JP2008282966A - 半導体素子およびその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】密着性が高く、オーミック抵抗が小さく、さらに光取り出し効率の高い半導体素子を提供する。
【解決手段】II−VI族化合物半導体(例えばZnTe、BeZnTeまたはMgSe)を含むコンタクト層17を上面に有する積層構造20と、コンタクト層17の上面に形成された上部電極18とを備える。コンタクト層17の上面全体には凹凸部17Cが形成されており、凹凸部17Cは積層面内の一の方向に延在するストライプ状の複数の凸部17Dを並列配置した微細構造となっている。これにより、コンタクト層17の上面が平坦面となっているときと比べて、コンタクト層17と上部電極18との接触面積が大きくなるだけでなく、コンタクト層17の上面のうち発光領域14A(または開口部18A)との対向領域での法線方向の屈折率の変化が滑らかになる。
【選択図】図1

Description

本発明は、II−VI族化合物半導体による半導体素子およびその製造方法に関する。
近年、ZnTeなどのII−VI族化合物半導体を用いて、青色から緑色までの光を発する半導体素子の開発が盛んに行われている。このようなII−VI族化合物半導体による半導体素子では、p側電極とオーミック接触させるp型コンタクト層の材料として、ZeTeなどの、キャリア濃度を比較的高くすることの可能な材料が用いられている(特許文献1参照)。
特許3278951号公報
しかし、ZeTeなどのII−VI族化合物半導体では、p側電極の材料として一般的に用いられるPd(パラジウム)や、Pt(白金)、Au(金)などとの密着性が十分とは言えず、p側電極が剥がれやすい。そのため、ZeTeなどの材料と電極材料との間に、密着性の高い材料(例えばTi(チタン))を挿入することが考えられる。しかし、p型コンタクト層と電極との間にこのような材料を挿入すると、オーミック抵抗が増大してしまう。
また、II−VI族化合物半導体による半導体素子では、光取り出し効率が十分に高いとは言えず、半導体素子から光を取り出す界面において反射が少ないことが望まれている。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであり、その第1の目的は、密着性が高く、かつオーミック抵抗が小さな半導体素子を提供することにある。また、第2の目的は、光取り出し効率の高い半導体素子を提供することにある。また、第3の目的は、密着性が高く、かつオーミック抵抗が小さな半導体素子や、光取り出し効率の高い半導体素子を簡易な方法で安価に製造することの可能な半導体素子の製造方法を提供することにある。
本発明の半導体素子は、主としてII−VI族化合物半導体を含む第1導電型半導体層と、第1導電型半導体層の表面上に形成された電極とを備えたものである。第1導電型半導体層は、電極側の表面の全体または一部に凹凸部を有している。
本発明の半導体素子の製造方法は、主としてII−VI族化合物半導体を含む第1導電型半導体層の表面をウエットエッチング処理することによりその表面の全体または一部に凹凸部を形成する工程と、その表面に電極を形成する工程とを含んでいる。
本発明の半導体素子およびその製造方法では、主としてII−VI族化合物半導体を含む第1導電型半導体層の電極側の表面の全体または一部に凹凸部が設けられている。ここで、例えば、凹凸部が電極直下に設けられている場合には、平坦面に電極が設けられている場合よりも第1導電型半導体層との接触面積が増大する。また、例えば、本発明の半導体素子が、上記した第1導電型半導体層、発光領域を有する活性層および第2導電型半導体層がこの順に配置された積層構造を有している場合であって、かつ、凹凸部が、第1導電型半導体層の電極側の表面のうち少なくとも発光領域との対向領域の全体または一部に形成されているときには、凹凸部における反射率は、発光領域との対向領域が平坦面の場合よりも、低くなる。
