JP2005158788A - 半導体発光素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 半導体層の界面で発生した光を基板を通して取出すことで、高輝度発光に好適なフリップチップタイプの半導体発光素子において、光の取出し効率を向上する。
【解決手段】 透明性を有するサファイア基板2の一方の面に、n型窒化ガリウム層3、発光層4およびp型窒化ガリウム層5を順次積層し、前記n型窒化ガリウム層3およびp型窒化ガリウム層5とそれぞれ電気的に導通するn電極7およびp電極6を、前記サファイア基板2の面方向に相互に離間して形成して成るフリップチップ(フェイスダウン)タイプの半導体発光素子1において、下層側となるn型窒化ガリウム層3のn電極7の領域において、該n型窒化ガリウム層3とn電極7との当接面に凹凸部8を設ける。したがって、従来はn型窒化ガリウム層3に閉込められていた光は、該層3内を伝播し、前記n電極7の領域に達すると、凹凸部8によって回折され、基板2の他方の面から放射される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光ダイオードとして好適に実施される半導体発光素子に関し、詳しくは透光性基板の上にIII族窒化物をエピタキシャル成長させた構造を有し、前記透光性基板の同一面に電極を形成し、この間に電流を流す構造を有するものに関する。
従来の半導体発光素子は、サファイア基板を支持基板として、その上にバッファ層を介してn型コンタクト層が積層され、さらに発光接合層(活性層)を有する発光半導体層、p型コンタクト層が順次積層された層構造を有している。前記n型コンタクト層上において、前記p型コンタクト層および発光半導体層の一部をエッチングによって前記n型コンタクト層が露出するまで除去することで、前記n型コンタクト層が露出した領域が前記発光半導体層の積層領域に隣接して形成されている。前記n型コンタクト層の露出領域にはn型電極が形成されており、前記p型コンタクト層にはp型電極が形成されている。
そして、前記発光半導体層に順方向バイアスを印加(前記p型コンタクト層の電極にプラス電圧を印加)することによって、前記p型コンタクト層にそれぞれ設けた電極から前記n型コンタクト層の露出部に設けた電極に向かって電流が流れ、前記発光半導体層中の発光接合層にて、ホールと電子とが結合し、発光する。
一方、高輝度発光を得るために、サファイアの透明性を利用して、前記n,p両電極を基板にボンディングして、サファイア基板側から光を取出すフリップチップ(フェイスダウン)タイプの発光素子もよく用いられている。フリップチップタイプは、発熱部をヒートシンクの近くに設けることができ、高輝度用発光素子に向いている。
ところで、上述のような半導体発光素子においては、発光効率の向上を阻害する最も大きな要因は、半導体層と、サファイア基板および空気との屈折率の相違である。半導体層は、窒化ガリウム系の場合、約2.6で、サファイア基板の1.77、空気の1.0と比べて格段に大きいので、臨界角(45°)以上の光は、半導体層とサファイア基板との界面で全反射され、サファイア基板もしくは空気中へ充分に取出すことができず、結局、発光した光のおよそ半分は半導体層に閉込められていると考えられる。
このような問題に対して、たとえば特開2002−280611号公報では、サファイア基板に凹凸部を設け、全反射の角度を変えることによって、上述のように半導体層に閉じ込められてしまう光を、サファイア基板と反対側に反射させて取出すように構成されている。図7は、その従来技術による半導体発光素子51を示す断面図である。図7において、サファイア基板52上には凹凸部53が形成されており、その凹凸部53上に、n型窒化ガリウム層54、発光層55、p型窒化ガリウム層56が形成されている。ここで、p型窒化ガリウム層56および発光層54を除去し、n型窒化ガリウム層54を露出させて、p型窒化ガリウム層56の上に透明電極57およびp電極58、露出したn型窒化ガリウム層54の上にn電極59を形成している。
また、特開2001−24222号公報には、透明電極を通して基板と反対側に光を取出すようにした窒化ガリウム系の化合物半導体発光素子において、その透明電極側に、発光層の上のp型コンタクト層から下のn型コンタクト層までの範囲の深さで凹部を形成し、光の横方向への伝播を抑えることが示されている。
さらにまた、特開平8−222763号公報では、n型電極上にn型GaAs基板を形成し、そのn型GaAs基板上に、n型下クラッド層、活性層、p型上クラッド層にp型電極を積層する構成において、前記n型GaAs基板の表面を凹凸にしており、特開平8−236811号公報では、p型電極上にp型GaAs基板を形成し、そのp型GaAs基板上に、p型下クラッド層、活性層、n型上クラッド層にn型電極を積層する構成において、前記p型GaAs基板の表面を凹凸にしている。
