JP3249916B2 - 壁面に沿って配管されるエアコン用冷媒管の付属保護カバー、及び保護カバー装置 - Google Patents

壁面に沿って配管されるエアコン用冷媒管の付属保護カバー、及び保護カバー装置

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JP3249916B2
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    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16LPIPES; JOINTS OR FITTINGS FOR PIPES; SUPPORTS FOR PIPES, CABLES OR PROTECTIVE TUBING; MEANS FOR THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16L57/00Protection of pipes or objects of similar shape against external or internal damage or wear

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直状保護カバーの
端部に接続された状態で、壁面に沿って配管されるエア
コン用冷媒管を収容して保護するための付属保護カバ
ー、及び保護カバー装置に関するものである。ここで、
「付属保護カバー」とは、「直状保護カバー」と一緒に
使用して、エアコン用冷媒管を収容保護する際に、「直
状保護カバー」どうしの接続部、或いはその端部に使用
される保護カバーのことを示す。
【0002】
【従来の技術】基台と、該基台に結合される蓋体とから
なる保護カバーにおいて、前記基台と前記蓋体とを結合
するのに、特公昭62-48119号, 実開平3-93330 号の各公
報には、ビスを用いて両者を固定するものが開示されて
いる。このビス固定構造のものは、基台と蓋体との固定
が確実にはなるが、多数箇所においていちいちビス固定
を行うのは、極めて面倒である。
【0003】一方、実開平6-71998 号公報の図3には、
基台と蓋体との結合を容易にするために、面倒なビス固
定構造に替えて、係合構造にしたものがある。この係合
構造のものは、基台と蓋体との結合操作は簡単である
が、この種の保護カバーは、主に建物の外壁に取付けら
れるために、太陽熱等によって蓋体の側壁が拡開されて
両者の係合が外れ、その結合状態を維持できない問題が
ある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな実情に鑑み、基台と蓋体との結合操作が極めて簡単
で、しかも太陽熱等により蓋体が拡開されても、両者の
結合を維持できるエアコン用冷媒管の付属保護カバー、
及び保護カバー装置の提供を課題としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明の採用した手段は、基台と、該基台を覆った状
態で該基台に結合される蓋体とからなって、直状保護カ
バーの端部に外嵌接続させた状態で、壁面に沿って配管
されるエアコン用冷媒管を内部に収容して保護する付属
保護カバーにおいて、前記基台と前記蓋体とを、係合に
より相互に結合する構造にして、該基台を構成する基板
に、太陽熱等による蓋体の拡開を防止すべく、該拡開
に伴って拡開することなく変形不能となって、両者の係
合状態を維持する拡開防止部を、該係合状態において前
記蓋体の側壁の外側に位置させて起立して形成したこと
である。
【0006】本発明(請求項1の発明)においては、基
台と蓋体とは、後者によって前者が覆われる関係にあっ
て、該基台を構成する基板部に設けられる拡開防止部
は、蓋体の拡開によっても拡開しないような変形不能な
構造になって、基台と蓋体との係合状態において、前記
拡開防止部は、蓋体の側壁の外側に位置するように形成
されている。このために、太陽熱等によって、蓋体の側
壁が拡開変形しようとしても、その外側に変形不能とな
って形成された前記拡開防止部の存在によって、基台と
蓋体との係合状態は、維持される。また、両者の係合の
解除は、蓋体の側壁を内方に押し付けて弾性変形させた