本発明の半導体素子およびその製造方法によれば、主としてII−VI族化合物半導体を含む第1導電型半導体層の電極側の表面の全体または一部に凹凸部を設けるようにしたので、凹凸部を電極直下に設けた場合には、第1導電型半導体層と電極との密着性を高くすることができ、しかもオーミック抵抗を小さくすることができる。また、凹凸部を発光領域との対向領域に設けた場合には、光取り出し効率を大きくすることができる。
また、本発明の半導体素子の製造方法では、主としてII−VI族化合物半導体を含む第1導電型半導体層の表面をウエットエッチング処理することによりその表面の全体または一部に凹凸部を形成するようにしたので、エッチング用のマスクをわざわざ用意する必要がなく、簡易な方法で安価に凹凸部を形成することができる。これにより、密着性が高く、かつオーミック抵抗が小さな半導体素子や、光取り出し効率の高い半導体素子を簡易な方法で安価に製造することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る発光ダイオード(LED)1の断面構成を表すものである。図2は、図1の発光ダイオード1を斜視的に表したものである。なお、図1は、図2のA−A矢視方向の断面構成と対応している。また、図1,図2は、模式的に表したものであり、実際の寸法、形状とは異なっている。
発光ダイオード1は、基板10の一面側に積層構造20を備えている。この積層構造20は、例えば、バッファ層11、下部クラッド層12、下部ガイド層13、活性層14、上部ガイド層15、上部クラッド層16およびコンタクト層17をこの順に積層して形成されている。コンタクト層17の表面には上部電極18が、基板10の裏面には下部電極19がそれぞれ形成されている。この発光ダイオード1は、活性層14から発せられた光を基板10の開口部18Aから射出するように構成された上面発光型の発光素子である。
基板10は、例えばInP基板である。バッファ層11は、下部クラッド層12からコンタクト層17までの各半導体層の結晶成長性を良くするために基板10の表面に形成されたものであり、例えばバッファ層11A、11B、11Cを基板10側からこの順に積層して形成されている。ここで、バッファ層11Aは、例えばSiドープのn型InGaAsからなり、バッファ層11Bは、例えばClドープのn型ZnCdSeからなり、バッファ層11Cは、例えばClドープのn型ZnCdSeからなる。
下部クラッド層12は、例えば、第1下部クラッド層と第2下部クラッドとを交互に積層してなる積層構造となっている。ここで、第1下部クラッド層は、例えば、主としてn型ZnCdSeを含み、第2下部クラッド層は、例えば、主としてMgSeを含んでいる。なお、下部クラッド層12は、単層構造であってもよく、例えば、主としてn型MgZnCdSeを含む単層構造となっていてもよい。ここで、n型不純物としては、例えば、Cl、Ga、Alなどが挙げられる。
なお、第1下部クラッド層および第2下部クラッド層の各層厚が、1分子層(モノレイヤ)以上20分子層以下となっていてもよい。この場合には、第1下部クラッド層および第2下部クラッドが超格子構造となるので、各層の材料(組成比)および各層厚の比によって実効的な禁制帯幅を変える(制御する)ことが可能となる。
下部ガイド層13は、例えば、第1下部ガイド層と第2下部ガイド層とを基板10側からこの順に交互に積層してなる積層構造となっている。ここで、第1下部ガイド層は、例えば、主としてBeZnSeTeまたはZnCdSeを含んでいる。また、第2下部ガイド層は、例えば、主としてMgSeを含んでいる。なお、超格子構造とするために、第1下部ガイド層および第2下部ガイド層の各層厚を1分子層以上20分子層以下としてもよい。また、下部ガイド層13は、単層構造となっていてもよい。また、下部ガイド層13は、アンドープとなっていることが好ましいが、n型不純物がドープされたものであってもよい。
なお、本明細書において「アンドープ」とは、対象となる半導体層を製造する際に不純物の原料を供給していないことを意味するものであり、対象となる半導体層に不純物が全く含まれていない場合や、他の半導体層などから拡散してきた不純物がわずかに含まれている場合も含まれる概念である。
