JP2010539715A - 放射放出コンポーネント - Google Patents

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Abstract

本発明は、放射放出コンポーネント(8)であって、電磁放射(R)を放出するように構成されている活性領域(12)を有する半導体積層体(10)と、半導体積層体(10)または光学要素(18,20)の少なくとも1つの面(14,15,16,17)であって、電磁放射を透過させるように具体化されており、法線ベクトルを有する、少なくとも1つの面(14,15,16,17)と、を備えており、面(14,15,16,17)の法線ベクトル(N)に対する観測角(アルファ)であって、所定の波長の場合に、電磁放射(R)の輪帯状光束の増大がほぼ最大である観測角(アルファ)、において、放射放出コンポーネントにおける反射が最小であるように、半導体積層体(10)または光学要素(18,20)の少なくとも1つの面(14,15,16,17)(電磁放射(R)がこの面を貫く)の上に、反射防止層(30)が配置および構成されている、放射放出コンポーネント(8)、に関する。
【選択図】図2

Description

本発明は、電磁放射を放出するように具体化されている活性領域を備えている放射放出コンポーネントに関する。
本発明の目的は、放射放出コンポーネントの高い放射放出効率を単純な方法において可能にする放射放出コンポーネントを提供することである。さらに、本発明は、所望の放射スペクトルを、単純な方法において高い精度にて達成することを目的とする。
この目的は、独立請求項による特徴によって達成される。本発明の有利な構造形態は、従属請求項に記載されている。
第1の態様は、放射放出コンポーネントであって、電磁放射を放出するように具体化されている活性領域を有する半導体積層体と、半導体積層体または光学要素の少なくとも1つの面であって、電磁放射を透過させるように具体化されており、法線ベクトルを有する、少なくとも1つの面と、を備えており、所定の波長の場合に、電磁放射の輪帯状光束(zonal luminous flux)の増大がほぼ最大である、面の法線ベクトルに対する視角、において、放射放出コンポーネントにおける反射が最小であるように、半導体積層体または光学要素の少なくとも1つの面(電磁放射がこの面を通過する)、の上に、反射防止層が配置および具体化されている、放射放出コンポーネント、を提供する。輪帯状光束とは、電磁放射を透過させるように具体化されている、半導体積層体の面、または光学要素の面、の上の、各面の法線ベクトルを基点とする立体角範囲、内の光束である。
電磁放射を透過させるように具体化されている、半導体積層体の面、または光学要素の面、の上の立体角範囲内の輪帯状光束から、放射放出コンポーネントの総放出量が角度に依存すると言うことができる。したがって、所定の波長の場合に、電磁放射の輪帯状光束の増大がほぼ最大である、面の法線ベクトルに対する視角、において放射放出コンポーネントにおける反射が最小であるように、反射防止層を具体化することの利点として、視角に応じて電磁放射の輪帯状光束のプロファイルを考慮して、放射放出コンポーネントの総放出量を最大にすることが可能である。
一実施形態においては、反射防止層は、所定の波長の場合に、法線ベクトルに対する、30゜〜60゜の間の視角、において放射放出コンポーネントにおける反射が最小であるように、具体化されている。したがって、30゜〜60゜の間の視角において電磁放射の輪帯状光束の増大が最大である放射放出コンポーネントの総放出量を最大にすることが可能である。
さらなる好ましい実施形態においては、反射防止層は、所定の波長の場合に、40゜〜50゜の間の、法線ベクトルに対する視角、において放射放出コンポーネントにおける反射が最小であるように、具体化されている。これにより、約45゜の視角において電磁放射の輪帯状光束の増大が最大である放射放出コンポーネントの総放出量を最大にすることが可能である。
さらなる実施形態においては、放射放出コンポーネントは、半導体層が上に配置されている基板を有する。この基板は、半導体積層体とは反対側の面を有する。この面の上に、反射防止層が配置されている。この実施形態の利点として、放射放出コンポーネントの既存の基板に反射防止層を簡単に形成することができる。
さらなる実施形態においては、放射放出コンポーネントは、半導体積層体から隔置されているカバープレートを有し、このカバープレートは、半導体積層体に面している面と、半導体積層体とは反対側の面とを有し、カバープレートの面の少なくとも一方の上に反射防止層が配置されている。このことは、半導体積層体の製造とは独立して有利な方法において、反射防止層を形成できることを意味する。すでに完成している放射放出コンポーネントに、最終的に反射層を形成することもできる。
