JP2006128659A - 窒化物系半導体発光素子及びその製造方法 - Google Patents

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善伸 小野
Kenji Kasahara
健司 笠原
Sadanori Yamanaka
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Abstract

【課題】 窒化物系半導体発光素子における外部光取出し効率を改善すること。
【解決手段】 発光ダイオード1の窒化物系半導体4の側面に、窒化物系半導体4の光取出し側主面Xの面積が対向主面Yの面積より大きくなるように傾斜した傾斜側面4Aを形成し、傾斜側面4Aに反射膜7を設けた。傾斜側面4Aの傾斜角度αは、105°以上165°以下とするのが好ましい。光取出し側主面Xに反射防止膜6を設けるとともに、対向主面Y側に接着/反射層32を設けることにより、外部光取出し効率がさらに改善される。
【選択図】 図1

Description

本発明は、外部光取出し効率を向上させることができる窒化物系半導体発光素子及びその製造方法に関するものである。
近年、窒化物系半導体を用いた発光ダイオード、レーザーダイオード等の半導体発光素子が実用化されており、特に発光ダイオードの用途はディスプレイや光信号の分野から白色光を利用したバックライト、一般照明の分野へと広がろうとしている。窒化物系半導体を利用した半導体発光素子は透明基板であるサファイアを用いているため、その外部光取出し効率は他の3−5族化合物半導体の場合に比べて高い。しかし、照明用途の場合にあっては、その発光効率を現状の蛍光灯の効率に匹敵するまで向上させる必要があるところ、窒化物系半導体を用いた発光ダイオード等の半導体発光素子の発光効率はいまだそれを満足させるようなレベルに達していない。
このような問題を解決するため、(a)透光性基板の基板側面を傾斜させ、この基板側面での光反射により損失を低減させ、外部光取出し効率を向上させるようにした構成(特許文献1)、(b)窒化物系半導体層の一部分の側面を傾斜させて、この半導体層の一部分の側面での光反射により損失を低減させ、光取出し効率を高めるようにした構成(特許文献2、3)等が提案されている。
特開2003−86838号公報 特開平5−160437号公報 特開平10−32189号公報
しかしながら、透光性基板の側面を傾斜させることによる上記(a)の構成、窒化物系半導体層の一部分の側面を傾斜させることによる上記(b)の構成のいずれも、発光出力を充分満足させ得るものではなく、さらなる発光出力の増大を図ることが望まれていた。
本発明の目的は、外部光取出し効率をさらに改善し得る窒化物系半導体発光素子及びその製造方法を提供することにある。
本発明者等は、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ねた結果、窒化物系半導体の主面にオーミック電極が設けられている発光素子において、窒化物系半導体の側面を、光取出し側主面に向かって拡がる傾斜面とすること、すなわち、光取出し側主面を下底とした逆メサ状の傾斜面とすることにより、発光素子の外部光取出し効率が著しく向上し、発光出力が増大することを見出し、さらに種々の検討を加え、本発明を完成した。
上記課題を解決するため、請求項1の発明によれば、n型導電性の層とp型導電性の層との間に発光層を有する窒化物系半導体からなる窒化物系半導体発光素子であって、前記窒化物系半導体の一対の主面に各々オーミック電極が設けられており、前記窒化物系半導体の側面が、光取出し側主面を下底とした逆メサ状に傾斜していることを特徴とする窒化物系半導体発光素子が提案される。
請求項2の発明によれば、請求項1の発明において、前記光取出し側主面の法線と前記逆メサ状に傾斜している側面の法線とのなす傾斜角度が105°以上165°以下であることを特徴とする窒化物系半導体発光素子が提案される。
請求項3の発明によれば、請求項1又は2の発明において、前記逆メサ状に傾斜している側面に光反射膜が設けられていることを特徴とする窒化物系半導体発光素子が提案される。