活性層14は、例えば、主としてBeZnSeTeまたはZnCdSeを含む多重量子井戸構造となっている。この活性層14において、後述の上部電極18および下部電極19から電流の注入される領域(活性層14の中央領域)が発光領域14Aとなる。なお、活性層14は、多重量子井戸構造以外の構造、例えば単一量子井戸構造やバルク構造となっていてもよい。また、活性層14の層全体がアンドープとなっていることが好ましい。
上部ガイド層15は、例えば、第1上部ガイド層と第2上部ガイド層とを基板10側からこの順に交互に積層してなる積層構造となっている。ここで、第1上部ガイド層は、例えば、主としてBeZnSeTeまたはZnCdSeを含んでいる。また、第2上部ガイド層は、例えば、主としてMgSeを含んでいる。なお、上部ガイド層15は単層構造となっていてもよい。また、上部ガイド層15は、アンドープとなっていることが好ましいが、p型不純物がドープされたものであってもよい。ここで、p型不純物としては、例えば、N、P、O、As、Sb、Li、NaまたはKなどが挙げられる。また、超格子構造とするために、第1上部ガイド層および第2上部ガイド層の各層厚を1分子層以上20分子層以下としてもよい。
上部クラッド層16は、例えば、第1上部クラッド層と第2上部クラッド層とを交互に積層してなる積層構造となっている。ここで、第1上部クラッド層は、例えば、主としてp型BeZnTeを含み、第2上部クラッド層は、例えば、主としてMgSeを含んでいる。なお、なお、超格子構造とするために、第1上部クラッド層および第2上部クラッド層の各層厚を1分子層以上20分子層以下としてもよい。また、上部クラッド層16は、単層構造であってもよく、例えば、主としてp型BeZnSeTeを含む単層構造となっていてもよい。
コンタクト層17は、例えば、第1コンタクト層17Aおよび第2コンタクト層17Bを基板10側からこの順に積層してなる積層構造となっている。ここで、第1コンタクト層17Aは、例えば、p型BeZnTeを含んでおり、他方、第2コンタクト層17Bは、例えば、p型ZnTe、p型BeZnTeまたはMgSeを含んでいる。
なお、コンタクト層17は、単層構造であってもよく、例えば、主としてp型BeZnTe、p型ZnTe、またはMgSeを含む単層構造となっていてもよい。また、上記した第1コンタクト層17Aと第2コンタクト層17Bとを交互に積層してなる周期構造となっていてもよい。なお、周期構造を超格子構造とするために、第1コンタクト層17Aおよび第2コンタクト層17Bの各層厚を1分子層以上20分子層以下としてもよい。
また、この発光ダイオード1には、コンタクト層17の表面上に上部電極18が形成されており、基板10の裏面に下部電極19が形成されている。
この上部電極18は、例えば、パラジウム(Pd),白金(Pt)および金(Au)をコンタクト層17上にこの順に積層したものであり、コンタクト層17とオーミック接触している。この上部電極18は、例えば、発光領域14Aとの対向領域に開口部18Aを有しており、発光領域14Aから発せられた光がこの開口部18Aから外部に射出されるようになっている。
また、下部電極19は、例えば金(Au)とゲルマニウム(Ge)との合金,ニッケル(Ni)および金(Au)とをこの順に積層した構造を有しており、基板10とオーミック接触している。この下部電極19は、発光ダイオード1を支持するためのサブマウント(図示せず)の表面に固定され、さらに、サブマウントを介してヒートシンク(図示せず)の表面に固定される。
ところで、コンタクト層17上面(例えば第2コンタクト層17B上面)の全体または一部に凹凸部17Cが形成されている。この凹凸部17Cは、コンタクト層17を貫通しない程度の深さまで形成されていることが好ましい。なお、コンタクト層17が上で例示した積層構造となっている場合には、凹凸部17Cは第1コンタクト層17Aを貫通しない程度の深さまで形成されていることが好ましく、第1コンタクト層17Aに達しない程度の深さまで形成されていてもよい。
