JP2016095947A - 発光装置、バックライト装置及び表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】カラーフィルタを備えた表示パネルにおける色純度及び輝度の低下を招かない発光装置を提供する。
【解決手段】本発明の発光装置(100)は、光の入射角度に応じて光の透過率/反射率で示される波長特性が変る誘電体多層膜(103)と、白色発光LED(101)から誘電体多層膜(103)に入射される全ての光の入射角度を0°に設定する拡散レンズ(102)とを含んでいる。
【選択図】図1
【解決手段】本発明の発光装置(100)は、光の入射角度に応じて光の透過率/反射率で示される波長特性が変る誘電体多層膜(103)と、白色発光LED(101)から誘電体多層膜(103)に入射される全ての光の入射角度を0°に設定する拡散レンズ(102)とを含んでいる。
【選択図】図1
Description
本発明は、発光素子として白色光源を備えた発光装置、バックライト装置及び表示装置に関する。
現在、表示装置のバックライト光源には白色発光LEDやRGB−LEDなどの発光装置が用いられている。
図16に示すように、白色発光LED1000は、パッケージ1111内において、主にLEDチップ(近紫外〜青色チップ)1112と蛍光体1113を組み合わせた方式で白色光を作り出している。例えば青色チップに黄色蛍光体を組み合わせた擬似白色発光ダイオードや、緑蛍光体と赤蛍光体を用いた広演色白色発光ダイオードなどである。しかしながら、これらの白色発光LEDは、可視波長域のうち、ほぼ全波長域にわたって光が存在するため、色純度が低下するという欠点がある。
図17に白色発光LEDの発光スペクトル、図18に表示パネルのカラーフィルタのスペクトルを示す。図18から、例えばカラーフィルタのB領域(青領域:B−CF)を透過した光には青だけでなく緑領域の光が多量に含まれていることが分かる。また、カラーフィルタのG領域(緑領域:G−CF),R領域(赤領域:R−CF)を透過する光に関しても同様に他の波長の光が混ざるため、表示パネルにおける色純度が低下する。
一方、図19に示すRGB―LEDを用いたバックライト光源は、各色で独立した発光装置1000R、1000G、1000Bで構成されているので、図20に示すように、白色発光LEDに比べてシアンおよび黄色領域のスペクトルが少ないため、白色発光LEDの場合よりも表示パネルにおける色純度が向上する。しかしながら、RGB―LEDを用いたバックライト光源においても、R,G,Bそれぞれのカラーフィルタを透過してくる光には隣接する色の光がある程度含まれているため、表示パネルにおける色純度が低下する。
そこで、表示パネルにおける色純度を向上させるための手段として、バックライト光源中の特定の色光を取出す波長選択フィルタ(ダイクロイックフィルタなどの誘電体多層膜)を用いた技術が、例えば特許文献1,2に開示されている。
ところで、特許文献1には、光の入射角度が変化すると反射率が変換するという誘電体多層膜の性質を利用して、図21に示すように、誘電体多層膜からなるフィルタ2001の傾斜角度をバックライト光源2002の特性に応じて変えることで、表示パネルにおける色純度を向上させているバックライト装置2000が開示されている。
しかしながら、上記フィルタ2001は平面状であるため、バックライト光源2002からの光は誘電体多層膜からなるフィルタ2001に様々な角度(0°〜90°)で入射されることになる。このため、光がフィルタ2001における誘電体多層膜内を通る光路長が一定でなくなるため、透過率/反射率の波長特性が変化し、所望の光を取り出すことは困難である。また、特許文献2においても、誘電体保護膜(特許文献1のフィルタ2001に相当)は平面状であるため、特許文献1と同様に、所望の光を取り出すことは困難である。
従って、特許文献1,2では、所望の光を取り出すことが困難であるため、表示パネルにおける色純度の低下、輝度の低下を招来するという問題が生じる。
本発明は、上記の問題点に鑑みなされたものであって、カラーフィルタを備えた表示パネルにおける色純度及び輝度の低下を招かない発光装置、バックライト装置及び表示装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る発光装置は、白色光源と、上記白色光源の光出射側に配置され、光の入射角度に応じて光の透過率/反射率で示される波長特性が変る誘電体多層膜と、上記白色光源から上記誘電体多層膜に入射される光の入射角度を、当該誘電体多層膜を透過した光がカラーフィルタを透過した場合に隣接する色の波長同士が重なる範囲の波長の光がカットされる角度に設定する入射角度設定部材と、を含んでいることを特徴としている。
本発明の一態様に係る発光装置によれば、カラーフィルタを備えた表示パネルにおける色純度及び輝度の低下を招かないという効果を奏する。