また、特開2002−164574号公報も、発光層を超えて下のコンタクト層まで凹部を形成している。さらにまた、特開2000−196152号公報も、p型GaN層の表面を凹凸にしている。
特開2002−280611号公報 特開2001−24222号公報 特開平8−222763号公報 特開平8−236811号公報 特開2002−164574号公報 特開2000−196152号公報
上述の各従来技術において、先ず特開2002−280611号公報の従来技術では、一部サファイア基板52側に回折された光については、該サファイア基板52内に閉じ込められるか、もしくはダイボンド材などに吸収されてロスになるという問題がある。
また、サファイア基板52の凹凸形状は、元々半導体層の結晶品質向上を目的として形成されたものであり、結晶品質の最適化と光取出しの最適化とを同時に満足することは、一般的に難しい。たとえば、同公報の第0041段落に示されているように、凹溝の幅は、0.5〜20μm、好ましくは1〜10μmとあり、凸部の幅も、0.5〜20μm、好ましくは1〜10μmとあり、凹凸の振幅(凹溝の深さ)は、0.05〜5μm、好ましくは0.2〜3μmとあるけれども、これらの値は当該従来技術における光の取出しに好適な値であり、結晶品質を最適化できる値とは、ずれを有する。
さらにまた、窒化ガリウム層54〜56のエキタピシャル成長前に、サファイア基板52を加工するには、非常に厳しい加工形状の制限があるという問題がある。実際、このようなサファイア基板52に形成する凹凸部53には、矩形以外の形状では、良好なエキタピシャル成長は困難であり、これに対して光取出しに効果があるのは、傾斜面を持った台形や三角形状である。したがって、この従来技術では、サファイア基板52への加工形状の制限から、光取出し効率の向上は期待できない。
また、特開2001−24222号公報の従来技術では、凹部の上に透明電極を形成して、基板と反対側に光を取出すようにした、フェイスアップタイプの発光素子であり、前記フリップチップ(フェイスダウン)タイプの発光素子に比べて、発熱部が放熱部から離れるので、輝度を上げることができないという問題がある。また、透明電極を通して光の取出しを行うので、該透明電極で損失が発生するという問題もある。
さらにまた、特開平8−222763号公報および特開平8−236811号公報の従来技術では、活性層(発光層)も凹凸にしている。したがって、プロセスとして難しく、この形状では、内部量子効率を落とす危険性がある。
また、特開2002−164574号公報および特開2000−196152号公報の従来技術も、前記フェイスアップタイプの発光素子であり、輝度を上げることができないとともに、特開2002−164574号公報では、凹部の半導体表面が剥出しになり、凹部表面を活性層が通らない、リーク電流が増大するという問題があるとともに、活性層の横方向に出た光を上部に取出す工夫を何もしていないので、隣の活性層に再侵入して、結局光を有効に取出せない可能性もある。
本発明の目的は、フリップチップタイプの半導体発光素子において、光の取出し効率を向上することができる半導体発光素子を提供することである。
本発明の半導体発光素子は、発光する光に対して透明性を有する基板の一方の面に、少なくともn型とp型との半導体層を相互に積層し、前記n型およびp型の半導体層とそれぞれ電気的に導通するn層およびp層電極を、前記基板の面方向に相互に離間して形成して成る半導体発光素子において、下層側となる半導体層の電極領域において、該半導体層と電極との当接面に凹凸を有することを特徴とする。
上記の構成によれば、発光する光に対して透明性を有するサファイア基板などの基板を使用し、その基板の一方の面に、少なくともn型とp型との半導体層を順次積層するとともに、それらの半導体層とそれぞれ電気的に導通するn層およびp層電極を形成して成り、それらの半導体層の界面で発生した光を前記基板の他方の面から取出すことで高輝度発光に好適なフリップチップ(フェイスダウン)タイプの発光ダイオードなどとして実現される半導体発光素子において、前記n型とp型との半導体層の内、基板を下側として、上側となる半導体層、たとえばp型の半導体層において、他方の極性の電極、この場合はn層電極を接続する領域は、除去されたり、孔や溝が形成されるなどして、前記他方の極性の電極が下層側の半導体層、この場合はn型の半導体層と導通されるようになっており、この領域は、発光に寄与せず、本発明では、この下層側となる半導体層の電極領域において、該半導体層と電極との当接面に凹凸を形成する。