この凹凸部17Cは、積層面内の一の方向に延在するストライプ状の複数の凸部17Dを並列配置した微細構造となっている。ここで、各凸部17Dは、例えば10nm以上、発光波長λ未満の間隔で配置されていることが好ましい。また、互いに隣接する凸部17D間に形成される凹部のアスペクト比(凹部の深さ/凹部の幅)が1以上となっていることが好ましい。このように、凹凸部17Cが微細な形状となっている場合には、コンタクト層17の上面が平坦面となっているときと比べて、表面積が大きくなるだけでなく、表面での法線方向の屈折率の変化が滑らかになる。
従って、この凹凸部17Cが図1、図2に示したように、コンタクト層17の上面のうち、上部電極18との接触面の全体または一部に形成されている場合には、コンタクト層17の上面が平坦面となっているときと比べて、コンタクト層17と上部電極18との接触面積が大きくなる。また、凹凸部17Cがコンタクト層17の上面のうち、発光領域14A(または開口部18A)との対向領域の全体または一部に形成されている場合には、コンタクト層17の上面が平坦面となっているときと比べて、コンタクト層17の上面のうち発光領域14A(または開口部18A)との対向領域での法線方向の屈折率の変化が滑らかになる。
このような構成の発光ダイオード1は、例えば次のようにして製造することができる。
上記の構成で例示した各半導体層を分子線エピタキシー(MBE)法により形成する。 まず、面方位が(100)のInPからなる基板10を用意し、この基板10の表面に対して前処理を行う。具体的には、この基板10の表面をアセトンなどの溶媒で洗浄して脱脂、乾燥したのち、MBEチャンバー(図示せず)内に載置する。なお、あらかじめ表面前処理が施された基板を用いる場合にはこの脱脂洗浄過程は省いてもよい。
次に、基板10を資料交換用の準備室に入れて、真空ポンプで1×10−3Pa以下まで真空引きし、基板10を100℃まで加熱する。これにより、基板10の残留水分や、不純物ガスを脱離させる。
次に、基板10をIII−V族化合物半導体専用成長室に搬送し、基板10の表面に、P分子線を当てながら、基板10の温度を500℃に加熱する。これにより、基板10の表面の酸化膜を除去する。その後、基板10の温度を450℃に加熱し、Siドープのn型InGaAsを成長させてバッファ層11Aを形成する。
次に、基板10をII−VI族化合物半導体専用成長室に搬送し、バッファ層11Aの表面に、Zn分子線を当てながら、基板10の温度を200℃に加熱した上で、Clドープのn型ZnCdSeを成長させてバッファ層11Bを形成したのち、基板温度を280℃に加熱し、Clドープのn型ZnCdSeを成長させてバッファ層11Cを形成する。
次に、基板温度を280℃にした状態で、Clドープのn型ZnCdSeと、アンドープのMgSeとを基板10側からこの順に交互に積層し超格子構造を形成することにより下部クラッド層12を形成する。続いて、ClドープのZnCdSeと、アンドープのMgSeとを基板10側からこの順に交互に積層し超格子構造を形成することにより下部ガイド層13を形成する。
次に、基板温度を280℃にした状態で、アンドープのZnCdSeを成長させて活性層14を形成する。続いて、基板温度を300℃に加熱し、NドープのBeZnTeと、アンドープのMgSeとを交互に積層し超格子構造を形成することにより上部ガイド層15を形成する。
その後、Nドープのp型BeZnTeと、アンドープのMgSeとを基板10側からこの順に交互に積層し超格子構造を形成することにより上部クラッド層16を形成する。さらに、Nドープのp型BeZnTeと、Nドープのp型ZnTeを基板10側からこの順に積層してコンタクト層17を形成する(図3(A)参照)。
次に、コンタクト層17の表面をウエットエッチング処理して、その表面に凹凸部17Cを形成する(図3(B)参照)。このとき、コンタクト層17の表面にパターニング用のマスクを設けておく必要はなく、コンタクト層17の表面材料に応じた所定のエッチャントでコンタクト層17の表面を処理するだけで、その表面に凹凸部17Cを形成することが可能である。