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。本実施形態では、本発明の発光装置及びバックライト装置を備えた表示装置の一例として液晶表示装置について説明する。以降の実施形態においても、同様に、液晶表示装置について説明する。
以下、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。本実施形態では、本発明の発光装置及びバックライト装置を備えた表示装置の一例として液晶表示装置について説明する。以降の実施形態においても、同様に、液晶表示装置について説明する。
(液晶表示装置の概略説明)
図2は、液晶表示装置1の概略構成を示す図である。液晶表示装置1は、図2に示すように、液晶パネル10、液晶パネル10を背面から光を照射するバックライト装置20を含んでいる。
図2は、液晶表示装置1の概略構成を示す図である。液晶表示装置1は、図2に示すように、液晶パネル10、液晶パネル10を背面から光を照射するバックライト装置20を含んでいる。
液晶パネル10は、アクティブマトリクス基板11と、アクティブマトリクス基板11に対向配置された対向基板12とを含み、アクティブマトリクス基板11と対向基板12との間に液晶13が封入された構成となっている。対向基板12には、B領域(図示せず)、G領域(図示せず)、R領域(図示せず)が形成されたカラーフィルタ14が設けられている。
バックライト装置20は、液晶パネル10の背面直下に配置された複数の発光装置100と、これら発光装置100を収容したシャーシ21を含んだ直下型のバックライト装置である。シャーシ21は、液晶パネル10への光出射側に、複数枚の光学シート22が配されると共に、当該シャーシ21の内面に反射シート23が配された構成となっている。
(発光装置100の説明)
発光装置100は、図1に示すように、白色光源としての白色発光LED101、白色発光LED101の光出射面101a側に形成された拡散レンズ102、拡散レンズ102の白色発光LED101側の内面102aに形成された誘電体多層膜103を含んでいる。
発光装置100は、図1に示すように、白色光源としての白色発光LED101、白色発光LED101の光出射面101a側に形成された拡散レンズ102、拡散レンズ102の白色発光LED101側の内面102aに形成された誘電体多層膜103を含んでいる。
白色発光LED101は、パッケージ111内において、LEDチップ(近紫外〜青色チップ)112と蛍光体113を組み合わせた方式で白色光を作り出す一般的な白色発光LEDである。
拡散レンズ102は、白色発光LED101の光出射面101aから出射された光を拡散するためのレンズであり、白色発光LED101側に形成された支柱102bによってバックライト装置20内のシャーシ21に取り付けられている。この支柱102bにより、白色発光LED101と拡散レンズ102との間に隙間が形成され、白色発光LED101の熱を逃がすようになっている。
拡散レンズ102の内面102aは、白色発光LED101の光出射面101aから出射された光が入射される光入射部分であり、上記光出射面101aから出射された光が全て入射角度0°で入射される略凹状に形成されている。このように形成された内面102aに、誘電体多層膜103が蒸着される。誘電体多層膜103の内面102aへの蒸着方法としては、一般的な真空蒸着法が挙げられるが、他の蒸着方法であってもよい。
このように、拡散レンズ102の内面102aに蒸着された誘電体多層膜103は、当該拡散レンズ102の内面102aの表面形状に沿って形成される。従って、誘電体多層膜103には、内面102aと同様に、白色発光LED101の光出射面101aから出射される光が全て入射角度0°で誘電体多層膜103に入射される。つまり、拡散レンズ102は、誘電体多層膜103に入射される全ての光の入射角度を全て0°に設定する入射角度設定部材として機能している。
従って、白色発光LED101の光出射面101aから出射された光の誘電体多層膜103への入射角度は全て0°にすれば、誘電体多層膜103によって、白色発光LED101中の不要な波長の光をカットすることができる。これは、図3に示す誘電体多層膜103の透過率/反射率の波長特性を利用することで実現している。以下に、誘電体多層膜103の詳細について説明する。
(誘電体多層膜103)
図3は、誘電体多層膜103の透過スペクトルを示している。誘電体多層膜103は入射角度が大きくなると透過率/反射率の波長特性が短波長側にシフトするという性質をもつため、図3では、0°で入射した光(入射光)の透過スペクトル(実線)と45°で入射した光(入射光)の透過スペクトル(破線)は異なる。この図から、誘電体多層膜103への入射光の入射角度が全て0°であれば、不要な色の光をカットできていることが分かる。
