JPS624823Y2 - - Google Patents

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JPS624823Y2
JPS624823Y2 JP1982202311U JP20231182U JPS624823Y2 JP S624823 Y2 JPS624823 Y2 JP S624823Y2 JP 1982202311 U JP1982202311 U JP 1982202311U JP 20231182 U JP20231182 U JP 20231182U JP S624823 Y2 JPS624823 Y2 JP S624823Y2
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JP
Japan
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plate
chamber
heat
heat insulating
top plate
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JP1982202311U
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JPS59103129U (ja
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  • Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は冷凍装置、詳しくは熱交換器及びフ
アンを備え、該フアンの吹出側に吹出チヤンバー
を設けて、このチヤンバーの内面に防熱板を貼着
した冷凍装置に関する。
従来、冷凍装置として例えば実開昭55−83652
号公報のごとくケーシングの内部を仕切壁により
区画して第1及び第2空間を形成し、この第1空
間に圧縮機及び室外側熱交換器を内装すると共
に、前記第2空間に室内側熱交換器及び送風フア
ンを内装して、この室内側熱交換器で熱交換され
た空気を送風フアンを介して室内側に吹出すべく
したものが知られている。
又、前記空気の室内側への吹出形式として、例
えば第4図に示すごとく前記第2空間4の上部で
送風フアン9の吹出側に、吹出チヤンバー12を
形成して、室内側熱交換器8で熱交換された空気
を、前記フアン9により前記チヤンバー12を介
して室内側へと吹出すべくしたものが知られてい
る。そしてこの形式のものでは、前記チヤンバー
12を形成する天板12bと背板12aとにそれ
ぞれ防熱板13を貼着して前記チヤンバー12の
内部を断熱構造としているのである。
ところで以上の如く吹出チヤンバー12の背板
12a又は第1及び第2空間3,4の仕切壁に防
熱板13を取付ける場合、従来では防熱板13の
一側面に接着剤を設け、この接着剤により防熱板
13を貼着させるとともに、前記接着剤の劣化な
どにより防熱板13が剥離して断熱効果を損なう
虞れをなくするために、第5図に詳しく示すごと
く、軸部aと頭部bとをもつ固定金具cを用い、
該金具cの頭部bを接着剤dを介して前記天板1
2bに取付けると共に、前記金具cの軸部aを前
記防熱板13に貫通させて、この軸部aの貫通端
部に当金eを挿嵌させ、該当金eを前記防熱板1
3の下面に当接させた状態で、前記軸部aを折曲
げることにより、前記金具cを介して防熱板13
を天板12bに取付けるべくしていた。
ところが前記防熱板13の天板12bへの取付
手段では、前記チヤンバー12内の狭い空間にお
いて固定金具cを天板12bに取付け、また該金
具cの軸部aに防熱板13を貫通させたり、前記
軸部aを折曲げたりする必要があつて、防熱板1
3の取付作業が非常に厄介で長時間を必要とし
て、作業性が悪い問題があつたのである。
本考案の目的は、吹出チヤンバーの1部を形成
するフアンの吹出口上板を利用し、簡単な構成に
より天板に貼着する防熱板の押止めが行なえ、前
記した従来の固定金具を用いなくとも前記防熱板
が剥離することを防止できるようにしたものであ
る。
即ち、前記吹出チヤンバーを、前記フアンの吹
出口上板を用い、該吹出口上板とケーシングの天
板及び背板とにより形成していることに着目し、
前記吹出口上板を利用して前記チヤンバーの内面
に防熱板を極めて簡単に取付けるべくしたもので
ある。
本考案の構成は、熱交換器、送風フアンを備
え、該フアンの吹出側に吹出チヤンバーを設けて
該チヤンバーの内面に防熱板を貼着した冷凍装置
であつて、前記フアンの吹出口に設ける吹出口上
板に、前記チヤンバーを形成する背板に沿う立上
片を設けると共に、該立上片の上端に前記チヤン
バーを形成する天板に沿う屈曲片を設けて前記立
上片及び屈曲片により前記背板及び天板に貼着す
る前記防熱板を押止めるごとくしたものである。
以下本考案にかかる冷凍装置を図面の実施例に
よつて説明する。
第1図に示す冷凍装置は、ケーシング1の内部
に仕切壁2により区画された第1及び第2空間
3,4を形成し、この第1空間3に圧縮機5、室
外側熱交換器6及びプロペラフアン7を内装する
と共に、前記第2空間4には室内側熱交換器8と
シロツコ式送風フアン9とを内装し、前記第2空
間4の内方上部で前記フアン9の吹出口10に、
吹出口上板11を設けて、該吹出口上板11と前
記ケーシング1天板1a及び前記仕切壁2の1部
とにより、吹出チヤンバー12を形成し、前記室
内側熱交換器8により熱交換された空気を、前記
フアン9を介して吹出チヤンバー12から室内側
に吹出すべくしている。
また前記チヤンバー12の内面には、つまり前
記仕切壁2の一部から成る前記チヤンバー12の
背板2a及び天板1aの内面には、それぞれグラ
スウールなどの防熱板13を接着剤で貼着させ
て、前記チヤンバー12を断熱構造としている。
しかして前記チヤンバー12の内面に防熱板1
3を次のごとくして支持させたのである。
即ち、第2及び第3図に示すごとく、前記チヤ
ンバー12を形成する吹出口上板11に、該チヤ
ンバー12の背板2aに沿う立上片11aを一体
形成すると共に、該立上片11aの上端に前記チ
