JP5095372B2 - 配線・配管材保護カバー - Google Patents

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Description

本発明は、建物の壁面等に固定される基台と、当該基台に組み付けられて覆蓋される蓋体とから成って、内部に配線・配管材を収容して保護する保護カバーに関するものである。なお、本明細書において、「配線・配管材」とは、給水湯管やエアコン用冷媒管、電線やケーブル等のことを言う。
上記した保護カバーの一つとして、特許文献1に開示のものが知られている。この保護カバーC’は、図20ないし図22に示されるように、2本の直線部保護カバーC0 を直線的に接続するためのものであって、壁面Wに固定される基台V’と、当該基台V’に組み付けられる蓋体L’とから成る。基台V’は、固定板部91の幅方向の両端部に立壁部92がそれぞれ立設され、前記固定板部91の長手方向の中央部であって、しかも前記各立壁部92の外側には、当該立壁部92との間に所定間隔をおいて被係合爪形成壁部93がそれぞれ立設されて、各被係合爪形成壁部93の内側には、被係合爪94が形成されている。一方、蓋体L’は、横断面形状が略U字状をなしていて、対向する各側壁部95の外側面における基台V’の被係合爪形成壁部93に対応する部分には、対応形状の凹部96が形成されて、当該凹部96には、前記被係合爪94に係合する断面三角形状の係合爪97が形成されている。なお、図20において、98は、蓋体L’の側壁部95の撓みのスパンを定めて、当該撓みを規制するための撓み規制部を示す。
このため、基台V’に対して蓋体L’を押し付けると、蓋体L’の係合爪97の側面部が、基台V’の被係合爪94の上面の傾斜面94aに沿って摺動することにより、蓋体L’の各側壁部95が内方に弾性変形された後に、当該各側壁部95が原形状に復元することにより、図22に示されるように、蓋体L’の各側壁部95の外側に形成された各凹部96に、基台V’の各被係合爪形成壁部93が嵌合されて、基台V’の被係合爪94と蓋体L’の係合爪97とが係合される。これにより、基台V’に対して蓋体L’が組み付けられる。なお、図20及び図21において、V0',L0'は、それぞれ直線部保護カバーC0'の基台及び蓋体を示す。
一方、基台V’と蓋体L’とを分離させるために、基台V’の被係合爪94と蓋体L’の係合爪97との係合を解除させるには、当該「係合部分」は、基台V’の被係合爪形成壁部93で外側から覆われる構造であるために、蓋体L’の側壁部95における前記係合部分G’よりも基台V’の固定板部91から遠ざかる部分Jに内方への力Fを加えて、蓋体L’の側壁部95を内方に変形させて、前記係合を解除させる必要がある。
このように、特許文献1に開示された基台V’と蓋体L’との従来の係合構造では、基台V’の被係合爪94と蓋体L’の係合爪97との係合部分G’と、前記係合を解除するために、蓋体L’の側壁部95に力Fを作用させる部分とは、壁面Wに対して垂直な方向に沿って距離Sだけずれた構造となる。換言すると、前記係合部分G’に直接に力Fを作用させて、前記係合を解除する構造にはなっていない。この結果、蓋体L’における前記係合部分G’の変位は、蓋体L’における力Fを作用させている部分の変位よりも大きくなるため、前記係合の解除には、本来必要とされる蓋体L’の側壁部95の撓み量よりも大きな撓み量で変形させる必要があると共に、蓋体L’の側壁部95の開口端から離れた部分に力Fを作用させざるを得ないので、側壁部95を撓ませるための力Fも大きくなって、係合解除の操作の面からは、操作性が悪かった。
また、基台と蓋体とから成る配線・配管材の保護カバーでは、配線・配管作業の終了後において、保護カバーの内部の密封性を確保するために、外部と通気している部分はシーリング材で塞いでいる。特許文献1に開示の保護カバーでは、壁面Wと蓋体L’との壁面当接部A01と、基台V’の被係合爪形成壁部93と蓋体L’の凹部96との接合部A02とをシーリング材で塞ぐ必要があるが、接合部A02にシーリング材を施すと、外観が悪くなるため放置しており、保護カバーの密封性の点で十分ではなかった。
特開2002−250497号公報
本発明は、基台と蓋体とが係合により組み付けられた状態において、係合力を低下させることなく、前記係合の解除を容易にできる配線・配管材保護カバーの提供を課題としている。
上記課題を解決するための請求項1の発明は、壁面等に固定される固定部を備えた基台と、当該基台に覆蓋された蓋体とから成って、内部に配設した配線・配管材を保護する配線・配管材保護カバーであって、前記基台と蓋体とは、当該蓋体の側壁部の内側面の内側に当該内側面に対して所定の間隔をおいて対向して設けられた係合部と、当該係合部と蓋体の側壁部の内側面との間に配置されるように、前記基台に設けられた被係合部との係合により組み付けられると共に、前記蓋体の側壁部を内方に撓ませることにより、前記係合が解除される構成であり、蓋体の側壁部と、当該蓋体に設けられた前記係合部との間には、当該蓋体の側壁部の内方への撓みを直接的に前記係合部に作用させる連結壁部が配置され、前記連結壁部が前記基台と干渉することなく蓋体を基台に組み付けられることを特徴としている。
請求項1の発明によれば、蓋体の係合部は、側壁部の内側面の内側に当該内側面に対して所定の間隔をおいて対向して配置されている構成に加えて、蓋体の側壁部の内側面と、当該側壁部の内側に配置された係合部との間には連結壁部が配置されていて、蓋体の側壁部の内方への撓みが直接的に前記係合部に作用される構成になっているので、蓋体の外側面における係合部の配置位置と対応する位置に力を加えて外壁部を撓ませることができるのに加えて、外壁部を撓ませる力は係合部に直接に作用する。従って、基台に蓋体が組み付けられた状態で、蓋体の側壁部を内方に撓ませて、基台の被係合部と蓋体の係合部との係合を解除させる際に、蓋体の側壁部における当該解除に関して最も有効な係合位置に対応する位置に撓み力(係合解除力)を作用させることができる。また、蓋体の側壁部の内側に配置する係合部は、当該側壁部を最も撓ませ易い位置である側壁部の開口端面に近い部分に配置することが可能となる。この結果、撓み力を一定にした場合には、撓み量が最大となると共に、係合解除に必要な撓み量を一定にした場合には、最少の撓み力でもって、前記係合の解除が可能となる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記連結壁部は、蓋体の係合部を超えて当該蓋体の開口側に延設されていることを特徴としている。