ここで、コンタクト層17の表面材料が、上記したようにNドープのp型ZnTeとなっている場合には、例えば、硫酸、過酸化水素水および水を1:1:10の体積比で混合した混合液を4℃に冷やしたものをエッチャントとして用いることが可能である。このように、コンタクト層17の表面材料がNドープのp型ZnTeとなっている場合に、上記の混合液をエッチャントとして用い、コンタクト層17の表面を所定の時間の間(例えば60秒間)処理したときには、コンタクト層17の表面における一の結晶方位(例えば[011])と平行な方向に延在するストライプ状の複数の凸部17Dが所定の範囲内(例えば10nm以上60nm以下)の間隔でコンタクト層17の表面に、滑らかかつ不規則に形成され、互いに隣接する凸部17D同士の間に、所定の大きさ(例えば1)のアスペクト比の凹部が形成される(図4(A),(B)参照)。
ここで、ウエットエッチング処理を行っている間、コンタクト層17の表面には、Zn、Zn化合物、TeおよびTe化合物などが露出または形成されるが、ZnもしくはZn化合物の溶解速度(化学的作用による反応速度)は、TeもしくはTe化合物との溶解速度よりも遅い。また、ZnもしくはZn化合物と、TeもしくはTe化合物とはそれぞれ、一の結晶方位(例えば[011])と平行な方向に延在分布している。そのため、コンタクト層17の表面に対してウエットエッチング処理を行うと、上記したような凹凸形状が形成される。
従って、コンタクト層17の表面を処理する時間が長くなればなる程、溶解速度の差に応じた形状がコンタクト層17の表面にくっきりと現れ、凹部の幅、凹部の深さ、凹部のアスペクト比が徐々に大きくなる。また、エッチャントの材料や温度を代えることによっても、凹部の幅、凹部の深さ、凹部のアスペクト比を調整することが可能である。そのため、ウエットエッチング処理の時間や、エッチャントの材料および温度などを調整することにより、凹凸部17Cの間隔を、およそ10nm以上、発光波長λ未満の範囲内で調整することが十分に可能であり、凹部のアスペクト比を1以上にすることももちろん十分に可能である。
次に、リソグラフィーにより所定形状のレジストパターン(図示せず)を形成して上部電極18を形成することとなる領域以外の領域を覆った後に、例えばスパッタンリング法により、全面に例えばPd/Pt/Au多層膜(図示せず)を積層する。この後、レジストパターンを、その上に堆積したPd/Pt/Au多層膜とともにリフトオフにより除去する。これにより、コンタクト層17上に、開口部18Aを有する上部電極18が形成される。この後、基板10を200℃に加熱して、上部電極18をコンタクト層17にオーミック接触させる。続いて、基板10の裏面に、例えばスパッタンリング法により、全面に例えばAuGe合金/Ni/Au多層膜を積層して、下部電極19を形成する。このようにして、本実施の形態の発光ダイオード1が製造される。
本実施の形態の発光ダイオード1では、上部電極18と下部電極19との間に所定の電圧が印加されると、下部電極19から電子が、上部電極18から正孔がそれぞれ活性層14の電流注入領域(発光領域14A)へ注入される。そして、この活性層14に注入された電子と正孔が再結合することにより発光領域14Aから光子が発生し、その結果、発光光が開口部18Aから外部に射出される。
ところで、本実施の形態では、主としてII−VI族化合物半導体(例えばZnTe、BeZnTeまたはMgSe)を含むコンタクト層17の上部電極18側の表面の全体または一部に凹凸部17Cが設けられている。
このとき、例えば、凹凸部17Cが上部電極18直下に設けられている場合には、平坦面に上部電極18が設けられている場合よりも、コンタクト層17と上部電極18との接触面積が増大する。これにより、コンタクト層17と上部電極18との密着性(機械的強度)を高くすることができ、しかもオーミック抵抗を小さくすることができる。