り、或いは基台に設けられた係合部そのものを内方に後
退させることにより、行う。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、実施例を挙げて、本発明を
更に詳細に説明する。図1は、本発明に係る付属保護カ
バー(以下、単に「付属カバー」と略す)C1,C2,C3
と直状保護カバー(以下、単に「直状カバー」と略す)
0 とを使用して、壁面Wに沿って配管された冷媒管を
収容保護した状態の斜視図であり、エアコン室外機Aに
接続されている冷媒管(図示せず)は、建物の壁面Wに
沿って配管され、その直状部は直状カバーC0 に収容保
護されていると共に、その屈曲部は付属カバーC1,3
に収容保護されている。また、垂直に配管された冷媒管
は、2本の直状カバーC0 に収容されていて、各直状カ
バーC0 は、接続用の付属カバーC2 を介して接続され
ている。各付属カバーC1,C2,C3 は、いずれも本発明
に係るものであって、壁面Wに固定される基台と、これ
に係合される蓋体とで構成されている。
【0008】次に、本発明を実施した付属カバーC1
ついて説明する。図2は、付属カバーC1 を構成する基
台1と蓋体2との分離状態の斜視図であり、図3は、両
者の係合状態の側面図であり、図4は、両者を係合させ
ている途中の状態を示す図3のX−X線端面図であり、
図5は、両者の係合状態を示す端面図であり、図6は、
両者の係合を解いている状態を示す端面図である。付属
カバーC1 は、冷媒管における建物の外部から内部に入
り込む部分を収容保護するためのカバーであって、壁面
に固定される基台1と、該基台1に係合構造により取付
けられる蓋体2とで構成される。
【0009】基台1を構成する基板部3には、その中央
部に冷媒管を挿通させる挿通開口4が設けられていて、
その周縁から僅かに内方に入り込んだ部分にリブ5がほ
ぼ全周に亘って設けられ、該基台1における入口開口対
応部には、直状カバーの挿入をガイドするための一対の
ガイド片6が前方に突出して設けられている。また、こ
の基板部3には、基台1の全体を壁面Wに固定するビス
を挿通させるためのビス孔7が設けられている。また、
基板部3における入口開口対応部には、当該部分に設け
られた前記リブ5との間に所定間隔をおいて前記蓋体2
の側壁8の拡開を防止するための拡開防止部を兼用した
基台係合部9が設けられている。即ち、この基台係合部
9は、基板部3の周縁に起立して設けられた薄板部9a
の上端部に内方に向けて基台係合爪9bが設けられ、該
薄板部9aの前後方向の両端には、それぞれ厚肉部9c
が設けられていて、該薄板部9aが変形しない構造にな
っている。これにより、該基台係合部9が、前記蓋体2
の側壁8の拡開を防止するための拡開防止部を兼用した
構造が実現される。
【0010】一方、蓋体2は、その入口開口部を除く部
分は全体がわん曲していると共に、該入口開口部から所
定長さだけ奥方に入り込んだ部分には、それぞれ垂直な
側壁8が形成されていて、各側壁8は、内方に弾性変形
し得る構造になっている。各側壁8における入口開口部
から所定長さだけ奥方に入り込んでいて、しかもその下
端の部分は、蓋体係合部11となっている。即ち、蓋体
係合部11は、側壁8の上記部分に凹部11aが形成さ
れていて、該凹部11aの内壁を構成している薄板部1
1bの下端部には、前記基台1の基台係合爪9bと相互
に係合し合う関係にある蓋体係合爪11cが設けられて
いる。なお、図5において、Pは、エアコン用の冷媒管
を示す。
【0011】このため、図4及び図5に示されるよう
に、基台1の上方から蓋体2を押し込むと、基台1の基
台係合爪9bの上方傾斜面が、蓋体2の蓋体係合爪11
cの下方傾斜面に押圧されて、蓋体2の各側壁8が内方
に弾性変形されてその間隔が僅かに狭くなる。そして、
蓋体2の蓋体係合爪11cの部分が基台1の基台係合爪
9bの部分を通過すると、弾性変形されていた蓋体2の
各側壁8が原形状に復元して、基台1の基台係合爪9b
と、蓋体2の蓋体係合爪11cとが相互に係合して、基
台1に対して蓋体2が取付けられる。この状態では、基
台係合部9は、変形し得ない構造になって、太陽熱等に
よって蓋体2の側壁8が拡開しようとしても、該基台係
合部9により、その拡開が防止されると共に、側壁8の
