JP2008278724A - プロテクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】取り付け作業の効率を良くすることが可能なプロテクタを提供する。
【解決手段】組み付けられると筒状をなす一対の半割部材20,40からなるプロテクタ10であって、そのうち一方の半割部材20には、他方の半割部材40との当接縁23よりも突出して前記コルゲートチューブ80A,80Bの両側で立ち上がる一対の仮固定リブ26A,26Bが設けられ、前記一対の仮固定リブ26A,26Bは、前記コルゲートチューブ80A,80Bの溝部81A,81Bに差し込み可能な形状に形成されるとともに、前記一対の仮固定リブ26A,26Bの立ち上がり端部27A,27Bは、前記コルゲートチューブ80A,80Bの溝部81A,81Bに沿って互いに近付く向きに屈曲した形状とされている。
【選択図】図1

Description

本発明は、コルゲートチューブを保持可能なプロテクタに関する。
従来、コルゲートチューブを保持可能なプロテクタとして、例えば特許文献1に記載のものが知られている。このプロテクタは、電線の束の分岐部分に取り付けられるものであり、電線の幹線を覆う幹線部と、電線の支線を覆う支線部とが略T字形をなして形成されている。プロテクタは、ヒンジ部で連結された一対の半割部材からなり、電線を覆うコルゲートチューブを間に挟んで取り付けられる。コルゲートチューブは、プロテクタの端縁から電線を覆って突出した状態になるようプロテクタの所定位置に保持され、電線がプロテクタの端縁に接触して損傷等することを防止している。
特開平9−294320公報
上記のようなプロテクタの取り付けの際には、まず、一対の半割部材を開いた状態に保持し、その開いた半割部材のうち一方の半割部材を、電線の幹線に装着した幹線用コルゲートチューブに宛がう。このとき、幹線用コルゲートチューブの両端部が一方の半割部材の幹線部の両端縁から突出するように位置あわせする。次いで、幹線用コルゲートチューブから引き出された電線の支線に、支線用コルゲートチューブを嵌め付け、この支線用コルゲートチューブに一方の半割部材の支線部を宛がった状態にする。そして、支線用コルゲートチューブと幹線用コルゲートチューブとが一方の半割部材の所定位置からずれないよう手で押さえつつ、他方の半割部材を一方の半割部材側に被せていき、両半割部材を閉じた状態にする。
このように、プロテクタを取り付ける際には、半割部材と幹線用コルゲートチューブと支線用コルゲートチューブとを互いの位置がずれないよう手で押さえつつ作業を行わなければならないので、手間がかかって作業効率が良くないという問題がある。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、取り付け作業の効率を良くすることが可能なプロテクタを提供することを目的とする。
本発明は、組み付けられると筒状をなす一対の半割部材からなり、電線を覆うコルゲートチューブを前記半割部材の間に挟んで保持するプロテクタであって、前記一対の半割部材のうち一方の半割部材には、他方の半割部材との当接縁よりも突出して前記コルゲートチューブの両側で立ち上がる一対の仮固定リブが設けられ、前記一対の仮固定リブは、前記コルゲートチューブの溝部に差し込み可能な形状に形成されるとともに、前記一対の仮固定リブの立ち上がり端部は、前記コルゲートチューブの溝部に沿って互いに近付く向きに屈曲した形状とされていることを特徴とする。
このようなプロテクタによれば、組み付けの際、コルゲートチューブは一対の仮固定リブの間に装着されて側方への位置のずれが規制されるとともに、一対の仮固定リブが溝部に差し込まれることにより軸方向の位置のずれが規制され、互いに近付く向きに屈曲した立ち上がり端部によって他方の半割部材からの浮き上がりが防止される。したがって、プロテクタを取り付ける際、コルゲートチューブを一方の半割部材に対して位置ずれしないように手で押さえる必要がなくなり、もってプロテクタの取り付け作業の効率を良くすることができる。
前記仮固定リブのうち前記立ち上がり端部とは反対側の根元側の端部には、軸線が前記半割部材の軸方向に沿う支持軸部が設けられ、前記仮固定リブは前記支持軸部を介して前記一方の半割部材の周壁と連設されているものとすることができる。
このような構成により、仮固定リブは支持軸部の軸線を中心に互いに開閉方向に弾性変形可能となるから、コルゲートチューブを仮固定リブの間に差し入れると、一対の仮固定リブは弾性的に拡開し、コルゲートチューブは所定の位置に装着されると仮固定リブの弾性復元力により保持される。
また、前記一対の半割部材の周壁のうち前記仮固定リブと対応する位置には、前記仮固定リブが前記半割部材の周壁を貫通することを許容する開口窓が開口されているものとすることができる。
これにより、径の大きなコルゲートチューブが装着されて仮固定リブが拡開した状態でも、その拡開した仮固定リブを開口窓に差し込みつつ両半割部材を組み付けることができる。したがって、径寸法の異なるコルゲートチューブであっても、それぞれ仮固定リブに装着して取り付け作業を効率良く行うことができる。
さらに、前記半割部材には、前記仮固定リブより前記半割部材の径方向外側に配されて、同仮固定リブの前記径方向外側への所定量以上の変位を規制する変位規制部が設けられているものとすることができる。