また、例えば、凹凸部17Cがコンタクト層17の上面のうち、発光領域14A(または開口部18A)との対向領域の全体または一部に形成されている場合には、コンタクト層17の上面が平坦面となっている場合よりも、コンタクト層17の上面のうち発光領域14A(または開口部18A)との対向領域での法線方向の屈折率の変化が滑らかになる。これにより、発光領域14Aから発せられた光がコンタクト層17の上面を透過する際に、発光領域14A側に反射される割合を大幅に減らすことができ、光取り出し効率を大きくすることができる。
また、例えば、図1、図2に示したように、凹凸部17Cがコンタクト層17の上面全体にわたって形成されている場合には、平坦面に上部電極18が設けられている場合よりも、コンタクト層17と上部電極18との密着性を高くすることができ、しかもオーミック抵抗を小さくすることができ、さらに、光取り出し効率を大きくすることができる。
また、本実施の形態では、主としてII−VI族化合物半導体(例えば、ZnTe、BeZnTeまたはMgSe)を含むコンタクト層17の表面をウエットエッチング処理することによりその表面の全体または一部に凹凸部17Cを形成するようにしたので、エッチング用のマスクをわざわざ用意する必要がない。これにより、簡易な方法で安価に凹凸部17Cを形成することができる。また、一度の処理でコンタクト層17の表面全体に渡って凹凸部17Cを形成することができるので、簡易な方法で、コンタクト層17と上部電極18との密着性を高くすることができ、しかもオーミック抵抗を小さくすることができ、さらに、光取り出し効率を大きくすることができる。
[第1の実施の形態の第1の変形例]
上記実施の形態では、凹凸部17Cの上に上部電極18を設けていたが、例えば、図5に示したように、コンタクト層17の上面の一部に平坦面18Bを設け、この平坦面18B上に上部電極18を設けるようにしてもよい。この場合には、依然として、コンタクト層17の上面のうち、発光領域14A(または開口部18A)との対向領域の全体または一部には、凹凸部17Cが形成されているので、発光領域14Aから発せられた光がコンタクト層17の上面を透過する際に、発光領域14A側に反射される割合を大幅に減らすことができ、光取り出し効率を大きくすることができる。
[第1の実施の形態の第2の変形例]
上記実施の形態では、コンタクト層17の上面に直接接触させて上部電極18を形成していたが、例えば、図6に示したように、コンタクト層17の上面全体に渡って、透明電極21を設け、この透明電極21を介して間接的にコンタクト層17の上面に上部電極18を形成するようにしてもよい。ここで、透明電極21は、例えばPdおよびAuをコンタクト層17上にこの順に積層したものであり、コンタクト層17とオーミック接触している。
この場合には、コンタクト層17と透明電極21との接触面積は極めて大きいので、コンタクト層17と透明電極21との密着性を高くすることができ、しかもオーミック抵抗を小さくすることができる。なお、透明電極21と上部電極18とは共に、金属材料により構成されているので、透明電極21と上部電極18との密着性は高く、オーミック抵抗も小さい。
[第2の実施の形態]
図7は、本発明の第2の実施の形態に係る半導体レーザ(LD)2の断面構成を表すものである。図8は、図7の半導体レーザ2を斜視的に表したものである。なお、図7は、図8のB−B矢視方向の断面構成と対応している。また、図7,図8は、模式的に表したものであり、実際の寸法、形状とは異なっている。また、以下の説明において、上記実施の形態と同一の符号が用いられている場合は、その同一符号の要素と同様の構成・機能を有することを意味している。
この半導体レーザ2は、基板10の一面側に積層構造20を備えている。この積層構造30は、例えば、バッファ層11、下部クラッド層12、下部ガイド層13、活性層14、上部ガイド層15、上部クラッド層16およびコンタクト層17をこの順に積層して形成されている。
この積層構造20において、上部クラッド層16の上部およびコンタクト層17がストライプ状のリッジ部23を構成しており、上部クラッド層16の上面およびリッジ部23の側面を覆うように絶縁層22が形成されている。また、リッジ部23の上面および側面から絶縁層22のうちリッジ部23の周辺部分の表面にかけてストライプ状の上部電極18が形成されており、基板10の裏面に下部電極19が形成されている。ここで、絶縁層22は、絶縁性材料、例えば、アルミニウム酸化物やシリコン窒化物などにより構成されている。つまり、この半導体レーザ2は、活性層14から発せられた光を前端面20Aから射出するように構成された端面発光型の発光素子である。