請求項2の発明によれば、蓋体の係合部と側壁部との連結強度が一層に高くなって、請求項1の作用効果が一層効果的に奏される。
また、請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記基台には、前記連結壁部の干渉を回避する干渉回避空間が設けられ、当該干渉回避空間は、蓋体の連結壁部の幅と略同一幅に形成されていることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、基台の被係合部と蓋体の係合部との係合により、基台と蓋体とを組み付ける際に、蓋体の連結壁部と、基台側における当該連結壁部に対応する部分との干渉回避空間を最少にできる。
また、請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの発明において、前記蓋体における係合部が形成された部分の側壁部の内側面と、前記基台における前記内側面と対向する面との間には、蓋体の側壁部が内方に撓むための撓み空間が形成され、当該撓み空間は、配線・配管材の配設方向に沿って前記係合部の同方向に沿った長さよりも長く形成されていることを特徴としている。
請求項4の発明によれば、撓み空間の存在により蓋体の側壁部を内方に撓ませられると共に、当該撓み空間が配線・配管材の配設方向に沿って係合部の同方向の長さよりも長く形成されているため、過度に大きな力でなくても、蓋体の側壁部を内方に撓ませて、蓋体の係合部と基台の被係合部との係合を解除できる。
また、請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの発明において、前記蓋体の係合部は、連結壁部の両側にそれぞれ設けられていることを特徴としている。
請求項5の発明によれば、連結壁部の両側に存在する各係合部の側壁部に対する連結剛性が高くなるので、蓋体に不意の外力が作用して撓んだりする場合において、基台の被係合部と蓋体の各係合部との係合状態が安定しているので、係合が解除される恐れがなくなる。
また、請求項6の発明は、請求項1ないし5のいずれかの発明において、前記蓋体の側壁部の外側における係合部が配置されている部分には、当該係合部の位置を示す目印が形成されていることを特徴としている。
請求項6の発明によれば、蓋体の係合部は、側壁部の内側に配置されているため、基台の被係合部と蓋体の係合部との係合を解除するために、蓋体の側壁部を撓ませる位置が分からないが、蓋体の側壁部の外側における係合部が配置されている部分には、当該係合部の位置を示す目印が形成されているため、蓋体の側壁部に内方に向けて力を作用させる部分が分かる。
本発明によれば、基台と蓋体とが係合により組み付けられた状態において、前記係合を解除する際に、蓋体の外側面における係合部の配置位置と対応する位置に力を加えて外壁部を撓ませることができるのに加えて、外壁部を撓ませる力は係合部に直接に作用する。従って、基台に蓋体が組み付けられた状態で、蓋体の側壁部を内方に撓ませて、基台の被係合部と蓋体の係合部との係合を解除させる際に、蓋体の側壁部における当該解除に関して最も有効な係合位置に対応する位置に撓み力(係合解除力)を作用させることができる。また、蓋体の側壁部の内側に配置する係合部は、当該側壁部を最も撓ませ易い位置である側壁部の開口端面に近い部分に配置することが可能となる。この結果、撓み力を一定にした場合には、撓み量が最大となると共に、係合解除に必要な撓み量を一定にした場合には、最少の撓み力でもって、前記係合の解除が可能となる。
以下、最良の実施例を挙げて本発明について更に詳細に説明する。
最初に、壁の貫通孔Hを貫通して壁裏から壁表に屈曲して引き出された給水湯管Pの引出屈曲部P1 を保護する保護カバーC1 に対して本発明を実施した例を挙げる。図1は、本発明に係る保護カバーC1 の使用状態の斜視図であり、図2は、図1における基台V1 の被係合突起12と蓋体L1 の係合孔27とが係合した部分の拡大図であり、図3は、保護カバーC1 を構成する基台V1 と蓋体L1 とを分解させた状態の斜視図であり、図4は、基台V1 の正面図であり、図5は、基台V1 と蓋体L1 とが組み付けられた状態の正面断面図であり、図6は、図5のX1 −X1 線断面図であり、図7は、図5のX2 −X2 線断面図である。
図3ないし図7に示されるように、保護カバーC1 は、壁の貫通孔Hが設けられている部分に当該貫通孔Hの周縁部を覆うようにして複数本のビスBを介して固定される基台V1 と、当該基台V1 に覆蓋される蓋体L1 とで構成される。基台V1 には、略長方形状をした平板状の固定板部1を配管方向(長手方向)Dに沿って二分した一方の部分(後述の接続口3と反対側の部分)に管貫通孔2が形成され、固定板部1における接続口3の部分の一辺を除く周縁部には、背丈の低い板状の第1ないし第3の各立壁部4,5,6が連続して設けられた構成である。第1及び第2の各立壁部4,5は、それぞれ固定板部1の長手方向、及び幅方向に沿って形成され、各立壁部4,5は、円弧状をした2つのコーナー部において連続している。第3立壁部6は、固定板部1における他の部分よりも僅かに幅の狭くなった接続口3の部分の周縁に前記第1立壁部4と非接続となった形態で形成されている。
また、第1立壁部4を配管方向Dに沿って二分した場合の接続口3と反対側の部分、第2立壁部5の全体、及び第3立壁部6の全体の外側には、高さ方向に沿って上端からほぼ中央部までの肉厚が漸次厚く形成されることにより、基台V1 に蓋体L1 を覆蓋させた状態で当該蓋体L1 の対向側壁部21a及び連結側壁部21bに部分当接する厚肉突出部7(図3及び図7参照)が形成されている。第1立壁部4を配管方向D(図4参照)に沿って二分した場合の接続口3の側の部分には、前記厚肉突出部7は形成されておらず、しかも固定板部1における第1立壁部4の厚肉突出部7が形成されていない部分は、当該厚肉突出部7が形成されている部分に比較して僅かに幅が狭くなっており、上記した二つの構成により、基台V1 に蓋体L1 を覆蓋した状態では、基台V1 の第1立壁部4を配管方向Dに二分した場合に接続口3の側に配置される蓋体非当接第1立壁部4bと、蓋体L1 の後述の対向側壁部21aとの間には、当該蓋体L1 の対向側壁部21aの内方への撓みを許容する撓み許容空間8が形成されている。このため、第1立壁部4を配管方向Dに沿って二分した場合に、外側に厚肉突出部7が形成されている蓋体当接第1立壁部4a及び第3立壁部6と、外側に厚肉突出部7が形成されていない蓋体非当接第1立壁部4bとの接続部には、それぞれ段差部が形成されている。各段差部は、いずれも基台V1 に蓋体L1 を覆蓋した状態で、蓋体L1 の後述の対向側壁部21aを内方に向けて弾性変形させて撓ませた場合に、対向側壁部21aの当接境界となって、当該撓みを規制する撓み規制部9,11として機能している。