このような構成により、変位規制部によって仮固定リブの過度な拡開変形が規制され、仮固定リブとコルゲートチューブとの係合が外れてしまうことを防止できる。
前記一対の半割部材はヒンジ部を介して連結されるとともに、両半割部材間にはこれらを開き方向に付勢する弾性連結片が設けられているものとすることができる。
このような構成によれば、手で押さえていなくても両半割部材が開いた状態に保持されるから、プロテクタの取り付け作業の効率を良くすることができる。
前記仮固定リブが設けられた前記一方の半割部材には、前記当接縁よりも前記他方の半割部材との組み付け方向へ突出する形状をなし、前記電線のうち前記コルゲートチューブから露出した部分の前記半割部材の外側へのはみ出しを防止する電線はみ出し防止部が立ち上げられているものとすることができる。
このような構成によれば、電線は一方の半割部材からはみ出さない状態で保持されるから、取り付け作業の効率を良くすることができる。
前記一対の半割部材は前記電線の分岐部分に取り付けられるものであり、前記電線の幹線に被さる幹線部と、前記電線の支線に被さる支線部とが一体に形成されてなるものとすることができる。
また、前記幹線部の両端部は、前記電線の幹線を覆う幹線用コルゲートチューブをそれぞれ保持する幹線用チューブ保持部とされ、前記支線部のうち前記幹線部に連設されている側とは反対側の端部は、前記電線の支線を覆う支線用コルゲートチューブを保持する支線用チューブ保持部とされているものとすることができる。
前記仮固定リブは、前記幹線用チューブ保持部および前記支線用チューブ保持部に一対ずつ設けられているものとすることができる。
このような構成によれば、全てのコルゲートチューブが仮固定リブによって位置ずれなく保持されるから、それらの位置ずれを防ぐために手で押さえる場合に比べて作業の効率を良くすることができる。
前記仮固定リブが設けられた前記一方の半割部材のうち前記幹線部と前記支線部との間の角部には、前記他方の半割部材との当接縁よりも同他方の半割部材との組み付け方向へ突出する形状をなし、前記電線のうち前記幹線用コルゲートチューブおよび前記支線用コルゲートチューブから露出した部分の前記半割部材の外側へのはみ出しを防止する電線はみ出し防止部が立ち上げられているものとすることができる。
このような構成によれば、電線のうち幹線から支線への屈曲部分は、電線はみ出し防止部によって一方の半割部材からはみ出さない状態で保持される。
前記電線はみ出し防止部は前記一方の半割部材の前記当接縁から立ち上がる形状とされ、前記他方の半割部材の周壁のうち前記電線はみ出し防止部に対応する部分には、前記電線はみ出し防止部が嵌合可能な形状をなす嵌合凹部が形成されているものとすることができる。
このような構成によれば、電線はみ出し防止部は嵌合凹部に嵌合し、半割部材の周壁から内外方向に突出することなく組み付けられる。
前記一対の半割部材には、この一対の半割部材を組み付け状態に保持するロック部が設けられ、このロック部は前記幹線用チューブ保持部と前記支線用チューブ保持部とにそれぞれ設けられているものとすることができる。
そして、前記ロック部は、前記幹線用チューブ保持部と前記支線用チューブ保持部とにおける前記仮固定リブよりも端側の位置に配されているものとすることができる。
また、前記仮固定リブが設けられた前記一方の半割部材の内周面には、前記仮固定リブとは別に、前記コルゲートチューブの溝部に差し込み可能なリブが設けられているものとすることができる。
本発明によれば、取り付け作業の効率を良くすることが可能なプロテクタを提供することが可能となる。
以下、本発明の実施形態を図1〜図8によって説明する。本実施形態におけるプロテクタ10は、図示しない電線の束の分岐部分に取り付けられるものであって、電線の幹線を覆って保護する幹線用コルゲートチューブ80Aと、電線の支線を覆って保護する支線用コルゲートチューブ80Bとを保持可能なものとされている。幹線用コルゲートチューブ80Aおよび支線用コルゲートチューブ80Bは、いずれも蛇腹状の円筒形状をなし、電線の束を一括して包囲するものである。なお、本実施形態においては、支線用コルゲートチューブ80Bは、幹線用コルゲートチューブ80Aよりも径寸法の小さいものが使用される。
プロテクタ10は合成樹脂からなり、図2に示すように、電線の束の幹線に被さって幹線用コルゲートチューブ80Aを保持可能な幹線部11と、電線の束から分岐した支線に被さって支線用コルゲートチューブ80Bを保持可能な支線部12とが一体に形成されてなるものである。幹線部11および支線部12は、それぞれ幹線用コルゲートチューブ80Aおよび支線用コルゲートチューブ80Bを内嵌可能な円筒状をなしている。プロテクタ10は、幹線部11に対して支線部12が略直角方向に分岐した形態の略T字形とされ、幹線部11側から支線部12側へ電線を挿通可能に連設されている。
幹線部11の内径寸法は、幹線用コルゲートチューブ80Aの外径寸法にほぼ等しい寸法とされ、支線部12の内径寸法は、支線用コルゲートチューブ80Bの外径寸法に対して一回り大きい、若干余裕のある寸法とされている(図1参照)。
幹線部11の軸方向両端部は、幹線用コルゲートチューブ80Aをそれぞれ保持する幹線用チューブ保持部13とされ、支線部12の軸方向両端部のうち幹線部11に連設されている側とは反対側の端部は、支線用コルゲートチューブ80Bを保持する支線用チューブ保持部14とされている。