さらなる実施形態においては、反射防止層は、金属フッ化物または金属酸化物を含んでおり、この金属は、ハフニウム、ジルコニウム、アルミニウム、チタン、マグネシウムから成る群から選択される。この実施形態は、この種類の金属を含んでいる金属フッ化物および金属酸化物が、反射防止層に極めて適しているという利点を有する。
さらなる実施形態においては、基板は、ガラス、石英、プラスチックから成る群から選択される材料を含んでいる。これにより、製造が容易であり費用効率の高い安定的な基板が可能である。
第2の態様は、放射放出コンポーネントであって、一次電磁放射を放出するように具体化されている活性領域を有する半導体積層体と、半導体積層体に機械的に結合されている変換層であって、一次電磁放射の一部を二次電磁放射に変換するように具体化されている蛍光体を含んでいる、変換層と、を備えており、一次電磁放射の一部が二次電磁放射の一部と重ね合わされて、色空間における出力色の点(resultant point)(色度座標)を有する混合放射が形成され、隣接して配置されている少なくとも2つの層を有する色補正層が、電磁混合放射が通過する面の少なくとも1つの上に配置されており、第1の層が、第1の屈折率を有する材料から成り、第2の層が、第2の屈折率を有する材料から成り、第1の屈折率が第2の屈折率とは異なっており、これらの層は、色空間における出力色の点が視角に応じて設定されるように具体化されている、放射放出コンポーネント、を提供する。
この態様の利点として、電磁混合放射の組成を考慮して、放射放出コンポーネントにおける一次放射と二次放射の混合比を、視角に応じて大幅に変化させることが可能である。さらに、この態様の利点として、放出されるように意図されていない波長を有する電磁放射を変換層に反射して戻すことができ、変換層において、その電磁放射を二次電磁放射に変換してさらに利用することができる。
第2の態様の一実施形態においては、色補正層は、複数の層を有する積層体として具体化されており、これらの層は、層のうちの各1つの層に隣接する2つの層の両方が、その各1つの層の屈折率よりも小さい、または大きい屈折率を有するように、配置されている。これは、高い屈折率を有する層と低い屈折率を有する層とが交互に並んでいる積層体の配置編成に一致する。複数の層のこのような配置編成によって、広帯域かつ極めて有効な色補正が可能になる。
第2の態様のさらなる実施形態においては、色補正層が変換層の上に配置されている。したがって、色補正層を、この層が機械的に特に良好に保護されているように配置することができる。
第2の態様のさらなる実施形態においては、放射放出コンポーネントは、変換層の上に配置されているカバープレートを有し、このカバープレートは、変換層とは反対側の面を有し、この面の上に色補正層が配置されている。このことは、積層体および変換層の形成とは独立して色補正層を形成できることを意味する。すでに完成している放射放出コンポーネントのカバープレートに、最終的に反射層を形成することもできる。
第2の態様のさらなる実施形態においては、放射放出コンポーネントは、変換層から隔置されているカバープレートを有し、このカバープレートは、半導体積層体に面している面と、半導体積層体とは反対側の面とを有し、カバープレートのこれらの面の少なくとも一方の上に、色補正層が配置されている。この実施形態の利点として、積層体および変換層の形成とは独立して色補正層を形成することができる。すでに完成している放射放出コンポーネントの個別のカバープレートに、最終的に反射層を形成することもできる。
第2の態様のさらなる実施形態においては、色補正層は、金属フッ化物または金属酸化物を含んでおり、この金属は、マグネシウム、ハフニウム、ジルコニウム、アルミニウム、チタンから成る群から選択される。色補正層の層は、異なる金属フッ化物および金属酸化物から形成することができる。この種類の金属を含んでいる金属フッ化物および金属酸化物は、色補正のための層に極めて適している。
第3の態様は、放射放出コンポーネントであって、電磁放射を放出するように具体化されている活性領域を有する半導体積層体と、面を有するカバー要素と、を備えており、カバー要素の第1のセクションには、面の上に吸収層または反射層が配置されており、カバー要素の第2のセクションには、面の上に吸収層または反射層が存在しない、放射放出コンポーネント、を提供する。この態様の利点として、半導体積層体を備えている放射放出コンポーネントが、カバー要素の第2のセクション(窓領域として具体化されている)の形状によって定義される断面形状を有する光線を放出することができる。
第3の態様の一実施形態においては、所定の波長の場合に、電磁放射の輪帯状光束の増大がほぼ最大である、面の法線ベクトルに対する視角、において放射放出コンポーネントにおける反射が最小であるように、カバー要素の第2のセクションの面の一方の上に反射防止層が配置および具体化されている。したがって、視角に応じて電磁放射の輪帯状光束のプロファイルを考慮し、カバー要素の第2のセクション(窓領域として具体化されている)における放射放出コンポーネントの総放出量を最大にすることが可能である。