また、蓋体非当接第1立壁部4bの内側であって、しかも長手方向に沿った中央部には、被係合突起12が固定板部1に対して平行となって配管方向Dに沿って形成されている。被係合突起12の横断面形状は、基台V1 に対して蓋体L1 を覆蓋させて、当該被係合突起12と蓋体L1 の係合板部24に形成された係合孔27とが係合し易いようにするために、前記係合板部24の先端面部が摺接する上面の傾斜面12a(図2参照)が固定板部1に対して傾斜するような台形状に形成されている。また、蓋体非当接第1立壁部4bにおける被係合突起12の長手方向の中央に対応する部分には、基台V1 に蓋体L1 が覆蓋された状態で当該蓋体L1 の第1連結壁部25との干渉を回避するための干渉回避溝13が形成されている。干渉回避溝13の幅は、蓋体L1 の第1連結壁部25の板厚よりも僅かに広くなっている。干渉回避溝13の開口側の部分は、蓋体L1 の第1連結壁部25が挿入され易いように側面視においてV字状に開口して形成されている。干渉回避溝13は、固定板部1の上面にまで達しているので、干渉回避溝13の形成により被係合突起12は、長手方向の中央部で必然的に分断される。被係合突起12が長手方向の中央部で分断された構成と、蓋体L1 の係合板部24は、配管方向Dに沿った中央部で第1連結壁部25により対向側壁部21aに連結されている構成とは対応している。このため、蓋体L1 の対向側壁部21aに対する係合板部24の連結強度が高められて、基台V1 の被係合突起12と蓋体L1 の係合板部24に形成された係合孔27との係合が確実となって、使用中において蓋体L1 に外力が加わって多少変形しても、前記係合が解除されることはない。
また、固定板部1の幅方向の中央には、壁面Wに基台V1 を固定する際の目印となる幅方向中央凹条14が、管貫通孔2の部分を除いて全長に亘って形成され、固定板部1における接続口3の側の端部には、保護カバーC1 の基台V1 に対する直線部保護カバーC0 の基台V0 の幅方向の位置決めを行うための一対の位置決め板部15が突出した形態で形成されている。また、固定板部1における管貫通孔2の周囲の四カ所と、前記幅方向中央凹条14の接続口3の側の端部には、それぞれビス貫通孔16が形成されている。なお、図2及び図6において、17は、蓋体当接第1立壁部4aの内側面に内方に突出して形成された被係合突起12を成形可能にするための移動型(スライド型)の抜孔を示す。
また、蓋体L1 は、図2及び図3に示されるように、対向側壁部21aにおける接続口3と反対の側が連結側壁部21bで連結され、全体として正面形状が略U字状をした側壁部21が天壁部22で連結されて、当該天壁部22と対向する側が開口面23となった構成である。蓋体L1 の接続口3の部分は、基台V1 の全体形状に対応して、他の部分よりも僅かに幅が狭くなっていて、後述の直線部保護カバーC0 の接続端部を外側から覆い被せる部分である。そして、各対向側壁部21aの内側における基台V1 の被係合突起12と対応する位置には、係合板部24が配置されている。対向側壁部21aに対して係合板部24は、第1及び第2の各連結壁部25,26によって連結されている。第1連結壁部25は、係合板部24の配管方向Dに沿った中央部に、接続口3と平行に配置されていると共に、第2連結壁部26は、係合板部24の天壁部22の側の端部において当該係合板部24と一体となって、係合板部24と一体となった形状が、接続口3の側から見てL字状となるように配置されている。この結果、係合板部24、並びに第1及び第2の各連結壁部25,26の計3枚の各板部は、相互に直交した状態となって、係合板部24は、第1及び第2の各連結壁部25,26により蓋体L1 の対向側壁部21aに連結されているので、対向側壁部21aに対する係合板部24の連結強度が大きくなる。また、係合板部24の先端面は、基台V1 の被係合突起12の上面の摺接面に対して摺接し易いように、当該係合板部24の側面に対して傾斜して形成され、当該係合板部24の先端面は、蓋体L1 の開口面23の僅かに内方に配置されている(図6参照)。
また、係合板部24の先端部(開口面23に近い側の部分)には、基台V1 に対して蓋体L1 を覆蓋させた場合に、基台V1 の被係合突起12と係合可能な係合孔27が蓋体L1 の開口面23に対して平行に形成されている。また、図4において、前記した各撓み規制部9,11のほぼ中央部に前記被係合突起12が挟まれた形態で配置され、しかも被係合突起12の長さを(K1 )とし、被係合突起12の両端部から各撓み規制部9,11までの距離をそれぞれ(K2 ),(K3 )とした場合に、(K2 >2K1 )、(K3 >2K1 )が成立するように、前記各撓み規制部9,11の位置は選択されている。
この結果、図8に示されるように、基台V1 に対して蓋体L1 が覆蓋された状態で、当該蓋体L1 を取り外すには、蓋体L1 における撓み許容空間8を形成している部分に力Fを内方に向けて加えて、蓋体L1 の各対向側壁部21aを内方に弾性変形させて撓ませることにより、基台V1 の被係合突起12と蓋体L1 の係合孔27との係合を解除させて行う。この場合において、前記撓み許容空間8の長さ(K1 +K2 +K3 )が対向側壁部21aの配管方向Dに沿った長さに比較して短い場合には、前記弾性変形に大きな力を必要とするために、前記係合が解除されにくくなると共に、前記撓み許容空間8の長さ(K2 +K3 )が対向側壁部21aの配管方向Dに沿った長さに比較して長い場合には、前記弾性変形に要する力は小さくて済むために、前記係合が容易に解除されてしまう。このため、前記係合の維持と解除との相反する事項を、上記寸法設計によりいずれも中程度で達成させることにより、折衷的に解決した。
また、係合孔27が形成された係合板部24は、蓋体L1 の内側に配置されていて、基台V1 の被係合突起12と蓋体L1 の係合孔27との係合により、基台V1 と蓋体L1 とを組み付けた状態では、基台V1 の全体が蓋体L1 により覆われて、基台V1 の被係合突起12と蓋体L1 の係合孔27との係合部は、外部からは全く分からない。このため、蓋体L1 の各対向側壁部21aの外側面における係合板部24の係合孔27に対応する部分には、それぞれ目印28が施されていて、前記係合を解除させて、基台V1 に対して蓋体L1 を分離させるには、蓋体L1 の各対向側壁部21aにおける目印28の部分に内方に向かう力を加えて押圧すると、前記係合が解除されるようにしてある。