図3は、誘電体多層膜103の透過スペクトルを示している。誘電体多層膜103は入射角度が大きくなると透過率/反射率の波長特性が短波長側にシフトするという性質をもつため、図3では、0°で入射した光(入射光)の透過スペクトル(実線)と45°で入射した光(入射光)の透過スペクトル(破線)は異なる。この図から、誘電体多層膜103への入射光の入射角度が全て0°であれば、不要な色の光をカットできていることが分かる。
以下に、誘電体多層膜103の詳細について説明する。
誘電体多層膜103は、高屈折率の誘電体膜と低屈折率の誘電体膜とを、光学膜厚がλ/4(λは放出する光の波長)になるように、交互に多数回積層して形成される。
ここで、高屈折率の誘電体膜としては、屈折率1.9以上の透明性酸化物膜や透明性窒化物膜が好ましく、また、硫化物膜またはセレン化化合物も透明性のものであれば好ましい。このような高屈折率誘電体膜の例としては、ZnO、ZrO2、HfO2、TiO2、Si3N4、BN、GaN、GaInN、AlN、Al2O3、ZnS、ZnSe、またはZnSSeなどからなる膜が好ましく挙げられる。また、これらを粉体にしてポリマー中に分散させて形成した膜を用いてもよい。
一方、低屈折率の誘電体膜としては、屈折率1.5以下の透明性の酸化物やフッ化物からなる膜、該酸化物やフッ化物を粉体にしてポリマー中に分散させて形成した膜、またはフッ素化ポリマー膜などを好ましく挙げることができる。具体的にはMgF2、CaF2、BaF2、NaAlF、もしくはSiOFなどからなる膜、これらの化合物を粉体にしてポリマー中に分散させて形成した膜、または、フッ素化ポリオレフィン、フッ素化ポリメタクリレート、もしくはフッ素化ポリイミドなどからなる膜が好適である。
(誘電体多層膜への入射光の入射角度の設定)
図4は、誘電体多層膜および白色発光LEDを用いた直下型バックライト装置を備えた液晶表示装置の概略を示している。ここで、図2に示す液晶表示装置1と異なるのは、誘電体多層膜の形成位置である。すなわち、図4に示すように、光学シート22の背面に、平面状の誘電体多層膜24が形成されている点で図2に示す液晶表示装置1と異なる。
図4は、誘電体多層膜および白色発光LEDを用いた直下型バックライト装置を備えた液晶表示装置の概略を示している。ここで、図2に示す液晶表示装置1と異なるのは、誘電体多層膜の形成位置である。すなわち、図4に示すように、光学シート22の背面に、平面状の誘電体多層膜24が形成されている点で図2に示す液晶表示装置1と異なる。
このように、平面状に誘電体多層膜24では、白色発光LED101からの光が様々な角度で誘電体多層膜に入射することになる。
例えば誘電体多層膜24に対して入射角度0°で透過/反射された光は、図5の(a)のように青・緑・赤の光に分離され、隣り合う色の光が各カラーフィルタを透過する量を減少させることができるため、液晶パネル10における色純度を向上させることができる。
しかしながら、例えば誘電体多層膜24に対して入射角度45°で透過/反射された光は、図5の(b)に示すように、青および緑領域のスペクトルが多量に減少しており、液晶パネル10における色純度および輝度が低下する。さらにはRGBのバランスが崩れて白色点がずれる可能性がある。
以上のことから、本実施形態では、白色発光LED101から出射された全ての光が、誘電体多層膜103に対して入射角度0°で入射するように内面102aを形成することが好ましいことが分かる。
(効果)
上記構成のバックライト装置20では、従来のように、平面状の誘電体多層膜を用いるのではなく、白色発光LED101からの光が全て入射角度0°で入射するように、拡散レンズ102の内面102aに蒸着された誘電体多層膜103を用いているので、当該白色発光LED101中の不要な波長の光をカットできる。つまり、バックライト装置20から液晶パネル10に出射される光は、不要な波長の光がカットされていることになる。
上記構成のバックライト装置20では、従来のように、平面状の誘電体多層膜を用いるのではなく、白色発光LED101からの光が全て入射角度0°で入射するように、拡散レンズ102の内面102aに蒸着された誘電体多層膜103を用いているので、当該白色発光LED101中の不要な波長の光をカットできる。つまり、バックライト装置20から液晶パネル10に出射される光は、不要な波長の光がカットされていることになる。
このように、誘電体多層膜103への光の入射角度が一定(本実施形態では0°)になることで、当該誘電体多層膜103の波長シフトが抑えられ、図5の(a)に示すように、理想的な波長特性を持ったバックライト光源を作りだすことができ、液晶パネル10における色純度及び輝度を向上させることができる。
ここで、液晶パネル10に含まれるカラーフィルタ14の各領域(B領域、G領域、R領域)は、一般に、図18に示すような透過特性を有している。すなわち、例えばカラーフィルタのB領域(青領域:B−CF)を透過した光には青だけでなく緑領域の光が多量に含まれていることが分かる。また、カラーフィルタのG領域(緑領域:G−CF),R領域(赤領域:R−CF)を透過する光に関しても同様に他の波長の光が含まれる。このため、バックライト装置から出射される光に、不要な波長の光がカットされずに残っていれば、カラーフィルタ14を透過した光は他の色が混ざった光りとなり、液晶表示装置における色純度が低下する。
