JP3234553B2 - 電装箱およびその電装箱を用いた空気調和機 - Google Patents

電装箱およびその電装箱を用いた空気調和機

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JP3234553B2 JP26670197A JP26670197A JP3234553B2 JP 3234553 B2 JP3234553 B2 JP 3234553B2 JP 26670197 A JP26670197 A JP 26670197A JP 26670197 A JP26670197 A JP 26670197A JP 3234553 B2 JP3234553 B2 JP 3234553B2
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隆 川鍋
元美 山内
浩三 二宮
憲一 中島
円 落合
浩一 青石
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の電装
箱の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、本体内に熱交換器と電装箱とを
隣接して配置した空気調和機は知られている。この種の
電装箱では、電装箱本体に空気の温度を検出する温度セ
ンサのセンサケーブルを保持するアーム部材を一体に形
成し、このアーム部材に保持されたセンサケーブルに接
続された温度センサを保持するホルダをアーム部材とは
別体に形成したものが製造されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この電装箱は、空気調
和機本体に組み込まれる前に所定の工場で製造され、組
み込み時には別の工場に搬入されて組み込まれるのが一
般的である。
【0004】この電装箱を搬送する場合には、従来、ホ
ルダがぶらぶらして邪魔にならないように、当該ホルダ
を電装箱本体にテープなどで止めて搬送される。
【0005】しかしながら、テープなどで止めて搬送す
ると、搬入先ではそのテープを次の作業のためにその都
度剥がねばならず作業が煩雑となるばかりかそのための
作業時間が長くかかり作業効率が低下するという問題が
ある。
【0006】そこで、本発明の目的は、簡単な構成によ
って、前記課題を解消することのできる空気調和機およ
び電装箱を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
本体内に熱交換器と電装箱とを隣接して配置した空気調
和機において、電装箱本体に空気の温度を検出する温度
センサのセンサケーブルを保持するアーム部材を一体に
形成し、このアーム部材に保持されたセンサケーブルに
接続された温度センサを保持するホルダをアーム部材と
は別体に形成し、前記ホルダには熱交換器の冷媒管に係
合可能な爪部を形成し、前記アーム部材には前記ホルダ
の爪部が係合可能な係止部を形成したものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項2記載の発明は、
電装箱本体と、この電装箱本体に一体に形成され、温度
センサのセンサケーブルを保持するアーム部材と、この
アーム部材とは別体に形成され、温度センサのセンサ本
体を保持するホルダとを備えた電装箱において、前記ホ
ルダには熱交換器の冷媒管に係合可能な爪部を形成し、
前記アーム部材にはホルダの爪部が係合可能な係止部を
形成したものである。
【0009】
【0010】これらの発明では、アーム部材に係止孔を
設け、センサケーブルに接続されたセンサ本体を保持す
るホルダにはこの係止孔に係合する爪部を設けたので、
電装箱の搬出時等にはこの係止孔に該爪部を係合するだ
けでよく、電装箱の搬出時等にいちいちセンサ本体を保
持するためのホルダを電装箱本体にテープなどで貼り付
けて固定する必要はなくなる。さらに搬入先でも次の作
業のためにその都度テープを剥がねばならないという煩
わしさが解消される。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】図1において、符号1は壁掛型の室内機
(以下、本体という。)を示す。この本体1には電装箱
11、送風機(図示せず)、熱交換器15、冷媒配管2
9等の各種機器類が殆ど隙間なく収納されている。熱交
換器15は、図2に示すようにフィン・チューブ型の熱
交換器であり、本体1の前部に設置される。この熱交換
器15には冷媒配管29が接続され、この冷媒配管29
は本体1の外に導出され、室外機(図示せず)の圧縮
機、減圧装置、室外熱交換器等に接続される。この熱交
換器15の下方には、発泡ポリスチレン製のドレンパン
31が設置され、このドレンパン31の下方には風向変
更羽根33が設置される。
【0013】この実施形態では、電装箱11の構造に特
徴を有する。本体1内には、図2に示すように、熱交換
器15と電装箱11とが隣接して配置される。電装箱1
1は電装箱本体101を有し、この電装箱本体101に
はアーム部材105が一体に形成され、このアーム部材
105には熱交換器15の一次側の空気温度を検出する
温度センサのセンサケーブル121が係止片106を介
して保持される。このセンサケーブル121は、アーム
部材105とは別体に形成されたホルダ103のケーブ
ル固定溝123に挟持されて熱交換器15の一次側前面
に延出し、ホルダ103の先端部に保持された温度セン
サのセンサ本体107に接続される。
