JP2006093602A - 発光素子 - Google Patents

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Abstract

【課題】 所定の角度範囲にわたって均一な光取り出し効率を得ることのできる発光素子を提供する。
【解決手段】 サファイア基板13上には、AlNバッファ層14、n−GaN層15、発光層17、p−GaN層18、透明電極19が順次エピタキシャル成長により形成され、n−GaN層15の一部にはn電極16が形成され、透明電極19の一部にはパッド電極20が設けられている。透明電極19の露出面およびn−GaN層15より上の各層のn電極16に面した側壁面には、所定の角度範囲にわたって均一な光取り出し効率を得る為の干渉膜21が設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、発光素子に関し、特に、所定の角度範囲にわたって均一な光取り出し効率を得ることのできる発光素子に関する。
従来、LED(Light-Emitting Diode:発光ダイオード)を光源とする発光素子の代表的な構造として、LED素子及びリード部を透光性を有する封止材料で覆うことによりパッケージ化したものがある。このような封止材料として、成形性、量産性、及びコストの面からエポキシやシリコン等の樹脂材料が用いられている。
近年、赤色や緑色のLEDと同等の高輝度の青色LEDが開発されたことにより、LED信号機、或いは白色発光のLEDランプ等の用途に供されるようになった。また、より高輝度を得るために高出力のLEDの開発も進められており、すでに数ワットの高出力タイプも製品化されている。
しかし、今日の高出力型LEDでも、同程度のサイズの電球に比べれば、輝度においてまだ不十分であり、より高輝度化が望まれる。そこで、屈折率が封止材料の屈折率とGaN系化合物半導体の屈折率との間にある透明な光学薄膜をGaN系化合物半導体の表面に形成し、GaN系化合物半導体と基板や封止材料、または大気との多重反射を抑制し、干渉を少なくし、光取り出し効率を向上させるようにしたものがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開平6−291366号公報([0008]、図3)
しかし、従来の発光素子によると、光学薄膜を設けた場合、図8(a)に示すように、光が光学薄膜に対し垂直入射した場合に最大効率が得られるが、入射角度が垂直位置からずれるにつれて光取り出し効率が低下する。このため、期待したほど高輝度化を実現することができない。すなわち、図8の(b)に示すように、光学薄膜100の界面へは、発光点101の全方向から入射光102が照射しており、臨界角θが大きくなるほど光取り出し効率が低下する。このため、角度αの範囲にわたって均一な光取り出し効率が得られれば、実用性が格段に向上するものと考えられる。
従って、本発明の目的は、所定の角度範囲にわたって均一な光取り出し効率を得ることのできる発光素子を提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するため、発光層を含む半導体部と、前記半導体部の光取り出し面に設けられ、前記発光層から放射される光を前記半導体部から外部放射させる中間屈折率材料を有する発光素子において、前記中間屈折率材料は、前記半導体部と前記発光素子との屈折率差によって、垂直入射以外の方向の入射光を含めた光に対して最適な光取り出し効率が得られる厚みにしたことを特徴とする発光素子を提供する。
また、本発明は、上記目的を達成するため、発光層を含む半導体部と、前記半導体部の光取り出し面に形状加工により設けられ、前記形状加工によって形成された部分を含む光取り出し面に中間屈折率材料による層を有する発光素子において、前記中間屈折率材料は、前記発光素子の周囲媒体より大きく、前記半導体部の屈折率より小なる屈折率であることを特徴とする発光素子を提供する。
本発明の発光素子によれば、半導体部の表面に形成した中間屈折率材料によって、垂直入射を含む所定の角度範囲にわたって均一な光取り出し効率を得ることができる。
[第1の実施の形態]
(発光素子の構成)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る発光素子の縦断面図である。この発光素子1は、実装基板11上にエポキシ系樹脂等による絶縁性接着剤12を介して搭載されたサファイア基板13と、サファイア基板13上に形成されたAlNバッファ層14と、AlNバッファ層14上に形成されたn−GaN層15と、n−GaN層15の上面の端部に設けられたn電極16と、n電極16を除くn−GaN層15上に形成された発光層17と、発光層17上に形成されたp−GaN層18と、p−GaN層18上にITO(Indium Tin Oxide)等により形成された透明電極19と、透明電極19の一部に形成されたパッド電極20と、パッド電極20の表面を除く透明電極19の上面およびn電極16に隣接する各層の側壁面に設けられた中間屈折率材料としてのSiNによる干渉膜21とを備えている。各層は、エピタキシャル成長により形成される。なお、n電極16およびパッド電極(p電極)20には、外部との接続のためのボンディングワイヤ22が接続される。