ところで、コンタクト層17の上面(リッジ部23の上面)であって、かつ上部電極18との接触面の全体または一部に凹凸部17Cが形成されている。この凹凸部17Cは、積層面内の一の方向に延在するストライプ状の複数の凸部17Dを並列配置した微細構造となっている。なお、図7、図8には、凸部17Dがリッジ部23の延在方向と平行な方向に延在するケースが例示されている。
ここで、各凸部17Dは、例えば10nm以上、発光波長λ未満の間隔で配置されていることが好ましい。また、互いに隣接する凸部17D間に形成される凹部のアスペクト比(凹部の深さ/凹部の幅)が1以上となっていることが好ましい。このように、凹凸部17Cが微細な形状となっている場合には、リッジ部23の上面が平坦面となっているときと比べて、表面積が大きくなるので、コンタクト層17と上部電極18との接触面積が大きくなる。
このような構成の半導体レーザ2は、例えば次のようにして製造することができる。
まず、上記実施の形態と同様の手順で、コンタクト層17の表面に凹凸部17Cを形成する(図3(B)参照)。次に、リソグラフィーにより、リッジ部23の形成されることとなるストライプ状の領域をフォトレジストRで覆う(図9(A)参照)。続いて、このフォトレジストRをマスクとして、例えばドライエッチング法により上部クラッド層16の上部およびコンタクト層17を選択的に除去してリッジ部23を形成する(図9(B)参照)。
次に、上記リッジ部23上のフォトレジストRをマスクとして、例えばスパッタンリング法により、全面に例えば絶縁性材料を堆積させたのち、フォトレジストRを、その上に堆積した絶縁性材料とともにリフトオフにより除去して絶縁層22を形成する。続いて、リッジ部23を含むストライプ状の領域以外の領域をフォトレジスト(図示せず)で覆ったのち、例えばスパッタンリング法により、全面に例えばPd/Pt/Au多層膜を堆積させたのち、フォトレジストを、その上に堆積したPd/Pt/Au多層膜とともにリフトオフにより除去して上部電極18を形成する。その後、必要に応じて熱処理を行って、上部電極18をコンタクト層17にオーミック接触させる。続いて、基板10の裏面に、例えばスパッタンリング法により、全面に例えばAuGe合金/Ni/Au多層膜を積層して、下部電極19を形成する。このようにして、本実施の形態の半導体レーザ2が製造される。
本実施の形態の半導体レーザ2では、上部電極18と下部電極19との間に所定の電圧が印加されると、リッジ部23により電流狭窄され、活性層14の電流注入領域に電流が注入され、これにより電子と正孔の再結合による発光が生じる。この光は、一対の光射出側の端面と後側の端面とにより形成される反射鏡(図示せず)により反射され、所定の波長でレーザ発振を生じ、レーザビームとして外部に射出される。
ところで、本実施の形態では、主としてII−VI族化合物半導体(例えばZnTe、BeZnTeまたはMgSe)を含むコンタクト層17の上面(リッジ部23の上面)であって、かつ上部電極18との接触面の全体または一部に凹凸部17Cが設けられている。そのため、平坦面に上部電極18が設けられている場合よりも、コンタクト層17と上部電極18との接触面積が増大する。これにより、コンタクト層17と上部電極18との密着性を高くすることができ、しかもオーミック抵抗を小さくすることができる。
また、本実施の形態では、主としてII−VI族化合物半導体(例えば、ZnTe、BeZnTeまたはMgSe)を含むコンタクト層17の表面をウエットエッチング処理することによりその表面の全体または一部に凹凸部17Cを形成するようにしたので、エッチング用のマスクをわざわざ用意する必要がない。これにより、簡易な方法で安価に凹凸部17Cを形成することができる。