これに対して、上記構成のバックライト装置20では、不要な波長の光がカットされた光りを液晶パネル10に出射するようになっているので、当該バックライト装置20から液晶パネル10に出射された光は、液晶パネル10のカラーフィルタ14の各色領域を透過しても、他の色の光が混ざらないため、所望とする色の光を取り出すことができる。よって、液晶パネル10における色純度及び輝度を向上させることができるという効果を奏する。
本実施形態では、白色光源として白色発光LED101を用いているが、液晶パネル10において、より色純度を向上させるためには、RGBの各色の発光LEDで構成されたRGB―LEDを白色光源として用いるのが好ましい。この例について以下に説明する。
〔変形例〕
ここでは、RGB―LEDを白色光源として用いた例について説明する。図6に示すような形態で赤色発光LED101Rを備えた赤色発光装置100R、緑色発光LED101Gを備えた緑色発光装置100G、青色発光LED101Bを備えた青色発光装置100Bを作成する。
ここでは、RGB―LEDを白色光源として用いた例について説明する。図6に示すような形態で赤色発光LED101Rを備えた赤色発光装置100R、緑色発光LED101Gを備えた緑色発光装置100G、青色発光LED101Bを備えた青色発光装置100Bを作成する。
赤色発光装置100R、緑色発光装置100G、青色発光装置100Bは、基本的に、図1に示す発光装置100と同じ構成であり、異なるのは、RGBの各色の発光LEDを備えていることと、各色用の誘電体多層膜を備えていることである。ここで、赤色用の誘電体多層膜103R、緑色用の誘電体多層膜103G、青色用の誘電体多層膜103Bは、それぞれ、図7に示すように、3種類(R光源用、G光源用、B光源用)の特性を有する誘電体多層膜をそれぞれ拡散レンズ102の光入射部分である内面102aに蒸着させて形成されている。
赤色発光装置100R、緑色発光装置100G、青色発光装置100Bにおいても、図1に示す発光装置100と同様に、各LEDから出射された全ての光が、各誘電体多層膜103に対して入射角度0°で入射するように形成されている。
従って、上記構成のRGB−LEDを白色光源として用いた場合、赤色発光装置100R、緑色発光装置100G、青色発光装置100Bそれぞれから出射される光には不要な色の光が含まれないので、液晶パネル10における色純度及び輝度をさらに向上させることができるという効果を奏する。
なお、図7に示した特性をもつ誘電体多層膜は、RGBの色毎の特性に合わせて作成するだけでよいので、RGBの特性を全て含んだ、図3に示した誘電体多層膜よりも比較的安価に作ることができるというメリットがある。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図8は、本実施形態に係る液晶表示装置2の概略構成を示している。図9は、図8に示す液晶表示装置2が備えている発光装置200の概略構成を示している。
液晶表示装置2は、図8に示すように、前記実施形態1の液晶表示装置1とほぼ同じ構成であり、発光装置100が発光装置200になっている点で異なっている。
発光装置200は、図9に示すように、白色発光LED101の光出射面101a上にドームレンズ202が形成され、当該ドームレンズ202の半球面状の光出射面202aに誘電体多層膜203が蒸着されている。ドームレンズ202は、白色発光LED101を中心として、当該白色発光LED101からの光を放射状に出射するようになっている。
ドームレンズ202の光出射面202aは、白色発光LED101から出射された光が出射される光出射部分であり、白色発光LED101から出射された光が全て出射角度0°で出射されるドーム形状に形成されている。このように形成された光出射面202aに、誘電体多層膜203が蒸着される。誘電体多層膜203の上記光出射面202aへの蒸着方法としては、一般的な真空蒸着法が挙げられるが、他の蒸着方法であってもよい。
このように、ドームレンズ202の光出射面202aに蒸着された誘電体多層膜203は、当該ドームレンズ202の光出射面202aの表面形状(球面状)に沿って形成される。従って、誘電体多層膜203には、ドームレンズ202の光出射面202aから出射角0°で出射される光が入射されるので、当該誘電体多層膜203に入射される全ての光の入射角度は0°となる。つまり、ドームレンズ202は、誘電体多層膜203に入射される全ての光の入射角度を全て0°に設定する入射角度設定部材として機能している。
従って、白色発光LED101の光出射面101aから出射された光の誘電体多層膜203への入射角度は全て0°にすれば、誘電体多層膜203によって、白色発光LED101中の不要な波長の光をカットすることができる。