干渉膜21は、パッシベーション膜を兼ねるものであり、その形成にはCVD(Chemical Vapor Deposition)法が用いられる。干渉膜21の膜厚は、例えば、800Åの厚みに形成され、その屈折率nは1.9である。中間屈折率材料の屈折率nは、GAN層の屈折率n=2.4、発光素子の封止材料の屈折率n=1.5とすると、n=√(n・n)の関係の際に最大の効果が得られる。このため、この屈折率の材料が選択されている。
(発光素子の動作)
n電極16とパッド電極20の間に所定の電圧を印加すると、パッド電極20から、透明電極19およびn−GaN層15を介して発光層17に通電され、更に、n−GaN層15を経てn電極16に電流が流れることにより、発光層17が発光する。
発光層17で生じた光は、p−GaN層18および透明電極19のそれぞれの上面、および側面を通して干渉膜21を通過して外部に出射される。このとき、干渉膜21の厚みをtとすると、次式の関係がある。ただし、Aは自然数、λは発光波長、nは干渉膜21の屈折率である。
t=Aλ/(4n)
ここで、A=1、λ=470nm、n=1.9とすると、膜厚tは、603Åになる。これは、垂直入射における適正値である。
図2は、第1の実施の形態に係る発光素子の光取り出し効率と干渉膜の膜厚の関係を示す特性図である。この場合の条件は、波長470nm、干渉膜21の屈折率が1.95、GaN層の屈折率が2.45である。全方向2πstrad範囲から界面入射する光のピークは、図2のように、800Åの膜厚のときであり、Aが大きな値では、干渉膜21を設けた効果が極大値と比較すると小さい。仮に、t=600Åとした場合、t=800Åと大きな差は生じないが、発光素子1の量産時には、膜厚t、屈折率n、波長λ等にばらつきが生じるため、膜厚tが薄めになった場合には発光素子1の光取り出し効率を上げることができない。一方、t=800Åとした場合、量産時に、仮に25%のばらつきが生じたとしても、ほぼ安定した特性を得ることができる。
図3は、第1の実施の形態に係る発光素子の光取り出し効率と入射光の角度の関係を示す特性概念図である。図3における特性Aは、干渉膜21の厚みをt=800Å(λ/(3n):λ=470nm、n=1.9)とし、干渉膜21の上面における光取り出し効率を測定した結果である。また、特性Bは、図8に示した従来特性を、比較参考のために転記したものである。図3から明らかなように、本実施の形態の発光素子1では垂直入射の位置から角度が大きくなっても、十分な光取り出し効率が得られており、臨界角θ=Sin−1(1.9/2.4)=55°の範囲にわたって、安定した光取り出し効率が得られる。
(第1の実施の形態の効果)
上記した第1の実施の形態によると、以下の効果が得られる。
(1)所定の屈折率を有する干渉膜21を設けることで、垂直入射以外からの入射光に対する光取り出し効率を上げることができる。
(2)干渉膜21は、光出射面に設けられる薄膜であるため、発光素子1の厚みが大きくなることはなく、従って、発光素子1が大型化するのを防止することができる。
(3)干渉膜21の厚みを適正な値(例えば、800Å)にすることにより、発光素子1の量産時に膜厚のばらつきが生じたとしても、光取り出し効率の変化を少なくすることができる。
(4)干渉膜21は、パッシベーション膜を兼ねるため、パッシベーション膜を別途必要としない構成にすることができる。
[第2の実施の形態]
図4は、本発明の第2の実施の形態に係る発光素子の正面断面図である。図4においては、第1の実施の形態と同一の構成を有する部分については、共通する引用数字を付している。
第2の実施の形態に係る発光素子2は、第1の実施の形態の発光素子1を実装基板11に対してフリップチップ接合するとともに、サファイア基板13に代えてGaN基板30を用いた構成にしたものである。表面に干渉膜21が形成されたGaN基板30の裏面には、AlNバッファ層14、n−GaN層15、n電極16、発光層17、p−GaN層18、p電極23を順次エピタキシャル成長により形成して構成されている。p電極23の下面の一部およびn電極16の下面には、Auスタッドバンプ24A,24Bが設けられ、このAuスタッドバンプ24A,24Bは、実装基板11上の配線パターン11A,11Bに接続される。