請求項4の発明によれば、請求項1、2又は3の発明において、前記光取出し側主面の側に、透明導電性オーミック電極と1層以上の透明性薄膜からなる反射防止膜構造が形成されていることを特徴とする窒化物系半導体発光素子が提案される。
請求項5の発明によれば、請求項1、2、3又は4の発明において、前記光取出し側主面に対向する主面の側に、光反射膜が形成されていることを特徴とする記載の窒化物系半導体発光素子が提案される。
請求項6の発明によれば、窒化物系半導体を有する窒化物系半導体発光素子の製造方法において、基板を用意する第1の工程と、前記窒化物系半導体を光取出し側主面が前記基板に相対するようにして前記基板上に形成する第2の工程と、前記窒化物系半導体の側面を、前記窒化物系半導体の光取出し側主面を下底とした逆メサ状の傾斜側面とする第3の工程と、前記第3の工程で得られた窒化物系半導体を前記基板から分離する第4の工程と、前記基板から分離された窒化物系半導体の対向主面を導電性基板に接着する第5の工程とを含むことを特徴とする窒化物系半導体発光素子の製造方法が提案される。
請求項7の発明によれば、請求項6の発明において、前記第3の工程が、パターン形成したフォトレジストマスクを130℃以上250℃以下の温度で熱処理することにより周辺部に傾斜した側面を形成する工程と、該フォトレジストマスクを用いて前記窒化物系半導体の側面をドライエッチングして前記傾斜側面を形成する工程とを含むことを特徴とする窒化物系半導体発光素子の製造方法が提案される。
請求項8の発明によれば、請求項6の発明において、前記第3の工程が、等方性エッチングにより前記窒化物系半導体とは異種材料のマスクに傾斜側面を形成する工程と、前記傾斜側面を有するマスクを用いて前記窒化物系半導体の側面をエッチングして傾斜側面を形成する工程とを含むことを特徴とする窒化物系半導体発光素子の製造方法が提案される。
本発明によれば、窒化物系半導体の主面にオーミック電極が設けられている発光素子において、窒化物系半導体の側面を、光取出し側主面を下底とした逆メサ状の傾斜面とすることにより、発光素子の外部光取出し効率を著しく向上させ、その光出力の増大を図ることができる。また本発明の方法によれば、光出力の増大された窒化物系半導体発光素子を効率的に製造することができる。
図1は、本発明による窒化物系半導体発光素子の一実施形態を示す層構造図である。発光ダイオード1はマウント2上に設けられた導電性支持板3上に窒化物系半導体4を設けた構成となっている。導電性支持板3は、熱伝導性が良好で且つ導電性に富む材料から成る導電層31と接着/反射層32とから成り、接着/反射層32の上に形成されたオーミックp電極5を介して、窒化物系半導体4が導電性支持板3上に設けられている。
窒化物系半導体4は、3−5族窒化物系化合物半導体の薄膜結晶層を積層して成る、発光ダイオード用窒化物化合物半導体エピタキシャル結晶の積層体である。ここでは、導電性支持板3に近い方から、トンネリングコンタクト層(CTL層)41、p−GaN層42、AlGaN層43、アンドープGaN層44、多重量子井戸活性層(MQW層)45、アンドープGaN層46、n−GaN層47及びn+ −GaN層48がこの順に積層され、窒化物系半導体4が構成されている。
なお、窒化物系半導体4を構成する上記の各層は、有機金属気相成長法のほか、公知のエピタキシャル気相成長法を用いて形成することができる。
窒化物系半導体4のn+ −GaN層48上にはオーミックn電極61及び透明薄膜62がこの順序で形成されている。オーミックn電極61は透明導電膜であり、オーミックn電極61と透明薄膜62とによって反射防止膜6が構成されている。そして、透明薄膜62に設けられた窓62A内には、取出し電極E1がオーミックn電極61に接して設けられており、マウント2には別の取出し電極E2が設けられている。これらの取出し電極E1、E2間に電圧を印加して電流を流すことにより、発光層となる多重量子井戸活性層(MQW層)45が発光する。このMQW層45からの光は、窒化物系半導体4の光取出し面、すなわち光取出し側主面であるn+ −GaN層48の表面から反射防止膜6を介して外方に出射するほか、下方向や水平方向にも伝播する。