次に、壁裏から壁の貫通孔Hを貫通して壁表に引き出された給水湯管Pを壁面Wに沿って垂直に配管する際に、給水湯管Pの引出屈曲部P1 を上記した保護カバーC1 で保護する施工法について説明する。まず、壁の貫通孔Hと基台V1 の管貫通孔2とをほぼ合致させて、複数本のビスBを用いて壁面Wに、保護カバーC1 の基台V1 を固定する。次に、壁面Wに固定された保護カバーC1 の基台V1 に対して直線部保護カバーC0 の基台(図示せず)の幅方向の位置決めを行って、保護カバーC1 の基台V1 に対して直線部保護カバーC0 の基台を接続させた状態で壁面Wに固定する。この状態で、壁裏の給水湯管Pの直線部P0 と壁表の給水湯管Pの直線部P0 とをエルボE1 を介して接続させる。そして、壁表において垂直配管された給水湯管Pの直線部P0 を基台の管保持部101(図1参照)に保持させた後に、直線部保護カバーC0 の基台に対して蓋体L0 を覆蓋させる。なお、直線部保護カバーC0 及び引出屈曲部P1 の保護カバーC1 は、並列に配設された2本の給水湯管Pを保護するものである。
最後に、図5ないし図7に示されるように、保護カバーC1 の基台V1 に対して蓋体L1 を押し付けて、基台V1 の被係合突起12と蓋体L1 の係合孔27とを係合させて、基台V1 に対して蓋体L1 を覆蓋させて組み付けることにより、給水湯管Pの引出屈曲部P1 であるエルボE1 の部分を保護カバーC1 の収容空間29に収容して保護する。保護カバーC1 の基台V1 に対して蓋体L1 を押し付けると、第1及び第2の各連結壁部25,26を介して蓋体L1 の各対向側壁部21aに大きな連結強度で連結されている係合板部24の先端面24aが被係合突起12の上面の傾斜面12aを摺動することにより、前記係合板部24は、各対向側壁部21aと一体となって内方に変位させられて、係合板部24に形成された係合孔27に、基台V1 の被係合突起12が挿入係合されることにより、係合板部24及び各対向側壁部21aは、一体となって元の位置に復帰する。これにより、基台V1 の被係合突起12が蓋体L1 の係合孔27に係合されて、基台V1 と蓋体L1 とが組み付けられる。
ここで、基台V1 に対して蓋体L1 を押し付けて、基台V1 の被係合突起12と蓋体L1 の係合孔27とが係合される時点では、蓋体L1 の第1連結壁部25が基台V1 の干渉回避溝13に僅かに隙間を有する状態で挿入されていて、当該干渉回避溝13に挿入された蓋体L1 の第1連結壁部25は、基台V1 の被係合突起12に対する蓋体L1 の係合孔27の係合案内を行うことになって、当該係合が確実に行われる。また、基台V1 と蓋体L1 とが組み付けられて、基台V1 の被係合突起12と蓋体L1 の係合孔27とが係合された状態では、蓋体L1 の第1連結壁部25が基台V1 の干渉回避溝13に僅かに隙間を有する状態で挿入されているため、蓋体L1 の係合板部24が捩じられなくなって、即ち、当該係合板部24に形成された係合孔27が捩じられなくなって、基台V1 と蓋体L1 とが組み付けられた状態において、基台V1 の被係合突起12と蓋体L1 の係合孔27との係合が維持され易くなる。更に、基台V1 と蓋体L1 とが組み付けられた状態において、蓋体L1 の第1連結壁部25が基台V1 の干渉回避溝13に僅かに隙間を有する状態で挿入されて、前記係合の解除方向は、当該干渉回避溝13の形成方向(基台V1 の固定板部1に対して垂直な方向)に限定されるので、蓋体L1 に不用意に外力が加わったとしても、前記解除方向以外の方向に加わる力では、前記係合は解除されない。従って、蓋体L1 に加わる不用意な力によっても、前記係合は解除されにくくなる(係合状態が維持され易くなる)。
一方、基台V1 の被係合突起12が蓋体L1 の係合孔27に係合されて、基台V1 と蓋体L1 とが組み付けられた状態において、前記係合を解除させて基台V1 と蓋体L1 とを分離させるには、図6及び図8でそれぞれ2点鎖線で示されるように、蓋体L1 の各対向側壁部21aの外側面に施された目印28の部分を内方に向けて押圧させる。本発明に係る保護カバーC1 を構成する基台V1 と蓋体L1 とは、蓋体L1 の各対向側壁部21aの内側に係合板部24が配置されていて、当該係合板部24に形成された係合孔27と基台V1 の被係合突起12とが係合されて、基台V1 と蓋体L1 とが組み付けられた状態では、被係合突起12と係合孔27との係合部分G1 の全てが蓋体L1 の各対向側壁部21aの内方に配置される構成であるため、蓋体L1 の対向側壁部21aにおける前記係合部分G1 に対応する位置において、前記係合を解除するための力Fを作用させることができる。しかも、蓋体L1 の係合板部24と各対向側壁部21aとは、第1及び第2の各連結壁部25,26、特に開口面23に対して垂直に配置された第1連結壁部25の存在により、大きな連結強度で一体的に連結されている。このため、蓋体L1 の各対向側壁部21aに加える力Fは、前記係合部分G1 に対しては間接的に作用する力であるが、係合板部24と各対向側壁部21aとの一体連結構造によって、直接的に加えたのと同一に作用し、しかも力Fを作用させている部分の撓みの全てが、そのまま前記係合を解除するのに作用する(力Fを作用させている部分の各対向側壁部21aの撓み量は、係合板部24の係合部分G1 における撓み量に等しい)。従って、基台V1 の被係合突起12と蓋体L1 の係合孔27との係合の解除操作が容易となる。
また、図1に示されるように、蓋体L1 の各対向側壁部21aの端面は、同一平面上に配置されているため、基台V1 と蓋体L1 とを組み付けた状態において、蓋体L1 の各対向側壁部21aの端面が壁面Wにほぼ当接している壁面当接部A1 は、屈曲することなく連続した直線状又は曲線状となる。従って、配管の施工後において、保護カバーC1 の内部の気密性を高めるために前記壁面当接部A1 にシーリング材を施す場合に、その作業が容易となる。