幹線用チューブ保持部13および支線用チューブ保持部14には、幹線用コルゲートチューブ80Aおよび支線用コルゲートチューブ80Bがそれぞれその軸方向の一端側をプロテクタ10の外側に突出させた状態で保持される。これにより、電線の幹線および支線のうちプロテクタ10の端縁に対応する部分はそれぞれ幹線用コルゲートチューブ80Aまたは支線用コルゲートチューブ80Bで覆われた状態になり、電線がプロテクタ10の端縁に接触して損傷等することが防止される。
このプロテクタ10は、ヒンジ部60を介して連結された一対の半割部材(第一半割部材20および第二半割部材40)からなるものであり、幹線用コルゲートチューブ80Aおよび支線用コルゲートチューブ80Bはそれぞれ両半割部材20,40の間に挟まれて保持される。以下、各半割部材20,40の構造については、各半割部材20,40において電線を収容する側(互いに対向する側)を内側、その反対側を外側として説明する。
第一半割部材20および第二半割部材40は、図3に示すように、全体として同形状をなし、幹線部11を構成する第一幹線部20Aおよび第二幹線部40Aと、支線部12を構成する第一支線部20Bおよび第二支線部40Bとがそれぞれ略T字形状に連設されている。なお、第一幹線部20A、第二幹線部40A、第一支線部20B、第二支線部40Bは、いずれも半筒状をなしている。
第一半割部材20のうち第一幹線部20Aと第一支線部20Bとの間の両角部には、電線はみ出し防止部21がそれぞれ立ち上げられている。各電線はみ出し防止部21は、第一半割部材20の周壁(以後、第一周壁22と称する)のうち第二半割部材40との当接縁(以後、第一当接縁23と称する)から、第二半割部材40との組み付け方向へ突出している。電線はみ出し防止部21の内外方向の厚さ寸法は、第一周壁22の厚さ寸法と等しい寸法とされ、その内外両面は第一周壁22の内外両面と面一となっている。また、電線はみ出し防止部21は、第一周壁22の内外方向から見ると、若干幅方向に長い略長方形をなしている。そして、一対の電線はみ出し防止部21の互いに対向する側の面(第一支線部20Bに臨む側の面)は、第一支線部20Bの軸方向に沿って略平行な面とされ、電線の分岐方向に沿っている(図4参照)。
第一半割部材20のうち幹線用チューブ保持部13を構成する第一幹線用チューブ保持部24A、および支線用チューブ保持部14を構成する第一支線用チューブ保持部24Bには、幹線用コルゲートチューブ80Aおよび支線用コルゲートチューブ80Bの溝部81A,81Bに差し込み可能なリブ25A,25Bがそれぞれ設けられている。各リブ25A,25Bは、周方向に延びる形状をなして第一幹線用チューブ保持部24Aおよび第一支線用チューブ保持部24Bの周方向ほぼ中央位置に配されるとともに、軸方向に所定間隔(コルゲートチューブ80A,80Bの溝部81A,81Bの間隔に対応した間隔)を空けて第一幹線用チューブ保持部24Aおよび第一支線用チューブ保持部24Bごとに3条ずつ設けられている。各リブ25A,25Bの内側縁(突出端縁)は、各コルゲートチューブ80の溝部81A,81Bの底面に沿うような弧状をなし、また溝部81A,81Bの側面の傾斜に沿うように、厚さ寸法(軸方向寸法)が内側縁に向かって少しずつ小さくなる形状とされている。
第一幹線用チューブ保持部24Aおよび第一支線用チューブ保持部24Bには、第二半割部材40との当接縁よりも突出してコルゲートチューブ80A,80Bの両側でそれぞれ立ち上がる仮固定リブ26A,26Bが一対ずつ設けられている。各仮固定リブ26A,26Bは、3条のリブ25A,25Bのうち真中に配されたリブ25A,25Bの両側に位置している。
第一幹線用チューブ保持部24Aに設けられる幹線用仮固定リブ26Aと、第一支線用チューブ保持部24Bに設けられる支線用仮固定リブ26Bとはほぼ同じ形状で、支線用仮固定リブ26Bが幹線用仮固定リブ26Aよりも一回り小さいものとされている。
仮固定リブ26A,26Bは、それぞれコルゲートチューブ80A,80Bの溝部81A,81Bに差し込み可能な形状をなして第一幹線用チューブ保持部24Aおよび第一支線用チューブ保持部24Bの第一周壁22から内側および上側に突出する形状をなしている。各仮固定リブ26A,26Bはそれぞれ板面が電線の挿通方向(コルゲートチューブ80A,80Bの軸線方向)に対して略直角方向をなす板状とされている。
一対の仮固定リブ26A,26Bの立ち上がり端部27A,27Bは、図6に示すように、各コルゲートチューブ80の溝部81A,81Bに沿って互いに近付く向きに屈曲した形状とされている。一対の仮固定リブ26A,26Bの互いに向き合う側の端縁である対向端縁28A,28Bは、下端(仮固定リブ26A,26Bの根元端)からその立ち上がり方向ほぼ中央位置までは直線状をなし、それよりも上側の部分は互いに近付く向きの弧状をなしている。なお、コルゲートチューブ80A,80Bが保持されていない状態では、各仮固定リブ26A,26Bの対向端縁28A,28Bの直線部分同士は、略平行に配される。
また、一対の立ち上がり端部27A,27Bのうち、互いに対向する部分の上側部分は上方から下方へ向かって互いに接近方向に傾斜する誘導テーパ部31A,31Bとされている。誘導テーパ部31A,31Bよりも下側の部分は、各コルゲートチューブ80を未装着の状態では、互いに略平行をなす挿通部32A,32Bとされている。
なお、各仮固定リブ26A,26Bのうち対向端縁28A,28Bに沿う対向縁部29A,29Bは、コルゲートチューブ80A,80Bの溝部81A,81Bの形状にあわせて、対向端縁28A,28Bに向かって少しずつ板厚寸法が小さくなる形状とされている(図3参照)。