第2の実施の形態においても、干渉膜21は、屈折率1.95のSiNをCVD法により800Åの厚みに形成している。この場合、干渉膜21は、パッシベーションの機能を有する必要はなく、所望の屈折率を有していればよい。このため、必ずしも水分を透過する隙間が生じにくい緻密性の高い材料を用いる必要はなく、材料の自由度を高めることができる。
(第2の実施の形態の効果)
第2の実施の形態によると、フリップチップ接合された発光素子1のGaN基板30に干渉膜21を設けることで、GaN基板30からの光取り出し効率を第1の実施の形態と同様に向上させることができる。また、GaN基板への中間屈折率材料膜形成は、電極部を避けるなどする必要がないので、全面を一括処理でき、作成が容易である。さらに、全面で効果を得ることができるので、効果度合いが大である。
[第3の実施の形態]
図5は、本発明の第3の実施の形態に係る発光素子の正面図である。第3の実施の形態は、第2の実施の形態においてコーナー部分に45度の傾斜面が形成されるようにGaN基板30をカットしたものである。すなわちGaN基板30の周辺部に傾斜面30aを形成し、この傾斜面30aおよびGaN基板30の上面に干渉膜21を設けたものである。その他の構成は第2の実施の形態と同様である。
(第3の実施の形態の効果)
第3の実施の形態によると、光出射面のコーナー部をカットしたことにより、前記各実施の形態に比べ、光取り出し効率を更に高めることができる。また、傾斜面30aを設けたことによって、干渉膜21の膜厚を均一にする精度は低下するが、膜厚設計値のセンターは適正化できるため、量産時のばらつきの影響を小さくすることができる。また、この際には、5000Å以上の膜厚などとすることによっても干渉効果とは別な効果を得ることができる。すなわち、光出射面のコーナー部をカットする際に生じる微細な凹凸に対しSiN膜を設けることによって凹凸度合いを軽減し、光取り出し効果の向上を図っても良い。
さらに、GaNやSiCなどGaNと同等の材料で5000Å以上の膜形成を行った後、SiNで800Åの干渉膜を形成しても良い。これによれば、加工面の平坦化と干渉の両方の効果を得ることができる。
[第4の実施の形態]
図6は、本発明の第4の実施の形態に係る発光素子を示し、(a)は発光素子の平面図、(b)は(a)のA−A線の断面図である。第4の実施の形態は、第2の実施の形態において、GaN基板30に代えてGaAs基板40を用いるとともに、GaAs基板40の表面に複数の突部41を設けたものである。その他の構成は第2の実施の形態と同様である。
この発光素子3は、例えば、950nmに発光波長のピークを有し、干渉膜21は、膜厚1250Å、屈折率2.4としている。
突部41は、所定の厚みのGaAs基板40を研磨して、例えば0.1mmの厚みにし、その表面に縦方向および横方向に、例えば幅25μm×深さ10μmの溝を一定間隔に設け、さらにケミカルエッチングにより溝加工の際に生じる平坦性の低下を補っており、平坦性を向上させている。
(第4の実施の形態の効果)
第4の実施の形態によると、突部41を有しない平面構造では界面において全反射するために取り出せなかった光を外部に取り出せるようになり、第2の実施の形態に比べ、光取り出し効率を更に高めることができる。そして、このような凹凸面に対しても、第3の実施の形態と同様に、膜厚設定値のセンターは適正化できるため、量産時のばらつきの影響を小さくすることができる。
なお、第4の実施の形態では、発光層17を含む半導体部を第1から第3の実施の形態でGaN系としたのに対しGaAs系としたが、これにはAlInGaP等を含む。さらに、第1から第4の実施の形態に対し、半導体部はこれら以外の材料を用いたものとしても構わない。
[第5の実施の形態]
図7は、本発明の第5の実施の形態に係る発光素子を示し、(a)は発光素子の平面図、(b)は(a)のB部分の拡大断面図、(c)はB部分の他の拡大断面図である。第5の実施の形態は、第2の実施の形態において、GaN基板30に代えてサファイア基板13を用い、レーザ加工によりサファイア基板13を除去するとともに、n−GaN層15の表面に微細な溝51を形成したものである。なお、表面に干渉膜21を形成し、更に、実装基板11と発光素子1の下面との間には、アンダーフィル52を充填してある。その他の構成は第2の実施の形態と同様である。
サファイア基板13は、各層をエピタキシャル成長させ、チップ化された発光素子1が実装され、レーザ加工により除去されている。更に、露出したn−GaN層15の表面にレーザエッチングにより微細な溝51が所定の形状に形成されている。
図7(b)は、例えば、幅2μm×深さ1μmの微細な溝51をサファイア基板13を除去することで露出したn−GaN層15の表面に縦横方向に形成し、正方形の突起53が形成されるようにしたものであり、(c)は、菱形の突起54が形成されるように幅2μm×深さ1μm微細な溝51をサファイア基板13の表面に形成したものである。