このように、誘電体多層膜203への光の入射角度が一定(本実施形態では0°)になることで、当該誘電体多層膜203の波長シフトが抑えられ、図5の(a)に示すように、理想的な波長特性を持ったバックライト光源を作りだすことができ、液晶パネル10における色純度及び輝度を向上させることができる。
〔実施形態3〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図10は、本実施形態に係る液晶表示装置3の概略構成を示している。図11は、図10に示す液晶表示装置3が備えている発光装置300の概略構成を示している。
液晶表示装置3は、図10に示すように、前記実施形態1の液晶表示装置1とほぼ同じ構成であり、発光装置100が発光装置300になっている点で異なっている。
発光装置300は、図11に示すように、白色発光LED101の光出射面101a上に光を回折して出射するフレネルレンズ302が形成され、当該フレネルレンズ302の光出射面302aに誘電体多層膜303が蒸着されている。
フレネルレンズ302の光出射面302aは、白色発光LED101から出射された光が出射される光出射部分であり、白色発光LED101から出射された光が全て出射角度0°で出射される形状に形成されている。このように形成された光出射面302aに、誘電体多層膜303が蒸着される。誘電体多層膜303の光出射面302aへの蒸着方法としては、一般的な真空蒸着法が挙げられるが、他の蒸着方法であってもよい。
このように、フレネルレンズ302の光出射面302aに蒸着された誘電体多層膜303は、当該フレネルレンズ302の光出射面302aの表面形状に沿って形成される。従って、誘電体多層膜303には、フレネルレンズ302の光出射面302aから出射角0°で出射される光が入射されるので、当該誘電体多層膜303に入射される全ての光の入射角度は0°となる。つまり、フレネルレンズ302は、誘電体多層膜303に入射される全ての光の入射角度を全て0°に設定する入射角度設定部材として機能している。
従って、白色発光LED101の光出射面101aから出射された光の誘電体多層膜303への入射角度は全て0°にすれば、誘電体多層膜303によって、白色発光LED101中の不要な波長の光をカットすることができる。
このように、誘電体多層膜303への光の入射角度が一定(本実施形態では0°)になることで、当該誘電体多層膜303の波長シフトが抑えられ、図5の(a)に示すように、理想的な波長特性を持ったバックライト光源を作りだすことができ、液晶パネル10における色純度及び輝度を向上させることができる。
また、フレネルレンズ302は、前記実施形態2の発光装置200で用いたドームレンズ202よりも薄く形成しても、当該ドームレンズ202と同等の性能を発揮するため、発光装置300を発光装置200よりも薄型化できる。これにより、バックライト装置20を小さくすることができるので、液晶表示装置3の広演色化かつ薄型化を実現できる。
以上の実施形態1〜3では、何れも白色発光LEDから出射された全ての光が入射角度0°で誘電体多層膜に入射される例について説明したが、本発明では、誘電体多層膜への光の入射角度0°に限定する必要はなく、白色発光LEDから出射された光が誘電体多層膜に対して一定の角度で入射するようにすれば、所望の波長特性を有する発光装置を実現することができる。つまり、誘電体多層膜に入射される光の入射角度が一定になることで、当該誘電体多層膜の波長シフトが抑えられ、図5の(a)のような理想的な波長特性を持った発光装置を作りだすことができる。これにより、液晶表示装置のカラーフィルタを透過する500nm付近の光および600nm付近の光りの光量を減らすことができ、RGB各カラーフィルタを透過する光に隣接する色の光が混ざることを防ぐことができるため、色純度を向上させることができる。
なお、誘電体多層膜への全ての光の入射角度を一定(同一角度)にしなくても、ある程度の幅を持たせてもある程度の色純度向上効果を得ることができる。つまり、誘電体多層膜への全ての光の入射角度を、当該誘電体多層膜を透過した光がカラーフィルタを透過した場合に隣接する色同士が重なる範囲の波長の光がカットされる角度にすればよい。この条件に基づいて入射角度の許容範囲を定め、バックライト光源である発光装置からの光がその許容角度範囲内で誘電体多層膜に入射するようなレンズ(多面体レンズ)に当該誘電体多層膜を蒸着させるようにすればよい。
以下の実施形態4では、入射角度にある程度の幅を持たせた場合の例について説明する。
〔実施形態4〕
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
本発明の他の実施形態について説明すれば、以下のとおりである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図12は、本実施形態に係る液晶表示装置4の概略構成を示している。図13の(a)(b)は、図12に示す液晶表示装置4が備えている発光装置400の概略構成を示している。