したがって、n型とp型との半導体層の界面で発生し、従来では下層側の半導体層と基板との屈折率差のために全反射され、該下層側の半導体層に閉込められていた光は、該下層側の半導体層内を伝播し、前記他方の極性の電極領域に達すると、該領域の凹凸によって回折され、基板への入射角度が変化されることになり、該他方の極性の電極領域で基板側へ取出され、基板の他方の面から放射されるようになる。こうして、n層電極およびp層電極が反射電極であると、これらの電極領域で取出すことができる光の殆どを取出すことができ、高輝度が得られるフリップチップタイプの半導体発光素子において、光の取出し効率を向上することができる。また、前記凹凸の形成は、半導体層のエキタピシャル成長後であり、エキタピシャル層の品質を気にすることなく(エキタピシャル層を良好に成長させた後)、光取出しに効果がある傾斜面を有する任意の形状を形成することができる。
前記凹凸の形状については、直線状もしくは略四角形状とすることによって、前記全反射角の変更ができ、サファイア基板への回折光を増加させて、光取出し効率を向上させることができる。もちろん、凹凸の形状としては、これに類する円形のものを用いてもよいのは言うまでもない。また前記凹凸の形状は粗面(梨地)処理で形成されたり、回折格子として形成されてもよい。
さらに、上層側となる半導体層、上記の場合はp型の半導体層とp層電極界面にも同様の凹凸を設けて、光取出し効率をさらに向上してもよい。しかしながら、p型の半導体層と活性層との間は、せいぜい0.2μm程度しか離れておらず、前記凹凸を形成すると、活性層がある程度犠牲になり、発光効率が低下するので、それらのプラスマイナスを考慮して、上層側となる半導体層への凹凸の形成割合を決定すればよい。
また、本発明の半導体発光素子は、前記基板の一方の面に、前記n型とp型との半導体層をこの順で積層するようにした半導体発光素子において、n層電極が、前記p型の半導体層の一部の領域を除去して露出させた前記n型の半導体層に接続されて成り、前記n型の半導体層は、そのn層電極との当接面に凹凸を有して成ることを特徴とする。
上記の構成によれば、高輝度が得られるフリップチップタイプの半導体発光素子において、光の取出し効率を向上することができる構造を具体的に実現することができる。
さらにまた、本発明の半導体発光素子は、前記基板の一方の面に、前記n型とp型との半導体層をこの順で積層するようにした半導体発光素子において、n層電極が、前記p型の半導体層の一部の領域に、前記n型の半導体層が露出するまで穿設した複数の凹部上に設けて成ることを特徴とする。
上記の構成によれば、n型の半導体層が凹部となり、p型の半導体層が凸部となるが、この凹凸部全体の上部全面に電極を形成することで、この電極はn層電極となる。この場合、p型の半導体層を1回エッチングするだけで、凹凸を持ったn層電極を形成でき、高輝度が得られるフリップチップタイプの半導体発光素子において、光の取出し効率を向上することができる構造を、より簡便なプロセスで実現することができる。
また、本発明の半導体発光素子では、前記半導体層は、窒化ガリウム系化合物半導体層であることを特徴とする。
上記の構成によれば、青色から紫外の短波長に好適な半導体発光素子を実現することができる。
さらにまた、本発明の半導体発光素子では、前記凹凸は、その側面のなす角度が、前記基板の面方向に対して、90°以外で交差する角度であることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記凹凸の側面のなす角度を、基板に平行および垂直以外の角度とするので、前述のように全反射によって半導体層内に閉じ込められる光の半導体層と基板との界面への入射角を変えて、半導体層から基板側へ回折する光を増やすことができ、これにより光取出し効率を上げることができる。特に、10〜50°として前記凹凸の側面が傾斜面となる台形または三角形状とすると、一層効果的である。
また、本発明の半導体発光素子では、前記凹凸は、その形状が、前記基板の1辺と平行な直線状であることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記凹凸の形状を直線状に形成するので、該直線状の凹凸の側面で前記全反射角度の変更を行い、光取出し効率を向上することができる。
さらにまた、本発明の半導体発光素子では、前記凹凸は、その形状が、前記基板の4辺と平行な辺を有する略四角状であることを特徴とする。
上記の構成によれば、前記凹凸の形状を略四角状に形成するので、多方面から入射した光について前記全反射角度の変更を行い、光取出し効率を向上することができる。