第3の態様のさらなる実施形態においては、反射防止層は、所定の波長の場合に、40゜〜50゜の間の視角において放射放出コンポーネントにおける反射が最小であるように、具体化されている。この実施形態の利点として、約45゜の視角において電磁放射の輪帯状光束の増大が最大である放射放出コンポーネントの総放出量を最大にすることができる。
第3の態様のさらなる実施形態においては、反射防止層は金属フッ化物または金属酸化物を含んでおり、この金属は、ハフニウム、ジルコニウム、アルミニウム、チタン、マグネシウムから成る群から選択される。この実施形態は特に有利であり、なぜなら、この種類の金属を含んでいる金属フッ化物および金属酸化物が、反射防止層に極めて適するという利点を有する。
第3の態様のさらなる実施形態においては、電磁放射が一次電磁放射であり、放射放出コンポーネントは変換層を備えており、この変換層は、積層体に機械的に結合されており、一次電磁放射の一部を二次電磁放射に変換するように具体化されている蛍光体を有し、一次電磁放射の一部が二次電磁放射の一部と重ね合わされて、色空間における出力色の点を有する混合放射が形成され、隣接して配置されている少なくとも2つの層を有する色補正層が、カバー要素の第2のセクションの上に配置されており、第1の層が、第1の屈折率を有する材料から成り、第2の層が、第2の屈折率を有する材料から成り、第1の屈折率が第2の屈折率とは異なっており、これらの層は、色空間における出力色の点が視角に応じて設定されるように具体化されている。この実施形態の利点として、電磁混合放射の組成を考慮して、放射放出コンポーネントにおける一次放射と二次放射との混合比を、視角に応じて大幅に変化させることが可能である。
第3の態様のさらなる実施形態においては、色補正層は、金属フッ化物または金属酸化物を含んでおり、この金属は、マグネシウム、ハフニウム、ジルコニウム、アルミニウム、チタンから成る群から選択される。この実施形態は有利であり、なぜなら、この種類の金属を含んでいる金属フッ化物および金属酸化物は、色補正のための層に極めて適しているためである。
第3の態様のさらなる実施形態においては、色補正層は、複数の層を有する積層体として具体化されており、これらの層は、層のうちの各1つの層に隣接する2つの層の両方が、その各1つの層の屈折率よりも小さい、または大きい屈折率を有するように、配置されている。この実施形態は有利であり、なぜなら、高い屈折率と低い屈折率とが交互に並んでいる積層体においては、広帯域かつ極めて有効な色補正が可能であるためである。
第3の態様のさらなる実施形態においては、反射防止層と色補正層とが、カバー要素の第2のセクションの互いに反対向きに位置する2つの面の上に配置されている。この実施形態の利点として、カバー要素が、反射防止層と色補正層の両方のキャリアとしての役割を果たすことができる。さらに、この実施形態の利点として、反射防止層を、色補正層とは独立してカバー要素に形成することができる。
さらなる実施形態においては、放射放出コンポーネントは発光ダイオードである。したがって、発光ダイオードのための反射層もしくは色補正層、またはその両方を使用することが可能である。
さらなる実施形態においては、放射放出コンポーネントは、平面状に(in areal fashion)具体化されている。この場合、「平面状に具体化されている」とは、放射放出コンポーネントが、少なくとも1平方ミリメートル以上、好ましくは1平方センチメートル以上、特に好ましくは、少なくとも1平方デシメートル以上の面積を有する領域にわたり連続的に延在していることを意味する。この実施形態の利点として、反射層もしくは色補正層、またはその両方を、平面状に具体化されている放射放出コンポーネント用として、したがって、極めて平坦な放射放出コンポーネント用としても、具体化することができる。
以下では、本発明の有利な構造形態について、概略的な図面を参照しながらさらに詳しく説明する。
反射防止層を備えている放射放出デバイスの第1の実施形態の断面図を示している。 反射防止層を備えている放射放出デバイスのさらなる実施形態の断面図を示している。 反射防止層を備えている放射放出デバイスのさらなる実施形態の断面図を示している。 色補正層を備えている放射放出デバイスの第1の実施形態の断面図を示している。 色補正層を備えている放射放出デバイスのさらなる実施形態の断面図を示している。 色補正層を備えている放射放出デバイスのさらなる実施形態の断面図を示している。 放射放出デバイスの一実施形態の断面図を示している。 放射放出デバイスの一実施形態の断面図を示している。 図7における線VIII−VIII‘に沿った、放射放出デバイスのさらなる実施形態の平面図を示している。 放射放出デバイスの色補正層の断面図を示している。 CIE色度図による、放射放出デバイスの色度座標を、視角の関数として示している。 CIE色度図と、色空間における選択された点とを示してる。 発光ダイオードの輪帯状光束のプロファイルを正規化表現において示している。