第一半割部材20の第一周壁22のうち仮固定リブ26A,26Bの両側には、スリット33A,33Bが一対ずつ形成されている。各スリット33A,33Bは、第一当接縁23から周方向に細長く切り欠かれた形状をなしている。第一周壁22のうち一対のスリット33A,33Bに挟まれた部分は、仮固定リブ26A,26Bと一体に形成された一体壁34A,34Bとされている。一体壁34A,34Bは、仮固定リブ26A,26Bの外側縁に沿って設けられ、その上端縁の高さ位置は第一当接縁23の高さ位置とほぼ等しい位置となっている(図5参照)。
また、第一周壁22のうち各仮固定リブ26A,26Bの根元の近傍には、開口部35A,35Bが設けられている。開口部35A,35Bは、3つずつ並んだリブ25A,25Bのうち真中のリブ25A,25Bと各仮固定リブ26A,26Bとの間の部分に形成され、周方向に若干長い略両方形状をなして第一周壁22を内外方向に貫通している(図4参照)。各開口部35A,35Bの短手方向寸法は一体壁34A,34Bの幅寸法よりも若干小さい寸法とされている。また、仮固定リブ26A,26Bの対向縁部29A,29Bは、開口部35A,35Bに突出している(図3参照)。
第一周壁22のうち開口部35A,35Bと一体壁34A,34Bとの間に残された部分は、第一幹線部20Aおよび第一支線部20Bの軸方向に長い形状をなし、その長手方向両端部が第一周壁22の他の部分と連設された形態の支持軸部36A,36Bとされている(図4参照)。この支持軸部36A,36Bは、第一幹線部20Aおよび第一支線部20Bの軸方向に沿う方向を軸線として捻り可能とされている。仮固定リブ26A,26Bおよび一体壁34A,34Bは、支持軸部36A,36Bを介して第一周壁22の他の部分と連設された形態をなし、支持軸部36A,36Bの軸線を支点として内外方向に変位可能とされている。
支線用仮固定リブ26Bは、弾性変形しない自然状態で支線用コルゲートチューブ80Bの溝部81Bに嵌合する寸法に設定されている。幹線用仮固定リブ26Aは、拡開変形した状態で幹線用コルゲートチューブ80Aの溝部81Aに嵌合する寸法設定とされている。
第一半割部材20のうち第一幹線用チューブ保持部24Aと第一支線用チューブ保持部24Bとには、それぞれロック突部37A,37B(本発明のロック部に該当する)が設けられている。各ロック突部37A,37Bは、各仮固定リブ26A,26Bの位置よりも端側であって第一幹線部20Aおよび第一支線部20Bの端縁との間に所定の間隔を空けた位置に配されている。各ロック突部37A,37Bは、第一周壁22から外側へ突出する形状をなし、後述するロック片53A,53Bと係合可能とされている。各仮固定リブ26A,26Bの第一当接縁23側の面は、組み付け方向へ向かって少しずつ突出寸法が小さくなる傾斜面38A,38Bとされている。
第二半割部材40には、各電線はみ出し防止部21が嵌合可能な嵌合凹部41が形成されている。各嵌合凹部41は、第二半割部材40のうち第二幹線部40Aと第二支線部40Bとの間の両角部、言い換えると、第一半割部材20の電線はみ出し防止部21に対応する部分に設けられている。
各嵌合凹部41は、第二半割部材40の周壁(以後、第二周壁42と称する)を、第一半割部材20との当接縁(以後、第二当接縁43と称する)から第一半割部材20との組み付け方向とは反対方向へ切り欠いた形態とされ、その形状はそれぞれ電線はみ出し防止リブ25A,25Bの外形に沿ったものとされている。
第二半割部材40のうち、幹線用チューブ保持部13を構成する第二幹線用チューブ保持部44Aおよび支線用チューブ保持部14を構成する第二支線用チューブ保持部44Bには、幹線用コルゲートチューブ80Aおよび支線用コルゲートチューブ80Bをそれぞれ押さえ込み可能な押さえ込み部45A,45Bが設けられている。押さえ込み部45A,45Bは、第二周壁42の周方向両端部において支持された両持ち状をなし、第二周壁42の内外方向に弾性変形可能とされている。この押さえ込み部45A,45Bには、第一半割部材20と同様、コルゲートチューブ80A,80Bの溝部81A,81Bにそれぞれ差し込み可能なリブ46A,46Bが形成されている。
第二周壁42のうち仮固定リブ26A,26Bと対応する位置には、仮固定リブ26A,26Bを差し込み可能な開口窓47A,47Bがそれぞれ設けられている。開口窓47A,47Bは、第二当接縁43から第二周壁42の周方向に細長く切り欠かれた形態をなし、第一半割部材20との組み付け方向に開放されている。開口窓47A,47Bの短手方向寸法は、それぞれ対応する仮固定リブ26A,26Bの板厚寸法よりも若干大きい寸法とされている。そして、両半割部材20,40が組み付けられた状態では、各仮固定リブ26A,26Bは各開口窓47A,47Bに差し込まれて、第二周壁42を内外方向に貫通することが許容された状態になる。
第二周壁42のうち各開口窓47A,47Bに対応する位置には、変位規制部48A,48Bがそれぞれ設けられている。変位規制部48A,48Bは各開口窓47A,47Bの第二当接縁43側の端部に設けられ、第二周壁42のうち開口窓47A,47Bの両側位置から外側へ突出して開口窓47A,47Bに架け渡された形状をなしている。詳しくは、変位規制部48A,48Bは、第二周壁42のうち開口窓47A,47Bの両側から突出する一対の突出部51A,51Bと、この突出部51A,51Bの突出端同士を連結する連結部52A,52Bとを備え、上下方向から見ると略U字状をなしている。