発光ダイオード1は、多重量子井戸活性層(MQW層)45から上述の如く出射される光を効率よくその光取出し面から取り出すことができるようにするため、窒化物系半導体4の側面を傾斜側面4Aとすると共にこの傾斜側面4Aに反射膜7を設けた構成となっている。傾斜側面4Aは窒化物系半導体4の側面全体に亘って形成されている。
窒化物系半導体4の傾斜側面4Aは、図1から判るように、窒化物系半導体4の導電性基板3側の主面である対向主面(すなわちその光取出し側主面と対向する面であるCTL層41の表面)の面積が、窒化物系半導体4のn+ −GaN層48の表面である光取出し側主面の面積よりも小さくなるように形成されている。換言すれば、傾斜側面4Aは、光取出し側主面を下底、対向主面を上底とした逆メサ状の傾斜面として形成されている。
窒化物系半導体結晶層である窒化物系半導体4の側面にこのような傾斜側面4Aを設けると、結局、傾斜側面4Aの内面が光取出し側主面を向くことになり、多重量子井戸活性層(MQW層)45からの光が横方向(窒化物系半導体4の各層の積層方向とは直角の方向)に伝播した場合、この伝播光は傾斜側面4Aにあたって反射し、光取出し面方向に屈折するので、外部光取出し効率を増大させることができる。
ここで、発光ダイオード1は、窒化物系半導体4の一対の主面(すなわち、光取出し側主面と対向主面)にオーミックn電極61及びオーミックp電極5をそれぞれ設けた構成となっているので、窒化物系半導体4の側面全体、及び反射防止膜6の側面を傾斜側面とすることができ、この結果、横方向に漏れる光の量を著しく減少させることができるという格別の効果が得られる。
傾斜側面4Aの傾斜角度αは、横方向に伝播してきた光を反射させて光取出し面から取り出すのに有効な角度がよい。傾斜角度αは、図2に示すように、窒化物系半導体4から外側に向かう光取出し面の法線ベクトルB1と窒化物系半導体4から外側に向かう傾斜側面4Aの法線ベクトルB2とのなす角度として定義される。この定義によれば、窒化物系半導体4の光取出し側主面(n+ −GaN層48の主面)の面積が、対向主面(CTL層41の主面)の面積より大きくなるような傾斜側面とは、傾斜角度αが90°より大きく180°未満の場合に相当し、いわゆる逆メサ形状の傾斜側面になる。
傾斜側面4Aの傾斜角度αは、その外側に設けられる反射部材等の材質の屈折率にも依存するが、概ね105°以上165°以下であることが好ましい。傾斜角度αが105°より小さい場合は全反射しないで側面から出射する光の割合が大きくなるので好ましくなく、傾斜角度αが165°より大きい場合は、光取出し面での反射により取出し効率が充分でなくなる場合があるので好ましくない。傾斜角度αは、より好ましくは、110°から160°の範囲であり、さらに好ましくは115°から160°の範囲であり、特に好ましくは140°から160°の範囲である。
傾斜側面4Aは有効に反射を起こさせるために光波長オーダーで平坦な面であるのが好ましく、意図的に凸凹をつけたり、表面を荒らすことは好ましくない。
傾斜側面4Aは単一の傾斜角を有する平面に限定されず、図3に例示されるように種々の形態とすることができる。図3の(A)は、傾斜側面4Aが、異なる傾斜角α1、α2、α3を有する複数の平面から成っている場合の例である。図3の(B)は、傾斜側面4Aが曲面状の傾斜側面の例である。傾斜側面4Aが傾斜角の異なる複数の平面から成っている場合は、各々の傾斜角はすべて上記の角度範囲にあることが好ましい。
図3の(C)は、傾斜側面4Aが曲面状の傾斜側面の例である。曲面状の傾斜側面の場合においては、光取出し側主面を上、対向主面を下とするとき、上側に凸な曲面であっても、下側に凸な曲面であってもよいが、各点の傾斜角度は上記の角度範囲にすることが好ましい。この場合の傾斜角度とは各点の接平面の法線と主面法線とのなす角度である。