拡開方向は、基台係合爪9bと蓋体係合爪11cとの係
合方向であるために、基台1と蓋体2との係合が外れる
ことはない。また、基台1と蓋体2との係合状態では、
基台係合部9の全体が、蓋体係合部11を構成する凹部
11aに嵌まり込んで、基台係合部9の外側面と蓋体2
の外側面とがほぼ同一面となる。
【0012】そして、基台1と蓋体2との係合状態にお
いて、この係合を解くには、図6に示されるように、蓋
体2の側壁8に対して内方に向かう外力Fを加えて、該
蓋体2の各側壁8の間隔を狭くした状態で、基台1に対
して該蓋体2を上方に引き上げると、基台係合爪9bと
蓋体係合爪11cとの係合が解かれて、基台1と蓋体2
とが分離される。
【0013】次に、直状カバーC0 どうしを接続するた
めの付属カバーC2 について説明する。図7は、この付
属カバーC2 を構成する基台21と蓋体22との分離状
態の斜視図であり、図8は、この付属カバーC2 を介し
て直状カバーC0 どうしが接続された状態の側面図であ
り、図9は、同じく平面図であり、図10は、基台21
と蓋体22とが係合された図9のY−Y線断面図であ
り、図11は、両者の係合を解いている状態を示す断面
図である。基台21は、収容される冷媒管の長手方向の
中央部に基台本体部23と、使用状態において、直状カ
バーC0 を構成する基台(図示せず)と蓋体24との各
端部で覆われる案内部25とで構成されて、前記基台本
体部23の両端にそれぞれ前記案内部25が接続されて
いる。
【0014】基台本体部23は、基板部26の両側にそ
れぞれ側壁27が設けられた構成であって、各側壁27
の長手方向の両端面には、該側壁27の内外に所定長だ
け突出するようにして第1リブ板28が上下方向に沿っ
て設けられている。側壁27の外面には、前記第1リブ
板28の内側に僅かの間隔をおいて別の第2リブ板29
が上下方向に設けられて、各リブ板28,29の下端部
には、その外端面との間に所定の隙間を隔てて、蓋体2
2の側壁31に設けられた後述の嵌合凹部39に嵌合さ
れる拡開防止片32が設けられている。また、両側壁2
7には、その下端面に開口した一対のスリット溝33が
設けられることにより、弾性変形板部34が設けられ、
該弾性変形板部34の外側面の下端部には、該弾性変形
板部34を変形させて内方に後退させるための後退操作
片35が設けられ、該後退操作片35よりも僅かに上方
の部分には、長手方向に沿って所定間隔をおいて一対の
基台係合爪36が設けられている。基台本体部23の基
板部26には、前記弾性変形板部34が変形可能なよう
に逃孔37が設けられている。
【0015】一方、蓋体22は、断面逆U字状をしてい
て、各側壁31の内側面における前記基台21の一対の
基台係合爪36に対応する部分には、それぞれ蓋体係合
爪38が設けられ、各側壁31の外側面における前記基
台21の一対の拡開防止片32に対応する部分には、前
記後退操作片35を嵌合させるための嵌合凹部39が設
けられている。なお、図7において、40は、基台21
を壁面に固定するビスを挿通するためのビス孔を示す。
【0016】そして、上記した付属カバーC2 におい
て、図7に示されるように、基台21の直上から蓋体2
2を押し込むと、蓋体22に設けられた蓋体係合爪38
の下方傾斜面が、基台21に設けられた基台係合爪36
の上方傾斜面を押圧することにより、弾性変形板部34
の下端部が内方に変形されて、蓋体係合爪38が基台係
合爪36の部分を通過して、前記弾性変形板部34が原
形状に復元すると、図10に示されるように、両係合爪
36,38が互いに係合されて、基台21に対して蓋体
22が結合される。また、太陽熱等により蓋体22の側
壁31が拡開しようとしても、基台21に設けられた拡
開防止片32が、蓋体22の両側壁31に設けられた嵌
合凹部39に嵌合され、該拡開防止片32によって、蓋
体22の拡開が防止される。
【0017】基台21に対して蓋体22が上記のように
係合されている状態において、両者の係合を解くには、
図11に示されるように、基台21に設けられた各拡開
防止片32の間から蓋体22の外側面に臨んでいる後退
操作片35を、ドライバー等によって内方に押し込ん
で、基台21に設けられた弾性変形板部34を弾性変形
させると、両係合爪36,38の係合が解かれ、この状