構造または機能が同じである要素は、すべての図を通じて同じ参照数字・記号によって表してある。
図示した要素と、これら要素間の互いの大きさの関係は、原則として正しい縮尺ではないものとみなされたい。個々の要素、例えば、層、構造的部分、コンポーネント、領域などは、わかりやすい図となるように、もしくは正しく理解できるように、またはその両方を目的として、厚さあるいはサイズの寸法を誇張して描いてある場合がある。
図1は、放射放出コンポーネント8の第1の例示的な実施形態を示している。
放射放出コンポーネント8は、半導体積層体10を有する。この半導体積層体10は、電磁放射Rを放出するように具体化されている活性領域12を有する。
このタイプの放射放出コンポーネント8は、発光ダイオードまたは発光ダイオードアレイであるように具体化されていることが好ましい。
放射放出コンポーネント8は、例えば、AlInGaNをベースとする半導体発光ダイオードであることが好ましい。
接続領域13は、活性領域12に隣接して配置されており、放射放出コンポーネント8に電流を供給するための接続線に結合されている。
半導体積層体10は基板18の上に配置されている。基板18はガラスを含んでいることが特に好ましい。これに代えて、またはこれに加えて、基板18は、石英、プラスチックフィルム、金属、金属膜、シリコンウェハ、またはその他の任意の好適な基板材料を含んでいることもできる。これに代えて、またはこれに加えて、基板18は、複数の層から成る積層(laminate)または積層体を含んでいることもできる。この場合、層のうちの少なくとも1層は、ガラスを含んでいる、またはガラスから成ることができる。特に、積層体から形成されている基板18の場合、少なくとも、半導体積層体10が上に配置されている層は、ガラスを含んでいることができる。さらに、基板18は、プラスチックを含んでいることもできる。
活性領域12において放出される電磁放射Rが基板18を通って放射されるように、放射放出コンポーネント8が具体化されている場合(図2)、基板18は、活性領域12において発生する電磁放射の少なくとも一部に対する透過性を有することが有利である。この構造形態においては、活性領域12と基板18との間に形成されている接続領域13も、活性領域12において発生する電磁放射の少なくとも一部に対する透過性を有することが有利である。
半導体積層体10は、法線ベクトルNを有する面14を有し、この面の上に反射防止層30が形成されている(図1)。この反射防止層30は、所定の波長の場合に、電磁放射Rの輪帯状光束の増大がほぼ最大である、半導体積層体10の面14の法線ベクトルNに対する視角アルファ(ALPHA)、において放射放出コンポーネントにおける反射が最小であるように、具体化されている。
図12は、発光ダイオードの場合の輪帯状光束のプロファイルを、正規化形式において一例として示している。
このプロファイルは、0゜と視角アルファとの間の立体角範囲の関数として示してある。立体角範囲は、各場合において、法線ベクトルNに基づいており、視角アルファは、0゜〜90゜の間の値をとることができる。この場合、輪帯状光束は、0゜〜90゜の間の立体角範囲内の輪帯状光束に正規化されている。本文書中に図示してある、発光ダイオードとしての放射放出コンポーネント8の実施形態においては、輪帯状光束の最大の上昇は、視角アルファの値が45゜に等しい場合に達成されている。言い換えれば、このことは、視角アルファが45゜に等しい立体角であるとき、発光ダイオードの総放出量における微分寄与(differential contribution)が最大であることを意味する。
反射防止層30は、所定の波長の場合に、面14の法線ベクトルNに対する正確な視角アルファにおいて反射が最小であるように具体化する必要はなく、なぜなら、電磁放射Rの輪帯状光束の増大は、電磁放射Rの輪帯状光束の増大の最大値付近の広い範囲において一般にほぼ一定であるためである。したがって、所定の波長の場合に、電磁放射Rの輪帯状光束の増大が最大である、面14の法線ベクトルNに対する視角アルファ、の近傍において反射が最小であるように反射防止層30を具体化すれば、十分である。
所定の波長の場合に、法線ベクトルNに対する、30゜〜60゜の間の視角アルファにおいて、反射防止層30の反射が最小であるならば、特に好ましい。したがって、30゜〜60゜の間の視角アルファにおいて電磁放射Rの輪帯状光束の増大が最大である放射放出コンポーネント8における総放出量の最大化を達成することが可能である。
特に、所定の波長の場合に、40゜〜50゜の間の視角アルファの範囲内において反射防止層30の反射が最小であるならば、特に好ましい。
さらなる実施形態においては、基板18は、半導体積層体10とは反対側の面15を有する(図2)。半導体積層体10とは反対側の基板18のこの面15の上には、反射防止層30が配置されている。図2の実施形態の反射防止層30の機能は、図1の実施形態の反射防止層30の機能と同じである。