窒化物系半導体4に傾斜側面4Aを設けるだけでもその外部光取出し効率を格段に向上させることができるが、発光ダイオード1では、更なる改善を図るため、傾斜側面4Aに反射膜7を設け、傾斜側面4Aでの光の全反射をより有効なものとしている。反射膜7としては、発光ダイオード1の発光波長における反射率の高い金属膜や、誘電体多層膜などを用いることが効果的である。金属膜の材料としては、Ag、Al、Ni、Crなどの金属単体やこれらの合金を用いることができる。誘電体多層膜としては、TiO2 、SiO2 、などの酸化物やSiNなどの窒化物、CaF2 などのフッ化物等から少なくとも2種類の材料を組み合わせて繰り返し積層したものを用いることができる。
発光ダイオード1では、外部光取出し効率のより一層の向上を図るため、窒化物系半導体4の光取出し側主面に反射防止膜6を設けている。上述の如く、傾斜側面4A及び反射膜7を設けることにより、窒化物系半導体4内で各層の積層方向とは直角の方向(横方向)に伝播する光を効率的に取り出し、外部取出し効率を飛躍的に高めることができる。これに加えて光取出し側主面に反射防止膜6を設けることにより、窒化物系半導体4の内部からその光取出し側主面に向かう光の取出し効率を高め、発光ダイオード1の外部光取出し効率を総合的に高めることができる。
すなわち、光取出し側主面に、反射防止膜6を設け、反射防止膜6を構成するオーミックn電極61及び透明薄膜62の各光学膜厚(膜厚×屈折率)を、例えば発光波長の1/4倍になるように調整することにより、反射防止膜6が窒化物系半導体4の内部からその光取出し側主面に向かう光を内部に向けて反射させるのを防止する反射防止膜として機能し、これにより光取出し側主面に向かった光の取出し効率を飛躍的に高めることができる。この結果、発光ダイオード1の外部発光取出し効率を総合的に高めることができる。
発光ダイオード1には、さらに窒化物系半導体4の対向主面であるCTL層41側の導電性基板3に接着/反射層32が設けられている。このため、窒化物系半導体4の多重量子井戸活性層(MQW層)45から出射し、その対向主面に向かった光は光反射膜となっている接着/反射層32により反射され、窒化物系半導体4の光取出し側主面から有効に取り出すことができ、外部光取出し効率の改善に役立つ。接着/反射層32として、金属膜あるいは誘電体多層膜を用いることができる。接着/反射層32が金属膜の場合には、これを発光ダイオード1のオーミック電極と兼用することも可能である。
図4には、傾斜側面4Aを設けた場合の光取出し効率向上効果を、GaNの屈折率2.4、GaNに接する樹脂の屈折率を1.5、光取出し面の対向面に光反射層を設けた場合について概算した例が示されている。臨界角θより小さい角度で界面に向かった光は外部に取り出せ、臨界角θ以上の角度で界面に向かった光は界面で反射を繰り返し横方向に進行する。上記屈折率より臨界角は約38°であり、横方向に進行した光が取り出せない場合は、光取出し効率は22%であるが、傾斜面を設けてこれを効率よく取り出す場合には光取出し効率を100%近くまで上げることができる。従って取出し効率の向上効果は約5倍となり、この効果はきわめて大きいことがわかる。
傾斜側面4Aの形成の方法には、フォトレジストに傾斜側面を形成する方法、又は等方性エッチングと異方性エッチングとを組み合わせる方法などを用いることができる。
フォトレジストに傾斜側面を形成する方法は、フォトレジストの熱処理によるリフローを利用する方法である。フォトレジストのリフローはフォトレジストの構成材料にもよるが、通常130℃以上の温度でおこりパターンの端部に傾斜面を生じさせることができる。傾斜角αは熱処理温度が高いほど大きくなる。好ましい熱処理温度は130℃以上250℃以下である。130℃以下ではリフローが起こらず傾斜角αは略90°になり好ましくない。250℃以上では傾斜角αが大きくなりすぎ好ましくない。より好ましくは135℃以上230℃以下であり、更に好ましくは140℃以上210℃以下である。このようにして形成した傾斜側面を有するフォトレジストを用いて、ICPドライエッチングなどの異方性エッチングを行うことにより、窒化物系半導体4の側面に傾斜面4Aを形成することができる。