本発明の半導体発光素子は、以上のように、高輝度発光に好適なフリップチップ(フェイスダウン)タイプの発光ダイオードなどとして実現される半導体発光素子において、順次積層されるn型とp型との半導体層の内、基板を下側として、上側となる半導体層、たとえばp型の半導体層において、他方の極性の電極、この場合はn層電極を接続する領域は、除去されたり、孔や溝が形成されるなどして、前記他方の極性の電極が下層側の半導体層、この場合はn型の半導体層と導通されるようになっており、この電極領域において、半導体層と電極との当接面に凹凸を形成する。
それゆえ、n型とp型との半導体層の界面で発生し、従来では下層側の半導体層と基板との屈折率差のために全反射され、該下層側の半導体層に閉込められていた光は、該下層側の半導体層内を伝播し、前記他方の極性の電極領域に達すると、該領域の凹凸によって回折され、基板への入射角度が変化されることになり、該他方の極性の電極領域で基板側へ取出され、光の取出し効率を向上することができる。また、前記凹凸の形成は、半導体層のエキタピシャル成長後であり、エキタピシャル層の品質を気にすることなく(エキタピシャル層を良好に成長させた後)、光取出しに効果がある傾斜面を有する任意の形状を形成することができる。
[実施の形態1]
図1は、本発明の実施の第1の形態の半導体発光素子1を示す断面図である。図1において、サファイア基板2上には、n型窒化ガリウム層3、発光層4およびp型窒化ガリウム層5が、この順で積層されて形成されている。そして、この半導体発光素子1では、p型窒化ガリウム層5および発光層4を除去し、n型窒化ガリウム層3を露出させて、p型窒化ガリウム層5の上にp電極6、露出したn型窒化ガリウム層3の上にn電極7を形成している。そして、注目すべきは、この半導体発光素子1では、露出されたn型窒化ガリウム層3のn電極7の領域に、凹凸部8が形成されていることである。また、本発明では、フリップチップ(フェイスダウン)タイプの半導体発光素子であるので、前記n電極7およびp電極6は、反射電極である。
前記凹凸部8の形成は、前述のようにp型窒化ガリウム層5および発光層4を除去し、n型窒化ガリウム層3を露出させた状態で、たとえば通常のフォトリソグラフィと反応性イオンエッチングとによって、さらに部分的にエッチングを行うことで行われる。前記凹凸部8の形状は、たとえば、凹溝の幅が、1〜3μm、凸部の幅も、1〜3μm、凹凸の振幅(凹溝の深さ)は、0.1〜3μmである。
前記凹凸部8を形成することで、n型窒化ガリウム層3とn電極7との界面で、サファイア基板2の面方向に導波する光が散乱され、かつ前記n電極7およびp電極6で全反射され、該サファイア基板2へ回折する光が増加し、結果として光取出し効率を向上させることができる。
以上のように、発光する光に対して透明性を有するサファイア基板2を使用し、そのサファイア基板22の一方の面に、n型窒化ガリウム層3、発光層4およびp型窒化ガリウム層5の半導体層を順次積層するとともに、それらの半導体層と電気的に導通するn電極7およびp電極8を形成して成り、発光層4で発生した光を前記サファイア基板2の他方の面から取出すことで、高輝度発光に好適なフリップチップ(フェイスダウン)タイプの発光ダイオードなどとして実現される半導体発光素子1において、発光に寄与せず、下層側の半導体層であるn型窒化ガリウム層3と導通されるn電極7の領域で、該n型窒化ガリウム層3とn電極7との当接面に凹凸部8を形成することで、光の取出し効率を向上することができる。
また、前記凹凸部8の形成は、n型窒化ガリウム層3、発光層4およびp型窒化ガリウム層5の半導体層のエキタピシャル成長後であり、エキタピシャル層の品質を気にすることなく(エキタピシャル層を良好に成長させた後)、光取出しに効果がある任意の形状に形成することができる。したがって、前記サファイア基板2には、半導体層の結晶品質を向上することができる任意の表面形状を採用することができる。
前記半導体層は、窒化ガリウム系化合物半導体層が好適であり、この場合、青色から紫外の短波長に好適な半導体発光素子を実現することができ、前記サファイア基板2もその発光光を透過することができる。
[実施の形態2]
図2は、本発明の実施の第2の形態の半導体発光素子11を示す断面図である。この半導体発光素子11において、前述の半導体発光素子1に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、この半導体発光素子11では、n型窒化ガリウム層3、発光層14およびp型窒化ガリウム層15の半導体層をエキタピシャル成長させた後に、n電極17に対応する領域で、p型窒化ガリウム層15および発光層14を通して、n型窒化ガリウム層3が露出するまで穿設することで、複数の凹凸部18を形成したことである。したがって、n型窒化ガリウム層3が凹部となり、p型窒化ガリウム層15が凸部となるが、この凹凸部18全体の上部全面に電極17を形成することで、この電極はn電極となる。