態で基台21に対して蓋体22を上方に移動させると、
基台21に対して蓋体22を分離させられる。ここで、
後退操作片35が突出していない構造であると、該後退
操作片35を内方に後退させる力が不意に加わることが
なくなって、前記した両係合爪36,38の係合が不用
意に解かれない利点があるが、該後退操作片35は、蓋
体22の外側面から突出した構造にしてもよい。この付
属カバーC2 は、その基台21に後退操作片35が設け
られていて、該後退操作片35により、該基台21に設
けられた基台係合爪36を蓋体22の内方に後退させ
て、該基台係合爪36と、蓋体22に設けられた蓋体係
合爪38との係合を解除できるため、蓋体22を変形し
なくても、基台21と蓋体22との係合を解除できる利
点がある。
【0018】図12ないし図14に、冷媒管における建
物の外部から内部に入り込む部分を収容保護するための
別の付属カバーC'1が示されている。この付属カバー
C'1は、基台41と、これに係合により結合される蓋体
42とから成り、両者は、別体の係合体43を介して分
離可能に係合される。この係合体43は、蓋体42の側
壁44の内側面に密着して使用される部材であって、そ
の上端部は、該側壁44のわん曲形状に対応してわん曲
しており、その外側面の下端部に係合爪45が設けられ
ていると共に、該係合爪45のやや上方に、後退操作片
46が設けられている。
【0019】基台41の基板部41aにおける入口部か
ら所定長さだけ入り込んだ部分には、該基板部41aの
幅方向の両端部に、前記付属カバーC1 の基台1に設け
られた基台係合部9とほぼ同一構造の基台係合部47が
設けられている。即ち、この基台係合部47の部分は、
変形し得ない構造になっていて、蓋体42の側壁44の
拡開を防止するための拡開防止部としての機能も有して
いる。
【0020】蓋体42における入口部から所定長さだけ
入り込んだ部分は、その側壁44の下端部が欠落されて
欠落部48となっており、該欠落部48に、前記基台4
1に設けられた基台係合部47の部分が入り込む構造に
なっている。また、蓋体42の側壁44における前記欠
落部48のやや上方の部分には、前記後退操作片46が
挿入される挿入孔49が水平に設けられており、蓋体4
2の側壁44の内側面には、前記係合体43の上端のわ
ん曲した部分が挿入される係合体挿入部50が設けられ
ている。蓋体42の両側壁44の内側面にそれぞれ係合
体43が当てがわれて、蓋体42の内側面に設けられた
前記係合体挿入部50と前記挿入孔49とに、それぞれ
係合体43の上端部と後退操作片46とがそれぞれ挿入
されることにより、蓋体42の各側壁44の内側面に係
合体43が取付けられている。
【0021】そして、基台41の直上から蓋体42を押
し込むと、図13に示されるように、蓋体42の側壁4
4の内側面に取付けられた各係合体43の係合爪45
が、それぞれ基台41に設けられた基台係合部47の係
合爪47aと係合して、基台41と蓋体42とが結合さ
れる。この結合状態において、基台41に設けられた基
台係合爪47aの部分は、変形し得ない構造になってい
るために、太陽熱等により蓋体42の側壁44が拡開し
ようとしても、その拡開が防止されると共に、側壁44
の拡開方向が前記各係合爪45,47aの係合方向であ
るために、両者の係合が解かれることもない。蓋体42
の側壁44の拡開が同時に防止される。また、基台41
と蓋体42とが係合されている状態において、両者の係
合を解くには、図14に示されるように、蓋体42の側
壁44から僅かに突出している係合体43の後退操作片
46を押し込むと、係合体43は、その上端部を支点に
して蓋体42の内方に弾性変形し、これにより、係合体
43の係合爪45と基台41の係合爪47aとの係合が
解かれ、このままの状態で、基台41に対して蓋体42
を持ち上げると、基台41と蓋体42とが分離される。
【0022】なお、上記実施例は、本発明を付属カバー
1,C'1, C2 に実施したものであるが、壁面Wにおい
て互いに直交する直状カバーC0 を接続する付属カバー
3のような他の付属カバーに対しても実施可能であ
る。
【0023】
【発明の効果】本発明は、基台と蓋体とは、後者によっ
て前者が覆われる関係にあって、該基台を構成する基板
部に設けられる拡開防止部は、蓋体の拡開によっても拡