ここで、第1連結壁部25は、蓋体L1 の各対向側壁部21aの内側に所定間隔をおいて配置される係合板部24における係合孔27が形成された部分と、当該各対向側壁部21aとの一体連結性を高めるための部材である。従って、対向側壁部21aに対して係合板部24を連結する第1連結壁部25は、上記実施例のように、係合孔27から更に開口面23の側に延設して、開口面23に対して垂直な方向に沿ったほぼ全長に亘って形成するのが望ましいが、係合板部24における係合孔27の部分にのみ開口面23に対して垂直な方向に沿って設けることも可能である。
次に、図9ないし図13を参照して、建物の壁面Wに給水湯管Pを屈曲させて配管した屈曲部P2 を保護するための略T字状をした保護カバーC2 に対して本発明を実施した例について説明する。保護カバーC2 は、壁面の非平面部に対しても設置(固定)可能な構造を有している。図9は、壁面Wに保護カバーC2 を設置した状態の斜視図であり、図10は、保護カバーC2 を構成する基台V2 と蓋体L2 とを分離した状態の斜視図であり、図11は、基台V2 の被係合突起41と蓋体L2 の係合孔56a,56bとを示す部分拡大斜視図であり、図12は、計3本の直線部保護カバーC0 の各端部が保護カバーC2 で接続された状態の平面図であり、図13は、図12のY1 −Y1 線(Y2 −Y2 線,Y3 −Y3 線)断面図である。
保護カバーC2 は、全体形状が略T字状をしていて、複数本のビスBを介して壁面Wに固定される基台V2 と、当該基台V2 に覆蓋される蓋体L2 とで構成される。基台V2 は、略T字状をした固定板部31の3箇所の接続口32の部分を除く残りの全ての部分に背丈の低い薄板状の第1及び第2の各立壁部33,34が当該固定板部31に対して垂直となって形成された構成である。第1及び第2の各立壁部33,34は、いずれも長手方向の両端部を除く中央部は、同一板厚を保持して僅かに外方に配置されていて、長手方向の両端部と中央部との接続部は、屈曲状態に形成されていると共に、僅かに外方に配置された第1及び第2の各立壁部33,34の中央部の高さ方向に沿った下端部を除く部分は、各立壁部33,34の両端部の板厚よりも厚く形成されている。固定板部31における3箇所の各接続口32には、直線部保護カバーC0 の基台V0 と幅方向の位置決めを行って接続可能にするための一対の位置決め板部35が配管方向Q1 ,Q2 に沿って一体に形成され、固定板部31における各接続口32の内側であって、しかも幅方向の中央部分と、固定板部31における各接続口32の部分で幅方向の中央部に配管方向Q1 ,Q2 に沿って形成された各位置決め凹条36,37が交差する部分とには、長孔状のビス挿通孔38、及び円形のビス挿通孔39がそれぞれ形成されている。
また、図10、図11及び図13に詳細に示されているように、基台V2 の接続口32の両側の部分である各立壁部33,34の端部の対向する内側面には、後述する蓋体L2 の係合孔56a,56bと係合可能な被係合突起41が配管方向Q1 ,Q2 に沿って形成されている。被係合突起41は、当該被係合突起41の先端面に対して後述する蓋体L2 の係合板部57が摺動して、当該係合板部57に形成された係合孔56a,56bに挿入され易いように、略等脚台形状の横断面形状を有している。被係合突起41は、各立壁部33,34の高さ方向に沿って中央部よりも僅かに上方に配置されていて、当該被係合突起41は、当該被係合突起41を長手方向に沿って二分するように、各立壁部33,34には、後述の蓋体L2 の第1連結壁部58を挿入配置可能にするための干渉回避溝42が固定板部31に対して垂直に形成されている。当該干渉回避溝42は、各立壁部33,34の上端に開口して、固定板部31の上面にまで達しており、干渉回避溝42の開口部は、蓋体L2 の第1連結壁部58を挿入し易いように、上端に向けてハの字形に開口されている。また、図10に示されるように、第1立壁部33の長手方向の両端部の内側であって、給水湯管Pの収容配管時においてわん曲された給水湯管Pのわん曲方向で外側に配置される部分には支持部43がそれぞれ形成されているため、各支持部43が設けられている同一直線上に位置する2つの接続口32の部分に形成された一対の被係合突起41は、ほぼ対向しているが、配管方向Q1 に沿って僅かにずれて形成されている。なお、図10、図11及び図13において、44は、第1及び第2の各立壁部33,34の内側面に対して内方に突出して形成された被係合突起41を成形可能にするための移動型(スライドコア)の抜孔を示す。
一方、蓋体L2 は、図10、図11及び図13に示されるように、全体形状が略T字状をなしていて、全体が略L字状にわん曲された一対の第1側壁部51と、横断面でわん曲された板状の第2側壁部52との計3枚の側壁部51,52とが略T字状をした天壁部53で一体に連結されることにより、配管方向Q1 に形成された一対の第1接続口54a,54bと、当該第1接続口54a,54bと直交する方向に開口された第2接続口55との計3個の接続口54a,54b,55を備えていて、天壁部53と反対の面が開口された構成である。各側壁部51,52の内側面における第1及び第2の各接続口54a,54b,55の両側に位置する部分、即ち、各側壁部51,52の内側面における前記基台V2 の被係合突起41の形成部分と対応する部分には、当該被係合突起41と係合する係合孔56a,56bが形成された係合板部57がそれぞれ各側壁部51,52の内側面との間に所定間隔をおいて当該各側壁部51,52と平行に配置されている。各係合板部57は、各側壁部51,52の内側面に互いに直交する第1及び第2の各連結壁部58,59を介して各側壁部51,52と一体に形成されている。第1連結壁部58は、係合板部57の配管方向Q1 ,Q2 の中央部に、第1接続口54a,54b又は第2接続口55と平行に配置され、第2連結壁部59は、係合板部57の天壁部53の側の端部において当該係合板部57と一体となって、係合板部57と一体となった形状が、第1接続口54a,54b又は第2接続口55の側から見てL字状に形成されるように配置されている。第2連結壁部59は、第1連結壁部58に対しても一体となっている。このように、第1側壁部51又は第2側壁部52との間に所定間隔をおいて配置される係合板部57は、互いに直交配置された第1及び第2の各連結壁部58,59を介して当該第1側壁部51又は第2側壁部52に一体に連結されているために、第1側壁部51又は第2側壁部52に対して大きな連結強度をもって連結されている。