液晶表示装置4は、図12に示すように、前記実施形態1の液晶表示装置1とほぼ同じ構成であり、発光装置100が発光装置400になっている点で異なっている。
発光装置400は、図13の(a)(b)に示すように、白色発光LED101の光出射面101a上に光を多面的に出射する多面体レンズ402が形成され、当該多面体レンズ402の光出射面402aに誘電体多層膜403が蒸着されている。ここで、多面体レンズ402は、前記実施形態2で説明したドームレンズ202の表面を多面に形成したものであり、機能としては、ドームレンズ202と同様に、白色発光LED101からの光を放射状に出射するようになっている。
多面体レンズ402の光出射面402aは、白色発光LED101から出射された光が出射される光出射部分であり、図13の(b)に示すように、白色発光LED101から出射された光が0°〜10°(入射角度の許容範囲)で出射される形状に形成されている。このように形成された多面体レンズ402の光出射面402aに、誘電体多層膜303が蒸着される。誘電体多層膜303の光出射面302aへの蒸着方法としては、一般的な真空蒸着法が挙げられるが、他の蒸着方法であってもよい。
多面体レンズ402の光出射面402aに蒸着された誘電体多層膜403は、当該多面体レンズ402の光出射面402aの表面形状(多面体状)に沿って形成される。これにより、多面体レンズ402の光出射面402aに蒸着された誘電体多層膜403に対しても、当該多面体レンズ402の光出射面402aから出射される光の入射角度は0°〜10°となる。これにより、白色発光LED101中の不要な波長の光をカットすることができる。
このように、誘電体多層膜403への光の入射角度が一定の範囲(本実施形態では0°〜10°)になることで、当該誘電体多層膜403の波長シフトが抑えられ、図5の(a)に示すように、理想的な波長特性を持ったバックライト光源を作りだすことができ、液晶パネル10における色純度及び輝度を向上させることができる。
(入射角度の許容範囲)
ここで、上記入射角度の許容範囲について説明する。図14は、図13に示す誘電体多層膜403の透過スペクトルを示す。図15は、図13に示す誘電体多層膜403の入射角度0°〜10°の入射光のスペクトルを示す。
ここで、上記入射角度の許容範囲について説明する。図14は、図13に示す誘電体多層膜403の透過スペクトルを示す。図15は、図13に示す誘電体多層膜403の入射角度0°〜10°の入射光のスペクトルを示す。
すなわち、誘電体多層膜403の光の入射角度0°〜10°における角度依存性が、図14に示す透過スペクトルの場合、得られるバックライト光源スペクトルは誘電体多層膜403を入射角度0°〜10°の範囲で透過してきた光の合成であるため、図15に示すような入射光のスペクトルとなる。これにより、RGBに分離されたバックライト光源である発光装置400を作りだすことができる。
なお、本実施形態では、入射角度の許容範囲を0°〜10°としたが、これに限定されるものではなく、入射角度の許容範囲を、色温度や色度の許容範囲から決める方法や、カラーフィルタを透過した場合に、隣接する色同士が重なる範囲の波長の光をカットできる範囲に入射角度を設定するといった方法等が考えられる。
また、本実施形態においても、白色発光LED101の代わりに、RGB−LEDやその他のLEDを用いても同様の効果を奏する。
以上、実施形態1〜4は、全て直下型のバックライト装置の例について説明したが、これに限定されるものではなく、エッジライト方式のバックライト装置やその他の方式のバックライト装置であっても同様の効果を奏する。
また、実施形態1〜4では、白色光源として、白色発光LED、RGB−LEDを用いた例について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、補色関係にある2色のLEDを用いた場合や、マルチチップLEDを用いてもよく。何れも、白色発光LEDと同様に、波長特性に合わせて設計した誘電体多層膜を用いることで、液晶パネル(カラーフィルタを備えた表示パネル)における色純度及び輝度を向上させるバックライト光源を作りだすことができる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係る発光装置は、白色光源(白色発光LED101)と、上記白色光源の光出射(光出射面101a)側に配置され、光の入射角度に応じて光の透過率/反射率で示される波長特性が変る誘電体多層膜(103,203,303,403)と、上記白色光源から上記誘電体多層膜に入射される光の入射角度を、当該誘電体多層膜を透過した光がカラーフィルタ14を透過した場合に隣接する色の波長同士が重なる範囲の波長の光がカットされる角度に設定する入射角度設定部材(拡散レンズ102、ドームレンズ202、フレネルレンズ302、多面体レンズ402)と、を備えている。