図3は、半導体積層体10と、この半導体積層体10から隔置されているカバープレート20とを備えている放射放出コンポーネントを示しており、このカバープレートは、半導体積層体10に面している面16と、半導体積層体10とは反対側の面17とを有する。電磁放射Rを透過させるのに適切な光学要素として具体化されているカバープレート20における反射の低減を達成する目的で、半導体積層体10に面している、カバープレート20の面16と、半導体積層体10とは反対側の面17の両方の上に、反射防止層30が配置されている。このようにして達成できることとして、所定の波長の場合に、面16,17の法線ベクトルNに対する視角アルファであって、電磁放射Rの輪帯状光束の増大が最大である視角アルファ、において最小の反射が達成される。この実施形態は特に有利であり、なぜなら、カバープレートの面16,17の両方において反射の最小化を達成することが可能であるためである。
面14,15,16,17のうちの1つ以上における反射防止層30は、材料、特に、金属フッ化物または金属酸化物の1つまたは複数の薄い層を蒸着することによって実施される。金属フッ化物もしくは金属酸化物、またはその両方の金属は、ハフニウム、ジルコニウム、アルミニウム、チタン、マグネシウムから成る群から選択されることが好ましい。好適な材料は、特に、フッ化マグネシウム、二酸化ケイ素、二酸化チタン、または二酸化ジルコニウムである。
反射防止層30が複数の層を有するならば、特に好ましい。この形態は、これによって反射を最小にすることができるという利点を有する。さらに、反射防止層30が複数の層から具体化されている結果として、複数の波長について反射の低減を達成することが可能である。
さらなる実施形態においては、放射放出コンポーネント8は、混合光、すなわち、少なくとも2つの波長範囲からの電磁放射を放出する発光ダイオードとして具体化されていることが好ましい(図4〜図6)。このような放射放出コンポーネント8は、白色光発光ダイオードとして具体化されていることが特に好ましい。
図4〜図6は、半導体積層体10と、一次電磁放射Pを放出するように具体化されている活性領域12とを備えている、放射放出コンポーネント8を示している。この放射放出コンポーネント8は変換層40を有し、この変換層40は半導体積層体10に機械的に結合されている。
放射放出コンポーネント8の活性領域12に順方向に電流を印加したときに発生する一次電磁放射Pは、特に、紫外線スペクトル範囲〜赤外線スペクトル範囲の波長を持つスペクトルを有することができる。特に、スペクトルが、観察者から可視である少なくとも1つの波長を含んでいることが有利である。さらに、観察者に発光を混合色として知覚させることができるように、電磁放射のスペクトルが複数の波長を含んでいることもでき、これは有利である。この目的のため、放射放出コンポーネント8自体が、複数の波長を有する一次電磁放射Pを発生させる、または、第1の波長(例えば、青色もしくは緑色、またはその両方のスペクトル範囲の波長)を有する、放射放出コンポーネント8によって発生する一次電磁放射Pの一部、あるいは放射放出コンポーネント8によって発生する一次電磁放射P全体を、第2の波長(例えば、黄色もしくは赤色、またはその両方のスペクトル範囲の波長)を有する二次電磁放射Sに、波長変換物質によって変換することが可能である。この目的のため、波長変換物質を含んでいる変換層40が、活性領域12の下流に配置されている。好適な波長変換物質と、波長変換物質を含んでいる好適な層については、その構造および機能に関して当業者には公知であり、ここではこれ以上詳しく説明しない。一次電磁放射Pの一部が二次電磁放射Sの一部と重ね合わされて、色空間における出力色の点を有する電磁混合放射Mが形成される。白色光発光ダイオードの場合、電磁混合放射Mは実質的に白色光である。このタイプの白色光発光ダイオードは、領域全体にわたりできる限り一様な色印象を伝えることが望ましい。
図10に示したように、電磁混合放射Mの色度座標CおよびCは、視角アルファが増大するにつれて大きくなる。このことは、電磁混合放射Mにおける、黄色もしくは赤色、またはその両方のスペクトル範囲の第2の波長を有する二次電磁放射Sの割合が、視角アルファが増大するにつれて大きくなることを意味する。
図11は、電磁混合放射Mの、色空間または色度座標CおよびCにおける点がプロットされた、CIE色度図を示している。視角アルファが90゜の場合の電磁混合放射Mの色空間内の点Gと、視角アルファが0゜に等しい場合の色空間内の点Oとが入力されている。さらに、図11のCIE色度図には、純粋な白色光に対応する白色点Eが示してある。
図4および図6に示した実施形態においては、カバープレート20が変換層40の上に配置されている。カバープレート20は、変換層40とは反対側の面17を有し、この面の上に色補正層48が配置されている。