等方性エッチングと異方性エッチングを組み合わせる方法とは、窒化物系半導体4の表面に一旦異種材料膜を形成した後、この上にフォトレジストでパターンを形成し、RIEなどの等方性エッチングを行うことにより、傾斜側面を異種材料膜に形成し、次にこの傾斜側面の形成された異種材料膜をマスクにしてICPドライエッチングなどの異方性エッチングを行うことにより、窒化物系半導体4の側面に傾斜側面4Aを形成する方法である。異種材料膜としては、SiO2 などの酸化膜、SiNなどの窒化膜やAl、Cu、Niなどの金属膜を用いることができる。
次に、図1に示した構成の発光ダイオード1の製造方法の一実施形態につき、図5及び図6に基づいて説明するが、本発明はこの一実施形態に限定されるものではない。
図5及び図6は本発明による発光ダイオード1の製造工程を説明するための工程説明図で、図5はその前半の工程を示し、図6はその後半の工程を示している。
先ず、図5の(A)に示すように、サファイア(001)基板100の上に、発光ダイオード構造の窒化物系半導体層101を有機金属気相成長法により成長する。窒化物系半導体層101の層構造それ自体は、図1に示した窒化物系半導体4のそれと同様であり、CTL層41、p−GaN層42、AlGaN層43、アンドープGaN層44、多重量子井戸活性層(MQW層)45、アンドープGaN層46、n−GaN層47及びn+ −GaN層48が積層されて成っている。ただし、図5の(A)の工程では、サファイア(001)基板100の上に、n+ −GaN層48、n−GaN層47、アンドープGaN層46、多重量子井戸活性層(MQW層)45、アンドープGaN層44、AlGaN層43、p−GaN層42、CTL層41の順序で各層を積層する。
この結果、窒化物系半導体層101の光取出し側主面Xはサファイア(001)基板100側に相対し、対向主面Yはサファイア(001)基板100から最も離れた位置にある。
次に通常のフォトリソグラフィにより所定のパターンのフォトレジスト層103を形成する。フォトレジスト層103は周辺部で傾斜側面を有する。次にこの試料をICPドライエッチング装置にてエッチングし、フォトレジスト層103の無い部分はサファイア(001)基板100までエッチングを行い、傾斜側面101Aを形成してメサ型とする。傾斜側面101Aの角度は150°とした。ここで、窒化物系半導体層101に傾斜側面101Aを形成することにより、光取出し側主面Xの面積が対向主面Yの面積よりも大きくなっている。図5の(A)〜(B)に示す方法によれば、傾斜側面101Aを簡単かつ効率よく形成することができる。
次に、図5(C)に示すように、窒化物系半導体層101の対向主面Y上に、ホール注入用のオーミック電極層として、透明導電膜層を形成する。透明導電膜としては、電子ビーム蒸着法やリモートプラズマスパッタ法などで形成したITO層などを用いることができる。さらに、ホール注入用オーミック電極層(ITO層)上に、後の工程で接着層となるTi/Al/Au積層膜を蒸着法により形成する。図5、図6では、ホール注入用オーミック電極層(ITO層)と接着層(Ti/Al/Au積層膜)とをまとめて、符号102により透明電極/接着層として示している。
次に、図5の(D)に示すように、この傾斜側面101A上にSiO2 およびAlからなる反射層104を真空蒸着法により形成する。
そして、図6の(A)に示すように、透明電極/接着層102のTi/Al/Au積層膜の上に、スパッタ法により、銅の膜105を形成する。そして、銅の膜105を支持フィルム(図示せず)に貼り付けた後、サファイア(001)基板100側から、YAGの3倍高調波レーザーを照射して、サファイア(001)基板100を窒化物系半導体層101から、剥離し、図6の(B)の状態とする。
次に、図6の(C)に示すように、サファイア(001)基板100の剥離によって露出した窒化物系半導体層101上、すなわちn+ −GaN層48上に、透明導電性オーミック電極106を電子ビーム蒸着法により、発光波長の1/4の光学厚さとなる膜厚になるように蒸着する。引き続いて反射防止膜107としてSiNを発光波長の1/4の光学厚さとなるよう積層する。次に、反射防止膜107の一部をエッチングにより除いて窓107Aを形成し、電極取り出しのために透明導電性オーミック電極106を露出させる。