【0014】このホルダ103は、図3a〜図3cに示
すように固定溝123を有するケーブル保持部124と
センサ本体107を保持するセンサ保持部125とによ
って構成される。このホルダ103の下面には、図3b
に示すようにホルダ脚部111,113が形成され、両
ホルダ脚部111,113には、図3cに示すように二
つの爪部115が形成され、ホルダ103を熱交換器1
5に取り付ける場合、この爪部115は、図2に示すよ
うに熱交換器15の冷媒管に嵌合される。
【0015】この電装箱11は、本体1に組み込まれる
前に所定の工場で製造され、組み込み時には別の工場に
搬入されて組み込まれるのが一般的である。
【0016】この電装箱11を搬送する場合には、従
来、ホルダがぶらぶらして邪魔にならないように、当該
ホルダを電装箱本体にテープなどで止めて搬送される。
【0017】しかしながら、テープなどで止めて搬送す
ると、搬入先ではそのテープを次の作業のためにその都
度剥がねばならず作業が煩雑となるばかりかそのための
作業時間が長くかかり作業効率が低下する。
【0018】これを解消するために、図2に示すよう
に、アーム部材105に一対の係止孔109が形成さ
れ、電装箱11を搬送する場合、図4に示すように、こ
の係止孔109にはホルダ脚部111の爪部115が係
合される。
【0019】これによれば、電装箱11を搬送する場合
に、ホルダ脚部111に設けた爪部115を、アーム部
材105に設けた係止孔109に挿入するだけで、ホル
ダ103を電装箱本体101に固定することができるの
で、従来のように、テープ等でいちいち固定する必要は
なく作業が簡単になるばかりか、電装箱11の搬入先に
おいても固定されたテープを剥ぐという面倒な手作業か
ら開放され、従来のものに比べて作業効率を格段に向上
させることができる。
【0020】また、爪部115は熱交換器15へのホル
ダ取付用部材を利用するので、構成は簡単であり、製造
コストが増大することはない。
【0021】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明は、これに限定されるものではない。例
えば、爪部115は熱交換器15へのホルダ取付用部材
を利用せず、ホルダに別に形成することが可能である。
【0022】
【発明の効果】これらの発明では、電装箱を搬出等する
場合にセンサを保持するためのホルダがぶらぶらして邪
魔にならないようにするために、いちいち該ホルダを電
装箱本体にテープなどで貼り付けて固定する必要はな
く、アーム部材に設けられた係止孔に該ホルダに設けら
れた爪部を係合するだけで簡単に該ホルダをアーム部材
を通じて電装箱本体に固定でき簡便であり、さらに搬入
先でも次の作業のためにその都度テープを剥がねばなら
ないという煩わしさが解消される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機を示す正面一部断面図
である。
【図2】本発明による電装箱を示す正面図である。
【図3】aはセンサを保持するためのホルダを示す平面
図、bは該ホルダを示す側面図、cは該ホルダを示す端
面図である。
【図4】アーム部材にホルダを係合した状態を示す図で
ある。
【符号の説明】
1 本体 11 電装箱 101 電装箱本体 103 ホルダ 105 アーム部材 107 センサ本体 109 係止孔 121 センサケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 中島 憲一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 落合 円 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (72)発明者 青石 浩一 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−60918(JP,A) 特開 平3−273108(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】本体内に熱交換器と電装箱とを隣接して配
    置した空気調和機において、電装箱本体に空気の温度を
    検出する温度センサのセンサケーブルを保持するアーム
    部材を一体に形成し、このアーム部材に保持されたセン
    サケーブルに接続された温度センサを保持するホルダを
    アーム部材とは別体に形成し、前記ホルダには熱交換器
    の冷媒管に係合可能な爪部を形成し、前記アーム部材に
    は前記ホルダの爪部が係合可能な係止部を形成したこと
    を特徴とする空気調和機。
  2. 【請求項2】電装箱本体と、この電装箱本体に一体に形
    成され、温度センサのセンサケーブルを保持するアーム
    部材と、このアーム部材とは別体に形成され、温度セン
    サのセンサ本体を保持するホルダとを備えた電装箱にお
    いて、前記ホルダには熱交換器の冷媒管に係合可能な爪
    部を形成し、前記アーム部材にはホルダの爪部が係合可
    能な係止部を形成したことを特徴とする電装箱。
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JP6289702B2 (ja) * 2017-03-23 2018-03-07 三菱電機株式会社 空気調和装置
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