開しないような変形不能な構造になって、基台と蓋体と
の係合状態において、前記拡開防止部は、蓋体の側壁の
外側に位置するように形成されているために、太陽熱等
によって、蓋体の側壁が拡開変形しようとしても、その
外側に変形不能となって形成された前記拡開防止部の存
在によって、基台と蓋体との係合状態は、維持される。
また、基台と蓋体との係合の解除は、蓋体の側壁を内方
に押し付けて弾性変形させたり、或いは後退操作部によ
って、基台に設けられた係合部そのものを内方に後退さ
せることにより、簡単に行える。特に、基台に設けられ
た拡開防止部が、蓋体と係合される基台係合部を兼用し
ている構造であると、基台自体の構造が簡単となる利点
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る付属カバーC1,C2,C3 と直状カ
バーC0 とを使用して、壁面Wに沿って配管された冷媒
管を収容保護した状態の斜視図である。
【図2】付属カバーC1 を構成する基台1と蓋体2との
分離状態の斜視図である。
【図3】基台1と蓋体2とが係合された状態の側面図で
ある。
【図4】基台1と蓋体2とを係合させている途中の状態
を示す図3のX−X線端面図である。
【図5】基台1と蓋体2との係合状態を示す端面図であ
る。
【図6】基台1と蓋体2との係合を解いている状態を示
す端面図である。
【図7】付属カバーC2 を構成する基台21と蓋体22
との分離状態の斜視図である。
【図8】この付属カバーC2 を介して直状カバーC0
うしが接続された状態の側面図である。
【図9】同じく平面図である。
【図10】基台21と蓋体22とが係合された状態を示
す図9のY−Y線断面図である。
【図11】基台21と蓋体22との係合を解いている状
態の断面図である。
【図12】付属カバーC'1を構成する基台41と蓋体4
2との分離状態の斜視図である。
【図13】基台41と蓋体42とが係合された状態の端
面図である。
【図14】基台41と蓋体42との係合を解いている状
態を示す端面図である。
【符号の説明】
1,C'1,C2 ,C3 :付属カバー(保護カバー) W:壁面 1,21,41:基台 2,22,42:蓋体 8,31,44:蓋体の側壁 9,47:基台係合部(拡開防止部) 9b,36:基台係合爪 11:蓋体係合部 11c,38:蓋体係合爪 35,46:後退操作片(後退操作部)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基台と、該基台を覆った状態で該基台に
    結合される蓋体とからなって、直状保護カバーの端部に
    外嵌接続させた状態で、壁面に沿って配管されるエアコ
    ン用冷媒管を内部に収容して保護する付属保護カバーで
    あって、 前記基台と前記蓋体とは、係合により相互に結合され
    て、該基台を構成する基板部には、太陽熱等による蓋体
    の拡開を防止すべく、該拡開に伴って拡開することなく
    変形不能となって、両者の係合状態を維持する拡開防止
    部が、該係合状態において前記蓋体の側壁の外側に位置
    させて起立して形成されていることを特徴とする壁面に
    沿って配管されるエアコン用冷媒管の付属保護カバー。
  2. 【請求項2】 基台の拡開防止部は、蓋体と係合される
    係合部を兼用していることを特徴とする請求項1に記載
    の壁面に沿って配管されるエアコン用冷媒管の付属保護
    カバー。
  3. 【請求項3】 基台の係合部は、蓋体との係合を解除可
    能なように、拡開防止部とは独立して内方に後退可能に
    設けられ、基台又は蓋体には、前記係合部を後退させる
    ための後退操作部が設けられていることを特徴とする請
    求項1に記載の壁面に沿って配管されるエアコン用冷媒
    管の付属保護カバー。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の付属保護カバーと、該
    付属保護カバーの端部に内嵌状態で接続される直状保護
    カバーとから成る壁面に沿って配管されるエアコン用冷
    媒管の保護カバー装置。
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