以上、実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上記の実施の形態に限定されるものではなく、種々変形可能である。
例えば、上記実施の形態では、本発明を発光ダイオード(LED)や、端面発光型の半導体レーザ(LD)に適用した場合について説明したが、上面発光型の半導体レーザ(Vertical Cavity Surface Emitting Laser;VCSEL)や、受光素子(Photo Detector;PD)などのオーミック接触を必要とする半導体素子に対して適用可能である。
本発明の第1の実施の形態に係る発光ダイオードの断面図である。 図1の発光ダイオードの斜視図である。 図1の発光ダイオードの製造方法について説明するための断面図である。 図1の凹凸部の上面および断面の写真である。 一変形例に係る発光ダイオードの断面図である。 他の変形例に係る発光ダイオードの断面図である。 本発明の第2の実施の形態に係る半導体レーザの断面図である。 図7の半導体レーザの斜視図である。 図7の半導体レーザの製造方法について説明するための断面図である。
符号の説明
1…発光ダイオード、2…半導体レーザ、10…基板、11,11A,11B,11C…バッファ層、12…下部クラッド層、13…下部ガイド層、14…活性層、14A…発光領域、15…上部ガイド層、16…上部クラッド層、17,17A,17B…コンタクト層、17C…凹凸部、17D…凸部、18…上部電極、18A…開口部、18B…平坦面、19…下部電極、20…積層構造、20A…前端面、21…透明電極、22…絶縁層、23…リッジ部、メサ部。

Claims (9)

  1. 主としてII−VI族化合物半導体を含む第1導電型半導体層と、
    前記第1導電型半導体層の表面上に形成された電極と
    を備え、
    前記第1導電型半導体層は、前記電極側の表面の全体または一部に凹凸部を有する
    ことを特徴とする半導体素子。
  2. 前記凹凸部は、前記第1導電型半導体層の少なくとも前記電極との接触面の全体または一部に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  3. 前記第1導電型半導体層、発光領域を有する活性層および第2導電型半導体層がこの順に配置された積層構造を備え、
    前記凹凸部は、前記第1導電型半導体層の前記電極側の表面のうち少なくとも前記発光領域との対向領域の全体または一部に形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  4. 前記凹凸部の間隔は、前記発光領域から発せられる光の波長よりも短い
    ことを特徴とする請求項3に記載の半導体素子。
  5. 前記凹凸部の各凸部は、一の方向に延在するストライプ形状となっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  6. 前記凹凸部は、主としてZeTe、BeZnTeまたはMgSeを含む
    ことを特徴とする請求項1に記載の半導体素子。
  7. 主としてII−VI族化合物半導体を含む第1導電型半導体層の表面をウエットエッチング処理することにより、その表面の全体または一部に凹凸部を形成する工程と、
    その表面に電極を形成する工程と
    を含むことを特徴とする半導体素子の製造方法。
  8. 前記凹凸部を前記第1導電型半導体層の表面のうち少なくとも前記電極と接触することとなる部分の全体または一部に形成する
    ことを特徴とする請求項7に記載の半導体素子の製造方法。
  9. 前記第1導電型半導体層、発光領域を有する活性層および第2導電型半導体層がこの順に配置された積層構造を形成したのち、前記凹凸部を前記第1導電型半導体層の前記電極側の表面のうち少なくとも前記発光領域との対向領域の全体または一部に形成する
    ことを特徴とする請求項7に記載の半導体素子の製造方法。
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