色補正層48は、隣接して配置されている少なくとも2つの層50,51を有する。第1の層50は、第1の屈折率N_1を有する材料から成り、第2の層51は、第2の屈折率N_2を有する材料から成る。第1の屈折率N_1は、第2の屈折率N_2とは異なる。層50,51は、色空間における出力色の点が視角アルファに応じて設定されるように、その屈折率N_1,N_2および厚さに関して具体化されている。層50,51の屈折率N_1,N_2および厚さを適切に選択することによって達成できることは、特に、図11のCIE色度図における矢印によって示したように、視角アルファが90゜である場合の色空間内の点Gと、視角アルファが0゜に等しい場合の色空間内の点Oとが、色空間内の点Eに近づくように移動することである。
色補正層48が、図9に概略的に示したように、複数の層50、51、52、53、54、55、56を有する積層体として具体化されており、ある1層に隣接する2つの層の両方が、その1層の屈折率よりも小さい、または大きい屈折率を有するように、層50、51、52、53、54、55、56が配置されているならば(言い換えれば、このことは、色補正層48の複数の層の各層の両側の層が、いずれも、より大きい屈折率またはより小さい屈折率を有することを意味する)、これによって、特に良好な色補正、したがって、色空間内の点G,Oが色空間内の点Eの方向に特に大きく移動することを達成することが可能である。
図5は、色補正層48が変換層40の面42の上に直接的に形成されている放射放出コンポーネント8の実施形態を示している。
図6は、カバープレート20が変換層40から隔置されている放射放出コンポーネント8の実施形態を示している。色補正層48は、半導体積層体10とは反対側の面17の上に配置されている。この実施形態の利点として、色補正層48をカバープレート20に続けて形成することもできる。しかしながら、これに加えて、またはこれに代えて、半導体積層体10に面するカバープレート20の面16の上に色補正層48を配置することもできる。
図7aおよび図7bは、活性領域12を有する半導体積層体10を備えている放射放出コンポーネント8の実施形態を示している。半導体積層体10は、一次電磁放射Pを放出するように具体化されている。放射放出コンポーネント8は変換層40を有し、この変換層40は半導体積層体10に機械的に結合されている。蛍光体を含んでいる変換層40は、一次電磁放射Pの一部を二次電磁放射Sに変換するように具体化されている。一次電磁放射Pの一部および二次電磁放射Sの一部が重ね合わされて、色空間内の出力色の点を有する混合放射Mが形成される。
放射放出コンポーネント8は、第1のセクション64および第2のセクション66を有するカバー要素62を備えている。このカバー要素62は、外面68および内面70を有する。カバー要素62の第1のセクション64の外面68の上には、吸収層または反射層72が配置されている。カバー要素62の第2のセクション66の面68,70には、吸収層または反射層72が存在しない。
反射層または吸収層72は、特に、カバー要素62の側面セクション74にも配置することができる。したがって、カバー要素62の側面セクション74と、カバー要素62の第1のセクション64のうちカバー要素62の第2のセクション66(図8を参照)に近い前面領域の部分とにおいて、光の透過を回避することが可能である。
カバー要素62の第2のセクション66(このセクションには吸収層及び/または反射層72が存在しない)は、図8に示したような適切な形状を有することができる。放射放出コンポーネント8が、例えば、自動車のヘッドライトに使用される目的である場合、光円錐は、第1のセクション64から第2のセクション66への移行部分において、程度の差はあるが暗から明に急激に遷移する。特に、カバー要素62の第2のセクション66は、2つの部分セクション66a,66bを有することができ、これらのセクション66a,66bの主延在方向は、互いに約150゜〜170゜の角度を形成するように相互に傾いている。この形態は、特に、カバー要素62の第2のセクション66が自動車のヘッドライト用のシャッター(shutter)要素として使用される目的である場合に有利であり、シャッター要素は非対称のロービームヘッドライトとして使用される目的であることが好ましい。
図7bは、放射放出コンポーネント8を示しており、カバー要素62の第2のセクション66の面68の上に反射防止層58が配置されている。この反射防止層58は、所定の波長の場合に、電磁混合放射Mの輪帯状光束の増大がほぼ最大である、面68,70の法線ベクトルNに対する視角アルファ、において放射放出コンポーネント8における反射が最小であるように、具体化されている。反射防止層58は、所定の波長の場合に、40゜〜50゜の間の視角アルファにおいて放射放出コンポーネント8における反射が最小であるように、具体化されていることが好ましい。反射防止層58が金属フッ化物または金属酸化物から形成されているならば、特に好ましい。この金属は、ハフニウム、ジルコニウム、アルミニウム、チタン、マグネシウムから成る群から選択されることが好ましい。