また、係合板部57を蓋体L2 の開口面60(図10参照)に対して垂直な方向に沿ってほぼ二分した場合に、当該開口面60の側に配置される部分には、配管方向Q1 ,Q2 に沿った2本の係合孔56a,56bが、前記開口面60に対して垂直な方向に沿って所定間隔をおいて形成されている。このように、係合板部57に2本の係合孔56a,56bが上記方向に沿って所定間隔をおいて設けられているのは、基台V2 に対して蓋体L2 を覆蓋させて組み付ける場合に、基台V2 の被係合突起41に対して蓋体L2 のいずれの係合孔56a,56bに対しても係合可能にすることにより、基台V2 に対する蓋体L2 の固定板部31に垂直な方向の係合位置を選択可能にして、壁面Wの非平面部に対しても基台V2 を固定可能にするためである。係合板部57の配管方向Q1 ,Q2 に沿った中央部は、第1接続口54a,54b又は第2接続口55と平行に配置された第1連結壁部58により第1側壁部51又は第2側壁部52に連結されているため、配管方向Q1 ,Q2 に沿って形成された前記係合孔56a,56bの長手方向の中央部は、第1連結壁部58により分断された形態となっている。そして、基台V2 に対して蓋体L2 を覆蓋させると、基台V2 の被係合突起41が干渉回避溝42で分断された各部分が、2本の係合孔56a,56bのいずれか一方の係合孔56a,56bにそれぞれ挿入されて係合される(図13及び図14参照)。
また、蓋体L2 の第1及び第2の各側壁部51,52の外面における係合板部57に対応する部分には、前記保護カバーC1 と同様の理由で目印61が施されている。なお、図12において、G2 は、基台V2 の被係合突起41と蓋体L2 の係合孔56a,56bとの係合部分を示す。
次に、図9ないし図14を参照して、内部に給水湯管Pの直線部P0 を収容した計3本の直線部保護カバーC0 を接続する前記保護カバーC2 を壁面Wの平面状の部分に設置する場合について説明する。まず、壁面Wの平面部に保護カバーC2 の基台V2 を複数本のビスBを介して固定する。次に、保護カバーC2 の固定板部31の計3つの第1及び第2の各接続口54a,54b,55にそれぞれ形成された位置決め板部35によって、直線部保護カバーC0 の基台V0 の幅方向の位置決めを行って、当該基台V0 を壁面Wに固定した後に、当該基台V0 に形成された2つの管保持部101にそれぞれ給水湯管Pの直線部P0 を保持させると共に、図12に示されるように、保護カバーC2 の第2接続口55の部分に配置される2本の給水湯管Pの直線部P0 と、一対の第1接続口54a、54bの部分に配置される各給水湯管Pの直線部P0 とをエルボE2 を介して連結する。なお、一対の第1接続口54a,54bの部分に配管される他方の給水湯管Pは、他の給水湯管Pの直線部P0 と連結されることなく配管される。
その後に、保護カバーC2 の基台V0 に蓋体L0 を覆蓋させると、計4本の給水湯管Pの各直線部P0 の連結部、及び非連結状態の残りの1本の給水湯管Pの基台V2 に配置された部分は、基台V0 と蓋体L0 とで形成される収容空間62に収容される。
最後に、壁面Wの平面部に固定された基台V2 に対して蓋体L2 を押し付けると、実施例1の保護カバーC1 と同様にして、蓋体L2 の係合板部57の先端部が基台V2 の被係合突起41に上面の傾斜面を摺動することにより、前記係合板部57は、第1及び第2の各連結壁部58,59を介して一体的に連結されている第1及び第2の各側壁部51,52と一体となって内方に変形させられて、前記被係合突起41を通過すると原形状に戻る。そして、壁面Wの平面部に基台V2 を固定する場合には、蓋体L2 の第1及び第2の各側壁部51,52の端面が壁面Wにほぼ当接状態にする必要があるため、基台V2 の被係合突起41は、蓋体L2 の開口面60を基準にして奥側の係合孔56aと係合される(図13参照) 。基台V2 と蓋体L2 とが組み付けられた状態では、図13に示されるように、基台V2 の第1及び第2の各立壁部33,34と、蓋体L2 の第1及び第2の各側壁部51,52との間の空間は、被係合突起41と係合孔56a,56bとの係合を解除する際に、蓋体L2 の第1及び第2の各側壁部51,52の内方への撓みを許容する撓み許容空間63となる。なお、実施例2の保護カバーC2 においても、蓋体L2 の壁面当接部A2 は、連続した直線状となるため、シーリング材による蓋体L2 と壁面Wとの間の密封作業が容易となる。
また、基台V2 に蓋体L2 が組み付けられている状態において、基台V2 の被係合突起41と蓋体L2 の係合孔56aとの係合を解除して、基台V2 と蓋体L2 とを分離させるには、図13に示されるように、蓋体L2 の第1及び第2の側壁部51,52の外側面における内部の係合孔56aに対応する部分に内方に向く力Fを作用させて行う。係合解除の作用、及び本係合構造の利点は、保護カバーC1 について説明した内容と同一である。
一方、壁面Wの非平面部に保護カバーC2 を設置する場合には、図14及び図15に示されるように、基台V2 を僅かに撓ませたり、捩ったりして、壁面Wの非平面部に基台V2 を固定する。その後に、基台V2 に蓋体L2 を覆蓋させて組み付けるのであるが、蓋体L2 は、構造からして基台V2 よりも曲げ剛性、捩り剛性が大きいので、基台V2 のように撓ませたり、捩ったりできない。しかし、蓋体L2 の係合板部57には、開口面60に対して垂直な方向に沿って所定間隔をおいて2つの係合孔56a,56bが形成されているので、基台V2 の撓み量、捩り量等に応じて、図14に示されるように、対向する一対の係合部分G2 の一方では、基台V2 の被係合突起41が蓋体L2 の開口面60に対して奥側の係合孔56aに係合していると共に、対向する一対の係合部分G2 の他方では、基台V2 の被係合突起41が蓋体L2 の開口面60に対して手前側の係合孔56bに係合したり、或いは図15に示されるように、対向する一対の係合部分G2 の双方において、基台V2 の被係合突起41が蓋体L2 の開口面60に対して手前側の係合孔56bに係合することにより、撓ませたり、捩ったりして壁面Wの非平面部に固定された基台V2 に対して蓋体L2 の係合を可能にしている。なお、基台V2 の被係合突起41が蓋体L2 の開口面60に対して手前側の係合孔56bに係合した場合には、蓋体L2 の第1及び第2の側壁部51,52の端面と壁面Wとの間には、所定の隙間102が形成される。