各変位規制部48A,48Bの両突出部51A,51Bの対向面は、開口窓47A,47Bの周面のうちの両側面と面一に形成されている。また、変位規制部48A,48Bのうち第一半割部材20と対向する側の面は、第二当接縁43と面一に形成されている。そして、連結部52A,52Bの開口窓47A,47B側の面のうち第二当接縁43側の部分には、第一半割部材20との組み付け方向へ向かって外側へ傾く傾斜をなす逃がし面49A,49Bが形成されている。
仮固定リブ26A,26Bが、開口窓47A,47Bを貫通して変位規制部48A,48Bの突出部51A,51B間に差し込まれた状態では、コルゲートチューブ80A,80Bが引っ張られる等によって仮固定リブ26A,26Bに対して板厚方向(コルゲートチューブ80A,80Bの軸方向)の力が作用すると、仮固定リブ26A,26Bは開口窓47A,47Bの側面と変位規制部48A,48Bの突出部51A,51Bとに面当たりして支持され、その軸方向への位置ずれを確実に防止できる。また、仮固定リブ26A,26Bは、所定量だけ拡開変形すると連結部52A,52Bに当接し、それ以上の外側への変位を規制される。これにより、仮固定リブ26A,26Bが過度に拡開変形してコルゲートチューブ80A,80Bとの係合が外れてしまったり、また破損してしまったりすることを防止できる。
第二半割部材40のうち第二幹線用チューブ保持部44Aと第二支線用チューブ保持部44Bとには、第一半割部材20のロック突部37A,37Bに係合して、両半割部材20,40を組み付け状態に保持するロック片53A,53B(本発明のロック部に該当する)が設けられている。各ロック片53A,53Bは、第二幹線用チューブ保持部44Aと第二支線用チューブ保持部44Bとのうち第一半割部材20のロック突部37A,37Bに対応する位置、言い換えると、各変位規制部48A,48Bよりも端側の位置に設けられ、第二周壁42から外側に突出するとともに、第一半割部材20との組み付け方向に片持ち状に延出した形状をなしている。各ロック片53A,53Bは、変位規制部48A,48Bと隣接して形成されるとともに、第一幹線部20Aまたは第一支線部20Bの端面と面一に形成されている。
第一半割部材20と第二半割部材40とを連結するヒンジ部60は、両半割部材20,40の第一幹線部20Aと第二幹線部40Aとの間に設けられ、両幹線部20A,40Aのうち支線部20B,40Bが設けられている側とは反対側の縁同士が連結されている。ヒンジ部60は、幹線部11の軸方向に沿って長い平板状をなし、その内側面は第一当接縁23および第二当接縁43と面一に形成されている(図5参照)。
ヒンジ部60の短手方向中央部分は、他の部分よりも肉薄とされた屈曲部61とされている。屈曲部61は、ヒンジ部60の長手方向全幅にわたって形成され、この屈曲部61が屈曲することで、両半割部材20,40は閉じた状態と開いた状態との間で回動する。
第一幹線部20Aと第二幹線部40Aとのうちヒンジ部60の両側位置には、弾性連結片62が連結されている。弾性連結片62は、ヒンジ部60の短手方向に長い略長方形の板状をなし、第一周壁22および第二周壁42のうち第一当接縁23および第二当接縁43よりも所定寸法ずつ周方向にずれた位置同士を連結する形態とされている。すなわち、両弾性連結片62は、ヒンジ部60とは周方向にずれた位置に配されている。
各弾性連結片62は、その長手方向中央部分が両端部よりも外側に凹んだ形状をなし、この凹んだ部分を伸ばして平らにした状態では、その長手方向寸法はヒンジ部60の短手方向寸法よりも長くなる設定とされている。
第一半割部材20と第二半割部材40とを閉じる際には、ヒンジ部60は、その屈曲部61が外側に突出するようにして折れ曲がり、弾性連結片62は、第一周壁22と第二周壁42とが離れるのに伴って弾性的に伸びていき、所定位置まで両半割部材20,40が回動されたところで、両弾性連結片62が屈曲部61よりも内側位置に配された状態となる。このとき、弾性連結片62には収縮方向に復帰しようとする力が生じており、この力がヒンジ部60の屈曲部61よりも内側位置で生じることによって、第一半割部材20と第二半割部材40とが閉じ方向に付勢された状態になる。
一方、第一半割部材20と第二半割部材40とを開く際には、ヒンジ部60の屈曲部61が開いていき、所定位置まで両半割部材20,40が回動されたところで、両弾性連結片62が屈曲部61よりも外側位置に配された状態となる。このとき、弾性連結片62には収縮方向に弾性復元力が生じており、この力がヒンジ部60の屈曲部61よりも外側位置で生じることにより、第一半割部材20と第二半割部材40とは、開き方向に付勢された状態になる。
なお、第一半割部材20および第二半割部材40には、プロテクタ10を被固定物(図示せず)に固定するためのクランプ70を取り付け可能なクランプ取付部71が設けられている。クランプ70は、両半割部材20,40とは別体のものである。
次に、前述のプロテクタ10を電線の分岐部分に取り付ける作業について説明する。
まず、電線の分岐部分にそれぞれ幹線用コルゲートチューブ80Aおよび支線用コルゲートチューブ80Bを嵌め付ける。
そして、両半割部材20,40を約180度開いた状態にする。このとき、弾性連結片62により両半割部材20,40は開き方向に付勢されるから、手で押さえていなくても両半割部材20,40は開いた状態に保持される。