本発明の態様1に係る発光装置は、白色光源(白色発光LED101)と、上記白色光源の光出射(光出射面101a)側に配置され、光の入射角度に応じて光の透過率/反射率で示される波長特性が変る誘電体多層膜(103,203,303,403)と、上記白色光源から上記誘電体多層膜に入射される光の入射角度を、当該誘電体多層膜を透過した光がカラーフィルタ14を透過した場合に隣接する色の波長同士が重なる範囲の波長の光がカットされる角度に設定する入射角度設定部材(拡散レンズ102、ドームレンズ202、フレネルレンズ302、多面体レンズ402)と、を備えている。
上記構成によれば、白色光源から誘電体多層膜に入射される光の入射角度を、当該誘電体多層膜を透過した光がカラーフィルタを透過した場合に隣接する色の波長同士が重なる範囲の波長の光がカットされる角度に設定することで、誘電体多層膜において所望の光の透過スペクトルを得ることができる。
このように、誘電体多層膜において所望の光の透過スペクトルを得るようにすることで、隣接する色の光を含まないように各色の光を分離することができる。従って、誘電体多層膜を透過して、さらにカラーフィルタを透過した光には、隣接する色の光がほとんど含まれないため、カラーフィルタを備えた表示パネルにおける色純度及び輝度を向上させることができるという効果を奏する。
本発明の態様2に係る発光装置は、上記態様1において、上記入射角度設定部材(拡散レンズ102、ドームレンズ202、フレネルレンズ302、多面体レンズ402)は、上記誘電体多層膜(103,203,303,403)に入射される全ての光の入射角度を、同一角度に設定してもよい。
上記構成によれば、誘電体多層膜に入射される全ての光の入射角度が、同一角度に設定されることで、光が誘電体多層膜を透過する際の全ての光路長を一定にすることが可能となる。これにより、誘電体多層膜の透過率/反射率の波長特性は変化しないので、所望の光の透過スペクトルを得ることができる。
本発明の態様3に係る発光装置は、上記態様2において、上記入射角度設定部材(拡散レンズ102、ドームレンズ202、フレネルレンズ302、多面体レンズ402)は、上記誘電体多層膜(103,203,303,403)に入射される全ての光の入射角度を、0°に設定してもよい。
上記構成によれば、誘電体多層膜に入射される全ての光の入射角度が、0°に設定されることで、誘電体多層膜において所望の光の透過スペクトルを確実に得ることができ、この結果、隣接する色の光を含まないように各色の光を分離することができる。従って、誘電体多層膜を透過して、さらにカラーフィルタを透過した光には、隣接する色の光が含まれないため、カラーフィルタを備えた表示パネルにおける色純度及び輝度をさらに向上させることができるという効果を奏する。
上記入射角度設定部材としては、以下に示す部材がある。
本発明の態様4に係る発光装置は、上記態様1〜3の何れか1態様において、上記入射角度設定部材は、上記白色光源(白色発光LED101)の光出射面101a側に設けられ、当該光出射面から出射された光を拡散する拡散レンズ102であり、上記拡散レンズの光入射面(内面102a)に、上記誘電体多層膜(103)が形成されていてもよい。
本発明の態様5に係る発光装置は、上記態様1〜3の何れか1態様において、上記入射角度設定部材は、上記白色光源(白色発光LED101)の光出射面101a側に設けられ、当該光出射面から出射された光を放射状に射出するドームレンズ202であり、上記ドームレンズの光出射面202aに、上記誘電体多層膜(203)が形成されていてもよい。
本発明の態様6に係る発光装置は、上記態様1〜3の何れか1態様において、上記入射角度設定部材は、上記白色光源(白色発光LED101)の光出射面101a側に設けられ、当該光出射面から出射された光を回折して射出するフレネルレンズ302であり、上記フレネルレンズの光出射面302aに、上記誘電体多層膜(303)が形成されていてもよい。
本発明の態様7に係る発光装置は、上記態様1〜3の何れか1態様において、上記入射角度設定部材は、上記白色光源(白色発光LED101)の光出射面101a側に設けられ、当該光出射面から出射された光を多面的に射出する多面体レンズ402であり、上記多面体レンズの光出射面402aに、上記誘電体多層膜(403)が形成されていてもよい。
本発明の態様8に係るバックライト装置は、上記態様1〜7の何れか1態様に記載の発光装置を備えている。
上記構成によれば、誘電体多層膜を透過した光がカラーフィルタを透過した光には、隣接する色の光が含まれないため、色純度が向上するバックライト装置を実現できる。
本発明の態様9に係る表示装置は、表示パネル(液晶パネル10)と、表示パネルの背面から光を照射する、上記態様8に記載のバックライト装置20と、を備えている。
上記構成によれば、色純度及び輝度が向上した液晶表示を行うことができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
本発明は、カラーフィルタを備えた表示パネルのバックライト光源を構成する発光装置に利用することができる。