最後に、図6の(D)に示すように、こうして得られた試料を支持フィルム(図示せず)から分離し個々の発光ダイオードチップとする。発光ダイオードチップの銅の膜105をヒートシンクとなるマウント108に接着して、取出し電極E1、E2を接続、これにより、図1に示した構造の発光ダイオード1と同一構造の発光ダイオードが得られる。
図7及び図8は、本発明による発光ダイオードの製造方法の他の実施形態を説明するための工程説明図で、図7はその前半の工程を示し、図8はその後半の工程を示している。なお、図5及び図6に基づいて説明した先の実施形態における各部と対応する部分については同一の符号を用いその説明を繰り返し行うのを省略する。
先ず、図7の(A)に示すように、サファイア(001)基板100の上に、発光ダイオード構造の窒化物系半導体層101を有機金属気相成長法により成長する。次に、SiO2 膜201をプラズマCVD装置を用いて形成した後、SiO2 膜201上に通常のフォトリソグラフィにより所定のパターンのフォトレジスト層202を形成する。
そして、この試料をRIE等方性ドライ装置にてエッチングを行う。フォトレジスト層202とSiO2 膜201は異種材料であり、等方性エッチングを行うことにより、SiO2 膜201のうち、フォトレジスト層202によってカバーされていない部分を除去すると共に、SiO2 膜201の側面に傾斜側面201Aを形成することができ、図7の(C)に示す状態を得る。
しかる後、フォトレジスト層202を除去し、傾斜側面201Aの形成されたSiO2 膜201のみを残す(図7の(D))。図7の(D)に示した状態は、図5の(B)に示されている状態に対応している。
次に、図7の(D)に示した状態の試料をICPドライエッチング装置にてエッチングを行い、フォトレジスト層202の無い部分は窒化物系半導体層101をサファイア(001)基板100までエッチングを行い、窒化物系半導体層101に傾斜側面101Aを形成してメサ型とする。傾斜側面101Aの傾斜角度αは130°にしてある。
ここで、窒化物系半導体層101に傾斜側面101Aを形成することにより、光取出し側主面Xの面積が対向主面Yの面積よりも大きくなっている。
次に、窒化物系半導体層101の対向主面Y上に、ホール注入用のオーミック電極層として、透明導電膜層(ITO層)を電子ビーム蒸着法により形成する。さらに、ITO層上に、後の工程で接着層となるTi/Al/Au積層膜を蒸着法により形成し、透明電極/接着層102を積層することにより図7(E)の状態とする。
次に、図8の(A)に示すように、この傾斜側面101A上にSiO2 とAl膜からなる反射膜104を真空蒸着法により形成する。
そして、図8の(B)に示すように、透明電極/接着層102の上に、スパッタ法により、銅の膜105を形成する。そして、銅の膜105を支持フィルム(図示せず)に貼り付けた後、サファイア(001)基板100側から、YAGの3倍高調波レーザーを照射して、サファイア(001)基板100を窒化物系半導体層101から、剥離し、図8の(C)の状態とする。
次に、図8の(D)に示すように、サファイア(001)基板100の剥離によって露出した窒化物系半導体層101のn+ −GaN層48に、透明導電性オーミック電極106を電子ビーム蒸着法により、発光波長の1/4の光学厚さとなる膜厚になるように蒸着する。引き続いて反射防止膜107としてSiNを発光波長の1/4の光学厚さとなるよう積層する。次に、反射防止膜107の一部をエッチングにより除いて窓107Aを形成し、電極取り出しのために透明導電性オーミック電極106を露出させる。
最後に、図8の(E)に示すように、こうして得られた試料を支持フィルム(図示せず)から分離し個々の発光ダイオードチップとする。発光ダイオードチップの銅の膜105をヒートシンクとなるマウント108に接着して、取出し電極E1、E2を接続、これにより、図1に示した構造の発光ダイオード1と同一構造の発光ダイオードが得られる。