この開いた状態のプロテクタ10を電線の分岐部分に取り付ける。まず、各幹線用コルゲートチューブ80Aおよび支線用コルゲートチューブ80Bの所定部分がプロテクタ10の内部に配されるよう、各第一幹線用チューブ保持部24Aおよび第一支線用チューブ保持部24Bを各幹線用コルゲートチューブ80Aに対して位置合わせしつつ、プロテクタ10を電線の分岐部分に近付ける。このとき、両半割部材20,40は弾性連結片62により開いた状態に保持されているから、自由に使える両手のうち一方の手を第一半割部材20のみに宛がい、他方の手をコルゲートチューブ80A,80Bに宛がって作業を行うことができる。
そして、各仮固定リブ26A,26Bの誘導テーパ部31A,31Bを、コルゲートチューブ80A,80Bの溝部81A,81Bの位置に合わせて押し付ける。このとき、誘導テーパ部31A,31Bが各コルゲートチューブ80A,80Bの溝部81A,81Bの奥面に沿って配された状態となり、各仮固定リブ26A,26Bの位置が各コルゲートチューブ80A,80Bに対して位置ずれすることなく保持することができる。
その状態から、第一半割部材20を電線の分岐部に押し付けると、各仮固定リブ26A,26Bは支持軸部36A,36Bの軸線を中心に互いに拡開方向に弾性変形し、各仮固定リブ26A,26Bの挿通部32A,32Bが溝部81A,81Bの奥面にそれぞれ接触した状態になる。さらに第一半割部材20を押し付けると、挿通部32A,32Bが溝部81A,81Bの奥面の円弧形状に沿ってその外径寸法が最大値となる位置(コルゲートチューブ80A,80Bにおける仮固定リブ26A,26Bの差し込み方向ほぼ中間位置)まで乗り上がった後、挿通部32A,32Bがこの位置を乗り越える。そして、所定位置(各チューブ保持部24A,24Bの内周面が各コルゲートチューブ80A,80Bの突部82A,82Bと近接する位置)までプロテクタ10を押し込むと、各仮固定リブ26A,26Bの両立ち上がり端部27A,27Bがコルゲートチューブ80A,80Bをそれぞれ抱え込んだ状態になる(図8参照)。仮固定リブ26A,26Bは、自身の復元力によって溝部81A,81Bに嵌合した状態で保持される。こうして、各コルゲートチューブ80A,80Bは各仮固定リブ26A,26Bの間に装着されて側方への位置のずれが規制されるとともに、各仮固定リブ26A,26Bが溝部81A,81Bに差し込まれることにより軸方向の位置ずれが規制され、立ち上がり端部27A,27Bによって第一半割部材20からの浮き上がりが防止された状態になるから、各コルゲートチューブ80A,80Bを第一半割部材20に対して位置ずれしないように手で押さえる必要がない。また、各チューブ保持部24A,24Bに設けられたリブ25A,25Bは、各コルゲートチューブ80A,80Bの溝部81A,81Bにそれぞれ嵌合した状態になっており、このリブ25A,25Bによっても各コルゲートチューブ80の軸方向の位置のずれが規制される。なお、幹線用コルゲートチューブ80Aが嵌め込まれた幹線用仮固定リブ26Aは、拡開変形した状態となっている。
ここで、本実施形態においては、各仮固定リブ26A,26Bを各コルゲートチューブ80A,80Bに一度に嵌め込むようにしたが、幹線用仮固定リブ26Aおよび支線用仮固定リブ26Bを順番にコルゲートチューブ80A,80Bに嵌め込むようにしてもよい。
次に、第二半割部材40を第一半割部材20側に閉じていく。このとき、電線のうち幹線用コルゲートチューブ80Aおよび支線用コルゲートチューブ80Bから露出した部分(電線のうち幹線から支線に分岐して屈曲する部分)は、電線はみ出し防止部21によって、第一半割部材20からはみ出さない状態で保持される。したがって、両半割部材20,40を閉じる際に、両半割部材20,40の当接縁23,24同士の間に電線を噛み込まないよう、電線を手で押さえていなくてもよい。また、全てのコルゲートチューブ80A,80Bが各仮固定リブ26A,26Bによって位置ずれなく保持されているから、それらの位置をそれぞれずれないように手で押さえる必要がない。すなわち、第一半割部材20と第二半割部材40のみに手を宛がってそれらを閉じる作業を行うことができ、従来のように、半割部材の内側に収容される電線やコルゲートチューブを手で押さえつつ、両半割部材を閉じる作業を行う場合に比べて、取り付け作業の効率を良くすることができる。
そして、第二半割部材40を第一半割部材20側に閉じていくと、各仮固定リブ26A,26Bが、それぞれ対応する第二半割部材40の開口窓47A,47Bに差し込まれてく。このとき、幹線用仮固定リブ26Aは、所定位置まで拡開変形した状態になっているため、変位規制部48Aの連結部52Aの直内側位置を通過していく。この連結部52Aの内側には逃がし面49Aが形成されているから、仮固定リブ26Aの外縁が引っ掛かることなくスムーズに差し込み作業を行うことができる。
また、各ロック片53A,53Bがロック突部37A,37Bの傾斜面38A,38Bに当接して弾性撓みし、両半割部材20,40の当接縁23,24同士が当接すると同時にロック突部37A,37Bを乗り越えて弾性復帰し、ロック突部37A,37Bと係合した状態になる。