ヤンバー12を形成する天板1aに沿う屈曲片1
1bを一体形成して、前記吹出口上板11の立上
片11aと屈曲片11bとにより、前記背板2a
及び天板1aに貼着する各防熱板13を押止める
べくしたのである。
図の実施例では、前記吹出チヤンバー12を形
成する天板1aの前端側を、前記チヤンバー12
の内方側に折曲げて、この折曲部12cに天板1
aに貼着する防熱板113の前端側を挿込んで支
持させ、前記折曲部12cと前記吹出口上板11
の屈曲片11bとにより、前記防熱板13の前後
端部をそれぞれ支持させるべくしている。
また前記吹出口上板11の幅方向両側部には、
前記吹出チヤンバー12を形成する両側板1bと
対向する側片11cを一体に設けて、この側片1
1cにより前記チヤンバー12の側板12dに貼
着する防熱板13を押止め支持させるべくしてい
る。
本考案は以上のごとく構成したもので、吹出チ
ヤンバー12の背板2a及び天板1aに防熱板1
3を貼着して、前記吹出チヤンバー12に吹出口
上板11を取付けるのであり、斯くして前記吹出
口上板11の立上片11aと屈曲片11bとによ
り、前記背板2a及び天板1aに貼着する各防熱
板13は押止め支持させられるのである。
尚、冷凍装置の運転時に、室内側熱交換器8に
より熱交換された空気は、送風フアン9から前記
チヤンバー12に送られ、該チヤンバー12から
室内側に吹出されるのであり、然してこのチヤン
バー12は、前記上板11により防熱板13が剥
離したりすることなく、確実に押止め支持され、
換言すれば内部の断熱性が保障されるのである。
従つて前記チヤンバー12からケーシング1の
外部又は第1空間3側に、熱が逸散したりするこ
とがないのであり、特に前記吹出口上板11上に
ヒータ(図示せず)を配置して、該ヒータに送風
フアン9から吹出される空気を接触させ、室内の
暖房を行なうような場合、前記ヒータの熱を前記
第1空間3側に伝えたりすることがなく、また前
記ヒータの熱により前記チヤンバー12の背板2
aを直接加熱したりすることもないのである。
以上説明したごとく本考案の冷凍装置では、吹
出チヤンバーを形成する吹出口上板に、該吹出チ
ヤンバーの背板に沿う立上片を設けると共に、こ
の立上片に前記吹出チヤンバーを形成する天板に
沿う屈曲片を形成して、これらの立上片と屈曲片
とにより前記背板及び天板に貼着する防熱板を押
止め支持させるべくしたから、従来に較べて防熱
板を極めて簡単に取付け得て、作業性を著しく高
め得るのであり、また前記立上片と屈曲片とによ
り前記防熱板を確実に支持させることができ、前
記チヤンバーの断熱性を確実に保障できるに至つ
たのである。
しかも前記チヤンバーを形成する上板を利用し
て、前記防熱板を支持させるため従来のごとく固
定金具などを必要とせず、構造を簡単として安価
な提供が可能となり、その上前記上板の立上片と
屈曲片とにより防熱板を押止め支持させるため、
前記固定金具を用いる場合のごとく、防熱板を傷
付けたりすることがなく、該防熱板の断熱性能を
確実に発揮させ得るのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案にかゝる冷凍装置の配置図、第
2図は同要部の拡大断面図、第3図は第2図X−
X線の断面図、第4及び第5図は従来例を示す断
面図である。 8……熱交換器、9……フアン、10……吹出
口、11……上板、11a……立上片、11b…
…屈曲片、12……吹出チヤンバー、2a……背
板、1a……天板、13……防熱板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 熱交換器8、送風フアン9を備え、該フアン9
    の吹出側に吹出チヤンバー12を設けて、該チヤ
    ンバー12の内面に防熱板13を貼着した冷凍装
    置であつて、前記フアン9の吹出口10に設ける
    吹出口上板11に、前記チヤンバー12を形成す
    る背板2aに沿う立上片11aを設けると共に、
    該立上片11aの上端に前記チヤンバー12を形
    成する天板1aに沿う屈曲片11bを設けて前記
    立上片11a及び屈曲片11bにより前記背板2
    a及び天板1aに貼着する前記防熱板13を押止
    めるごとくしたことを特徴とする冷凍装置。
JP1982202311U 1982-12-27 1982-12-27 冷凍装置 Granted JPS59103129U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982202311U JPS59103129U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 冷凍装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1982202311U JPS59103129U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 冷凍装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59103129U JPS59103129U (ja) 1984-07-11
JPS624823Y2 true JPS624823Y2 (ja) 1987-02-04

Family

ID=30427783

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1982202311U Granted JPS59103129U (ja) 1982-12-27 1982-12-27 冷凍装置

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JP (1) JPS59103129U (ja)

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JPS59103129U (ja) 1984-07-11

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