このように構成してもまた、n型窒化ガリウム層3とp型窒化ガリウム層15とによって形成される凹凸部18と、この上に形成されたn電極17との界面で、サファイア基板2の面方向に導波する光が散乱され、かつ前記n電極17およびp電極6で全反射され、サファイア基板2へ回折する光が増加し、結果として光取出し効率を向上させることができる。さらにこのような構成では、p型窒化ガリウム層15を、たとえば通常のフォトリソグラフィと反応性イオンエッチングとによって1回エッチングするだけで、凹凸を持ったn電極17を形成できるようになり、光の取出し効率を向上することができる構造を、より簡便なプロセスで実現することができる。
[実施の形態3]
図3は、本発明の実施の第3の形態の半導体発光素子21を示す断面図である。この半導体発光素子21において、前述の半導体発光素子1に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。この半導体発光素子21でも、前述の半導体発光素子1と同様に、p型窒化ガリウム層5および発光層4を除去し、n型窒化ガリウム層23を露出させて、さらに部分的にエッチングを行い、n型窒化ガリウム層23のn電極27の領域に凹凸部28を設けている。しかしながら、注目すべきは、この半導体発光素子21では、前記凹凸部28は、n型窒化ガリウム層23にテーパーを持たせていることである。
具体的には、前記凹凸部28を形成する際に、事前にマスク層を堆積して、フォトリソグラフィとエッチングとによってそのマスク層をパターニングし、このマスク層を用いて、n型窒化ガリウム層23のエッチングを行う。そして、前記マスク層を等方性エッチングもしくはテーパーエッチングすることでマスク層自体にテーパー形状を持たせておき、n型窒化ガリウム層23とともに消耗的にエッチングすることによって、n型窒化ガリウム層23にテーパーを持たせることができる。
前記テーパーの角度は、マスク層のテーパー角度やマスク層とn型窒化ガリウム層23とのエッチング選択比によって任意の値に設定でき、サファイア基板2の面方向に対して、90°以外で交差する角度、すなわちサファイア基板2に平行および垂直以外の角度に設定される。これによって、前述のように全反射によって半導体層内に閉じ込められる光を、凹凸部28の側面でその全反射角度の変更を行い、半導体層からサファイア基板2側へ回折する光を増やすことができ、光取出し効率を上げることができる。特に、10〜50°として前記凹凸部28の側面が傾斜面となる台形または三角形状とすると、一層効果的である。
[実施の形態4]
図4および図5は、本発明の実施の第4の形態の半導体発光素子31a,31bを示す正面図である。これらの半導体発光素子31a,31bにおいて、前述の半導体発光素子1に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、半導体発光素子31aでは、図4で示すように、凹凸部38aは、サファイア基板2の1辺と平行な直線状に形成されており、半導体発光素子31bでは、図5で示すように、凹凸部38bは、サファイア基板2の4辺と平行な略四角形状(島状)に形成されていることである。図4および図5において、参照符33はn型窒化ガリウム領域であり、参照符35はp型窒化ガリウム領域であり、p型窒化ガリウム領域35の下には、前記発光層4が設けられている。またp型窒化ガリウム領域35の上面には前記p電極6が、n型窒化ガリウム領域33の上面にはn電極37a,37bが設けられている。
そして、半導体発光素子31aでは、n型窒化ガリウム領域33とn電極37aとの界面には、直線状の凹凸部38aが設けられ、p型窒化ガリウム領域35の下の発光層4で発生し、サファイア基板2の面方向に導波した光がこの凹凸部38aで反射され、n型窒化ガリウム層3の背面にあるサファイア界面へ回折され、一部は空気中へ取出すことができる。こうして、光取出し効率を向上させることができる。
また、前記半導体発光素子31bでは、n型窒化ガリウム領域33とn電極37bとの界面には、略四角形状の凹凸部38bが設けられ、p型窒化ガリウム領域35の下の発光層4で発生し、サファイア基板2の面方向に導波した光がこの凹凸部38bで反射され、n型窒化ガリウム層3の背面にあるサファイア界面へ回折され、一部は空気中へ取出すことができる。こうして、光取出し効率を向上させることができる。特に、凹凸部38bの形状が略四角状である場合、多方面から入射した光について全反射角度の変更を行い、光取出し効率を向上することができる。