こうして、両半割部材20,40は、各チューブ保持部24A,24Bの端部位置において互いに係合し、ロック状態に保持される。また、電線はみ出し防止部21はそれぞれ嵌合凹部41に嵌合して、両半割部材20,40の周壁から内外方向に突出することなく組み付けられた状態になる。そして、第二半割部材40の押さえ込み部45A,45Bは、各コルゲートチューブ80A,80Bを押さえ込んだ状態になる。
なお、プロテクタ10が電線の分岐部分に組み付けられた状態では、両半割部材20,40のリブ25A,25Bとともに各仮固定リブ26A,26Bが各コルゲートチューブ80A,80Bの溝部81A,81Bに嵌合することにより、リブ25A,25Bのみが嵌合する場合に比べて、コルゲートチューブ80A,80Bのプロテクタ10からの抜け出しを確実に規制することができる。
以上説明したように本実施形態によれば、プロテクタ10を組み付ける際、コルゲートチューブ80A,80Bを第一半割部材20に対して位置ずれしないように手で押さえる必要がなく、プロテクタ10の取り付け作業の効率を良くすることができる。
また、径の大きなコルゲートチューブ80Aが装着されて仮固定リブ26Aが拡開した状態でも、その拡開した仮固定リブ26Aを開口窓47Aに差し込みつつ半割部材20,40同士を組み付けることができ、もって大径のコルゲートチューブ80Aであっても仮固定リブ26Aに装着して、容易に取り付け作業を行うことができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、このプロテクタ10は、ヒンジ部60を介して連結された一対の半割部材20,40からなるものとされているが、ヒンジ部で連結されていないものであってもよい。
(2)上記実施形態では、プロテクタ10は、支線部12が幹線部11に対して略直角方向に分岐した形態の略T字形とされているが、これに限らず、プロテクタは、支線部のない円筒形状のものとされていてもよい。
(3)上記実施形態では、プロテクタ10の幹線部11の両端部に別々の幹線用コルゲートチューブ80Aを保持するようにしたが、幹線部の軸方向寸法よりも長い寸法を備えた1本のコルゲートチューブを使用し、その両端部を幹線部から突出させるようにして保持するようにしてもよい。
(4)上記実施形態では、仮固定リブ26A,26Bは、支持軸部36A,36Bを介して第一周壁22と連設され、この支持軸部36A,36Bの軸線を支点として内外方向に変位可能なものとされているが、これに限らず、例えば支持軸部を介さず第一周壁に連設され、内外方向に変位しない構造のものであってもよい。
(5)上記実施形態では、仮固定リブ26A,26Bは、幹線用チューブ保持部13および支線用チューブ保持部14に一対ずつ設けられているが、必ずしもチューブ保持部毎に設けなくてもよい。
(6)上記実施形態では、第二周壁42には、仮固定リブ26A,26Bの貫通を許容する開口窓47A,47Bが開口されているが、必ずしも開口窓は開口されていなくてもよく、また第二周壁側だけでなく第一周壁側にわたって開口するようにしてもよい。
(7)上記実施形態では、第二半割部材40には、仮固定リブ26A,26Bの所定量以上の変位を規制する変位規制部48A,48Bが設けられているが、変位規制部は第一半割部材側に設けられていてもよく、また、変位規制部が設けられないものであってもよい。
(8)上記実施形態では、両半割部材20,40のうちヒンジ部60の両側位置には弾性連結片62が連結されているが、例えば一対のヒンジ部の間に弾性連結片を設けるようにしてもよく、また弾性連結片を設けることなくヒンジ部のみで両半割部材を連結するようにしてもよい。
(9)上記実施形態では、第一半割部材20には、電線はみ出し防止部21が立ち上げられているが、必ずしも電線はみ出し防止部は設けられていなくてもよい。
(10)上記実施形態では、第一幹線部20Aと第一支線部20Bとの間の角部に電線はみ出し防止部21が立ち上げられているが、電線のはみ出しを防止できる位置であれば、電線はみ出し防止部はどのような位置に設けられていてもよい。
(11)上記実施形態では、電線はみ出し防止部21は第一当接縁23から立ち上がる形状とされているが、これに限らず、例えば第一半割部材の内周面から立ち上がる形状とされていてもよい。
(12)上記実施形態では、ロック部は、幹線用チューブ保持部13と支線用チューブ保持部14とにおける仮固定リブ26A,26Bよりも端側の位置に配されているが、仮固定リブよりも中央側の位置に配されていてもよい。
(13)上記実施形態では、第一半割部材20にはコルゲートチューブ80A,80Bの溝部81A,81Bに差し込み可能なリブ25A,25Bが設けられているが、必ずしもリブは設けられていなくてもよい。
本実施形態のプロテクタにおいて第一半割部材側にコルゲートチューブが保持された状態を示す外観斜視図 プロテクタの外観斜視図 両半割部材が開いた状態を示す外観斜視図 両半割部材が開いた状態を示す平面図 両半割部材が開いた状態を示す断面図 仮固定リブの形状を表す一部拡大断面図 仮固定リブが拡開した状態を示す一部拡大外観斜視図 コルゲートチューブが保持された状態を示す一部拡大断面図
符号の説明
10…プロテクタ
11…幹線部
12…支線部
13…幹線用チューブ保持部
14…支線用チューブ保持部
20…第一半割部材(一方の半割部材)
21…電線はみ出し防止部
22…第一周壁(一方の半割部材の周壁)
23…第一当接縁(他方の半割部材との当接縁)
25A,25B…リブ
26A,26B…仮固定リブ
27A,27B…立ち上がり端部
36A,36B…支持軸部