(実施例1)
図5、図6に示した製造工程に従って発光ダイオードを次のようにして製作した。
窒化物系半導体層101の各層は、サファイア(001)基板100の上に形成したGaN低温バッファ層の上に、有機金属気相成長法により次のように成長させた。
すなわち、n+ −GaN層48は高濃度Siドープn型GaN(n=2×1019、1μm)として、n−GaN層47はSiドープn型GaN(n=2×1018、3μm)として、アンドープGaN層46はアンドープGaN(300nm)として形成した。多重量子井戸活性層(MQW層)45は、アンドープGaN(15nm)とInGaN(3nm)の5回繰り返しからなる多重量子井戸活性層として形成した。アンドープGaN層44は、アンドープGaN(18nm)として、AlGaN層43はMgドープn型AlGaN(Al:5%、n=2×1016、25nm)として、p−GaN層42はMgドープp型GaN(150nm)として、CTL層41はSiドープn型InGaN(n=2×1020、1nm)からなるトンネリングコンタクト層として形成した。
なお、活性層である多重量子井戸活性層(MQW層)45のInGaNのIn組成は電流注入により発光波長470nmとなるように決めた。そして、オーミックp電極5を次のように形成した。ホール注入用オーミックコンタクト層として、膜厚59nmのITO膜を電子ビーム蒸着法により形成し、この上に引き続いて、後の工程で接着層となるTi/Al/Au積層膜(50/200/500nm)を蒸着法により形成した。
フォトレジスト層103は、通常のフォトリソグラフィにより膜厚3μmのフォトレジストのパターンとして形成した。次にこのフォトレジストを170℃にて5分間の熱処理を行ない、フォトレジストをリフローさせパターン周辺部で傾斜側面を有するフォトレジストのパターンを作製した。銅の膜105は5μmの厚さとした。
(比較例1)
実施例1において、傾斜側面を形成せず、側面の反射膜も形成しないことを除いては、実施例1と同様の条件で発光ダイオードを作製した。
実施例1と比較例1の発光ダイオードの同一電流時の発光出力を比較したところ、実施例1の方が比較例1に比べて約2倍大きな値であった。
(実施例2)
図7、図8に示した工程に従って発光ダイオードを以下のようにして作製した。
実施例1と同じ条件で、サファイア(001)基板100上に、窒化物系半導体層101を有機金属気相成長法により成長させた。透明電極/接着層102も実施例1と同じ条件で成膜した。SiO2 膜201は3μmの厚さに形成し、銅の膜105は5μmの厚さに形成して、図8の(E)に示す構造の発光ダイオードを得た。
実施例2と比較例1の発光ダイオードの同一電流時の発光出力を比較したところ、実施例2の方が比較例1に比べて約2倍大きな値であった。
(実施例3〜7)
発光ダイオードの傾斜側面を形成するために、ポジ型フォトレジスト(商品名PFI−89B、住友化学製)を用い、このフォトレジストのリフロー条件を時間5分一定のまま温度を130℃から160℃まで10℃ごとに変化させることによりフォトレジストの側面傾斜角度を変化させたマスクを作製し、これを用いてGaNのドライエッチングを行うことにより、側面の傾斜角度の異なることを除いては実施例1と同様にして発光ダイオードを作製した。
このようにして作製した発光ダイオードの実施例3〜7についての、フォトレジストのリフロー温度と、発光ダイオードの側面傾斜角度と、発光ダイオードの光出力とは、下表に示すようになった。

リフロー温度(℃) 発光ダイオードの側 発光ダイオードの
面傾斜角度α(°) 光出力(相対値)
比較例1 90 90 1.0
実施例3 130 130 1.05
実施例4 140 140 1.27
実施例5 150 145 1.5
実施例6 160 150 1.72
実施例7 180 160 1.6
