欠くことによって形成されたスリット部S1を含んで構成されている。これにより、連結部70の周囲は、クリップ座80とは独立して撓み可能である。つまり、ドアトリム10をドアパネル50から取り外す際に、これに連動して連結部70がX方向、Y方向、W方向などに移動しても、連結部70の周囲を撓ませることによって、連結部70にかかる荷重を分散することができ、連結部70の破損を防ぐことができる。また、切欠部Sによってクリップ座80から受ける荷重を遮断することができる。
なお、連結部70の破損が発生するのは、連結部70とクリップ座80がX方向に並んで配置されているためであり、連結部70とクリップ座80をY方向にずらして配置してやると、連結部70がクリップ座80から荷重を受けることはなく、連結部70の破損を防ぐことは可能である。しかしながら、連結部70とクリップ座80をY方向にずらして配置してしまうと、ドアトリム10の意匠を変更したり、ボディパネル50の取付孔51の位置を変更したりしなければならず、設計変更が容易に行えない場合がある。その点、本実施形態の取付構造によると、連結部70の破損を防ぎつつ、連結部70とクリップ座80をX方向に並んで配置することができるから、ドアトリム10の意匠を変更することなく、また、ボディパネル50の取付孔51の位置も変更することもなく、容易に対応できる。
本発明は以上のような構成であって、続いてドアトリム10をドアパネル50から取り外す作業について説明する。まず、ロアトリム30の上端側を中心としてロアトリム30の下端側を回動させるようにしてロアトリム30を取り外す。すると、これに連動して連結部70もドアパネル50から離れる方向に回動する(図6参照)。このとき、連結部70がX方向、Y方向、W方向などに移動する。図4は連結部70がY方向に移動した様子を示しており、図5は連結部70がW方向に移動した様子を示している。ここで、連結部70は、切欠部Sによってクリップ座80と切り離されているため、連結部70の周囲が自由に撓み変形し、連結部70にかかる荷重を分散することができる。また、連結部70は、切欠部Sによってクリップ座80から受ける荷重が遮断されるため、連結部70の破損を防ぐことができる。さらに、連結部70がW方向に移動したときには、図5に示すように、段差部24とフランジ部23の角部25が撓むものの、角部25は曲面形状となっているため、撓み変形に追従し、角部25に亀裂が入ることはない。
以上のように本実施形態では、ロアトリム30をドアパネル50から取り外そうとしたときに、切欠部Sによって連結部70の周囲が自由に撓み変形し、連結部70にかかる荷重が分散される。さらに、連結部70がいずれの方向に移動しても連結部70がクリップ座80から荷重を受けることはないから、連結部70の破損を防ぐことができる。
また、スリット部S1によって段差部24が脚部82Aに対して自由に撓み変形することが許容されるため、連結部70の周囲がより撓み変形しやすくなる。さらに、ロアトリム30をドアパネル50から取り外そうとしたときに、段差部24とフランジ部23の角部25が撓み変形しても、角部25が曲面形状をなしているため、角部25に亀裂などが入ることがない。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、車両用内装材としてドアトリム10に適用しているものの、本発明によると、ラゲージサイドトリムやカウルサイドトリムなど他の内装材に適用してもよい。
(2)上記実施形態では、クリップ座80が平面部21から立壁部22に亘る範囲に設けられているものの、本発明によると、クリップ座80が平面部21のみに設けられているものでもよい。
(3)上記実施形態では、切欠部Sがスリット部S1を含んで構成されているものの、本発明によると、切欠部Sがスリット部S1を含まない構成としてもよい。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、車両用内装材としてドアトリム10に適用しているものの、本発明によると、ラゲージサイドトリムやカウルサイドトリムなど他の内装材に適用してもよい。
(2)上記実施形態では、クリップ座80が平面部21から立壁部22に亘る範囲に設けられているものの、本発明によると、クリップ座80が平面部21のみに設けられているものでもよい。
(3)上記実施形態では、切欠部Sがスリット部S1を含んで構成されているものの、本発明によると、切欠部Sがスリット部S1を含まない構成としてもよい。
10…ドアトリム(車両用内装材)
20…アッパトリム(第1内装基材)
20L…合わせ部
21…平面部
22…立壁部
23…フランジ部
25…角部(基端部)
30…ロアトリム(第2内装基材)
30U…合わせ部
35…平面部
36…立壁部
37…フランジ部
50…ドアパネル(ボディパネル)
60…取付用クリップ
70…連結部
73…取付座
80…クリップ座
82A…脚部
S…切欠部
S1…スリット部
20…アッパトリム(第1内装基材)
20L…合わせ部
21…平面部
22…立壁部
23…フランジ部
25…角部(基端部)
30…ロアトリム(第2内装基材)
30U…合わせ部
35…平面部
36…立壁部
37…フランジ部
50…ドアパネル(ボディパネル)
60…取付用クリップ
70…連結部
73…取付座
80…クリップ座
82A…脚部
S…切欠部
S1…スリット部
Claims (3)
- 車両のボディパネルに隣り合う配置で取り付けられた第1内装基材と第2内装基材の合わせ部における車両用内装材の取付構造であって、
両内装基材の合わせ部は、それぞれ、平面部と、その平面部の外周縁から立ち上がる立壁部と、その立壁部の先端縁から前記平面部とは反対側に張り出すフランジ部とを備え、
前記フランジ部に、前記第1内装基材と前記第2内装基材を連結する連結部が設けられており、前記第1内装基材または前記第2内装基材のいずれか一方の平面部において前記連結部に隣り合う位置に、前記内装材を前記ボディパネルに取り付ける取付用クリップを保持するクリップ座が設けられており、
前記連結部と前記クリップ座の間を切り欠くことによって切欠部が形成されていることを特徴とする車両用内装材の取付構造。 - 前記クリップ座は、前記立壁部に連なる脚部を有し、前記切欠部は、前記脚部と前記立壁部の間を切り欠くことによって形成されたスリット部を含む請求項1に記載の車両用内装材の取付構造。
- 前記連結部は、前記第1内装基材または前記第2内装基材のいずれか一方のフランジ部から張り出す形態をなす取付座を有しており、前記取付座の基端部は、曲面形状とされている請求項1または請求項2に記載の車両用内装材の取付構造。
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