37A,37B…ロック突部(ロック部)
40…第二半割部材(他方の半割部材)
41…嵌合凹部
47A,47B…開口窓
48A,48B…変位規制部
53A,53B…ロック片(ロック部)
60…ヒンジ部
62…弾性連結片
80A…幹線用コルゲートチューブ
80B…支線用コルゲートチューブ
81A,81B…溝部

Claims (14)

  1. 組み付けられると筒状をなす一対の半割部材からなり、電線を覆うコルゲートチューブを前記半割部材の間に挟んで保持するプロテクタであって、
    前記一対の半割部材のうち一方の半割部材には、他方の半割部材との当接縁よりも突出して前記コルゲートチューブの両側で立ち上がる一対の仮固定リブが設けられ、
    前記一対の仮固定リブは、前記コルゲートチューブの溝部に差し込み可能な形状に形成されるとともに、前記一対の仮固定リブの立ち上がり端部は、前記コルゲートチューブの溝部に沿って互いに近付く向きに屈曲した形状とされていることを特徴とするプロテクタ。
  2. 前記仮固定リブのうち前記立ち上がり端部とは反対側の根元側の端部には、軸線が前記半割部材の軸方向に沿う支持軸部が設けられ、前記仮固定リブは前記支持軸部を介して前記一方の半割部材の周壁と連設されていることを特徴とする請求項1に記載のプロテクタ。
  3. 前記一対の半割部材の周壁のうち前記仮固定リブと対応する位置には、前記仮固定リブが前記半割部材の周壁を貫通することを許容する開口窓が開口されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のプロテクタ。
  4. 前記半割部材には、前記仮固定リブより前記半割部材の径方向外側に配されて、同仮固定リブの前記径方向外側への所定量以上の変位を規制する変位規制部が設けられていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載のプロテクタ。
  5. 前記一対の半割部材はヒンジ部を介して連結されるとともに、両半割部材間にはこれらを開き方向に付勢する弾性連結片が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか1項に記載のプロテクタ。
  6. 前記仮固定リブが設けられた前記一方の半割部材には、前記当接縁よりも前記他方の半割部材との組み付け方向へ突出する形状をなし、前記電線のうち前記コルゲートチューブから露出した部分の前記半割部材の外側へのはみ出しを防止する電線はみ出し防止部が立ち上げられていることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか1項に記載のプロテクタ。
  7. 前記一対の半割部材は前記電線の分岐部分に取り付けられるものであり、前記電線の幹線に被さる幹線部と、前記電線の支線に被さる支線部とが一体に形成されてなるものであることを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれか1項に記載のプロテクタ。
  8. 前記幹線部の両端部は、前記電線の幹線を覆う幹線用コルゲートチューブをそれぞれ保持する幹線用チューブ保持部とされ、前記支線部のうち前記幹線部に連設されている側とは反対側の端部は、前記電線の支線を覆う支線用コルゲートチューブを保持する支線用チューブ保持部とされていることを特徴とする請求項7に記載のプロテクタ。
  9. 前記仮固定リブは、前記幹線用チューブ保持部および前記支線用チューブ保持部に一対ずつ設けられていることを特徴とする請求項8に記載のプロテクタ。
  10. 前記仮固定リブが設けられた前記一方の半割部材のうち前記幹線部と前記支線部との間の角部には、前記他方の半割部材との当接縁よりも同他方の半割部材との組み付け方向へ突出する形状をなし、前記電線のうち前記幹線用コルゲートチューブおよび前記支線用コルゲートチューブから露出した部分の前記半割部材の外側へのはみ出しを防止する電線はみ出し防止部が立ち上げられていることを特徴とする請求項8または請求項9に記載のプロテクタ。
  11. 前記電線はみ出し防止部は前記一方の半割部材の前記当接縁から立ち上がる形状とされ、
    前記他方の半割部材の周壁のうち前記電線はみ出し防止部に対応する部分には、前記電線はみ出し防止部が嵌合可能な形状をなす嵌合凹部が形成されていることを特徴とする請求項6または請求項10に記載のプロテクタ。
  12. 前記一対の半割部材には、この一対の半割部材を組み付け状態に保持するロック部が設けられ、このロック部は前記幹線用チューブ保持部と前記支線用チューブ保持部とにそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項8〜請求項11のいずれか1項に記載のプロテクタ。
  13. 前記ロック部は、前記幹線用チューブ保持部と前記支線用チューブ保持部とにおける前記仮固定リブよりも端側の位置に配されていることを特徴とする請求項12に記載のプロテクタ。
  14. 前記仮固定リブが設けられた前記一方の半割部材の内周面には、前記仮固定リブとは別に、前記コルゲートチューブの溝部に差し込み可能なリブが設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項13のいずれか1項に記載のプロテクタ。
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