1 液晶表示装置
2 液晶表示装置
3 液晶表示装置
4 液晶表示装置
10 液晶パネル
11 アクティブマトリクス基板
12 対向基板
13 液晶
14 カラーフィルタ
20 バックライト装置
21 シャーシ
22 光学シート
23 反射シート
24 誘電体多層膜
100 発光装置
100B 青色発光装置
100G 緑色発光装置
100R 赤色発光装置
101a 光出射面
102 拡散レンズ
102a 内面(光入射面)
102b 支柱
103 誘電体多層膜
103B 誘電体多層膜
103G 誘電体多層膜
103R 誘電体多層膜
111 パッケージ
112 LEDチップ
113 蛍光体
200 発光装置
202 ドームレンズ
202a 光出射面
203 誘電体多層膜
300 発光装置
302 フレネルレンズ
302a 光出射面
303 誘電体多層膜
400 発光装置
402 多面体レンズ
402a 光出射面
403 誘電体多層膜
2 液晶表示装置
3 液晶表示装置
4 液晶表示装置
10 液晶パネル
11 アクティブマトリクス基板
12 対向基板
13 液晶
14 カラーフィルタ
20 バックライト装置
21 シャーシ
22 光学シート
23 反射シート
24 誘電体多層膜
100 発光装置
100B 青色発光装置
100G 緑色発光装置
100R 赤色発光装置
101a 光出射面
102 拡散レンズ
102a 内面(光入射面)
102b 支柱
103 誘電体多層膜
103B 誘電体多層膜
103G 誘電体多層膜
103R 誘電体多層膜
111 パッケージ
112 LEDチップ
113 蛍光体
200 発光装置
202 ドームレンズ
202a 光出射面
203 誘電体多層膜
300 発光装置
302 フレネルレンズ
302a 光出射面
303 誘電体多層膜
400 発光装置
402 多面体レンズ
402a 光出射面
403 誘電体多層膜
Claims (9)
- 白色光源と、
上記白色光源の光出射側に配置され、光の入射角度に応じて光の透過率/反射率で示される波長特性が変る誘電体多層膜と、
上記白色光源から上記誘電体多層膜に入射される光の入射角度を、当該誘電体多層膜を透過した光がカラーフィルタを透過した場合に隣接する色の波長同士が重なる範囲の波長の光がカットされる角度に設定する入射角度設定部材と、
を含んでいることを特徴とする発光装置。 - 上記入射角度設定部材は、
上記誘電体多層膜に入射される全ての光の入射角度を、同一角度に設定することを特徴とする請求項1に記載の発光装置。 - 上記入射角度設定部材は、
上記誘電体多層膜に入射される全ての光の入射角度を、0°に設定することを特徴とする請求項2に記載の発光装置。 - 上記入射角度設定部材は、上記白色光源の光出射面側に設けられ、当該光出射面から出射された光を拡散する拡散レンズであり、
上記拡散レンズの光入射面に、誘電体多層膜が形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の発光装置。 - 上記入射角度設定部材は、上記白色光源の光出射面側に設けられ、当該光出射面から出射された光を放射状に出射するドームレンズであり、
上記ドームレンズの光出射面に、誘電体多層膜が形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の発光装置。 - 上記入射角度設定部材は、上記白色光源の光出射面側に設けられ、当該光出射面から出射された光を回折して出射するフレネルレンズであり、
上記フレネルレンズの光出射面に、上記誘電体多層膜が形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の発光装置。 - 上記入射角度設定部材は、上記白色光源の光出射面側に設けられ、当該光出射面から出射された光を多面的に出射する多面体レンズであり、
上記多面体レンズの光出射面に、上記誘電体多層膜が形成されていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の発光装置。 - 請求項1〜7の何れか1項に記載の発光装置を備えたバックライト装置。
- 表示パネルと、
表示パネルの背面から光を照射する請求項8に記載のバックライト装置と、
を備えた表示装置。
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WO2019148449A1 (zh) * | 2018-02-02 | 2019-08-08 | 深圳市瑞丰光电子股份有限公司 | 一种led封装结构 |
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-
2014
- 2014-11-12 JP JP2014230162A patent/JP2016095947A/ja active Pending
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