カバー要素62の第2のセクション66の面70の上には、色補正層48が配置されている。この色補正層48は、隣接して配置されている少なくとも2つの層50,51を有する。第1の層50は、第1の屈折率N_1を有する材料から成り、第2の層51は、第2の屈折率N_2を有する材料から成る。第1の屈折率N_1は、第2の屈折率N_2とは異なる。したがって、色空間における出力色の点が視角アルファに応じて設定されるように、これらの層を具体化することが可能である。特に、色補正層48は、複数の層50、51、52、53、54、55、56を有する積層体として具体化することができる(図9)。
カバー要素62の第2のセクション66の、互いに反対向きに位置する2つの面68,70の上には、反射防止層58および色補正層48が配置されている。したがって、カバー要素62の第2のセクション66は、反射防止層58および色補正層48の両方を保持する役割を果たすことができる。
ここまで、例示的な実施形態に基づいて本発明について説明したが、本発明はこれらの例示的な実施形態に制限されない。本発明は、任意の新規の特徴と、特徴の任意の組合せ(特に、請求項における特徴の任意の組合せを含む)を包含し、このことは、これらの特徴あるいは組合せ自体が請求項または例示的な実施形態に明示的に記載されていない場合であっても、あてはまるものとする。
本特許出願は、独国特許出願第102007045087.9号および独国特許出願第102008005344.9号の優先権を主張し、これらの文書の開示内容は、参照によって本出願に組み込まれるものとする。

Claims (15)

  1. 放射放出コンポーネント(8)であって、
    − 電磁放射(R)を放出するように具体化されている活性領域(12)を有する半導体積層体(10)と、
    − 半導体積層体(10)または光学要素(18,20)の少なくとも1つの面(14,15,16,17)であって、電磁放射(R)を透過させるように具体化されており、法線ベクトル(N)を有する、前記少なくとも1つの面(14,15,16,17)と、
    を備えており、
    所定の波長の場合に、前記電磁放射(R)の輪帯状光束の増大がほぼ最大である、前記面(14,15,16,17)の前記法線ベクトル(N)に対する視角(アルファ)、において前記放射放出コンポーネント(8)における反射が最小であるように、前記電磁放射(R)が通過する前記半導体積層体(10)または前記光学要素(18,20)の前記少なくとも1つの面(14,15,16,17)の上に、反射防止層(30)が配置および具体化されている、
    放射放出コンポーネント(8)。
  2. 前記反射防止層(30)が、
    前記所定の波長の場合に、前記法線ベクトル(N)に対する、30゜〜60゜の間、特に40゜〜50゜の間の前記視角(アルファ)、において前記放射放出コンポーネント(8)における反射が最小であるように、
    具体化されている、
    請求項1に記載の放射放出コンポーネント(8)。
  3. 前記半導体積層体(10)が上に配置されている基板(18)であって、前記半導体積層体(10)とは反対側の面(15)を有し、前記面(15)の上に前記反射防止層(30)が配置されている、前記基板(18)、
    を備えている、請求項1または請求項2に記載の放射放出コンポーネント(8)。
  4. 前記半導体積層体(10)から隔置されているカバープレート(20)であって、前記半導体積層体(10)に面している面(16)と、前記半導体積層体(10)とは反対側の面(17)とを有し、前記面(16,17)の少なくとも一方の上に前記反射防止層(30)が配置されている、前記カバープレート(20)、
    を備えている、請求項1から請求項3のいずれかに記載の放射放出コンポーネント(8)。
  5. 前記基板(18)が、ガラス、石英、プラスチックから成る群から選択される材料を含んでいる、請求項3または請求項4に記載の放射放出コンポーネント(8)。
  6. 放射放出コンポーネント(8)であって、
    − 一次電磁放射(P)を放出するように具体化されている活性領域(12)を有する半導体積層体(10)と、
    − 前記半導体積層体(10)に機械的に結合されている変換層(40)であって、前記一次電磁放射(P)の一部を二次電磁放射(S)に変換するように具体化されている蛍光体を含んでいる、前記変換層(40)と、
    を備えており、
    − 前記一次電磁放射(P)の一部が前記二次電磁放射(S)の一部と重ね合わされて、色空間における出力色の点を有する混合放射(M)が形成され、
    − 隣接して配置されている少なくとも2つの層(50,51)を有する色補正層(48)が、前記電磁混合放射(M)が通過する前記面(16,17,42)の少なくとも1つの上に配置されており、第1の層(50)が、第1の屈折率(N_1)を有する材料から成り、第2の層(51)が、第2の屈折率(N_2)を有する材料から成り、前記第1の屈折率(N_1)が前記第2の屈折率(N_2)とは異なっており、前記層(50,51)が、色空間における前記出力色の点が視角(アルファ)に応じて設定されるように、具体化されている、