このように構成することで、前記全反射角の変更ができ、サファイア基板2への回折光を増加させて、光取出し効率を向上させることができる。もちろん、凹凸の形状としては、これに類する円形などの他の形状を用いてもよいのは言うまでもない。また前記凹凸の形状は、粗面(梨地)処理で形成されたり、回折格子として形成されてもよい。
[実施の形態5]
図6は、本発明の実施の第5の形態の半導体発光素子41を示す断面図である。この半導体発光素子41において、前述の半導体発光素子11に類似し、対応する部分には同一の参照符号を付して示し、その説明を省略する。注目すべきは、この半導体発光素子41では、p型窒化ガリウム層45とp電極46との界面にも、凹凸部49が形成されていることである。具体的には、前記のn電極17に対応する領域に凹凸部18を形成した後に、フォトリソグラフィと反応性イオンエッチングとによって、p型窒化ガリウム層45にも凹凸部49を形成する。そして、この凹凸部49上にp電極46、凹凸部18上にn電極17を形成する。
このようにして、上層側となる半導体層、上記の場合はp型窒化ガリウム層45とp電極46との界面にも同様の凹凸部49を設けて、光取出し効率をさらに向上してもよい。しかしながら、p型の半導体層である前記p型窒化ガリウム層45と、活性層である前記発光層14との間は、せいぜい0.2μm程度しか離れておらず、前記凹凸部49を形成すると、活性層がある程度犠牲になり、発光効率が低下するので、それらのプラスマイナスを考慮して、上層側となる半導体層への凹凸の形成割合を決定すればよい。
本発明の実施の第1の形態の半導体発光素子を示す断面図である。 本発明の実施の第2の形態の半導体発光素子を示す断面図である。 本発明の実施の第3の形態の半導体発光素子を示す断面図である。 本発明の実施の第4の形態の半導体発光素子を示す正面図である。 本発明の実施の第4の形態の半導体発光素子を示す正面図である。 本発明の実施の第5の形態の半導体発光素子を示す断面図である。 従来技術による半導体発光素子を示す断面図である。
符号の説明
1,11,21,31a,31b,41 半導体発光素子
2 サファイア基板
3,23 n型窒化ガリウム層
4,14 発光層
5,15、45 p型窒化ガリウム層
6,46 p電極
7,17,27,37a,37b n電極
8,18,28,38a,38b,49 凹凸部
33 n型窒化ガリウム領域
35 p型窒化ガリウム領域

Claims (7)

  1. 発光する光に対して透明性を有する基板の一方の面に、少なくともn型とp型との半導体層を相互に積層し、前記n型およびp型の半導体層とそれぞれ電気的に導通するn層およびp層電極を、前記基板の面方向に相互に離間して形成して成る半導体発光素子において、
    下層側となる半導体層の電極領域において、該半導体層と電極との当接面に凹凸を有することを特徴とする半導体発光素子。
  2. 前記基板の一方の面に、前記n型とp型との半導体層をこの順で積層するようにした半導体発光素子において、
    n層電極が、前記p型の半導体層の一部の領域を除去して露出させた前記n型の半導体層に接続されて成り、前記n型の半導体層は、そのn層電極との当接面に凹凸を有して成ることを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  3. 前記基板の一方の面に、前記n型とp型との半導体層をこの順で積層するようにした半導体発光素子において、
    n層電極が、前記p型の半導体層の一部の領域に、前記n型の半導体層が露出するまで穿設した複数の凹部上に設けて成ることを特徴とする請求項1記載の半導体発光素子。
  4. 前記半導体層は、窒化ガリウム系化合物半導体層であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  5. 前記凹凸は、その側面のなす角度が、前記基板の面方向に対して、90°以外で交差する角度であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  6. 前記凹凸は、その形状が、前記基板の1辺と平行な直線状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
  7. 前記凹凸は、その形状が、前記基板の4辺と平行な辺を有する略四角状であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の半導体発光素子。
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