次に、図16ないし図19を参照して、給水湯管Pの直線部P0 を収容保護する2本の直線部保護カバーC0 を直線状に接続するための保護カバーC3 について説明する。図16は、2本の直線部保護カバーC0 を保護カバーC3 により直線状に接続した状態の斜視図であり、図17は、保護カバーC3 を構成する基台V3 と蓋体L3 とを分離した状態の斜視図であり、図18は、保護カバーC3 の係合部分G3 の横断面図であり、図19は、図18のZ−Z線拡大断面図である。
保護カバーC3 は、壁面Wに固定される基台V3 と、当該基台V3 に覆蓋されて組み付けられる蓋体L3 とで構成される。基台V3 は、図16及び図17に示されるように、長方形状をした固定板部71の幅方向の両端部に背丈の低い板状の立壁部72が全長に亘って形成され、各立壁部72の長手方向の両端部の内側に被係合突起73がそれぞれ配管方向Dに沿って一体に形成され、各立壁部72における被係合突起73の内端側に干渉回避溝74が固定板部71に達した状態で、当該固定板部71に対して垂直に形成された構成である。このため、基台V3 の長手方向の両端部には、立壁部72の内側面に一対の被係合突起73が対向して設けられている。なお、図17において、75,76,77,78は、それぞれ抜孔、位置決め板部、補強リブ、ビス挿通孔を示す。
また、蓋体L3 は、所定間隔をおいて対向配置された一対の側壁部81が天壁部82で連結されて、長手方向の両端に接続口83が設けられて、天壁部82と対向する部分が開口面84となった構成である。各側壁部81における基台V3 の被係合突起73に対応する部分には、当該被係合突起73に対して係合する係合突条85が配管方向Dに沿って配置されている。即ち、各側壁部81の長手方向の両端部の内側面には、第1及び第2の各連結壁部86,87を介して係合板部88が、前記側壁部81の内側面との間に所定間隔をおいて当該内側面に平行に配置されている。第1連結壁部86は、接続口83を基準にして係合板部88の奥側の端部に当該接続口83と平行に設けられていると共に、第2連結壁部87は、開口面84を基準にして係合板部88の奥側(天壁部82の側)の端部に当該開口面84と平行に設けられている。このため、係合板部88と側壁部81とは、接続口83を基準として奥側の端部、及び開口面84を基準にして奥側の端部がそれぞれ第1及び第2の各連結壁部86,87で閉塞され、接続口83を基準として手前側の端部、及び開口面84を基準にして手前側の端部がそれぞれ開口された構造となる。また、係合板部88は、第1及び第2の各連結壁部86,87を介して側壁部81に連結されているため、係合板部88は、側壁部81に対して強固に連結された構造となり、これに起因する利点は、上記した各保護カバーC1 ,C2 の場合と同様である。係合板部88と第2連結壁部87とは、傾斜連結壁部89を介して連結されている。また、前記係合板部88の側壁部81と対向する内側面における開口面84の側の端部には、係合突条85が配管方向Dに沿って設けられている。また、蓋体L3 の外側面における内側に配置された係合突条85に対応する部分には、基台V3 と蓋体L3 とが被係合突起73と係合突条85との係合により組み付けられた状態で、前記係合を解除する際に力Fを加える位置を示す目印90が施されている。
そして、給水湯管Pの直線部P0 を収容保護する2本の直線部保護カバーC0 を保護カバーC3 で接続するには、壁面Wに基台V3 を固定して、当該基台V3 の両側に直線部保護カバーC0 の基台V0 を直線状にしてそれぞれ固定した後に、各基台V0 の管保持部101に給水湯管Pの直線部P0 を保持させて、各基台V0 に蓋体L0 をそれぞれ覆蓋させると、保護カバーC3 の基台V3 の部分においてのみ給水湯管Pの直線部P0 が露出する。この状態で、基台V3 に対して蓋体L3 を覆蓋させると、当該蓋体L3 の両端部は、直線部保護カバーC0 の蓋体L0 の端部を覆った状態となる(図24参照)。
壁面Wに固定された基台V3 に対して蓋体L3 を押し付けると、基台V3 の被係合突起73の上面の傾斜面に対して蓋体L3 の係合突条85が摺動して、係合板部88並びに第1及び第2の各連結壁部86,87を介して前記係合板部88と連結されている側壁部81が内方に撓まされて、前記係合突条85が前記被係合突起73を通過することにより、係合板部88及び側壁部81は原形状に復元して、図18及び図19に示されるように、基台V3 の被係合突起73と蓋体L3 の係合突条85とが係合されて、基台V3 と蓋体L3 とが一体に組み付けられる。このようにして、基台V3 と蓋体L3 とが組み付けられた状態において、基台V3 の立壁部72と蓋体L3 の側壁部81との間に形成される空間は、蓋体L3 の側壁部81を内方に撓ませて、前記係合を解除する際において、側壁部81の内方への撓みを許容する撓み許容空間70となっている。
また、基台V3 と蓋体L3 とが組み付けられた状態において、基台V3 の被係合突起73と蓋体L3 の係合突条85との係合を解除するには、図18及び図19に示されるように、蓋体L3 の対向する各側壁部81における内部に係合突条85が設けられている部分に内方への力Fを加えて、各側壁部81を内方に撓ませると、蓋体L3 の係合突条85は、第1及び第2の連結壁部86,87、特に第1連結壁部86により、係合突条85と側壁部81とは一体的に連結されているため、側壁部81に加える力Fがそのまま係合突条85に作用し、しかも側壁部81の力Fを作用させる部分の変位がそのまま係合突条85と被係合突起73との係合部分G3 の変位となるため、前記係合が容易に解除される。
また、蓋体L3 の側壁部81の端面と壁面Wとの壁面当接部A3 は直線状になっているので、壁面当接部A3 をシールする作業が容易になることは、前記保護カバーC1 ,C2 と同様である。
また、上記した保護カバーC1 においては、係合孔27の部分のみでなく、係合板部24の全高に亘って第1連結壁部25が形成され、保護カバーC2 においては、高さ方向に沿って所定間隔をおいて設けられた各係合孔56a,56bの部分のみならず、係合板部57の全高に亘って第1連結壁部58が設けられ、更に保護カバーC3 においては、係合突条85の部分のみではなく、係合板部88の全高を超えて第1連結壁部86が設けられていて、係合孔27,各係合孔56a,56b及び係合突条85の部分が、それぞれ対向側壁部21a、第1及び第2の各側壁部51,52、及び側壁部81に対して大きな強度で連結されているため、係合部分G1 〜G3 における係合が確実に維持される利点がある。しかし、本発明においては、係合孔27,各係合孔56a,56b及び係合突条85の部分、又は当該部分を含め高さ方向に沿った周辺部のみを側壁部に連結する構成にしてもよい。