    放射放出コンポーネント(8)。
  7. 前記色補正層(48)が、複数の層(50,51,52,53,54,55,56)を有する積層体として具体化されており、前記層(50,51,52,53,54,55,56)が、前記層のうちの各1つの層(50,51,52,53,54,55,56)に隣接する2つの層(50,51,52,53,54,55,56)の両方が、前記各1つの層(50,51,52,53,54,55,56)の屈折率よりも小さい、または大きい屈折率を有するように、配置されている、請求項6に記載の放射放出コンポーネント(8)。
  8. 前記色補正層(48)が前記変換層(40)の上に配置されている、請求項6または請求項7に記載の放射放出コンポーネント(8)。
  9. 前記変換層(40)の上に配置されているカバープレート(20)であって、前記変換層(40)とは反対側の面(17)を有し、前記面(17)の上に前記色補正層(48)が配置されている、前記カバープレート(20)、
    を備えている、請求項6または請求項7に記載の放射放出コンポーネント(8)。
  10. 前記変換層(40)から隔置されているカバープレート(20)、
    を備えており、
    前記カバープレート(20)が、前記半導体積層体(10)に面している面(16)と、前記半導体積層体(10)とは反対側の面(17)とを有し、カバープレート(20)の前記面(16,17)の少なくとも一方の上に前記色補正層(48)が配置されている、
    請求項6または請求項7に記載の放射放出コンポーネント(8)。
  11. 放射放出コンポーネント(8)であって、
    − 電磁放射(R)を放出するように具体化されている活性領域(12)を有する半導体積層体(10)と、
    − 面(68,70)を有するカバー要素(62)と、
    を備えており、
    前記カバー要素(62)の第1のセクション(64)には、前記面(68,70)の上に吸収層または反射層(72)が配置されており、前記カバー要素(62)の第2のセクション(66)には、前記面(68,70)の上に吸収層または反射層(72)が存在しない、
    放射放出コンポーネント(8)。
  12. 所定の波長の場合に、前記電磁放射(R)の輪帯状光束の増大がほぼ最大である、前記面(68,70)の法線ベクトル(N)に対する視角(アルファ)、特に、40゜〜50゜の間の範囲内の視角(アルファ)、において前記放射放出コンポーネント(8)における反射が最小であるように、前記カバー要素(62)の前記第2のセクション(66)の前記面(68,70)の一方の上に反射防止層(58)が配置および具体化されている、請求項11に記載の放射放出コンポーネント(8)。
  13. 前記電磁放射が一次電磁放射(P)であり、前記放射放出コンポーネント(8)が、前記積層体(10)に機械的に結合されている変換層(40)を備えており、前記変換層(40)が、前記一次電磁放射(P)の一部を二次電磁放射(S)に変換するように具体化されている蛍光体を有し、
    前記一次電磁放射(P)の一部が前記二次電磁放射(S)の一部と重ね合わされて、色空間における出力色の点を有する混合放射(M)が形成され、隣接して配置されている少なくとも2つの層を有する色補正層(48)が、前記カバー要素(62)の前記第2のセクション(66)の上に配置されており、第1の層(50)が、第1の屈折率(N_1)を有する材料から成り、第2の層(51)が、第2の屈折率(N_2)を有する材料から成り、前記第1の屈折率(N_1)が前記第2の屈折率(N_2)とは異なっており、前記層(50,51)が、色空間における前記出力色の点が前記面(68,70)の前記法線ベクトル(N)に対する前記視角(アルファ)に応じて設定されるように、具体化されている、
    請求項11または請求項12に記載の放射放出コンポーネント(8)。
  14. 前記色補正層(48)が、複数の層(50,51,52,53,54,55,56)を有する積層体として具体化されており、前記層(50,51,52,53,54,55,56)が、前記層のうちの各1つの層(50,51,52,53,54,55,56)に隣接する2つの層(50,51,52,53,54,55,56)の両方が、前記各1つの層(50,51,52,53,54,55,56)の屈折率よりも小さい、または大きい屈折率を有するように、配置されている、請求項13に記載の放射放出コンポーネント(8)。
  15. 前記反射防止層(58)と前記色補正層(48)とが、前記カバー要素(62)の前記第2のセクション(66)の互いに反対向きに位置する2つの面(68,70)の上に配置されている、請求項13または請求項14に記載の放射放出コンポーネント(8)。
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