(第5の実施の形態の効果)
第5の実施の形態によると、溝51を設けたことによって突部を形成でき、平面構造では全反射するために取り出せなかった光を取り出せるようになり、第2の実施の形態に比べ、光取り出し効率を更に高めることができる。特に、図7(c)のように、ストレート部を有しない構造にすることで、光取り出し効率を良好にすることができる。そして、このような凹凸面に対しても、第3の実施の形態と同様に、膜厚設定値のセンターは適正化できるため、量産時のばらつきの影響を小さくすることができる。
[他の実施の形態]
なお、本発明は、上記各実施の形態に限定されず、その要旨を変更しない範囲内で種々な変形が可能である。中間屈折率材料はSiNに限らず、他の材料であっても良い。また、半導体部の表面に形成される凹凸形状についても、他の形状であっても構わない。また、第5の実施の形態で用いた菱形の突起54を、第4の実施の形態の突部41として用いることもできる。
本発明の第1の実施の形態に係る発光素子の正面断面図である。 第1の実施の形態に係る発光素子の光取り出し効率と干渉膜の膜厚の関係を示す特性図である。 第1の実施の形態に係る発光素子の光取り出し効率と入射光の角度の関係を示す特性概念図である。 本発明の第2の実施の形態に係る発光素子の正面断面図である。 本発明の第3の実施の形態に係る発光素子の正面図である。 本発明の第4の実施の形態に係る発光素子を示し、同図中、(a)は発光素子の平面図、(b)は(a)のA−A線の断面図である。 本発明の第5の実施の形態に係る発光素子を示し、同図中、(a)は発光素子の平面図、(b)は(a)のB部分の拡大断面図、(c)はB部分の他の拡大断面図である。 従来の光取り出し効率を示す特性図である。
符号の説明
1、発光素子 2、発光素子 3、発光素子 11、実装基板
11A,11B、配線パターン 12、絶縁性接着剤 13、サファイア基板
14、AlNバッファ層 15、n−GaN層 16、n電極 17、発光層
18、p−GaN層 19、透明電極 20、パッド電極 21、干渉膜
22、ボンディングワイヤ 23、p電極 24A,24B、スタッドバンプ
30、GaN基板 30a、傾斜面 40、GaAs基板 41、突部
51、微細な溝 52、アンダーフィル 53、突起 54、突起
100、光学薄膜 101、光源 102、入射光

Claims (9)

  1. 発光層を含む半導体部と、
    前記半導体部の光取り出し面に設けられ、前記発光層から放射される光を前記半導体部から外部放射させる中間屈折率材料を有する発光素子において、
    前記中間屈折率材料は、前記半導体部と前記発光素子との屈折率差によって、垂直入射以外の方向の入射光を含めた光に対して最適な光取り出し効率が得られる厚みにしたことを特徴とする発光素子。
  2. 発光層を含む半導体部と、
    前記半導体部の光取り出し面に形状加工により設けられ、前記形状加工によって形成された部分を含む光取り出し面に中間屈折率材料による層を有する発光素子において、
    前記中間屈折率材料は、前記発光素子の周囲媒体より大きく、前記半導体部の屈折率より小なる屈折率であることを特徴とする発光素子。
  3. 前記形状加工は、前記半導体部の端部に傾斜面を設けていることを特徴とする請求項2に記載の発光素子。
  4. 前記形状加工は、前記半導体部の表面に凹凸面を設けていることを特徴とする請求項2または3に記載の発光素子。
  5. 前記凹凸面は、菱形状に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の発光素子。
  6. 前記中間屈折率材料の膜厚tは、前記発光素子が発する光の波長をλ、前記中間屈折率材料の屈折率をnとすると、
    t=λ/(3n)
    であることを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の発光素子。
  7. 前記発光素子は、フリップチップタイプであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の発光素子。
  8. 前記半導体部は、GaN系半導体材料によって形成されることを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の発光素子。
  9. 前記中間屈折率材料は、SiNからなることを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載の発光素子。
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