また、前記各実施例1〜3において、干渉回避溝13,42,74は、いずれも基台V1 ,V2 ,V3 の立壁部4b,33,34,72に固定板部1,31,71に至る部分まで形成されているが、本発明における「蓋体の連結壁部との干渉を回避する干渉回避空間」は、基台V1 ,V2 ,V3 に形成された溝状のものに限定されない。例えば、実施例1の保護カバーC1 を構成する基台V1 と蓋体L1 の分離状態の部分拡大図である図2において、基台V1 の蓋体非当接第1立壁部4bの内側面に形成される被係合突起12が前記立壁部4bの高さ方向に沿って上端に近い部分に形成されている場合には、蓋体L1 の第1連結壁部25の高さ(開口面23に対して垂直な方向に沿った長さ)が低かったり、或いはこの状態において、第1連結壁部25が係合板部24の係合孔27に達していない程度に低いと、当該第1連結壁部25は立壁部4bと干渉しないので、当該立壁部4bに干渉回避溝を設ける必要がなくなって、基台V1 の立壁部4bの周辺の空間が「干渉回避空間」となる。
また、上記した実施例1〜3では、給水湯管Pの引出屈曲部P1 又は壁面W上における屈曲部P2 を収容保護する付属的な保護カバー、更には壁面W上において直線的に配設される2本の直線部保護カバーC0 を接続するのに付属的に使用される保護カバーに対して本発明を実施した例であるが、本発明は、直線的に配設される配線・配管材を収容する直線部保護カバーに対しても実施可能である。
本発明に係る保護カバーC1 の使用状態の斜視図である。 図1における基台V1 の被係合突起12と蓋体L1 の係合孔27とが係合した部分の拡大図である。 保護カバーC1 を構成する基台V1 と蓋体L1 とを分解させた状態の斜視図である。 基台V1 の正面図である。 基台V1 と蓋体L1 とが組み付けられた状態の正面断面図である。 図5のX1 −X1 線断面図である。 図5のX2 −X2 線断面図である。 蓋体L1 の対向側壁部21aの変形を主体に示す図5の部分拡大図である。 壁面Wに保護カバーC2 を設置した状態の斜視図である。 保護カバーC2 を構成する基台V2 と蓋体L2 とを分離した状態の斜視図である。 基台V2 の被係合突起41と蓋体L2 の係合孔56a,56bとを示す部分拡大斜視図である。 計3本の直線部保護カバーC0 の各端部が保護カバーC2 で接続された状態の平面図である。 図12のY1 −Y1 線(Y2 −Y2 線,Y3 −Y3 線)断面図である。 対向する一対の係合部分G2 における被係合突起41に対する2つの係合孔56a,56bが異なる状態における図12のY1 −Y1 線(Y2 −Y2 線,Y3 −Y3 線)断面図である。 対向する一対の係合部分G2 は、いずれも被係合突起41に対して係合孔56bが係合している状態を示す図12のY1 −Y1 線(Y2 −Y2 線,Y3 −Y3 線)断面図である。 2本の直線部保護カバーC0 を保護カバーC3 により直線状に接続した状態の斜視図である。 保護カバーC3 を構成する基台V3 と蓋体L3 とを分離した状態の斜視図である。 保護カバーC3 の係合部分G3 の横断面図である。 図18のZ−Z線拡大断面図である。 従来の保護カバーC’を構成する基台V’と蓋体L’とを分離させた状態の斜視図である。 同じく組み付けた状態の斜視図である。 基台V’の被係合爪94と蓋体L’の係合爪97との係合部分G’の横断面図である。
符号の説明
0 :直線部保護カバー
1 〜C3 :保護カバー
1 ,E2 :エルボ
1 〜L3 :蓋体
1 〜V3 :基台
W :壁面
P:給水湯管(配線・配管材)
0 :直線部
1 :引出屈曲部
2 :屈曲部
1,31,71:固定板部(固定部)
8,63,70:撓み許容空間
12,41,73:被係合突起(被係合部)
13,42,74:干渉回避溝(干渉回避空間)
21a,21b,51,52,81:側壁部
25,58,86:第1連結壁部(連結壁部)
26,59,87:第2連結壁部(連結壁部)
27,56a,56b:係合孔(係合部)
41:被係合突起(被係合部)
85:係合突条(係合部)

Claims (6)

  1. 壁面等に固定される固定部を備えた基台と、当該基台に覆蓋された蓋体とから成って、内部に配設した配線・配管材を保護する配線・配管材保護カバーであって、
    前記基台と蓋体とは、当該蓋体の側壁部の内側面の内側に当該内側面に対して所定の間隔をおいて対向して設けられた係合部と、当該係合部と蓋体の側壁部の内側面との間に配置されるように、前記基台に設けられた被係合部との係合により組み付けられると共に、前記蓋体の側壁部を内方に撓ませることにより、前記係合が解除される構成であり、
    蓋体の側壁部と、当該蓋体に設けられた前記係合部との間には、当該蓋体の側壁部の内方への撓みを直接的に前記係合部に作用させる連結壁部が配置され、
    前記連結壁部が前記基台と干渉することなく蓋体を基台に組み付けられることを特徴とする配線・配管材保護カバー。
  2. 前記連結壁部は、蓋体の係合部を超えて当該蓋体の開口側に延設されていることを特徴とする請求項1に記載の配線・配管材保護カバー。
  3. 前記基台には、前記連結壁部の干渉を回避する干渉回避空間が設けられ、当該干渉回避空間は、蓋体の連結壁部の幅と略同一幅に形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の配線・配管材保護カバー。
  4. 前記蓋体における係合部が形成された部分の側壁部の内側面と、前記基台における前記内側面と対向する面との間には、蓋体の側壁部が内方に撓むための撓み空間が形成され、当該撓み空間は、配線・配管材の配設方向に沿って前記係合部の同方向に沿った長さよりも長く形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の配線・配管材保護カバー。
  5. 前記蓋体の係合部は、連結壁部の両側にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載の配線・配管材保護カバー。
  6. 前記蓋体の側壁部の外側における係合部が配置されている部分には、当該係合部の位置を示す目印が形成されていることを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の配線・配管材保護カバー。
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