本発明による発光ダイオードの一実施形態を示す層構造図。 傾斜側面の傾斜角度の定義を説明するための図。 傾斜側面の変形例を説明するための図。 窒化物系半導体層の傾斜側面による外部光取出し効率の改善を説明するための図。 本発明による発光ダイオードの製造工程の一実施形態の前半工程を説明するための工程説明図。 本発明による発光ダイオードの製造工程の一実施形態の後半工程を説明するための工程説明図。 本発明による発光ダイオードの製造工程の他の実施形態の前半工程を説明するための工程説明図。 本発明による発光ダイオードの製造工程の他の実施形態の後半工程を説明するための工程説明図。
符号の説明
1 発光ダイオード
2 マウント
3 導電性支持板
4 窒化物系半導体
4A 傾斜側面
5 オーミックp電極
6 反射防止膜
7 反射膜
31 導電層
32 接着/反射層
41 トンネリングコンタクト層(CTL層)
42 p−GaN層
43 AlGaN層
44 アンドープGaN層
45 多重量子井戸活性層(MQW層)
46 アンドープGaN層
47 n−GaN層
48 n+ −GaN層
61 オーミックn電極(透明導電膜)
62 透明薄膜
62A 窓
101 窒化物系半導体層
102 透明電極/接着層
103 フォトレジスト層
104 反射膜
201 SiO2
202 フォトレジスト層
201A 傾斜側面
E1、E2 取出し電極

Claims (8)

  1. n型導電性の層とp型導電性の層との間に発光層を有する窒化物系半導体からなる窒化物系半導体発光素子であって、該窒化物系半導体の一対の主面に各々オーミック電極が設けられており、該窒化物系半導体の側面が、光取出し側主面を下底とした逆メサ状に傾斜していることを特徴とする窒化物系半導体発光素子。
  2. 前記光取出し側主面の法線と前記逆メサ状に傾斜している側面の法線とのなす傾斜角度が105°以上165°以下であることを特徴とする請求項1記載の窒化物系半導体発光素子。
  3. 前記逆メサ状に傾斜している側面に光反射膜が設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載の窒化物系半導体発光素子。
  4. 前記光取出し側主面の側に、透明導電性オーミック電極と1層以上の透明性薄膜からなる反射防止膜構造が形成されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の窒化物系半導体発光素子。
  5. 前記光取出し側主面に対向する主面の側に、光反射膜が形成されていることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載の窒化物系半導体発光素子。
  6. 窒化物系半導体を有する窒化物系半導体発光素子の製造方法において、
    基板を用意する第1の工程と、
    前記窒化物系半導体を光取出し側主面が前記基板に相対するようにして前記基板上に形成する第2の工程と、
    前記窒化物系半導体の側面を、前記窒化物系半導体の光取出し側主面を下底とした逆メサ状の傾斜側面とする第3の工程と、
    該第3の工程で得られた窒化物系半導体を前記基板から分離する第4の工程と、
    前記基板から分離された窒化物系半導体の対向主面を導電性基板に接着する第5の工程と、
    を含むことを特徴とする窒化物系半導体発光素子の製造方法。
  7. 前記第3の工程が、パターン形成したフォトレジストマスクを130℃以上250℃以下の温度で熱処理することにより周辺部に傾斜した側面を形成する工程と、該フォトレジストマスクを用いて前記窒化物系半導体の側面をドライエッチングして前記傾斜側面を形成する工程とを含むことを特徴とする請求項6記載の窒化物系半導体発光素子の製造方法。
  8. 前記第3の工程が、等方性エッチングにより前記窒化物系半導体とは異種材料のマスクに傾斜側面を形成する工程と、前記傾斜側面を有するマスクを用いて前記窒化物系半導体の側面をエッチングして傾斜側面を形成する工程とを含むことを特徴とする請求項6記載の窒化物系半導体発光素子の製造方法。
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